JPH11223054A - 鍵及び装身具 - Google Patents

鍵及び装身具

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JPH11223054A
JPH11223054A JP2579198A JP2579198A JPH11223054A JP H11223054 A JPH11223054 A JP H11223054A JP 2579198 A JP2579198 A JP 2579198A JP 2579198 A JP2579198 A JP 2579198A JP H11223054 A JPH11223054 A JP H11223054A
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兼正 原口
Akihiko Imai
明彦 今井
Hajime Ishikawa
始 石川
Kensuke Honda
健輔 本田
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Miwa Lock KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 震災などの災害に遭遇した際や緊急時に、外
部への救助を求めることが可能となり、なおかつ、常時
携帯可能とする。 【解決手段】 鍵1を構成するキー本体部2に、中空部
3及び吹き口4を有し音響を発する笛部6を備えてお
り、この笛部6の発する音響は、人の可聴周波数帯域及
び又は犬の可聴周波数帯域の所定周波数帯に設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅などの玄関ド
アに配設される錠に対して施解錠などを行うとともに、
常時携帯される鍵、及び装飾のために用いられる装身具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】震災などの災害が発生し、その災害に巻
き込まれたり、事故などに遇い、身動きが取れなくなっ
た場合には、通常、声を発して救助を求めるが、容易に
声を発することが不可能な場合もある。
【0003】このような不測の事態に遭遇した際に、声
を発する替わりに音を発して、外部に知らせることが考
えられるが、容易に音を発する手段として、近年、笛を
使用することが考えられている。
【0004】この笛による音を発する方法は、発声する
よりも少ない消費エネルギー、すなわち吐息にても音を
発することが可能であることから、救助を求める手段と
して手軽な方法とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した救
助を求める手段としての笛は、災害時の非常携行品、所
謂防災グッズとして非常食糧等と一緒に備蓄され、すな
わち災害発生後に携帯する品目とされることが多く、災
害遭遇時に所持していることがないという欠点がある。
【0006】そのため、災害遭遇時に、上述したような
被災者が救助を求めることが可能な効果を得ることがで
きず、この被災者の捜索及び救助を迅速に行えずに、手
遅れになるおそれのある欠点を有している。
【0007】そこで本発明は、上記欠点を解消するため
に、震災などの災害に遭遇した際や緊急時に、外部への
救助を求めることが可能となり、なおかつ、常時携帯可
能となる構成の鍵及び装身具を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の鍵1は、笛の機能を備えたこと
を特徴としている。
【0009】なお、キー本体部2に中空部3及び吹き口
4を有し音響を発する笛部6を備える構成や、操作つま
み部8に中空部3及び吹き口4を有し音響を発する笛部
6を備える構成とされる鍵としてもよい。
【0010】また、前記笛部6の発する音響は、人の可
聴周波数帯域及び又は犬の可聴周波数帯域の所定周波数
帯に設定される構成としてもよい。
【0011】また、この発明の装身具15A,15B
は、笛の機能を備えたことを特徴としている。
【0012】なお、この装身具15A,15Bは、中空
部3及び吹き口4を有し音響を発する笛部6が一部に備
えられる構成とされることとしてもよく、また、この笛
部6の発する音響が、人の可聴周波数帯域及び又は犬の
可聴周波数帯域の所定周波数帯に設定されることとして
もよい。
【0013】このような構成によれば、住宅などの玄関
扉に備えられている錠を施解錠するために所持する鍵1
