JPH11221736A - 高速回転用工具ホルダ - Google Patents

高速回転用工具ホルダ

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Publication number
JPH11221736A
JPH11221736A JP2865998A JP2865998A JPH11221736A JP H11221736 A JPH11221736 A JP H11221736A JP 2865998 A JP2865998 A JP 2865998A JP 2865998 A JP2865998 A JP 2865998A JP H11221736 A JPH11221736 A JP H11221736A
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JP
Japan
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lubricating oil
holder
tool
speed rotation
outer cylinder
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Application number
JP2865998A
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English (en)
Inventor
Masaichi Matsumoto
政一 松本
Eisaku Nakai
英策 中井
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Nikken Kosakusho Works Ltd
Original Assignee
Nikken Kosakusho Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11221736A publication Critical patent/JPH11221736A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状の潤滑油の使用を可能にし、かつ遊星増
速機構26への潤滑油の供給を調整可能とした高速回転
用工具ホルダを提供する。 【解決手段】 スピンドル38によって回転されるホル
ダ本体1の筒状部1aに枢支した複数の遊星歯車14
に、ストッパピン機構30によって動作時に回転が拘束
される外筒2の内歯車5と、中心軸3に設けた太陽歯車
5とを噛み合わせた遊星増速機構26を、外筒2内の潤
滑油室24に設けた工具ホルダであって、前記潤滑油室
24内に、複数の貫通開口62aを形成したプレート6
2と、このプレート62の後側に配設したフェルト,海
綿体などの潤滑油保留部材63とからなる潤滑油流出調
整手段61を設け、潤滑油を徐々に遊星増速機構26に
供給できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊星増速機構を
備えた高速回転用工具ホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高速回転用工具ホルダとして、ホ
ルダ本体に設けた筒状部の外側に外筒を、前記筒状部の
中心側に中心軸をそれぞれ同心に配置し、前記外筒の内
周面に内歯車を設け、内歯車と噛み合う複数の遊星歯車
をホルダ本体に枢支し、遊星歯車と噛み合う太陽歯車を
中心軸の後部に設けて、遊星増速機構を構成し、中心軸
の前端部に設けた工具把持機構によって、エンドミル、
ドリルなどの工具を着脱可能に装着するものがあった。
そして、前述した高速回転用工具ホルダは、ホルダ本体
のシャンク部を工作機械のスピンドルに着脱可能に嵌合
保持させ、かつ外筒の回転を拘束し、前記スピンドルを
回転させて遊星増速機構を動作させることで、スピンド
ルの回転数の数倍に増速させて中心軸を高速回転させ、
工具把持機構に装着した工具を用いて工作物に高能率の
加工を施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の高速回転用工具ホルダは、遊星増速機構を構成する内
