JPH11220702A - 映像記録及び再生装置、映像表示装置、及び映像伝送方式 - Google Patents

映像記録及び再生装置、映像表示装置、及び映像伝送方式

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JPH11220702A
JPH11220702A JP10021718A JP2171898A JPH11220702A JP H11220702 A JPH11220702 A JP H11220702A JP 10021718 A JP10021718 A JP 10021718A JP 2171898 A JP2171898 A JP 2171898A JP H11220702 A JPH11220702 A JP H11220702A
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JP
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video
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scanning
identification signal
scanning method
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JP10021718A
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Inventor
Hiroaki Ono
裕明 小野
Shigemitsu Higuchi
重光 樋口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】NTSC方式の伝送においても記録時の解像度
を確保する。 【解決手段】本映像記録再生装置では、撮影時の画像情
報を順次走査で記録し、前記画像情報を出力するとき、
映像出力情報を飛び越し走査に変換する映像情報変換処
理部と、上記走査方式に変換する際、1枚のフレームと
それより構成された2枚のフィールドとを識別するため
の識別信号を映像出力情報と併せて出力するための識別
信号発生器を設ける。さらに前記識別信号を上記映像出
力情報と併せて出力した時、映像表示装置側において上
記識別信号が検出可能な識別信号検出器を設け、更に上
記識別信号を基準にして順次走査に変換する画像情報処
理部、合成器を設ける。これにより、NTSC方式で伝
送された信号を映像記録再生装置で記録したときの画像
情報に戻すことが可能になり、NTSC方式の伝送にお
いても解像度劣化を起こさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は記録媒体を利用し
て、動画及び/または静止画等の映像情報を記録及び/
または再生する映像記録及び再生装置と、前記映像情報
を表示する映像表示装置と、前記映像情報を伝送する映
像伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のTV信号は2:1の走査線飛び越
しを行っている。これは1フレームを互いに1本おきの
走査線で走査した2枚のフィールドで構成するもので、
目的は受像管における画面のちらつきをなくし、且つ伝
送帯域の減少を図ったものである。例えばNTSC方式
では走査線数525本でおおむね毎秒30フレームを互
いに1本おきの走査線で走査したおおむね60枚のフィ
ールドで構成されている(以下525/60iと表
記)。これに対し、CM等の撮影で用いられるカメラで
は、走査線525本でおおむね30フレームの順次走査
を行っている(以下525/30pと表記)。垂直解像
度に関していえば、順次走査に対し、飛び越し走査は各
フィールドでフレームにおける2走査線幅分の信号を取
り出しているので、垂直解像度が悪くなる。しかしなが
ら、ちらつきに関していえば、525/60iの方が、
525/30pよりも表示回数が多いためちらつきの少
ない画面となる。
【0003】一方近年の記録密度の向上、データ転送速
度の向上により、コンピュータ等に使用される磁気ディ
スク、光ディスク等を用いた記録再生装置も画像を扱え
る程度に容量が増加している。従って、動画像、あるい
は静止画像をコンピュータ上でディジタル編集し、テレ
ビ画面に映す映像記録再生装置が開発され始めている。
ただし、コンピュータ用ディスプレイ(表示装置)は解
像度を上げるため、順次走査を行っており、またちらつ
き防止のためフレーム数も多くなっている。従って、動
画、及び静止画とも高解像度で表示することが可能であ
るが、上記映像記録再生装置で作成された映像情報を例
えばNTSC方式テレビで表示する場合には、わざわざ
順次走査を飛び越し走査に変換しテレビ側に送出するた
め、NTSC方式テレビで表示した場合解像度が低下し
ていた。
【0004】また、最近表示装置の性能向上がなされて
おり、走査線525本でおおむね60フレームの順次走
