JPH11218746A - 液晶パネル位置調整機構 - Google Patents

液晶パネル位置調整機構

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JPH11218746A
JPH11218746A JP10022435A JP2243598A JPH11218746A JP H11218746 A JPH11218746 A JP H11218746A JP 10022435 A JP10022435 A JP 10022435A JP 2243598 A JP2243598 A JP 2243598A JP H11218746 A JPH11218746 A JP H11218746A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal panel
base plate
adjusting
light
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JP10022435A
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English (en)
Inventor
Kazunori Tanabe
和紀 田辺
Toshiaki Tabuchi
敏彰 田渕
Shoji Kawahara
河原  昭二
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネル周りのスペースを極力使用せず、
従来と同様の調整機能を有し、液晶プロジェクタの小型
化に適した液晶パネル位置調整機構を提供する。 【解決手段】 色合成プリズム2の光路以外の一面に取
付けたベース板22と液晶パネル取り付け板32との間に圧
縮ばね29、30、31を挟み込み、かつ、各板を調整ネジ2
6、27、28で取付けることにより、当該調整ネジを回転
させることで液晶パネル5Gの所定方向の位置調整がで
き、また、色合成プリズム2の上記一面に取付けられ、
調整機構取り付け板3に取付けた偏芯ピン12、13、14
と、各ピンと係合する溝15、16、17を有して取り付け板
3に取付けられたベース板22とを設けることにより、偏
芯ピン12、13、14を回転させることで液晶パネル5Gの
位置調整ができる。以って調整機構を色合成プリズム2
の一面に全て集約し、液晶パネル周りのスペースを極力
使用せず、液晶プロジェクタの小型化に適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの白色光
束を赤、青、緑の3色光束に分解し、これらの各色光束
を液晶パネルを通して映像情報に対応させて変調し、変
調した後の各色の変調光束を再合成して、投写レンズを
介してスクリーン上に拡大投写する液晶プロジェクタの
液晶パネル位置調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶プロジェクタに使用する液晶
パネル位置調整機構は、液晶プロジェクタの小型化に伴
い、小型で省スペースなものが求められるようになって
きている。
【0003】以下、従来の液晶パネル位置調整機構につ
いて説明する。従来の液晶パネル位置調整機構の一部を
図4に示す。図4は液晶パネル位置調整機構の一部を示
す斜視図で、実際の液晶プロジェクタには同様の構成の
ユニットが、R、G、Bそれぞれの液晶パネルに対して
設けられているが、ここではその内の1つについて構成
と調整機能について説明する。
【0004】液晶パネル位置調整ユニット101は、主
にベース板102と、スライド板103と、液晶パネル
104が取り付けられたパネル取り付け板105とから
構成される。ベース板102に対するスライド板103
の位置を調整する機構は、Z軸方向(矢印Z方向)にお
けるベース板102の一方の縁部に設けた調整ネジ10
6、107と、ベース板102の他方の縁部側において
調整ネジ方向にスライド板103を付勢する線ばね10
8とから構成される。スライド板103に対するパネル
取り付け板105の位置を調整する機構は、X軸方向
(矢印X方向)におけるスライド板103の一方の縁部
