JPH11221230A - うおのめ切りペンチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 うおのめを切除するとき、安全かつ簡単に切
り取ることができるうおのめ切りペンチを提供する。 【解決手段】 ペンチ本体（１）の先端下面を斜めに施
し、この面に左右対称の半球形状の刃（２）（２）を設
け、刃（２）（２）の内側上部に開口部（６）を設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、足の裏などにで
きたうおのめを切除するうおのめ切りペンチに関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、はさみやニッパーあるいは回
転砥石などがあった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ、はさみやニッパーなどを使用すると、刃がまっすぐ
のため患部のまわりの肌や皮膚を傷つけることがあっ
た。 ロ、回転砥石は、砥石を回転させながら近づけるため患
部のまわりに触れて怪我をする恐れがあった。 本発明は、以上の欠点を解決するために発明されたもの
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ペンチ本体（１）の先端
下部を斜めに施す。そして、この面に左右対称の半球形
状をした刃（２）（２）を設ける。また、刃（２）
（２）の内側上部に開口部（６）を設ける。本発明は、
以上の構成よりなるうおのめ切りペンチである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）ペンチ本体（１）の先端下面を斜めに施し、この
面に左右対称の半球形状の刃（２）（２）を設ける。 （ロ）刃（２）（２）の内側上部に開口部（６）を設け
る。 （ハ）ペンチ本体（１）の他方に取って部（４）（４）
を設け、刃（２）（２）の近くに支点軸（３）を設け
る。 （ニ）支点軸（３）に近い取って部（４）（４）の間に
バネ（５）を設ける。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、ペンチ本体（１）の取って部（４）（４）を
手に持ち、うおのめを刃（２）（２）で挟み、取って部
（４）（４）をしぼめるだけで次のようにしてうおのめ
を切除することができる。ペンチ本体（１）の取って部
（４）（４）を開いたまま手に持ち、切り取ろうとする
うおのめの部分を刃（２）（２）で挟み、取って部
（４）（４）をしぼめると、刃（２）（２）も支点軸
（３）を支点にしてしぼまり、うおのめを切除すること
ができる。そして、開くときはバネ（５）の力により軽
く開くことができる。また、刃（２）（２）の内側上部
が開口になっているため、切除するうおのめの部分及び
切量が見えるので切りすぎることがない。さらに、刃
（２）（２）の取り付け面が斜めに施してあり、この面
を患部面と平行にして使用することにより、取って部
（４）（４）が患部面より少し高くなるので、作業が容
易になり怪我をすることもない。この結果、刃（２）
（２）が半球形状になっているため、まわりの皮膚を傷
つけることなくうおのめだけを切除することができる。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することにより、まわりの
皮膚を傷つけることなく、安全かつ簡単にうおのめだけ
を切除することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の平面図

【図３】本発明の底面図

【図４】本発明の側面図

【図５】本発明の使用状態を示す斜視図

【図６】本発明の使用状態を示すＡ−Ａ′断面図

【図７】本発明の使用状態を示すＢ−Ｂ′断面図

【符号の説明】

１ ペンチ本体 ２ 刃 ３ 支点軸 ４ 取って部 ５ バネ ６ 開口部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ペンチ本体（１）の先端下面を斜めに施
   し、この面に左右対称の半球形状の刃（２）（２）を設
   け、刃（２）（２）の内側上部に開口部（６）を設けた
   うおのめ切りペンチ。