JPH1121800A - 表面処理された紙 - Google Patents

表面処理された紙

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JPH1121800A
JPH1121800A JP18340497A JP18340497A JPH1121800A JP H1121800 A JPH1121800 A JP H1121800A JP 18340497 A JP18340497 A JP 18340497A JP 18340497 A JP18340497 A JP 18340497A JP H1121800 A JPH1121800 A JP H1121800A
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JP
Japan
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paper
thermoplastic resin
micropores
base material
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18340497A
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English (en)
Inventor
Shinya Sato
信也 佐藤
Haruo Sakahashi
春夫 坂橋
Tadashi Matsuda
匡史 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Publication of JPH1121800A publication Critical patent/JPH1121800A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前処理をする必要なく、良好な通気性、耐水
性及び耐油性を併せ持つ食品包装あるいは調理用の紙を
提供すること。 【解決手段】 本発明の表面処理された紙は、微孔を有
する、紙等の基材の少なくとも片面に、該基材の微孔と
同様な微孔を有する熱可塑性フィルム層が積層されてな
ることを特徴とする。また、本発明の表面処理された紙
の製造方法は、微孔を有する、紙等の基材の少なくとも
片面に、熱可塑性樹脂を溶融した状態で塗布し又は熱可
塑性樹脂のフィルムを接合し、該熱可塑性樹脂が溶融成
形され得る状態下に、該熱可塑性樹脂の側から上記基材
の厚さ方向に気体を通過させて、上記熱可塑性樹脂に上
記基材の微孔と同様な微孔を付与することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を包装する際
に用いる、通気性と耐水性及び耐油性とを併せ持つ包装
用紙、また、フライパン、ホットプレートに敷いて食品
調理したり、特にお菓子、パン等を焼く焼板上に敷いた
り、あるいはカップ状にしてオーブンで調理する際に用
いる調理用紙、更には、蒸し料理の際に食品の下に敷い
て用いる調理用紙に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、食品の包装あるいは調理には、熱可塑性樹脂フィル
ムあるいは紙などが用いられている。しかしながら、熱
可塑性樹脂フィルムは、耐水性及び耐油性には優れてい
るものの、通気性に乏しいため、通気性が要求される目
的には使用できない。また、紙は通気性には優れている
ものの、耐水性及び耐油性には劣っており、耐水性及び
耐油性の要求される目的には使用できない。
【0003】このような課題を解決する方法として、特
開昭52−140612号公報には、クラフト紙に水蒸
気透過性のシリコーン樹脂を塗布することが記されてい
る。しかし、このような処理(シリコーン樹脂の塗布)
をする際に、紙にシリコーン樹脂が含浸して多量のシリ
コーン樹脂が必要となるために不経済になったり、紙内
部では、シリコーン樹脂の架橋が不十分になる等の問題
を有している。
【0004】更に、上記のような問題を解決するため
に、特開昭54−120712号公報には、紙をあらか
じめ硫酸処理した後にシリコーン樹脂を塗布して架橋し
たシリコーン樹脂コート紙が開示されている。しかし、
このシリコーン樹脂コート紙でも、通気性、耐水性及び
耐油性のすべてを満足するものではない。
【0005】従って、本発明の目的は、前処理をする必
要なく、良好な通気性、耐水性及び耐油性を併せ持つ食
品包装あるいは調理用の紙を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、微孔を有する、紙等の基材を用い、該基材の
少なくとも片面に、特定の表面処理を施した、特定の形
状の熱可塑性フィルム層が積層されてなる紙が、上記目
的を達成し得ることを知見した。
【0007】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、微孔を有する、紙等の基材の少なくとも片面に、該