査可能なプログレッシブテレビ(525/60p)が開
発されているが、前記テレビはあくまでもNTSC方式
で送られてくる525/60i信号を525/60p信
号に変換しているため、上記映像記録再生装置で作成さ
れた画像情報の解像度のままで表示することが出来なか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、人間の目は一
定時間当たりの認識できる情報量に限度があるため、一
定時間情報の変化のない静止画像に対し、情報が時々刻
々変化する動画の方が、ある映像一枚当たりの解像度を
低くしても人間が判断する画質は静止画、動画で変わら
ないように見える。すなわち、静止画像の解像度を、動
画像に比べて高く設定しなければ、静止画像の画質が悪
い印象を与える。
【0006】一方、動画像、あるいは静止画像をコンピ
ュータ上でディジタル編集し、テレビ画面に映す映像記
録再生装置が開発され始めているが、コンピュータ用デ
ィスプレイ(表示装置)は解像度を上げるため、順次走
査を行っており、またちらつき防止のためフレーム数も
多くなっている。従って、動画、及び静止画とも高解像
度で表示することが可能であるが、上記映像記録再生装
置で作成された画像情報を例えばNTSC方式テレビで
表示する場合には、わざわざ順次走査を飛び越し走査に
変換しテレビ側に送出するため、NTSC方式テレビで
表示した場合解像度が低下していた。
【0007】また、最近表示装置の性能向上がなされて
おり、走査線525本でおおむね60フレームの順次走
査可能なプログレッシブテレビ(525/60p)が開
発されているが、前記テレビはあくまでもNTSC方式
で送られてくる525/60i信号を525/60p信
号に変換しているため、上記映像記録再生装置で作成さ
れた画像情報の解像度のままで表示することが出来なか
った。
【0008】従って、特に静止画像を例えばNTSC方
式テレビで表示した場合、画質劣化が大きく見えてしま
っていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本映像記録再生装置では、撮影時の画像情報をNT
SC伝送方式で再生する場合を想定し、走査線数525
本でおおむね毎秒30フレームの順次走査で記録を行
い、前記画像情報を出力するとき、映像出力情報とし
て、走査線数525本でおおむね毎秒60フィールドの
飛び越し走査に変換する映像情報変換処理部と、上記走
査方式に変換する際、1枚のフレームとそれより構成さ
れた2枚のフィールドとを識別するための識別信号を映
像出力情報と併せて出力するための識別信号発生器を設
ける。さらに前記識別信号を上記映像出力情報と併せて
出力した時、NTSC方式テレビ等の映像表示装置側に
おいて上記識別信号が検出可能な識別信号検出器を設け
る。更にこの検出器における識別信号を基準に上記飛び
越し走査方式を順次走査方式に変換する映像情報処理
部、及び合成器を設ける。これにより、NTSC方式で
伝送された信号を映像記録再生装置で記録したときの画
像情報に戻すことが可能になり、NTSC方式の伝送に
おいても解像度劣化を起こさない。
【0010】また、 NTSC方式テレビ等の映像表示
装置側に上記検出機能を有していない場合、あるいは映
像記録再生装置側から上記識別信号の伝送が出来ない場
合を考慮し、前記映像表示装置に画像比較器を設ける。
これにより、NTSC方式で伝送された信号を映像記録
再生装置で記録したときの画像情報に戻すことが可能に
なり、NTSC方式の伝送においても解像度劣化を起こ
さない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1を
用いて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例である映像記録再
生装置1の概略構成である。2は被写体像をCCDから
なる撮像素子部3の受光面上に結像させる撮影部、4は
前記撮像素子からの画像データを画像情報101に変更
処理する画像情報処理部である。この画像情報処理部に
おいてCCDからの画像情報を走査線数525本でおお
むね毎秒30フレームの順次走査する走査方式すなわち
525/30p(プログレッシブ)信号に変換する。こ
れにより高解像度の画像情報が生成出来る。この画像情
報処理部4は、マイクロホン13から入力される音声情
報信号をも処理する。5は画像情報処理部4からの画像
情報101を記録データをにするためにエンコード処
理、変調、ECC付加、或いは記録媒体7へ記録するた
めの記録フォーマットへの変換等を行う記録情報処理部
である。前記記録データはレーザ等からなる記録部6か
ら記録媒体7であるディスクに記録される。本実施例で
は相変化を利用した光記録方式を示している。従って、
記録媒体は相変化記録膜である。しかしながら、記録媒
体は相変化記録膜に限ることはなく、例えば磁気ディス
ク、磁気変調記録方式ディスクすなわちMD或いは光磁
気記録方式ディスクすなわちMOでもよい。或いはフラ