の角部に取り付けられた調整ネジ109と、パネル取り
付け板105に設けられた傾斜面110と、スライド板
103の他方の縁部においてパネル取り付け板105を
調整ネジ109方向に付勢する線ばね111とから構成
される。これらの構成部品が一体となった液晶パネル位
置調整ユニット101は、ベース板102の一方の縁部
側と他方の縁部側とに設けられた長穴112、113、
114において、一方向に調整可能に色合成プリズム1
15が取り付けられた光学ベース116と、色合成プリ
ズム115の上部の調整ユニット取り付け部材117と
に、取り付けネジ118、119、120によって締
結、固定されている。
【0005】以上のように構成された従来の液晶パネル
位置調整機構について、以下その液晶パネルの位置調整
機能について説明する。まず、調整ネジ109のパネル
取り付け板105の傾斜面110に対する押圧力と線ば
ね111の反力との作用により、調整ネジ109を締め
こんだり、緩めたりすることで、液晶パネル104のX
軸方向(矢印X方向)の位置が調整できる。また、調整
ネジ106、107の押圧力と線ばね108の反力との
作用により、調整ネジ106、107を同じ量締めこん
だり、緩めたりすることで、液晶パネル104のZ軸方
向(矢印Z方向)の位置が調整でき、調整ネジ106、
107を異なる量ずつ締めこんだり、緩めたりすること
で、液晶パネル104のY軸廻りの回転方向(矢印AY
方向)の位置が調整できる。最後に、ベース板102
を、各取り付けネジ118、119、120に対応する
3ヶ所の部分においてそれぞれの位置を微調整して、光
学ベース116と、調整ユニット取り付け部材117と
に取り付けることで、液晶パネル104のY軸方向(矢
印Y方向)の位置と、Z軸廻りの回転方向(矢印AZ方
向)の位置と、X軸廻りの回転方向(矢印AX方向)の
位置が調整できる。以上により液晶パネル104は空間
で調整が必要な6方向に位置調整が可能になる。
【0006】実際の、液晶プロジェクタには同様の構成
の液晶パネル位置調整ユニットが3組取り付けられる
が、光学系の基準となるG用の液晶パネルが取り付けら
れた液晶パネル位置調整ユニットでは、ベース板102
に直接液晶パネル104が取り付けられた構成を有し、
R用とB用の液晶パネルはG用の液晶パネルに合わせ込
む調整を行っている。
【0007】また、製品に一切調整機構を搭載せず液晶
パネル周辺のスペースが最小限で済む方式として特開平
5−150211号公報に記載されたものが知られてお
り、一部実用化されている。これは、色合成プリズムに
対し製造過程で位置決め、接着し一体化する方法であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、液晶パネルの周囲に調整機構が点在して
いるため、調整工具等を使用するためのスペースが、点
在する調整機構の各所に必要となり、液晶プロジェクタ
の小型化に対する課題となっていた。また、液晶パネル
を色合成プリズムに接着、一体化する方法では、液晶パ
ネル周辺のスペースは最小限で済むが、市場で3枚の液
晶パネルのうち1枚若しくは複数枚に不具合が起こった
場合に、その液晶パネルのみを交換することができず、
色合成プリズムに液晶パネル3枚が調整、固定されたユ
ニットでの交換が必要で、ユーザーの費用負担が増大す
るという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記問題点を解決するもので、液
晶パネル周りのスペースを極力使用せず、従来と同様の
調整機能を有し、液晶プロジェクタの小型化に適した液
晶パネル位置調整機構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の液晶パネル位置調整機構は、色合成プリズ
ムの入光面に対向し、前記液晶パネルが取り付けられた
第1面と、色合成プリズムの非入光面に対向し、第1面
に直角な第2面と、第2面に設けられて色合成プリズム
の入光面に沿って位置する一対の貫通穴と、この一対の
貫通穴から色合成プリズムの入光面の法線方向に離れて
位置する貫通穴とを有する複数の液晶パネル取り付け板
