JPH11222096A - 車両のためのエアバッグ装置及び、該エアバッグ装置を駆動するための方法 - Google Patents

車両のためのエアバッグ装置及び、該エアバッグ装置を駆動するための方法

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JPH11222096A
JPH11222096A JP10329728A JP32972898A JPH11222096A JP H11222096 A JPH11222096 A JP H11222096A JP 10329728 A JP10329728 A JP 10329728A JP 32972898 A JP32972898 A JP 32972898A JP H11222096 A JPH11222096 A JP H11222096A
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gas
airbag device
axis
section
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Herbert Frisch
フリッシュ ヘルベルト
Johannes Wirtl
ヴィルトル ヨハネス
Josef Dr Vollmer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス発生器、膨らませ可能なガスクッション
及び、ガス発生器のトリガーのための第1のセンサ装置
を備え、ガス発生器とガスクッションとの間に調節装置
を配置して、ガスクッションの拡張領域内の障害物の検
出のための第2のセンサ装置に接続して成る形式のエア
バッグ装置を改善し、公知の欠点をるだけ簡単かつ機能
確実な構造で避けて、使用者に対する最大の保護を提供
し、このために位置及び/又は大きさ、重量、特徴など
に関連してエアバッグの拡張領域にいる使用者に対する
エアバッグの膨らみ過程の調節ができるだけ迅速に行わ
れるようにする。 【解決手段】 調節装置1が、離散的な異なる少なくと
も2つの流過横断面を調節するように構成されていて、
例えば、ガスのための貫流開口2の軸線に対して垂直に
運動可能でかつセンサ装置によって発火技術的にトリガ
ー可能な2つのエレメント5,6を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のためのエア
バッグ装置であって、それぞれ少なくとも1つのガス発
生器、該ガス発生器によって膨らませ可能なガスクッシ
ョン及び、ガス発生器のトリガーのためにガス発生器に
接続された第1のセンサ装置を備えており、ガス発生器
若しくは各ガス発生器と、該ガス発生器によって膨らま
せ可能なガスクッション若しくは各ガスクッションとの
間にガス体積流れのための調節装置を配置してあり、調
節装置がガスクッションの所定の拡張領域内の障害物の
検出のための第2のセンサ装置に接続されており、該セ
ンサ装置が調節装置へ障害物に相応する作動信号を供給
するように形成されている形式のもの、並びに車両のた
めのエアバッグ装置の運転のための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両、特に乗用自動車内のエアバッグ装
置は、車両内のそれぞれの座席上の正常な位置にいる人
員の保護にとって著しく効果的である。最適な保護を提
供するために、特にガスクッションの拡張の時間的な経
過が注目される。例えば、まず低速の広がり、次いでで
きるだけ急速は膨らみが、ドイツ連邦共和国特許出願公
開第4019877号明細書に開示されているように、
変化不能及び調節不能な経過で、中央の点火装置とガス
発生のための燃焼室との間の点火遅延装置として作用す
る接続通路によって達成される。特に有効な保護は、エ
アバッグの膨らみが例えば事故経過に適合させて制御さ
れる場合に達成される。米国特許第5320382号明
細書に記載の機構においては、常に大きなガス体積を有
する個別の複数の圧力源が設けられて、必要に応じて順
次にエアバッグに導かれる。作動される数の圧力源が加
速センサによって制御される。ドイツ連邦共和国特許出
願公開第4041049号明細書の場合にも、1つの加
速センサが少なくとも1つの弁、有利にはガス容器から
エアバッグへの複数の開口内の各1つの弁を制御して、
エアバッグが事故経過に適合して例えば段階的に膨らま
せられる。
【0003】しかしながら保護すべき人員がアウト・オ
フ位置(Out-off-Position)にいる、即ち正常な位置(こ
の位置に対してエアバッグが構成されている)からずれ
た位置にいる場合にエアバッグがトリガーされると、エ
アバッグによる損傷が生じ得る。米国特許第53662
42号明細書に記載の、周囲温度、乗客の重量及び座席
の位置に関連してガスクッションの膨らみを制御する機
構においても、アウト・オフ位置に対する考慮は行われ
ておらず、該機構はガスクッションの膨らみを乗客の正
常な位置からずれた位置に迅速に適合させることには適
していない。走行方向と逆向きに助手席に組み立てられ
た子供席においても、エアバッグによって生ぜしめられ
た力はしばしば大きすぎて、同乗する子供を損傷せしめ
得る。従って、保護すべき人員のその都度の位置若しく
は子供座席の大きさなどを1つのセンサ装置によって検
出して、これに関連して異なる駆動ユニットを作動させ
るような機構が形成されており、駆動ユニットはエアバ
ッグの保護作用が存在するものの、エアバッグの極端に
高い拡張速度による付加的な人員損傷が生じないように
構成されている。この場合には欠点として、米国特許第
5320382号明細書に記載の機構と類似して異なる