基材の微孔と同様な微孔を有する熱可塑性フィルム層が
積層されてなることを特徴とする表面処理された紙を提
供するものである。
【0008】また、本発明は、微孔を有する、紙等の基
材の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂を溶融した状態で
塗布し又は熱可塑性樹脂のフィルムを接合し、該熱可塑
性樹脂が溶融成形され得る状態下に、該熱可塑性樹脂の
側から上記基材の厚さ方向に気体を通過させて、上記熱
可塑性樹脂に上記基材の微孔と同様な微孔を付与するこ
とを特徴とする表面処理された紙の製造方法を提供する
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表面処理された紙
について詳細に説明する。本発明に使用される、微孔を
有する、紙等の基材としては、グラシン紙、クラフト紙
等の紙が好ましく用いられる。ここで、上記基材として
用いられる紙の材質(原料)としては、例えば、パルプ
等が用いられる。また、上記基材としては、例えば、レ
ーヨン、コットン等の材質からなるスパンレース不織布
等を用いることもできる。
【0010】特に、本発明の表面処理された紙を調理用
紙に用いる場合には、お菓子、パン等が均一な焼き上が
り状態となることが好ましい。このため、上記基材が全
体的に均質であることが望まれ、紙等の上記基材に不純
物が含まれていないことが好ましい。
【0011】また、上記基材の厚みは、10〜100μ
mであることが好ましく、15〜70μmであることが
更に好ましい。ここで、上記厚みを基材に付与するに
は、例えば、カレンダー加工を行う際の該加工の程度を
選択することにより施すことができる。
【0012】また、上記基材の坪量は、乾燥重量で、1
5〜100g/m2 であることが好ましく、20〜60
g/m2 であることが更に好ましい。
【0013】本発明の表面処理された紙を構成する熱可
塑性樹脂フィルム層は、熱可塑性樹脂からなる層であ
り、該熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げら
れ、特に、表面張力が小さいこと、薄膜フィルム加工性
がよいこと、樹脂自体に耐水性及び耐油性が高く、耐薬
品性に優れていること、食品用途に関して安全性が高い
点から、ポリオレフィン樹脂が好ましい。
【0014】上記ポリオレフィン樹脂としては、エチレ
ン、プロピレン、ブテン等のホモポリマー等の他、これ
らの共重合体であってもよい。また、該共重合体は、ラ
ンダムコポリマー、ブロックコポリマーのいずれであっ
てもよい。これらのポリオレフィン樹脂の中でも、耐熱
性及び剥離性の点から、4−メチルペンテン−1を重合
したポリメチルペンテンが好ましく用いられる。
【0015】本発明においては、上記基材への積層(ラ
ミネート)成形に適したメルトインデックス及び溶融張
力から樹脂を選定する必要がある。これは、上記基材に
対するラミネート性とさらには吸引(サクション)など
により上記基材の表(溶融成形可能な樹脂層を有する
面)から裏へ空気等の気体を通過させ通気孔を形成させ
やすいものを選定する必要があり、このため、上述した
好ましい樹脂を用いることが望まれる。
【0016】また、上記熱可塑性樹脂フィルム層を構成
する熱可塑性樹脂としては、得られる表面処理された紙
を用いてホットプレートでの加熱料理の下敷きあるいは
オーブン料理に焼板に敷く用途に用いる場合には、耐熱
性を更に向上させる点で、架橋された熱可塑性樹脂(熱
可塑性樹脂を架橋させたもの)、とりわけ架橋されたポ
リオレフィン樹脂を用いることが好ましい。ここで、熱
可塑性樹脂を架橋させるには、例えば、EB照射等する
ことにより行われる。
【0017】上記熱可塑性フィルム層の微孔は、上記基
材の微孔と同様な微孔を有するものである。ここで、
「同様な微孔を有する」とは、該熱可塑性フィルム層の
微孔が、上記基材の大きさ(孔径等)、孔数、形状等と
見かけ上同様であることをいう。また、「見かけ上同様
である」とは、上記熱可塑性フィルム層の微孔は、実
際、その周りが樹脂で覆われているため、樹脂の厚さの
分だけ孔径が目減りした状態にあることをいう。このた
め、上記基材の微孔のうち、あまりに小さな微孔に対応
する微孔を上記熱可塑性フィルム層に付与するこは困難
である。ここで、上記熱可塑性フィルム層の微孔は、後
述する本発明の製造方法に示す様にして付与することが
できる。
【0018】上記熱可塑性フィルム層の厚みは、5〜3
0μmであることが好ましく、5〜20μmであること
が更に好ましい。ここで、上記厚みを熱可塑性フィルム
層に付与するには、例えば、上記基材に厚みを付与する
のと同様に、カレンダー加工を行う際の該加工の程度に
より選択することができる。
【0019】また、上記熱可塑性フィルム層の坪量は、
乾燥重量で、4〜25g/m2 であることが好ましく、
4〜17g/m2 であることが更に好ましい。
【0020】本発明の表面処理された紙は、上述した通
り、上記基材、及び該基材の少なくとも片面(片面又は
