JPH11215301A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH11215301A
JPH11215301A JP10010615A JP1061598A JPH11215301A JP H11215301 A JPH11215301 A JP H11215301A JP 10010615 A JP10010615 A JP 10010615A JP 1061598 A JP1061598 A JP 1061598A JP H11215301 A JPH11215301 A JP H11215301A
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illumination optical
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Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
Hiroaki Onishi
弘朗 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な手段によって、光源から発せられた光を
画像読み取り領域に効率良く導くことができるようにし
て画像読み取り領域の照度を高め、読み取り画像の質の
向上が図れるようにする。 【解決手段】光源6から発せられた光を画像読み取り領
域Sに導くための照明用光路14を備えた画像読み取り
装置であって、照明用光路14の内壁面は、白色とされ
ている。好ましくは、照明用光路14は、白色樹脂製の
フレームケース1に形成されており、受光素子7が内部
に配置される空間室11には、受光素子7の周囲の壁面
をフレームケース1の白色の表面よりも低い光反射率と
する光反射防止手段4が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、ファクシミリ装置や各種のス
キャナ装置に組み込まれるなどして原稿画像を読み取る
のに用いられる画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、この種の画像読み取り装
置は、一般的には、合成樹脂製のフレームケースに所定
の必要な部品を組み付けて構成されている。より具体的
には、フレームケースには、原稿を対面配置させるため
の透明板、この透明板の表面の画像読み取り領域に対し
て光を照射するための光源、画像読み取り領域から反射
してきた光を集光する集光レンズ、およびこの集光レン
ズで集光された光を受光して光電変換する受光素子など
が組み付けられている。また、このような構成の画像読
み取り装置では、光源から発せられた光を画像読み取り
領域に導くための照明用光路や、上記受光素子を配置す
るための空間室を上記フレームケースに形成するのが一
般的である。このような構成によれば、上記フレームケ
ースを樹脂成形することによって、上記照明用光路や空
間室をそのフレームケースに一括して形成することがで
き、画像読み取り装置の製造が容易となる。また、画像
読み取り装置の内部に外部の光が不当に入射するような
こともフレームケースによって阻止することができる。
さらには、フレームケースに所定の部品をスペース効率
良く組み付けることによって、画像読み取り装置全体の
小型化を図ることもできる。
【0003】一方、従来では、上記のような構成の画像
読み取り装置を製造する場合、フレームケースの材質と
しては、黒色の樹脂が使用されていた。その理由は、主
に、集光レンズを通過して空間室内に進行した光がこの
空間室内において散乱反射を生じさせないようにするた
めである。すなわち、上記空間室内において光の散乱反
射を生じたのでは、これらの散乱光が受光素子に入射
し、読み取り画像の解像度が悪くなるという不具合を生
じるが、従来では、主にこのような不具合を解消する観
点から、フレームケース全体を光の反射率が低い黒色樹
脂としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像読み取り装置では、次のような不具合を生じて
いた。
【0005】すなわち、画像読み取り装置によって得ら
れる読み取り画像の質を高めるには、光源から発せられ
た光を画像読み取り領域へ効率良く導き、画像読み取り
領域の照度を高める必要がある。とくに、画像読み取り
装置をハンディスキャナとして構成する場合には、その
必要性が一層高い。ハンディスキャナでは、その使用時
において、画像読み取り面を形成する透明板が原稿表面