と、前記液晶パネル取り付け板の各貫通穴に対応するそ
れぞれの位置にネジ穴が設けられ、色合成プリズムの入
光面に沿った形状をなす一対の溝と入光面の法線方向に
沿った形状をなす溝とを有するベース板と、前記液晶パ
ネル取り付け板と前記ベース板の間で、前記液晶パネル
取り付け板と前記ベース板を互いに遠ざける方向に付勢
するばね部材と、前記液晶パネル取り付け板の各貫通穴
を挿通して前記ベース板の各ネジ穴に取り付けられ、回
転することにより液晶パネルのベース板に対する相対位
置を調整する複数の調整ネジと、前記色合成プリズムの
非入光面に設けられ、前記ベース板の各溝に対応するそ
れぞれの位置に穴を有する調整機構取り付け部材と、前
記調整機構取り付け部材の各穴に回転自在に取り付けら
れて、前記ベース板の各溝にそれぞれ遊嵌し、回転する
ことにより前記調整機構取り付け部材と前記ベース板と
の相対位置を調整する複数の偏心ピンとを備えている。
【0011】この構成により、調整ネジによって、液晶
パネルの上下位置とあおり方向の傾き角度と液晶パネル
の面内での回転方向の角度とを調整する機構と、各偏心
ピンによって、液晶パネルを色合成プリズムに対して平
面的に移動調整する機構とを、液晶パネルを設けていな
い色合成プリズムの非入光面に設けた調整機構取り付け
部材上に集約することができ、液晶プロジェクタの小型
化に適した液晶パネル位置調整機構を得ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図3を用いて説明する。図1は本発明の液
晶パネル位置調整機構を含む色合成光学系全体の構成を
示す斜視図、図3は本発明の液晶パネル位置調整機構を
用いた液晶プロジェクタの概略構成を示す平面図であ
る。図1〜図3において、色合成光学ユニット1は、色
合成プリズム2の非入光面である上部面に取り付けられ
た調整機構取り付け部材としての調整機構取り付け板3
と、調整機構取り付け板3に取り付けられた位置調整手
段としての液晶パネル位置調整ユニット4R、4G、4
Bと、それぞれに取り付けられた液晶パネル5R、5
G、5Bとから構成される。
【0013】ここで、図3に示すように、光源としての
ランプユニット6からの白色光束は、色分解光学系とし
ての色分解光学ユニット7において光学的に所定波長域
の複数の光束に色分解し、色分解した光束R、G、Bの
それぞれは、映像情報に基づき画素単位で光束を変調す
る複数の液晶パネル5R、5G、5Bを透過する。液晶
パネル5R、5G、5Bを透過した光束R、G、Bは、
各光束を投写レンズへ導く6面体形状を有する色合成プ
リズム2により再合成されて、光Wとなって所定方向に
出射され、投写レンズ8で液晶パネル5R、5G、5B
の像が図示しないスクリーンに投写される。液晶パネル
位置調整ユニット4R、4G、4Bは、それぞれ同様の
構成を有するので、ここでは、液晶パネル位置調整ユニ
ット4Gの詳細な構成を図2を用いて説明する。
【0014】図2は液晶パネル位置調整ユニット4Gの
構成を示す分解図であり、図2において、液晶パネル位
置調整ユニット4Gは、色合成プリズム2の非入力光面
である上部面に取り付けられた調整機構取り付け板3
と、調整機構取り付け板3の3ヶ所の穴9、10、11
に回転可能に嵌合している3個の同形状の偏芯ピン1
2、13、14と、偏芯ピン12、13、14のそれぞ
れに係合する溝15、16、17および締めネジ18、
19に遊嵌する穴20、21を有するベース板22と、
液晶パネル5Gがネジ23、24、25により取り付け
られるとともに、上記色合成プリズム2の上面側から調
整可能な調整ネジ26、27、28により、ベース板1
8との間にばね部材としての圧縮ばね29、30、31
を挟んだ状態でベース板18に取り付けられている液晶
パネル取り付け板32とから構成されている。
【0015】さらに詳述すると、各液晶パネル取り付け
板32は、液晶パネル5Gが取り付けられて色合成プリ
ズム2の入光面に対向する第1面と、第1面に直角で色
合成プリズム2の非入光面に対向する第2面とを有し、
第2面に色合成プリズム2の入光面に沿って位置する一
対の貫通穴32a、32bと、この一対の貫通穴32
a、32bから色合成プリズム2の入光面の法線方向に
