JPH11220554A - 通話録音用アダプタ - Google Patents

通話録音用アダプタ

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JPH11220554A
JPH11220554A JP1894498A JP1894498A JPH11220554A JP H11220554 A JPH11220554 A JP H11220554A JP 1894498 A JP1894498 A JP 1894498A JP 1894498 A JP1894498 A JP 1894498A JP H11220554 A JPH11220554 A JP H11220554A
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JP
Japan
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terminal
output
input
signal
earphone
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JP1894498A
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Inventor
Yoichi Hayakawa
洋一 早川
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NAKA DENSHI KK
Original Assignee
NAKA DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯型電話機による通話を妨げられることな
く、通話内容を録音することができる通話録音用アダプ
タを提供する。 【解決手段】携帯電話1のマイクジャックに接続される
音声入力用端子11と、音声入力用端子を介して携帯電
話1に出力すべき入力音声信号が入力される音声入力用
端子14と、携帯電話1のイヤホンジャックに接続さ
れ、携帯電話1から出力音声信号が入力される音声出力
用端子13と、音声出力用端子13から入力された出力
音声信号が出力される音声出力用端子16と、音声入力
用端子14から入力された入力音声信号を増幅する増幅
器7と、増幅器7で増幅された入力音声信号と音声出力
用端子13から入力された出力音声信号とを合成した録
音用信号が出力される出力プラグ6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPHS
(Personal Handyphone Syst
em)などの携帯型電話機の通話内容を録音するために
用いられる通話録音用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯電話やPHSなどの携帯
型電話機のなかには、イヤホンおよびマイクロホンを接
続するためのジャックを備えているものがある。このよ
うな携帯型電話機では、イヤホンおよびマイクロホンを
接続して使用することにより、機器本体を手で持たずに
(ハンズフリーで)通話を行うことが可能になる。
【0003】また、このような携帯電話は通話内容をテ
ープレコーダなどで録音するための通話録音用アダプタ
と共に使用されることがある。通話録音用アダプタは、
携帯型電話機とイヤホン・マイクとの間に挿入接続して
用いられるものである。例えば図4に示される従来の通
話録音用アダプタ3では、入力音声用端子11、グラン
ド端子12および出力音声用端子13を携帯電話1のイ
ヤホン・ マイクジャック2に接続し、入力音声用端子1
4、グランド端子15および出力音声用端子16にマイ
クロホン4およびイヤホン5を接続して、携帯電話1に
よる通話内容を出力プラグ6に接続したテープレコーダ
などで録音する。
【0004】この場合、ユーザがマイクロホン4に向け
て話すことによる音声信号は、マイクロホン信号として
入力音声用端子14,11を介して携帯電話1に送られ
ると共に、抵抗R1を介して出力プラグ6に送られる。
一方、携帯電話1から出力されるイヤホン信号は出力音
声用端子13,16を介してイヤホン5に送られると共
に、抵抗R2を介して出力プラグ6に送られる。
【0005】従って、出力プラグ6からは抵抗R1〜R
3の抵抗値配分に応じてイヤホン信号とマイクロホン信
号とが合成されて出力され、それが出力プラグ6に接続
されたテープレコーダなどによって録音される。
【0006】しかし、このような通話録音用アダプタ3
では携帯電話1から出力されたイヤホン信号は抵抗R
2,R1を介して携帯電話1に向かうマイクロホン信号
に混入し、その信号が携帯電話1から通話先に向けて送
信されることになる。この場合、携帯電話1による通信
後れを考えると、通話相手は直前に自らが発した声を聞
