JPH11219442A - 文書編集出力装置 - Google Patents

文書編集出力装置

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JPH11219442A
JPH11219442A JP10142556A JP14255698A JPH11219442A JP H11219442 A JPH11219442 A JP H11219442A JP 10142556 A JP10142556 A JP 10142556A JP 14255698 A JP14255698 A JP 14255698A JP H11219442 A JPH11219442 A JP H11219442A
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康裕 岡田
Taizo Miyaji
泰造 宮地
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建樹 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帳票の記入内容によって出力画像を変更し、
編集出力する文書編集出力装置を提供する。 【解決手段】 文書画像と文書レイアウト規則とを照合
することにより文書構造を解析する文書構造解析手段
と、文書レイアウト規則を記憶する文書レイアウト規則
記憶手段と、文書構造解析の結果得られる文書部分画像
を記憶する入力画像データ記憶手段と、文書レイアウト
規則に従い、文書部分画像内のコード化が可能なものに
対してコード化を行う画像情報コード化手段と、画像情
報コード化手段で得られるコード情報及び入力画像デー
タ記憶手段に格納された文書部分画像の内容に応じて出
力画像の内容を決定する出力規則を記憶する出力規則記
憶手段と、出力規則を用いて出力内容を決定する出力情
報決定手段と、出力情報決定手段から出力された文書内
容を入力として出力画像を生成する編集出力手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書きあるいは印
刷された文書に記述された文字・マーク・画像領域を検
出した上で文字・マークの認識を行い、帳票のレイアウ
トとは異なる出力形態で文書を出力する文書編集出力装
置に関する。特に帳票の記入内容によって出力対象領域
が変化する帳票に対して、画像の検出結果および認識結
果に応じた編集操作を行い出力文書を生成する文書編集
出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書編集出力装置として、特開平
5−110820号公報に開示された、入力文書の矩形
枠内に存在する文字・図形などを、入力文書と異なる出
力形態で埋め込んで編集出力する文書編集出力装置が知
られている。以下、特開平5−110820号公報に示
された文書編集出力装置を例にとり、動作を説明する。
【0003】図176に示すとおり、従来の文書編集出
力装置は、入力された文書画像から矩形領域指定手段7
02によって指定される領域に存在する画像データを抽
出し、入力画像データ記憶手段703に画像データを格
納する。一方、出力形式は出力形式記憶手段706に登
録されている。編集・出力手段705では事前に指定さ
れた出力形式により、入力画像データ記憶手段703に
格納された画像を編集し、出力データを得る。また文字
認識手段704により、入力画像データ記憶手段703
に格納された画像内の文字画像を認識した結果、得られ
る文字コードを、出力形式に従い出力データとすること
も可能である。
【0004】従来の文書編集出力装置の一動作例を図面
を用いて説明する。従来の文書編集出力装置において、
図178に示す出力形式を用いて、図177に示す入力
文書から出力データを得る場合、図178に示す出力形
式記憶手段706から読み出した出力形式は2つの領域
からなり、第1の領域は文字コードの領域として第1の
出力領域721に、第2の領域は画像の領域として第2
の出力領域722に出力するように指定される。一方、
文書画像は図177に示す2枚の帳票からなり、オペレ
ータが矩形領域指定手段702を操作することにより、
第1の原稿の指定領域711が出力形式の第1の領域7
21に対応付けられ、第2の原稿の指定領域712が出
力形式の第2の領域722に対応付けられる。第1の原
稿の指定領域内画像および第2の原稿の指定領域内画像
は、入力画像データ記憶手段703に一旦格納される。
文字認識手段704では、図177に示す文字領域内の
文字画像を文字コードに変換する。編集・出力手段70
5では、図178に示した出力形式に従って、出力形式
で指定された位置・大きさの条件に合致するように入力
データへの編集操作を行い、データ出力を行う。具体的
には、出力形式で指定した領域に合わせた画像の拡縮、
表示位置の変更を行って出力形式の矩形領域に埋め込ん
で出力する。
【0005】次に、従来の文書編集出力装置の他の動作
例を図面を用いて説明する。従来の文書編集出力装置に
おいて、図179に示す定形の帳票を用いて特定の場所
に記入された内容を編集出力して出力データを得る場
合、矩形領域指定手段702を用いてオペレータが領域
を指定するのではなく、あらかじめ矩形領域を設定して
おくことにより、図180に示す出力データを得ること
ができる。次に、定形の帳票を用いて画像の選択入力を
行って出力データを得る場合の動作例を図面を用いて説
明する。図181は、画像の選択入力を行う定形の帳票
を示す図である。図中、751はイラスト画像、752
はイラスト画像751を選択したことを示す選択マーク
を示す。入力文書は図181に示すとおり、定形の帳票
にイラスト画像の選択肢が5つ用意されており、帳票の
記入者は5つのうちから出力したいイラスト画像の選択
マーク欄にマークを記入することにより、出力データを
選択するように構成されている。この入力文書に対し
て、従来の文書編集出力装置を用いて出力データを得よ
うとすると、あらかじめ出力データとして出力する領域
を特定することができないため、入力画像を人間が目視
でチェックし、マーク欄にマークが記入されているイラ
スト画像を矩形領域指定手段702により指定しない限
り、正しい出力データを得ることができない。
【0006】さらに、従来の文書編集出力装置の他の動
作例を図面を用いて説明する。従来の文書編集出力装置
において、定形の帳票を用いて記入された内容を編集出
力して出力データを得る場合の動作例を図面を用いて説
明する。図182は穴埋めを行って文章を完成させるよ
うに構成された帳票を示す。図中、761は矩形領域手
段で指定された領域を示す。図182に示す入力文書お
よび領域指定により文字認識を行い認識結果を編集出力
すると、図183に示す認識結果が出力され、正確な出
力結果が得られる。次に、図182と同一の帳票に別の
記入形態で文字が記入された場合の例を図184に示
す。図184においては、第1の穴埋め領域781に文
字が記入されていない。図184に示す入力文書に対し
て、図182と同一の領域782を設定した場合、文字
の認識結果は図185に示すような結果になり、文章と
して不適切な結果が得られる。また、人間が文字の記入
状態を目視でチェックし、矩形領域設定手段にて適切な
領域783を設定することにより正しい出力を得ること
ができるが、複数の帳票を入力する場合には各々の帳票
で領域設定を行う必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の文
書編集出力装置は、文字認識の対象領域や画像の出力対
象領域を矩形領域設定手段により設定するように構成さ
れているため、あらかじめ出力対象領域が固定されてい
る領域に対しては自動的に出力データを作成することが
できるが、帳票の記入内容によって出力対象領域が変化
するような帳票に対しては人間が目視チェックを行い出
力対象領域を設定する必要があった。そのため、帳票の
記入形態によって出力対象領域が変化する帳票を大量に
編集・出力する場合、領域設定作業が煩雑となり、デー
タ作成に時間がかかり人手入力によるミスも多く発生す
る課題があった。
【0008】本発明は上記の課題を解決し、帳票の記入
内容によって出力対象領域が変化する帳票の入力に際し
ても自動的に出力対象を判別し、出力画像を編集・出力
できる文書編集出力装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1における発明では、文書内に1つ以上の領
域を設定し各領域に対する文書内容属性を規定した文書
レイアウト規則を記憶する文書レイアウト規則記憶手段
と、文書レイアウト規則に記述された規則と文書画像と
を照合して文書画像の構造を解析する文書構造解析手段
と、文書構造解析手段により文書レイアウト規則に規定
された領域に対応付けられた文書部分画像を格納する入
力画像データ記憶手段と、入力画像データ記憶手段に格
納された文書部分画像に対して文書レイアウト規則で規
定された文書の属性が画像をコードに変換する属性を保
持している場合に画像情報をコード化する画像情報コー
ド化手段と、画像情報コード化手段で得られるコード情
報および入力画像データ記憶手段に格納された文書部分
画像の内容に応じて出力画像の内容を決定する出力規則
を記憶する出力規則記憶手段と、画像情報コード化手段
で得られるコード情報および入力画像データ記憶手段に
格納された文書部分画像の内容に対して出力規則記憶手
段に格納された出力規則を適用することにより出力画像
の内容を決定する出力情報決定手段と、出力情報決定手
段により出力された文書内容に従い出力画像を編集出力
する編集出力手段とを有する。
【0010】請求項2における発明では、出力情報決定
手段に、画像情報コード化手段で得られるコード情報を
もとに出力規則記憶手段に格納される出力規則に記載し
た条件および分岐制御命令に応じて分岐制御するコード
情報分岐手段を設け、出力規則記憶手段に格納される出
力規則に画像情報コード化手段で得られるコード情報に
関する条件を満たしている時に分岐制御する命令が記載
された場合に、命令に応じて分岐制御するように構成さ
れる。
【0011】請求項3における発明では、出力情報決定
手段に、入力画像データ記憶手段に格納された文書部分
画像の有無をもとに出力規則記憶手段に格納される出力
規則に記載した条件および分岐制御命令に応じて分岐制
御する部分画像情報分岐手段を設け、出力規則記憶手段
に格納される出力規則に入力画像データ記憶手段で得ら
れる文書部分画像の有無の条件を満たしている時に分岐
制御する命令が記載された場合に、命令に応じて分岐制
御するように構成される。
【0012】請求項4における発明では、出力情報決定
手段に、画像情報コード化手段で得られるコード情報お
よび入力画像データ記憶手段に格納された文書部分画像
情報の任意の組合せを出力するコードおよび画像組合せ
出力手段を設け、出力規則記憶手段に格納される出力規
則にコード情報と部分画像情報を組合せて出力する命令
が記載された場合に、命令に応じてコード情報と部分画
像情報を組合せた出力画像の内容を出力するように構成
される。
【0013】請求項5における発明では、任意の1つ以
上の文字列を格納する出力文字列記憶手段を備え、出力
情報決定手段に、出力文字列記憶手段に格納される文字
列を選択出力する固定文字列出力手段を設け、画像情報
コード化手段で得られるコード情報をもとに出力規則記
憶手段に格納される出力規則に規定した条件に応じて、
出力文字列記憶手段に格納される文字列を選択出力する
ように構成される。
【0014】請求項6における発明では、出力情報決定
手段に、画像情報コード化手段で得られるコード情報と
固定文字列出力手段により出力される文字列を組合せて
出力するコード情報合成手段を設け、画像情報コード化
手段で得られるコード情報と固定文字列出力手段により
出力される文字列を、出力規則記憶手段に格納される出
力規則に規定した条件に応じて、組合せ出力するように
構成される。
【0015】請求項7における発明では、任意の1つ以
上の画像を格納する出力画像記憶手段を備え、出力情報
決定手段に、出力画像記憶手段に格納される画像を選択
出力する固定画像出力手段を設け、画像情報コード化手
段で得られるコード情報をもとに出力規則記憶手段に格
納される出力規則に規定した条件に応じて、出力画像記
憶手段に格納される画像を選択出力するように構成され
る。
【0016】請求項8における発明では、出力情報決定
手段に、入力画像データ記憶手段から得られる文書部分
画像と固定画像出力手段により出力される画像を組合せ
て出力する画像情報合成手段を設け、入力画像データ記
憶手段から得られる文書部分画像と固定画像出力手段に
より出力される画像を、出力規則記憶手段に格納される
出力規則に規定した条件に応じて、組合せ出力するよう
に構成される。
【0017】請求項9における発明では、出力情報決定
手段に、1つ以上の文書画像に対するコード情報および
文書部分画像情報を組合せて出力情報を決定する入力ペ
ージ情報解析手段を設け、出力規則記憶手段に格納され
る出力規則に規定した条件に応じて、1つ以上の文書画
像に対するコード情報および文書部分画像情報を組合せ
出力するように構成される。
【0018】請求項10における発明では、出力情報決
定手段に、文書画像に対するコード情報および文書部分
画像情報を1つ以上の文書内容に分割して出力する出力
情報分割手段を設け、出力規則記憶手段に格納される出
力規則に規定した条件に応じて、文書画像に対するコー
ド情報および文書部分画像情報を1つ以上の文書内容に
分割して出力し、編集出力手段により複数の文書内容を
合成して出力画像を得るように構成される。
【0019】請求項11における発明では、文書構造解
析手段に、文書画像上に記載された文書識別情報をコー
ド化する文書識別情報コード化手段を設け、出力情報決
定手段に、文書識別情報コード化手段により出力される
文書識別コードをもとに出力規則記憶手段に格納される
出力規則を選択する出力規則選択手段を設け、文書画像
上に記載された文書識別情報により出力規則を選択決定
するように構成される。
【0020】請求項12における発明では、出力規則記
憶手段に格納される出力規則を、文書レイアウト規則記
憶手段に格納され、文書内の各領域に対する文書内容属
性を規定した文書レイアウト規則に対応付ける文書レイ
アウト規則出力規則対応付け手段を備え、文書レイアウ
ト規則の決定により出力規則を決定するように構成され
る。
【0021】請求項13における発明では、文書編集出
力装置にさらに文書レイアウト規則・出力規則編集手段
を備え、文書内に1以上の領域を設定し各領域に対する
文書内容属性を規定する文書レイアウト規則および出力
画像の内容を決定する出力規則の設定において、文書レ
イアウト規則を先に設定し次に出力規則を設定し、また
は出力規則を先に設定し次に文書レイアウト規則を設定
することを選択でき、文書レイアウト規則を先に設定す
る場合は、入力条件設定、入力フィールドレイアウト設
定、出力領域設定、出力レイアウト設定を順次行うこと
によって、出力規則を先に設定する場合は、出力領域設
定、出力レイアウト設定、入力条件設定、入力フィール
ドレイアウト設定を順次行うことによって、画面上に帳
票レイアウトと出力画像を表示させ、その画面上で帳票
レイアウトと出力画像の編集を行い、帳票レイアウトと
出力画像との対応付けを行うように構成される。
【0022】請求項14における発明では、文書編集出
力装置にさらに文書レイアウト規則・出力規則編集手段
および固定文配置手段を備え、出力領域設定、出力固定
文設定、出力レイアウト設定、入力フィールドレイアウ
ト設定を順次行うことにより、画面に帳票レイアウトと
出力画像を表示させ、画面上で固定文字列を対話的に編
集し、編集した固定文字列を帳票上に自動的に配置する
ように構成される。
【0023】請求項15における発明では、文書編集出
力装置にさらに文書レイアウト規則・出力規則編集手
段、選択文配置手段および出力文字記憶手段を備え、出
力領域設定、出力選択文設定、出力レイアウト設定、入
力フィールドレイアウト設定を順次行うことにより、出
力画面上で選択文の編集を行い、そのその選択文を入力
帳票上に配置するように構成される。
【0024】請求項16における発明では、文書編集出
力装置にさらに文書レイアウト規則・出力規則編集手
段、画像配置手段および出力画像記憶手段を備え、出力
領域設定、出力画像設定、出力レイアウト設定、入力フ
ィールドレイアウト設定を順次行うことにより、出力画
面上で画像の選択を行い、出力画像を縮小・拡大して画
像が入力帳票上に配置するように構成される。
【0025】請求項17における発明では、文書編集出
力装置にさらに文書レイアウト規則・出力規則編集手
段、対話データ設定手段を備え、出力領域設定、出力画
像設定、対話条件および交信データ設定、入力フィール
ドレイアウト設定を順次行うことにより、対話要素を持
つ出力画像を作成する際に、対話によって帳票レイアウ
トと出力画像形式の設定を行うときに、送信内容と返信
内容も同時に設定するように構成される。
【0026】請求項18における発明では、文書編集出
力装置に、さらに文書レイアウト規則・出力規則編集手
段および文書レイアウト適合手段を備え、入力条件設
定、入力フィールドレイアウト設定、レイアウト変更設
定、出力レイアウト設定を順次行うことによって、文書
レイアウト規則記憶手段に予め記憶された各種のレイア
ウト条件を必要に応じて呼び出してレイアウト候補とし
てオペレータに提示し、オペレータがその提示に基づい
て所望のレイアウト条件を選択できるように構成され
る。
【0027】請求項19における発明では、文書編集出
力装置にさらに文書レイアウト規則・出力規則編集手
段、レイアウトテンプレート記憶手段、およびレイアウ
トテンプレート選択手段を備え、レイアウトテンプレー
ト指定、入力フィールドレイアウト設定を順次行うこと
によって、帳票を構成する項目毎にレイアウト・内容・
種類等を設定したテンプレートを予め用意しておき、こ
れらのテンプレートの組み合わせによって帳票を作成す
るように構成される。
【0028】請求項20における発明では、文書編集出
力装置にさらに文章解析手段、画像選択手段、および出
力画像記憶手段を備え、帳票内の文字認識、キーワード
抽出、キーワードを含む画像の抽出を順次行うことによ
って、帳票内で文字認識された文書から文章解析手段に
よってキーワード抽出を行い、そのキーワードに従っ
て、キーワードと対応付けて保存された画像を抽出し、
抽出された画像を出力するように構成される。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1における文書編集出力装置の構成を示す図