歯車、遊星歯車および太陽歯車を潤滑するために、グリ
ースを外筒の後部内周面より中心側の部分に封入してい
るが、グリースの粘度が高いことで、遊星増速機構の動
作時に前記歯車の噛み合い部が偏った荷重を受け、噛み
合っている歯車の歯間に均等にグリースが供給されず、
噛み合い音や歯車の振動が発生するという問題点があっ
た。また、粘度の高いグリースに代えて液状の潤滑油で
遊星歯車機構をオイルバス状態にして使用する場合も考
えられるが、潤滑油中に浸漬された歯車の駆動により潤
滑油が発熱し、この発熱による熱膨張で潤滑油室内の圧
力が上昇し、潤滑油が漏れ出しやすくなり、潤滑油の消
耗が激しいという問題点もあった。この考案は、グリー
スに代えて液状の潤滑油を使用した場合においても、温
度上昇を適正な範囲内におさえ、遊星増速機構の潤滑を
良好にし、かつ前記潤滑油の供給量を調整しながら遊星
増速機構に供給することで、その動作時に歯車の噛み合
い音や振動の発生を防止し、工作物の加工が良好にでき
ると共に、潤滑油の消耗を抑え、かつ潤滑油の供給作業
が容易な高速回転用工具ホルダ提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、工作
機械のスピンドルにシャンク部を着脱可能に装着するホ
ルダ本体と、ホルダ本体の外周側に回転可能に配置した
外筒と、ホルダ本体のシャンク部前方に形成した筒状部
内に配置しかつ前部が筒状部の前方に突出する中心軸
と、外筒の外周面に設けて前記工作機械の非回転部材に
設けた係合部材に対し係脱可能に係合するストッパピン
機構と、中心軸の前部に設けた工具把持機構と、ホルダ
本体に枢支した複数の遊星歯車に、外筒に設けた内歯車
および中心軸の後部に設けた太陽歯車を噛み合わせて中
心軸を増速回転させる遊星増速機構とを備え、中心軸と
ホルダ本体の筒状部との間および筒状部と外筒との間
に、前内側ベアリングおよび前外側ベアリングを、前記
遊星増速機構の前側にそれぞれ設けた高速回転用工具ホ
ルダであって、前記外筒用の前内側ベアリングおよび前
外側ベアリングより後側に潤滑油流出調整手段を備えた
潤滑油室を形成し、ホルダ本体の大外径部より半径方向
に貫通して潤滑油室に開口する供給孔を設けると共に、
該供給孔には着脱可能な栓体を装着したものである。請
求項2の発明は、請求項1に記載した高速回転用工具ホ
ルダにおいて、前記潤滑油流出調整手段は、前記中心軸
の後端部に近接して前記ホルダ本体内に配設した複数の
貫通開口を形成したプレートと、このプレートの後側に
配設したフェルト,海綿体などの潤滑油保留部材とから
構成したものである。請求項3の発明は、請求項1に記
載した高速回転用工具ホルダにおいて、前記ホルダ本体
の前記遊星歯車が突出する窓孔に近接させた前,後の外
周面に、動作時の回転によって液状の潤滑油を窓孔側に
送る鋸歯状の螺旋溝を形成した漏油防止機構を設けたも
のである。請求項4の発明は、請求項1ないし3のいず
れかに記載した高速回転用工具ホルダにおいて、前記中
心軸の前部大径外周部に鋸歯状の螺旋溝からなるクーラ
ント浸入防止機構を設けたものである。請求項5の発明
は、請求項1ないし4のいずれかに記載した高速回転用
工具ホルダにおいて、前記ホルダ本体の大外径部には、
前記潤滑室内に供給された潤滑油の消耗状態をホルダ本
体の外方より監視する監視装置を設けたものである。請
求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載し
た高速回転用工具ホルダにおいて、前記ホルダ本体の後
端前内側ベアリングと前外側ベアリングとの間を、これ
らのベアリングの近くを経て、中心軸の前端部に保持し
た刃先またはその近くにクーラントを供給する流体路
を、ホルダ本体およびこの本体の前端に設けたベアリン
グカバーに形成したものである。請求項7の発明は、請
求項1ないし6のいずれかに記載した高速回転用工具ホ
ルダにおいて、外筒に設けたストッパピンまたはホルダ
本体の後端部から前内側ベアリングと前外側ベアリング
の少なくとも一方の近くを経て外筒の後部外周面に形成
した環状溝と、この環状溝を覆って一部に大気と連通す
る出口を有するリングによって形成された流体通路に至
