JPH11219484A - 火源位置検出方法及びその装置 - Google Patents

火源位置検出方法及びその装置

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JPH11219484A
JPH11219484A JP2206698A JP2206698A JPH11219484A JP H11219484 A JPH11219484 A JP H11219484A JP 2206698 A JP2206698 A JP 2206698A JP 2206698 A JP2206698 A JP 2206698A JP H11219484 A JPH11219484 A JP H11219484A
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JP
Japan
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temperature data
detection
fire source
detection output
fire
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Application number
JP2206698A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yokota
博之 横田
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】迅速に火源位置を検出する。 【解決手段】回転走査の開始から終了までの間における
各検出素子の検出出力の最大値及びその時の検出位置を
記憶するしておく行程と;前記各検出出力の最大値を距
離補正して補正温度データを求める行程と;前記各補正
温度データ同志を比較し、その最高温度データを求める
行程と:を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、展示会場や屋内
競技場等の火災を検出するための火源位置検出方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】展示会場等には、火源の発する熱線を検
知する火源センサが設けられている。この火源センサ
は、警戒区域の監視面に対し斜め上方から監視する様に
設置されている。この火源センサは、水平方向に所定走
査角度、例えば、180゜回転させながら走査し、検出
素子の検出出力に基いて最高温度データを求め、火源位
置を検出している。
【0003】火源センサは、前述の様に、監視面に対し
斜め上方に設けられているので、火源センサに設けられ
ている複数の検出素子と該監視面までの距離、即ち、監
視距離はそれぞれ相違する。ところが、熱線は、火源位
置から離れる程弱くなるとともに、検出素子の検出出力
が小さくなる。そのため、正確に火源を検出するために
は、各検出素子の検出出力に対し監視距離の相違を考慮
した距離補正を行う必要がある。
【0004】そこで、従来、1回のスキャン開始から終
了までの間中、各検出位置における各検出素子の検出出
力を距離補正して逐次補正温度データを求め、その都
度、各補正データ同志を比較して最も大きい補正温度デ
ータをコンピュータ記憶しておき、一回の走査終了時ま
でにおいて最も大きい補正温度データを最高温度データ
とし、このデータから火源位置を求めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、各検出位
置における各検出素子の検出の都度、各検出素子の検出
出力を距離補正して補正温度データを求め、その都度、
各補正データ同志を比較しているので、現在の検出位置
における検出出力の前記処理が終わらないと、次の検出
位置に移動できない。そのため、迅速な火災発見は困難
となる。そこで、高速CPUを用いて前記処理をするこ
とも考えられるが、このCPUは高価であり費用面で問
題がある。
【0006】この発明は、上記事情に鑑み迅速に火源位
置を検出することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の検出
素子を備えた火源センサを、水平方向に回転走査し、該
各検出素子の検出出力に基いて最高温度データを求める
火源位置検出方法であって;前記回転走査の開始から終
了までの間における各検出素子の検出出力の最大値を求
める行程と;前記各検出出力の最大値を距離補正して補
正温度データを求める行程と;前記各補正温度データ同
志を比較し、その最高温度データを求める行程と:を備
えていることを特徴とする火源位置検出方法、である。
【0008】この発明は、複数の検出素子を備えた火源
センサを、水平方向に回転走査し、該各検出素子の検出
出力に基いて最高温度データを求める火源位置検出方法
であって;前記回転走査の開始から終了まで間における
各検出素子の検出出力の最大値及びその検出時の位置を
記憶しておく行程と;前記各検出出力の最大値を距離補
正して補正温度データを求める行程と;前記各補正温度
データ同志を比較し、その最高温度データを求める行程
と:該最高温度データが予め定められた火災判断閾値を
越えた場合に火災と判断する行程と;を備えていること
を特徴とする火源位置検出方法、である。
【0009】この発明は、複数の検出素子を備えた火源
センサを、水平方向に回転走査し、該各検出素子の検出
出力に基いて最高温度データを求める火源位置検出装置
であって;前記回転走査の開始から終了までの間におけ
る各検出素子の検出出力の最大値及びその時の検出位置
を記憶する記憶手段と;前記各検出出力の最大値を距離
補正して補正温度データを求める補正温度データ算出手
段と;前記各補正温度データ同志を比較し、その最高温
度データを求める最高温度算出手段と:を備えているこ
とを特徴とする火源位置検出装置、である。
【0010】複数の検出素子を備えた火源センサを、水
平方向に回転走査し、該各検出素子の検出出力に基いて
最高温度データを求める火源位置検出装置であって;前
記回転走査の開始から終了までの間における各検出素子
の検出出力の最大値及びその時の検出位置を記憶する記
憶手段と;前記各検出出力の最大値を距離補正して補正
温度データを求める補正温度算出手段と;前記各補正温
度データ同志を比較し、その最高温度データを求める最
高温度データ算出手段と:該最高温度データが予め定め
られた火災判断閾値を越えた場合に火災と判断する火災
判断手段と;を備えていることを特徴とする火源位置検
出装置、である。
【0011】
【発明の実施の形態】走査の開始から終了までの間中、
火源センサの複数の検出素子からの各検出出力は、各位
置で検出の都度、その前の検出出力と比較され、大検出
出力が記憶される。一回の走査の終了時において各検出
素子の大検出出力はそれぞれ距離補正され補正温度デー
タが求められる。この補正温度データ同志を比較し、最
高温度データを求め、この最高温度データより火源位置
を検出する。
【00012】
【実施例】この発明の実施例を図1〜図3により説明す
る。室内球技場1の上隅には、監視面2を監視する火源
センサ5が水平方向AFに回転可能に設けられている。
【0013】該火源センサ5は、複数の検出素子、例え
ば、8個の焦電素子A1、A2、A3〜Anが監視面2に対
し傾斜して設けられている。各焦電素子A1〜Anの監視
面2までの距離、即ち、監視距離L1、L2、L3〜Ln
火源センサ5から離れる程長くなっている。この焦電素