駆動ユニット若しくはガス発生器及び高価な検出センサ
が設けられねばならず、調節装置が比較的低速でしか応
働しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、エア
バッグ装置を改善して、公知技術の欠点をできるだけ簡
単かつ機能確実な構造で避けて、車両の使用者(Benutze
r)がエアバッグのトリガーの瞬間にどの位置にいても該
使用者に対する最大の保護を提供し、このために位置及
び/又は大きさ、重量、特徴などに関連してエアバッグ
の拡張領域にいる使用者に対するエアバッグの膨らみ過
程の調節ができるだけ迅速に行われるようにすることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、調節装置が、離散的な異なる少な
くとも2つの流過横断面を調節するように構成されてい
る。
【0006】
【発明の効果】調節装置の本発明に基づく前記構成によ
って、センサ機構が著しく簡単になり、人員の安全な保
護機能にとって1つのガス発生器しか必要でない。エア
バッグの拡張流域内の障害物、例えばアウト・オフ位置
にいる人員が検出されると、このことはガスクッション
の拡張の前若しくは拡張中に伝達されて、拡張速度及び
/又は拡張寸法が調節によって、迅速に調節可能な離散
的な段階で考慮され、この場合、調節のための費用及び
時間が最小にされ、それというのはガス体積流れに対す
る所定の作用を伴った離散的な状態(diskreter Zustan
d)が占められるだけであるからである。しかしながらガ
スクッションの拡張速度の細かな段階がより多くの異な
る流過横断面を実現することによって可能であり、この
場合、異なる流過横断面の数に伴って調節装置の煩雑
性、構成寸法及び重量も増大し、従って調節段階の数と
構成寸法若しくは機能確実性との間の効果的な妥協がは
かられねばならない。
【0007】本発明の別の構成では、調節装置が、少な
くとも1つの貫流開口の自由な流過横断面を変化させる
運動可能な少なくとも1つのエレメントを有しており、
これによって著しく小さい寸法の、ひいては所要スペー
スのわずかな軽い調節装置が可能になる。
【0008】できるだけ迅速かつ確実な横断面変化を保
証するための、本発明の別の構成では、前記エレメント
の運動が、少なくとも調節装置の貫流開口の流過横断面
減少のために発火技術的なトリガー(pyrotechnische Au
sloesung)によって行われ、有利には前記エレメントの
運動が調節装置の貫流開口の流過横断面増大のためにも
発火技術的なトリガーによって行われるようになってい
る。
【0009】前記エレメントが、構造的に簡単、ひいて
は安価な形式では、貫流開口の軸線に対して垂直に運動
可能なほぼ扁平なスライダとして形成されている。この
場合、簡単に製造可能なプレートは、同じく著しく簡単
に形成される有利には直線的な案内内に移動可能に保持
されて、プレートの移動によって横断面が狭められ、ガ
ス体積流れの適合が行われる。
【0010】本発明の別の構成では、前記エレメントが
軸を中心として旋回可能なほぼ扁平なプレートとして形
成されており、軸がプレートの縁部領域に設けられて、
プレートに垂直にかつ貫流開口の軸線に対して平行に方
向付けられている。このような実施例は、エレメント
の、自由な横断面内に入り込む縁部領域の適当な形状付
与によって、縁部の凸形状の場合に、緩やかな横断面移
行(sanfter Querschnittsuebergang)、若しくは縁部の
凹形状の場合に、急激な横断面移行を可能にし、かつ対
応する調節特性を可能にする。
【0011】本発明に基づく別の構成では、前記エレメ
ントが軸を中心として旋回可能なほぼ扁平なプレートと
して形成されており、軸が貫流開口の軸線に垂直に方向
付けられ、プレートに対して平行に縁部領域を通って延
びていて、かつ有利には自由な最大の貫流開口の外側に
配置されている。この場合有利にはプレートが開放位置
でガス流の流れ方向と逆向きに突出していると、閉鎖過
程がガス体積流れによって助成されて、加速され、プレ
ートがガスクッションの膨らみ中にガス流自体によって
確実に、貫流開口の一部分を被う第2の終端位置に保持
される。この場合、貫流開口の完全な開放のためのエレ
メントの開きにとって、前に述べた構成の場合よりも大
きな力が必要である。
【0012】エアバッグ装置を小さくかつ簡単にするた
めに本発明の別の構成では、前記エレメントが軸を中心
として旋回可能なほぼ扁平なプレートとして形成されて
おり、軸が貫流開口の軸線に垂直に方向付けられ、プレ
ートに対して平行に縁部領域を通って延び、かつ有利に
は最大の自由な貫流開口の外側に配置されており、プレ
ートが直接に、ガス発生器を取り囲むケーシングに取り
付けられている。これによって、プレート(フラップ)
を受容するための付加的なケーシングが避けられ、調節
装置がより小さくかつ軽く形成される。
【0013】有利には、プレートの、横断面を狭める終
端位置が、直接にケーシングに取り付けられた受け止め
エレメントによって規定されており、受け止めエレメン
トが有利には衝撃減衰のために変形可能に形成されてい
る。受け止めエレメントが衝撃エネルギを吸収して、ガ
ス発生器のケーシング及びプレートの損傷が確実に避け
られ、ガス流の調節の機能が維持される。
【0014】さらに別の構成では、前記エレメントが軸
を中心として旋回可能なほぼ扁平なプレートとして形成
されており、軸が貫流開口の軸線に垂直に方向付けら
れ、プレートに対して平行にプレートのほぼ中央の領域
を通って延び、かつ有利には流過横断面を通って延びて
いる。このような巻き上げブラインド(Jalousie-Elemen