くことになってしまい、通話が大きく妨げられる。
【0007】また、マイクロホン4からのマイクロホン
信号は、抵抗R1,R2を介してイヤホン5に向かうイ
ヤホン信号に混入されるため、イヤホン5からはユーザ
の声と通話相手の声とが混ざり合って出力され、やはり
通話の妨げとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の通話録
音用アダプタでは、マイクロホンからのマイクロホン信
号とイヤホンへのイヤホン信号とを単に結合して出力プ
ラグから出力するような回路構成であったため、携帯電
話に向かうマイクロホン信号にイヤホン信号が混入した
り、イヤホンに向かうイヤホン信号にマイクロホン信号
が混入するといった事態が生じ、携帯型電話機による通
話が妨げられるという問題があった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
のものであり、携帯型電話機による通話を妨げられるこ
となく、通話内容を録音することができる通話録音用ア
ダプタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声入力端子
と音声出力端子を備えた携帯型電話機の通話内容を録音
するための通話録音用アダプタであって、携帯型電話機
の音声入力端子に接続される第1の端子と、この第1の
端子を介して携帯型電話機に出力すべき入力音声信号が
入力される第2の端子と、携帯型電話機の音声出力端子
に接続され、出力音声信号が入力される第3の端子と、
この第3の端子から入力された出力音声信号が出力され
る第4の端子と、第2の端子から入力された入力音声信
号を増幅する増幅手段と、この増幅手段により増幅され
た入力音声信号と第3の端子から入力された出力音声信
号とを合成した録音用信号が出力される第5の端子とを
備えている。
【0011】ここで、第1および第2の端子は例えば携
帯電話機のマイクロホンジャックとマイクロホンとの間
を接続するために用いられ、第3および第4の端子は例
えば携帯電話機のイヤホンジャックとイヤホンとの間を
接続するために用いられる。そして、第5の端子はテー
プレコーダなどの録音装置を接続するために用いられ
る。
【0012】この場合、第5の端子からは入力音声信号
と出力音声信号とが合成されて出力されるが、このうち
の出力音声信号は増幅手段の出力側で止められるため、
この出力音声信号が第1の端子から携帯型電話機に出力
すべき入力音声信号に漏れ出すことがなく、携帯側電話
機に向けた入力音声信号への出力音声信号の混入を防止
することができる。
【0013】本発明では、第5の端子から出力される録
音用信号における入力音声信号および出力音声信号の各
出力レベルを調節する出力レベル調節手段を設けること
が望ましく、このようにすると録音用信号における入力
音声信号と出力音声信号との出力バランスを常に適正に
保つことができる。
【0014】本発明の別の態様によれば、音声入力端子
と音声出力端子を備えた携帯型電話機の通話内容を録音
するための通話録音用アダプタであって、携帯型電話機
の音声入力端子に接続される第1の端子と、この第1の
端子を介して携帯型電話機に出力すべき入力音声信号が
入力される第2の端子と、携帯型電話機の音声出力端子
に接続され、出力音声信号が入力される第3の端子と、
この第3の端子から入力された出力音声信号が出力され
る第4の端子と、第2の端子から入力された入力音声信
号を増幅する第1の増幅手段と、第3の端子から入力さ
れた出力音声信号を増幅する第2の増幅手段と、第1お
よび第2の増幅手段により各々増幅された入力音声信号
および出力音声信号を合成した録音用信号が出力される
第5の端子とを備えている。
【0015】この場合、第5の端子からは入力音声信号
と出力音声信号とが合成されて出力されているが、この
うちの出力音声信号は第1の増幅手段の出力側で止めら
れるため、この出力音声信号が第1の端子から携帯型電
話機に出力すべき入力音声信号に漏れ出すことがない。
また、入力音声信号は第2の増幅手段の出力側で止めら
れるため、この入力音声信号が第4の端子から出力すべ
き出力音声信号に漏れ出すこともない。
【0016】従って、携帯側電話機に向けた入力音声信
号への出力音声信号の混入と、第4の出力端子に向けた
出力音声信号への入力音声信号の混入とをそれぞれ完全
に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る通話録音用アダプタを説明す
るための図である。
【0018】この通話録音用アダプタ3は、携帯電話1
のイヤホン・マイクジャック2とイヤホン5およびマイ
クロホン4との間に挿入接続して用いられるものであ
り、外部接続端子として、イヤホン・ マイクジャック2
に接続するための入力音声用端子11、グランド端子1