子A1〜Anの前方にはレンズSが設けられている。
【0014】火源センサ5を矢印AF方向に回転走査す
ると、各検出素子A1〜Anは、監視半円ラインL1
2、L3〜Ln上で回りながら熱線を監視し、熱線を検
出すると出力する。この出力はA/D変換6されるとと
もにその前のA/D変換値と比較7され、大きい方の値
が記憶される。同様にその時の火源センサ5の回転走査
角が記憶される。なお、熱線検出装置の回転走査角が決
まっている場合には各検出素子毎の検出出力にRAMな
どの記憶手段の特定位置を割り当てその特定位置に検出
出力を割り当てるようにしても良い。
【0015】この行程は各検出素子A1〜Anについて、
1回のスキャン、即ち走査の開始から終了までの間、繰
り返し行われる。この1回のスキャンにおける回転走査
角度θは本実施例では180゜に設定されているが、火
源センサ5の設置位置に合わせ、任意の角度に設定でき
る。
【0016】走査終了時において、記憶されている各検
出素子A1〜AnのA/D変換値は、1回のスキャンにお
ける最も大きな値である大検出出力であり、該大検出出
力を距離補正8して補正温度データを求める。
【0017】前記各補正温度データ同志を比較9し、最
も大きい値を最高温度データとする。この最高温度デー
タは、火災判断閾値と比較され、該閾値を越えた時には
火災と判断10されて火災警報が発せられる。
【0018】この時、最高温度データに対応する検出出
力を出力した検出素子A1が前記大検出出力を検出した
時の位置はコンピュータに記憶されているので、火源F
位置は直ちにわかる。なお、この位置は回転走査角度に
より特定される。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、従
来例に比べ演算処理回数が大幅に減少する。その為、高
速CPUを用いなくても迅速に火源位置を検出すること
ができるので、従来例に比べて大幅に速く火源位置を検
出することが出来る。また、高価な高速CPUを使わな
くても迅速に火源検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローチャートを示す図である。
【図2】本発明の使用状況を示す正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
5 火源センサ A1 検出素子 A2 検出素子 A3 検出素子 An 検出素子 F 火源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の検出素子を備えた火源センサを、水
    平方向に回転走査し、該各検出素子の検出出力に基いて
    最高温度データを求める火源位置検出方法であって;前
    記回転走査の開始から終了までの間における各検出素子
    の検出出力の最大値及びその時の検出位置を記憶してお
    く行程と;前記各検出出力の最大値を距離補正して補正
    温度データを求める行程と;前記各補正温度データ同志
    を比較し、その最高温度データを求める行程と:を備え
    ていることを特徴とする火源位置検出方法。
  2. 【請求項2】複数の検出素子を備えた火源センサを、水
    平方向に回転走査し、該各検出素子の検出出力に基いて
    最高温度データを求める火源位置検出方法であって;前
    記回転走査の開始から終了までの間における各検出素子
    の検出出力の最大値及びその時の検出位置を記憶してお
    く行程と;前記各検出出力の最大値を距離補正して補正
    温度データを求める行程と;前記各補正温度データ同志
    を比較し、その最高温度データを求める行程と:該最高
    温度データが予め定められた火災判断閾値を越えた場合
    に火災と判断する行程と;を備えていることを特徴とす
    る火源位置検出方法。
  3. 【請求項3】各検出素子の検出出力の最大値が、現在位
    置における検出出力とそれ以前の位置における検出出力
    との比較を順次繰り返すことにより求められることを特
    徴とする請求項1、又は、2記載の火源位置検出方法。
  4. 【請求項4】複数の検出素子を備えた火源センサを、水
    平方向に回転走査し、該各検出素子の検出出力に基いて
    最高温度データを求める火源位置検出装置であって;前
    記回転走査の開始から終了までの間における各検出素子
    の検出出力の最大値及びその時の検出位置を記憶する記
    憶手段と;前記各検出出力の最大値を距離補正して補正
    温度データを求める補正温度データ算出手段と;前記各
    補正温度データ同志を比較し、その最高温度データを求
    める最高温度算出手段と:を備えていることを特徴とす
    る火源位置検出装置。
  5. 【請求項5】複数の検出素子を備えた火源センサを、水
    平方向に回転走査し、該各検出素子の検出出力に基いて
    最高温度データを求める火源位置検出装置であって;前
    記回転走査の開始から終了までの間における各検出素子
    の検出出力の最大値及びその時の検出位置を記憶する記
    憶手段と;前記各検出出力の最大値を距離補正して補正
    温度データを求める補正温度算出手段と;前記各補正温
    度データ同志を比較し、その最高温度データを求める最
    高温度データ算出手段と:該最高温度データが予め定め
    られた火災判断閾値を越えた場合に火災と判断する火災
    判断手段と;を備えていることを特徴とする火源位置検
    出装置。
JP2206698A 1998-02-03 1998-02-03 火源位置検出方法及びその装置 Pending JPH11219484A (ja)

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JP2206698A JPH11219484A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 火源位置検出方法及びその装置

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JPH11219484A true JPH11219484A (ja) 1999-08-10

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ID=12072533

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JP2206698A Pending JPH11219484A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 火源位置検出方法及びその装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014115914A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Nohmi Bosai Ltd 熱感知器及び該熱感知器を備えた火災報知設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014115914A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Nohmi Bosai Ltd 熱感知器及び該熱感知器を備えた火災報知設備

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