t)の形の実施例は回転軸の正確な位置に応じて、流過横
断面の閉鎖若しくは開放のための調節された力を生ぜし
める。
【0015】機能を制限しないで調節装置をさらに構造
的に簡単かつ小さくするために本発明の別の構成では、
運動可能な前記エレメントが、ガス発生器を1つの終端
位置で少なくとも部分的に被うブラインドとして形成さ
れており、これによってエアバッグへのガス流を調節す
るエレメントのための付加的な所要スペースが最小にさ
れる。
【0016】有利な軸線を有する、有利には軸線対称的
なガス発生器のための有利な構成では、ブラインドがガ
ス発生器の有利な軸線、有利には対称軸線に沿って運動
可能である。これによって、ブラインドがガス発生器を
著しく密接に取り囲んでおり、ブラインドのためのスペ
ースが、もっぱら軸線方向で、ガス流出横断面を完全に
開放する第1の終端位置でしか必要でない。本発明を使
用するために設けられた若しくは最適に適合されたガス
発生器は、ほぼ円筒形であり、円筒壁の領域に複数のガ
ス流出開口を有している。ブラインドは第2の終端位置
でエアバッグ内へのガス流の調節のためにいくつかのガ
ス流出開口を被うように、必要な場合に、即ちエアバッ
グの拡張領域内に対象物が検出された場合に、ガス発生
器上へ移動させられる。
【0017】有利には、2つのブラインドがガス発生器
の相対する側に設けられており、これによって複数の横
断面調節位置が得られ、ひいては調節の大きなフレキシ
ブル性が可能である。
【0018】有利な軸線を有する、有利には軸線対称的
なガス発生器を備えたエアバッグ装置の有利な別の構成
では、ブラインドがガス発生器の有利な軸線、有利には
対称軸線を中心として旋回可能である。
【0019】エアバッグへの流過横断面を調節して減少
させるにもかかわらずガス発生器の放圧を可能にしか
つ、調節装置内の不当な過圧を避けるために、ブライン
ドが、ガス発生器から流出するガスのための有利には軸
線方向に方向付けられたバイパス通路を有している。バ
イパス通路が余剰のガス流を側方で放圧開口から外部へ
導き、若しくは転向によってエアバッグ内へのガスの流
入を少なくとも遅らせ、その結果、エアバッグが遅延し
て最大に膨らまされる。この場合に有利には2つのブラ
インドがガス発生器の相対する側に設けられており、こ
れによって大きな開放がわずかな所要スペースで達成さ
れる。
【0020】流過横断面の迅速な変化が大きな値で行わ
れるような簡単な調節装置を形成するために、少なくと
も2つのエレメントを設けてあり、該エレメントが少な
くとも1つの位置で、有利には1つの終端位置で、流過
横断面の有利には異なる横断面部分を被うようになって
いる。2つのエレメントを用いて、異なる少なくとも3
つの流過横断面が調節可能であり、両方のエレメントが
異なる角度の旋回若しくは移動によって、異なる形状付
与によって異なる流過横断面を被うようになっている。
【0021】2つのエレメントを設けてある場合、第1
のエレメントが自由な流過横断面の面積の5%と25%
との間、有利には15%を被い、第2のエレメントが自
由な流過横断面の面積の15%と45%との間、有利に
は30%を被うようになっている。これによって、自由
な流過横断面の70%までの調節が達成され、この場
合、15%・ステップ(15%-Schritt)が得られ、開放横
断面100%、85%、70%及び65%の4つの段階
が得られる。
【0022】流過横断面の部分的な閉鎖の場合に調節装
置内の不当な過圧を生ぜしめないために、本発明の有利
な構成では、調節装置が、ガス発生器から到来するガス
体積流れの少なくとも一部分のための少なくとも1つの
流出開口を有している。
【0023】調節装置の本発明の有利な構成では、流出
開口が、少なくとも1つの貫流開口の自由な流過横断面
を変化させる運動可能なエレメント及び/又はガスクッ
ションの所定の拡張領域内の障害物の検出のための第2
のセンサ装置の位置に関連して開放可能である。従って
貫流開口が減少されない場合には、流出開口も閉じられ
たままであり、ガスは外部へ到達せず、エアバッグが全
ガス量で満たされる。
【0024】危急の場合の流出開口の開放のための費用
を節減して、調節装置を簡単に、小さくかつ機能確実に
構成するために、流出開口が常に流過可能であり、流出
開口の軸線が貫流開口の軸線に対して有利には鈍角を成
し、特に貫流開口の軸線に対して垂直に向けられてい
る。貫流開口を減少させてない場合には、大部分のガス
が流出開口を通り過ぎ、流過横断面の少なくとも一部分
の閉鎖による圧力形成の場合にのみ、この高められた圧
力がガスの一部分を流出開口から流出させる。
【0025】さらに前記課題を解決するために本発明で
は、車両のためのエアバッグ装置を駆動するための方法
であって、センサでトリガーされて少なくとも1つのガ
ス発生器によって少なくとも1つのガスクッションを膨
らませて、この場合、ガスクッションの所定の拡張領域
内に障害物があるかどうかを検出して、該検出の結果に
関連して、ガスクッション内に吹き込まれるガス体積流
れを調節するようになっている形式のものにおいて、ガ
ス体積流れを離散的な段階(diskrete Abstufung)で調節
するようになっている。調節費用が離散的な段階の場合
には著しくわずかで、構造的な費用が著しく短い応働時
間にもかかわらず相応にわずかに保たれる。
【0026】有利には、ガス体積流れのための流過横断
面が離散的な段階(diskreter Schritt)で調節され、こ
れはエアバッグに到達するガス体積流れの所望の段階で
の調節の最も簡単な手段である。
【0027】実質的に有効な調節領域をわずかな段階で
閉鎖するために、ガス体積流れのための自由な流過横断
面が、5%と25%との間、有利には15%の離散的な