ッシュメモリ等の半導体メモリでもよい。またテープ型
記録媒体でも良い。また記録方式は、記録効率を考えM
PEG方式を採用し、MPEGストリームとして圧縮記
録しても良い。
【0013】再生は、ディスクに書かれた情報をレーザ
光で反射されたディスクからの反射光量差として光検出
器で構成される再生部8で読みとり、再生情報処理部9
においてデコード処理、復調、ECC解凍等を行う。そ
の後映像情報変換処理部10において外部に出力するた
めの映像出力情報102に変換する。このときの映像出
力情報102は、現状テレビジョンの走査方式である走
査線数525本でおおむね毎秒60フィールドの飛び越
し走査方式すなわち525/60i(インターレース)
走査方式として出力する。さらに、外部出力情報である
525/60i(インターレース)走査方式を初期の画
像情報101である525/30p(プログレッシブ)
走査方式に戻すことが可能なように識別信号を11の識
別信号発生器により生成し、映像出力情報102に重畳
して出力する。これによりディスプレイ等の映像表示装
置側において上記映像出力情報102である525/6
0i(インターレース)走査方式を初期の画像情報10
1である525/30p(プログレッシブ)走査方式に
戻すことが可能になる。第一の制御部12である制御マ
イコンは上記各部を監視、制御している。
【0014】図2において上記図1における初期画像情
報101を映像出力情報102に変換する方法と、識別
信号の生成位置を示す。図2(1)は撮影時の画像情報
101の構成であり、525/30p(プログレッシ
ブ)走査方式となっている。図2(2)は映像出力情報
102の構成であり、525/60i(インターレー
ス)走査方式となっている。図中(1)から(2)への
変換は例えばフレーム1の情報は、フレーム1を互いに
1本おきの走査線で走査した2枚の奇数フィールド1、
偶数フィールド1に変換されており、以下各フレーム情
報が2枚のフィールド情報に変換される。図2(3)及
び(4)は、識別信号発生位置を示しており、(3)が
各フレームの先頭に同期させて発生させた場合、(4)
がある特定のフレームの先頭にのみ識別信号を同期させ
て発生させた場合を示す。上記識別信号は、上記映像出
力情報102に重畳して伝送する。上記識別信号は、例
えば2値化した1ビットの情報、あるいは数ビットの情
報でよい。これを例えば垂直同期信号に重畳すればよ
い。あるいは上記識別信号を映像出力情報102とは別
系統の信号ケーブルにて出力しても良い。上記では音声
情報について特に述べていないが、音声情報も映像出力
情報102に重畳され出力される。
【0015】図3は本発明の一実施例である映像表示装
置14の概略構成である。入力された映像入力情報10
3は走査線数525本でおおむね毎秒60フィールドの
飛び越し走査する走査方式すなわち525/60i(イ
ンターレース)信号であり、これに上記識別信号が重畳
あるいは別系統の信号ケーブルより入力される。このう
ち上記識別信号は16の識別信号検出器により検出さ
れ、一方上記映像入力情報103は15の映像情報処理
部において、各フィールド情報毎に分割され、識別信号
の生成位置に応じて19の合成器によりもとのフレーム
情報に合成される。これにより映像入力情報103の5
25/60i(インターレース)信号は、撮影時の画像
情報101である525/30p(プログレッシブ)信
号に戻され、更に同一フレームをそれぞれ2回表示させ
て525/60p(プログレッシブ)信号の映像表示情
報104に変換し、表示器17に表示させる。第二の制
御部20である制御マイコンは上記各部を監視、制御し
ている。また、上記映像入力情報103に重畳された音
声情報も15の映像情報処理部により処理されスピーカ
18に出力される。
【0016】図4において上記図3における映像入力情
報103を映像表示情報104に変換する方法と、識別
信号検出器16により検出された識別信号の位置関係を
示す。図4(1)は映像入力情報103の構成であり、
525/60i(インターレース)走査方式となってい
る。図4(2)は映像表示情報104の構成であり、5
25/60p(プログレッシブ)走査方式となってい
る。図4の(1)から(2)への変換は、図4(3)及
び(4)で示す識別信号発生位置よりもとの画像情報1
01における各フレーム先頭位置を検出し、上記より例
えばフレーム1を互いに1本おきの走査線で走査した2
枚の奇数フィールド1、偶数フィールド1からもとのフ
レーム1に戻す。更にフレーム1を2回表示させるため
にフレーム1’を生成する。以下各偶数、奇数フィール
ドの情報から2枚のフレーム情報を生成し、525/6
0p(プログレッシブ)走査方式の映像表示情報104
を生成する。上記により525/60i(インターレー
ス)走査方式であるNTSC方式で伝送された映像入力
情報103を映像記録再生装置で撮影したときの画像情
報101に戻すことが可能になり、NTSC方式の伝送
においても解像度劣化を起こさず、撮影時のままの高解
像度の表示が可能になる。