離れて位置する貫通穴と32cを有している。各貫通穴
32a、32b、32cは、1辺が液晶パネル取り付け
板32の第1面に略平行で、他の1辺が液晶パネル5G
の中心線上にほぼ位置する直角三角形の各頂点付近に位
置している。
【0016】ベース板22は、液晶パネル取り付け板3
2の各貫通穴32a、32b,32cに対応するそれぞ
れの位置にネジ穴22a、22b、22cが設けられて
おり、色合成プリズム2の入光面に沿った形状をなす一
対の溝16、17と入光面の法線方向に沿った形状をな
す溝15とを有している。
【0017】各圧縮ばね29、30、31は、各調整ネ
ジ26、27、28にほぼ同心に取り付けられており、
液晶パネル取り付け板32とベース板22を互いに遠ざ
ける方向に付勢している。
【0018】調整ネジ26、27、28は、液晶パネル
取り付け板32の各貫通穴32a、32b、32cを挿
通して、ベース板22の各ネジ穴22a、22b、22
cに取り付けられている。調整機構取り付け部材3は、
ベース板22の各溝に対応するそれぞれの位置に穴9、
10、11を有している。偏心ピン12、13、14
は、調整機構取り付け部材3の各穴9、10、11に回
転自在に取り付けられており、ベース板22の各溝1
5、16、17にそれぞれ遊嵌している。
【0019】以上のように構成された液晶パネル位置調
整ユニット4Gについて、その調整機能を説明する。ま
ず、色合成プリズム2の上面側から調整工具を用いて偏
芯ピン12を回転させることにより、偏芯ピン12と溝
15とのカム作用で液晶パネル5GをX軸方向(矢印X
方向)に移動調整する。次に、色合成プリズム2の上面
側から調整工具を用いて偏芯ピン13、14を回転させ
ることにより、偏芯ピン13、14と溝16、17との
カム作用により液晶パネル5GをY軸方向(矢印Y方
向)、若しくはZ軸廻りの回転方向(矢印AZ方向)に
移動調整する。各調整の後、締めネジ18、19で調整
機構取り付け板3に対しベース板22を、締め付けて固
定する。
【0020】また、調整ネジ26、27、28を同じ回
転数だけ締込むか若しくは緩めるかすることにより、液
晶パネル5GをZ軸方向(矢印Z方向)に移動調整す
る。一つの調整ネジ27のみ締込むか若しくは緩めるか
することにより、液晶パネル5GをY軸廻りの回転方向
(矢印AY方向)に移動調整する。他の調整ネジ28の
み締込むか若しくは緩めるかすることにより、液晶パネ
ル5GをX軸廻りの回転方向(矢印AX方向)に移動調
整する。
【0021】これらの調整機能の組み合わせで、液晶パ
ネル5Gは、空間的な位置調整で必要な6方向すべて方
向の位置調整が可能である。同様の液晶パネル位置調整
ユニット4R、4Bに取り付けられた液晶パネル5R、
5Bについてもそれぞれ6方向すべての方向に位置調整
が可能である。
【0022】実際の調整作業では液晶パネル5R、5
G、5Bに所定のパターンを表示させ、スクリーン上に
そのパターンを投写した状態で行う。まず上記調整機構
である液晶パネル位置調整ユニット4Gで基準となる液
晶パネル5Gの位置と液晶パネル5Gに表示させたパタ
ーンの像がスクリーン上で焦点が合うように調整する。
次に、液晶パネル位置調整ユニット4R、4Bを用いて
調整することで、液晶パネル5R、5Bの位置を液晶パ
ネル5Gの投写された像と重なり、かつ、焦点が合うよ
うに色ずれのない良好な画像を投写できるよう調整でき
る。
【0023】以上のように本実施の形態によれば、色合
成プリズム2の非入光面に取り付けたベース板22と液
晶パネル取り付け板32との間に圧縮ばね29、30、
31を挟み込み、かつ、それら2枚の板を調整ネジ2
6、27、28で取り付けることにより、調整ネジ2
6、27、28を回転させることで液晶パネル5Gの所
定方向の位置調整ができる。
【0024】また、色合成プリズム2の光路以外の一面
に取り付けられ、色合成プリズム2と一体構成の調整機
構取り付け板3に取り付けた偏芯ピン12、13、14
と、そのれらピンと係合する3ヶ所の溝15、16、1
7を有して調整機構取り付け板3に取り付けられたベー
ス板22とを設けることにより、それら偏芯ピン12、
