JPH11218572A - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ

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Publication number
JPH11218572A
JPH11218572A JP2248998A JP2248998A JPH11218572A JP H11218572 A JPH11218572 A JP H11218572A JP 2248998 A JP2248998 A JP 2248998A JP 2248998 A JP2248998 A JP 2248998A JP H11218572 A JPH11218572 A JP H11218572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horn
receiving
transmitting
ultrasonic
wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP2248998A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sugawara
聡 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2248998A priority Critical patent/JPH11218572A/ja
Publication of JPH11218572A publication Critical patent/JPH11218572A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の超音波センサでは、送信素子により送
波された超音波の一部が送信用ホーンの開口部のエッジ
で回折し、当該回折した波が回り込んで受信素子に入射
してしまい、検出物体が無くても有ると誤判定してしま
うため、これを解決する。 【解決手段】 本発明は、超音波を送波する送信素子1
を備える送信用ホーン11と、前記送信素子1から送波
された超音波が検出物体に当たり、当該反射波を受信す
る受信素子2を備える受信用ホーン12とを並設した超
音波センサに関する。前記送信用ホーン11及び受信用
ホーン12の周囲に溝9,10を設け、当該溝の幅を
L、超音波の波長をλとしたとき、次式を満たすことを
特徴とする。 L=λ×(n+1/2) (ただし、nは0以上の整
数)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波の送受信に
より、検出物体の有無または検出物体までの距離を検出
する超音波センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の超音波センサの構成図で
ある。この超音波センサには、超音波を送信する送信素
子1と、超音波を受信する素子2が並設されている。送
信素子1から送信用ホーン3を介して検出物体5に向か
い超音波が発射され(図中矢印)、検出物体5に当た
り、反射した反射波6を受信用ホーン4を介して受信素
子2により電気信号に変換する。そして、図示していな
い検出回路により、前記電気信号の大小により検出物体
の有無を判定したり、送信素子1から超音波を送信後、
受信素子2により反射波6を受信するまでの時間T(図
4参照)から検出物体5までの距離を算出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送信素
子1により送波された超音波の一部が、送信用ホーン3
の開口部のエッジ7で回折し、当該回折した波がそのま
ま回り込んだり、あるいは超音波の一部が受信用ホーン
4の開口部のエッジ8で回折して受信素子2に入射して
しまい(図4の回折波20)、図示していない回路は、
検出物体5が無くても有ると誤判定してしまうという不
都合があった。図4は、受信素子2により受信される反
射波6、及び回折波20を、送信素子1による超音波の
送信開始時刻を起点として時系列に表示したものであ
る。
【0004】さらに、従来の超音波センサでは、回折波
20が受信素子2に入射するまでの時間帯TAを不感帯
として、受信波を信号として受け付けないようにしてお
り、この不感帯に起因して、近距離にある検出物体5を
検出できないという不都合があった。なお、図4におい
て、Tは本来の反射波6を受信するまでの時間である。
また、前記回折波20を減衰させるためには、送信用ホ
ーン3と受信用ホーン4との間隔を大きくすることが考
えられが、超音波センサが大型化してしまうといった不
都合がある。
【0005】そこで本発明は、回折波の影響による誤判
定や近距離にある物体の検出不能を解消すると共に、小
型化を可能にした超音波センサを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、超音波を送波する送信素子
を備える送信用ホーンと、前記送信素子から送波された
超音波が検出物体に当たり、その反射波を受信する受信
素子を備える受信側ホーンとを並設した超音波センサに
おいて、送信用ホーン又は受信側ホーンの周囲の一部若
しくは全周に溝を設け、当該溝の幅をL、超音波の波長
をλとしたとき、次式を満たすことを特徴とする。 L=λ×(n+1/2) ただし、nは0以上の整数である。
【0007】請求項2記載の発明は、超音波を送波する
送信素子を備える送信用ホーンと、前記送信素子から送
波された超音波が検出物体に当たり、その反射波を受信
する受信素子を備える受信側ホーンとを並設した超音波
センサにおいて、送信用ホーン及び受信側ホーンの周囲
の一部若しくは全周に溝を設け、当該溝の幅をL、超音
波の波長をλとしたとき、次式を満たすことを特徴とす
る。 L=λ×(n+1/2) ただし、nは0以上の整数である。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明では、送信