2および出力音声用端子13と、マイクロホン4および
イヤホン5を接続するための入力音声用端子14、グラ
ンド端子15および出力音声用端子16と、テープレコ
ーダなどの録音装置に接続するための出力プラグ6とを
備えている。
【0019】ここで、イヤホン・マイクジャック2に接
続される入力音声用端子11、グランド端子12および
出力音声用端子13は、実際はイヤホン・マイクジャッ
ク2に対応するプラグとして形成される。この場合、通
話録音用アダプタ3の本体からコード付きプラグを延長
してイヤホン・ マイクジャック2に接続するような構成
にすることが望ましい。
【0020】また、通常はマイクロホン4に接続される
入力音声用端子14およびグランド端子15はマイクロ
ホン4のプラグに対応するジャックとして形成され、イ
ヤホン5に接続される出力音声用端子16およびグラン
ド端子15はイヤホン5のプラグに対応したジャックと
して形成される。
【0021】さらに、出力プラグ6は通話録音用アダプ
タ3の本体からコード付きプラグを延長してテープレコ
ーダなどに接続するような構成であることが望ましい。
また、出力プラグ6の代わりに出力ジャックを用い、テ
ープレコーダ等からプラグを接続するような構成にして
もよい。
【0022】ここで、通話録音用アダプタ3内部の回路
構成について説明する。イヤホン・マイクジャック2側
の入力音声用端子11、グランド端子12および出力音
声用端子13は、マイクロホン4およびイヤホン5側の
入力音声用端子14、グランド端子15および出力音声
用端子1にそれぞれ接続されている。
【0023】また、マイクロホン4から入力される音声
信号(以下、マイクロホン信号)を取り出すために、入
力音声用端子14は増幅器7の入力端子に接続されてお
り、この増幅器7の出力端子に出力プラグ6の入力端子
が接続されている。
【0024】ここで、増幅器7としては増幅率が1より
小さいもの、すなわちマイクロホン信号を減衰させて出
力プラグ6に導くようなものでもよい。さらに、エミッ
タホロワのようなインピーダンス変換器、あるいはバッ
ファアンプなど必要に応じたものを任意に用いることが
できる。
【0025】一方、携帯電話1から入力される音声信号
(以下、イヤホン信号)を取り出すために、出力音声用
端子13は出力プラグ6の入力端子に接続されている。
また、グランド端子12,15は出力プラグ6のグラン
ド端子に共通接続されている。
【0026】次に、出力プラグ6がテープレコーダなど
の適当な録音装置に接続されているものとして、この通
話録音用アダプタ3を介して携帯電話1による通話内容
を録音するときの動作について説明する。
【0027】この場合、マイクロホン4からのマイクロ
ホン信号は、入力音声用端子14を介して入力され、入
力音声用端子11およびイヤホン・ マイクジャック2を
介して携帯電話1に送られると共に、増幅器7によって
適当に増幅された後、出力プラグ6に送られる。
【0028】一方、携帯電話1からのイヤホン信号はイ
ヤホン・ マイクジャック2および出力音声用端子13を
介して入力され、出力音声用端子16からイヤホン5に
送られると共に、出力プラグ6に送られる。
【0029】従って、出力プラグ6からはマイクロホン
信号とイヤホン信号とを合成した信号が録音用信号とし
て出力され、この録音用信号を出力プラグ6に接続され
たテープレコーダなどによって録音することで、携帯電
話1の通話内容を記録することができる。
【0030】ここで、出力プラグ6からはマイクロホン
信号とイヤホン信号とが合成されて出力されているが、
このうちのイヤホン信号は増幅器7の出力側で止められ
ている。この結果、出力プラグ6に向けたイヤホン信号
が増幅器7の入力側、すなわち携帯電話1に向けたマイ
クロホン信号に漏れ出すことがなくなり、携帯電話1に
出力すべきマイクロホン信号へのイヤホン信号の混入を
完全に防止することができる。
【0031】つまり、携帯電話1にはマイクロホン4か
らのマイクロホン信号のみが送られ、携帯電話1からは
そのマイクロホン信号、すなわちユーザがマイクロホン
4に向かって話した音声信号のみが送信される。
【0032】従って、従来のように単にイヤホン信号と
マイクロ信号とを混合して出力プラグに送るような回路
構成の通話録音用アダプタとは異なり、携帯電話1に向
けたマイクロホン信号とイヤホン信号とが混入した結
果、ユーザの音声と通話相手から送られた音声とが混ざ
りあって携帯電話1から送信されるといったことがなく
なり、携帯電話1による通話を妨げられることなく、そ
の通話内容を録音することが可能になる。
【0033】また、増幅器7によるマイクロホン信号の
増幅率を適当に調節することにより、イヤホン信号に対
するマイクロホン信号の出力レベル差を解消することが
可能になる。
【0034】次に、本発明の他の実施形態について説明