【0017】また、ディスプレイ等の映像表示装置側に
上記検出機能を有していない場合、あるいは映像記録再
生装置側から上記識別信号の伝送が出来ない場合におい
ても撮影時の画像情報と同程度の解像度を確保する方法
を示す。
【0018】図5は本発明の別の実施例である映像表示
装置14の概略構成である。入力された映像入力情報1
03は走査線数525本でおおむね毎秒60フィールド
の飛び越し走査する走査方式すなわち525/60i
(インターレース)信号である。上記映像入力情報10
3は15の映像情報処理部において、各フィールド情報
毎に分割され、画像比較器19により各フィールド情報
の動きを検出し、その動きよりもとのフレームを構成す
る2つのフィールド情報を予測し、その予測より19の
合成器によりもとのフレーム情報を合成する。これによ
り映像入力情報103の525/60i(インターレー
ス)信号は、撮影時の画像情報101である525/3
0p(プログレッシブ)信号に戻され、更に同一フレー
ムをそれぞれ2回表示させて525/60p(プログレ
ッシブ)信号の映像表示情報104に変換し、表示器1
7に表示させる。第二の制御部20である制御マイコン
は上記各部を監視、制御している。また、上記映像入力
情報103に重畳された音声情報も15の映像情報処理
部により処理されスピーカ18に出力される。
【0019】図6において上記図5における映像入力情
報103を映像表示情報104に変換する方法を示す。
図6(1)は映像入力情報103の構成であり、525
/60i(インターレース)走査方式となっている。図
6(2)は映像表示情報104の構成であり、525/
60p(プログレッシブ)走査方式となっている。図6
の(1)から(2)への変換は、例えば連続した2枚の
フィールド情報(図では奇数フィールド1と偶数フィー
ルド1)と、2フィールドおきの2枚のフィールド情報
(図では奇数フィールド1と奇数フィールド2)との各
2枚のフィールド情報の動きベクトルを比較し、各フィ
ールド情報がフレーム内のフィールド情報か、あるいは
フレーム間のフィールド情報かを判断する。この場合撮
影時の画像情報101は525/30p(プログレッシ
ブ)走査方式なので、フレーム内のフィールド情報には
動きはない。従って、動きベクトル絶対量が大きい方が
フレーム間情報と判断し、各フレームを図5の合成器1
9にて生成する。更に各フレームをそれぞれ2回表示さ
せるために同一フレームを生成し、525/60p(プ
ログレッシブ)走査方式の映像表示情報104を生成す
る。
【0020】上記では映像記録再生装置からの映像出力
情報は従来のテレビジョン走査方式である525/60
i(インターレース)走査方式で出力するがこれに限る
ことはなく、例えば映像表示装置側が525/60p
(プログレッシブ)走査方式対応の装置の場合は、撮影
時の画像情報101である525/30p(プログレッ
シブ)走査方式の信号をそのまま伝送し、映像表示装置
側で525/60p(プログレッシブ)走査方式に変換
しても良い。この場合には映像表示装置側が上記変換可
能かどうかを映像記録再生装置側が判断する必要がある
が、これを上述の識別信号用に設けた別系統の信号ケー
ブルで行っても良い。この場合には例えば映像表示装置
側が識別信号の検出が可能で且つ走査方式の変換が可能
な構成である場合には、映像記録再生装置側の識別信号
に応じて走査方式を切り替える。これに対し、映像表示
側が検出機能を持たない場合には従来のテレビジョン走
査方式を出力する。これらの判断は、例えば上記信号ケ
ーブルが映像表示装置側につながっている場合に映像表
示装置側からハイ信号(ある所定の電圧レベルの信号)
を受け、つながっていない場合にはGND(電圧0レベ
ル)となることを制御部12の制御マイコンが判断し、
判断に基づいて走査方式を選択する。上記においては識
別信号を信号ケーブルにて伝送する場合を示したが、こ
れに限ることはなく、例えば無線による伝送でもよい。
【0021】上記実施例では走査線数525本のNTS
C方式の記述であるがこれに限ることはなく、例えばP
AL方式の走査線数625本でおおむね毎秒25フレー
ムの順次走査する走査方式と、走査線数625本でおお
むね毎秒50フィールドの飛び越し走査する走査方式の
組み合わせでも、あるいはハイビジョン方式の走査線数
1125本でもよい。
【0022】
【発明の効果】本映像記録再生装置では、撮影時の画像
情報をテレビジョン伝送方式の走査線数525本でおお
むね毎秒30フレームの順次走査で記録を行い、前記画
像情報を出力するとき、映像出力情報として、走査線数
525本でおおむね毎秒60フィールドの飛び越し走査
に変換する映像情報変換処理部と、上記走査方式に変換
する際、1枚のフレームとそれより構成された2枚のフ
ィールドとを識別するための識別信号を映像出力情報と
併せて出力するための識別信号発生器を設ける。さらに
前記識別信号を上記再生出力情報と併せて出力した時、
NTSC方式テレビ等の映像表示装置側において上記識
別信号が検出可能な識別信号検出器を設ける。これによ