有利には3つの段階で変化させられる。
【0028】迅速で、機能確実でかつ簡単で必要な流過
横断面減少が、本発明の有利な方法では流過横断面を、
有利には発火技術的にトリガー可能なエレメントによっ
て、少なくとも流過横断面の減少の方向で変化させるこ
とに基づき確実に保証される。もちろん流過横断面の増
大のためにも、運動可能なエレメントの発火技術的なト
リガーが有利に活用される。
【0029】ガス発生器から到来するガスのための、貫
流開口の部分的な閉鎖の際の不当な過圧は、流過横断面
を減少させる場合に、ガス発生器から到来するガス体積
流れの少なくとも一部分をガスクッションの周囲に導出
することによって避けられる。
【0030】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明に基づく調節装置
を図示の有利な実施例につき詳細に説明する。
【0031】図1に示すように、ケーシング1を備える
本発明に基づく調節装置は、少なくとも1つのガス発生
器と、危急の場合にガス発生器によって膨らませるべき
ガスクッション、本来のエアバッグとの間に組み込まれ
ている。エアバッグ機構の全体の一般に公知の配置はこ
こには示してない。ガス流は貫流開口(Durchstroemoeff
nung)2を通ってケーシング1を通過する。貫流開口2
に沿った1つの箇所でケーシング1に、スライダ5,6
のための2つの案内溝(Fuehrungskanal)3,4が加工成
形してある。スライダ5,6はほぼ方形の輪郭のほぼ扁
平なプレート(ebene Platte)である。案内溝3,4はガ
ス流の方向で互いにずらされていてもよい。図1の1a
ではスライダ5,6は第1の終端位置で示してあり、該
終端位置では貫流開口2が完全に開放されており、即
ち、エアバッグのトリガーの前に占められ、拡張室内に
障害物若しくは類似のもののない状態でのエアバッグの
通常の運転の際にも維持される位置にある。
【0032】図示してない1つのセンサ装置によって、
アウト・オフ位置(Out-off-Position)にいる人員(Perso
n)のような障害物(Hindernis)が検出されると、エアバ
ッグ・トリガー(Airbag-Ausloesung))に際して若しくは
エアバッグ・トリガーの直後に、貫流開口2の自由な横
断面(freier Querschnitt)の減少が一方若しくは両方の
スライダ5,6によって行われて、ガスクッション内に
達するガス体積流れが離散的な段階で減少されるように
なっている。この目的のために、1つ若しくは両方のス
ライダ5,6が駆動装填物(Treibladung)7,8によて
案内溝3,4内を第2の終端位置へ移動させられ、貫流
開口内に突入して、自由な横断面を減少させる。スライ
ダの妨げられない迅速な移動を保証するために、案内溝
3,4の、第2の終端位置に相応する端部に隣接させて
ケーシング1に空気抜き開口9が設けられており、該空
気抜き開口を介して、スライダ5,6によって押し退け
られた空気が逃がされる。
【0033】スライダ5,6を発火技術的に迅速かつ確
実にトリガーして迅速に応働させるための駆動装填物
7,8が、少なくとも1つの接続部10,11,12へ
の制御信号の印加(Anlegen)によって点火され、この場
合、ガスクッションの拡張室の障害物の位置、特性、大
きさなどに基づきガス体積流れの必要な減少に関連して
適切な組み合わせによって、流過横断面の減少が離散的
な段階で可能である。この場合有利には、個別のスライ
ダ5,6の異なる形状付与(Formgebung)、大きさ及び配
置によって各スライダが異なる横断面を被うようになっ
ている。このような例では、もっぱら2つのスライダ
で、異なる4つの流過横断面を実現することが可能であ
る。1つの例が図1の1aに示してあり、この場合、貫
流開口2が両方の案内溝3,4間の中心のいくらか外側
を延びており、従って、自由な流過横断面(freier Durc
hstroemquerschnitt)がいくらか案内溝4の側に位置し
ており、所属のスライダ6が第2の終端位置でスライダ
5よりも多くの面(Flaeche)を被う。図1では貫流開口
2は、スライダ5がもとの自由な流過横断面の15%を
被い、かつスライダ6が該流過横断面の30%を被うよ
うに中心の外側に、即ち中心からずらして配置されてい
る。従って、両方のスライダ5,6は一緒に、始めの自
由な流過横断面の45%を被うことができ、もとの自由
な流過横断面、ひいてはガスクッション内に到達するガ
ス体積流れの100%、85%、70%及び55%の4
つの調節段階(Einstellstufe)が得られる。もちろん、
このような調節段階はスライダ5,6の異なる大きさ及
び形状付与によっても同じように得られる。
【0034】個別のスライダ5,6の作動は図示の実施
例では、もっぱらスライダ5のトリガーのためには接続
部10,11への信号の印加によって、もっぱらスライ
ダ6のトリガーのためには接続部11,12への信号の
印加によって、かつ両方のスライダ5,6のトリガーの
ためには3つのすべての接続部10,11,12への信
号の印加によって行われる。スライダ5,6自体は、貫
流開口2の横断面の遮断に際してゆるやかな移行を達成
するために貫流開口に向いた縁部領域に、丸みの付けら
れた導入及び減衰縁部5a,6aを備えている。
【0035】図1の1bの概略的な側面図に有利な形式
において設けられる別の流出開口13を示してあり、該
流出開口は有利にはガス流の方向(矢印Gによって示
す)で第1のスライダの前に配置されている。ガス容積
流れの、貫流開口2の流過横断面減少に際して余剰の部
分が、該少なくとも1つの流出開口13を通って外部へ
