JPH11225391A - ハンズフリー通話装置 - Google Patents

ハンズフリー通話装置

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JPH11225391A
JPH11225391A JP2531298A JP2531298A JPH11225391A JP H11225391 A JPH11225391 A JP H11225391A JP 2531298 A JP2531298 A JP 2531298A JP 2531298 A JP2531298 A JP 2531298A JP H11225391 A JPH11225391 A JP H11225391A
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仁一 倉持
Suehiro Shimauchi
末廣 島内
Yoichi Haneda
陽一 羽田
Yutaka Kaneda
豊 金田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のハンズフリー通話装置は、第1スピー
カーと、第1スピーカーからの出力音声の位相を反転さ
せて出力し、第1スピーカーからマイクへ回り込む音声
を打ち消す第2スピーカーの向きは共に話者に向かって
いる。このため、話者の位置でも第1スピーカー及び第
2スピーカーからの出力音声が共に打ち消すため、相手
話者の音声が聞き取りにくい。 【解決手段】 第1スピーカー2とマイク4との間に位
相を反転させた音声信号を出力する第2スピーカー3を
配置し、第2スピーカー3の向きを話者の方向からずら
して配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンズフリー通
話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、特開平3−278800号公報
に示された従来例のハンズフリー通話装置のブロック
図、図10は一実施例を示す製品の断面側面図である。
図9、図10において、101は筺体、102は第1ス
ピーカー、103は第2スピーカー、104はマイク、
105は増幅器、106は位相反転増幅器、108は増
幅器、30は送受信回路、31は受話回線、32は送信
回線、120は回路部全体、21は話者である。また、
図11は、同じく特開平3−278800号公報に示さ
れたハンズフリー通話装置のブロック図、図12は一実
施例を示す製品の断面側面図である。図11、図12に
おいて、110はA/D変換器、111はD/A変換
器、112はD/A変換器、113はA/D変換器、1
14はD/A変換器、115はデジタル処理回路、12
0aは回路部全体であり、その他の番号は、図9、図1
0と同一である。
【0003】次に動作について説明する。一般に、ハン
ズフリー通話装置を使用し、通信回線を用いて隔たった
地点で通話する場合、ハウリング防止やスムースなダブ
ルトークのためにスピーカーからマイクへ回り込む信号
を減少させることが必要である。図9に示す特開平3−
278800号公報に示された従来例のハンズフリー通
話装置のブロック図において、受信回線31から送受信
回路30に入った信号は、増幅器105を経て、第1ス
ピーカー102より拡声され、また位相反転増幅器10
6を経て、第2スピーカーから拡声される。これらの拡
声音はマイク104に入力され、増幅器108を経て送
受信回路30に入り、送話回線32により相手側に送ら
れる。また、図10の装置断面図において、第1スピー
カー102、第2スピーカー103をマイク104の等
距離の同心円上に配置させ、また、第1スピーカー10
2と第2スピーカー103の拡声位相が反転しているた
め、マイク位置で拡声音が打ち消し合いマイクが拾う信
号がほぼ0になる。上記図9、図10の実施例におい
て、第1スピーカー102とマイク104までの距離
と、第2スピーカー103とマイク104までの距離に
微少な距離差があったり、第1スピーカーと第2スピー
カーの向きや、出力感度に差があると、マイクが拾う信
号が増加してしまう。この欠点を改善するために発明さ
れた特開平3−278800号公報に示されたハンズフ
リー通話装置の1実施例であるブロック図図11におい
て、受信回線31から送受信回路30に入った信号はA
/D110でA/D変換され、デジタル処理回路115
に入る。デジタル回路からの出力された信号は、D/A
111でD/A変換され増幅器105で増幅されて第1
スピーカー102から拡声される。また、A/D110
