JPH11218072A - 流体静力学的なアキシャルピストン機械 - Google Patents

流体静力学的なアキシャルピストン機械

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JPH11218072A
JPH11218072A JP10331318A JP33131898A JPH11218072A JP H11218072 A JPH11218072 A JP H11218072A JP 10331318 A JP10331318 A JP 10331318A JP 33131898 A JP33131898 A JP 33131898A JP H11218072 A JPH11218072 A JP H11218072A
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JP
Japan
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sliding shoe
sliding
piston
axial piston
shoe
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JP10331318A
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Martin Bergmann
ベルクマン マーティン
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Linde GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/122Details or component parts, e.g. valves, sealings or lubrication means
    • F04B1/124Pistons

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 流体静力学的な斜板式アキシャルピスト
ン機械であって、ピストンがそれぞれ1つのすべりシュ
ー6を介して1つのすべり面8に支持されており、かつ
流体静力学的に負荷軽減されており、すべりシューが、
すべり面に向いたすべりシュープレートを備えており、
かつすべりシュープレートとは逆の側でピストンに結合
されており、その場合、すべりシュープレートにシール
ウェブ15が形成されており、かつ、すべりシューが、
ピストンからすべり面へ通じた孔6を備えている。本発
明によれば、シールウェブ15がすべりシューのすべり
シュープレートのところで凹面として形成されている。 【効果】 運転中に生じる漏油脈動がわずかとなり、シ
リンダドラムの回転運動が一様となる。その上、トルク
の変動がわずかにしか生じない。すべりシューとすべり
面との間の摩擦がわずかとなり、効率がさらに向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1つのシリンダドラ
ム内に軸方向摺動可能に支承された複数のピストンを備
えた流体静力学的な斜板式アキシャルピストン機械であ
って、ピストンがそれぞれ1つのすべりシューを介して
1つのすべり面に支持されており、かつ流体静力学的に
負荷軽減されており、すべりシューが、すべり面に向い
たすべりシュープレートを備えており、かつすべりシュ
ープレートとは逆の側でピストンに結合されており、そ
の場合、すべりシュープレートにシールウェブが形成さ
れており、かつ、すべりシューが、ピストンからすべり
面へ通じた孔を備えている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の斜板式アキシャルピストン機械
では、ピストンと斜板との間の摩擦力を軽減して機械の
高い効率を得るために、ピストンがそれぞれ1つのすべ
りシューを介して1つのすべり面上に支持されており、
かつ流体静力学的に負荷軽減されている。この場合、す
べり面は不動の又は傾動可能な斜板もしくは斜板に回動
不能に結合されたすべり板により形成されることができ
る。流体静力学的な負荷軽減は、ピストンに結合された
領域からすべりシュープレートへ向かって延びている、
すべりシュー内に設けた孔を介して行われる。この場
合、孔はピストン内に設けた縦孔に連通しており、これ
により、圧力媒体がピストンからすべりシュープレート
へ流れることができる。
【0003】さらに、液圧モータとして使用される斜板
式アキシャルピストン機械には、特に停止からの始動時
及び低回転数での運転時の運動の一様性に対する高い要
求が課せられている。液圧モータに流入する圧力媒体流
がコンスタントである際には、すべりシューのところの
漏れが液圧モータの回転角にわたって可能な限りわずか
にしか変化しない場合にのみ一様な回転運動が得られ
る。
【0004】公知のアキシャルピストン機械では、平ら
に形成されたすべりシュープレートを備えたすべりシュ
ーが使用される。その場合、このすべりシュープレート
は孔に連通した圧力ポケットと、この圧力ポケットを同