る冷却用のエアが通る流体通路を備えたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3の各図に示すように、
この発明の一実施形態に係る高速回転用工具ホルダは、
ホルダ本体1と、ホルダ本体1前側の筒状部1a外周側
に配置した外筒2と、筒状部1aの中心側に配置した中
心軸3とを、同心に配置してある。前記ホルダ本体1
は、大外径の把持部1bから後側に小外径になるシャン
ク部1cを突出させ、把持部1bの前側に突出する筒状
部1aの前端に開口を形成し、把持部1bの外周面に環
状溝1dを形成し、環状溝1dに前端が開口する係合溝
1eを把持部1bの軸方向に形成し、係合溝1eの後端
を把持部1bの後端に開口させてある。前記筒状部1a
の後部には、その周方向に長い2つの窓孔1fを対向さ
せて形成し、筒状部1aの前端から窓孔1fの若干後側
まで、窓孔1fの周方向中央を横切る長孔1gを形成し
てある。
【0006】また、筒状部1aの前記窓孔1fに近接し
た前,後外周面にそれぞれ鋸歯状の右,左螺旋溝1h,
1iが互いに反対向きに形成されている。さらに、筒状
部1aの後端部外周にはカラー4を嵌合固定してある。
前記外筒2の後部内周面には内歯車5を形成してあり、
前記中心軸3は、中間部3aおよび後部3bをホルダ本
体1の筒状部1a内に収容してある。
【0007】中心軸3の後部3b外周には太陽歯車6を
嵌合させて、キー7によって中心軸3に固定し、中心軸
3の中間部3aには、丸ナット8をねじ嵌合させ、丸ナ
ット8の前側に2個のアンギュラベアリングからなる前
内側ベアリング9を内外輪スぺーサ9a,9bを介して
嵌合させ、丸ナット8の締め付けによって、前内側ベア
リング9を中心軸3の段3gに締め付け、中心軸3の前
部3dをホルダ本体1の前端から前方に突出させてあ
る。なお、丸ナット8には、図4に拡大して示すよう
に、後端部外周面に潤滑油を後方に送るねじ部8aを中
心軸3の回転方向と反対の螺旋状に形成してある。ま
た、前内側ベアリング9には漏油防止シール(図示省
略)を設けてある。
【0008】さらに、前記中心軸3の前部の大径部3h
の外周面には、鋸歯状の螺旋溝3iが形成されており、
工作物の切削時に供給されるクーラントがホルダ本体1
の前方に排出され筒状部1a内に侵入しないようにして
いる。
【0009】中心軸3の前部3dには前端側が大径とな
るテーパ孔3eを形成し、テーパ孔3eにコレット10
を嵌合保持させ、中心軸3の前端部の外周面に締め付け
ナット11をねじ嵌合させ、このナット11の中心軸3
前端から突出した前端部をコレット10の中心軸3前端
から突出した前端部に係合させてある。なお、中心軸3
に形成したテーパ孔3e、コレット10および締め付け
ナット11によって工具把持機構29を構成し、また、
中心軸3のテーパ孔3e後側には孔3fを連続させてあ
る。
【0010】そして、中心軸3の後端部をホルダ本体1
の筒状部1a後端部に設けた後部ボールベアリング12
によって支持させてある。なお、後部ボールベアリング
12と太陽歯車6との間には中心軸3に嵌めたスナップ
リング13を介在させてある。ホルダ本体1の筒状部1
aに設けた2つの窓孔1fに図2の(a)および図3に
見られるように、遊星歯車14をそれぞれ嵌め、筒状部
1aに形成した長孔1gに挿通した枢支ピン15を遊星
歯車14の中心孔14aにニードルベアリング16を介
して嵌めると共に、遊星歯車14と太陽歯車6とを噛み
合わせてある。
【0011】ホルダ本体1の前端面には環状のベアリン
グカバー17を複数のねじ18によって締め付け固定
し、前記カバー17の内周部から後側に突出する抑え部
17aによって前端の前内側ベアリング9の外輪を押し
付けると共に、前記カバー17にねじ嵌合させたセット
ボルト19によって枢支ピン15を後側に押し付け、枢
支ピン15の軸方向移動を拘束させている。
【0012】前記外筒2と工具本体1の筒状部1aの小
外径部との間に中間筒44が嵌合させてあり、ボールベ
アリングからなる前外側ベアリング20を中間筒44前
部の大内径部と筒状部1aの前部との間に嵌合させ、前
外側ベアリング20には漏油防止シール(図示省略)を
設けてある。また、中間筒44と外筒2との間に前,後
端部には前部,中間部シールリング45をそれぞれ介在