逃がされ、従って、調節装置自体内若しくはエアバッグ
機構内の不当な過圧が避けられる。
【0036】図1の1bには駆動装填物7,8の受容の
ための、案内溝3,4に対していくらかずらされた発火
室(Zuendkammer)14も示してある。これに対して、有
利にはスライダ5,6を第1の出発位置へ戻すために設
けられる第2の駆動装填物は示されておらず、該駆動装
填物は、エアクッションの拡張室内の障害物がエアバッ
グの膨らみ過程中に消滅し、若しくは十分に後退して、
引き続く膨らみ過程が完全な作用で継続されたい場合に
点火される。このために、流過横断面が再び迅速に増大
されねばならず、この場合、同じく発火技術的なトリガ
ーが有利である。
【0037】本発明に基づく別の実施例が、図2にガス
流の方向で概略的に示してある。この場合、ケーシング
15内では例えばかま形の2つのスライダ16,17
が、対応する受容部18,19内に、貫流開口20の軸
線に対して平行な旋回軸21,22を中心として旋回可
能に配置されている。旋回軸21,22は有利には貫流
開口20の軸線に関連して互いに相対して位置してい
る。スライダ16,17はスライダ16,17の、ほぼ
貫流開口20の縁部の形に合わせて弧状に描かれた縁部
形状に基づき著しく急激な調節特性を有しており、この
ような調節特性はできるだけ大きな横断面の著しく迅速
な閉鎖のために必要である。
【0038】スライダ16,17の互いに異なる旋回運
動、及び/又は異なる面積若しくは貫流開口20と旋回
軸21,22との間の異なる間隔によって、両方のスラ
イダ16,17は自由な流過横断面の互いに異なる割合
の部分を被うようになっている。第2図に示す実施例で
は、スライダ16によって22%の横断面減少が可能で
あり、スライダ17によって38%の横断面減少が可能
であり、両方のスライダを一緒に用いることによって6
0%の横断面減少が可能である。
【0039】図2の実施例においても、スライダ16,
17の有利には設けられる発火技術的なトリガー機構を
配置してあり、トリガー機構は雷管(Zuendkapsel)23
によってスライダを極めて迅速にかつ確実に自由な流過
横断面内へ旋回させる。付加的に図2には例として、貫
流開口20を迅速に開放する、即ちスライダ16,17
を第1の終端位置へ戻し旋回させるための有利な変化例
が示してある。スライダ16,17内に旋回半径若しく
は旋回距離に相応して湾曲した切欠き24若しくはスリ
ットが加工成形されており、ケーシング15の内面から
それぞれ1つの突起若しくはピン25が該切欠き24内
に突入している。切欠き24の端部とピン25とがスラ
イダ16,17の第2の終端位置で発火室を形成してお
り、該発火室内に別の雷管26が−切欠き24の端部若
しくはピン25に取り付けられて−位置している。雷管
26の発火に際して、切欠き24とピン25とによって
形成された室内に生じる圧力がスライダ16,17の急
速な戻し旋回のために役立つ。
【0040】エアバッグ装置に用いられる調節装置の貫
流開口の横断面の減少のための別の原理が、図3に概略
的に示してある。ここでは、有利には製作を簡単にする
方形の輪郭を有する同じくほぼ扁平なプレート31,3
2を設けてあり、該プレートは軸33を中心として旋回
可能であり、軸は貫流開口(概略的に円で示す)30の
軸線34に対して垂直に向けられていて、ほぼプレート
31,32の中央を通って延びている。貫流開口30の
横断面減少のため、ひいてはガスクッション内に到達す
るガス体積流れの減少のために、プレート31,32が
巻き上げブラインド(Jalousie)の形式で軸33を中心と
して旋回させられる。この場合にも、プレート31,3
2の異なる面積、貫流開口30の軸線に関連して異なる
配置、若しくは軸33を中心とした異なる旋回角度によ
って、各プレート31,32にとって貫流開口の異なる
閉鎖量が調節され得る。図示してないものの、プレート
31,32のトリガー若しくは戻しが、有利には雷管若
しくは類似のものを用いた発火技術的なトリガーによっ
て行われる。
【0041】エアバッグ装置のための本発明に基づく別
の実施例の調節装置が、図4に概略的に示してあり、調
節装置のケーシング40がガス発生器からガスクッショ
ンへの矢印によって示すガス流Gのための貫流通路(Dur
chstroempassage)41を備えている。ケーシング40内
にほぼ扁平な2つのプレート42,43が、必要に応じ
て貫流開口を部分的に被うフラップ(Klappe))として設
けられており、フラップがそれぞれ、縁部側に位置して
貫流通路41に対して垂直に延びる軸44を中心として
旋回可能である。フラップ42,43が自由な流過横断
面にまだ影響を及ぼさない第1の終端位置では、フラッ
プはガス流Gの方向と逆に向けられており、従って、有
利には発火技術的なトリガーの後にガス流がフラップ4
2,43の閉鎖運動を助成して、フラップを自動的に閉
じた状態に保つ。この実施例においてもガス体積流れの
余剰な部分のために有利には設けられる流出開口は、図
示されていない。流出開口の設けられている場合には、
流出開口は有利にはガスの流れ方向で見てフラップ4
2,43の軸44の前に配置されていて、フラップ4
2,43によって、該フラップ42,43が貫流通路を
開放する位置にある場合に、被われて、閉じられる。フ
ラップ42,43の、貫流通路の自由な横断面の減少の
ための旋回の後にはじめて、流出開口は開放される。こ
れによって、エアバッグ装置の調節されない運転時に全
ガス体積が効果的にガスクッション内に確実に到達し、
調節された運転に際してはじめて流出開口が確実に開放
される。
【0042】図5にはエアバッグ装置のガス発生器51
を示してあり、該ガス発生器は複数のガス流出開口52