り、NTSC方式で伝送された信号を映像記録再生装置
で記録したときの情報に戻すことが可能になり、NTS
C方式の伝送においても解像度劣化を起こさない等の効
果がある。
【0023】また、映像表示装置側に上記検出機能を有
していない場合、あるいは映像記録再生装置側から上記
識別信号の伝送が出来ない場合を考慮し、前記映像表示
装置に画像比較器を設ける。これにより、NTSC方式
で伝送された信号を映像記録再生装置で記録したときの
画像情報に戻すことが可能になり、NTSC方式の伝送
においても解像度劣化を起こさない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の映像記録再生装置のシステ
ム構成を示す図である。
【図2】本発明の1実施例の画像情報を映像出力情報に
変換する方法を示す図である。
【図3】本発明の1実施例の映像表示装置のシステム構
成を示す図である。
【図4】本発明の1実施例の映像入力情報を映像表示情
報に変換する方法を示す図である。
【図5】本発明の別の実施例の映像表示装置のシステム
構成を示す図である。
【図6】本発明の別の実施例の映像入力情報を映像表示
情報に変換する方法を示す図である。
【符号の説明】
1・・映像記録再生装置、2・・撮影部、3・・撮像素
子部、4・・画像情報処理部、5・・記録情報処理部、
6・・記録部、7・・記録媒体、8・・再生部、9・・
再生情報処理部、10・・映像情報変換処理部、11・
・識別信号発生器、12・・第一の制御部、13・・マ
イクロホン、14・・映像表示装置、15・・映像情報
処理部、16・・識別信号検出器、17・・表示部、1
8・・スピーカ、19・・合成器、20・・第二の制御
部、21・・画像比較器、101・・画像情報、102
・・映像出力情報、103・・映像入力情報、104・
・映像表示情報。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像情報を記録媒体に記録及び、または再
    生する映像記録及び再生装置において、その再生された
    映像情報を該映像情報が作成されたときの走査方式に関
    わらず飛び越し走査方式で出力する出力手段と、該映像
    情報が作成されたときの走査方式を識別する識別信号発
    生手段を有することを特徴とした映像記録及び再生装
    置、及び映像伝送方式。
  2. 【請求項2】上記請求項1において、前記識別信号が前
    記出力手段の出力に重畳されて出力することを特徴とし
    た映像記録及び再生装置、及び映像伝送方式。
  3. 【請求項3】上記請求項1において、前記識別信号が前
    記出力手段の出力とは別系統の信号として出力すること
    を特徴とした映像記録及び再生装置、及び映像伝送方
    式。
  4. 【請求項4】外部から入力された映像情報を表示する映
    像表示装置において、入力される映像情報が飛び越し走
    査方式であり、且つ該映像情報が作成されたときの走査
    方式を識別する識別信号が併せて入力され、該識別信号
    を検出する手段と、検出された識別信号を基準に該飛び
    越し走査方式を順次走査方式に変換する変換手段と、変
    換された順次走査方式の映像情報を表示する表示器を有
    することを特徴とした映像表示装置、及び映像伝送方
    式。
  5. 【請求項5】外部から入力された映像情報を表示する映
    像表示装置において、入力される映像情報が飛び越し走
    査方式であり、入力された映像情報信号から該映像情報
    の作成時の走査方式を推定する走査方式推定手段と、該
    走査方式推定手段から入力された飛び越し走査方式を順
    次走査方式に変換する変換手段と、変換された順次走査
    方式の映像情報を表示する表示器を有することを特徴と
    した映像表示装置、及び映像伝送方式。
  6. 【請求項6】上記請求項1において、前記飛び越し走査
    方式が走査線数525本でおおむね毎秒60フィールド
    の飛び越し走査する走査方式であることを特徴とした映
    像記録及び再生装置、及び映像伝送方式。
  7. 【請求項7】上記請求項1において、前記飛び越し走査
    方式が走査線数625本でおおむね毎秒50フィールド
    の飛び越し走査する走査方式であることを特徴とした映
    像記録及び再生装置、及び映像伝送方式。
JP10021718A 1998-02-03 1998-02-03 映像記録及び再生装置、映像表示装置、及び映像伝送方式 Pending JPH11220702A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007096974A1 (ja) * 2006-02-23 2007-08-30 Fujitsu Limited 画像処理装置及び画像処理方法
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