させてある。さらに、内歯車5を遊星歯車14に噛み合
わせてあり、中間筒44の後端が内歯車5の前端に接し
ている。
【0013】外筒2の後側には、ホルダ本体1の筒状部
1a外周面にカラー4を嵌合固定し、カラー4の前面に
は内,外環状溝4aを形成し、外筒2の後面に突出した
内,外筒状突起2aを内,外環状溝4aにそれぞれ嵌め
ることで、ラビリンス式の外側漏油防止機構46を構成
し、また、外側漏油防止機構46の内側前部に位置する
ホルダ本体1の筒状部1a外周面に漏油防止シールを設
けた後外側ベアリング47の内輪を嵌め、後外側ベアリ
ング47の前側に横断面がアングル状の抑え環48を筒
状部1aの外周面に嵌合固定し、後外側ベアリング47
の外輪を嵌め、さらに抑え環48の外周面と外筒2の後
部内周面との間に後部のシールリング45を介在させた
ことで外筒2の後端部とホルダ本体1との間に後漏油防
止機構27を設けてある。
【0014】また、ホルダ本体1の筒状部1aの前部外
周面には、内輪抑え21を嵌合させ、内輪抑え21の前
端面を筒状部1aの外周溝に係合させた抑え環22によ
って支持し、ボールベアリングからなる前外側ベアリン
グ20の内輪を内輪抑え21の内周突出部によって中間
筒44に押し付け固定し、外筒2の前端部内周に環状の
外輪抑え23をねじ嵌合させ、外輪抑え23によってボ
ールベアリング20の外輪を中間筒44に押し付けて固
定し、内輪抑え21の外周部21aの後側に外輪抑え2
3の内周部23aを重ねることで、ラビリンス式の前漏
油防止機構28を構成してある。
【0015】外筒2の後部外周面には、環状凹溝2fが
形成されており、この凹溝2fは帯状のリング60によ
り閉塞されて空冷用の流体通路を形成している。24
は、前記ホルダ本体1の後部に形成された潤滑油室であ
って、この潤滑油室24にはホルダ本体1の大径部から
半径方向に貫通させた供給孔2cを介して液状の潤滑油
を外筒2の後部内周面より中心側の潤滑油室24内に供
給出来るようにしてあり、潤滑油の供給の後は、供給孔
2cの外端部に栓体25を着脱可能にねじ嵌合させるこ
とで、供給孔2cから潤滑油が外部に漏出することを防
止している。
【0016】61は前記潤滑油室24内に設けた潤滑油
流出調整手段であって、前記中心軸3の後端部に近接し
て潤滑油室を前後に分割するように配設した複数の貫通
孔62a有するプレート62と、該プレート62の後側
に装填されたフェルト,海綿体などの潤滑油保留部材6
3とから構成されている。64は、前記プレート62を
位置決めするために配置されたスナップリングである。
【0017】なお、前記供給孔2cは、ホルダ本体1の
大外径の把持部1bの環状溝1eの底部より半径方向に
貫通して形成することが好ましい。また前記ホルダ本体
1の大外径部には、前記潤滑室24内に供給された潤滑
油の消耗状態を監視する監視機構65が形成されてい
る。この監視機構65は、前記潤滑室24内に連通する
貫通孔66に透明部材で形成した栓67を固着すること
で構成されている。
【0018】前記外筒2の外周面には、外筒2の回転を
拘束するストッパピン機構30を設けてある。ストッパ
ピン機構30は、ほぼY字状のアームブロック31をボ
ルト(図示せず)によって外筒2に固定し、前記ブロッ
ク31の先端部にストッパピン33の頭部33aを小ボ
ルト33dによって固定し、ストッパピン33の軸部3
3bを前記ブロック31の孔31aに挿し通して後方に
突出させ、軸部33bの中間部に軸方向に長い長孔33
cを直径方向に貫通させてある。前記軸部33bにはコ
イルばね34を嵌め、コイルばね34の後側に筒体35
を嵌め、筒体35の後側に切欠部35aを形成し、連結
ピン36をカラー4から突出させ、ストッパピン33の
後端部を筒体35の後方に突出させ、連結ピン36の先
端部36aに筒体35の切欠部35aが前側から係合す
るようにしてある。
【0019】なお、図3に示すように、外筒2に形成し
た内歯車5、ホルダ本体1の筒状部1aに設けた2つの
遊星歯車14および中心軸3の後部に設けた太陽歯車6
によって遊星増速機構26を構成し、内歯車5が大径で
歯数が多く、内歯車5より遊星歯車14が小径で歯数が
少なく、遊星歯車14より太陽歯車6が小径で歯数が少