を備えている。ガス発生器51は軸線Aを中心とした対
称的な円筒形であり、ガス流出開口52はガス発生器の
円筒壁面に形成されている。
【0043】エアバッグ内に達するガス流(Gasstrom)の
調節のために、軸線Aを中心として旋回可能な有利には
2つのフラップ(Klappe)53,54が設けられており、
フラップの運動が少なくとも、ガス流を減少調節する終
端位置へ有利には雷管(Sprengkapsel)を用いて発火技術
的なトリガーによって行われる。この場合、フラップ5
3,54は互いに異なる大きさであり、若しくは互いに
異なる角度にわたってガス流出開口52上へ旋回可能で
あり、従って互いに異なる横断面を調節するようになっ
ている。図5に示す実施例では上側のフラップ53が下
側のフラップ54よりも大きくなっており、ガス流のほ
ぼ30%の調節が下側のフラップ54だけの旋回によっ
て可能であり、ガス流のほぼ50%の調節が上側のフラ
ップ53だけの旋回によって可能であり、かつガス流の
ほぼ80%の調節が両方のフラップ53,54の旋回に
よって可能である。
【0044】両方のフラップ53,54は有利にはバイ
パス通路55を有しており、バイパス通路を介して、エ
アバッグに到達しないガスがガス発生器51から側方へ
逃がされる。ガスはケーシングの流出開口を通してガス
発生器51の周囲の外部に放出されるか、時間的に遅れ
てエアバッグに到達し、この遅れによってエアバッグの
完全な広がりも遅延される。
【0045】ほぼ円筒形のガス発生器61を有する本発
明の別の実施例が図6に示してある。ここでは、同じく
ガス発生器61の円筒壁面に形成されたガス流出開口6
2が必要に応じて、円筒軸線(Zylinderachse)Aに沿っ
て移動可能な同軸的な有利には2つのブラインド(Blend
e)66,67によって被われる。ブラインド66,67
も互いに異なる大きさであってよく、若しくは互いに異
なる距離でガス発生器61上を移動させられ、異なる調
節横断面(Regelquerschnitt)が得られる。
【0046】図7及び図8に示す実施例では本発明に基
づくエアバッグ装置のケーシング78内に、同じく有利
には円筒形のガス発生器71が組み込まれている。ガス
発生器によって危急時に膨らませるべきガスクッショ
ン、本来のエアバッグは図7には図面を見易くするため
に示してないものの、ケーシング78の上側に取り付け
られる。
【0047】例えば既に前述のように、センサ装置によ
ってガスクッションの拡張領域で障害物、例えばアウト
・オフ位置にいる人員が検出されると、エアバッグ・ト
リガーの際に若しくはエアバッグ・トリガーの直後に、
ガスクッションへの貫流開口の自由な横断面の減少が、
ここではケーシング78の上側の方形の縁部で一方若し
くは両方のフラップ73,74によって行われて、ガス
クッション内に達するガス体積流れが離散的な段階で減
少される。
【0048】フラップ73,74はほぼ扁平なプレート
であり、縁部側に配置されて貫流通路の軸線に対して垂
直に、この場合にはガス発生器71の軸線Aに対して平
行に延びる軸を中心として旋回可能である。フラップ7
3,74は有利には直接にケーシング78に旋回可能に
取り付けられている。フラップが自由な流過横断面に影
響を及ぼさない第1の終端位置では、フラップはガス流
Gの方向と逆の方向に向けられており、従って、有利な
形式で行われる発火技術的なトリガーの後にガス流がフ
ラップ73,74の閉鎖運動を助成して、フラップを自
動的に閉じた状態に保つ。この実施例でもガス体積流の
余剰の部分のために有利には設けられる流出開口は符号
75で示してある。この流出開口75が有利にフラップ
73,74によって、該フラップが貫流通路を開放する
位置にある場合に、被われて、閉鎖されている。流出開
口75は、貫流通路の自由な横断面の減少のためにフラ
ップ73,74の旋回の後にはじめて開放され、従っ
て、エアバッグ装置の調節されない運転時には全ガス体
積が有効にガスクッション内に到達しかつ、調節される
運転に際しては不当な過圧が生じることはない。
【0049】両方のフラップ73,74の終端位置は受
け止め薄板(Faengerblech)76によって規定されてお
り、受け止め薄板はフラップ73,74の衝突に際して
衝撃エネルギを吸収して消滅させる。これによって有利
な形式でフラップ73,74並びにケーシング78の損
傷が避けられ、エアバッグ装置の正確な機能が維持され
る。
【0050】フラップ73,74のトリガーは駆動装填
物によって行われ、駆動装填物は、有利には係止機構を
用いてケーシング78内に固定可能な部材77(図9、
参照)内に取り付けられている。有利にはプラスチック
によって形成されてフラップ73,74に対する圧着を
長期に維持するための円筒形の延長部78を備える部材
77に、駆動装填物の発火のための電気的な導線79も
通じている。
【0051】図7に示す実施例においても、図8に示し
てあるように、有利にはフラップ73,74の異なる形
状、大きさ及び配置によって異なる横断面が被われる。
このために有利には、ガス発生器71がケーシング78
内の中心からずらして配置されて、フラップ73,74
の異なる幅が考慮されている。フラップ73,74は有
利には側方の傾斜部を備えており、傾斜部は空気力作用
を促進して、ガス流による受け止め薄板76へのフラッ
プの圧着を増強する。
【0052】図8の横断面図に、ケーシング78の壁内
の条溝80が見られ、条溝を通ってフラップ73,74
の軸81が延びており、該軸は同時にケーシング78の
安定性を高める。
【0053】図8にはガスクッション82も示してあ
り、ガスクッションは受け止め薄板76の上側で直接に