13、14を回転させることで液晶パネル5Gの位置調
整ができる。液晶パネル5Gと同様の調整機構を液晶パ
ネル5R、5Bについても備えていることで、色合成プ
リズムの光路以外の一面に調整機構を集約することが可
能になる。
【0025】なお、以上の説明では調整機構を色合成プ
リズム2の上面に取り付けているが、色合成プリズム2
の光路以外の非入光面なら何処でも良く、例えば図1の
調整機構が取り付けられている上部面に対向する下部面
に調整機構を取り付けることも可能である。
【0026】また、ベース板22と液晶パネル取り付け
板32との間に3個の圧縮ばね29、30、31を設置
したが、ベース板22と液晶パネル32を互いに遠ざけ
る方向に付勢する構成なら何でもよく、例えば、3ヶ所
の調整ネジ26、27、28からほぼ等しい距離に1個
の圧縮ばねを設置する構成や、1枚の板ばねで代用する
ことも可能である。
【0027】今回は、透過型の液晶パネルに応用した例
を示したが、反射型のデバイス(反射型液晶パネル等)
についても応用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、液晶パネルの位
置調整機構のすべてを狭い範囲に集約することが可能
で、液晶パネル付近のスペースの少ない小型の液晶プロ
ジェクタについても利用できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における液晶パネル位置
調整機構を含む色合成光学ユニット部を示す斜視図
【図2】同実施の形態1における液晶パネル位置調整ユ
ニットの分解図
【図3】同実施の形態1の液晶パネル位置調整機構を使
用した液晶プロジェクタの概略構成を示す平面図
【図4】従来の液晶パネル位置調整機構の斜視図
【符号の説明】
1 色合成光学ユニット 2 色合成プリズム 3 調整機構取り付け板 4R、4G、4B 液晶パネル位置調整ユニット 5R、5G、5B 液晶パネル 6 ランプユニット 7 色分解光学ユニット 8 投写レンズ 9、10、11 穴(調整機構取り付け板) 12、13、14 偏芯ピン 15、16、17 溝(ベース板) 18、19 締めネジ 20、21 穴 22 ベース板 22a、22b、22c ネジ穴 23、24、25 ネジ 26、27、28 調整ネジ 29、30、31 圧縮ばね 32 液晶パネル取り付け板 32a、32b、32c 貫通穴

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の白色光束を光学的に所定波長域の
    複数の光束に分解する色分解光学系と、前記所定波長域
    の各光束の光路途中に配されて、映像情報に基づき画素
    単位で光束を変調する複数の液晶パネルと、各液晶パネ
    ルで変調されたそれぞれの光束を再合成して投写レンズ
    へ導く6面体形状を有する色合成プリズムとを備えた液
    晶表示装置における各液晶パネルの位置を調整するもの
    であって、 色合成プリズムの各入光面に対して各液晶パネルを、入
    光面の法線に平行なY軸方向において位置決めし、非入
    光面の法線と平行なZ軸方向において位置決めし、Y軸
    およびZ軸に直交するX軸方向において位置決めし、Z
    軸廻りの回転方向において位置決めし、X軸廻りの回転
    方向において位置決めする複数の位置調整手段と、色合
    成プリズムの非入光面に設けられて各位置調整手段を支
    持する調整機構取り付け部材とを備え、 位置調整手段は、Y軸方向とX軸方向とZ軸廻りの回転
    方向において液晶パネルを位置決めするカム機構部と、
    Z軸方向とX軸廻りの回転方向において液晶パネルを位
    置決めするネジ機構部とを調整機構取り付け部材上に配
    置したことを特徴とする液晶パネル位置調整機構。
  2. 【請求項2】 位置調整手段のカム機構部は、液晶パネ
    ルを保持し、Y軸方向に沿った形状をなす溝とX軸方向
    に沿った形状をなす一対の溝とを有するベース板と、ベ
    ース板の各溝に対応して調整機構取り付け部材に設けた
    各穴に回転自在に取り付けられ、ベース板の各溝にそれ