である。記憶媒体に記憶された文書画像1は、文書構造
解析手段2に入力される。文書構造解析手段2では、文
書レイアウト規則記憶手段3に記憶された文書レイアウ
ト規則と文書画像1とを照合することにより文書画像の
構造を解析して、文書画像1を文書レイアウト規則に記
載されたルールに従って文書部分画像に分割する。さら
に、それぞれの文書部分画像に対して文字、マーク、画
像などの記入内容の属性、コード化を行うか否かの属性
情報を付加して入力画像データ記憶手段4に格納する。
入力画像データ記憶手段4に格納された文書部分画像の
属性がコード化を行う属性、例えば、文字に対するコー
ド変換を行う属性、マークに対するコード変換を行う属
性、バーコードに対するコード変換を行う属性などの場
合、画像情報コード化手段5では、入力画像データ記憶
手段4に格納された文書部分画像に対してコード化、例
えば、文字に対しては文字コード、マークに対してはマ
ークの有無、バーコードに対しては数値あるいは文字コ
ードを出力する。
【0030】次に、出力情報決定手段6では、出力規則
記憶手段7に記憶された出力規則に従い、画像情報コー
ド化手段5から出力されたコード情報と入力画像データ
記憶手段4に格納された文書部分画像の内容に応じて文
書情報を作成出力する。次に、編集出力手段8では、出
力情報決定手段により出力された文書情報をもとに出力
画像を生成して出力する。
【0031】以下、図2〜図18を用いて、図1に示す
本発明の文書編集出力装置の動作を詳細に説明する。図
2は、文書画像の一例を示す図である。図3は、文書レ
イアウト規則記憶手段に格納される文書レイアウト規則
に一例を示す図であり、31はフィールド番号、32は
フィールド名称、33はフィールド属性、34は文字
数、35はフィールド位置、36はフィールド属性値
「数字」、37はフィールド属性値「全字種」、38は
フィールド属性値「マーク」、39はフィールド属性値
「画像」を示す。
【0032】図4は、文書構造解析手段の動作を説明す
る動作説明図であり、41は水平直線、42は垂直直
線、43は水平直線と垂直直線の交点を示す。図5は、
入力画像データ記憶手段に格納される文書部分画像の一
例を示す図である。図6は、文書構造解析手段の動作を
説明する動作説明図であり、61は直線消去後の画像、
62は文字切り出し結果、63は文字認識結果を示す。
【0033】図7は、出力規則記憶手段に格納される出
力規則の文法の一例を示す図である。図8は、出力情報
決定手段の出力規則の一例を示す図であり、81は「<#
2#>」なるフィールド内容出力記述子、82は「#IF<3
>」および「#ENDIF」なるフィールド条件記述子、83
は「<<6>>」なる固定データ記述子、84は文字「<」、
85は文字「H」、86は文字「T」、87は文字
「<」、88は文字「#」、89は文字「2」、1080
は文字「#」、1081は文字「>」を示す。
【0034】図9は、画像情報コード化手段からの出力
データの一例を示す図であり、91はフィールド内容
「○△電器店」、92はフィールド内容「○△駅前」、
「昭和30」および「家庭電器店」、93はフィールド
内容「(マークあり)」、94はフィールド内容「(マ
ークなし)」、95はフィールド内容「3」、96はフ
ィールド内容「2」、97はフィールド内容「(マーク
あり)」、98はフィールド内容「マークなし」を示
す。
【0035】図10は、出力情報決定手段で参照する固
定文字列情報の一例を示す図である。図11は、出力情
報決定手段で参照する固定画像情報の一例を示す図であ
る。図12は、出力情報決定手段の動作の第1のフロー
チャートである。図13は、出力情報決定手段の中途出
力の一例を示す図である。図14は、出力情報決定手段
の第2のフローチャートである。
【0036】図15は、出力情報決定手段の中途出力の
一例を示す図であり、151は固定データ出力記述子
「<<6>>」、152は固定データ出力記述子「<<7>>」、
153は固定データ出力記述子「<<8|9>>」を示す。図
16は、出力情報決定手段の第3のフローチャートであ
る。図17は、出力情報決定手段の最終出力結果の一例
を示す図であり、171は、固定画像ファイル名「イラ
スト3.bmp」を示す。図18は、編集出力手段の出力結
果の一例を示す図である。
【0037】まず、文書構造解析手段により、図2に示
す文書画像から読取領域を抽出する。読取領域は、図3
に示すあらかじめ用意した文書レイアウト規則と文書画
像とを照合することにより抽出する。各読取領域はフィ
ールドと称し、文書レイアウト規則は、各フィールドに
対してフィールド番号31、フィールド名称32、フィ
ールド属性33、文字数34、フィールド位置35の情
報を保持する。フィールド番号31は、各フィールドに
付される連番であり、フィールド名称32はフィールド
の記入内容の名称を示す。フィールド属性33は、フィ
ールド内に記入される内容の属性を示す。
【0038】図3に示す例の場合、「数字」36は認識
対象字種を数字として文字認識を行いコード化を行うこ
と、「全字種」37は認識対象字種を数字、英字、カ
ナ、記号、漢字に設定して文字認識を行いコード化を行
うこと、「マーク」38はマークの記入があるか否かを
判定すること、「画像」39はフィールド内の画像を抽
出することを示す。文字数34は、フィールド内に記述
される文字数を示し、フィールド属性が「画像」39の
データについては数値を設定しない。フィールド位置3
5は、フィールドの存在位置を左上点(水平座標、垂直
座標)、幅、高さで表す長方形で指定する。
【0039】文書構造解析手段では、まず文書画像か
ら、水平直線と垂直直線を抽出する。水平直線の検出に
は、例えば一定値以上水平方向に画素が連続する領域を
抽出し、抽出した連続領域の結合領域を抽出することに
より直線を抽出する方法が知られている。垂直直線の検
出は、上記方法で抽出方向を垂直に変更することにより
容易に実現できる。図4に、図2に示した文書画像から
抽出した水平直線41、垂直直線42の例を示す。次
に、抽出した水平直線と垂直直線の交点43を求める。
これらの交点はフィールドの4隅の点の候補と考えら
れ、これらの座標の組み合わせと図3に示した各フィー
ルドのフィールド位置35との比較により、文書画像上
のフィールドを特定し、各フィールドに対応する文書部
分画像を入力画像データ記憶手段に格納する。図5に文
書部分画像の例を示す。
【0040】入力画像データ記憶手段に格納された文書
部分画像のうち、文書レイアウト規則のフィールド属性
がコード化対象のもの、すなわち、「数字」36、「全
字種」37もしくは「マーク」38の属性を有するもの
に関しては、文書部分画像内の文字画像およびマーク画
像を抽出してコード化を行う。コード化に際しては、直
線除去、文字切り出し、文字認識の順に処理を進める。
直線除去は、文書構造解析手段にて抽出した水平および
垂直直線情報として検出された領域を消去することによ
り実現する。これにより、直線を除去した画像61を得
る。
【0041】次に、文字切り出しでは、文書レイアウト
規則に記述された文字数情報から文字枠間隔を割り出
し、文字枠内の文字画像62を切り出す。切り出した後
の画像に対して文字認識処理を行い、文字コード63を
得る。文字認識処理は、多くの既知の方式があり、例え
ば文字を縦横いくつかの小領域に分割し、各小領域内の
文字線の傾きを特徴としてとらえ文字を識別することに
より実現する。また、図6の例では文字が記入された場
合の例を示したが、マークの読取りに関しては切り出し
までの動作について同一の処理を行い、認識について
は、例えば黒点数を計数してしきい値処理によりマーク
か否かを判定する。
【0042】次に、出力情報決定手段で文書画像の内容
を決定する。文書画像の決定には、画像情報コード化手
段で得られるコード情報および入力画像データ記憶手段
に格納される文書部分画像に対して出力規則記憶手段に
格納される出力規則を適用することにより、出力文書画
像を得る。出力規則は一定の文法のもとで動作する。
【0043】文法の一例を図7に示す。文法は画像情報
コード化手段で得られるコード情報と入力画像データ記
憶手段に格納される文書部分画像をもとに制御され、フ
ィールド内容出力記述子71、フィールド条件記述子7
2、固定データ出力記述子73、通常記述子74から構
成される。フィールド内容記述子71は、フィールド内
の記述内容すなわち、フィールド属性がコード化対象に
設定されているフィールドに対してはコード情報、フィ
ールド属性が画像に設定されているフィールドに対して
はフィールド内の画像情報を出力する記述子である。
【0044】フィールド条件記述子72は、フィールド
内のデータ内容により分岐制御を行う。固定データ出力
記述子73は、フィールドに対応するデータ内容に従っ
て、あらかじめ設定した固定データを出力する。通常記
述子74は、フィールド内容出力記述子71、フィール
ド条件記述子72、固定データ出力記述子73以外で記
述される文である。通常記述子74は、そのまま編集出
力手段に出力される。
【0045】図8に、図7に示す文法を用いた出力規則
の一例を示す。図8の出力規則では、フィールド内容出
力記述子81、フィールド条件記述子82、固定データ
出力記述子83を使用し、出力画像の内容を決定する。
図8に示す出力規則のもとで、図2の文書画像に対して
出力文書画像の内容を決定する過程を説明する。図9
は、画像情報コード化手段の出力例を示し、フィールド
属性でコード化の指定がなされたフィールドに対しては
コード情報が設定され、フィールド属性で画像が指定さ
れたフィールドに対しては入力画像データ記憶手段に格
納された文書部分画像の識別名称が設定される。図10
は、フィールドに対応するデータ内容に従って、あらか
じめ設定した固定データのうち、文字コードデータに対
するテーブルの一例を示す。図11は、フィールドに対
応して、あらかじめ設定した固定データのうち、画像デ
ータの一例を示す。
【0046】まず、図8に示した出力規則のうち、フィ
ールド内容出力記述子81について処理を行う。フィー
ルド内容出力記述子81の識別は、図12に示したフロ
ーチャートに従い、実行する。まず、図8の文頭の1文
字を読み込み(ステップS1)、読み込んだ文字が
「<」か否かを判定する(ステップS2)。図8の文頭
の文字は「<」84であるので、次文字読み込み(ステ
ップS3)を実行する。次文字は「H」85であるの
で、「#」との条件判定(ステップS4)により、文末
判定(ステップS13)に進み、文末ではないので
「<」との一致判定(ステップS2)に進む。「<」との
一致判定(ステップS2)では不一致の判定となり、次
文字読み込み(ステップS12)に進む。次文字は
「T」86となり、文末判定(ステップS13)から
「<」との一致判定に進む。順次、上記の動作を繰り返
す。
【0047】上記繰り返し動作で、図8の2行目先頭文
字「<」87に到達し、「<」との一致判定(ステップS
2)で、次文字読み込み(ステップS3)に分岐し、次
文字は「#」88となる。「#」との条件判定(ステップ
S4)では真となり、次文字読み込み(ステップS5)
に進む。次文字は「2」89となるので、数字判定(ス
テップS6)は真となり、次文字読み込み(ステップS
7)に進む。次文字は「#」1080、数字判定(ステ
ップS6)は偽となり、「#」との一致判定(ステップ
S8)に進む。「#」との一致判定は真となり、次文字
読み込み(ステップS9)を行い、次文字は「>」10
81となるので、「>」との一致判定(ステップS1
0)は真となり、フィールド内容出力記述子81として
検出される(ステップS11)。フィールド内容出力記
述子が検出されると、フィールド番号に応じて図9に示
すフィールド内容「○△電器店」91が出力される。
【0048】上記の動作を文末まで繰り返すことによ
り、フィールド内容出力記述子81がフィールド内容に
置き換えられる。その結果、図13に示すフィールド内
容出力記述子置き換え後の出力規則が得られる。
【0049】次に、フィールド条件記述子82の検出お
よび置き換えを行う。フィールド条件記述子82の検出
は、図12に示したフィールド内容出力記述子の検出と
同様に、フィールド条件記述子の記述形態を検定するこ
とにより行う。フィールド条件記述子を検出するフロー
チャートを図14に示す。まず、文頭に「#」を検出し
(ステップT1)、「ENDIF」の記述を(ステップT
2)から(ステップT6)までで検出し、「IF<数字>」
の記述を(ステップT7)および(ステップT11)ま
でで検出する。
【0050】図14のフローチャートの動作により、フ
ィールド条件記述子82の検出を行い、フィールド条件
記述子82で記載した条件に従って出力内容を決定す
る。図13に示したフィールド内容出力記述子置き換え
後の出力規則に、フィールド条件記述子を適用すると、
図13の条件記述A131、条件記述B132、条件記
述C133に関しては、図9に示すフィールド内容92
により、それぞれのフィールドに対してすべて文字が記
述されているため、フィールド条件記述子に挟まれた通
常記述子はそのまま出力される。
【0051】また、条件記述F136に対しては、フィ
ールド属性がマークに設定されたフィールドに対する認
識結果が、図9において「マークあり」93になってい
るため、フィールド条件記述子に挟まれた通常記述子は
出力される。さらに、条件記述J1130に対しては、
フィールド属性が画像に設定されたフィールド内部に画
像が存在するため、フィールド条件記述子に挟まれた通
常記述子は出力される。
【0052】一方、図13の条件記述D134、条件記
述E135、条件記述G137、条件記述H138、条
件記述I139に対しては、フィールド属性がマークに
設定されたフィールドに対する認識結果が、図9におい
て「マークなし」94になっているため、フィールド条
件記述子に挟まれた通常記述子は出力されない。これに
より、図15に示すフィールド条件記述子置き換え後の
出力規則が得られる。
【0053】次に、固定データ出力記述子83の検出お
よび置き換えを行う。固定データ出力記述子83の検出
は、図12に示したフィールド内容出力記述子の検出と
同様に、固定データ出力記述子83の記述形態を検定す
ることにより行う。固定データ出力記述子83を検出す
るフローチャートを図16に示す。まず、文頭から順に
「<<」の記述を(ステップU1)から(ステップU3)
で検出し、「<<」検出が完了した後、数字記述を検出
(ステップU4)する。数字記述を検出した後、数字に
論理記述子「|」を挟むことを許容して(ステップU
6)、「>>」の記述を(ステップU5)および(ステッ
プU7)から(ステップU9)までで検出する。
【0054】図16のフローチャートの動作により、固
定データ出力記述子83の検出を行い、固定データ出力
記述子83で記載した条件に従って出力内容を決定す
る。図15に示したフィールド条件記述子置き換え後の
出力規則に、固定データ出力記述子を適用すると、図1
5の固定データ記述A151に関しては、図9に示すフ
ィールド内容「3」95と、図10に示す固定文字列群
A101からフィールド内容「3」に対応した固定文字
列「多彩な」102を出力する。
【0055】同様に、図15の固定データ記述B152
に関しては、図9に示すフィールド内容「2」96と、
図10に示す固定文字列群B103からフィールド内容
「2」に対応した固定文字列「AV機器」104を出力
する。また、図15の固定データ記述C153に関して
は、図9に示すフィールド内容「マークあり」97およ
びフィールド内容「マークなし」98と、図10に示す
固定文字列C「一度お電話を...」105および固定
文字列D「ご来店をお待ちしております。」106から
対応した固定文字列「一度お電話を...」105を出
力する。
【0056】これにより、図17に示す通常記述子のみ
の出力画像内容を得る。図17の出力画像内容で、文書
画像から得られるコード情報および画像情報以外の固定
画像指示子171が使用されているが、これはあらかじ
め図11に示すように固定画像指示子と画像を対応付け
ておくことにより所望の画像を出力することができる。
図17に示した出力画像内容を編集出力手段で出力した
一例を図18に示す。
【0057】以上、説明したように本発明の実施の形態
1によれば、記入内容によって出力対象領域が変化する
文書画像に対して使用者が出力領域を設定することなく
自動的に出力領域を設定して出力画像を編集出力するこ
とができ、出力領域の設定作業を不要にして作業効率を
大幅に向上させることができる。さらに、文書画像の記
入内容によって出力対象領域を制御することができ、多
様な出力画像を編集出力できる。
【0058】実施の形態2.図19は、本発明の実施の
形態2における文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6にコード情報分岐手段191を
設け、出力規則記憶手段7に格納される出力規則に画像
情報コード化手段5で得られるコード情報に関する条件
を満たしている時に分岐制御する命令が記載された場合
に、命令に応じて分岐制御する。
【0059】以下、図20〜図23を用いて、図19に
示す構成の発明の動作を詳細に説明する。図20は、出
力規則記憶手段7に記憶される出力規則の一例を示す図
である。図21は文書画像の一例を示す図である。図2
2は、フィールド内容出力記述子の置き換えを行った出
力規則の一例を示す図である。図23は、図22に示す
出力規則に対してフィールド条件記述子の置き換えを行
った出力文書情報を示す。
【0060】出力情報決定手段6では出力規則手段7に
記憶された出力規則に従い、出力文書情報を作成する。
この時、出力規則に画像情報コード化手段5で得られる
コード情報に関する条件を満たしている時に分岐制御す
る命令が記載された場合に、コード情報分岐手段191
によりコード分岐制御を行う。例えば、図21に示す文
書画像に実施の形態1で示した文書レイアウト規則を適
用し、画像情報コード化手段5の出力に対して図20に
示す出力規則を適用すると、図21の所在地に対する記
入欄211は空白であるので、フィールド内容出力記述
子の置き換えを行うと図22に示すようにフィールド条
件記述子「#IF<3>」および「#ENDIF」221に挟まれる
通常記述子は「にある」222のみとなる。
【0061】さらに、フィールド条件記述子の置き換え
を行うことにより、フィールド番号が3のフィールド名
称「所在地」に対するコード情報が空白であるので、フ
ィールド条件記述子「#IF<3>」および「#ENDIF」221