に密着せず、これらの間に隙間が生じたままその原稿画
像の読み取りがなされる場合があることを考慮して、そ
のような場合であっても原稿からの反射光を受光素子上
に適切に集束できるように、集光レンズとしては焦点深
度の深いレンズが用いられている。ところが、このよう
な集光レンズは、その開口角が狭く、レンズ径が小さく
なってしまうために、この集光レンズを透過する光の量
は必然的に少なくなり、受光素子の受光量の減少を招
く。したがって、画像読み取り装置をハンディスキャナ
として構成する場合には、それ以外の場合よりも、画像
読み取り領域に照射される光の量をかなり多くする必要
がある。
【0006】ところが、従来の画像読み取り装置では、
フレームケース全体が黒色の樹脂製であるために、この
フレームケースの表面の各所は光反射率の低い黒色面と
なっており、必然的に照明用光路の内壁面も光反射率の
低い黒色面となっていた。このため、従来では、光源か
ら発せられた光が照明用光路内を進行する際に、その光
の多くが上記照明用光路の黒色の内壁面に吸収されてし
まい、画像読み取り領域への光の照射効率が悪いものと
なっていた。
【0007】したがって、従来では、画像読み取り領域
の照度を高めるには、光源として発光量の多い高価な光
源を用いたり、あるいは光源の数を増やすような必要が
あった。その結果、画像読み取り装置の製造コストが高
価となり、またそのランニングコストも高価となる不具
合があった。とくに、このような不具合は、画像読み取
り領域の照度をより高める必要があるハンディスキャナ
の場合には、一層顕著となっていた。
【0008】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、簡易な手段によって、光源から
発せられた光を画像読み取り領域に効率良く導くことが
できるようにして画像読み取り領域の照度を高め、読み
取り画像の質の向上が図れるようにすることをその課題
としている。
【0009】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明によって提供される画
像読み取り装置は、光源から発せられた光を画像読み取
り領域に導くための照明用光路を有する画像読み取り装
置であって、上記照明用光路の内壁面は、白色であるこ
とに特徴づけられる。
【0011】上記照明用光路の内壁面を白色とする手段
としては、上記照明用光路を形成するフレームケースを
白色の樹脂製とする手段、上記照明用光路の内壁面を白
色に塗装する手段、あるいは上記照明用光路内に白色の
部材を設ける手段などを適用することができる。フレー
ムケースを白色の樹脂製とした場合には、このフレーム
ケースに複雑な形状の照明用光路を形成する場合であっ
ても、その照明用光路の内壁面の全ての箇所を光反射率
の高い白色面にすることが簡単に行え、その製造コスト
を安価にできるという利点が得られる。
【0012】本願発明においては、照明用光路の内壁面
が白色であるために、その内壁面を光の反射率が高い光
反射面とすることができる。したがって、照明用光路の
内壁面が光反射率の低い黒色とされていた従来の場合と
比較すると、光源から発せられた光が照明用光路を進行
する際に発生する光のロスが少なく、光源から発せられ
た光を高反射率で反射させながら、それらの光を画像読
み取り領域へ効率良く導くことができる。したがって、
本願発明では、発光量の大きな高価な光源を用いたり、
あるいは光源の数を多くするなどの必要性を極力無く
し、画像読み取り装置の製造コストやラインニングコス
トの低減化を図りつつ、画像読み取り領域への照射光量
を多くし、読み取り画像の質を高めることができるとい
う格別な効果が得られる。とくに、本願発明は、画像読
み取り領域への照射光量をより多くする必要のあるハン
ディスキャナタイプの画像読み取り装置を構成する場合
に、一層適することとなる。
【0013】このように、本願発明は、光が通過する光
路を黒色とすることがいわば常識とされていた画像読み
取り装置の技術分野において、その照明用光路の内壁面
を白色にすることによって光源から発せられた光のロス
を少なくするという従来には見られない新規な技術思想
の下になされたものであり、甚だ有用である。
【0014】本願発明の好ましい実施の形態では、照明
用光路を形成するフレームケースを白色の樹脂製とした
構成において、上記画像読み取り領域において反射され
て集光レンズによって集光された光を受光する受光素子
を内部に配置する空間室が上記フレームケースに形成さ
れており、かつ上記空間室には、上記受光素子の周囲の