や、通常身につけたり装着する装身具15A,15B
が、音響を発する笛の機能を有する構成となるので、例
えば、不測の事態が発生し、災害などに遭遇した際に
は、この鍵1や装身具15A,15Bに付加された音響
を発する笛の機能を用いることで、外部に救助等を求め
ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の鍵及び装身具の具
体的な構成について各実施の形態毎にそれぞれ説明す
る。なお、以下に説明する各実施の形態において、同一
又は同等の構成部分については同一番号を付して説明す
る。
【0015】第1の実施の形態 図1は本発明による第1の実施の形態の鍵を示す斜視図
である。
【0016】この第1の実施の形態である鍵1は、図1
に示すように、キー本体部2が、断面円形の軸状に形成
される鍵であり、その先端2a側が略管状となるように
中空部3が形成され、先端が開口して吹き口4とされて
いる。
【0017】また、キー本体部2の先端2a側の側面に
は、中空部3に貫通する孔5が穿設されており、すなわ
ち、このキー本体部2の先端2aに笛部6が構成されて
いる。
【0018】そして、鍵1のキー本体部2の先端の吹き
口4より吹くことで、この笛部6は音響が発生する。
【0019】発生する音響の周波数帯は、人の可聴周波
数帯域と犬の可聴周波数帯域、またはこれら可聴周波数
帯域のいずれかに設定されるように、この笛部6が形成
されている。
【0020】この実施の形態の鍵1によれば、住宅の玄
関などの、錠に対して施解錠を行う機能を有するもので
あることから、この鍵1を使用する者は、この鍵1を常
時所持することとなり、これにより、不測の事態が発生
し、災害などに遭遇した際には、この鍵1に付加された
音響を発する笛の機能を用いることで、外部に救助等を
求めることが可能となる。
【0021】また、人の可聴周波数帯域の音響が発する
ことから、緊急時の外部への発信も可能であり、護身用
に用いることも可能である。
【0022】第2の実施の形態 次に、第2の実施の形態の鍵1は、略板状に形成される
鍵1であり、図2に示すように、鍵本体1aと、ホルダ
ー部7とで構成されている。
【0023】鍵本体1aのキー本体部2は、縁部分が、
例えば凹凸状に切欠されて所定の形状のきざみが形成さ
れている、または、縁部分にマグネットが埋め込まれて
形成されている等、シリンダー錠に対して施解錠を行え
るようになっている。
【0024】また、鍵本体1aの操作つまみ部8は、キ
ー本体部2より拡幅な略矩形板状に形成されている。
【0025】ホルダー部7は、鍵本体1aの操作つまみ
部8の表裏面及び周囲を覆うような略箱状に形成されて
いる。
【0026】このホルダー部7は、図3に示すように、
本体9と蓋部10とで構成され、本体9には、前記操作
つまみ部8が嵌入する凹陥部9aが形成されている。ま
た、この本体9の一部には、中空部3と吹き口4、及び
孔5が形成されて笛部6が構成されている。
【0027】そして、ホルダー部7の本体9に操作つま
み部8を嵌入させ、蓋部10を固着させることで、この
ホルダー部7と鍵本体1aとが一体に成型されるように
なり、これにより、鍵1の操作つまみ部8に笛部6の機
能が備わることとなり、吹き口4より吹くことで、この
笛部6は音響が発生する。
【0028】なお、笛部6の発生する音響の周波数帯
は、前述した第1の実施の形態と同様に、人の可聴周波
数帯域と犬の可聴周波数帯域、またはこれら可聴周波数
帯域のいずれかに設定されるように、この笛部6が形成
されている。
【0029】この第2の実施の形態の鍵1によれば、前
記第1の実施の形態と同様に、住宅の玄関などの、錠に
対して施解錠を行う機能を有するものであることから、
この鍵1を使用する者は、この鍵1を常時所持すること
となり、これにより、不測の事態が発生し、災害などに
遭遇した際には、この鍵1に付加された音響を発する笛
の機能を用いることで、外部に救助等を求めることが可
能となり、また、人の可聴周波数帯域の音響が発するこ
とから、緊急時の外部への発信も可能であり、護身用に
用いることも可能である。
【0030】また、この第2の実施の形態の鍵1によれ
ば、笛部6が形成されるホルダー部7を、鍵本体1aに
対して、後加工にて容易に取り付けられる構造とされる
ことから、既存の鍵(鍵本体)などに対して、その操作
つまみ部分に対して容易に笛部6を有したホルダー部7
を取り付けることが可能であることから、簡単に笛の機
能を付加させることが可能である。