に挟まれる通常記述子は出力されず、他の2つのフィー
ルド条件記述子については通常記述子がそのまま出力さ
れる。その結果、図23に示す出力文書情報が得られ、
正しい文章が出力される。
【0062】以上、説明したように本発明の実施の形態
2によれば、文書画像上に記載されたコード化可能な画
像情報をもとに自動的に出力画像の形態を制御すること
ができ、使用者が文書画像上に記載されたコード情報を
読取る作業を不要にして作業効率を大幅に向上させるこ
とができる。さらに、使用者が入力画像上に記載された
コードによって、出力画像の形態を制御する必要がない
ため、人為的な制御誤りを防止することができる。
【0063】なお、本発明のコード情報分岐手段は、本
実施の形態に限られるものではなく、種々の改変が可能
である。例えば、画像情報コード化手段の出力結果と特
定の文字列との一致もしくは不一致による分岐や、複数
の条件のAND、OR条件による分岐を用いてもよい。ま
た、実施の形態2では文字コードによる分岐の例を示し
たが、マーク、バーコードなど文字以外の画像から抽出
したコード情報を対象にしてもよい。
【0064】実施の形態3.図24は、本発明の実施の
形態3における文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6に部分画像情報分岐手段241
を設け、出力規則記憶手段7に格納される出力規則に入
力画像データ記憶手段4に記憶された文書部分画像に関
する条件を満たしている時に分岐制御する命令が記載さ
れた場合に、命令に応じて分岐制御する。
【0065】以下、図25〜図29を用いて、図24に
示す構成の発明の動作を詳細に説明する。図25は、出
力規則記憶手段7に記憶される出力規則の一例を示す図
である。図26は文書部分画像の空白判定処理の一例を
示す図である。図27は、図26の外枠を消去した画像
である。図28は、フィールド条件記述子の置き換えを
行った出力規則の一例を示す図である。図29は、編集
出力手段からの出力画像の一例を示す図である。
【0066】出力情報決定手段6では出力規則手段7に
記憶された出力規則に従い、出力文書情報を作成する。
この時、出力規則に入力画像データ記憶手段に格納され
る文書部分画像に関する条件を満たしている時に分岐制
御する命令が記載された場合に、部分画像情報分岐手段
241により分岐制御を行う。例えば、図2に示す文書
画像に実施の形態1で示した文書レイアウト規則を適用
し、入力画像データ記憶手段に格納される文書部分画像
に対して図25に示す出力規則を適用すると、フィール
ド条件記述子の置き換え時にフィールド属性が画像のフ
ィールドについて画像の有無が検定される。
【0067】検定は、例えば図26に示すように水平方
向のヒストグラム261と垂直方向のヒストグラム26
2を抽出し、外枠以外に黒点が存在するか否かを判定す
る。図26の場合、外枠以外に黒点が存在するので、画
像ありと判定される。また、外枠の画像を消去して図2
7に示す画像を解析することによりノイズか否かを判定
することもできる。画像ありと判定された場合は、フィ
ールド条件記述子のルールに基づき、フィールド条件記
述子「#IF<22>」および「#ENDIF」251に挟まれる文
252が出力され、図28に示す出力規則を得る。最終
的には、文書部分画像が出力され、編集出力手段からの
出力は図29に示す画像が得られる。
【0068】以上、説明したように実施の形態3によれ
ば、文書画像上に記載された画像情報をもとに自動的に
出力画像の形態を制御することができ、使用者が文書画
像上に記載された画像情報の有無を判定する作業を不要
にして作業効率を大幅に向上させることができる。さら
に、使用者が文書画像上に記載された画像の有無によっ
て、出力画像の形態を制御する必要がないため、人為的
な制御誤りを防止することができる。
【0069】なお、本発明の部分画像情報分岐手段は、
本実施の形態に限られるものではなく、種々の改変が可
能である。例えば、実施の形態3では、文書部分画像の
有無の条件で分岐制御を行ったが、これに限らず、文書
部分画像の複雑度、ホール数、カラーか否かなどの画像
情報を用いて分岐制御を行ってもよい。
【0070】実施の形態4.図30は、本発明の実施の
形態4の文書編集出力装置の構成を示す図である。出力
情報決定手段6にコードおよび画像組合せ手段301を
設け、出力規則記憶手段7に格納される出力規則にコー
ド情報と部分画像情報を組合せて出力する命令が記載さ
れた場合に、命令に応じて画像情報コード化手段5で得
られるコード情報および入力画像データ記憶手段4に格
納された文書部分画像情報を組合せて出力する。
【0071】以下、図31〜図33を用いて、図30に
示す実施の形態4の文書編集出力装置の動作を詳細に説
明する。図31は、出力規則記憶手段7に記憶される出
力規則の一例を示す図である。図32は出力情報決定手
段6の出力結果の一例を示す図である。図33は、編集
出力手段が出力する出力画像の一例を示す図である。
【0072】出力情報決定手段6では出力規則手段7に
記憶された出力規則に従い、出力文書情報を作成する。
この時、出力規則にコード情報と部分画像情報を組合せ
て出力する命令が記載された場合に、命令に応じてコー
ドおよび画像組合せ手段301にて画像情報コード化手
段5で得られるコード情報および入力画像データ記憶手
段4に格納された文書部分画像情報を組合せて出力す
る。
【0073】例えば、図2に示す文書画像に実施の形態
1で示した文書レイアウト規則を適用し、画像情報コー
ド化手段5の出力および入力画像データ記憶手段4に記
憶される文書部分画像に対して図31に示す出力規則を
適用すると、フィールド内容出力記述子の置き換えおよ
びフィールド条件記述子の置き換えにより図32に示す
出力結果が得られる。その結果、編集出力手段からは図
33に示すようなコード情報と文書部分画像を自由に配
置した出力画像が得られる。
【0074】以上、説明したように実施の形態4によれ
ば、任意のコード情報と部分画像情報を組合せた出力画
像を構成することができ、複雑で多様な出力画像を得る
ことができる。
【0075】なお、本発明のコードおよび画像組合せ手
段は、本実施の形態に限られるものではなく、種々の改
変が可能である。例えば、実施の形態4では、文書部分
画像とコード情報の位置関係が上下であったがこれに限
らず、左右や文字の流し込みによる構成などを行っても
よい。
【0076】実施の形態5.図34は、本発明の実施の
形態5における文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6に固定文字列出力手段341を
設け、画像情報コード化手段5で得られるコード情報を
もとに出力規則記憶手段7に格納される出力規則に規定
した条件に応じて、任意の1つ以上の文字列を格納する
出力文字列記憶手段342に格納される文字列を選択出
力する。
【0077】以下、図35〜図37を用いて、図34に
示す実施の形態5における文書編集出力装置の動作を詳
細に説明する。図35は、出力規則記憶手段7に記憶さ
れる出力規則の一例を示す図である。図36は、出力文
字列記憶手段342に記憶される固定文字列の一例を示
す図である。図37は、編集出力手段から出力される出
力画像の一例を示す図である。
【0078】出力情報決定手段6では、出力規則記憶手
段7に記憶された出力規則に従い、出力文書情報を作成
する。この時、出力規則に固定データ出力記述子が記載
された場合に、命令に応じて固定文字列出力手段341
が出力文字列記憶手段342から固定文字列を抽出す
る。例えば、図2に示す文書画像に実施の形態1で示し
た文書レイアウト規則を適用し、画像情報コード化手段
5の出力に対して図35に示す出力規則を適用すると、
固定データ出力記述子の置き換えにより、図37に示す
出力画像が得られる。この時、固定文字列記憶手段34
2にて1つのフィールドに対して複数の固定文字列が割
り当てられている場合は、フィールド内のコード情報を
参照し、コード情報に該当した固定文字列を出力する。
図36の例の場合は、「多彩な」361および「AV機
器」362が出力される。
【0079】以上、説明したように実施の形態5によれ
ば、文書画像上で記入文字が固定されている文字列に対
しては文字認識処理を行わず、正しい文字列を直接、出
力画像に埋め込んで出力することができるので、正確な
出力画像を得ることができる。さらに、文書画像上に存
在しない文字列を出力画像として出力することができ
る。
【0080】実施の形態6.図38は、本発明の実施の
形態6における文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6に固定文字列出力手段341、
出力文字列記憶手段342、コード情報合成手段381
を設け、画像情報コード化手段5で得られるコード情報
と固定文字列出力手段341により出力される文字列
を、出力規則記憶手段7に格納される出力規則に規定し
た条件に応じて、組合せ出力する。
【0081】以下、図39〜図44を用いて、図39に
示す実施の形態6における文書編集出力装置の動作を詳
細に説明する。図39は、文字が記入される前の文書画
像の一例を示す図である。図40は文書レイアウト規則
の一例を示す図である、図41は、出力文字列記憶手段
342に記憶される固定文字列の一例を示す図である。
図42は出力規則記憶手段7に記憶される出力規則の一
例を示す図である。図43は、文字が記入された文書画
像の一例を示す図である。図44は、編集出力手段8か
らの出力画像の一例を示す図である。
【0082】図39に示す帳票に文字を記入した図43
に示す文書画像に対し、図40に示す文書レイアウト規
則を適用し、文書構造解析手段2にてフィールドの抽出
を行い、画像情報コード化手段5にて文字画像をコード
化する。次に、図42に示す出力規則を適用すると、図
40のフィールド名称「定形語句A」401に対する文
字認識結果が「3」となり図41に示す「多彩な」41
1が出力される。フィールド名称「記入欄」402に対
応する文字認識結果は「キッチン家電」となり、フィー
ルド名称「マークA」にマークが記入されているので、
図41に示す「一度お電話を...」412が出力され
る。その結果、編集出力手段から図44に示す出力画像
が出力される。
【0083】以上、説明したように実施の形態6によれ
ば、画像をコード化して得られるコード情報と固定の文
字列を組合せて出力することができ、複雑な文字列を正
確に出力することができる。さらに、条件設定により組
合せ方法を容易に変更することができるので、多様な文
字列を出力することができる。
【0084】実施の形態7.図45は、本発明の実施の
形態7における文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6に固定画像出力手段451、出
力画像記憶手段452を設け、画像情報コード化手段5
で得られるコード情報をもとに出力規則記憶手段7に格
納される出力規則に規定した条件に応じて、任意の1つ
以上の画像を格納する出力画像記憶手段452に格納さ
れる画像を選択出力する。
【0085】以下、図46〜図48を用いて、図45に
示す実施の形態7における文書編集出力装置の動作を詳
細に説明する。図46は、出力規則記憶手段7に記憶さ
れる出力規則の一例を示す図である。図47は、出力情
報決定手段6からの出力情報の一例を示す図である。図
48は、編集出力手段8からの出力画像の一例を示す図
である。
【0086】出力情報決定手段6では、出力規則記憶手
段7に記憶された出力規則に従い、出力文書情報を作成
する。この時、出力規則に通常記述子で固定画像を出力
する命令が記入された場合に、固定画像出力手段451
にて命令に応じて出力画像記憶手段452に格納された
画像を出力する。例えば、図2に示す文書画像に実施の
形態1で示した文書レイアウト規則を適用し、図46に
示す出力規則を適用すると、フィールド条件記述子の置
き換えにより、図47に示す出力規則が得られる。この
時、固定文字列記憶手段452では、出力規則に記載さ
れたファイル名に対応して固定画像をあらかじめ保持し
ている。これにより、編集出力手段を介して図48に示
した出力結果を得る。
【0087】以上、説明したように実施の形態7によれ
ば、文書画像上に存在しない画像を出力画像として出力
することができる。さらに、条件設定により画像の選択
ができ、多様な画像を出力することができる。
【0088】実施の形態8.図49は、本発明の実施の
形態8における文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6に固定画像出力手段451、出
力画像記憶手段452および画像情報合成手段491を
設け、画像情報合成手段491により入力画像データ記
憶手段4から得られる文書部分画像と固定画像出力手段
451により出力される画像を、出力規則記憶手段7に
格納される出力規則に規定した条件に応じて、組合せて
出力する。
【0089】以下、図50〜図52を用いて、図49に
示す実施の形態8における文書編集出力装置の動作を詳
細に説明する。図50は、出力規則記憶手段7に記憶さ
れる出力規則の一例を示す図である。図51は、出力情
報決定手段6からの出力情報の一例を示す図である。図
52は、編集出力手段8からの出力画像の一例を示す図
である。
【0090】出力情報決定手段6では、出力規則記憶手
段7に記憶された出力規則に従い、出力文書情報を作成
する。この時、出力規則に固定画像と文書部分画像を組
合せる命令が記載された場合に、画像情報合成手段49
1で固定画像出力手段451から出力される固定画像と
入力画像データ記憶手段4に記憶される文書部分画像記
憶手段452に格納された画像を組合せて出力する。例
えば、図2に示す文書画像に実施の形態1で示した文書
レイアウト規則を適用し、図50に示す出力規則を適用
すると、フィールド条件記述子の置き換えにより、図5
1に示す出力規則が得られる。固定画像記憶手段452
から出力される「イラスト3.bmp」511と入力画像デ
ータ記憶手段4に記憶される文書部分画像の名称「イメ
ージ7」512で指示される画像データを参照すること
により、編集出力手段を介して図52に示した出力結果
を得る。
【0091】以上、説明したように実施の形態8によれ
ば、文書画像上に存在する画像と文書画像上に存在しな
い画像を組合せて出力することができ、多様な画像を出
力することができる。
【0092】実施の形態9.図53は、本発明の実施の
形態9における文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6に入力ページ情報解析手段53
1を設け、出力規則記憶手段7に格納される出力規則に
規定した条件に応じて、1つ以上の文書画像に対するコ
ード情報および文書部分画像情報を組合せ出力する。
【0093】以下、図54〜図57を用いて、図53に
示す実施の形態9における文書編集出力装置の動作を詳
細に説明する。図54は、帳票が2枚に分割された文書
画像の一例を示す図である。図55は、図54に示した
2枚の帳票の文レイアウト規則の一例を示す図である。
図56は、出力規則記憶手段7に記憶される出力規則の
一例を示す図である。図57は、出力情報決定手段6の
出力内容の一例を示す図である。
【0094】図54に示した2枚の文書画像に対して、
図55に示す文書レイアウト規則を用いて文書構造解析
手段2および画像コード化手段5を適用し、コード情報
と文書部分画像情報を得る。この時、コード化情報およ
び文書部分画像情報は、帳票とフィールドに対応して情
報を保持する。
【0095】次に、上記のコード情報および文書部分画
像情報に対して、図56に示す出力規則を適用する。こ
こで出力規則は、フィールド内容出力記述子およびフィ
ールド条件記述子については、帳票番号とフィールド番
号の組でデータを参照するように構成する。入力ページ
情報解析手段531は、この出力規則と帳票とフィール
ドに対応して保持したコード化情報および文書部分画像
情報との対応をとる。これにより、図54に示した2枚
にわたる文書画像に対しても図57に示す出力結果を得
ることができる。
【0096】以上、説明したように実施の形態9によれ
ば、1つ以上の文書画像の内容を組合せて出力画像を作
成することができ、1ページの文書に格納できない大量
の文書情報を1つの出力画像として出力することができ
る。さらに、条件設定により文書画像の取捨選択ができ
るので、状況により文書画像の枚数が可変になるような
場合にも、正確に出力画像を得ることができる。
【0097】なお、本発明の入力ページ情報解析手段
は、本実施の形態に限られるものではなく、種々の改変
が可能である。例えば、実施の形態9では、2枚の帳票
に対する組合せ出力であったが、これに限らず、3枚以
上の帳票から1つの出力を行う構成をとってもよい。
【0098】実施の形態10.図58は、実施の形態1
0における発明の文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。出力情報決定手段6に出力情報分割手段581を設
け、出力規則記憶手段7に格納される出力規則に規定し
た条件に応じて、文書画像に対するコード情報および文
書部分画像情報を1つ以上の文書内容に分割して出力
し、編集出力手段により複数の文書内容を合成して出力
画像を出力する。
【0099】以下、図59〜図65を用いて、図58に
示す実施の形態10における文書編集出力装置の動作を
詳細に説明する。図59は、第1の出力規則の一例を示
す図である。図60は、第2の出力規則の一例を示す図
である。図61は、第3の出力規則の一例を示す図であ
る。図62は、第1の出力規則から作成された出力文書
内容である。図63は、第2の出力規則から作成された
出力文書内容である。図64は、第3の出力規則から作
成された出力文書内容である。図65は、編集出力手段
8から出力される出力画像の一例を示す図である。
【0100】図58の例において、編集出力手段8はHT
ML(Hyper Text Markup Langage)言語を入力として出
力画像を出力する場合、出力ファイルを複数に分割する
ことにより、画面を上下や左右に分割して出力画像をレ
イアウトすることができる。例えば、出力規則を3つに
分割して図59、図60、図61に示した出力規則をも
とに、図2に示す文書画像に対して出力規則を適用する
場合、出力情報分割手段581がコード情報および文書
部分画像情報を図59、図60、図61の出力規則に置
き換え、図62、図63、図64に示す出力文書内容を
得る。図62は、出力文書全体の内容を示し、文621
は画面を左右に分割し、左側の幅を200ドットに設定す