壁面を上記フレームケースの白色の表面よりも低い光反
射率とする光反射防止手段が設けられている構成とする
ことができる。
【0015】このような構成によれば、受光素子が配置
される空間室には光反射防止手段を設けて、上記受光素
子の周囲の壁面については低い光反射率としているため
に、上記空間室内において光が散乱反射することを適切
に防止し、多くの散乱光が受光素子に入射する事態を無
くすことができる。したがって、フレームケースを白色
樹脂製としたことに原因して読み取り画像の解像度が低
下するといった不具合は生じず、読み取り画像の画質を
適切に向上させることができる。
【0016】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記光反射防止手段は、上記空間室の内壁面を覆うよう
に上記空間室内に嵌合装着された黒色の部材である構成
とすることができる。
【0017】このような構成によれば、空間室の白色の
内壁面を黒色の部材で覆うことによって、受光素子の周
辺で光の散乱反射が生じることを適切に防止することが
できる。また、画像読み取り装置を製造する場合には、
上記黒色の部材を上記空間室内に嵌合装着すればよいか
ら、その製造作業は容易であり、画像読み取り装置の製
造コストの上昇の抑制を図る上で好ましいものとなる。
【0018】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記光反射防止手段は、上記空間室の内壁面に塗着され
た黒色塗料、または上記空間室の内壁面に接着された黒
色のシートもしくはフィルムである構成とすることがで
きる。
【0019】このような構成によれば、やはり空間室の
白色の内壁面を黒色塗料、あるいは黒色のシートもしく
はフィルムで覆うことによって、受光素子周辺で光の散
乱反射が生じることを適切に防止することができる。ま
た、黒色塗料の塗布作業、あるいはシートやフィルムの
接着作業も比較的簡易に行うことができ、製造コストの
上昇の抑制を図る上で好ましい。
【0020】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記光源と上記受光素子とを互いに間隔を隔てて同一面
に実装した基板を具備し、この基板は上記受光素子が上
記集光レンズの直下に位置するように上記フレームケー
スの底面部に組み付けられているとともに、上記フレー
ムケースの照明用光路の内壁面には、上記光源の上方に
おいて上記光源に対面する傾斜面部が設けられ、かつこ
の傾斜面部は、その上部側ほど上記集光レンズおよびそ
の直上位置の画像読み取り領域に接近する方向に傾斜し
ている構成とすることができる。
【0021】このような構成によれば、まず第1に、光
源と受光素子とが同一の基板に実装されているために、
基板の個数を最小個数にでき、部品点数の削減が図れる
に加え、上記基板に実装されている光源と受光素子とを
フレームケース内に組み込む作業も一括して行うことが
でき、画像読み取り装置の製造コストの低減化を図る上
で有利となる。第2に、フレームケースの照明用光路の
内壁面に設けられた傾斜面部は、光源から発せられてそ
の光源の上方に向かって進行する光を高い反射率で反射
し、その光を画像読み取り領域に向けて効率良く導く効
果を発揮することが期待できる。第3に、上記傾斜面部
は光源の上方においてその上部側ほど上記集光レンズお
よびその直上位置の画像読み取り領域に接近する方向に
傾斜しているために、画像読み取り領域近傍における照
明用光路の開口幅を狭めることができ、その分だけ画像
読み取り領域に対して光を集中させて照射させることが
可能となる。すなわち、光源の上方位置に傾斜面部が設
けられておらず、光源の上方全域が照明用光路とされて
いたのでは、光源から上方に進行した光の一部はそのま
まフレームケースの外部へ進行し、画像読み取り領域へ
照射されない事態を生じるが、上記構成によれば、その
ような事態を解消し、光源から発せられた光を画像読み
取り領域へより効率良く照射することが可能となる。
【0022】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記フレームケースの照明用光路内には、上記フレーム
ケースとは別体の光反射部材が配されているとともに、
この光反射部材は、上記光源の上方において上記光源に
対面する傾斜面部を有し、かつこの傾斜面部は、その上
部側ほど上記集光レンズおよびその直上位置の画像読み
取り領域に接近する方向に傾斜している構成とすること
ができる。
【0023】このような構成によれば、光源から発せら