    ぞれ遊嵌する複数の偏心ピンとを備え、各偏心ピンの回
    転による偏心ピンと溝とのカム作用により調整機構取り
    付け部材とベース板との相対位置を調整することを特徴
    とする請求項1記載の液晶パネル位置調整機構。
  3. 【請求項3】 位置調整手段のネジ機構部は、液晶パネ
    ルを保持し、X軸方向に沿って位置する一対の貫通穴と
    この一対の貫通穴からY軸方向に離れて位置する貫通穴
    とを有する液晶パネル取り付け板と、調整機構取り付け
    部材に設けられて、前記液晶パネル取り付け板の各貫通
    穴に対応する位置にネジ穴を有するベース板と、パネル
    取り付け板の各貫通穴を挿通してベース板の各ネジ穴に
    取り付けられた複数の調整ネジと、液晶パネル取り付け
    板とベース板との間に位置して、パネル取り付け板をベ
    ース板から遠ざける方向に付勢するばね部材とを備え、
    各調整ネジの締付量とばね部材の反力とのバランスによ
    りベース板に対する液晶パネルの相対位置を調整するこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶パネル位置調整機
    構。
  4. 【請求項4】 光源の白色光束を光学的に所定波長域の
    複数の光束に分解する色分解光学系と、前記所定波長域
    の各光束の光路途中に配されて、映像情報に基づき画素
    単位で光束を変調する複数の液晶パネルと、各液晶パネ
    ルで変調されたそれぞれの光束を再合成して投写レンズ
    へ導く6面体形状を有する色合成プリズムとを備えた液
    晶表示装置における各液晶パネルの位置を調整するもの
    であって、 色合成プリズムの入光面に対向し、前記液晶パネルが取
    り付けられた第1面と、色合成プリズムの非入光面に対
    向し、第1面に直角な第2面と、第2面に設けられて色
    合成プリズムの入光面に沿って位置する一対の貫通穴
    と、この一対の貫通穴から色合成プリズムの入光面の法
    線方向に離れて位置する貫通穴とを有する複数の液晶パ
    ネル取り付け板と、 前記液晶パネル取り付け板の各貫通穴に対応するそれぞ
    れの位置にネジ穴が設けられた複数のベース板と、 前記液晶パネル取り付け板と前記ベース板の間で、前記
    液晶パネル取り付け板と前記ベース板を互いに遠ざける
    方向に付勢するばね部材と、 前記液晶パネル取り付け板の各貫通穴を挿通して前記ベ
    ース板の各ネジ穴に取り付けられ、回転することにより
    液晶パネルのベース板に対する相対位置を調整する複数
    の調整ネジとを備えたことを特徴とする液晶パネル位置
    調整機構。
  5. 【請求項5】 液晶パネル取り付け板の第2面に設けら
    れた各貫通穴は、1辺が液晶パネル取り付け板の第1面
    に略平行で、他の1辺が液晶パネルの中心線上にほぼ位
    置する直角三角形の各頂点付近に位置することを特徴と
    する請求項4記載の液晶パネル位置調整機構。
  6. 【請求項6】 ばね部材は複数の圧縮ばねで構成され、
    各圧縮ばねは各調整ネジにほぼ同心に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項4、又は請求項5記載の液晶
    パネル位置調整機構。
  7. 【請求項7】 ばね部材は単一の圧縮ばねで構成され、
    各調整ネジからほぼ等距離の位置に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項4、又は請求項5記載の液晶パ
    ネル位置調整機構。
  8. 【請求項8】 光源の白色光束を光学的に所定波長域の
    複数の光束に分解する色分解光学系と、前記所定波長域
    の各光束の光路途中に配されて、映像情報に基づき画素
    単位で光束を変調する複数の液晶パネルと、各液晶パネ
    ルで変調されたそれぞれの光束を再合成して投写レンズ
    へ導く6面体形状を有する色合成プリズムとを備えた液
    晶表示装置における各液晶パネルの位置を調整するもの