ることを示し、文622は左側に対する記述情報が「fi
le2.htm」格納されること、文623は右側に対する記
述情報が「file3.htm」格納されることを示す。図63
は、図62の文622で示した「file2.htm」内容を示
し、文631は、「イラスト3.bmp」示される画像を幅
および高さ178ドットで出力すること、文632は
「イメージ7」示される画像を幅および高さ178ドッ
トで出力することを示す。図64は、図62の文623
で示した「file3.htm」内容を示し、文字列を出力す
る。これにより、編集出力手段8では図62、図63、
図64の3つのファイルを入力として、図65に示す文
書画像を出力する。
【0101】以上、説明したように実施の形態10によ
れば、編集出力手段が文書内容を分割して入力すること
により、複雑かつ参照しやすい出力画像が得られるよう
に構成されている場合、編集出力手段の入力データの仕
様に合わせて文書内容を分割出力できる。その結果、複
雑かつ参照しやすい出力画像を得ることができる。
【0102】実施の形態11.図66は、実施の形態1
1における発明の文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。文書構造解析手段2に文書識別情報コード化手段6
61を設け、文書画像上に記載された文書識別情報をコ
ード化し、出力情報決定手段6に設けられた出力規則選
択手段662が、文書識別情報コード化手段により出力
される文書識別コードをもとに出力規則記憶手段に格納
される出力規則を選択する。
【0103】以下、図67を用いて、図66に示す実施
の形態11における文書編集出力装置の動作を詳細に説
明する。図67は、文書識別コードと出力規則ファイル
の対応関係を記述したテーブルの一例を示す図である。
【0104】文章構造解析手段2においては、文書画像
と文書レイアウト規則の照合によりフィールド画像を抽
出し、コード化を行う。この時、図2に示した文書画像
に対する図3の文書レイアウト規則ではフィールド名称
「ID番号」なるフィールドが存在する。このフィールド
名称「ID番号」を文書識別コードとして、文書識別情報
コード化手段661により、抽出した文書識別コードか
ら図67に示すテーブルを参照し、出力規則記憶手段か
ら出力規則を得る。
【0105】以上、説明したように実施の形態11によ
れば、あらかじめ文書識別情報を記載した文書画像が入
力された場合は、対応する出力規則を自動的に選択する
ことができ、複数の出力規則が存在する場合に人手で選
択する必要がなく、作業効率を大幅に改善することがで
きる。
【0106】なお、本発明の文書識別情報コード化手段
は、本実施の形態に限られるものではなく、種々の改変
が可能である。例えば、実施の形態11では文書識別コ
ードを文字で記入した場合の例を示したが、マーク、バ
ーコードなど文字以外の画像から抽出してもよい。
【0107】実施の形態12.図68は、本発明の実施
の形態12における文書編集出力装置の構成を示す図で
ある。文書レイアウト規則出力規則対応付け手段681
を備え、出力規則記憶手段に格納される出力規則を、文
書レイアウト規則記憶手段に格納され、文書内の各領域
に対する文書内容属性を規定した文書レイアウト規則に
対応つけて、文書レイアウト規則の決定により出力規則
を決定する。
【0108】以下、図69を用いて、図68に示す実施
の形態12における文書編集出力装置の動作を詳細に説
明する。図69は、文書レイアウト規則ファイルと出力
規則ファイルの対応関係を記述したテーブルの一例を示
す図である。
【0109】文書レイアウト規則出力規則対応付け手段
681では、文書レイアウト規則記憶手段3から選択さ
れた文書レイアウト規則から図67に示したテーブルを
参照し、出力規則ファイルを得る。
【0110】以上、説明したように実施の形態12によ
れば、文書レイアウト規則を決定した時点で対応する出
力規則を自動的に選択することができ、複数の出力規則
が存在する場合に人手で選択する必要がなく、作業効率
を大幅に改善することができる。
【0111】実施の形態13.図70は、本発明の実施
の形態13における文書編集出力装置の構成を示す図で
ある。図70においては、図1に示す実施の形態1にお
ける文書編集出力装置に文書レイアウト規則・出力規則
編集手段801を設け、文書レイアウト規則記憶手段3
中に格納された文書画像のレイアウト、および出力規則
記憶手段7中に格納された出力情報の双方をオペレータ
の指示に基づき編集作成するものである。
【0112】図71は、本発明の文書編集出力装置の処
理の流れを示すフローチャートである。本発明の文書編
集出力装置が動作を開始すると、ステップW1において
初期画面が表示される。この表示画面は図74に示され
る。図74においては、ファイルメニューおよび設定メ
ニューを有する初期画面が表示される。ステップW2で
ファイルメニューを選択すると図75に示すように「新
規作成」、「保存」、「読み込み」、「終了」が表示さ
れる。
【0113】図75のファイルメニュー画面で「新規作
成」を選択するとステップW9で図76に示すような空
の「入力帳票」および空の「出力画面」が表示される。
図76において、入力帳票は文書レイアウト規則を設定
するための画面である。一方、出力画面は、出力規則を
設定するための画面である。
【0114】図71上で、ステップW4およびW5は図
75のファイルメニューから保存を選択したときの処理
ステップであり、ファイル名を指定し(ステップW
4)、生成された文書レイアウト規則および出力規則を
保存する(ステップW5)。ステップW6〜W8では文
書レイアウト規則および出力規則ファイルの選択画面を
表示し(ステップW6)、その画面中で所望のファイル
を選択し(ステップW7)、それを基に入力帳票および
出力画面を表示させる(ステップW8)。これらのステ
ップは「文書を保存する」および「文書を開く」ための
一般的な処理ステップであるので詳細な説明は省略す
る。
【0115】次に、この図71の画面上のステップW3
で設定メニュー選択を行う。図77は、図71の設定メ
ニュー(ステップW3)をクリックした時の画面を示
す。オペレータはその中から「入力情報から設定」およ
び「出力情報から設定」のいずれかを選択できる。
【0116】次に、図77で「入力情報から設定」を選
択した場合について説明する。図77で「入力情報から
設定」を選択すると、第1の入出力レイアウト設定のス
テップW10に含まれる複数のステップ群(S21〜S
27)が実行される。このステップ群は図72に示され
る。図72のステップS21において、図78に示す入
力条件設定画面が表示され、ステップS22において、
その画面に従ってオペレータが条件を入力することによ
り、入力条件が設定される。図78は読取字種、単語辞
書、フィールド名称を入力できるように入力ボックスが
用意される。図78においては、たとえば、読取字種に
は「全字種」を入力し、単語辞書には「元号」を入力
し、フィールド名称には「創業年」を入力し、完了ボタ
ンをクリックすると、入力条件設定が完了する。
【0117】次に、上述の完了ボタンがクリックされる
と、ステップS23において、図79に示す入力フィー
ルドレイアウト設定画面が表示される。ステップS24
で、入力フィールドレイアウト設定を行う。この入力フ
ィールドレイアウト設定画面には文字数、前固定文字
列、後固定文字列を入力できるように入力ボックスが用
意される。図80〜図82において、たとえば、文字数
のボックスには「5」を入力し、前固定文字列のボック
スには「創業年」、後固定文字列のボックスには「年創
業の」を入力する。この入力によって、図82に示すよ
うに、フィールドレイアウトボックス中のフィールドの
前方に固定文字「創業年」が固定的に配置され、途中に
文字入力用のブランクが5文字文確保され、フィールド
の後方に固定文字「年創業の」が固定的に配置される。
【0118】図82に示す全ての入力が完了したとき
に、完了ボタンをクリックすると、入力フィールドレイ
アウト設定を終了し、フィールドレイアウト画面が消え
て、上で設定した入力フィールドレイアウトが図83に
示すように入力帳票部に現れる。この入力フィールドを
マウスでドラッグして図84に示すように入力帳票部の
枠内にはめ込む。これらの処理によって、入力フィール
ドレイアウト設定は完了する。
【0119】次に、入力フィールドレイアウト設定が完
了すると、ステップS25において、図85の出力領域
を設定する画面が表示される。この図85の出力画面上
でマウスを用いて出力レイアウト範囲を特定する。
【0120】上記で出力レイアウト範囲を特定してクリ
ックによって出力レイアウト範囲の設定を行うと、ステ
ップS26において、図86に示すような出力レイアウ
ト設定画面が表示される。図86の画面上には「文字の
大きさ」、「文字の色」、「文字装飾」、「フォント修
飾」およびそれらの項目値を入力する入力ボックス等が
表示され、一方、<出力対象>ボックスに出力フィール
ドが表示される。オペレータは文字レイアウトが必要な
部分をマウスで囲み、その部分に対して出力レイアウト
設定を行う。
【0121】たとえば、「文字の大きさ」のボックスに
は「ふつう」、「文字の色」のボックスには「赤」、
「文字装飾」のボックスには「下線」、「フォント」の
ボックスには「イタリック」が入力される。次に、ステ
ップS27において、図87に示されるように、完了の
ボタンをクリックすることによって、出力レイアウト設
定が行われ、画面は図88に切り替わり、出力フィール
ドは出力画面中のハッチングをした部分に表れる。
【0122】上記のようにして、入力フィールドレイア
ウト設定画面において設定された入力フィールド情報は
文書レイアウト規則記憶手段3に記憶される。図89は
文書編集出力装置の文書レイアウト規則記憶手段3に記
憶されたレイアウト規則を表わす図である。図89にお
いて、この例ではフィールドが1つであるので、フィー
ルド番号は「1」、フィールド名称は「創業年」、フィ
ールド属性は「全字種」、文字数は「5」、単語辞書は
「元号」が記憶され、その他フィールド位置の座標、幅
高さ等が記憶される。
【0123】図90は文書編集出力装置の出力規則記憶
手段7に記憶された出力規則を表わす図である。図90
においては、図87で設定された内容に従って、文字列
をイタリック体にし、下線を付し、および文字列の色を
赤色にする等のステップが自動的に生成される。
【0124】次に、ステップW3において、出力情報か
ら入出力レイアウトを設定する第2の入出力レイアウト
設定について説明する。図74の初期画面から設定メニ
ューを選択すると、「入力情報から設定」および「出力
情報から設定」メニューが図91に示すように画面上に
表れ、「出力情報から設定」を選択すると、図71の第
2の入出力レイアウト設定ステップW11に含まれる複
数のステップ群(S31〜S39)が実行される。この
ステップ群は図73に示される。
【0125】図73のステップS31において、図92
に示す出力領域設定画面が表示される。図92におい
て、出力画面上に新たな出力領域をマウスによって設定
する。このとき、入力帳票側および出力画面側には第1
の入出力レイアウト設定ステップW10によって設定さ
れたフィールドレイアウトが残っているものとする。出
力画面上に新たな出力領域をマウスによって設定する
と、出力領域設定が終了し、ステップS32において、
出力内容設定画面が図93のように表示される。図93
には、出力内容が表示される。たとえば、出力内容に
は、「文字認識結果」、「固定文」、「選択文」、「記
入画像」、「固定画像」、「選択画像」、「対話入力
欄」がある。
【0126】次に、ステップS33において、オペレー
タはこれらの出力内容の内から1つを選択し出力内容を
設定する。以下、オペレータという語は、この文書編集
出力装置を使用するプロバイダ側のオペレータのことを
言う。これらの出力内容の選択画面を図94に示す。図
94では、たとえば、オペレータが「文字認識結果」を
選択した場合を示す。「文字認識結果」が選択される
と、ステップS34において、出力レイアウト選択画面
が図95のように表示される。図95において、出力レ
イアウト画面には、たとえば、「文字の大きさ」、「文
字の色」、「文字修飾」、「フォント修飾」、およびそ
れらに対応する入力ボックスが表示される。ステップS
35において、出力レイアウト中のボックスに所望の値
を入力し、図95に示される完了ボタンをクリックして
出力レイアウト設定が終了する。
【0127】図95で完了ボタンがクリックされると、
ステップS36において、出力画面に対応する入力領域
の入力条件設定画面が図96のように表示される。図9
6において、入力条件の種類として、たとえば、「文字
数」、「読取字種」、「単語辞書」、「フィールド名
称」およびそれらに対応する入力ボックスが表示され
る。ステップS37において、入力ボックスに所望の
値、たとえば、「文字数」として「10」、「読取字
種」として「全字種」、「単語辞書」として「なし」、
「フィールド名称」として「店名」を入力すると、上で
設定した入力領域がフィールドレイアウト部に表示され
る。この場合は、固定文字は無く入力文字領域だけが1
0個確保され、<フィールドレイアウト>ボックスに表
示される。
【0128】図96に示される完了ボタンをクリックす
ると入力条件設定が終了し、図97に示すような入力フ
ィールドが入力帳票上に表示される。次に、ステップS
39において、入力フィールドレイアウト設定を行う。
この設定は、図98に示すように、入力帳票をマウスを
用いて所望の位置に移動させ、入力フィールド入力帳票
の枠内にはめ込むことによって行う。入力フィールド入
力帳票内にはめ込むことによって、出力画面中に対応の
出力フィールドが実線で示すように表示される。
【0129】図99は実施の形態13における文書編集
出力装置の文書レイアウト規則記憶手段3に記憶される
レイアウト規則を表わす図である。この例ではフィール
ドが2つであるので、図99では、フィールド番号は
「1」と「2」がある。それぞれのフィールドに対し
て、フィールド名称は「創業年」および「店名」、フィ
ールド属性は「全字種」および「全字種」、文字数は
「5」および「10」、単語辞書は「元号」および「な
し」、その他フィールド位置の座標、幅高さ等が記憶さ
れる。
【0130】図100は文書編集出力装置の出力規則記
憶手段7に記憶された出力規則を表わす図である。図1
00は、上記のプロセスによって設定された内容に従っ
て、フィールド#2およびフィールド#1を画面上に表
示する出力規則(プログラム)である。
【0131】以上、説明したように本発明の実施の形態
13によれば、文書レイアウト規則・出力規則編集手段
801を用いて、レイアウト規則および出力規則を生成
し、生成されたレイアウト規則および出力規則に従っ
て、実施の形態1に示される文書編集出力装置と同様の
処理を行い、編集結果が出力される。これによって、帳
票のレイアウトと出力画像との対応関係を対話的に設定
できる。すなわち、画面上に帳票レイアウトと出力画像
を表示させ、その画面上で帳票レイアウトと出力画像の
編集を行い、帳票レイアウトと出力画像との対応付けを
容易に行うことができる。
【0132】実施の形態14.図101は、本発明の実
施の形態14における文書編集出力装置の構成を示す図
である。図101においては、図1に示す実施の形態1
における文書編集出力装置に文書レイアウト規則・出力
規則編集手段801および固定文配置手段802を設
け、固定文の入力を行い、文書レイアウト規則に対して
固定文のレイアウトを設定し、出力規則に対して固定文
出力情報を設定する。上記のようにして設定された出力
規則は、出力規則記憶手段7に記憶され、その後は、実
施の形態1と同様なプロセスによって編集出力が編集出
力手段8から出力される。
【0133】図74の初期画面から図91に示すように
設定メニューを開き、その中で「出力情報から設定」を
クリックすると、ステップS41において、図103に
示す出力領域設定画面が表示される。図102のステッ
プS41において、図103に示すように、出力画面上
に新たな出力領域をマウスによって設定する。このと
き、出力画面側および入力帳票側には実施の形態13に
よって以前に第1および第2の入出力レイアウト設定ス
テップS21〜S27およびS31〜S39で設定され
たフィールドレイアウトが残っているものとする。
【0134】出力画面上に新たな出力領域がマウスによ
って設定されると、ステップS42で、図104に示さ
れる出力内容設定画面が表示される。図104には、選
択できる出力内容が表示される。たとえば、出力内容に
は、「文字認識結果」、「固定文」、「選択文」、「記
入画像」、「固定画像」、「選択画像」、「対話入力
欄」がある。ステップS42において、オペレータはこ
れらの出力内容の内から1つを選択し出力内容を設定す
る。図104では、たとえば、「固定文」を選択した場
合を示す。
【0135】「固定文」が選択されると、ステップS4
3において、図105のような出力固定文の入力画面が
表示される。図105において、出力固定文として、た
とえば、「を取り揃えております。」を入力し、リター
ンキーを押すことによって、出力固定文の入力設定が終
了する。
【0136】出力固定文の入力設定が終了すると、ステ
ップS44において、図106のように出力レイアウト
設定画面が表示される。図106において、出力レイア
ウト設定画面には、たとえば、「文字の大きさ」、「文
字の色」、「文字修飾」、「フォント修飾」およびそれ
らに対応する入力ボックスが表示される。ステップS4
5において、出力レイアウト中のボックスに所望の値を
入力し、図106に示される完了ボタンをクリックして
出力レイアウト設定が終了する。
【0137】上記の出力レイアウト設定が終了すると、
図107に示すように「を取り揃えております。」の固
定文字のフィールドが入力帳票上に表示される。次に、
ステップS46において、入力フィールドレイアウト設
定を行う。この固定文字のフィールドを図108に示す
ようにマウスを用いて所望の大きさに変形する。次に、
図109に示すように、この固定文字のフィールドをマ
ウスを用いて入力帳票内の所望の位置に移動させ、この
固定文字のフィールドを入力帳票の枠内にはめ込むこと
によって入力フィールドレイアウト設定が行われる。こ
のとき、図110のように出力画面中には、出力レイア
ウトフィールドが表示される。
【0138】図111は実施の形態14における文書編
集出力装置の文書レイアウト規則記憶手段3に記憶され
るレイアウト規則を表わす図である。図111におい
て、この例では、前に設定された4つのフィールドを含