でA/D変換され、デジタル処理回路115に入りデジ
タル処理回路で別処理されて出力された信号はD/A1
12でD/A変換され、位相反転増幅器106で反転増
幅されて第2スピーカー103で拡声される。第1スピ
ーカーからの拡声音、第2スピーカーからの拡声音はマ
イク104に回り込む。この信号は増幅器108で増幅
され、A/D113でA/D変換され、デジタル処理回
路に入る。デジタル処理部で第2スピーカーからの位相
を補正し、第1スピーカーと第2スピーカーからの回り
込み信号を相殺させるようにしてデジタル処理部から出
力し、D/A114でD/A変換され、送受信回路に入
り送話回線32を通って相手側に送られる。またこのと
きの一実施例のシステム断面図は、図12であり、図1
0と同じ構成となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンズフリー通
話装置は、以上のように構成されているので、スピーカ
ーからマイクへ回り込む信号は減少するが、第1スピー
カーと第2スピーカーは逆位相で拡声しているため、話
者位置における第1スピーカーと第2スピーカーから拡
声される合成周波数特性は、位相干渉により低域のレベ
ルが落ち込み、また、凹凸の激しい音圧周波数特性にな
る。このため、受信回線からの信号とはほど遠い特性と
なり、話者にとって、相手の話し声の明瞭度が悪く、非
常に聞き取りにくいなどの問題があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、スピーカーからマイクへの回
り込み信号を減少させ、ハウリング防止し、スムースな
ダブルトークを実現し、また、話者位置での音圧周波数
特性が劣化せず明瞭度の高い拡声ができるハンズフリー
通話装置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るハンズフ
リー通話装置は、筺体と、この筺体の前部に設けられ、
外部からの受話信号を所定大きさまで増幅させる増幅器
を通し、出力される信号を音声に変換する第1スピーカ
ーと、上記筺体の側部に配置され、話音音声を送話信号
に変換するマイクと、上記受話信号を減衰して減衰受話
信号を出力する減衰器と、上記減衰受話信号の位相を反
転して反転受話信号を出力する位相反転器と、上記第1
スピーカーと上記マイクとの間に設けられ、上記反転受
話信号を音声に変換する第2スピーカーとからなり、上
記第1スピーカーの中心軸と上記第2スピーカーの中心
軸をずらし、上記第1スピーカーと上記第2スピーカー
を配置したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1は実施の形態
1のブロック図である。図において、2は第1スピーカ
ー、3は第2スピーカー、4はマイク、5は増幅器、6
は減衰器、7は位相反転器、8は増幅器、10はA/D
変換器、11はD/A変換器、13はA/D変換器、1
4はD/A変換器、15はデジタル処理回路、30は送
受信回路、31は受信回線、32は送信回線である。受
信回線31から送受信回路30に入った信号はA/D1
0でA/D変換され、デジタル処理回路115に入る。
デジタル回路からの出力された信号は、D/A11でD
/A変換され増幅器5で増幅されて第1スピーカー2か
ら拡声される。また、A/D11でD/A変換され、減
衰器6により第1スピーカー2から拡声される音量に対
し、所定の大きさの信号にし、位相反転器7により信号
を逆位相とし、第2スピーカー3で拡声される。第1ス
ピーカー2からの拡声音、第2スピーカー3からの拡声
音はマイク4に回り込む。この信号は増幅器8で増幅さ
れ、A/D13でA/D変換され、デジタル処理回路を
通り、D/A14でD/A変換され、送受信回路30に
入り送話回線32を通って相手側に送られる。図2は、
実施の形態1の実施例の断面側面図である。図におい
て、1は筺体、2は第1スピーカー、3は第2スピーカ
ー、4はマイク、20は図1に示した回路部全体、21
は話者、30は送受信回路、31は受信回線、32は送
信回線である。第1スピーカー2は前面に取り付けら
れ、第2スピーカー3は上面に取り付けられている。ま
た、マイク4は第2スピーカー3の近傍に取り付けられ
ている。このように構成されたシステムにおいて、第1
スピーカー2からの拡声音は、マイク4へ回り込む。ま
た、第2スピーカー3からの拡声音もマイク4へ回り込
むが、第1スピーカー2からの拡声音とは逆位相で、か
つマイク位置での音圧が第1スピーカー2からの回り込
み音圧とほぼ同じになるように調整されている。このよ
