JPH11220578A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH11220578A JPH11220578A JP10033928A JP3392898A JPH11220578A JP H11220578 A JPH11220578 A JP H11220578A JP 10033928 A JP10033928 A JP 10033928A JP 3392898 A JP3392898 A JP 3392898A JP H11220578 A JPH11220578 A JP H11220578A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 結像レンズの副走査方向の径を小さくするこ
とによって装置全体のコンパクト化を図ることができる
画像読取装置を得ること。 【解決手段】 照明系で照明された原稿10の画像を結
像光学系を介して画像読取手段16面上に所定の倍率で
結像させて走査しながら読取る画像読取装置において、
該結像光学系はアナモフィックなパワーを有する第1の
光学部材L1、結像レンズ13、そしてアナモフィック
なパワーを有する第2の光学部材L2を有し、該結像光
学系の副走査断面内での結像関係は、該原稿の画像が該
第1の光学部材により該結像レンズより該原稿側に一旦
結像し、該一旦結像した画像が結像レンズと該第2の光
学部材により、主走査断面内での結像位置と略同一位置
に再結像するように設定していること。
とによって装置全体のコンパクト化を図ることができる
画像読取装置を得ること。 【解決手段】 照明系で照明された原稿10の画像を結
像光学系を介して画像読取手段16面上に所定の倍率で
結像させて走査しながら読取る画像読取装置において、
該結像光学系はアナモフィックなパワーを有する第1の
光学部材L1、結像レンズ13、そしてアナモフィック
なパワーを有する第2の光学部材L2を有し、該結像光
学系の副走査断面内での結像関係は、該原稿の画像が該
第1の光学部材により該結像レンズより該原稿側に一旦
結像し、該一旦結像した画像が結像レンズと該第2の光
学部材により、主走査断面内での結像位置と略同一位置
に再結像するように設定していること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関
し、特にCCD等の固体撮像素子を用いて原稿の画像を
走査しながら読み取るようにした、例えばファクシミリ
やデジタル複写機等に好適な画像読取装置に関するもの
である。
し、特にCCD等の固体撮像素子を用いて原稿の画像を
走査しながら読み取るようにした、例えばファクシミリ
やデジタル複写機等に好適な画像読取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より照明系で照明された原稿台ガラ
ス上の原稿やフィルム等の画像情報を結像光学系(結像
レンズ)により所定面上、例えばCCD等の読取手段面
上に投影し、該画像情報を走査しながら画像読取手段に
よりデジタル的に読取るようにした画像読取装置が種々
と提案されている。
ス上の原稿やフィルム等の画像情報を結像光学系(結像
レンズ)により所定面上、例えばCCD等の読取手段面
上に投影し、該画像情報を走査しながら画像読取手段に
よりデジタル的に読取るようにした画像読取装置が種々
と提案されている。
【0003】画像読取手段としては複数の受光素子を一
定周期で一次元に配置した一次元CCD(ラインセンサ
ー)が比較的、高精度に画像を読み取ることができる
為、多く用いられている。
定周期で一次元に配置した一次元CCD(ラインセンサ
ー)が比較的、高精度に画像を読み取ることができる
為、多く用いられている。
【0004】図6は従来の画像読取装置の要部概略図で
ある。同図において60は原稿支持用の原稿台ガラスで
あり、原稿67を載置している。68は光源であり、例
えば蛍光灯等より成っている。69は凹面鏡であり、光
源68から放射された光束を効率良く原稿67面側に集
光している。61はスリットであり、原稿67面近傍に
配置されており、該原稿67面からの光束(光量)を制
限している。63a,63b,63cは各々順に第1、
第2、第3のミラーであり、原稿67面からの光束を結
像光学系(結像レンズ)64に導いている。結像光学系
64は原稿67面の画像情報に基づく光束をCCD(ラ
インセンサー)等より成る画像読取手段66面上に結像
(投影)している。
ある。同図において60は原稿支持用の原稿台ガラスで
あり、原稿67を載置している。68は光源であり、例
えば蛍光灯等より成っている。69は凹面鏡であり、光
源68から放射された光束を効率良く原稿67面側に集
光している。61はスリットであり、原稿67面近傍に
配置されており、該原稿67面からの光束(光量)を制
限している。63a,63b,63cは各々順に第1、
第2、第3のミラーであり、原稿67面からの光束を結
像光学系(結像レンズ)64に導いている。結像光学系
64は原稿67面の画像情報に基づく光束をCCD(ラ
インセンサー)等より成る画像読取手段66面上に結像
(投影)している。
【0005】同図においては光源68、凹面鏡69、ス
リット61、そして第1のミラー63aより成る走査部