んでいるので、フィールド番号は「1」〜「4」であ
る。それぞれのフィールドに対して、フィールド名称は
「創業年」、「店名」、「所在地」および「種類」、フ
ィールド属性は全て「全字種」、文字数はそれぞれ
「5」、「10」、「6」および「8」、単語辞書はフ
ィールド番号「1」は「元号」その他は「なし」、その
他フィールド位置の座標、幅高さ等が記憶されている。
なお新たに設定された固定文字のフィールドは文書レイ
アウト規則記憶手段3には記憶されない。
【0139】図112は文書編集出力装置の出力規則記
憶手段7に記憶された出力規則を表わす図である。図1
00においては、上記で設定された内容に従って、フィ
ールド#1〜フィールド#4および固定文字列が画面上
に表示される。上記で設定された固定文字列「を取り揃
えております。」はフィールド#4の挿入部<#4#>
に記述される。
【0140】以上、説明したように本発明の実施の形態
14によれば、文書レイアウト規則・出力規則編集手段
801および固定文配置手段802を用いて、固定文字
列を含む出力規則を対話的に生成できる。すなわち、画
面上に帳票レイアウトと出力画像を表示させ、その画面
上で文書レイアウト上および出力画像上の双方の固定文
字列の編集を容易に行うことができる。
【0141】実施の形態15.図113は、本発明の実
施の形態15における文書編集出力装置の構成を示す図
である。図113においては、図1に示す実施の形態1
における文書編集出力装置に文書レイアウト規則・出力
規則編集手段801、選択文配置手段811および出力
文字列記憶手段342を設け、出力画面上で選択文出力
を行うように選択した場合に、選択文が帳票上に配置さ
れるようにする。上記のようにして設定された出力規則
は、出力規則記憶手段7に記憶され、その後は、実施の
形態1と同様なプロセスによって編集出力が編集出力手
段8から出力される。
【0142】図74の初期画面から図91に示すように
設定メニューを開き、その中で「出力情報から設定」を
クリックすると、ステップS51において、図103と
同様な出力領域設定画面が表示される。図114のステ
ップS51において、図103に示すように、出力画面
上に新たな出力領域をマウスによって設定する。図10
3において、出力画面上に新たな出力領域をマウスによ
って設定する。このとき、出力画面および入力帳票側に
は実施の形態14によって以前に第1および第2の入出
力レイアウト設定ステップS21〜S27およびS41
〜S47によって設定されたフィールドレイアウトが残
っているものとする。出力画面上に新たな出力領域がマ
ウスによって設定されると、ステップS52において、
図115に示すような出力内容設定画面が表示される。
図115の出力内容画面には、たとえば、「文字認識結
果」、「固定文」、「選択文」、「記入画像」、「固定
画像」、「選択画像」、「対話入力欄」が表示される。
【0143】ステップS53において、オペレータはこ
れらの出力内容の内から1つを選択し出力内容を設定す
る。図116は、たとえば、オペレータが、出力内容設
定画面上でカーソルを選択文のボタンに移し、そのボタ
ンをクリックすることによって「選択文」選択した場合
を示す。「選択文」が選択されると、図117に示され
る出力レイアウト設定画面が表示される。
【0144】次に、オペレータは図117において、出
力レイアウトで出力したい文字をボックス中に入力す
る。ここでは、複数の文字入力が可能である。たとえ
ば、「一度お電話を」と「ご来店をお待ちしておりま
す。」の2つの選択文を入力する。選択文の入力が終わ
ると完了ボタンをクリックして出力レイアウト設定が終
了する。
【0145】完了ボタンをクリックして出力レイアウト
設定が終了すると、ステップS54で、図118に示す
ような出力レイアウト設定の画面が表示される。たとえ
ば、図118の画面上には、「文字の大きさ」、「文字
の色」、「文字装飾」、「フォント修飾」を入力する入
力ボックスが表示される。オペレータは出力レイアウト
のボックス部分に必要な文字を入力し、出力レイアウト
設定を行う。たとえば、「文字の大きさ」のボックスに
は「ふつう」、「文字の色」のボックスには「黒」、
「文字装飾」のボックスには「なし」、「フォント修
飾」のボックスには「ふつう」等が入力される。
【0146】次に、ステップ55において、完了のボタ
ンをクリックすると、出力レイアウトは完了し、図11
9の「選択の入力方法」の画面が表示される。図119
の選択文の入力方法の画面には、たとえば、「マーク
(縦並び)」、「マーク(横並び)」、「数値」等が表
示される。オペレータは、たとえば、「マーク(縦並
び)」を選択すると、図120に示すように上記で設定
した選択文「一度お電話を」と「ご来店をお待ちしてお
ります。」が入力帳票の部分に表示される。
【0147】次に、オペレータは、ステップS56にお
いて、この選択文のフィールドの大きさをマウスで調整
し、さらに入力帳票の所望の位置に移動させる。ステッ
プS57で、オペレータは、選択文を図121に示すよ
うな位置にはめ込む。このはめ込みが終了すると、入力
フィールドレイアウト設定が完了する。この入力フィー
ルドレイアウト設定が完了すると、図122のように、
出力画面において、対応する出力レイアウトが表示され
る。
【0148】図123は実施の形態15における文書編
集出力装置の文書レイアウト規則記憶手段3に記憶され
るレイアウト規則を表わす図である。図123におい
て、この例ではフィールドが6つであるので、フィール
ド番号は「1」〜「6」となる。それぞれのフィールド
に対して、フィールド名称は「創業年」、「店名」、
「所在地」、「種類」、「マークA」および「マーク
B」、フィールド属性はフィールド1−4において「全
字種」、フィールド5,6については「マーク」、文字
数はそれぞれ「5」、「10」、「6」、「8」、
「1」、「1」、単語辞書はフィールド1は「元号」そ
の他は「なし」が記憶され、さらにその他フィールド位
置の座標、幅高さ等が記憶される。
【0149】図124は文書編集出力装置の出力規則記
憶手段7に記憶された出力規則を表わす図である。図1
24においては、図121で設定された内容に従って、
フィールド#1〜フィールド#4、固定文字列および設
定文字が画面上に表示される。図125は出力文字列記
憶手段342に記憶された文字列を示す図である。フィ
ールド5およびフィールド6にそれぞれ、選択文「一度
お電話を」と「ご来店をお待ちしております。」が記憶
される。
【0150】以上、説明したように本発明の実施の形態
15によれば、文書レイアウト規則・出力規則編集手段
801、選択文配置手段811および出力文字列記憶手
段342を用いて、選択文を含む出力規則を対話的に設
定できる。すなわち、画面上に帳票レイアウトと出力画
像を表示させ、その画面上で文書レイアウト上および出
力画像上の双方の選択文の編集を容易に行うことができ
る。
【0151】実施の形態16.図126は、本発明の実
施の形態16における文書編集出力装置の構成を示す図
である。図126においては、図1に示す実施の形態1
における文書編集出力装置に文書レイアウト規則・出力
規則編集手段801、画像配置手段803および出力画
像記憶手段452を設け、出力画面上で画像の選択を行
うように設定した場合に、出力画像を縮小・拡大した画
像が帳票上に配置されるようにする。上記のようにして
設定された出力規則は、出力規則記憶手段7に記憶さ
れ、その後は、実施の形態1と同様なプロセスによって
編集出力が編集出力手段8から出力される。
【0152】図74の初期画面から図91に示すように
設定メニューを開き、その中で「出力情報から設定」を
クリックすると、ステップS61において、図128に
示す出力領域設定画面が表示され、出力画面上に新たな
出力領域をマウスによって設定する。このとき、出力画
面側および入力帳票側には実施の形態15によって以前
に第1および第2の入出力レイアウト設定ステップS2
1〜S27およびS51〜S57によって設定されたフ
ィールドレイアウトが残っているものとする。
【0153】出力画面上に新たな出力領域がマウスによ
って設定されると、ステップS62で、図129に示さ
れる出力内容設定画面が表示される。図129には、選
択できる出力内容が表示される。たとえば、出力内容に
は、「文字認識結果」、「固定文」、「選択文」、「記
入画像」、「固定画像」、「選択画像」、「対話入力
欄」がある。ステップS42において、オペレータはこ
れらの出力内容の内から1つを選択し出力内容を設定す
る。図129では、たとえば、「選択画像」を選択した
場合を示す。
【0154】「選択画像」を選択すると、ステップS6
3において、図130のような出力画像選択画面が表わ
れる。画像選択画面の右側には選択対称の画像が複数表
示され、その中の所望の画像をマウスで左側の番号の付
いたボックスにドラッグすることによって画像を選択す
る。
【0155】たとえば、第1の画像としてテレビを、第
2の画像としてラジカセを、第3の画像として携帯電話
機を、第4の画像としてファクシミリを、第5の画像と
して扇風機を選択する。画像の選択が終わると図131
のように、完了ボタンをクリックして出力画像設定を終
了する。
【0156】完了ボタンをクリックして出力画像設定を
終了すると、ステップS64において、図132に示す
ような入力レイアウト設定画面が表示される。この入力
レイアウト設定画面上で「マーク」または「数値」のボ
タンを選択し、所望の縦横列の数値をボックス部に入力
し、入力レイアウトを設定し、上記で選択した画像のレ
イアウトを決める。たとえば、図132の画面上で縦列
を「3」、横列を「2」と入力し、入力レイアウト設定
を行う。次に、ステップ65において、完了のボタンを
クリックすると、入力レイアウトは完了する。
【0157】完了のボタンをクリックし出力レイアウト
が完了すると、図133に示すように画像レイアウト画
面が入力帳票の付近に表示される。ステップS66にお
いて、図133に示される画像の大きさをマウスで調整
し、この画像を表示したい所望の位置、たとえば、図1
34のように入力帳票の下左端に移動する。ステップS
67において、入力フィールドレイアウト設定が完了す
ると、画面は図135のようになり、入力フィールドレ
イアウトに対応する出力画像が、出力画面上で、たとえ
ば、ハッチングした部分に表示される。
【0158】図136は実施の形態16における文書編
集出力装置の文書レイアウト規則記憶手段3に記憶され
るレイアウト規則を表わす図である。図136におい
て、この例ではフィールドが11つであるので、フィー
ルド番号は「1」〜「11」となる。それぞれのフィー
ルドに対して、フィールド名称は「創業年」、「店
名」、「所在地」、「種類」、「マークA」、「マーク
B」、「マークC」、「マークD」、「マークE」、
「マークF」および「マークG」、フィールド属性はフ
ィールド1−4において「全字種」、フィールド5−1
1については「マーク」、文字数はそれぞれ「5」、
「10」、「6」、「8」、「1」、「1」、「1」、
「1」、「1」、「1」、「1」、単語辞書はフィール
ド1は「元号」その他は「なし」が記憶され、およびそ
の他フィールド位置の座標、幅高さ等が記憶される。
【0159】図137は文書編集出力装置の出力規則記
憶手段7に記憶された出力規則を表わす図である。図1
37は、図136で設定された内容に従って、フィール
ド#1〜フィールド#11を画面上に表示するプログラ
ムを示す。
【0160】以上、説明したように本発明の実施の形態
16によれば、文書レイアウト規則・出力規則編集手段
801、画像配置手段803および出力画像記憶手段4
52を用いて、画面上に帳票レイアウトと出力画像を表
示させ、その画面上で画像を含む出力規則の編集および
設定を対話的に容易に行うことができる。
【0161】実施の形態17.図138は、本発明の実
施の形態17における文書編集出力装置の構成を示す図
である。図138においては、図1に示す実施の形態1
における文書編集出力装置に文書レイアウト規則・出力
規則編集手段801、および対話データ設定手段804
を設け、対話要素を持つ出力画像(ホームページ)を作
成する際に、送信内容と返信内容を設定できるように、
対話データ設定手段を設け、帳票レイアウトと出力画像
形式の設定をすると同時に、対話データ(送信・返信す
る内容)を設定できるようにする。上記のようにして設
定された出力規則は、出力規則記憶手段7に記憶され、
その後は、実施の形態1と同様なプロセスによって編集
出力が編集出力手段8から出力される。
【0162】図74の初期画面から図91に示すように
設定メニューを開き、その中で「出力情報から設定」を
クリックすると、ステップS71において、図129と
同様の図示されない出力領域設定画面が表示される。こ
の出力領域設定画面上で新たな出力領域をマウスによっ
て設定すると、ステップS72で、図140のような出
力内容設定画面が表示される。たとえば、出力内容に
は、「文字認識結果」、「固定文」、「選択文」、「記
入画像」、「固定画像」、「選択画像」、「対話入力
欄」がある。ステップS72において、オペレータはこ
れらの出力内容の内から、たとえば、「対話入力欄」を
選択した場合を示す。
【0163】「対話入力欄」が選択されると、ステップ
S73において、たとえば、図140の「対話入力欄」
を選択した場合を示す。オペレータが、「対話入力欄」
のボタンをクリックすることによって、「対話入力欄」
の設定が行われ、図141に示す対話条件および交信デ
ータ設定画面が表われる。
【0164】対話条件設定欄には、たとえば、「受発
注」、「会員登録」および「登録内容照会」の項目およ
びそれを選択するためのボタンが表示され、交信データ
設定欄には、たとえば、「住所」、「氏名」、「電話番
号」および「FAX番号」の項目およびそれを選択する
ためのボタンが表示される。オペレータはこれらの複数
の条件を任意に設定することができる。複数の条件中の
所望の条件をマウスで各条件の左側のボタンをクリック
することによって条件を選択する。たとえば、対話条件
設定欄では、「受発注」および「会員登録」を選択し、
交信データ設定欄では、「住所」、「氏名」および「電
話番号」を選択選択する。図141において、各条件の
選択が終わると完了ボタンをクリックして対話条件およ
び交信データ設定が終了する。
【0165】完了ボタンがクリックされると、ステップ
S74において、入力レイアウト設定を行う。上記の各
種条件設定が終了すると、図示されない画面によって、
上記と同様に、対話条件および交信条件フィールドの縦
横列の大きさを画面上で入力し、画面上に完了ボタンを
クリックすることによって、入力レイアウトの設定を終
了する。
【0166】入力レイアウト設定が終了すると、上述と
同様に、対話条件および交信条件フィールドは、上記で
設定された図示されない各種条件フィールドが入力帳票
画面付近に表示される。この画像の大きさを調整し、表
示したい所望の位置、たとえば、図142のように、
「種類」フィールドの下端に画像をマウスで移動し、は
め込む。ステップS77において、入力フィールドレイ
アウト設定を行う。各種条件フィールドの移動が完了す
ると、画面は図142のようになり、入力帳票上に各種
条件フィールドが表示され、出力画像が出力画面上に表
示される。これにより、図147に示される出力規則
(プログラム)が生成される。
【0167】オペレータは、以上のようにして作成され
た帳票を用いて、ユーザ(プロバイダのサービスを受け
るお客をいう)に対してホームページを作成するサービ
スを提供する。以下にプロバイダが提供するサービスを
使用するユーザが、この文書編集出力装置を介してサー
ビスを受ける場合について説明する。
【0168】ユーザは、図143に示される帳票をプロ
バイダにファクシミリで送信する。ユーザは、たとえ
ば、この帳票上の第1行のフィールドに、「○△電器
店」と入力し、第2行のフィールドに、「○△駅前」と
入力し、第3行のフィールドに「昭和30」と入力し、
第4行のフィールドに「家庭電器店」と入力し、交信デ
ータ欄の「住所」と「氏名」欄および対話条件欄の「会
員登録」の部分にチェックを入れ、図143のような入
力帳票を生成しプロバイダにファクシミリで送信する。
プロバイダ側では図143のファクシミリの帳票内容が
受信されると、自動的に受信画像内の文字およびマーク
を認識し、図147に示される出力規則(プログラム)
に当てはめ、図148に示す出力画像の記述を得る。
【0169】次に、実施の形態17の文書編集出力装置
を用いて作成した出力画像(ホームページ)の使用例に
ついて説明する。第三者が○△電器店のホームページを
見て、○△電器店の会員になりたい場合、○△電器店の
商品を購入したい場合等に使用される。第三者は、図1
48の出力画像の記述に基づいて生成された図144に
示される出力画像(ホームページ)の表示に従って、図
144のようにボックスに自分の住所、氏名を、たとえ
ば、「東京都千代田区」および「○×太郎」のように入
力して再度プロバイダに送信する。プロバイダが有する
サーバは、図146の画像のように表示できる信号を第
三者に送信し、第三者が○△電器店の会員になったこと
を知らせる。
【0170】図147は文書編集出力装置の出力規則記
憶手段7に記憶された出力規則を表わす図である。
【0171】以上、説明したように本発明の実施の形態
17によれば、文書レイアウト規則・出力規則編集手段
801、対話データ設定手段804を用いて、対話要素
を持つ出力画像(ホームページ)を作成する際に、送信
内容と返信内容を設定し、対話によって、帳票レイアウ
トと出力画像形式の設定を行うと同時に、対話データ
(送信・返信する内容)を設定できる。
【0172】実施の形態18.図149は、本発明の実
施の形態18における文書編集出力装置の構成を示す図
である。図149の文書編集出力装置においては、図1
に示す実施の形態1における文書編集出力装置に文書レ
イアウト規則・出力規則編集手段801、および文書レ
イアウト適合手段805を設け、各種のレイアウト条件
(たとえば、文字の大きさ、文字枠サイズ、文字枠数
等)を文書レイアウト規則記憶手段3に記憶しておき、
必要に応じてその記憶内容を自動的に呼び出して候補を
オペレータに提示し、オペレータがその提示に基づいて
各種の条件を選択する。上記のようにして設定された文
書レイアウト規則は、文書レイアウト規則記憶手段3に
記憶され、その後は、実施の形態1と同様なプロセスに
よって編集出力が編集出力手段8から出力される。
【0173】ここで、文書レイアウト適合手段は、オペ
レータの指示により文書レイアウト規則・出力規則編集