うに構成されているため、 スピーカーからマイクへの回り込み量は、逆位相によ
り相殺され、第1スピーカーのみの拡声音の回り込み量
より減少させることができハウリング防止、スムースな
ダブルトークを行うことができる。図3−bにスピーカ
ーからマイクへの回り込み量の周波数特性を示す。 話者位置での第2スピーカー3の拡声音は、第1スピ
ーカー2の拡声音に比べ無視できるほど小さいので、話
者位置での音圧周波数特性は、第1スピーカー2からの
拡声音に支配され、良好な特性となり、明瞭度の高い拡
声音が得られる。図3−aに話者位置の音圧周波数特性
を示す。
【0008】実施の形態2.この発明の実施の形態2を
図について説明する。図4は実施の形態2のブロック図
である。図において、2は第1スピーカー、3は第2ス
ピーカー、4はマイク、5は増幅器、6は減衰器、7は
位相反転器、8は増幅器、10はA/D変換器、11は
D/A変換器、13はA/D変換器、14はD/A変換
器、15はデジタル処理回路、30は送受信回路、31
は受信回線、32は送信回線、23はローパスフィルタ
ーである。受信回線31から送受信回路30に入った信
号はA/D10でA/D変換され、デジタル処理回路1
15に入る。デジタル回路からの出力された信号は、D
/A11でD/A変換され増幅器5で増幅されて第1ス
ピーカー2から拡声される。また、A/D11でD/A
変換され、減衰器6により第1スピーカー2から拡声さ
れる音量に対し、所定の大きさの信号にし、位相反転器
7により信号を逆位相とし、さらに減衰器6の前段また
は後段に低域を通すローパスフィルター23を通し、第
2スピーカー3で拡声される。第1スピーカー2からの
拡声音、第2スピーカー3からの拡声音はマイク4に回
り込む。この信号は増幅器8で増幅され、A/D13で
A/D変換され、デジタル処理回路を通り、D/A14
でD/A変換され、送受信回路30に入り送話回線32
を通って相手側に送られる。また、実施の形態2を示す
断面側面図は、実施の形態1と同じである。このように
構成されているので、効果は実施の形態1と同じ効果が
得られ、第2スピーカー3の回路にローパスフィルター
23を設け、位相が乱れ第1スピーカーの位相と逆相に
なりにくい高域をカットすることで、マイクへの回り込
み特性は実施の形態1より改善される。図5にマイクへ
回り込む特性を示す。第1スピーカー2の拡声音の位相
と第2スピーカー3の拡声音の位相は180度ずれるよ
うに第2スピーカー3の回路部に位相反転器7を設けて
いるが、第1スピーカー2、第2スピーカー3の高域で
の位相の違いや第1スピーカー2と第2スピーカー3の
距離差による高域での位相のずれ等により1KHz以上
になると位相が乱れ始める。このため、ローパスフィル
ターの遮断周波数fcはfc=500Hz以下に設定す
るとマイクへの回り込み特性改善により効果がある。
【0009】実施の形態3.この発明の実施の形態3を
図について説明する。図6は実施の形態3のブロック図
である。図において、2は第1スピーカー、3は第2ス
ピーカー、4はマイク、5は増幅器、6は減衰器、7は
位相反転増幅器、8は増幅器、10はA/D変換器、1
1はD/A変換器、13はA/D変換器、14はD/A
変換器、15はデジタル処理回路、30は送受信回路、
31は受信回線、32は送信回線、23はローパスフィ
ルター、24,25はハイパスフィルターである。受信
回線31から送受信回路30に入った信号はA/D10
でA/D変換され、デジタル処理回路115に入る。デ
ジタル回路からの出力された信号は、D/A11でD/
A変換され増幅器5で増幅されて第1スピーカー2から
拡声される。また、A/D11でD/A変換され、減衰
器6により第1スピーカー2から拡声される音量に対
し、所定の大きさの信号にし、位相反転器7により信号
を逆位相とし、さらに減衰器6の前段または後段に低域
を通すローパスフィルター23を通し、第2スピーカー
3で拡声される。このように構成された実施の形態2に
対し、第1スピーカー2と第2スピーカー3の低域特性
が合っていれば不要であるが、合っていない場合、第1
スピーカー2と第2スピーカー3の低域特性を合わせる
ために、第1スピーカー2の回路または/及び第2スピ
ーカー3の回路にハイパスフィルター24,25を設け
た。また、実施の形態3を示す断面側面図は、実施の形
態1と同じである。このように構成されているので、効
果は実施の形態2と同じ効果が得られ、また、第1スピ
ーカー2と第2スピーカー3の回路にハイパスフィルタ
ーを設け低域特性を合わせたので、マイクへの回り込み