れた光を光反射部材の傾斜面部によって高い反射率で反
射させ、その光を画像読み取り領域へ効率良く導く効果
が期待できることは勿論のこと、次のような利点も得ら
れる。すなわち、フレームケースを金型を用いて樹脂成
形する場合には、当然ながら樹脂成形されたフレームケ
ースから金型が適切に抜けるように配慮する必要があ
り、このような必要性からフレームケースの照明用光路
に形成する傾斜面部については、その面積を一定以上に
大きくできない場合がある。これに対し、上記構成は、
フレームケースとは別体の光反射部材をフレームケース
の照明用光路内に配置する構成であるから、フレームケ
ースの樹脂成形時における金型の抜きなどを考慮するこ
となく、その傾斜面部の面積を大きくすることできる。
その結果、上記構成では、光反射部材の傾斜面部の面積
を大きくすることによって、たとえば画像読み取り領域
近傍における照明用光路の開口幅をかなり狭くし、画像
読み取り領域に対してより集中的に光を照射することが
可能になるという利点が得られる。
【0024】本願発明の特徴および利点は、以下の実施
形態の説明により、より明らかになるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0026】図1は、本願発明に係る画像読み取り装置
の一例を示す断面図である。図2は、図1に示す画像読
み取り装置の分解斜視図である。
【0027】図1に示す画像読み取り装置Aは、密着型
イメージセンサとして構成されたものであり、フレーム
ケース1、透明板2、セルフォックレンズアレイ3、光
反射防止部材4、回路基板5、複数のLEDチップ6、
複数の受光素子7、および1もしくは複数のアタッチメ
ント8を具備して構成されている。
【0028】上記フレームケース1は、たとえばポリカ
ーボネートに酸化チタンを含有させた合成樹脂製であ
る。ただし、その色彩は白色であり、このフレームケー
ス1の各所の表面は全て白色である。このフレームケー
ス1の各所の表面の光反射率は、たとえば97%または
98%程度の高い光反射率である。このフレームケース
1は、金型を用いて樹脂成形されたものであり、図2に
示すように、その全体形状は一定方向に延びる略直方体
状である。
【0029】上記透明板2は、たとえば平面視形状が細
長矩形状のガラス板または合成樹脂板であり、上記フレ
ームケース1の上面部に装着されている。この透明板2
の表面が、原稿を対向配置させるための原稿載置面また
は原稿接触面となる。
【0030】上記セルフォックレンズアレイ3は、本願
発明でいう集光レンズの一例に相当するものであり、合
成樹脂製などの細長なブロック状のホルダに多数のセル
フォックレンズ(ロッドレンズ)を列状に並べて保持さ
せたものである。このセルフォックレンズアレイ3は、
上記フレームケース1に形成された溝部10に嵌め込ま
れて上記透明板2の下方に設けられている。上記透明板
2の表面領域(上面領域)のうち、上記セルフォックレ
ンズアレイ3の直上位置の一定領域が画像読み取り領域
Sであり、この画像読み取り領域Sは上記セルフォック
レンズアレイ3が延びる方向と同一方向にライン状に延
びている。この画像読み取り装置Aがハンディスキャナ
として構成される場合には、上記セルフォックレンズア
レイ3のセルフォックレンズとしては焦点深度の深いレ
ンズが用いられ、透明板2の表面から原稿が多少離反し
ていても、その原稿表面から反射される光を受光素子7
の表面に効率良く集束できるように構成される。
【0031】上記複数の受光素子7は、光電変換を行う
ものであり、上記回路基板5の上面にその長手方向に沿
って列状に並べられて実装されている。上記フレームケ
ース1のセルフォックレンズアレイ3の装着位置の下方
には、セルフォックレンズアレイ3と同方向に延びる空
間室11が形成されている。上記複数の受光素子7は、
上記回路基板5が上記フレームケース1の底面部に組み
付けられることによって上記空間室11内に配置され、
セルフォックレンズアレイ3によって集束された光を受
光できるように設定されている。上記回路基板5は、フ
レームケース1の外面に形成された係合凸部12,12
に係合したアタッチメント8によって支持されている。
【0032】上記光反射防止部材4は、たとえば黒色の
ABS樹脂製であり、その各所の表面は光の反射率が低
い黒色である。この光反射防止部材4は、一定方向に延
びる細長な形状を有しており、その一般部分の断面形状
は、下向きに開口した略コ字状とされ、左右2つの立ち
下がり部4a,4bと、これらの立ち下がり部4a,4
bを繋ぐ水平部4cとを有している。また、上記水平部