手段801で規定した文書レイアウト規則が、文書構造
解析手段で解析可能であるか否かを判定し、解析が不可
能であると判断した場合には、文書構造解析手段での解
析に適合する文書レイアウト規則の候補を自動的に生成
した上で、オペレータに提示し、オペレータの指示に従
って文書レイアウト規則を決定する。
【0174】初期画面上の設定メニューから、図151
に示すような「入力情報から設定」および「出力情報か
ら設定」を選択できる。実施の形態18は、設定メニュ
ーから「入力情報から設定」を選択した場合に関する。
図151に示すように「入力情報から設定」を選択する
と、ステップS71で、図152の入力条件設定画面が
表示される。この入力条件設定画面は、読取字種、単語
辞書、フィールド名称を入力できるように入力ボックス
が用意される。ステップS72において、オペレータ
は、その画面上で必要な入力条件、たとえば、読取字種
には「全字種」を入力し、単語辞書には「住所」を入力
し、フィールド名称にも「住所」を入力し、完了ボタン
をクリックして、入力条件設定を終了する。
【0175】ステップ72の入力条件設定が終了する
と、ステップS73で図153に示されるような、文字
数、前固定文字列、後固定文字列およびそれに対応した
入力ボックスを含む入力フィールドレイアウト設定画面
が表示される。オペレータは、ステップ74において、
たとえば、図154中で、文字数には「10」を入力
し、前固定文字列には「住所」を入力することによっ
て、<フィールドレイアウト>ボックス中に、前方に固
定文字「住所」が固定的に配置され、途中に文字入力用
のブランク10文字を有するフィールドが表示される。
【0176】次に、完了ボタンをクリックすると、フィ
ールドレイアウト画面が消えて、入力フィールドレイア
ウトは仮設定される。この仮設定によって設定された住
所フィールドが入力帳票の近くに表示される(図示され
ない)。ここで、創業年のフィールドは以前の処理によ
って入力帳票中および出力画面中に既に作成されている
ものとする。上述のプロセスで入力帳票の部分に生成さ
れた住所入力フィールドをマウスでドラッグして図15
5に示すように入力帳票部にはめ込む。これらの処理に
よって、入力フィールドレイアウト仮設定は完了する。
【0177】入力フィールドレイアウト仮設定が完了し
た後に、図155に示すように創業年のフィールドと住
所のフィールドの文字枠線が上下でずれることがある。
本発明の実施の形態18は、このように複数のフィール
ドの文字枠線が上下でずれる場合にオペレータの指示に
よってそのずれを修復する発明に関するものである。ス
テップ75では、文書レイアウト規則に基づいて、文書
構造解析手段2で文書構造が解析可能であるか否かを判
定し、文書構造解析が不可能であると判断した場合に
は、文書構造解析手段2での解析に適合する文書レイア
ウト規則の候補を自動的に生成した上で、オペレータに
提示し、オペレータの指示に従って文書レイアウト規則
を決定する。図155は、創業年のフィールドも文字枠
線と住所のフィールドの文字枠線が揃っていないので、
文書構造が解析不可能であると判断される例である。
【0178】このように、文書構造解析が不可能である
と判断されると、ステップS76では、文書レイアウト
適合手段805が動作して、レイアウト変更候補抽出を
行い、ステップ77で、図157のようにレイアウト変
更候補を表示する。レイアウト変更候補は、図157の
ように、「指定された領域にフィールドを配置するため
には、文字数を下記の値に設定する必要があります。所
望の数値(8文字、4文字、2文字)を選択指定下さ
い。」のように表示される。オペレータは、たとえば、
図157上で「8文字」のボタンを選択すると、入力帳
票上の住所フィールドの文字枠はその上部の創業年フィ
ールドの文字枠は一致する。
【0179】図156は2つのフィールドの文字枠を揃
えるための概念図を示す図である。図156(a)にお
いては、創業年のフィールドの「創業年」の部分と「年
創業の」の間が5つの文字枠に区切られている。この創
業年のフィールドに追加して住所のフィールドが追加さ
れた場合に、住所フィールドの文字枠線が創業年のフィ
ールドの文字枠線に揃う場合は(d)の8文字,(e)
の4文字,(f)の2文字の場合のみであり、(b)の
10文字および(c)の9文字の場合には住所フィール
ドの文字枠線と創業年のフィールドの文字枠線は揃わな
い。従って、上述のように、文書レイアウト適合手段8
05はステップS77でレイアウト変更候補を提示しそ
の中からオペレータに適切な文字枠を選択させる。
【0180】ステップS78でオペレータが、たとえ
ば、図157に示すように、「8文字」のボタンを選択
すると、レイアウト変更が設定され、ステップS79の
入力フィールドレイアウト設定が行われ、図158のよ
うに住所フィールドの文字枠線と創業年のフィールドの
文字枠線が揃った入力フィールドレイアウト設定画面が
表示される。
【0181】次に、図159のように、出力画面上でマ
ウスを用いて出力レイアウト範囲を設定する。図159
において、出力画面上で、マウスを用いて、「住所」フ
ィールドに対する出力レイアウト範囲をマウスを用いて
設定する。出力レイアウト範囲が設定されると、図16
0に示すように、出力画面に住所フィールドと創業年の
フィールドが表示される。
【0182】以上、説明したように、本発明の実施の形
態18によれば、文書レイアウト規則・出力規則編集手
段801、文書レイアウト適合手段805を用いて、各
種のレイアウト条件(たとえば、文字の大きさ、文字枠
サイズ、文字枠数等)を必要に応じてその記憶内容を自
動的に呼び出して候補をオペレータに提示し、オペレー
タがその提示に基づいて各種の条件を選択できる。従っ
て、画面上で対話的に各種のレイアウト条件を容易に編
集できる。
【0183】実施の形態19.図161は、本発明の実
施の形態19における文書編集出力装置の構成を示す図
である。図161においては、図1に示す実施の形態1
における文書編集出力装置に文書レイアウト規則・出力
規則編集手段801、レイアウトテンプレート記憶手段
806およびレイアウトテンプレート選択手段807を
設け、帳票を構成する項目(氏名、住所、電話番号等)
毎にレイアウト・内容・種類を設定したテンプレートを
予め用意しておき、テンプレートの組み合わせによって
帳票を作成できる文書編集出力装置に関する。上記のよ
うにして設定された文書レイアウト規則および出力規則
は、それぞれ文書レイアウト規則記憶手段3および出力
規則記憶手段7に記憶され、その後は、実施の形態1と
同様なプロセスによって編集出力が編集出力手段8から
出力される。
【0184】上記のレイアウトテンプレート記憶手段8
06は、頻繁に使用される文書レイアウト規則をテンプ
レート化して記憶保持する。レイアウトテンプレート選
択手段807は、レイアウトテンプレート記憶手段に格
納されたレイアウトテンプレートの中から、文書レイア
ウト・出力規則編集手段801を介したオペレータの指
示により、レイアウトテンプレートを選択する。
【0185】実施の形態13では、入力条件設定には、
読取字種設定、単語辞書設定、文字数設定等には各設定
毎にオペレータによる手入力が必要であったものを、実
施の形態19では、図162に示すように、入力条件設
定はステップS90の「レイアウトテンプレート指定」
ステップのみで行うことができる。図163に示される
設定メニューから「入力情報から選択」を選択すると、
図164のような選択画面が表れ、テンプレートに予め
記憶された各種の組み合わせ、たとえば、読取り字種設
定、単語辞書設定、文字数設定の中から1つを選択する
ことによって、ステップS90が実行される。オペレー
タが図164の第3行に示される、字種設定が「全字
種」、単語辞書設定が「元号」、文字数設定が「5」の
組み合わせを選択した場合には、ステップS91で図1
65に示すような入力フィールドレイアウト画面が表示
される。
【0186】オペレータは、図162に示されるステッ
プS92で、図166に示すように前固定文字列に「創
業年」を入力し、ステップS93で後固定文字列に「年
創業の」を入力するだけで、図166のフィールドレイ
アウトボックスに示すようなフィールドが容易に得られ
る。最後に、オペレータは、完了ボタンをクリックする
ことによって、ステップS94が実行され、入力フィー
ルドレイアウト設定が完了する。
【0187】以上、説明したように本発明の実施の形態
19によれば、文書レイアウト規則・出力規則編集手段
801、レイアウトテンプレート記憶手段806および
レイアウトテンプレート選択手段807を用いて、複数
の組み合わされた条件を予めレイアウトテンプレート記
憶手段806に記憶させ、レイアウトテンプレート選択
手段807で所望の組み合わせを選択することによっ
て、オペレータの処理手順を少なくすることができる。
【0188】実施の形態20.図167は、本発明の実
施の形態20の文書編集出力装置の構成を示す図であ
る。実施の形態20は、画像情報コード化手段で得られ
たコード情報の中からキーワードとなるコード列を自動
的に抽出する文章解析手段808、画像内容を示すキー
ワードと対応付けて画像を記憶・保存する出力画像記憶
手段810および文章解析手段で得られたキーワードの
コード列と出力画像記憶手段に格納されたキーワードと
の照合をとり、照合がとれた場合には対応する画像を出
力する画像選択出力手段809を有する文書編集出力装
置に関するものである。
【0189】図168は、実施の形態20における文書
編集出力装置の動作フローチャートを示す図である。図
169は手書き文字が入力された文書画像の例を示す図
である。文章解析手段808は入力された文書画像から
文書レイアウト規則に従って、帳票に記入された手書き
文字を認識する。図170は出力規則の一例を示す図で
ある。
【0190】図170において、<#1#>には帳票上
の第1行のペンション名の記入欄の認識結果を格納し、
<#2#>は第2の自由文欄の認識結果を格納する。<
#2#>記述子は「<#2#>に該当するフィールドに
記入された文字の認識結果に含まれるキーワード」に対
応する画像ファイル名を出力画像記憶手段810に格納
する命令である。文章解析手段808は、このような出
力規則に従って図169に記述された手書き文字を認識
すると、ステップS101で、図171に示すように、
自由文欄に記述された文字の認識結果を出力する。
【0191】次に、ステップS103で、文書解析手段
808は、認識された文章に含まれるキーワードを検索
する。ここでは、たとえば、「銀世界」、「スキー」、
「スノーボード」がキーワードとして抽出される。キー
ワード抽出の手法には様々な手法がある。例えば、「情
報の検索とデータベース」社)電子通信学会刊(234
〜236ページ)に記載された従来の抽出手法によりキ
ーワード抽出を用いることもできる。
【0192】ステップS104では、抽出されたキーワ
ードに対応する画像を出力画像記憶手段810中から抽
出する。図172は抽出されたキーワードを示す図であ
る。図173は出力画像記憶手段810に格納された画
像データの例を示す図である。図173(a)に示され
る画像は、「image1.bmp」というファイル名であり、
「冬」、「雪」「スキー」いうキーワードが付加されて
いる。図170(b)に示される画像は、「image2.bm
p」というファイル名であり、「夏」、「海」「浜辺」
いうキーワードが付加されている。ステップS103で
抽出されたキーワードのうち「スキー」が図170
(a)と一致するので、ステップS104で図170
(a)の画像が抽出される。ステップS105におい
て、選択された図170(a)の画像は出力規則記憶手
段7に記憶される。
【0193】図174は図169でオペレータが入力し
た文書およびそれに含まれるキーワードに対応する画像
を出力画像記憶手段810から読出して画面上に表示す
るHTMLで記述された命令である。図174において
は、「image1.bmp」の画像がリンクされ画面上に表示さ
れる。図175は図174に示されるHTML命令によ
って表示される文書である。
【0194】以上、説明したように本発明の実施の形態
20によれば、文章解析手段808、画像選択出力手段
809、出力画像記憶手段810を用いて、画像情報コ
ード化手段で得られたコード情報の中からキーワードと
なるコード列を自動的に抽出し、文章解析手段で得られ
たキーワードのコード列と出力画像記憶手段に格納され
たキーワードとの照合をとり、照合がとれた場合には対
応する画像を出力する。従って、帳票中に自由文欄に記
述された文書の内容に合致した画像を、帳票上に画像の
サンプルを掲載することなく、選択することができる。
【0195】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1における
発明では、文書画像に含まれるコード情報と画像情報の
双方の情報を用いて出力情報を制御することで、記入内
容によって出力対象領域が変化する文書画像に対して使
用者が出力領域を設定することなく自動的に出力領域を
設定して出力画像を編集出力することができ、出力領域
の設定作業を不要にして作業効率を大幅に向上させるこ
とができる。さらに、文書画像の記入内容によって出力
対象領域を制御することができ、多様な出力画像を編集
出力できる。
【0196】また、請求項2における発明では、文書画
像に含まれるコード情報に関する条件および分岐制御に
よって出力画像を編集出力することで、文書画像上に記
載されたコード化可能な画像情報をもとに自動的に出力
画像の形態を制御することができ、使用者が文書画像上
に記載されたコード情報を読取る作業を不要にして作業
効率を大幅に向上させることができる。さらに、使用者
が入力画像上に記載されたコードによって、出力画像の
形態を制御する必要がないため、人為的な制御誤りを防
止することができる。
【0197】また、請求項3における発明では、文書画
像を構成する部分画像の有無により出力画像を編集出力
することで、文書画像上に記載された画像情報をもとに
自動的に出力画像の形態を制御することができ、使用者
が文書画像上に記載された画像情報の有無を判定する作
業を不要にして作業効率を大幅に向上させることができ
る。さらに、使用者が文書画像上に記載された画像の有
無によって、出力画像の形態を制御する必要がないた
め、人為的な制御誤りを防止することができる。
【0198】また、請求項4の発明では、文書画像を構
成するコード情報と部分画像を組合せて出力すること
で、任意のコード情報と部分画像情報を組合せた出力画
像を構成することができ、複雑で多様な出力画像を得る
ことができる。
【0199】また、請求項5における発明では、文書画
像にかかわらず固定した文字列を出力することで、文書
画像上で記入文字が固定されている文字列に対しては文
字認識処理を行わず、正しい文字列を直接、出力画像に
埋め込んで出力することができるので、正確な出力画像
を得ることができる。さらに、文書画像上に存在しない
文字列を出力画像として出力することができる。
【0200】また、請求項6における発明では、文書画
像上に記載されたコード情報と固定した文字列を組合せ
て出力することで、画像をコード化して得られるコード
情報と固定の文字列を組合せて出力することができ、複
雑な文字列を正確に出力することができる。さらに、条
件設定により組合せ方法を容易に変更することができる
ので、多様な文字列を出力することができる。
【0201】また、請求項7における発明では、文書画
像にかかわらず固定した画像を出力することで、文書画
像上に存在しない画像を出力画像として出力することが
できる。さらに、条件設定により画像の選択ができ、多
様な画像を出力することができる。
【0202】また、請求項8における発明では、文書画
像の部分画像と固定した画像を組合せて出力すること
で、文書画像上に存在する画像と文書画像上に存在しな
い画像を組合せて出力することができ、多様な画像を出
力することができる。
【0203】また、請求項9における発明では、1つ以
上の文書画像を対象として出力画像を作成することによ
り、1つ以上の文書画像の内容を組合せて出力画像を作
成することができ、1ページの文書に格納できない大量
の文書情報を1つの出力画像として出力することができ
る。さらに、条件設定により文書画像の取捨選択ができ
るので、状況により文書画像の枚数が可変になるような
場合にも、正確に出力画像を得ることができる。
【0204】また、請求項10における発明では、出力
文書の内容を複数に分割して出力することにより、複雑
かつ参照しやすい出力画像を得ることができる。
【0205】また、請求項11における発明では、文書
画像上に記載された文書識別情報から出力画像の出力規
則を得ることにより、あらかじめ文書識別情報を記載し
た文書画像が入力された場合は、対応する出力規則を自
動的に選択することができ、複数の出力規則が存在する
場合に人手で選択する必要がなく、作業効率を大幅に改
善することができる。
【0206】また、請求項12における発明では、文書
画像のレイアウトを規定したレイアウト規則と出力画像
の形式を決定する出力規則を対応付けることにより、文
書レイアウト規則を決定した時点で対応する出力規則を
自動的に選択することができ、複数の出力規則が存在す
る場合に人手で選択する必要がなく、作業効率を大幅に
改善することができる。
【0207】また、請求項13における発明では、帳票
のレイアウトと出力画像との対応関係を対話的に設定で
きる。すなわち、画面に帳票レイアウトと出力画像を表
示させ、その画面上で帳票レイアウトと出力画像の編集
を行い、帳票レイアウトと出力画像との対応付けを容易
に行うことができる。
【0208】また、請求項14における発明では、固定
文字列を含む出力規則を生成し、生成された出力規則に
従って、固定文字列を対話的に設定できる。すなわち、
画面に帳票レイアウトと出力画像を表示させ、その画面
上で文書レイアウト上および出力画像上の双方の固定文
字列の編集を容易に行うことができる。
【0209】また、請求項15における発明では、選択
文を含む出力規則を生成し、生成された出力規則に従っ
て、選択文を対話的に設定できる。すなわち、画面に帳
票レイアウトと出力画像を表示させ、その画面上で文書
レイアウト上および出力画像上の双方の選択文の編集を
容易に行うことができる。
【0210】また、請求項16における発明では、文書
レイアウト規則・出力規則編集手段801、画像配置手
段803および出力画像記憶手段452を用いて、画面
上に帳票レイアウトと出力画像を表示させ、その画面上
で画像を含む出力規則および文書レイアウト規則を容易