ないことで、ホルダ本体1の回転によって中心軸3が増
速して高速回転するようにしてある。
【0020】なお、図1中37は工具把持機構29に保
持した工具、38は工作機械のスピンドル、39はスピ
ンドル38の外側に設けた非回転部材、40は非回転部
材39の係合部材である。前述のように構成した一実施
形態の高速回転用工具ホルダは、ホルダ本体1の前端部
から前方に突出する中心軸3の前部3dに設けた工具把
持機構29によってエンドミルなどの工具37のシャン
クを着脱可能に予め保持しておく。
【0021】そして、工作機械のスピンドル38の前端
部に形成したテーパ孔38aに適宜の手段によってホル
ダ本体1のテーパ付きのシャンク部1cを嵌合保持さ
せ、スピンドル38に設けたキー(図示省略)をホルダ
本体1の把持部1bに形成した係合溝1eに係合させる
と共に、外筒2に設けたストッパピン機構30のストッ
パピン33の軸部33bの後端部を、前記工作機械のス
ピンドル38の外側に配置してある非回転部材39に設
けた係合部材40に係合させ、ストッパピン機構30の
筒体35に設けた切欠部35aの後端をホルダ本体1に
嵌合固定したカラー4から突出した連結ピン36の先端
部36aに係合させて外筒2の回転を拘束する。
【0022】この状態で、スピンドル38を時計方向に
回転させることで、遊星増速機構26の外筒2およびこ
れに設けた内歯車5の回転を拘束して、遊星歯車14を
回転させ、中心軸3に嵌合固定してある太陽歯車6を増
速させて高速回転させる。この場合に、スピンドル38
の回転に対し、遊星増速機構26の動作によって中心軸
3が数倍の回転数、具体的には20000r.p.mの高速回転を
させつつ、工作機械の非回転部材39、スピンドル38
などを前進させて中心軸3の前部3dに設けた工具把持
機構29にシャンクを保持した工具37によって工作物
に高能率の切削などの加工を行う。
【0023】前記加工中に、2つの遊星歯車14は固定
している内歯車5および高速回転している太陽歯車6と
噛み合っているが、前記各歯車は潤滑油室24内に液状
の潤滑油が調整されて供給されるので、各歯車の噛み合
い部などに潤滑油が供給され、噛み合い音の発生と、遊
星歯車14、太陽歯車6の振動とを防止できる。また、
潤滑油室24内の潤滑油は、外筒2の前端部および後端
部とホルダ本体3との間に前漏油防止機構28、後漏油
防止機構27およびホルダ本体1の窓孔1fの前後外周
面に鋸歯状の環状溝1h,1iからなる漏油防止機構を
設け、前内側のベアリング9、前外側のベアリング20
および後外側ベアリング47にはそれぞれ漏油防止シー
ルをそれぞれ設けてあるので、潤滑油室24外に潤滑油
が漏出するのを防止できる。
【0024】さらに、潤滑油室24の後部内に、中心軸
3とホルダ本体1の筒状体1aとの間に介在させて中心
軸3にねじ嵌合させた丸ナット8を配置し、丸ナット8
の後端部外周面にスピンドル38の回転方向と反対向き
の螺旋状にねじ部8aを形成したので、中心軸3の回転
方向に丸ナット8も回転し、そのねじ部8aによって潤
滑油室24内の潤滑油を後方に送るようにして、潤滑油
が前方に送られることを防ぎ、前側からの潤滑油の漏出
防止に寄与させている。
【0025】工具37による工作物への加工を行った
後、非回転部材39、スピンドル38などを後退復帰さ
せ、スピンドル38の回転を停止させる。その後、ホル
ダ本体1をスピンドル38から抜き出すと共に、ストッ
パピン33を係合ブロック40から外す。なお、潤滑油
室24から潤滑油が僅かずつ消耗して減少した場合に
は、潤滑油の状態を監視機構65によって目視し、不足
している時は、栓体25を供給孔2cから外し、供給孔
2cから潤滑油を潤滑油室24内に補充して栓体25を
供給孔2cに装着することで、前記工具ホルダを繰り返
し使用できる。なお、潤滑室内に潤滑油を供給する場合
は、前記供給孔からある程度高圧によって供給し、調整
手段を介して強制的に歯車収容側に潤滑油を供給するこ
とが好ましい。
【0026】そして、図1に破線で示すように、ホルダ
本体1の後端部から複数分岐してその前側部の枢支ピン
15間にこれらと平行に前方に延び、ベアリングカバー
17に設けた孔部(図示省略)の前端に設けた開口に至
る流体通路50を形成し、スピンドル38に形成した流