するが、以下では図1と相対応する部分に同一符号を付
して、第1の実施形態との相違点を中心にして説明す
る。 (第2の実施形態)図2は、本発明の第2の実施形態に
係る通話録音用アダプタを説明するための図である。
【0035】本実施形態は、出力プラグ6から出力され
るマイクロホン信号とイヤホン信号との各出力レベルを
調節できるようにしたものである。同図に示されるよう
に、増幅器7の出力端子に抵抗R1の一端が接続され、
この抵抗R1の他端に出力プラグ6の入力端子が接続さ
れる。また、出力音声用端子13は抵抗R2の一端に接
続され、抵抗R2の他端に出力プラグ6の入力端子が接
続される。さらに、グランド端子12,15に抵抗R3
の一端が接続され、抵抗R3の他端に出力プラグ6の入
力端子が接続される。
【0036】この場合、マイクロホン4からのマイクロ
ホン信号は増幅器7で増幅された後、抵抗R1,R3の
抵抗値配分に応じた出力レベル、具体的には増幅器7か
ら出力されたマイクロホン信号のR3/(R1+R3)
倍の出力レベルで出力プラグ6に送られる。
【0037】一方、携帯電話1からのイヤホン信号は抵
抗R2,R3の抵抗値配分に応じた出力レベル、すなわ
ちイヤホン5に送られるイヤホン信号のR3/(R2+
R3)倍の出力レベルで出力プラグ6に送られる。
【0038】つまり、抵抗R1,R2,R3の抵抗値を
適当に調節しておくことにより、出力プラグ6から出力
されるマイクロホン信号とイヤホン信号との各出力レベ
ルを容易に調節することができるため、出力プラグ6に
接続されるテープレコーダなどに対してマイクロホン信
号とイヤホン信号との出力バランスが取れた適性信号を
送ることが可能になる。
【0039】さらに、抵抗R1,R2,R3のいくつ
か、あるいは全てを可変抵抗によって構成することによ
り、テープレコーダなどによる録音中でも出力プラグ6
からのマイクロホン信号とイヤホン信号との各出力レベ
ルを調節することができる。この場合、例えばユーザや
通話者の声の大きさ、あるいは送受信の電波状態に応じ
た携帯電話1の通話状況などに対応させて、出力プラグ
6からのマイクロホン信号とイヤホン信号との各出力バ
ランスを調節することが可能になり、使い勝手が向上す
る。
【0040】(第3の実施形態)図3は、本発明の第3
の実施形態に係る通話録音用アダプタについて説明する
ための図である。
【0041】この実施形態は、携帯電話1に送られるマ
イクロホン信号へのイヤホン信号の混入だけでなく、イ
ヤホン5に送られるイヤホン信号へのマイクロホン信号
の混入を防止したものである。
【0042】同図に示されるように、出力音声用端子1
3に増幅器8の入力端が接続され、増幅器8の出力端が
出力プラグ6の入力端子に接続されている。ただし、増
幅器8としては増幅率が1より小さいもの、すなわちイ
ヤホン信号を減衰させて出力プラグ6に導くようなもの
でもよい。さらに、エミッタホロワのようなインピーダ
ンス変換器を使用してもよい。
【0043】この場合、携帯電話1からのイヤホン信号
は増幅器8によって適当に増幅(あるいは減衰)された
後、出力プラグ6に送られる。従って、出力プラグ6か
らは増幅器7によって増幅されたマイクロホン信号と、
増幅器8によって増幅(あるいは減衰)されたイヤホン
信号とが合成されて出力される。
【0044】このとき、増幅器7から出力されたマイク
ロホン信号は増幅器8の出力側で止められており、出力
プラグ6に向けて送られたマイクロホン信号が増幅器8
の入力側、すなわちイヤホン5に向けたイヤホン信号に
漏れ出すことがないため、イヤホン5に出力すべきイヤ
ホン信号へのマイクロホン信号の混入を防止することが
できる。すなわち、イヤホン5には携帯電話1から出力
されたイヤホン信号のみが送られ、イヤホン5からはそ
のイヤホン信号に基づき、携帯電話1が受信した通話相
手の音声のみが出力される。
【0045】つまり、従来のように単にイヤホン信号と
マイクロ信号とを混合して出力プラグに送るような回路
構成の通話録音用アダプタとは異なり、イヤホン5に向
けたイヤホン信号にマイクロホン信号が混入した結果、
イヤホン5からユーザの音声と通話相手の音声が混ざり
合って聞こえるといったことがなくなる。
【0046】さらに、増幅器8から出力されたイヤホン
信号は第1の実施形態と同様に増幅器7の出力側で止め
られるため、携帯電話1に向けたマイクロホン信号にイ
ヤホン信号が混入することもない。つまり、出力プラグ
6から出力される信号を除いてマイクロホン信号とイヤ
ホン信号とが混ざり合うことが一切なくなる。
【0047】すなわち、ユーザは通話用録音アダプタ3
を取り付けていない状態と全く同じように、マイクロホ
ン4およびイヤホン5を用いた状態での通話を行うこと
ができ、しかもその通話内容を確実に録音することが可
能になる。
【0048】また、増幅器7,8の各増幅率を適当に調