    であって、 前記液晶パネルが取り付けられて、色合成プリズムの入
    光面に沿った形状をなす一対の溝と入光面の法線方向に
    沿った形状をなす溝とを有するベース板と、 前記色合成プリズムの非入光面に設けられ、前記ベース
    板の各溝に対応するそれぞれの位置に穴を有する調整機
    構取り付け部材と、 前記調整機構取り付け部材の各穴に回転自在に取り付け
    られて、前記ベース板の各溝にそれぞれ遊嵌し、回転す
    ることにより前記調整機構取り付け部材と前記ベース板
    との相対位置を調整する複数の偏心ピンとを備えたこと
    を特徴とする液晶パネル位置調整機構。
  9. 【請求項9】 光源の白色光束を光学的に所定波長域の
    複数の光束に分解する色分解光学系と、前記所定波長域
    の各光束の光路途中に配されて、映像情報に基づき画素
    単位で光束を変調する複数の液晶パネルと、各液晶パネ
    ルで変調されたそれぞれの光束を再合成して投写レンズ
    へ導く6面体形状を有する色合成プリズムとを備えた液
    晶表示装置における各液晶パネルの位置を調整するもの
    であって、 色合成プリズムの入光面に対向し、前記液晶パネルが取
    り付けられた第1面と、色合成プリズムの非入光面に対
    向し、第1面に直角な第2面と、第2面に設けられて色
    合成プリズムの入光面に沿って位置する一対の貫通穴
    と、この一対の貫通穴から色合成プリズムの入光面の法
    線方向に離れて位置する貫通穴とを有する複数の液晶パ
    ネル取り付け板と、 前記液晶パネル取り付け板の各貫通穴に対応するそれぞ
    れの位置にネジ穴が設けられ、色合成プリズムの入光面
    に沿った形状をなす一対の溝と入光面の法線方向に沿っ
    た形状をなす溝とを有するベース板と、 前記液晶パネル取り付け板と前記ベース板の間で、前記
    液晶パネル取り付け板と前記ベース板を互いに遠ざける
    方向に付勢するばね部材と、 前記液晶パネル取り付け板の各貫通穴を挿通して前記ベ
    ース板の各ネジ穴に取り付けられ、回転することにより
    液晶パネルのベース板に対する相対位置を調整する複数
    の調整ネジと、 前記色合成プリズムの非入光面に設けられ、前記ベース
    板の各溝に対応するそれぞれの位置に穴を有する調整機
    構取り付け部材と、 前記調整機構取り付け部材の各穴に回転自在に取り付け
    られて、前記ベース板の各溝にそれぞれ遊嵌し、回転す
    ることにより前記調整機構取り付け部材と前記ベース板
    との相対位置を調整する複数の偏心ピンとを備え、 各調整ネジを同方向に、同量だけ回転させ、液晶パネル
    取付板に取り付けられた液晶パネルの上下位置を調整
    し、前記調整ネジをそれぞれ異なる量回転させることで
    前記液晶パネルのあおり方向の傾き角度と、液晶パネル
    の面内での回転方向の角度を調整し、各偏心ピンを回転
    させることでベース板を調整機構取り付け部材に対し平
    面的に移動調整することで前記複数の液晶パネルそれぞ
    れを色合成プリズムに対し位置調整し、各調整により複
    数の液晶パネルが色合成プリズムに対して相対的に同一
    位置になるように位置調整することを特徴とする液晶パ
    ネル位置調整機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020053364A (ko) * 2000-12-27 2002-07-05 이형도 색분리 합성계의 브라켓
JP2002268139A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Sony Corp 液晶表示装置、液晶プロジェクタ装置及びパネル冷却方法
US7661823B2 (en) 2005-03-17 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Prism structure and projector

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