体供給路(図示省略)を経て、切削液などのクーラン
ト、あるいは冷却用のエアを流体通路50に供給するこ
とで、流体通路50の複数の分岐した部分50aが前内
側ベアリング9および前外側ベアリング20の近くを通
ることで、これらのベアリング9,20を冷却すること
ができて好ましい。
【0027】また、クーラントなどがベアリングカバー
17の前端から中心軸3の前端部に保持した工具37の
刃先またはその近くに供給することができ、加工時に前
記刃先や被加工物(ワーク)を冷却できて好ましい。ま
た、図1に破線で示すように、外筒2に設けたストッパ
ピン33の孔33c後端からブロック31内の孔31
a、外筒2の環状凹溝2f、中間筒44の外周面に形成
した環状凹部44aおよび連通溝44b、外筒2の内周
面に設けた環状凹溝2b、ブロック31に設けたL字状
孔31bに至る流体通路51を形成し、係合部材40に
形成した流体供給路(図示省略)を経て、冷却用のエア
ーを流体通路51に供給することで、その環状凹部44
a、環状凹溝2bを冷却用のエアーが通り、前外側ベア
リング20などを冷却することができて好ましい。そし
て、冷却用のエアーは、外筒2の環状凹溝2fを覆った
リング60の出口60aから放出される。
【0028】なお、図1には2つの流体通路50,51
を示したが、これらの一方のみを設けるのが一般的であ
る。また、流体通路50,51は前述した構成に限られ
ることなく適宜変更できる。さらに、ベアリングカバー
17の孔部にクーラントなどを工具の刃先に向ける方向
調節用の孔付きブロックを嵌めてもよい。
【0029】この発明において、遊星増速機構は、内歯
車、太陽歯車、遊星歯車の外径および歯数を変更するこ
とで、ホルダ本体の回転数に対し中心軸の回転数を3〜
7倍、具体的には 10000〜40000r.p.mの範囲で適宜変更
でき、また大型の工具ホルダでは遊星歯車の数を3個な
どに増加させてもよく、さらに内歯車は外筒と一体に形
成することなく、外筒の内周面にこれと別体の内歯車を
嵌合固定してもよい。
【0030】この発明において、潤滑油流出調整手段の
プレートを複数の貫通孔を設けたものについて説明した
が、貫通孔に限定することなく、前後に貫通する放射状
の切り込み穴,あるいはメッシュ板などを用いてもよい
ことは勿論である。
【0031】また、この発明では、潤滑室内に供給され
た潤滑油の消耗状態をホルダ本体の外方より、目視によ
り監視できるようにした監視機構を備えたものについて
説明したが、潤滑室内と連通するセンサーによるブザ
ー,警告ランプなど点灯,あるいは、色彩変化による監
視機構とすることも可能である。さらにまた、潤滑室内
と連通する連通穴を特別に設けることなく、前記潤滑室
内に潤滑油を供給するための供給孔の栓に透明な窓を付
けることでも兼用可能である。
【0032】この発明において、前,後漏油防止機構、
工具把持機構およびストッパピン機構は構成を適宜変更
してもよく、また、工具把持機構はアダプタを介して工
具のシャンクを把持させてもよく、さらに、前内側,前
外側ベアリングは、漏油防止シールを設けたものであれ
ば個数および構成を適宜変更してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、ホル
ダ本体と、外筒と、中心軸と、外筒に設けたストッパピ
ン機構と、中心軸の前部に設けた工具把持機構と、ホル
ダ本体に枢支した複数の遊星歯車に外筒に設けた内歯車
および中心軸に設けた太陽歯車を噛み合わせた遊星増速
機構とを備え、この遊星増速機構の前側に配置して、中
心軸とホルダ本体の筒状部との間および筒状部と外筒と
の間に、前内側ベアリングおよび前外側ベアリングをそ
れぞれ設けた高速回転用工具ホルダである。
【0034】そして、外筒内の潤滑油室の前側に、前内
側ベアリングおよび前外側ベアリングより後側に潤滑油
流出調整手段を備えた潤滑室を形成し、ホルダ本体の大
径部より半径方向に貫通して潤滑油室に開口する供給孔
を設け、この供給孔に着脱可能な栓体を装着した構成と
したので、遊星増速機構に潤滑油を過剰に供給すること
なく、かつ潤滑油の温度上昇を適切な範囲内におさえる
ことができ、常に調整した状態で供給できると共に、潤
滑油の追加供給も供給孔の栓体を外して前記供給孔から