両面)上の上記熱可塑性フィルム層により積層されたも
のであるが、更に必要に応じ、該熱可塑性フィルム層上
に、シリコーン樹脂層や、フッ素樹脂層を積層すること
ができる。これらの必要に応じて積層される層も、上記
基材の微孔と同様な微孔を有することで、本発明の効果
を発現することができるため、上記熱可塑性フィルム層
と同様にして該微孔を付与する必要がある。
【0021】本発明の表面処理された紙は、優れた通気
性、耐水性及び耐油性を兼ね備えたものであり、食品包
装用紙あるいは調理用紙として有用である。
【0022】次に、本発明の表面処理された紙の製造方
法について説明する。本発明の表面処理された紙の製造
方法は、上述した本発明の表面処理された紙を製造する
好ましい方法であり、微孔を有する、紙等の基材の少な
くとも片面に、熱可塑性樹脂を溶融した状態で塗布し又
は熱可塑性樹脂のフィルムを接合し、該熱可塑性樹脂が
溶融成形され得る状態下に、該熱可塑性樹脂の側から上
記基材の厚さ方向に気体を通過させて、上記熱可塑性樹
脂に上記基材の微孔と同様な微孔を付与することを特徴
とする。
【0023】本発明の製造方法で用いられる、微孔を有
する、紙等の基材、及び熱可塑性樹脂等については、上
述した本発明の表面処理された紙において用いられるも
のと同様である。
【0024】上記基材の少なくとも片面に上記熱可塑性
フィルム層を積層する方法としては、例えば、(1) T型
ダイスから熱可塑性樹脂を溶融した状態でフィルム状に
押し出して上記基材に塗布した後、直ちに冷却固化して
上記基材と積層一体化する方法や、(2) 熱可塑性樹脂を
予め固化してフィルム状にした熱可塑性樹脂のフィルム
を上記基材と積層一体化する方法等を採用することがで
きる。ここで、上記熱可塑性フィルム層及び上記基材
は、該熱可塑性フィルム層の該基材からの剥離等を避け
るために接合一体化される。上記熱可塑性フィルム層及
び上記基材を接合一体化するには、上記熱可塑性樹脂に
基材の微孔と同様な微孔を付与する際のサクション工程
で接合一体化するようにしてもよく、また、上記(2) の
方法により積層する場合には、接着剤を用いて接合一体
化するようにしてもよい。
【0025】上記熱可塑性樹脂を溶融した状態にする際
の温度は用いる樹脂により異なるが、例えば、ポリメチ
ルペンテンを用いた場合には、260〜350℃である
ことが好ましく、280〜320℃であることが更に好
ましい。
【0026】上記熱可塑性樹脂に上記基材の微孔と同様
な微孔を付与(開孔)するには、上記基材の片面に積層
するときは、溶融成形され得る熱可塑性樹脂の側から基
材の厚さ方向に気体、好ましくは空気を通過させること
により行われる。また、上記基材の両面に積層するとき
も、上記と同様に、一方の面に溶融成形され得る熱可塑
性樹脂を塗布・積層した後に該熱可塑性樹脂の側から、
基材の厚さ方向に気体、好ましくは空気を通過させ、更
に他方の面に溶融成形され得る熱可塑性樹脂を塗布・積
層した後に該熱可塑性樹脂に気体を通過させることによ
り行われる。上記気体を通過させる方法としては、吸引
機による吸引により方法が採用され、この吸引工程(サ
クション工程)において、熱可塑性樹脂は溶融成形可能
でなければならないが、Tダイから押し出された熱可塑
性樹脂が冷却固化される前にサクションして開孔しても
良いし、一度固化したフィルムを再び加熱することによ
り行っても良い。
【0027】また、上記吸引工程における吸引の際の圧
力は、500〜9000mmH2 Oであることが好まし
く、4000〜9000mmH2 Oであることが更に好
ましい。
【0028】特に、通過させる気体をヒーター等で加熱
することにより、本発明の効果を更に向上させ得る微孔
を付与することができる。
【0029】本発明の製造方法においては、上記吸引工
程の後、必要に応じ通常の処理(カレンダー加工等)を
施すことにより、所望の厚みを有する表面処理された紙
を得ることができる。
【0030】ここで、本発明の表面処理された紙の製造
方法の具体例(一例)を次に示す。微孔を有する、紙等
の基材をメッシュドラム又はメッシュベルト上に置き、
該基材上に、溶融した熱可塑性樹脂を塗布し又は熱可塑
性樹脂のフィルムを接合し、該溶融した熱可塑性樹脂を
塗布するのと同時に又は該熱可塑性樹脂のフィルムを接
合後再溶融した後に、メッシュドラム又はメッシュベル
トの下に予め仕込んでおいた吸引機により、溶融した熱
可塑性樹脂又は熱可塑性樹脂のフィルムを再溶融した熱
可塑性樹脂の上から、該熱可塑性樹脂、上記基材、及び
上記メッシュドラム又はメッシュベルトに順次空気を通
過させて、上記熱可塑性樹脂に上記基材の微孔と同様な
微孔を付与することにより、表面処理された紙を得るこ
とができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明する。しかしながら、本発明は、以下の実施
例によって何等制限されるものではない。
【0032】実施例1及び2 基材〔微孔を有するクラフト紙、坪量(乾燥重量、以下