を図中矢印Aの如く副走査方向に速度vで移動させ、ま
た第2、第3のミラー63b,63cより成るハの字ミ
ラーユニットを図中矢印Aの如く副走査方向に速度v/
2で走査部と連動して移動させて原稿67面上を走査し
ている。これにより原稿67面上の画像情報を2次元的
に読み取っている。
リット61、そして第1のミラー63aより成る走査部
を図中矢印Aの如く副走査方向に速度vで移動させ、ま
た第2、第3のミラー63b,63cより成るハの字ミ
ラーユニットを図中矢印Aの如く副走査方向に速度v/
2で走査部と連動して移動させて原稿67面上を走査し
ている。これにより原稿67面上の画像情報を2次元的
に読み取っている。
【0006】そして画像読取手段66で読み取られた原
稿67の画像情報を出力装置(不図示)に送出し、例え
ばプリント出力として画像情報の出力を行う場合や、ま
たは記憶装置(不図示)に送出し、入力画像情報の記憶
を行なう場合があり、各々画像読取装置として使用して
いる。
稿67の画像情報を出力装置(不図示)に送出し、例え
ばプリント出力として画像情報の出力を行う場合や、ま
たは記憶装置(不図示)に送出し、入力画像情報の記憶
を行なう場合があり、各々画像読取装置として使用して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像読
取装置においては以下に示す種々の問題点がある。
取装置においては以下に示す種々の問題点がある。
【0008】第1には一般的にCCDの画素サイズは7
〜14μm程度であり、読み取り解像度が400〜60
0dpi程度であれば、結像関係は必ず縮小系となり、
具体的な倍率は−0.1〜−0.2x位の値を取る。
〜14μm程度であり、読み取り解像度が400〜60
0dpi程度であれば、結像関係は必ず縮小系となり、
具体的な倍率は−0.1〜−0.2x位の値を取る。
【0009】このような縮小光学系においては無限遠の
FNoを表わすF∞と有効FNoを表わすFefとの間の関係
から発生する実質的のFNoの悪化(FefがF∞に対して
暗くなる割合)は少ないが、結像面での結像サイズ(=
CCD1画素の大きさ)が小さいために、CCD受光面
の感度(単位面積あたりの電荷発生量)が一定であれ
ば、縮小倍率βが小さくなればなる程、結像面でのCC
D出力が小さくなる。
FNoを表わすF∞と有効FNoを表わすFefとの間の関係
から発生する実質的のFNoの悪化(FefがF∞に対して
暗くなる割合)は少ないが、結像面での結像サイズ(=
CCD1画素の大きさ)が小さいために、CCD受光面
の感度(単位面積あたりの電荷発生量)が一定であれ
ば、縮小倍率βが小さくなればなる程、結像面でのCC
D出力が小さくなる。
【0010】第2には装置の高さを低く抑えるために結
像レンズの主走査方向のFNoと副走査方向のFNoとを異
なる値とし、特に副走査方向のFNoを暗く(大きく)す
ることによって、例えば結像レンズを偏平レンズとして
用いた場合には、丸レンズと同等の明るさを得るために
副走査方向のFNoを暗くした分、主走査方向のFNoを明
るく設定する必要が生じてくる。その為、丸レンズと同
等の明るさを得るためには副走査方向のFNoを独立に明
るくするような手法が望まれている。
像レンズの主走査方向のFNoと副走査方向のFNoとを異
なる値とし、特に副走査方向のFNoを暗く(大きく)す
ることによって、例えば結像レンズを偏平レンズとして
用いた場合には、丸レンズと同等の明るさを得るために
副走査方向のFNoを暗くした分、主走査方向のFNoを明
るく設定する必要が生じてくる。その為、丸レンズと同
等の明るさを得るためには副走査方向のFNoを独立に明
るくするような手法が望まれている。
【0011】本発明は結像光学系を構成する各要素を適
切に設定することにより、上記の問題点を解決すると共
に、主走査方向と副走査方向とで同一のFNoを得る場合
においても、結像レンズを通過する副走査方向の光束の
光束幅を従来に比して狭くすることができ、これにより
結像レンズの副走査方向の径を従来に比して小さくする
ことによって、装置全体のコンパクト化を図ることがで
きる画像読取装置の提供を目的とする。
切に設定することにより、上記の問題点を解決すると共
に、主走査方向と副走査方向とで同一のFNoを得る場合
においても、結像レンズを通過する副走査方向の光束の
光束幅を従来に比して狭くすることができ、これにより
結像レンズの副走査方向の径を従来に比して小さくする
ことによって、装置全体のコンパクト化を図ることがで
きる画像読取装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、 (1) 照明系で照明された原稿の画像を結像光学系を介し
て画像読取手段面上に所定の倍率で結像させて走査しな
がら読取る画像読取装置において、該結像光学系はアナ
モフィックなパワーを有する第1の光学部材、結像レン
ズ、そしてアナモフィックなパワーを有する第2の光学
部材を有し、該結像光学系の副走査断面内での結像関係
は、該原稿の画像が該第1の光学部材により該結像レン
ズより該原稿側に一旦結像し、該一旦結像した画像が結
像レンズと該第2の光学部材により、主走査断面内での
結像位置と略同一位置に再結像するように設定している
ことを特徴としている。
は、 (1) 照明系で照明された原稿の画像を結像光学系を介し