潤滑油室に供給することができるので、作業開始に当
り、ホルダ本体と中心軸との組付け作業が省略可能とな
る。
【0035】また、工具把持機構にエンドミルなどの工
具のシャンクを直接またはアタッチメントを介して把持
させ、ホルダ本体のシャンク部を工作機械のスピンドル
に装着すると共に、外筒の外筒面に設けたストッパピン
機構によって前記工作機械の非回転部材に設けた係合部
材に係合させ、外筒の回転を拘束し、工作機械のスピン
ドルを回転させることで、これと同方向にホルダ本体が
回転し、遊星増速機構が動作し、ホルダ本体の回転の数
倍に増速して中心軸が高速回転し、工具によって工作物
を能率よく加工できる。
【0036】前述したようにホルダ本体の回転によって
中心軸が増速して回転することで、中心軸に嵌合固定し
た丸ナットの後部外周面に形成したねじ部が潤滑油室内
で回転し、潤滑油室内の液状の潤滑油を後方に送り、潤
滑油の潤滑油室前方への加圧をなくすと共に、潤滑油が
流出調整手段により調整されるので、漏油の防止に役立
つ。したがって、液状の潤滑油が潤滑油室から前記工具
ホルダ外に漏出することがほとんどなく、液動性が高い
液状の潤滑油の使用が可能となり、遊星増速機構を構成
する遊星歯車などの各歯車の噛み合い部などに潤滑油が
十分に供給され、遊星増速機構の潤滑が良好になり、各
歯車の噛み合い音や振動の発生を防止することができ、
工作物の加工が良好にできる。
【0037】また、この発明においては、ホルダ本体の
遊星歯車が突出する窓孔に近接させた前,後の外周面
に、鋸歯状の螺旋溝を形成したので、動作時の回転によ
って、液状の潤滑油が外方に押し出されるのを防止し、
潤滑油を前記窓孔側に戻すように機能するため、漏油の
防止に役立つ。
【0038】さらに、この発明においては、潤滑室内の
潤滑油の消耗状態をホルダ本体の外方より確認できる監
視機構を設けたので、室内の潤滑油量を作業前に確認出
来ることで、作業の危険を回避し安全性が向上できる。
【0039】さらにまた、この発明による高速回転用工
具ホルダにおいては、この工具ホルダ内にクーラント、
冷却用のエアの流体通路を設けて、前内側ベアリングと
前外側ベアリング、あるいは少なくともこれらのベアリ
ングの一方を冷却することができ、回転する各部材が過
熱することを防止できる。また、中心軸の前部大径外周
部に鋸歯状の螺旋溝を形成したので、加工作業時にクー
ラントが飛び散りホルダ本体側に逆流浸入することが防
止でき、高速回転を続けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る高速回転用工具ホ
ルダの一部縦断側面図。
【図2】図1に示したホルダ本体で、(a)は正面図、
(b)は要部拡大説明図。
【図3】図1のA−A線横断面図。
【図4】図1に示した高速回転用工具ホルダの丸ナット
の拡大断面図。
【図5】図1に示した高速回転用工具ホルダの中心軸
で,(a)は正面図、(b)はクーラント浸入防止機構
の拡大説明図。
【符号の説明】
1 ホルダ本体 1a 筒状部 1c シャンク部 1f 窓孔 1g 長孔 1h 右螺旋溝 1i 左螺旋溝 2 外筒 2d 供給孔 2f 環状凹溝 3 中心軸 3h 大径部 3i 鋸歯状の螺旋溝 4 カラー 5 内歯車 6 太陽歯車 8 丸ナット 8a ねじ部 9 前内側ベアリング 10 コレット 11 締め付けナット 12 内部ボールベアリング 13 スナップリング 14 遊星歯車 15 枢支ピン 16 ニードルベアリング 17 ベアリングカバー 18 締め付けねじ 19 セットボルト 20 前外側ベアリング 21 内輪抑え 22 抑え環 23 外輪抑え 24 潤滑油室 25 栓体 26 遊星増速機構 27 後漏油防止機構 28 前漏油防止機構 29 工具把持機構 30 ストッパピン機構 31 ブロック 33 ストッパピン 34 コイルばね 35 筒体 36 連結ピン 37 工具 38 スピンドル 39 非回転 44 中間筒 45 シールリング 46 外側漏油防止機構 47 後外側ベアリング 48 抑え環 50 流体通路 51 流体通路 60 リング 61 潤滑油流出調整手段 62 プレート 62a 貫通孔 63 潤滑油保留部材 64 スナップリング 65 監視機構 66 貫通孔 67 栓