【0031】なお、この第2の実施の形態の鍵1によれ
ば、上記したように、既存の鍵本体1aに対して容易に
笛の機能を付加できる構成であることから、この笛部6
となるホルダー部7を合成樹脂などにて成型させること
で、容易に鍵本体1aへの取り付けが行える構造を得る
ことができ、また、このホルダー部7を合成樹脂製とす
れば、その表面部分に所望の意匠を容易に施すことが可
能となり、笛としての機能に加えデザイン性も得られる
こととなる。
【0032】また、上述した例では、鍵本体1aとホル
ダー部7とで別体構成とした例について述べたが、一体
成型される構造としてもよく、この場合は、操作つまみ
部8の一部に中空部3及び吹き口4が形成されて笛部6
となるよう構成される。
【0033】第3の実施の形態 次に、第3の実施の形態の鍵1は、図4に示すように、
鍵本体1aと笛部6とで構成されている。
【0034】鍵本体1aは、キー本体部2の形状が、前
述した第2の実施の形態と同様に、縁部分が、例えば凹
凸状に切欠されて所定の形状のきざみが形成されてい
る、または、縁部分にマグネットが埋め込まれて形成さ
れている。
【0035】また、鍵本体1aの操作つまみ部8は、キ
ー本体部2より拡幅な略矩形板状に形成されているとと
もに、図5に示すように、略矩形の凹部11が、鍵本体
1aの長手方向と同方向に形成されて、略コ字状に形成
されている。
【0036】笛部6は、図5に示すように、盲端を有し
た略筒状に形成され、中空部3を構成し、開口部分が吹
き口4とされ、また、側面の中途部に孔5が穿設されて
いる。
【0037】また、この笛部6には、外側周面に、軸線
方向に沿う凹溝12が一対形成されている。そして、こ
の笛部6は、鍵本体1aの凹部11の対向する縁部11
aが、各凹溝12に嵌合して取り付けられ固定されるよ
うになっており、すなわち、鍵本体1aの操作つまみ部
8に笛部6が設けられる構造となっており、吹き口4よ
り吹くことで、この笛部6は音響が発生する。
【0038】なお、笛部6の発生する音響の周波数帯
は、前述した第1,第2の実施の形態と同様に、人の可
聴周波数帯域と犬の可聴周波数帯域、またはこれら可聴
周波数帯域のいずれかに設定されるように、この笛部6
が形成されている。
【0039】従ってこのように構成された第3の実施の
形態の鍵1では、前述した第1,第2の実施の形態と同
様に、住宅の玄関などの、錠に対して施解錠を行う機能
を有するものであることから、この鍵1を使用する者
は、この鍵1を常時所持することとなり、これにより、
不測の事態が発生し、災害などに遭遇した際には、この
鍵1に付加された音響を発する笛の機能を用いること
で、外部に救助等を求めることが可能となり、また、人
の可聴周波数帯域の音響が発することで、緊急時の外部
への発信も可能であり、護身用に用いることも可能であ
る。
【0040】なお、この第3の実施の形態の鍵1によれ
ば、笛部6の操作つまみ部8への取付状態が、鍵本体1
aの長手方向に沿って取り付けられている構造の例とさ
れているが、この操作つまみ部8への取付状態は、これ
に限ることはなく、鍵本体1aの長手方向に対して斜め
に設けられたり、また図6に示すように直交する方向と
してもよい。
【0041】また、上述した例では、鍵本体1aと笛部
6とを別体構成とした例について述べたが、一体成型さ
れる構造としてもよく、この場合は、操作つまみ部8の
一部に中空部3及び吹き口4が形成されて笛部6となる
よう構成される。
【0042】第4の実施の形態 次に、第4の実施の形態である装身具は、ネクタイピン
15Aよりなる。
【0043】この装身具としてのネクタイピン15A
は、図7に示すように、表出する装飾部16と、ネクタ
イを側方より挟持またはネクタイの生地を貫通する保持
部17とで構成されており、装飾部16に、中空部3と
吹き口4とが形成された例えば管形状の笛部6が構成さ
れ、すなわち装飾と笛の機能とを兼ね備えた構造となっ
ている。
【0044】そして、装飾部16における吹き口4より
吹くことで、この笛部6は音響が発生する。
【0045】なお、発生する音響の周波数帯は、上述し
た各実施の形態と同様に、人の可聴周波数帯域と犬の可
聴周波数帯域、またはこれら可聴周波数帯域のいずれか
に設定されるように、この笛部6が形成されている。
【0046】このネクタイピン15Aによれば、装身具
として通常使用されるものであることから、外出等の際
には、このネクタイピン15Aを装着することとなり、
すなわち、常時身につける状態となる。このことから、