て画像読取手段面上に所定の倍率で結像させて走査しな
がら読取る画像読取装置において、該結像光学系はアナ
モフィックなパワーを有する第1の光学部材、結像レン
ズ、そしてアナモフィックなパワーを有する第2の光学
部材を有し、該結像光学系の副走査断面内での結像関係
は、該原稿の画像が該第1の光学部材により該結像レン
ズより該原稿側に一旦結像し、該一旦結像した画像が結
像レンズと該第2の光学部材により、主走査断面内での
結像位置と略同一位置に再結像するように設定している
ことを特徴としている。
【0013】特に(1-1) 前記第1の光学部材はレンズよ
り成ることや、(1-2) 前記レンズはシリンドリカルレン
ズ、もしくはトーリックレンズより成ることや、(1-3)
前記第1の光学部材は反射鏡より成ることや、(1-4) 前
記反射鏡は前記原稿を走査する走査ミラー部を構成する
走査ミラーの位置、もしくはその近傍に配置されている
ことや、(1-5) 前記反射鏡はシリンドリカルミラー、も
しくはトーリックミラー、もしくは楕円鏡より成ること
や、(1-6) 前記第2の光学部材は副走査方向に負のパワ
ーを有する第2−1のシリンドリカルレンズと副走査方
向に正のパワーを有する第2−2のシリンドリカルレン
ズとを有していることや、(1-7) 前記第2の光学部材は
前記画像読取手段側に凸面を向けた正のパワーを有する
メニスカスレンズより成り、該メニスカスレンズの原稿
側のレンズ面は副走査方向に負のパワーを有し、画像読
取手段側のレンズ面は副走査方向に正のパワーを有して
いることや、(1-8) 前記第2の光学部材は副走査方向に
負のパワーを有する第1の反射鏡と副走査方向に正のパ
ワーを有する第2の反射鏡とを有していることや、(1-
9) 前記第1の反射鏡と第2の反射鏡は共にシリンドリ
カルミラー、もしくはトーリックミラー、もしくは楕円
鏡より成ること、等を特徴としている。
り成ることや、(1-2) 前記レンズはシリンドリカルレン
ズ、もしくはトーリックレンズより成ることや、(1-3)
前記第1の光学部材は反射鏡より成ることや、(1-4) 前
記反射鏡は前記原稿を走査する走査ミラー部を構成する
走査ミラーの位置、もしくはその近傍に配置されている
ことや、(1-5) 前記反射鏡はシリンドリカルミラー、も
しくはトーリックミラー、もしくは楕円鏡より成ること
や、(1-6) 前記第2の光学部材は副走査方向に負のパワ
ーを有する第2−1のシリンドリカルレンズと副走査方
向に正のパワーを有する第2−2のシリンドリカルレン
ズとを有していることや、(1-7) 前記第2の光学部材は
前記画像読取手段側に凸面を向けた正のパワーを有する
メニスカスレンズより成り、該メニスカスレンズの原稿
側のレンズ面は副走査方向に負のパワーを有し、画像読
取手段側のレンズ面は副走査方向に正のパワーを有して
いることや、(1-8) 前記第2の光学部材は副走査方向に
負のパワーを有する第1の反射鏡と副走査方向に正のパ
ワーを有する第2の反射鏡とを有していることや、(1-
9) 前記第1の反射鏡と第2の反射鏡は共にシリンドリ
カルミラー、もしくはトーリックミラー、もしくは楕円
鏡より成ること、等を特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は本発明
の実施形態1の副走査断面内での結像関係を示す要部概
略図、図2は図1の結像レンズ13の後方の配置を示す
要部概略図である。
の実施形態1の副走査断面内での結像関係を示す要部概
略図、図2は図1の結像レンズ13の後方の配置を示す
要部概略図である。
【0015】図中、10は原稿であり、画像が形成され
ている。
ている。
【0016】L1はアナモフィックなパワーを有する第
1の光学部材であり、副走査方向にパワーを有する第1
のシリンドリカルレンズ11を有しており、副走査断面
内にのみ原稿10の画像を後述する結像レンズ13より
原稿10側の一旦結像位置12に所定の倍率で一旦結像
させている。
1の光学部材であり、副走査方向にパワーを有する第1
のシリンドリカルレンズ11を有しており、副走査断面
内にのみ原稿10の画像を後述する結像レンズ13より
原稿10側の一旦結像位置12に所定の倍率で一旦結像
させている。
【0017】13は結像レンズであり、原稿10の画像
を後述する第2の光学部材L2を介して画像読取手段1
6面上に結像させている。
を後述する第2の光学部材L2を介して画像読取手段1
6面上に結像させている。
【0018】L2はアナモフィックなパワーを有する第
2の光学部材であり、副走査方向に負のパワーを有する
第2−1のシリンドリカルレンズ14と副走査方向に正
のパワーを有する第2−2のシリンドリカルレンズ15
とより成っている。
2の光学部材であり、副走査方向に負のパワーを有する
第2−1のシリンドリカルレンズ14と副走査方向に正
のパワーを有する第2−2のシリンドリカルレンズ15
とより成っている。
【0019】尚、第1の光学部材L1、結像レンズ1
3、第2の光学部材L2の各要素は結像光学系の一要素
を構成している。
3、第2の光学部材L2の各要素は結像光学系の一要素
を構成している。
【0020】16は画像読取手段としての固体撮像素子
であり、例えばCCD(ラインセンサー)より成ってい
る。