4cには、上向き状の突起40,40がこの光反射防止
部材4の長手方向に一定間隔で複数設けられている。こ
の光反射防止部材4は、フレームケース1に回路基板5
を組み付ける以前の段階において上記空間室11に嵌合
装着されている。むろん、上記空間室11の上部には、
上記複数の突起40,40を挿入可能とする複数の凹部
13,13が設けられており、これら凹部13と突起4
0との嵌合作用により、上記光反射防止部材4の長手方
向および短手方向の位置決めが図られている。
【0033】上記空間室11の白色の内壁面11a〜1
1c、より具体的には、空間室11の左右両側壁面11
a,11bや天井壁面11cの各部は、上記光反射防止
部材4によって覆われており、上記複数の受光素子7は
この光反射防止部材4に囲まれている。ただし、上記光
反射防止部材4の水平部4cには、セルフォックレンズ
アレイ3を透過した光を通過させるためのスリット41
が設けられている。
【0034】上記複数のLEDチップ6は、光源の一例
に相当し、上記回路基板5の複数の受光素子7が実装さ
れている面と同一面に実装されている。これら複数のL
EDチップ6は、上記複数の受光素子7と適当な間隔を
隔てて回路基板5の長手方向に所定ピッチ間隔で列状に
配置されている。上記回路基板5には、上記複数のLE
Dチップ6や複数の受光素子7への電力供給や各種の信
号の入出力を行うための配線パターン(図示略)が形成
されており、コネクタ60を介して外部からの電力供給
や信号の入出力が行えるようになっている。この画像読
み取り装置Aをカラー画像の読み取りが可能なものとす
る場合には、上記複数のLEDチップ6としては、R,
G,B(レッド,グリーン,ブルー)の各色の光を発す
るLEDチップを適用すればよく、またモノクロ画像の
読み取りの場合には、白色またはこれに代わる色彩の単
色光を発するLEDチップを適用すればよい。
【0035】上記フレームケース1には、照明用光路1
4が形成されており、この照明用光路14の下部に上記
複数のLEDチップ6が配置されている。上記照明用光
路14は、上記LEDチップ6から発せられた光を画像
読み取り領域Sに導くためのものであり、上記フレーム
ケース1の底部から上方へ延びており、その内壁面の各
所は高い光反射率の白色表面のままである。上記照明用
光路14は、概略的には2つの内壁面15a,15bに
よって挟まれた空間部となっており、一方の内壁面15
aの高さ方向中間部には、傾斜角度が相違する2つの傾
斜面部16a,16bが設けられている。これら2つの
傾斜面部16a,16bは、それらの上部側になるほど
上記セルフォックレンズアレイ3や画像読み取り領域S
に接近するように傾斜しており、上記LEDチップ6の
上方に位置し、このLEDチップ6に対面している。ま
た、他方の内壁面15bにも、画像読み取り領域Sへの
光の進行が可能なように傾斜面部17a,17bが適宜
設けられている。なお、本願発明では、照明用光路14
の内壁面15aに設けられる傾斜面部の数は2つに限定
されず、1つのみ、あるは3つ以上の傾斜面部を設けて
もよく、さらにその傾斜面部は曲面でもよい。
【0036】図3は、上記フレームケース1およびその
成形用の金型Ka,Kbの一例を示す要部断面図であ
る。同図に示すように、上記フレームケース1は、この
フレームケース1の空間室11や照明用光路14などの
所定の部分を形成するための凹凸部を有する上下一組の
金型Ka,Kbを用いて樹脂成形されたものである。上
記フレームケース1の照明用光路14は屈曲しているも
のの、この照明用光路14の内壁面15aの上部の最も
右端となる側壁面18aと内壁面15bの下部の最も左
端となる側壁面18bとの間の隙間寸法Lがゼロ以上の
値であれば、上記フレームケース1を樹脂成形した後に
上記金型Ka,Kbの型抜きを行うことができ、上記フ
レームケース1を適切に樹脂成形することが可能であ
る。
【0037】次に、上記構成の画像読み取り装置Aの作
用について説明する。
【0038】まず、図1において、複数のLEDチップ
6から発せられた光は、その大部分が照明用光路14の
内壁面15a,15bによって反射されながら画像読み
取り領域Sに到達し、またその一部の光は直接的に画像
読み取り領域Sに到達する。この場合、上記内壁面15
a,15bは、高い光反射率の白色面であるから、これ
らの内壁面15a,15bに多くの光が吸収されるよう
なことはなく、LEDチップ6から発せられた光は画像
読み取り領域Sに配置された原稿(図示略)の表面に効
率良く照射される。また、上記内壁面15a,15b