同じ);25〜30g/m2 〕をメッシュドラム上に置
き、該基材上に、熱可塑性樹脂〔ポリメチルペンテン〕
を400℃でTダイから溶融状態で押し出し、すみやか
に基材上に塗布・積層し、メッシュドラムの下に予め仕
込んでおいた吸引機により、4000mmH2 Oの圧力
で吸引し、溶融した熱可塑性樹脂の上から、熱可塑性樹
脂、基材、及びメッシュドラムに順次空気を通過させ、
見かけ上基材の微孔と同様な微孔を熱可塑性樹脂に付与
し、上記基材の微孔と同様な微孔を有する熱可塑性フィ
ルム層が積層されてなる、坪量が40〜50g/m2
表面処理された紙を作成した。
【0033】実施例3 基材の両面に熱可塑性樹脂を塗布・積層する以外は、実
施例1及び2と同様の操作を行い、上記基材の微孔と同
様な微孔を有する熱可塑性フィルム層が積層されてな
る、坪量が60g/m2 の表面処理された紙を作成し
た。
【0034】上記の表面処理された紙について、下記評
価基準に従い、耐水性、通気度及び耐油性の評価を行っ
た。それらの結果を下記〔表1〕に示す。尚、基材の坪
量及び熱可塑性樹脂から形成された熱可塑性フィルム層
の坪量も下記〔表1〕に併せて示す。
【0035】・評価基準 〔耐水性評価〕JIS−L1092の防水性試験により
行った。 〔通気度評価〕JIS−L1096B法により行った。 〔耐油性評価〕上記の表面処理された紙上の直径3.5
cmの円内に、天ぷら油4mlを注ぎ、該油が裏面まで
通過する時間を測定した。 1時間以下・・・・・× 1〜5時間・・・・・△ 5〜12時間・・・・○
【0036】比較例1及び2 実施例で用いた基材〔上記クラフト紙〕のみ用いて、実
施例と同様の評価を行った(比較例1)。また、実施例
で用いた熱可塑性樹脂〔ポリメチルペンテン〕を用い、
400℃でTダイから溶融状態で押し出て得られた熱可
塑性フィルム(微孔付与せず)についても実施例と同様
の評価を行った(比較例2)。それらの結果を下記〔表
1〕に示す。
【0037】
【表1】
【0038】上記〔表1〕の結果より、実施例1〜3で
得られた表面処理された紙は、耐水性に優れ、しかも良
好な通気性、耐油性を有することが判る。
【0039】
【発明の効果】本発明の表面処理された紙は、前処理を
する必要なく、良好な通気性、耐水性及び耐油性を併せ
持つ、食品包装あるいは調理用として有用なものある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微孔を有する、紙等の基材の少なくとも
    片面に、該基材の微孔と同様な微孔を有する熱可塑性フ
    ィルム層が積層されてなることを特徴とする表面処理さ
    れた紙。
  2. 【請求項2】 上記熱可塑性フィルム層が、ポリオレフ
    ィン樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の表面
    処理された紙。
  3. 【請求項3】 上記ポリオレフィン樹脂が、ポリメチル
    ペンテンであることを特徴とする請求項2記載の表面処
    理された紙。
  4. 【請求項4】 上記熱可塑性フィルム層が、架橋された
    ポリオレフィン樹脂からなることを特徴とする請求項1
    記載の表面処理された紙。
  5. 【請求項5】 微孔を有する、紙等の基材の少なくとも
    片面に、熱可塑性樹脂を溶融した状態で塗布し又は熱可
    塑性樹脂のフィルムを接合し、該熱可塑性樹脂が溶融成
    形され得る状態下に、該熱可塑性樹脂の側から上記基材
    の厚さ方向に気体を通過させて、上記熱可塑性樹脂に上
    記基材の微孔と同様な微孔を付与することを特徴とする
    表面処理された紙の製造方法。
JP18340497A 1997-07-09 1997-07-09 表面処理された紙 Pending JPH1121800A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7588831B2 (en) 2003-08-11 2009-09-15 Tokushu Paper Mfg. Co. Ltd. Oil-resistant sheet material
US7700197B2 (en) 2005-02-10 2010-04-20 Tokushu Paper Mfg. Co., Ltd. Oil-resistant sheet material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7588831B2 (en) 2003-08-11 2009-09-15 Tokushu Paper Mfg. Co. Ltd. Oil-resistant sheet material
US7700197B2 (en) 2005-02-10 2010-04-20 Tokushu Paper Mfg. Co., Ltd. Oil-resistant sheet material

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