軸的に囲むシールウェブとを備えている。すべりシュー
の摺動面をも形成しているこのシールウェブはそれゆえ
平らであり、かつ無負荷状態ですべり面に対して平行に
配置されている。さらにすべりシューのところの漏れを
わずかにするためにすべりシューのシールウェブは相応
して幅広く形成されている。
【0005】斜板式アキシャルピストン機械の運転中
に、ピストンとすべりシューとの結合箇所、例えば玉継
手のところに摩擦が生じ、これがすべりシューに作用す
る傾倒モーメントを発生せしめる。この傾倒モーメント
はすべり板に対するすべりシューの傾斜位置を生ぜし
め、これがすべりシューのところのシール性及び摩擦に
不利な作用を及ぼす。さらに、ピストンの作業行程中
に、シリンダドラムから突出するピストン長さが変化
し、このことにより、シリンダ案内孔内でのピストンの
支持力と、これに付随する摩擦力とが同様に変化する。
それゆえ、すべりシューに圧着する垂直力はコンスタン
トでなくなり、ピストンの行程に依存して変化してしま
う。
【0006】平らな摺動面を備えたすべりシューはこれ
らの条件の下で次のようにふるまう。
【0007】すなわち、すべりシューに作用する傾倒モ
ーメントによりすべりシューはすべり面に対して傾斜す
る。すべり面に関連するすべりシューのシールウェブの
この傾斜はシールウェブの下方に非対称的な圧力プロフ
ィールを生ぜしめ、これが、傾倒モーメントとは逆向き
の流体静力学的な直立モーメントをすべりシューに生ぜ
しめる。このことにより、漏油増加、すべりシューの傾
斜及びこれに伴う摩擦力増大が抑制される。
【0008】しかし、平らな摺動面ひいては平らなシー
ルウェブを備えたこの種のすべりシューにおいてピスト
ン行程中にすべりシューに圧着される垂直力が減少する
と、すべり面とすべりシューの摺動面との間隔が増大
し、これにより、すべりシューとすべり面との間のシー
ル隙間の高さが増大する。その際、シール隙間内の圧力
プロフィールはシール隙間の高さに依存してわずかに変
化するのみであり、これにより、シール隙間の高さの変
化にもかかわらず流体静力学的な負荷軽減力はほぼコン
スタントに保たれる。それゆえ、シール隙間の高さの増
大に伴い、すべりシューとすべり面との間に著しく高い
漏れが生じる。それゆえ、すべりシューの、構造的に決
定された負荷軽減が得られる運転点はピストン行程にわ
たってただ1つだけしか生じない。その他の運転点で
は、すべりシューがアンダーに補償されてすべりシュー
がすべり面へ向けて負荷されるか、又はすべりシューが
オーバに補償されてすべりシューが斜板から持ち上が
り、シール隙間の高さが相応して増大するかのいずれか
である。これにより漏れが増加し、これが機械の漏油脈
動の増大を招く。シリンダドラムの1回転中の漏油流及
び摩擦力のこのような変動により、機械の一様でない回
転運動が生じる。
【0009】この漏油脈動を軽減するために、抑制装置
がすべりシューに要求されるが、しかし、この抑制装置
は相応して正確な調整ひいては高い構成費用を必要とす
る。さらに、ばね装置によりすべりシューを付加的に圧
着することにより漏油脈動を軽減することはできるが、
しかし、これによれば高い摩擦が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、すべ
りシューとすべり面との間の摩擦が少なく、シールウェ
ブのところの漏れにもとづいて生じる漏油脈動がわずか
であるような、冒頭に記載した形式の斜板式アキシャル
ピストン機械を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、シールウェブがすべり
シューのすべりシュープレートのところで凹面として形
成されていることにより解決される。
【0012】
【発明の効果】本発明の上記構成によれば、シール隙間
の高さに依存してすべりシュー直径にわたり絞り横断面
の変化が大きくなり、これにより、アキシャルピストン
機械の運転中に、すべりシューのシールウェブに生じる
シール隙間の高さに依存して流体静力学的な負荷軽減力
がすべりシューに生じる。その場合、すべりシューを圧
着する垂直力がピストン行程中に減少すると、やはりシ
ール隙間の高さは増大する。しかし、このことにより、
それと同時にシール隙間内の圧力分布が変化することに
より負荷軽減力が低下する。それゆえ、すべりシューを
負荷する垂直力と負荷軽減力との間に平衡が生じる。こ
のことにより、シール隙間の高さの増大ひいてはシール
隙間に生じる漏れの増大がわずかとなる。垂直力が上昇
すると、シール隙間の高さが減少し、負荷軽減力が増大
する。これにより、摩擦は増大せず又はわずかにしか増
大しない。すべりシューの傾倒を生じる傾倒モーメント
が作用すると、平らな摺動面を備えたすべりシューでと
同様に直立モーメントが形成される。それゆえ、シール
隙間の高さに関する負荷軽減力の依存性によって、押し
退けユニットすなわちアキシャルピストン機械の運転中
に生じる漏油脈動はわずかとなる。それゆえ、機械のシ
リンダドラムの回転運動が一様となる。その上、平らな
摺動面を有するすべりシューを備えた押し退けユニット