に作成することができる。
【0211】また、請求項17における発明では、文書
レイアウト規則・出力規則編集手段、対話データ設定手
段を用いて、対話要素を持つ出力画像(ホームページ)
を作成する際に、送信内容と返信内容を設定し、対話に
よって、帳票レイアウトと出力画像形式の設定と同時
に、対話データ(送信・返信する内容)を設定できる。
【0212】また、請求項18における発明では、文書
レイアウト規則・出力規則編集手段、および文書レイア
ウト適合手段を設け、各種のレイアウト条件(たとえ
ば、大きさ、文字枠サイズ、文字枠数等)をレイアウト
テンプレート記憶手段に記憶しておき、文書構造解析手
段での解析に適合する文書レイアウト規則の候補を自動
的に生成した上で、オペレータに提示し、オペレータの
指示に従って文書レイアウト規則を決定する。従って、
オペレータは簡単な操作で整ったレイアウトを作成する
ことができる。
【0213】また、請求項19における発明では、文書
レイアウト規則・出力規則編集手段、レイアウトテンプ
レート記憶手段およびレイアウトテンプレート選択手段
を用いて、複数の組み合わされた条件を予めレイアウト
テンプレート記憶手段に記憶させ、レイアウトテンプレ
ート選択手段で所望の組み合わせを選択することによっ
て、オペレータの処理手順を少なくすることができる。
【0214】また、請求項20における発明では、画像
情報コード化手段で得られたコード情報の中からキーワ
ードとなるコード列を自動的に抽出し、画像選択手段
は、文章解析手段で得られたキーワードのコード列と出
力画像記憶手段に格納されたキーワードとの照合をと
り、照合がとれた場合には対応する画像を出力する。従
って、帳票中に自由文欄に記述された文書の内容に合致
した画像を、帳票上に画像のサンプルを掲載することな
く、選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における文書編集出力
装置の構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における文書画像の一
例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における文書レイアウ
ト規則の一例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における文書構造解析
の一例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における文書部分画像
の一例を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における文書構造解析
およびコード化の一例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1における出力規則の文
法の一例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1における出力規則の一
例を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態1におけるコード化の結
果の一例を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態1における固定文字列
の一例を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態1における固定画像の
一例を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態1におけるフィールド
内容出力記述子を抽出するフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態1における出力規則の
一例を示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態1におけるフィールド
条件記述子を抽出するフローチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態1における出力規則の
一例を示す図である。
【図16】 本発明の実施の形態1における固定データ
出力記述子を抽出するフローチャートである。
【図17】 本発明の実施の形態1における出力規則の
一例を示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態1における出力画像の
一例を示す図である。
【図19】 本発明の実施の形態2における文書編集出
力装置の構成を示す図である。
【図20】 本発明の実施の形態2における出力規則の
一例を示す図である。
【図21】 本発明の実施の形態2における文書画像の
一例を示す図である。
【図22】 本発明の実施の形態2における出力規則の
一例を示す図である。
【図23】 本発明の実施の形態2における出力結果の
一例を示す図である。
【図24】 本発明の実施の形態3における文書編集出
力装置の構成を示す図である。
【図25】 本発明の実施の形態3における出力規則の
一例を示す図である。
【図26】 本発明の実施の形態3における文書部分画
像有無判定の一例を示す図である。
【図27】 本発明の実施の形態3における文書部分画
像の一例を示す図である。
【図28】 本発明の実施の形態3における出力規則の
一例を示す図である。
【図29】 本発明の実施の形態3における出力画像の
一例を示す図である。
【図30】 本発明の実施の形態4における文書編集出
力装置の構成を示す図である。
【図31】 本発明の実施の形態4における出力規則の
一例を示す図である。
【図32】 本発明の実施の形態4における出力結果の
一例を示す図である。
【図33】 本発明の実施の形態4における出力画像の
一例を示す図である。
【図34】 実施の形態5における文書編集出力装置の
構成を示す図である。
【図35】 本発明の実施の形態4における出力規則の
一例を示す図である。
【図36】 本発明の実施の形態4における固定文字列
の一例を示す図である。
【図37】 本発明の実施の形態4における出力画像の
一例を示す図である。
【図38】 本発明の実施の形態6における文書編集出
力装置の構成を示す図である。
【図39】 本発明の実施の形態6における文書画像の
一例を示す図である。
【図40】 本発明の実施の形態6における文書レイア
ウト規則の一例を示す図である。
【図41】 本発明の実施の形態6における固定文字列
の一例を示す図である。
【図42】 本発明の実施の形態6における出力規則の
一例を示す図である。
【図43】 本発明の実施の形態6における文書画像の
一例を示す図である。
【図44】 本発明の実施の形態6における出力画像の
一例を示す図である。
【図45】 本発明の実施の形態7における文書編集出
力装置の構成を示す図である。
【図46】 本発明の実施の形態7における出力規則の
一例を示す図である。
【図47】 本発明の実施の形態7における出力結果の
一例を示す図である。
【図48】 本発明の実施の形態7における出力画像の
一例を示す図である。
【図49】 本発明の実施の形態8における文書編集出
力装置の構成を示す図である。
【図50】 本発明の実施の形態8における出力規則の
一例を示す図である。
【図51】 本発明の実施の形態8における出力結果の
一例を示す図である。
【図52】 本発明の実施の形態8における出力画像の
一例を示す図である。
【図53】 本発明の実施の形態9における文書編集出
力装置の構成を示す図である。
【図54】 本発明の実施の形態9における文書画像の
一例を示す図である。
【図55】 本発明の実施の形態9における文書レイア
ウト規則の一例を示す図である。
【図56】 本発明の実施の形態9における出力規則の
一例を示す図である。
【図57】 本発明の実施の形態9における出力結果の
一例を示す図である。
【図58】 本発明の実施の形態10における文書編集
出力装置の構成を示す図である。
【図59】 本発明の実施の形態10における出力規則
の一例を示す図である。
【図60】 本発明の実施の形態10における出力規則
の一例を示す図である。
【図61】 本発明の実施の形態10における出力規則
の一例を示す図である。
【図62】 本発明の実施の形態10における出力結果
の一例を示す図である。
【図63】 本発明の実施の形態10における出力結果
の一例を示す図である。
【図64】 本発明の実施の形態10における出力結果
の一例を示す図である。
【図65】 本発明の実施の形態10における出力画像
の一例を示す図である。
【図66】 本発明の実施の形態11における文書編集
出力装置の構成を示す図である。
【図67】 本発明の実施の形態11における文書識別
コードと出力規則ファイルの対応例を示す図である。
【図68】 本発明の実施の形態12における文書編集
出力装置の構成を示す図である。
【図69】 本発明の実施の形態12における文書レイ
アウト規則と出力規則の対応の一例を示す図である。
【図70】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の構成を示す図である。
【図71】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の動作フローチャートを示す図である。
【図72】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の第1の入出力レイアウト設定の詳細フローチ
ャートを示す図である。
【図73】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の第2の入出力レイアウト設定の詳細フローチ
ャートを示す図である。
【図74】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の初期画面を示す図である。
【図75】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置のファイルメニュー画面を示す図である。
【図76】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置のファイルメニュー画面で「新規作成」を選択
したときの画面を示す図である。
【図77】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の設定メニュー選択画面で「入力情報から設
定」を選択したときの画面を示す図である。
【図78】 本発明の実施の形態13における入力条件
設定画面を示す図である。
【図79】 本発明の実施の形態13における入力フィ
ールドレイアウト設定画面を示す図である。
【図80】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の入力フィールドレイアウト設定画面上で文字
数を入力したときの画面を示す図である。
【図81】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の入力フィールドレイアウト設定画面上で前固
定文字列を入力したときの画面を示す図である。
【図82】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の入力フィールドレイアウト設定画面上で後固
定文字列を入力し、完了ボタンをクリックしたときの画
面を示す図である。
【図83】 本発明の実施の形態13における入力フィ
ールドが画面上に表示された様子を示す図である。
【図84】 本発明の実施の形態13における入力フィ
ールドをマウスで適切な場所に移動し入力帳票中にはめ
込んだ時の様子を示す図である。
【図85】 本発明の実施の形態13における出力領域
を設定する様子を示す図である。
【図86】 本発明の実施の形態13における出力レイ
アウト設定画面を示す図である。
【図87】 本発明の実施の形態13における出力レイ
アウト設定画面を示す図である。
【図88】 本発明の実施の形態13における出力画面
中に表示された出力フィールドを示す図である。
【図89】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置のレイアウト規則を表わす図である。
【図90】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の出力規則を表わす図である。
【図91】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の設定メニュー選択画面で「出力情報から設
定」を選択したときの画面を示す図である。
【図92】 本発明の実施の形態13における出力領域
設定の画面を示す図である。
【図93】 本発明の実施の形態13における出力内容
設定画面を示す図である。
【図94】 本発明の実施の形態13における出力レイ
アウトの出力内容選択画面を示す図である。
【図95】 本発明の実施の形態13における出力レイ
アウト設定画面を示す図である。
【図96】 本発明の実施の形態13における入力フィ
ールドの入力条件設定画面を示す図である。
【図97】 本発明の実施の形態13における入力フィ
ールドを移動する様子を示す図である。
【図98】 本発明の実施の形態13における入力フィ
ールドを設定した状態を示す図である。
【図99】 本発明の実施の形態13における文書編集
出力装置の文書レイアウト規則記憶手段に記憶されるレ
イアウト規則を表わす図である。
【図100】 本発明の実施の形態13における文書編
集出力装置の出力規則記憶手段に記憶された出力規則を
表わす図である。
【図101】 本発明の実施の形態14における文書編
集出力装置の構成を示す図である。
【図102】 本発明の実施の形態14における文書編
集出力装置の第1の入出力レイアウト設定の詳細フロー
チャートを示す図である。
【図103】 本発明の実施の形態14における出力領
域設定画面を示す図である。
【図104】 本発明の実施の形態14における出力内
容設定画面を示す図である。
【図105】 本発明の実施の形態14における出力固
定文設定画面を示す図である。
【図106】 本発明の実施の形態14における出力レ
イアウト設定画面を示す図である。
【図107】 本発明の実施の形態14における入力フ
ィールドレイアウト設定を示す図である。
【図108】 本発明の実施の形態14における入力フ
ィールドレイアウト設定を示す図である。
【図109】 本発明の実施の形態14における入力フ
ィールドレイアウト設定を示す図である。
【図110】 本発明の実施の形態14における入力フ
ィールドレイアウト設定を示す図である。
【図111】 本発明の実施の形態14における文書編
集出力装置の文書レイアウト規則記憶手段に記憶される
レイアウト規則を表わす図である。
【図112】 本発明の実施の形態14における文書編
集出力装置の出力規則記憶手段に記憶された出力規則表
わす図である。
【図113】 本発明の実施の形態15における文書編
集出力装置の構成を示す図である。
【図114】 本発明の実施の形態15における文書編
集出力装置の第1の入出力レイアウト設定の詳細フロー
チャートを示す図である。
【図115】 本発明の実施の形態15における出力内
容設定画面を示す図である。
【図116】 本発明の実施の形態15における出力内
容設定画面を示す図である。
【図117】 本発明の実施の形態15における出力す
る選択文入力画面を示す図である。
【図118】 本発明の実施の形態15における出力レ
イアウト設定画面を示す図である。
【図119】 本発明の実施の形態15における選択文
入力方法画面を示す図である。
【図120】 本発明の実施の形態15における選択文
が入力帳票の部分に表示される様子を示す図である。
【図121】 本発明の実施の形態15における選択文
を入力帳票欄にはめ込んだ様子を示す図である。
【図122】 本発明の実施の形態15における入力帳
票欄の選択文に対応する画像が出力画面に表示される様
子を示す図である。
【図123】 本発明の実施の形態15における文書編
集出力装置の文書レイアウト規則記憶手段に記憶される
レイアウト規則を表わす図である。
【図124】 本発明の実施の形態15における文書編
集出力装置の出力規則記憶手段に記憶された出力規則表
わす図である。
【図125】 本発明の実施の形態15における文書編
集出力装置の出力文字記憶手段に記憶された内容を示す
図である。
【図126】 本発明の実施の形態16における文書編
集出力装置の構成を示す図である。
【図127】 本発明の実施の形態16における文書編
集出力装置の第1の入出力レイアウト設定の詳細フロー
チャートを示す図である。
【図128】 本発明の実施の形態16における出力レ
イアウト設定画面を示す図である。
【図129】 本発明の実施の形態16における出力内
容設定画面を示す図である。
【図130】 本発明の実施の形態16における出力画
像選択画面を示す図である。
【図131】 本発明の実施の形態16における出力画
像選択完了を示す図である。
【図132】 本発明の実施の形態16における出力レ
イアウト設定画面を示す図である。
【図133】 本発明の実施の形態16における画像レ
イアウト画面が入力帳票の付近に表示される様子を示す
図である。
【図134】 本発明の実施の形態16における画像レ
イアウト画面を入力帳票の下左端に移動した様子を示す
図である。
【図135】 本発明の実施の形態16における入力フ
ィールドレイアウトに対応する出力画像が表示される様
子を示す図である。
【図136】 実施の形態16における文書編集出力装
置の文書レイアウト規則記憶手段に記憶されるレイアウ
ト規則を表わす図である。
【図137】 実施の形態16における文書編集出力装
置の出力規則記憶手段に記憶された出力規則表わす図で
ある。
【図138】 本発明の実施の形態17における文書編
集出力装置の構成を示す図である。
【図139】 本発明の実施の形態17における文書編
集出力装置の第1の入出力レイアウト設定の詳細フロー
チャートを示す図である。
【図140】 本発明の実施の形態17における出力内
容設定画面を示す図である。
【図141】 本発明の実施の形態17における対話条
件および交信データ設定画面を示す図である。
【図142】 本発明の実施の形態17における対話条
件および交信データ設定画面を入力帳票に埋め込んだ様
子を示す図である。
【図143】 本発明の実施の形態17におけるプロバ
イダにファクシミリで送信する帳票を示す図である。