であり、例えばCCD(ラインセンサー)より成ってい
る。
【0021】本実施形態においては照明系(不図示)で
照明された原稿10の画像を主走査断面内においては結
像レンズ13によりCCD16面上に結像している。ま
た副走査断面内においては第1のシリンドリカルレンズ
11により結像レンズ13よりも該原稿10側の結像位
置12に一旦所定の倍率で一旦結像させ、該一旦結像し
た原稿10の画像を結像レンズ13を通し、第2−1,
第2−2のシリンドリカルレンズ14,15により、主
走査方向の結像位置と略同一位置(もしくは同一位置)
のCCD16面上に再結像させ、該原稿10の画像を該
CCD16でデジタル的に読み取っている。
照明された原稿10の画像を主走査断面内においては結
像レンズ13によりCCD16面上に結像している。ま
た副走査断面内においては第1のシリンドリカルレンズ
11により結像レンズ13よりも該原稿10側の結像位
置12に一旦所定の倍率で一旦結像させ、該一旦結像し
た原稿10の画像を結像レンズ13を通し、第2−1,
第2−2のシリンドリカルレンズ14,15により、主
走査方向の結像位置と略同一位置(もしくは同一位置)
のCCD16面上に再結像させ、該原稿10の画像を該
CCD16でデジタル的に読み取っている。
【0022】本実施形態において結像光学系の主走査断
面内(主走査方向)での結像関係は結像レンズ13によ
り原稿10の画像がCCD16面(結像面)上に所望の
倍率で結像する通常の光学系で構成している。
面内(主走査方向)での結像関係は結像レンズ13によ
り原稿10の画像がCCD16面(結像面)上に所望の
倍率で結像する通常の光学系で構成している。
【0023】また結像光学系の副走査断面内(副走査方
向)での結像関係は原稿10の画像が第1のシリンドリ
カルレンズ11により結像レンズ13よりも原稿10側
に所定の倍率で一旦結像し、該一旦結像した画像が結像
レンズ13と第2−1,第2−2のシリンドリカルレン
ズ14,15により、主走査断面内での結像位置と略同
一位置のCCD16面上に再結像するように設定してい
る。
向)での結像関係は原稿10の画像が第1のシリンドリ
カルレンズ11により結像レンズ13よりも原稿10側
に所定の倍率で一旦結像し、該一旦結像した画像が結像
レンズ13と第2−1,第2−2のシリンドリカルレン
ズ14,15により、主走査断面内での結像位置と略同
一位置のCCD16面上に再結像するように設定してい
る。
【0024】一旦結像位置12に結像する倍率は光学系
全体の光学性能や結像レンズ13を通過する光束幅をど
れ位に設定するかにより異なるが、横倍率が−1倍より
も大きく(拡大する方向)することが望ましい。
全体の光学性能や結像レンズ13を通過する光束幅をど
れ位に設定するかにより異なるが、横倍率が−1倍より
も大きく(拡大する方向)することが望ましい。
【0025】副走査方向にのみ一旦結像した画像情報に
基づく光束は一旦結像位置12から角度(射出角)βで
結像レンズ13に向かって発散するが、このときの角度
βは原稿10面から射出する角度(射出角)αとの間
に、例えば一旦結像倍率をBとするとB=−α/βの関
係になっている。
基づく光束は一旦結像位置12から角度(射出角)βで
結像レンズ13に向かって発散するが、このときの角度
βは原稿10面から射出する角度(射出角)αとの間
に、例えば一旦結像倍率をBとするとB=−α/βの関
係になっている。
【0026】通常の光学系の場合のように副走査断面内
で一旦結像を行なわない場合においては原稿10面から
射出された光束は、その射出角がαで同一の場合に図中
の点線bで示す光路を通り結像レンズ13の瞳上でW2
の幅(光束幅)を有する。
で一旦結像を行なわない場合においては原稿10面から
射出された光束は、その射出角がαで同一の場合に図中
の点線bで示す光路を通り結像レンズ13の瞳上でW2
の幅(光束幅)を有する。
【0027】一方、本実施形態においては一旦結像位置
12から角度βで発散した光束が図中の実線aで示す光
路を通り、結像レンズ13の瞳上でW1 の幅(光束幅)
を有する。
12から角度βで発散した光束が図中の実線aで示す光
路を通り、結像レンズ13の瞳上でW1 の幅(光束幅)
を有する。
【0028】このときW1 <W2 の関係と成るように各
要素を設定することにより、瞳上での光束幅、ひいては
副走査方向における結像レンズ13を通過する光束の光
束幅を通常(従来)の光学系より狭くすることができ
る。
要素を設定することにより、瞳上での光束幅、ひいては
副走査方向における結像レンズ13を通過する光束の光
束幅を通常(従来)の光学系より狭くすることができ
る。
【0029】そして結像レンズ13によって正のパワー
を受けた光束は、一旦結像を行なわない通常の光学系の
場合には図中の点線bで示す光路を通過し角度(入射
角)γでCCD面に入射する。このときの系全体の結像
倍率はC=−α/γであり、主走査方向及び副走査方向
共に同一の結像倍率である。
を受けた光束は、一旦結像を行なわない通常の光学系の
場合には図中の点線bで示す光路を通過し角度(入射
角)γでCCD面に入射する。このときの系全体の結像
倍率はC=−α/γであり、主走査方向及び副走査方向
共に同一の結像倍率である。
【0030】一方、一旦結像を行なう本実施形態の場合