ケーシング78に装着されて、はね飛ばし可能なカバー
をかぶせて確保されており、カバーは有利には受け止め
薄板76と一緒にケーシング78に有利にはリベット結
合されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく1つの実施例の2つのスライダ
を備えた調節装置を示す図であり、この場合、図1のa
は調節装置の概略的な断面図であり、図1のbは調節装
置の概略的な側面図である。
【図2】別の実施例の旋回可能なスライダを備えた調節
装置の平面図であり、
【図3】中央の軸を中心として回動可能な2つのフラッ
プを備えた調節装置の概略的な斜視図である。
【図4】本発明に基づく別の実施例の縁部側に配置され
た軸を中心として旋回可能な2つのフラップを備えた調
節装置の概略的な斜視図である。
【図5】旋回可能な2つのフラップを備えたガス発生器
の斜視図である。
【図6】軸線方向に移動可能な2つのブラインドを備え
たガス発生器の斜視図である。
【図7】直接に組み込まれた旋回可能な調節フラップを
備えたガス発生器のためのケーシングの斜視図である。
【図8】図7の実施例の横断面図である。
【図9】点火エレメントの拡大斜視図である。
【符号の説明】
2 貫流開口、 3,4 案内通路、 5,6 ス
ライダ、 7,8駆動装填物、 9 空気抜き開
口、 10,11,12 接続部、 13流出開
口、 14 発火室、 15 ケーシング、 1
6,17 プレート、 20 貫流開口、 21,
22 軸、 30 貫流開口、 31,32 プレ
ート、 33 軸、 34 軸線、 40 ケー
シング、41 貫流開口、 42,43 プレート、
44 軸、 51 ガス発生器、 52 ガス
流出開口、 53,54 ブラインド、 55バイ
パス通路、 61 ガス発生器、 62 ガス流出
開口、 66,67 ブラインド、 71 ガス発
生器、 73,74 プレート、 75流出開口、
76 受け止めエレメント、 78 ケーシン
グ、 79導線、 81 軸、 82 ガスクッ
ション、 A 軸線、 G ガス流

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のためのエアバッグ装置であって、
    それぞれ少なくとも1つのガス発生器、該ガス発生器に
    よって膨らませ可能なガスクッション及び、ガス発生器
    のトリガーのためにガス発生器に接続された第1のセン
    サ装置を備えており、ガス発生器若しくは各ガス発生器
    とガスクッション若しくは各ガスクッションとの間にガ
    ス体積流れのための調節装置を配置してあり、調節装置
    がガスクッションの所定の拡張領域内の障害物の検出の
    ための第2のセンサ装置に接続されており、該センサ装
    置が調節装置へ障害物に相応する作動信号を供給するよ
    うに形成されている形式のものにおいて、調節装置
    (1,15,40)が、離散的な異なる少なくとも2つ
    の流過横断面を調節するように構成されていることを特
    徴とする、車両のためのエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 調節装置(1,15,40)が、少なく
    とも1つの貫流開口(2,20,30,41)の自由な
    流過横断面を変化させる運動可能な少なくとも1つのエ
    レメント(5,6,16,17,31,32,42,4
    3,53,54,66,67,73,74)を有してい
    る請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 エレメント(5,6,16,17,3
    1,32,42,43,53,54,66,67,7
    3,74)の運動が、少なくとも調節装置の貫流開口
    (2,20,30,41)の流過横断面減少のために発
    火技術的なトリガーによって行われ、有利にはエレメン
    トの運動が調節装置の貫流開口の流過横断面増大のため
    にも発火技術的なトリガーによって行われるようになっ
    ている請求項2記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 エレメントが、貫流開口(2)の軸線に
    対して垂直に運動可能なほぼ扁平なスライダ(5,6)
    として形成されている請求項2又は3記載のエアバッグ
    装置。
  5. 【請求項5】 エレメントが軸(21,22)を中心と
    して旋回可能なほぼ扁平なプレート(16,17)とし
    て形成されており、軸がプレートの縁部領域に設けられ
    て、プレートに垂直にかつ貫流開口(20)の軸線に対
    して平行に方向付けられている請求項2又は3記載のエ
    アバッグ装置。
  6. 【請求項6】 エレメントが軸(44)を中心として旋
    回可能なほぼ扁平なプレート(42,43)として形成
    されており、軸(44)が貫流開口(41)の軸線に垂
    直に方向付けられ、プレートに対して平行に縁部領域を
    通って延びて、かつ有利には自由な最大の貫流開口の外
    側に配置されている請求項2又は3記載のエアバッグ装
    置。
  7. 【請求項7】 プレート(73,74)が直接に、ガス
    発生器(71)を取り囲むケーシング(78)に取り付
    けられている請求項6記載のエアバッグ装置。
  8. 【請求項8】 プレート(73,74)の、横断面を狭
    める終端位置が、直接にケーシング(78)に取り付け
    られた受け止めエレメント(76)によって規定されて
    おり、受け止めエレメントが有利には衝撃減衰のために