特性の低域の盛り上がりがなくなり、マイクへの回り込
み特性は実施の形態2より改善される。図7−aに第1
スピーカー2と第2スピーカー3の低域特性が合ってい
ない場合のマイクへ回り込む特性を示す。また、図7−
bに実施の形態3で低域特性を合わせた場合のマイクへ
の回り込み特性を示す。
【0010】実施の形態4.この発明の実施の形態4を
図について説明する。図8は実施の形態1の実施例の断
面側面図である。図において、1は筺体、2は第1スピ
ーカー、3は第2スピーカー、4はマイク、20は実施
の形態1,2,3で使用したどれかの回路部全体、30
は送受信回路、31は受信回線、32は送信回線であ
る。また、41は第1スピーカー2のバックキャビテ
ィ、42は第2スピーカー3のバックキャビティであ
る。このように構成されたシステムにおいて、第1スピ
ーカー2からの拡声音は、マイク4へ回り込む。また、
第2スピーカー3からの拡声音もマイク4へ回り込む
が、第1スピーカー2からの拡声音とは逆位相で、かつ
マイク位置での音圧が第1スピーカー2からの回り込み
音圧とほぼ同じになるように調整されている。第1スピ
ーカー2、第2スピーカー3の裏側が閉じられていない
スピーカーを使用する場合、上記のように第1スピーカ
ー2、第2スピーカー3の回路を調整しても、筺体1に
組み込んで動作させた場合、第1スピーカーの背圧で第
2スピーカー3の振動板が振らされ、第2スピーカー3
のマイクに回り込む音圧が非常に大きくなり、第1スピ
ーカー2からのマイク4への回り込みと第2スピーカー
3からマイク4への回り込みの合成特性が悪化し、ハウ
リングが起きやすく、またスムースなダブルトークも困
難になる。これらを解決するために、第1スピーカー
2、第2スピーカー3の一方または両方に専用のバック
キャビティ41,42を設け、背圧による悪影響を除去
し、ハウリングを防止し、スムースなダブルトークを実
現することができる。また、話者位置音圧特性が良好
で、明瞭度が高く、また、第1スピーカー2からマイク
4への回り込みと、第2スピーカー3からマイク4への
回り込みの合成特性を低減するためには、第1スピーカ
ー2と第2スピーカー3に同一仕様のスピーカーを使用
し、かつ第1スピーカー2と第2スピーカー3にそれぞ
れ専用のバックキャビティを設け、マイクへ回り込む低
域特性を合わせるために、それぞれのバックキャビティ
の内容積を等しくするのが効果的である。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、ハンズフリー通話装
置は、筺体の正面に配置した第1スピーカーの中心軸
と、筺体の側面に配置した第2スピーカーの中心軸をず
らし、上記第1スピーカーと上記第2スピーカーを配置
したので、第1スピーカーと第2スピーカーの出力音声
が第2スピーカーからの出力音声と話者位置で相殺され
ることがなくなり、第1スピーカーからの出力音声が話
者位置でも聞き取りやすくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるハンズフリー
通話装置のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるハンズフリー
通話装置の断面側面図である。
【図3】 −a この発明の実施の形態1によるハンズ
フリー通話装置の話者位置での音圧周波数特性である。 −b この発明の実施の形態1によるハンズフリー通話
装置のスピーカーからマイクへの回り込み周波数特性で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態2によるハンズフリー
通話装置のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるハンズフリー
通話装置のスピーカーからマイクへの回り込み周波数特
性である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるハンズフリー
通話装置のブロック図である。
【図7】 −a 第1スピーカーと第2スピーカーの低
域特性が一致していないハンズフリー通話装置のスピー
カーからマイクへの回り込み周波数特性である。 −b この発明の実施の形態3による第1スピーカーと
第2スピーカーの低域特性が一致したハンズフリー通話
装置のスピーカーからマイクへの回り込み周波数特性で
ある。
【図8】 −a この発明の実施の形態4による第1ス
ピーカー2にバックキャビティを設けたハンズフリー通
話装置の断面側面図である。 −b この発明の実施の形態4による第2スピーカー3