には結像レンズ13で同様に正のパワーを受け、図中の
実線aで示す光路を通る。本実施形態では結像レンズ1
3の後方に負のパワーを有する第2−1のシリンドリカ
ルレンズ14と正のパワーを有する第2−2のシリンド
リカルレンズ15を配置しており、このうち第2−1の
シリンドリカルレンズ14は図1に示すようにCCD1
6面より手前側で実線aの光路と点線bの光路が交わる
ようなパワーを有している。
には結像レンズ13で同様に正のパワーを受け、図中の
実線aで示す光路を通る。本実施形態では結像レンズ1
3の後方に負のパワーを有する第2−1のシリンドリカ
ルレンズ14と正のパワーを有する第2−2のシリンド
リカルレンズ15を配置しており、このうち第2−1の
シリンドリカルレンズ14は図1に示すようにCCD1
6面より手前側で実線aの光路と点線bの光路が交わる
ようなパワーを有している。
【0031】また第2−2のシリンドリカルレンズ15
は実線aの光路と点線bの光路とが交わう位置に配置し
ており、CCD16面へ到達する際の光束の入射角度γ
が、一旦結像を行なわない通常の光学系の場合の光束の
入射角度γと一致するようなパワーを有している。これ
により主走査方向と副走査方向との結像倍率が一致する
ように設定している。
は実線aの光路と点線bの光路とが交わう位置に配置し
ており、CCD16面へ到達する際の光束の入射角度γ
が、一旦結像を行なわない通常の光学系の場合の光束の
入射角度γと一致するようなパワーを有している。これ
により主走査方向と副走査方向との結像倍率が一致する
ように設定している。
【0032】このように本実施形態においては上述の如
く結像レンズ13の前方で一旦結像した画像に基づく光
束を主走査方向の結像位置と略同一位置のCCD16面
上に再結像させることにより、主走査方向と副走査方向
とで同一のFNoを得る場合においても、結像レンズ13
を通過する副走査方向の光束の光束幅を従来に比して狭
くすることができ、これにより結像レンズ13の副走査
方向の径を従来に比して小さくすることによって装置全
体のコンパクト化を図っている。
く結像レンズ13の前方で一旦結像した画像に基づく光
束を主走査方向の結像位置と略同一位置のCCD16面
上に再結像させることにより、主走査方向と副走査方向
とで同一のFNoを得る場合においても、結像レンズ13
を通過する副走査方向の光束の光束幅を従来に比して狭
くすることができ、これにより結像レンズ13の副走査
方向の径を従来に比して小さくすることによって装置全
体のコンパクト化を図っている。
【0033】尚、本実施形態では第1の光学部材L1を
シリンドリカルレンズより構成したが、これに限らず、
例えば主走査方向と副走査方向とで互いに曲率の異なる
トーリックレンズより構成しても良い。
シリンドリカルレンズより構成したが、これに限らず、
例えば主走査方向と副走査方向とで互いに曲率の異なる
トーリックレンズより構成しても良い。
【0034】また本実施形態においては第2の光学部材
L2を構成する2つの光学要素をシリンドリカルレンズ
より構成したが、これに限らず、主走査方向と副走査方
向とで互いに異なるパワーのトーリック面を有するトー
リックレンズより構成しても良い。
L2を構成する2つの光学要素をシリンドリカルレンズ
より構成したが、これに限らず、主走査方向と副走査方
向とで互いに異なるパワーのトーリック面を有するトー
リックレンズより構成しても良い。
【0035】更に第2の光学部材L2を上記に示した構
成した以外に、例えば図3に示すようにCCD16側に
凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズ19
より構成しても良い。このメニスカスレンズ19の原稿
側のレンズ面は副走査方向に負のパワーを有し、CCD
16側のレンズ面は副走査方向に正のパワーを有してい
る。
成した以外に、例えば図3に示すようにCCD16側に
凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズ19
より構成しても良い。このメニスカスレンズ19の原稿
側のレンズ面は副走査方向に負のパワーを有し、CCD
16側のレンズ面は副走査方向に正のパワーを有してい
る。
【0036】このように第2の光学部材L2をメニスカ
スレンズ19より構成することによっても本発明は前述
の実施形態1と同様な効果を得ることができる。
スレンズ19より構成することによっても本発明は前述
の実施形態1と同様な効果を得ることができる。
【0037】尚、本実施形態においては第2の光学部材
L2を結像レンズ13の後方光路内に設けたが、これに
限らず、例えば結像レンズ13の前方光路内に設けて
も、本発明は前述の実施形態1と同様に適用することが
できる。
L2を結像レンズ13の後方光路内に設けたが、これに
限らず、例えば結像レンズ13の前方光路内に設けて
も、本発明は前述の実施形態1と同様に適用することが
できる。
【0038】(実施形態2)図4は本発明の実施形態2
の要部概略図である。同図において図1に示した要素と
同一要素には同符番を付している。
の要部概略図である。同図において図1に示した要素と
同一要素には同符番を付している。
【0039】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は第1の光学部材をアナモフィックな反射鏡より