は、受けた光を種々の方向に乱反射するために、上記内
壁面15a,15bは、所定間隔で並べられた複数のL
EDチップ6から発せられて画像読み取り領域Sに向か
う光量分布のばらつきを減少させる役割をも発揮するこ
ととなる。このため、原稿照明用の光源として点状光源
としての複数のLEDチップ6を用いているにも拘わら
ず、原稿表面の読み取りライン方向(主走査方向)の照
度をある程度均一化することが可能となる。
【0039】さらに、上記内壁面15aに設けられてい
る傾斜面部16a,16bは、LEDチップ6の上方位
置においてセルフォックレンズアレイ3や画像読み取り
領域Sに接近するようにせりだしており、上記照明用光
路14は、LEDチップ6の上方へ向かうにつれて画像
読み取り領域Sに接近するように屈曲した断面形状とな
っている。このため、透明板2の下面にはこのフレーム
ケース1によってカバーされた閉塞領域Laが形成さ
れ、透明板2の画像読み取り領域Sやその近傍部分のみ
が照明用光路14と対向する光照射領域Lbとなってい
る。したがって、複数のLEDチップ6から発せられた
光の多くが、画像読み取り領域Sからかなり離れた部分
に無駄に照射されるようなことも防止されることとな
り、実際の画像読み取り対象位置となる画像読み取り領
域Sに照射される光の量をより多くすることが可能とな
る。
【0040】次いで、原稿表面に照射されてこの原稿表
面によって反射された光は、その後セルフォックレンズ
アレイ3を透過して空間室11内に進行し、複数の受光
素子7によって受光される。この場合、上記空間室11
の白色の内壁面11a〜11cのそれぞれは、光反射率
の低い黒色の光反射防止部材4によって覆われているた
めに、上記空間室11内における光の散乱反射は抑制さ
れる。したがって、受光素子7への散乱光の入射が抑制
され、上記受光素子7はセルフォックレンズアレイ3に
よって集束された光を適切に受光するために、読み取り
画像の解像度が高められることとなる。また、既述した
とおり、この画像読み取り装置Aでは、画像読み取り領
域Sの照度を高めることができるために、受光素子7の
受光量を多くすることもできる。結局、この画像読み取
り装置Aでは、受光素子7への散乱光の入射を防止でき
ることと、原稿からの反射光量を多くできることとの相
乗効果によって、読み取り画像の画質を高めることがで
きる。セルフォックレンズアレイ3として、レンズ径が
小さく、焦点深度の深いレンズを用いた場合には、受光
素子7の受光量が少なくなる傾向が見られるが、この画
像読み取り装置Aでは、画像読み取り領域Sへの照射光
量を多くすることができるために、焦点深度の深いレン
ズを用いた場合であっても受光素子7の受光量を充分に
確保できることとなる。
【0041】図4は、本願発明に係る画像読み取り装置
の他の例を示す断面図である。なお、図4以降の図につ
いては、先の実施形態と同一部分は同一符号で示し、そ
の説明は省略する。
【0042】図4に示す画像読み取り装置Aaは、フレ
ームケース1Aの照明用光路14A内に光反射部材9を
設けた構成である。この光反射部材9は、上記フレーム
ケース1Aとは別体に形成されたものであるが、その材
質は、たとえばフレームケース1Aと同様なPMMAな
どのアクリル系樹脂であり、その各所の表面はたとえば
光の反射率が97%または98%程度の高い光反射率の
白色である。上記光反射部材9の照明用光路14Aに対
面する側壁面90には、たとえば2つの傾斜面部91
a,91bが設けられている。これら2つの傾斜面部9
1a,91bは、列状に配置された複数のLEDチップ
6の上方に位置してこれらLEDチップ6に対面してお
り、その上部側ほどセルフォックレンズアレイ3や画像
読み取り領域Sに接近するように傾斜している。
【0043】上記画像読み取り装置Aaでは、複数のL
EDチップ6から発せられた光を、上記光反射部材9の
白色の側壁面90によって高い反射率で反射させること
ができ、これらの光を画像読み取り領域Sに効率良く導
くことができる。また、上記画像読み取り装置Aaで
は、光反射部材9の傾斜面部91a,91bの面積を大
きくして上記光反射部材9の側壁面90を画像読み取り
領域Sの方向へ大きくせりださせることができ、透明板
2の下面の光反射部材9によってカバーされている閉塞
領域La’を、図1で示した先の画像読み取り装置Aの
閉塞領域Laよりも大きくし、透明板2の光照射領域L
b’の面積を図1で示した光照射領域Lbよりも狭める
ことが可能となる。先の図1で示した画像読み取り装置
Aでは、図3において説明したとおり、フレームケース
1の樹脂成形を可能とするためには、照明用光路14の