上記各実施の形態と同様に、不測の事態が発生し、災害
などに遭遇した際には、このネクタイピン15Aに付加
された音響を発する笛の機能を用いることで、外部に救
助等を求めることが可能となり、また、人の可聴周波数
帯域の音響を発することから、緊急時の外部への発信も
可能であり、護身用に用いることも可能である。
【0047】なお、この第4の実施の形態では、ネクタ
イピン15Aの装飾部16に笛部6を構成した例とした
が、この装飾部16に構成される笛部6を、ネクタイピ
ン本体に対して、一体となる構造として成型し、すなわ
ち製造時に予め笛部6が構成される構造としてもよく、
また、ネクタイピン本体に対して後付け加工にて笛部6
が取り付けられる構成としてもよい。この後付け加工に
て取り付けられる構成とした場合には、既存のネクタイ
ピンに対して笛部6の機能を追加させる構造とすること
が可能である。
【0048】また、ネクタイピン本体に対して笛部6が
着脱自在となる構造としてもよい。この着脱自在な構造
とすれば、身に付けているネクタイピンに対して、笛部
6のみを取り外して、この笛部6を使用できることとな
る。
【0049】第5の実施の形態 次に、第5の実施の形態である装身具は、腕時計15B
よりなる。
【0050】この装身具としての腕時計15Bは、図8
に示すように、腕時計本体18と、この腕時計本体18
に接続される例えば金属製のピース部材を連結したメタ
ルバンド19とで構成され、このメタルバンド19の留
め金部20に、中空部3と吹き口4及び孔5が形成され
た例えば略管形状の笛部6が構成されており、すなわち
腕への装着の機能と笛の機能とを兼ね備えた構造となっ
ている。
【0051】そして、留め金部20に構成される笛部6
の吹き口4より吹くことで、この笛部6は音響が発生す
る。
【0052】なお、発生する音響の周波数帯は、上述し
た各実施の形態と同様に、人の可聴周波数帯域と犬の可
聴周波数帯域、またはこれら可聴周波数帯域のいずれか
に設定されるように、この笛部6が形成されている。
【0053】この腕時計15Bによれば、時刻を知るた
めに通常腕に装着して使用される装身具であることか
ら、外出等の際には、この腕時計15Bを装着すること
となり、すなわち、常時身につける状態となる。このこ
とから、上記各実施の形態と同様に、不測の事態が発生
し、災害などに遭遇した際には、この腕時計15Bに付
加された音響を発する笛の機能を用いることで、外部に
救助等を求めることが可能となり、また、人の可聴周波
数帯域の音響を発することから、緊急時の外部への発信
も可能であり、護身用に用いることも可能である。
【0054】なお、この第5の実施の形態では、腕時計
15Bのバンドの留め金部20に笛部6を構成した例と
したが、この留め金部20に構成される笛部6を、留め
金部20と一体となる構造として成型し、すなわち製造
時に予め笛部6が構成される構造としてもよく、また、
留め金部20に対して後付け加工にて取り付けられる構
成としてもよい。この後付け加工にて取り付けられる構
成とした場合には、既存の留め金部20に対して笛部6
の機能を追加させる構造とすることが可能である。
【0055】また、バンドの留め金部20、またはバン
ド19に対して笛部6が着脱自在となる構造としてもよ
く、例えば、既存の腕時計のバンドに取り付けられるカ
レンダー(暦)が印刷された板状部材などに、笛の機能
を付加させる構造としてもよい。このような着脱自在な
構造とすれば、腕(身)に付けている腕時計に対して、
笛部6のみを容易に取り付け、また取り外すことが行
え、笛部6を取り外すことでこの笛部6を使用できるこ
ととなる。
【0056】なお、上述した装身具15A,15Bの各
実施の形態の他に、装身具としては、指輪やペンダン
ト、ブローチ、ピアス、ブレスレット、バングル、髪止
め、スカーフ止めなど宝飾品などとしてもよく、さらに
は服装のボタンやズボン用のベルト、帽子のつば部分、
カフス、眼鏡、財布、扇子、懐中時計、ライターなどと
してもよく、これら種々の装身具の場合も、装身具本体
の一部に、中空部3と吹き口4とを備えた笛部6を、例
えば一体に形成される構造や、後付け加工にて取り付け
る構造、着脱自在な構造などとし、装身具としての機能
に音響を発する笛の機能を付加する構成とする。
【0057】これにより、上記各実施の形態と同様に、
吹き口4より吹くことで、音響が発生することとなり、
通常身につける各種装身具が、不測の事態が発生し、災
害などに遭遇した際には、これら各種装身具に付加され