構成し、走査ミラー部を構成する第1のミラーの位置
(もしくはその近傍)に設けたことである。その他の構
成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これに
より同様な効果を得ている。
なる点は第1の光学部材をアナモフィックな反射鏡より
構成し、走査ミラー部を構成する第1のミラーの位置
(もしくはその近傍)に設けたことである。その他の構
成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これに
より同様な効果を得ている。
【0040】即ち、同図においてL1はアナモフィイッ
クなパワーを有する第1の光学部材であり、副走査方向
に正のパワーを有するシリンドリカルミラー(反射鏡)
20を有し、後述する走査ミラー部を構成する第1のミ
ラー3aの位置(もしくはその近傍)に設け、該第1の
ミラー3aの作用を兼用しており、副走査断面内にのみ
原稿10の画像を結像レンズ13よりも該原稿10側に
所定の倍率で一旦結像させている。
クなパワーを有する第1の光学部材であり、副走査方向
に正のパワーを有するシリンドリカルミラー(反射鏡)
20を有し、後述する走査ミラー部を構成する第1のミ
ラー3aの位置(もしくはその近傍)に設け、該第1の
ミラー3aの作用を兼用しており、副走査断面内にのみ
原稿10の画像を結像レンズ13よりも該原稿10側に
所定の倍率で一旦結像させている。
【0041】31は原稿支持用の原稿台ガラスであり、
原稿10を載置している。8は光源であり、例えば蛍光
灯等より成っている。9は凹面鏡であり、光源8から放
射された光束を効率良く原稿10面側に集光している。
1はスリットであり、原稿10面近傍に配置されてお
り、該原稿10面からの光束(光量)を制限している。
3a,3b,3cは各々走査ミラー部を構成する第1、
第2、第3のミラーであり、原稿10面からの光束を結
像レンズ13に導いている。本実施形態では上記の如く
第1のミラー3aの作用を第1の光学部材L1としての
シリンドリカルミラー20が兼用している。
原稿10を載置している。8は光源であり、例えば蛍光
灯等より成っている。9は凹面鏡であり、光源8から放
射された光束を効率良く原稿10面側に集光している。
1はスリットであり、原稿10面近傍に配置されてお
り、該原稿10面からの光束(光量)を制限している。
3a,3b,3cは各々走査ミラー部を構成する第1、
第2、第3のミラーであり、原稿10面からの光束を結
像レンズ13に導いている。本実施形態では上記の如く
第1のミラー3aの作用を第1の光学部材L1としての
シリンドリカルミラー20が兼用している。
【0042】本実施形態においては光源8、凹面鏡9、
スリット1、そしてシリンドリカルミラー20より成る
走査部を図中矢印Aの如く副走査方向に速度vで移動さ
せ、また第2、第3のミラー3b,3cより成るハの字
ミラーユニットを図中矢印Aの如く副走査方向に速度v
/2で走査部と連動して移動させて原稿10面上を走査
している。これにより原稿10面上の画像情報を2次元
的に読み取っている。
スリット1、そしてシリンドリカルミラー20より成る
走査部を図中矢印Aの如く副走査方向に速度vで移動さ
せ、また第2、第3のミラー3b,3cより成るハの字
ミラーユニットを図中矢印Aの如く副走査方向に速度v
/2で走査部と連動して移動させて原稿10面上を走査
している。これにより原稿10面上の画像情報を2次元
的に読み取っている。
【0043】このように本実施形態においては上述の如
く第1の光学部材L1を副走査方向にパワーを有するシ
リンドリカルミラーより構成することによっても前述の
実施形態1と同様な効果を得ることができる。
く第1の光学部材L1を副走査方向にパワーを有するシ
リンドリカルミラーより構成することによっても前述の
実施形態1と同様な効果を得ることができる。
【0044】尚、本実施形態では第1の光学部材L1を
シリンドリカルミラーより構成したが、これに限らず、
例えば主走査方向と副走査方向とで互いに曲率の異なる
トーリックミラー、もしくは楕円鏡等より構成しても良
い。
シリンドリカルミラーより構成したが、これに限らず、
例えば主走査方向と副走査方向とで互いに曲率の異なる
トーリックミラー、もしくは楕円鏡等より構成しても良
い。
【0045】(実施形態3)図5は本発明の実施形態3
の要部概略図である。同図において図1、図4に示した
要素と同一要素には同符番を付している。
の要部概略図である。同図において図1、図4に示した
要素と同一要素には同符番を付している。
【0046】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は第2の光学部材を副走査方向に負のパワーを有
する第1の反射鏡と副走査方向に正のパワーを有する第
2の反射鏡とより構成したことである。その他の構成及
び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより
同様な効果を得ている。
なる点は第2の光学部材を副走査方向に負のパワーを有
する第1の反射鏡と副走査方向に正のパワーを有する第
2の反射鏡とより構成したことである。その他の構成及