側壁面18aを側壁面18bよりも画像読み取り領域S
側に配置させることはできず、照明用光路14の内壁面
15aを画像読み取り領域Sに接近させるには一定の限
界がある。ところが、上記画像読み取り装置Aaでは、
フレームケース1Aとは別体に形成された光反射部材9
を用いているために、この光反射部材9を画像読み取り
領域Sに接近させる上で、樹脂成形上の制約を受けるよ
うなことはなく、フレームケース1Aの側壁面15cに
ついては傾斜面とすることなく、上記光反射部材9の上
部を画像読み取り領域Sに対してかなり接近させること
ができる。このため、上記画像読み取り装置Aaでは、
透明板2の閉塞領域La’を大きくし、光照射領域L
b’を小さくできる分だけ、画像読み取り領域Sに対し
て光をより集中的に照射することが可能となる。
【0044】図5は、本願発明に係る画像読み取り装置
の他の例を示す断面図である。
【0045】同図に示す画像読み取り装置Abは、フレ
ームケース1Bの空間室11の内壁面11a〜11cの
それぞれに黒色塗料を塗布して光反射率の低い塗膜層4
Aを形成し、この塗膜層4Aによって白色の内壁面11
a〜11cを覆い隠した構成である。このような構成で
あっても、空間室11内に進行した光が空間室11内に
おいて散乱反射することが抑制され、受光素子7にその
散乱光が不当に入射することが防止される。
【0046】このように、本願発明では、空間室内にお
ける光の散乱反射を防止するための光反射防止手段とし
ては、空間室の壁面を黒色の光反射防止部材によって覆
う手段に限定されず、たとえば塗装手段を採用してもか
まわない。さらには、本願発明では、そのような手段に
代えて、空間室の内壁面に黒色のシートまたはフィルム
を貼着するなどして、空間室の白色の内壁面を覆い隠す
手段を用いてもよく、光反射防止手段としては種々の手
段を採用することができる。むろん、光反射防止部材や
塗料などの色彩は、黒色とすることが好ましいが、これ
に限定されるものではない。なお、空間室11に回路基
板5を対面配置させた場合には、上記空間室11内に進
行した光の一部が回路基板5の表面によって反射される
が、この回路基板5は受光素子7の受光面に対向してお
らず、回路基板5によって反射された光が直接受光素子
7に入射することはない。したがって、回路基板5の表
面についてはその光反射率を低くするための手段をとく
に講じる必要はない。
【0047】さらに、上述の各実施形態では、フレーム
ケースを白色の樹脂製としたために、このフレームケー
スを樹脂成形するだけで照明用光路の内壁面を白色とす
ることができ、その製造コストを安価にできるという利
点が得られるが、やはり本願発明はこれに限定されな
い。本願発明では、たとえばフレームケースを従来と同
様に黒色とする一方、その照明用光路の内壁面のみを白
色としてもよい。その手段としては、フレームケースに
形成された照明用光路の内壁面を白色に塗装する手段
や、白色のシート材やフィルムを照明用光路内に配置し
て黒色の壁面を覆い隠す手段などを採用することができ
る。
【0048】その他、本願発明に係る画像読み取り装置
の各部の具体的な構成は、上述した実施形態に限定され
ず、種々に設計変更自在である。本願発明は、光源の種
類はLED光源に限定されず、それ以外の光源、たとえ
ば冷陰極管などを用いてもよい。また、光源と受光素子
とを同一基板に実装することなく、これら光源と受光素
子とを別々の基板に実装してもかまわない。さらに、本
願発明に係る画像読み取り装置は、ハンディスキャナタ
イプの密着型イメージセンサとして、あるいは原稿送り
用のプラテンローラに対向して設けられる密着型イメー
ジセンサなどとして構成されるに限らず、たとえば原稿
を上面に配置するための透明な原稿載置板の下方におい
てフレームケースが副走査方向に水平移動するいわゆる
フラットベッド型イメージセンサとして構成してもかま
わない。
【0049】さらに、本願発明では、たとえば照明用光
路内にプリズムを配置し、光源から発せられた光をこの
プリズムを用いて画像読み取り領域に導くようにしても
かまわない。光源から発せられた光がプリズム内に入射
して画像読み取り領域に導かれる場合、その光の一部が
プリズムの外部に洩れる場合があるが、照明用光路の内
壁面を白色としておけば、プリズムから洩れた光を高い
反射率で反射し、再度プリズム内に戻したり、あるいは
そのまま画像読み取り領域に進行させるといった効果が
期待でき、やはり画像読み取り領域の照度を高めること
ができる。したがって、本願発明でいう照明用光路と