用ホーン、受信側ホーンの何れかの周囲に所定幅の溝を
設けるものであるが、請求項2の発明は、送信用ホー
ン、受信側ホーンの双方の周囲にそれぞれ所定幅の溝を
設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は実施形態の外観図、図2は実施形
態の部分断面図である。円錐形の送信用ホーン11と円
錐形の受信用ホーン12とは一体に成形されており、送
信用ホーン11の底部に送信素子1、受信用ホーン12
の底部に受信素子2が装着されている。送信用ホーン1
1と受信用ホーン12との間には、それぞれのホーンの
円形の開口部と同心円状に溝9,10が設けられてい
る。
【0010】この実施形態では、溝9,10の幅Lを、
送信素子1により発射される超音波の波長をλとしたと
きに、数式1を満たすように設定する。但し、数式1に
おいて、nは0以上の整数である。
【0011】
【数1】L=λ×(n+1/2)
【0012】次に、溝9の作用について説明する。送信
素子1から発射された超音波の一部は、送信用ホーン1
1の開口部のエッジ11aで回折する。そして、当該回
折した波は、溝9のエッジ9a若しくはエッジ9bでさ
らに回折し、溝9の内部に定在波として閉じこめられ
る。上記数式1は、溝9のエッジで回折した光が定在波
をつくる条件である。
【0013】溝9を通り越して受信側に向かった回折波
は、受信側の溝10のエッジで回折し、溝9と同様の作
用により、定在波として閉じこめられる。従って、受信
素子2に到達する回折波は、さらに微弱なものとなる。
実施形態によれば、受信素子2に入射する回折波信号の
大きさを、従来の超音波センサに比べ1/5に低減する
ことができた。
【0014】なお、実施形態では、送信用ホーン11の
開口部のエッジ11aと溝9のエッジ9bとが一致して
いるが、これに限られるものではなく、エッジ11aか
ら溝9に到る領域にある程度の長さを有する平坦部を設
けてもかまわない。
【0015】実施形態では、ホーン11,12の同心円
の全周にわたって溝9,10が設けられているが、送信
用ホーン11と受信用ホーン12との間であれば同心円
の一部に溝を設けても差し支えない。また、送信用ホー
ン11または受信用ホーン12の一方にのみ、同心円状
の溝を設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように請求項1または2記載の発
明によれば、送信用ホーンの開口部で発生する回折波の
強度を減衰させることができるので、前記回折波による
誤検出がなくなり、検出精度が向上するとともに、近距
離にある検出物体を検出することができるようになる。
さらに、送信用ホーンと受信用ホーンとの間隔を長くす
る必要がないため、超音波センサを小型化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の外観図である。
【図2】実施形態の部分断面図である。
【図3】従来の超音波センサの構成図である。
【図4】受信素子により受信される反射波及び回折波を
時系列に表示した図である。
【符号の説明】
1 送信素子 2 受信素子 9,10 溝 9a,9b,11a エッジ 11 送信用ホーン 12 受信用ホーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送波する送信素子を備える送信
    用ホーンと、前記送信素子から送波された超音波が検出
    物体に当たり、その反射波を受信する受信素子を備える
    受信側ホーンとを並設した超音波センサにおいて、送信
    用ホーン又は受信側ホーンの周囲の一部若しくは全周に
    溝を設け、当該溝の幅をL、超音波の波長をλとしたと
    き、次式を満たすことを特徴とする超音波センサ。 L=λ×(n+1/2) (ただし、nは0以上の整数)
  2. 【請求項2】 超音波を送波する送信素子を備える送信
    用ホーンと、前記送信素子から送波された超音波が検出
    物体に当たり、その反射波を受信する受信素子を備える
    受信側ホーンとを並設した超音波センサにおいて、送信
    用ホーン及び受信側ホーンの周囲の一部若しくは全周に
    溝を設け、当該溝の幅をL、超音波の波長をλとしたと
    き、次式を満たすことを特徴とする超音波センサ。 L=λ×(n+1/2) (ただし、nは0以上の整数)
JP2248998A 1998-02-04 1998-02-04 超音波センサ Pending JPH11218572A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003072121A1 (en) * 2002-02-28 2003-09-04 San-Ei Gen F.F.I., Inc. Antiobestic and/or antidiabetic agent containing cyanidin 3-glucoside as active ingredient
US9207216B2 (en) 2011-10-21 2015-12-08 Riso Kagaku Corporation Ultrasonic sensor having trasmitting and receiving horns
JP2020051834A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 マツダ株式会社 侵入検知装置

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WO2003072121A1 (en) * 2002-02-28 2003-09-04 San-Ei Gen F.F.I., Inc. Antiobestic and/or antidiabetic agent containing cyanidin 3-glucoside as active ingredient
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