び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより
同様な効果を得ている。
【0047】即ち、同図においてL2はアナモフィイッ
クなパワーを有する第2の光学部材であり、副走査方向
に負のパワーを有する第2−1のシリンドリカルミラー
(第1の反射鏡)21と副走査方向に正のパワーを有す
る第2−2のシリンドリカルミラー(第2の反射鏡)2
2とを有している。
クなパワーを有する第2の光学部材であり、副走査方向
に負のパワーを有する第2−1のシリンドリカルミラー
(第1の反射鏡)21と副走査方向に正のパワーを有す
る第2−2のシリンドリカルミラー(第2の反射鏡)2
2とを有している。
【0048】本実施形態においては光源8、凹面鏡9、
スリット1、第1のシリンドリカルレンズ11、そして
第1のミラー3aより成る走査部を図中矢印Aの如く副
走査方向に速度vで移動させ、また第2、第3のミラー
3b,3cより成るハの字ミラーユニットを図中矢印A
の如く副走査方向に速度v/2で走査部と連動して移動
させて原稿10面上を走査している。これにより原稿1
0面上の画像情報を2次元的に読み取っている。
スリット1、第1のシリンドリカルレンズ11、そして
第1のミラー3aより成る走査部を図中矢印Aの如く副
走査方向に速度vで移動させ、また第2、第3のミラー
3b,3cより成るハの字ミラーユニットを図中矢印A
の如く副走査方向に速度v/2で走査部と連動して移動
させて原稿10面上を走査している。これにより原稿1
0面上の画像情報を2次元的に読み取っている。
【0049】このように本実施形態においては上述の如
く第2の光学部材L2を副走査方向に負のパワーを有す
る第2−1のシリンドリカルミラー21と副走査方向に
正のパワーを有する第2−2のシリンドリカルミラー2
2とより構成することによっても前述の実施形態1と同
様な効果を得ることができる。
く第2の光学部材L2を副走査方向に負のパワーを有す
る第2−1のシリンドリカルミラー21と副走査方向に
正のパワーを有する第2−2のシリンドリカルミラー2
2とより構成することによっても前述の実施形態1と同
様な効果を得ることができる。
【0050】尚、本実施形態では第2の光学部材L2を
構成する2つの反射鏡をシリンドリカルミラーより構成
したが、これに限らず、例えば主走査方向と副走査方向
とで互いにパワーの異なるトーリックミラー、もしくは
楕円鏡等より構成しても良い。
構成する2つの反射鏡をシリンドリカルミラーより構成
したが、これに限らず、例えば主走査方向と副走査方向
とで互いにパワーの異なるトーリックミラー、もしくは
楕円鏡等より構成しても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く結像光学系を
構成する各要素を適切に設定することにより、従来の問
題点を解決することができ、また主走査方向と副走査方
向とで同一のFNoを得る場合においても、結像レンズを
通過する副走査方向の光束の光束幅を従来に比して狭く
することができ、これにより結像レンズの副走査方向の
径を従来に比して小さくすることにより、装置全体のコ
ンパクト化を図ることができる画像読取装置を達成する
ことができる。
構成する各要素を適切に設定することにより、従来の問
題点を解決することができ、また主走査方向と副走査方
向とで同一のFNoを得る場合においても、結像レンズを
通過する副走査方向の光束の光束幅を従来に比して狭く
することができ、これにより結像レンズの副走査方向の
径を従来に比して小さくすることにより、装置全体のコ
ンパクト化を図ることができる画像読取装置を達成する
ことができる。
【図1】 本発明の実施形態1の副走査断面内での結像
関係を示す要部概略図
関係を示す要部概略図
【図2】 図1の結像レンズ後方の配置を示す要部概略
図
図
【図3】 図1の結像レンズ後方の配置を示す要部概略
図
図
【図4】 本発明の実施形態2の要部概略図
【図5】 本発明の実施形態3の要部概略図
【図6】 従来の画像読取装置の要部概略図
1 スリット 3a 第1のミラー 3b 第2のミラー 3c 第3のミラー 8 光源 9 凹面鏡 10 原稿 L1 第1の光学部材 L2 第2の光学部材 11 第1のシリンドリカルレンズ 12 一旦結像位置 13 結像レンズ 14 第2−1のシリンドリカルレンズ 15 第2−2のシリンドリカルレンズ 16 画像読取手段(CCD) 19 メニスカスレンズ 20 シリンドリカルミラー 21 第2−1のシリンドリカルミラー 22 第2−2のシリンドリカルミラー 31 原稿台ガラス
Claims (10)
- 【請求項1】 照明系で照明された原稿の画像を結像光
学系を介して画像読取手段面上に所定の倍率で結像させ
て走査しながら読取る画像読取装置において、 該結像光学系はアナモフィックなパワーを有する第1の
光学部材、結像レンズ、そしてアナモフィックなパワー
を有する第2の光学部材を有し、 該結像光学系の副走査断面内での結像関係は、該原稿の
画像が該第1の光学部材により該結像レンズより該原稿
側に一旦結像し、該一旦結像した画像が結像レンズと該
第2の光学部材により、主走査断面内での結像位置と略
同一位置に再結像するように設定していることを特徴と
する画像読取装置。 - 【請求項2】 前記第1の光学部材はレンズより成るこ