は、空洞部として形成されている場合と、内部にプリズ
ムなどの部材が設けられた非空洞部として形成されてい
る場合とのいずれの場合をも含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る画像読み取り装置の一例を示す
断面図である。
【図2】図1に示す画像読み取り装置の分解斜視図であ
る。
【図3】フレームケースおよびその成形用の金型の一例
を示す要部断面図である。
【図4】本願発明に係る画像読み取り装置の他の例を示
す断面図である。
【図5】本願発明に係る画像読み取り装置の他の例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B フレームケース 2 透明板 3 セルフォックレンズアレイ(集光レンズ) 4 光反射防止部材(光反射防止手段) 4A 塗膜層(光反射防止手段) 5 回路基板 6 LEDチップ(光源) 7 受光素子 9 光反射部材 11 空間室 14,14A 照明用光路 16a,16b 傾斜面部 91a,91b 傾斜面部 S 画像読み取り領域 A,Aa,Ab 画像読み取り装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から発せられた光を画像読み取り領
    域に導くための照明用光路を有する画像読み取り装置で
    あって、 上記照明用光路の内壁面は、白色であることを特徴とす
    る、画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 上記照明用光路を形成するフレームケー
    スを具備しており、かつこのフレームケースは、白色の
    樹脂製である、請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 上記画像読み取り領域において反射され
    て集光レンズによって集光された光を受光する受光素子
    を内部に配置する空間室が上記フレームケースに形成さ
    れており、かつ上記空間室には、上記受光素子の周囲の
    壁面を上記フレームケースの白色の表面よりも低い光反
    射率とする光反射防止手段が設けられている、請求項2
    に記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 上記光反射防止手段は、上記空間室の内
    壁面を覆うように上記空間室内に嵌合装着された黒色の
    部材である、請求項3に記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 上記光反射防止手段は、上記空間室の内
    壁面に塗着された黒色塗料、または上記空間室の内壁面
    に接着された黒色のシートもしくはフィルムである、請
    求項3に記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 上記光源と上記受光素子とを互いに間隔
    を隔てて同一面に実装した基板を具備し、この基板は上
    記受光素子が上記集光レンズの直下に位置するように上
    記フレームケースの底面部に組み付けられているととも
    に、上記フレームケースの照明用光路の内壁面には、上
    記光源の上方において上記光源に対面する傾斜面部が設
    けられ、かつこの傾斜面部は、その上部側ほど上記集光
    レンズおよびその直上位置の画像読み取り領域に接近す
    る方向に傾斜している、請求項3ないし5のいずれかに
    記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 上記フレームケースの照明用光路内に
    は、上記フレームケースとは別体の光反射部材が配され
    ているとともに、この光反射部材は、上記光源の上方に
    おいて上記光源に対面する傾斜面部を有し、かつこの傾
    斜面部は、その上部側ほど上記集光レンズおよびその直
    上位置の画像読み取り領域に接近する方向に傾斜してい
    る、請求項3ないし6のいずれかに記載の画像読み取り
    装置。
  8. 【請求項8】 上記照明用光路の内壁面は、塗装により
    白色とされている、請求項1に記載の画像読み取り装
    置。
  9. 【請求項9】 上記照明用光路の内壁面は、上記照明用
    光路内に白色の部材を設けることによって白色とされて
    いる、請求項1に記載の画像読み取り装置。
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