に対比してトルクの変動がわずかにしか生じない。すべ
りシューとすべり面との間の摩擦がわずかであることに
より、本発明にもとづくアキシャルピストン機械の効率
がさらに向上する。
【0013】凹面がすべりシューの外周を起点として孔
の領域内まで達していると特に有利である。これによ
り、すべりシュープレートのほぼ全面がシールウェブと
して作用する。
【0014】シールウェブの凹面は種々の形状に形成さ
れることができ、かつ例えばシールウェブはすべりシュ
ーの縦断面でみて放物線状に形成されることができる。
本発明の特に有利な1構成では、シールウェブの凹面が
円錐面として形成されている。それゆえ、シールウェブ
は円錐の周面として形成されている。このことにより構
成費用がわずかとなる。それというのは、この種の円錐
面は簡単にすべりシューのすべりシュープレートに形成
することができるからである。
【0015】本発明にもとづく流体静力学的なアキシャ
ルピストン機械を液圧モータとして使用するのが特に有
利である。それというのは、発生する摩擦力がわずかで
あることにより、液圧モータの効率が改善され、かつ漏
油脈動が少ないことにより液圧モータの運動の一様性が
向上し、これにより、静止状態からの始動時及び低回転
数時の液圧モータの運転の特性が改善されるからであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図示の実施例につき本発明
の更なる利点及び細部を詳細に説明する。
【0017】図1は駆動軸2に動力伝達可能に結合され
たシリンダドラム1を備えていて液圧モータとして使用
された従来技術にもとづく斜板式アキシャルピストン機
械の縦断面を示す。シリンダドラム1は駆動軸2の回転
軸線11に対して同軸的に配置された複数の孔3を備え
ており、これらの孔内にそれぞれ1つのピストン4が縦
方向摺動可能に支承されている。ピストン4は、孔3か
ら突出した端部に例えばボールヘッド5を備えており、
このボールヘッドはすべりシュー6のすべりシュー頸部
に形成された球状の凹所内に係合している。すべりシュ
ー6はピストン4とは反対側にすべりシュープレート7
を備えており、このすべりシュープレートは例えば斜板
に回転不能に固定されたすべり板12のすべり面8に係
合している。すべりシュー6内に形成された孔9は、ピ
ストン内に形成された縦孔10に連通しており、これに
より、圧力媒体が孔3とピストン4とにより形成された
圧力室からすべりシュープレート7へ向かって流れるこ
とができ、これによりピストン4はすべり面8のところ
で流体静力学的に負荷軽減される。
【0018】図2はすべりシュー6の詳細図を示す。こ
れから分かるように、すべりシュープレート7には環状
の圧力ポケット16が設けられており、この圧力ポケッ
トは対称軸線18に対して同軸的に形成された孔9に連
通しており、かつ、平らな面として形成されていて圧力
ポケット16を同軸的に囲むシールウェブ15が形成さ
れている。この場合、シールウェブ15の幅はシールウ
ェブの外径d及び内径dによって決定されている。
【0019】液圧モータとして使用されるアキシャルピ
ストン機械の運転中に、すべりシュー6はピストン4の
ピストン行程にわたり変化する垂直力Fにより負荷さ
れる。垂直力Fによって玉継手のところでピストン4
とすべりシュー6との間に摩擦が生じ、この摩擦が傾倒
モーメントMRを生ぜしめ、この傾倒モーメントがすべ
りシュー6に作用してこれをすべり面8に対して角度γ
だけ傾斜させる。その際、すべりシュー6には図2の下
方に示す圧力プロフィール17が生じる。すべり面8に
対してすべりシュー6が傾斜していることと、その結
果、すべり面8からのシールウェブ15の間隔が一様で
ないこととにもとづき、シールウェブ15の下方に非対
称的な圧力プロフィール17が生じる。このことから、
すべりシューの対称軸線18から値eだけ隔てて流体静
力学的な負荷軽減力Fが生じる。この負荷軽減力F
はすべりシュー6に傾倒モーメントMに逆らって作用
する直立モーメントを生ぜしめる。すべり面8とシール
ウェブ15との間にはシール隙間の規定された高さsが
調整される。
【0020】図3は本発明にもとづくアキシャルピスト
ン機械で使用されるすべりシュー6の詳細図を示す。こ
の場合、シールウェブ15は凹面として形成されてお
り、その際シールウェブ15の内径dは対称軸線18
に対して同軸的に配置された孔9の領域内まで達するこ
とができる。凹面は、凹面ひいてはシールウェブ15の
高さをも形成する規定の高さhを有する円錐の周面とし
て形成されている。これにより、ピストンへ向かって湾
曲したシールウェブ15が形成される。図3の下方には
シールウェブ15の下方に形成される圧力プロフィール
17と、その結果生じる負荷軽減力Fとが示されてお
り、この負荷軽減力は、やはりすべりシューの角度γの
傾斜と、かつこれによりシールウェブ15の下方に形成
される非対称的な圧力プロフィール17とにもとづき、
値eだけ対称軸線18から隔てられている。それゆえ、
この負荷軽減力Fは、傾倒モーメントMにより生じ
た、すべり面8に対するすべりシュー6の傾斜の方向と