とを特徴とする請求項1の画像読取装置。 - 【請求項3】 前記レンズはシリンドリカルレンズ、も
しくはトーリックレンズより成ることを特徴とする請求
項2の画像読取装置。 - 【請求項4】 前記第1の光学部材は反射鏡より成るこ
とを特徴とする請求項1の画像読取装置。 - 【請求項5】 前記反射鏡は前記原稿を走査する走査ミ
ラー部を構成する走査ミラーの位置、もしくはその近傍
に配置されていることを特徴とする請求項4の画像読取
装置。 - 【請求項6】 前記反射鏡はシリンドリカルミラー、も
しくはトーリックミラー、もしくは楕円鏡より成ること
を特徴とする請求項4又は5の画像読取装置。 - 【請求項7】 前記第2の光学部材は副走査方向に負の
パワーを有する第2−1のシリンドリカルレンズと副走
査方向に正のパワーを有する第2−2のシリンドリカル
レンズとを有していることを特徴とする請求項1の画像
読取装置。 - 【請求項8】 前記第2の光学部材は前記画像読取手段
側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズ
より成り、該メニスカスレンズの原稿側のレンズ面は副
走査方向に負のパワーを有し、画像読取手段側のレンズ
面は副走査方向に正のパワーを有していることを特徴と
する請求項1の画像読取装置。 - 【請求項9】 前記第2の光学部材は副走査方向に負の
パワーを有する第1の反射鏡と副走査方向に正のパワー
を有する第2の反射鏡とを有していることを特徴とする
請求項1の画像読取装置。 - 【請求項10】 前記第1の反射鏡と第2の反射鏡は共
にシリンドリカルミラー、もしくはトーリックミラー、
もしくは楕円鏡より成ることを特徴とする請求項9の画
像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10033928A JPH11220578A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10033928A JPH11220578A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220578A true JPH11220578A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12400190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10033928A Pending JPH11220578A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220578A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007102201A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-04-19 | Toshiba Corp | 三次元光線入力装置 |
JP2007208489A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Kyocera Mita Corp | 原稿読み取り装置 |
JP2008191677A (ja) * | 2001-05-25 | 2008-08-21 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10033928A patent/JPH11220578A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008191677A (ja) * | 2001-05-25 | 2008-08-21 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、及び画像形成装置 |
US7884979B2 (en) | 2001-05-25 | 2011-02-08 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging lens, image reader using the lens, and imaging apparatus using the image reader |
JP2007102201A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-04-19 | Toshiba Corp | 三次元光線入力装置 |
JP4693727B2 (ja) * | 2005-09-09 | 2011-06-01 | 株式会社東芝 | 三次元光線入力装置 |
JP2007208489A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Kyocera Mita Corp | 原稿読み取り装置 |
JP4659628B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-03-30 | 京セラミタ株式会社 | 原稿読み取り装置 |
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