た音響を発する笛の機能を用いることで、外部に救助等
を求めることが可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明による鍵によ
れば、住宅の玄関などの、錠に対して施解錠を行う機能
を有するものであることから、この鍵を使用する者は、
この鍵を常時所持することとなり、これにより、不測の
事態が発生し、災害などに遭遇した際には、この鍵に付
加された音響を発する笛の機能を用いることで、外部に
救助等を求めることが可能となる効果がある。
【0059】また、笛の機能が、人の可聴周波数帯域の
音響を発する構成とすることで、緊急時の外部への発信
も可能であり、護身用に用いることも可能であり、さら
には、犬の可聴周波数帯域の音響を発する構成とするこ
とで、救助犬や警察犬などに対しての発信が可能とな
り、上記したような救助を行う際に、迅速化が図れるこ
ととなる。
【0060】さらに、この鍵の構成において、笛部が備
えられる操作つまみ部の構造を、鍵本体に対して、後加
工にて取り付ける構成とすることで、既存の鍵などに対
して、その操作つまみ部分に対して容易に笛部を取り付
けることが可能となり、簡単に笛の機能を付加した鍵を
得られるという効果がある。
【0061】また、この鍵の操作つまみ部に笛部を後加
工にて取り付ける構成とすることで、その笛部の表面部
分などに所望の意匠を施すことが可能となり、笛として
の機能に加えデザイン性も得られるという効果がある。
【0062】また、装身具、例えば、ネクタイピンや腕
時計のバンド,指輪,ペンダントやブローチ,カフス,
眼鏡や財布,ライターなどに、笛の機能を備えさせるこ
とで、これら通常身につける種々の装身具の場合も、不
測の事態が発生し、災害などに遭遇した際には、これら
各種装身具に付加された音響を発する笛の機能を用いる
ことで、外部に救助等を求めることが可能となる。
【0063】さらに、これら種々の装身具においても、
音響を発する中空部と吹き口とを備えた笛部を、装身具
本体の一部に、例えば着脱自在な構造などとして、装身
具としての機能に音響を発する笛の機能を付加すること
で、身に付けているこれら装身具に対して、笛部のみを
取り外して、この笛部を使用できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態の鍵を示す斜視
【図2】本発明による第2の実施の形態の鍵を示す斜視
【図3】同第2の実施の形態の鍵の分解斜視図
【図4】本発明による第3の実施の形態の鍵を示す斜視
【図5】同第3の実施の形態の鍵の分解斜視図
【図6】同第3の実施の形態の他の構成の鍵の斜視図
【図7】本発明による第4の実施の形態の装身具として
のネクタイピンを示す斜視図
【図8】本発明による第5の実施の形態の装身具として
の腕時計を示す斜視図
【符号の説明】
1…鍵 2…キー本体部 3…中空部 4…吹き口 6…笛部 8…操作つまみ部 15A…装身具(ネクタイピン) 15B…装身具(腕時計)
フロントページの続き (72)発明者 石川 始 東京都港区芝3丁目1番12号 美和ロック 株式会社内 (72)発明者 本田 健輔 東京都港区芝3丁目1番12号 美和ロック 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 笛の機能を備えたことを特徴とする鍵。
  2. 【請求項2】 キー本体部に中空部及び吹き口を有し音
    響を発する笛部が備えられることを特徴とする鍵。
  3. 【請求項3】 操作つまみ部に中空部及び吹き口を有し
    音響を発する笛部が備えられることを特徴とする鍵。
  4. 【請求項4】 前記笛部の発する音響は、人の可聴周波
    数帯域及び又は犬の可聴周波数帯域の所定周波数帯に設
    定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つ
    に記載の鍵。
  5. 【請求項5】 笛の機能を備えたことを特徴とする装身
    具。
  6. 【請求項6】 中空部及び吹き口を有し音響を発する笛
    部が一部に備えられることを特徴とする装身具。
  7. 【請求項7】 前記笛部の発する音響は、人の可聴周波
    数帯域及び又は犬の可聴周波数帯域の所定周波数帯に設
    定されることを特徴とする請求項5又は6に記載の装身
    具。
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