は逆方向に作用する直立モーメントを生ぜしめる。
【0021】図4はシールウェブ15とすべり面8との
間のシール隙間の高さsにわたる負荷軽減力Fの定性
的な特性を示す。この場合、横軸にはシール隙間の高さ
sが、縦軸には図2の従来技術にもとづくすべりシュー
(曲線A)と、図3の本発明にもとづくすべりシュー
(曲線B)との負荷軽減力Fが与えられている。これ
から分かるように、従来技術のすべりシュー(曲線A)
ではシールウェブの高さsの増大に伴って負荷軽減力は
ほぼコンスタントであり、これにより、垂直力F が変
化した場合のこの種のすべりシューの既に説明した特性
が生じる。図3の本発明にもとづくすべりシュー(曲線
B)では、シール隙間の高さsの増大につれて負荷軽減
力Fが減少する。
【0022】ピストンの行程中に垂直力Fが増大し、
これに伴いシール隙間の高さsが減少すると負荷軽減力
が増大する。このことにより、すべりシューがすべ
り板に接触して摩擦が上昇することが回避される。すべ
りシューを負荷する垂直力F がピストン行程中に減少
すると、シール隙間の高さsが増大し、これにより、負
荷軽減力Fが減少する。負荷軽減力Fと、ピストン
を負荷する垂直力Fとの間に平衡状態が生じ、これに
より、シール隙間の高さsの増大がわずかとなる。その
結果、ピストンの作業行程中のすべりシューとすべり面
との間の漏れがわずかしか増大せず、これにより、漏油
脈動がわずかとなる。従って、ピストンの作業行程中
は、ピストンを負荷する垂直力Fの変化がすべりシュ
ーにより補償され、これにより、すべりシューと斜板と
の間の摩擦力が軽減されるのみならず、漏油脈動も減少
する。従って、特に液圧モータとして使用されるアキシ
ャルピストン機械において、効率と、特に停止からの始
動時及び低回転運転時の運動の一様性とが改善される。
【0023】本発明にもとづくアキシャルピストン機械
はこの場合には不動の斜板と回転するシリンダブロック
又は不動のシリンダブロックと回転する斜板とから形成
されることができる。その上、斜板をアキシャルピスト
ン機械の回転軸線に垂直な平面に対するその角度に関し
て変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のアキシャルピストンピストン機械の
縦断面図である。
【図2】図1に示すすべりシューの詳細をすべりシュー
に作用する力及びモーメント並びにその際に形成される
圧力プロフィールと共に示す図である。
【図3】本発明にもとづくアキシャルピストン機械で使
用されるすべりシューの詳細を運転中に生じる圧力プロ
フィールと共に示す図である。
【図4】図2及び図3にもとづくすべりシューのシール
隙間の高さにわたる負荷軽減力の特性を示す図である。
【符号の説明】
6 すべりシュー、 7 すべりシュープレート、 8
すべり面、 9 孔、 15 シールウェブ、 d
外周(外径)、 s シールウェブの高さ、F
荷軽減力、 F 垂直力、 M 傾倒モーメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのシリンダドラム内に軸方向摺動可
    能に支承された複数のピストンを備えた流体静力学的な
    斜板式アキシャルピストン機械であって、ピストンがそ
    れぞれ1つのすべりシューを介して1つのすべり面に支
    持されており、かつ流体静力学的に負荷軽減されてお
    り、すべりシューが、すべり面に向いたすべりシュープ
    レートを備えており、かつすべりシュープレートとは逆
    の側でピストンに結合されており、その場合、すべりシ
    ュープレートにシールウェブが形成されており、かつ、
    すべりシューが、ピストンからすべり面へ通じた孔を備
    えている形式のものにおいて、 シールウェブ(15)がすべりシュー(6)のすべりシ
    ュープレート(7)のところで凹面として形成されてい
    ることを特徴とする、流体静力学的なアキシャルピスト
    ン機械。
  2. 【請求項2】 凹面が、すべりシュー(6)の外周(d
    a)を起点として孔(9)の領域内まで達している、請
    求項1記載の流体静力学的なアキシャルピストン機械。
  3. 【請求項3】 シールウェブ(15)が円錐面として形
    成されている、請求項1又は2記載の流体静力学的なア
    キシャルピストン機械。
  4. 【請求項4】 流体静力学的なアキシャルピストン機械
    が液圧モータとして使用されている、請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載の流体静力学的なアキシャルピス
    トン機械。
JP10331318A 1997-11-24 1998-11-20 流体静力学的なアキシャルピストン機械 Pending JPH11218072A (ja)

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DE19752021.9 1997-11-24
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