節することにより、出力プラグ6から出力されるマイク
ロホン信号とイヤホン信号との各出力レベルを最適なも
のにすることができ、出力プラグ6に接続されるテープ
レコーダなどに録音のための適性信号を送ることが可能
になる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば第5
の端子からは入力音声信号と出力音声信号とが合成され
て出力されるが、このうちの出力音声信号は入力音声信
号を増幅するための増幅手段の出力側で止められ、第1
の端子から携帯型電話機に出力すべき入力音声信号に漏
れ出すことがないので、携帯側電話機に向けた入力音声
信号への出力音声信号の混入を防止することができる。
【0050】さらに、入力音声信号と出力音声信号とを
合成したときの入力音声信号は、出力音声信号を増幅す
るための増幅手段の出力側で止められ、第4の端子から
出力すべき出力音声信号に漏れ出すことがないので、第
4の端子に向けた出力音声信号への入力音声信号の混入
を防止することができる。従って、携帯型電話機による
通話を何ら妨げられることなく、通話内容を録音するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る通話録音用アダ
プタを説明するための図
【図2】本発明の第2の実施形態に係る通話録音用アダ
プタを説明するための図
【図3】本発明の第3の実施形態に係る通話録音用アダ
プタを説明するための図
【図4】従来の通話録音用アダプタを説明するための図
【符号の説明】
1…携帯電話 2…イヤホン・ マイクジャック 3…通話録音用アダプタ 4…マイクロホン 5…イヤホン 6…出力プラグ 7,8…増幅器 11,14…入力音声用端子 12,15…グランド端子 13,16…出力音声用端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声入力端子と音声出力端子を備えた携帯
    型電話機の通話内容を録音するための通話録音用アダプ
    タであって、 前記携帯型電話機の音声入力端子に接続される第1の端
    子と、 この第1の端子を介して前記携帯型電話機に出力すべき
    入力音声信号が入力される第2の端子と、 前記携帯型電話機の音声出力端子に接続され、出力音声
    信号が入力される第3の端子と、 この第3の端子から入力された出力音声信号が出力され
    る第4の端子と、 前記第2の端子から入力された入力音声信号を増幅する
    増幅手段と、 この増幅手段により増幅された入力音声信号と前記第3
    の端子から入力された出力音声信号とを合成した録音用
    信号が出力される第5の端子とを備えたことを特徴とす
    る通話録音用アダプタ。
  2. 【請求項2】前記第5の端子から出力される録音用信号
    における入力音声信号および出力音声信号の各出力レベ
    ルを調節する出力レベル調節手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の通話録音用アダプタ。
  3. 【請求項3】音声入力端子と音声出力端子を備えた携帯
    型電話機の通話内容を録音するための通話録音用アダプ
    タであって、 前記携帯型電話機の音声入力端子に接続される第1の端
    子と、 この第1の端子を介して前記携帯型電話機に出力すべき
    入力音声信号が入力される第2の端子と、 前記携帯型電話機の音声出力端子に接続され、出力音声
    信号が入力される第3の端子と、 この第3の端子から入力された出力音声信号が出力され
    る第4の端子と、 前記第2の端子から入力された入力音声信号を増幅する
    第1の増幅手段と、 前記第3の端子から入力された出力音声信号を増幅する
    第2の増幅手段と、 前記第1および第2の増幅手段により各々増幅された入
    力音声信号および出力音声信号を合成した録音用信号が
    出力される第5の端子とを備えたことを特徴とする通話
    録音用アダプタ。
JP1894498A 1998-01-30 1998-01-30 通話録音用アダプタ Pending JPH11220554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6262910B1 (ja) * 2017-08-25 2018-01-17 エスティサポート株式会社 通話録音システムおよび通話録音アダプタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6262910B1 (ja) * 2017-08-25 2018-01-17 エスティサポート株式会社 通話録音システムおよび通話録音アダプタ

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