【図144】 本発明の実施の形態17におけるインタ
ーネット上で表示される画面を示す図である。
【図145】 本発明の実施の形態17におけるインタ
ーネット上で表示される画面に入力して送信する様子を
示す図である。
【図146】 本発明の実施の形態17におけるインタ
ーネット上で表示される受領画面を示す図である。
【図147】 本発明の実施の形態17における文書編
集出力装置の出力規則記憶手段7に記憶された出力規則
を表わす図である。
【図148】 本発明の実施の形態17における図14
7の出力規則に基づいて生成された出力規則を示す図で
ある。
【図149】 本発明の実施の形態18における文書編
集出力装置の構成を示す図である。
【図150】 本発明の実施の形態18における文書編
集出力装置の第2の入出力レイアウト設定の詳細フロー
チャートを示す図である。
【図151】 本発明の実施の形態18における文書編
集出力装置の設定メニュー選択画面で「入力情報から設
定」を選択したときの画面を示す図である。
【図152】 本発明の実施の形態18における入力条
件設定画面を示す図である。
【図153】 本発明の実施の形態18における入力フ
ィールドレイアウト設定画面を示す図である。
【図154】 本発明の実施の形態18における入力フ
ィールドレイアウトを設定した状態を示す図である。
【図155】 本発明の実施の形態18における住所入
力フィールドを入力帳票部にはめ込む様子を示す図であ
る。
【図156】 本発明の実施の形態18における2つの
フィールドの文字枠を揃えるための概念図を示す図であ
る。
【図157】 本発明の実施の形態18におけるレイア
ウト変更候補を表示する画面を示す図である。
【図158】 本発明の実施の形態18における文字枠
線が揃った入力フィールドレイアウト設定画面が表示さ
れる様子を示す図である。
【図159】 本発明の実施の形態18における出力レ
イアウト範囲を設定する様子を示す図である。
【図160】 本発明の実施の形態18における入力帳
票に表示されるフィールドに対応して出力画面に表示さ
れるフィールドを示す図である。
【図161】 本発明の本発明の実施の形態19におけ
る文書編集出力装置の構成を示す図である。
【図162】 本発明の実施の形態19における文書編
集出力装置の第1の入出力レイアウト設定の詳細フロー
チャートを示す図である。
【図163】 本発明の実施の形態19における文書編
集出力装置の設定メニュー選択画面を示す図である。
【図164】 本発明の実施の形態19における入力項
目選択画面を示す図である。
【図165】 本発明の実施の形態19における入力フ
ィールドレイアウト画面を示す図である。
【図166】 本発明の実施の形態19における固定文
字列を入力する様子を示す図である。
【図167】 本発明の実施の形態20における文書編
集出力装置の構成を示す図である。
【図168】 本発明の実施の形態20における文書編
集出力装置の動作フローチャートを示す図である。
【図169】 本発明の実施の形態20における文書画
像の例を示す図である。
【図170】 本発明の実施の形態20における出力規
則の一例を示す図である。
【図171】 本発明の実施の形態20における自由文
欄に記述された文字の認識結果を示す図である。
【図172】 本発明の実施の形態20における抽出さ
れたキーワードを示す図である。
【図173】 本発明の実施の形態20における出力画
像記憶手段に格納された画像データの例を示す図であ
る。
【図174】 本発明の実施の形態20における出力画
像記憶手段から読出して画面上に表示するHTMLで記
述された命令(出力規則)である。
【図175】 本発明の実施の形態20における図17
4に示されるHTML命令によって表示された文書を含
む画像である。
【図176】 従来の文書編集出力装置の構成を示す図
である。
【図177】 従来の文書内容出力の一例を示す図であ
る。
【図178】 従来の出力対象領域の一例を示す図であ
る。
【図179】 従来の出力対象領域の一例を示す図であ
る。
【図180】 従来の出力画像の一例を示す図である。
【図181】 従来の文書画像および領域設定の一例を
示す図である。
【図182】 従来の文書画像および領域設定の一例を
示す図である。
【図183】 従来の出力画像の一例を示す図である。
【図184】 従来の文書画像および領域設定の一例を
示す図である。
【図185】 従来の出力画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 文書画像 2 文書構造解析手段 3 文書レイアウト規則記憶手段 4 入力画像データ記憶手段 5 画像情報コード化手段 6 出力情報決定手段 7 出力規則記憶手段 8 編集出力手段 191 コード情報分岐手段 241 部分画像情報分岐手段 301 コードおよび画像組合せ手段 341 固定文字列出力手段 342 出力文字列記憶手段 381 コード情報合成手段 451 固定画像出力手段 452 出力画像記憶手段 491 画像情報合成手段 531 入力ページ情報解析手段 581 出力情報分割手段 661 文書識別情報コード化手段 662 出力規制選択手段 681 文書レイアウト規則・出力規則対応付け手段 801 文書レイアウト規則・出力規則編集手段 802 固定文配置手段 803 画像配置手段 804 対話データ設定手段 805 文書レイアウト適合手段 806 レイアウトテンプレート記憶手段 807 レイアウトテンプレート選択手段 808 文章解析手段 809 画像選択手段 810 出力画像記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/419 320

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書内に1つ以上の領域を設定し各領域
    に対する文書内容属性を規定した文書レイアウト規則を
    記憶する文書レイアウト規則記憶手段と、 文書レイアウト規則と文書画像とを照合して文書画像の
    構造を解析する文書構造解析手段と、 文書構造解析手段により文書レイアウト規則に規定され
    た領域に対応付けられた文書部分画像を格納する入力画
    像データ記憶手段と、 入力画像データ記憶手段に格納された文書部分画像に対
    して文書レイアウト規則で規定された文書の属性が画像
    をコードに変換する属性を保持している場合に画像情報
    をコード化する画像情報コード化手段と、 画像情報コード化手段で得られるコード情報および入力
    画像データ記憶手段に格納された文書部分画像の内容に
    応じて出力画像の内容を決定する出力規則を記憶する出
    力規則記憶手段と、 画像情報コード化手段で得られるコード情報および入力
    画像データ記憶手段に格納された文書部分画像の内容に
    対して出力規則記憶手段に格納された出力規則を適用す
    ることにより出力画像の内容を決定する出力情報決定手
    段と、 出力情報決定手段により出力された文書内容に従い出力
    画像を編集出力する編集出力手段を有することを特徴と
    する文書編集出力装置。
  2. 【請求項2】 前記出力情報決定手段に、画像情報コー
    ド化手段で得られるコード情報をもとに出力規則記憶手
    段に格納される出力規則に記載した条件および分岐制御
    命令に応じて分岐制御するコード情報分岐手段を設け、
    前記出力規則記憶手段に格納される出力規則に画像情報
    コード化手段で得られるコード情報に関する条件を満た
    している時に分岐制御する命令が記載された場合に、命
    令に応じて分岐制御するように構成したことを特徴とす
    る請求項第1項記載の文書編集出力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力情報決定手段に、入力画像デー
    タ記憶手段に格納された文書部分画像の有無をもとに出
    力規則記憶手段に格納される出力規則に記載した条件お
    よび分岐制御命令に応じて分岐制御する部分画像情報分
    岐手段を設け、前記出力規則記憶手段に格納される出力
    規則に入力画像データ記憶手段で得られる文書部分画像
    の有無の条件を満たしている時に分岐制御する命令が記
    載された場合に、命令に応じて分岐制御するように構成
    したことを特徴とする請求項第1項記載の文書編集出力
    装置。
  4. 【請求項4】 前記出力情報決定手段に、画像情報コー
    ド化手段で得られるコード情報および入力画像データ記
    憶手段に格納された文書部分画像情報の任意の組合せを
    出力するコードおよび画像組合せ出力手段を設け、出力
    規則記憶手段に格納される出力規則にコード情報と部分
    画像情報を組合せて出力する命令が記載された場合に、
    命令に応じてコード情報と部分画像情報を組合せた出力
    画像の内容を出力するように構成したことを特徴とする
    請求項第1項記載の文書編集出力装置。
  5. 【請求項5】 さらに任意の1つ以上の文字列を格納す
    る出力文字列記憶手段を備え、前記出力情報決定手段
    に、出力文字列記憶手段に格納される文字列を選択出力
    する固定文字列出力手段を設け、画像情報コード化手段
    で得られるコード情報をもとに出力規則記憶手段に格納
    される出力規則に規定した条件に応じて、出力文字列記
    憶手段に格納される文字列を選択出力するように構成し
    たことを特徴とする請求項第1項記載の文書編集出力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記出力情報決定手段に、画像情報コー
    ド化手段で得られるコード情報と固定文字列出力手段に
    より出力される文字列を組合せて出力するコード情報合
    成手段を設け、画像情報コード化手段で得られるコード
    情報と固定文字列出力手段により出力される文字列を、
    出力規則記憶手段に格納される出力規則に規定した条件
    に応じて、組合せ出力するように構成したことを特徴と
    する請求項第5項記載の文書編集出力装置。
  7. 【請求項7】 さらに任意の1つ以上の画像を格納する
    出力画像記憶手段を備え、出力情報決定手段に、前記出
    力画像記憶手段に格納される画像を選択出力する固定画
    像出力手段を設け、画像情報コード化手段で得られるコ
    ード情報をもとに出力規則記憶手段に格納される出力規
    則に規定した条件に応じて、出力画像記憶手段に格納さ
    れる画像を選択出力するように構成したことを特徴とす
    る請求項第1項記載の文書編集出力装置。
  8. 【請求項8】 前記出力情報決定手段に、入力画像デー
    タ記憶手段から得られる文書部分画像と固定画像出力手
    段により出力される画像を組合せて出力する画像情報合
    成手段を設け、入力画像データ記憶手段から得られる文
    書部分画像と固定画像出力手段により出力される画像
    を、出力規則記憶手段に格納される出力規則に規定した
    条件に応じて、組合せ出力するように構成したことを特
    徴とする請求項第7項記載の文書編集出力装置。
  9. 【請求項9】 前記出力情報決定手段に、1つ以上の文
    書画像に対するコード情報および文書部分画像情報を組
    合せて出力情報を決定する入力ページ情報解析手段を設
    け、出力規則記憶手段に格納される出力規則に規定した
    条件に応じて、1つ以上の文書画像に対するコード情報
    および文書部分画像情報を組合せ出力するように構成し
    たことを特徴とする請求項第1項記載の文書編集出力装
    置。
  10. 【請求項10】 前記出力情報決定手段に、文書画像に
    対するコード情報および文書部分画像情報を1つ以上の
    文書内容に分割して出力する出力情報分割手段を設け、
    出力規則記憶手段に格納される出力規則に規定した条件
    に応じて、文書画像に対するコード情報および文書部分
    画像情報を1つ以上の文書内容に分割して出力し、編集
    出力手段により複数の文書内容を合成して出力画像を得
    るように構成したことを特徴とする請求項第1項記載の
    文書編集出力装置。
  11. 【請求項11】 文書構造解析手段に、文書画像上に記
    載された文書識別情報をコード化する文書識別情報コー
    ド化手段を設け、出力情報決定手段に、文書識別情報コ
    ード化手段により出力される文書識別コードをもとに出
    力規則記憶手段に格納される出力規則を選択する出力規
    則選択手段を設け、文書画像上に記載された文書識別情
    報により出力規則を選択決定するように構成した請求項
    第1項記載の文書編集出力装置。
  12. 【請求項12】 さらに出力規則記憶手段に格納される
    出力規則を、文書レイアウト規則記憶手段に格納され、
    文書内の各領域に対する文書内容属性を規定した文書レ
    イアウト規則に対応付ける文書レイアウト規則出力規則
    対応付け手段を備え、文書レイアウト規則の決定により
    出力規則を決定するように構成したことを特徴とする請
    求項第1項記載の文書編集出力装置。
  13. 【請求項13】 前記文書編集出力装置にさらに文書レ
    イアウト規則・出力規則編集手段を備え、 文書内に1以上の領域を設定し各領域に対する文書内容
    属性を規定する文書レイアウト規則および出力画像の内
    容を決定する出力規則の設定において、文書レイアウト
    規則を先に設定し次に出力規則を設定し、または出力規
    則を先に設定し次に文書レイアウト規則を設定すること
    を選択でき、文書レイアウト規則を先に設定する場合
    は、入力条件設定、入力フィールドレイアウト設定、出
    力領域設定、出力レイアウト設定を順次行うことによっ
    て、出力規則を先に設定する場合は、出力領域設定、出
    力レイアウト設定、入力条件設定、入力フィールドレイ
    アウト設定を順次行うことによって、画面上に帳票レイ
    アウトと出力画像を表示させ、その画面上で帳票レイア
    ウトと出力画像の編集を行い、帳票レイアウトと出力画
    像との対応付けを行うように構成されることを特徴とす
    る請求項第1項記載の文書編集出力装置。
  14. 【請求項14】 前記文書編集出力装置にさらに文書レ
    イアウト規則・出力規則編集手段および固定文配置手段
    を備え、出力領域設定、出力固定文設定、出力レイアウ
    ト設定、入力フィールドレイアウト設定を順次行うこと
    により、画面に帳票レイアウトと出力画像を表示させ、
    画面上で固定文字列を対話的に編集し、編集した固定文
    字列を帳票上に自動的に配置するように構成されること
    を特徴とする請求項第1項記載の文書編集出力装置。
  15. 【請求項15】 前記文書編集出力装置にさらに文書レ
    イアウト規則・出力規則編集手段、選択文配置手段およ
    び出力文字記憶手段を備え、出力領域設定、出力選択文
    設定、出力レイアウト設定、入力フィールドレイアウト
    設定を順次行うことにより、画面上で選択文の編集を行
    い、編集された選択文を入力帳票上に自動的に配置する
    ように構成されることを特徴とする請求項第1項記載の
    文書編集出力装置。
  16. 【請求項16】 前記文書編集出力装置にさらに文書レ
    イアウト規則・出力規則編集手段、画像配置手段および
    出力画像記憶手段を備え、出力領域設定、出力画像設
    定、出力レイアウト設定、入力フィールドレイアウト設
    定を順次行うことにより、画面上で画像の選択を行い、
    選択された出力画像を縮小・拡大して入力帳票上に配置
    するように構成されることを特徴とする請求項第1項記
    載の文書編集出力装置。
  17. 【請求項17】 前記文書編集出力装置にさらに文書レ
    イアウト規則・出力規則編集手段、対話データ設定手段
    を備え、出力領域設定、出力画像設定、対話条件および
    交信データ設定、入力フィールドレイアウト設定を順次
    行うことにより、対話要素を持つ出力画像を作成する際
    に、対話によって帳票レイアウトと出力画像形式の設定
    を行うときに、送信内容と返信内容も同時に設定するよ
    うに構成されることを特徴とする請求項第1項記載の文
    書編集出力装置。
  18. 【請求項18】 前記文書編集出力装置に、さらに文書
    レイアウト規則・出力規則編集手段および文書レイアウ
    ト適合手段を備え、入力条件設定、入力フィールドレイ
    アウト設定、レイアウト変更設定、出力レイアウト設定
    を順次行うことによって、文書レイアウト規則記憶手段
    に予め記憶された各種のレイアウト条件を必要に応じて
    呼び出してレイアウト候補としてオペレータに提示し、
    オペレータがその提示に基づいて所望のレイアウト条件
    を選択できるように構成されることを特徴とする請求項
    第1項記載の文書編集出力装置。
  19. 【請求項19】 前記文書編集出力装置に、さらに文書
    レイアウト規則・出力規則編集手段、レイアウトテンプ
    レート記憶手段、およびレイアウトテンプレート選択手
    段を備え、レイアウトテンプレート指定、入力フィール
    ドレイアウト設定を順次行うことによって、帳票を構成
    する項目毎にレイアウト・内容・種類等を設定したテン
    プレートを予め用意しておき、これらのテンプレートの
    組み合わせによって帳票を作成するように構成されるこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の文書編集出力装置。
  20. 【請求項20】 前記文書編集出力装置にさらに文章解
    析手段、画像選択手段および出力画像記憶手段を備え、
    帳票内の文字認識、キーワード抽出、キーワードを含む
    画像の抽出を順次行うことによって、帳票内で文字認識
    された文書から文章解析手段によってキーワード抽出を
    行い、そのキーワードに従って、キーワードと対応付け
    て保存された画像を抽出し、抽出された画像を出力する
    ように構成されることを特徴とする請求項第1項記載の
    文書編集出力装置。
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