    変形可能に形成されている請求項7記載のエアバッグ装
    置。
  9. 【請求項9】 エレメントが軸(33)を中心として旋
    回可能なほぼ扁平なプレート(31,32)として形成
    されており、軸(33)が貫流開口(30)の軸線(3
    4)に垂直に方向付けられ、プレートに対して平行にほ
    ぼ中央の領域を通って延び、かつ有利には流過横断面を
    通って延びている請求項2又は3記載のエアバッグ装
    置。
  10. 【請求項10】 運動可能なエレメントが、ガス発生器
    (51,61)を1つの終端位置で少なくとも部分的に
    被うブラインド(53,54;66,67)として形成
    されている請求項2又は3記載のエアバッグ装置。
  11. 【請求項11】 有利には軸線を有する軸線対称的なガ
    ス発生器(61)を備えており、ブラインド(66,6
    7)がガス発生器(61)の軸線(A)、有利には対称
    軸線に沿って運動可能である請求項10記載のエアバッ
    グ装置。
  12. 【請求項12】 2つのブラインド(66,67)が、
    ガス発生器(61)の相対する側に設けられている請求
    項11記載のエアバッグ装置。
  13. 【請求項13】 有利には軸線を有する軸線対称的なガ
    ス発生器(51)を備えており、ブラインド(53,5
    4)がガス発生器(51)の軸線(A)、有利には対称
    軸線を中心として旋回可能である請求項10記載のエア
    バッグ装置。
  14. 【請求項14】 ブラインド(53,54)が、ガス発
    生器(51)から流出するガスのための有利には軸線方
    向に方向付けられたバイパス通路(55)を有している
    請求項13記載のエアバッグ装置。
  15. 【請求項15】 2つのブラインド(53,54)がガ
    ス発生器(51)の相対する側に設けられている請求項
    13又は14記載のエアバッグ装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも2つのエレメント(5,
    6;16,17;31,32;42,43;53,5
    4;66,67;73,74)を設けてあり、該エレメ
    ントが少なくとも1つの位置で、有利には1つの終端位
    置で、流過横断面の有利には異なる横断面部分を被うよ
    うになっている請求項2から15のいずれか1項記載の
    エアバッグ装置。
  17. 【請求項17】 2つのエレメント(5,6;16,1
    7;31,32;42,43;53,54;66,6
    7;73,74)を設けてあり、第1のエレメントが自
    由な流過横断面の面積の5%と25%との間、有利には
    15%を被い、第2のエレメントが自由な流過横断面の
    面積の15%と45%との間、有利には30%を被うよ
    うになっている請求項16記載のエアバッグ装置。
  18. 【請求項18】 調節装置が、ガス発生器から到来する
    ガス体積流れの少なくとも一部分のための少なくとも1
    つの流出開口(13,75)を有している請求項1から
    17のいずれか1項記載のエアバッグ装置。
  19. 【請求項19】 流出出口(13,75)が、少なくと
    も1つの貫流開口の自由な流過横断面を変化させる運動
    可能なエレメント(5,6;16,17;31,32;
    42,43;53,54;66,67;73,74)及
    び/又はガスクッションの所定の拡張領域内の障害物の
    検出のための第2のセンサ装置の位置に関連して開放可
    能である請求項18記載のエアバッグ装置。
  20. 【請求項20】 流出開口(13,75)が常に流過可
    能であり、流出開口の軸線が貫流開口(2)の軸線に対
    して有利には鈍角を成し、特に貫流開口の軸線に対して
    垂直に向けられている請求項18記載のエアバッグ装
    置。
  21. 【請求項21】 車両のためのエアバッグ装置を駆動す
    るための方法であって、センサでトリガーされて少なく
    とも1つのガス発生器によって少なくとも1つのガスク
    ッションを膨らませて、この場合、ガスクッションの所
    定の拡張領域内に障害物があるかどうかを検出して、該
    検出の結果に関連して、ガスクッション内に吹き込まれ
    るガス体積流れを調節するようになっている形式のもの
    において、ガス体積流れを離散的な段階で調節すること
    を特徴とする、車両のためのエアバッグ装置を駆動する
    ための方法。
  22. 【請求項22】 ガス体積流れのための流過横断面を離
    散的な段階で調節する請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 ガス体積流れのための自由な流過横断
    面を、5%と25%との間、有利には15%の離散的な
    有利には3つの段階で変化させる請求項21記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 流過横断面を、有利には発火技術的に
    トリガー可能なエレメントによって、流過横断面の減少
    の方向で変化させる請求項22又は23記載の方法。
  25. 【請求項25】 流過横断面を減少させる場合に、ガス
    発生器から到来するガス体積流れの少なくとも一部分を
    ガスクッションの周囲に導出する請求項21から24の
    いずれか1項記載の方法。
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