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械のスピンドルにシャンク部を着
    脱可能に装着するホルダ本体と、ホルダ本体の外周側に
    回転可能に配置した外筒と、ホルダ本体のシャンク部前
    方に形成した筒状部内に配置しかつ前部が筒状部の前方
    に突出する中心軸と、外筒の外周面に設けて前記工作機
    械の非回転部材に設けた係合部材に対し係脱可能に係合
    するストッパピン機構と、中心軸の前部に設けた工具把
    持機構と、ホルダ本体に枢支した複数の遊星歯車に、外
    筒に設けた内歯車および中心軸の後部に設けた太陽歯車
    を噛み合わせて中心軸を増速回転させる遊星増速機構と
    を備え、中心軸とホルダ本体の筒状部との間および筒状
    部と外筒との間に、前内側ベアリングおよび前外側ベア
    リングを、前記遊星増速機構の前側にそれぞれ設けた高
    速回転用工具ホルダであって、 前記外筒用の前内側ベアリングおよび前外側ベアリング
    より後側に潤滑油流出調整手段を備えた潤滑油室を形成
    し、ホルダ本体の大外径部より半径方向に貫通して潤滑
    油室に開口する供給孔を設けると共に、該供給孔には着
    脱可能な栓体を装着したことを特徴とする高速回転用工
    具ホルダ。
  2. 【請求項2】前記潤滑油流出調整手段は、前記中心軸の
    後端部に近接して前記ホルダ本体内に配設した複数の貫
    通開口を形成したプレートと、このプレートの後側に配
    設したフェルト,海綿体などの潤滑油保留部材とから構
    成したことを特徴とする請求項1に記載した高速回転用
    工具ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ本体の前記遊星歯車が突出す
    る窓孔に近接させた前,後の外周面に、動作時の回転に
    よって液状の潤滑油を窓孔側に戻す鋸歯状の螺旋溝を形
    成した漏油防止機構を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載した高速回転用工具ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記中心軸の前部大径外周部に鋸歯状の
    螺旋溝からなるクーラント浸入防止機構を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載した高速回転用工具ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記ホルダ本体の大外径部には、前記潤
    滑室内に供給された潤滑油の消耗状態をホルダ本体の外
    方より監視する監視装置を設けたことを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載した高速回転用工具ホル
    ダ。
  6. 【請求項6】 前記ホルダ本体の後端部から前内側ベア
    リングと前外側ベアリングとの間を、これらのベアリン
    グの近くを経て、中心軸の前端部に保持した刃先または
    その近くにクーラントを供給する流体路を、ホルダ本体
    およびこの本体の前端に設けたベアリングカバーに形成
    したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
    載した高速回転用工具ホルダ。
  7. 【請求項7】 外筒に設けたストッパピンまたはホルダ
    本体の後端部から前内側ベアリングと前外側ベアリング
    の少なくとも一方の近くを経て外筒の後部外周面に形成
    した環状凹溝と、この環状凹溝を覆って一部に大気と連
    通する出口を有するリングによって形成された流体通路
    に至る冷却用のエアが通る流体通路を備えたことを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかに記載した高速回転
    用工具ホルダ。
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