にバックキャビティを設けたハンズフリー通話装置の断
面側面図である。 −c この発明の実施の形態4による第1スピーカー
2、第2スピーカー3にバックキャビティを設けたハン
ズフリー通話装置の断面側面図である。
【図9】 従来のハンズフリー通話装置のブロック図で
ある。
【図10】 従来のハンズフリー通話装置の断面側面図
である。
【図11】 従来のハンズフリー通話装置のブロック図
である。
【図12】 従来のハンズフリー通話装置の断面側面図
である。
【図13】 従来のハンズフリー通話装置の話者位置で
の音圧周波数特性である。
【符号の説明】
1 筺体、2 第1スピーカー、3 第2スピーカー、
4 マイク、5 増幅器、6 減衰器、7 位相反転
器、8 増幅器、10 A/D変換器、11 D/A変
換器、13 A/D変換器、14 D/A変換器、15
デジタル処理回路、20 回路部全体、21 話者、
23 ローパスフィルター、24 ハイパスフィルタ
ー、25 ハイパスフィルター、30 送受信回路、3
1 送信回線、32 受信回線、41 第1スピーカー
用バックキャビティ、42 第2スピーカー用バックキ
ャビティ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽田 陽一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 金田 豊 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体と、この筺体の前部に設けられ、外
    部からの受話信号を所定大きさまで増幅させる増幅器を
    通し、出力される信号を音声に変換する第1スピーカー
    と、上記筺体の側部に配置され、話者音声を送話信号に
    変換するマイクと、上記受話信号を減衰して減衰受話信
    号を出力する減衰器と、上記減衰受話信号の位相を反転
    して反転受話信号を出力する位相反転器と、上記第1ス
    ピーカーと上記マイクとの間に設けられ、上記反転受話
    信号を音声に変換する第2スピーカーとからなり、上記
    第1スピーカーの中心軸と上記第2スピーカーの中心軸
    をずらし、上記第1スピーカーと上記第2スピーカーを
    配置したことを特徴とするハンズフリー通話装置。
  2. 【請求項2】 減衰器の前段、または減衰器の後段に受
    話信号の低域のみを通過させるローパスフィルターを設
    けたことを特徴とする請求項第1項のハンズフリー通話
    装置。
  3. 【請求項3】 ローパスフィルターの遮断周波数fcの
    値を500Hz以下としたことを特徴とする請求項第1
    項乃至第2項の何れかに記載のハンズフリー通話装置。
  4. 【請求項4】 第1スピーカーと第2スピーカーとの低
    域の周波数特性を一致させたことを特徴とする請求項第
    1項乃至第3項の何れかに記載のハンズフリー通話装
    置。
  5. 【請求項5】 増幅器の前段または後段、かつ/また
    は、減衰器の前段また後段に高域のみを通過させるハイ
    パスフィルターを設けたことを特徴とする請求項第1項
    乃至第4項の何れかに記載のハンズフリー通話装置。
  6. 【請求項6】 第1スピーカーにバックキャビティを設
    けたことを特徴とする請求項第1項乃至第5項の何れか
    に記載のハンズフリー通話装置。
  7. 【請求項7】 第2スピーカーにバックキャビティを設
    けたことを特徴とする請求項第1項乃至第6項の何れか
    に記載のハンズフリー通話装置。
  8. 【請求項8】 第1スピーカーと第2スピーカーのバッ
    クキャビティの内容積を一致させたことを特徴とする請
    求項第1項乃至第7項の何れかに記載のハンズフリー通
    話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004086814A1 (ja) * 2003-03-25 2004-10-07 Nap Enterprise Co., Ltd. エコー防止回路
WO2009008907A1 (en) * 2007-07-12 2009-01-15 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Acoustic echo reduction in mobile terminals

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