JPH11213698A - メモリセル評価用半導体装置及びその製造方法並びにメモリセル評価方法 - Google Patents

メモリセル評価用半導体装置及びその製造方法並びにメモリセル評価方法

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JPH11213698A
JPH11213698A JP10009591A JP959198A JPH11213698A JP H11213698 A JPH11213698 A JP H11213698A JP 10009591 A JP10009591 A JP 10009591A JP 959198 A JP959198 A JP 959198A JP H11213698 A JPH11213698 A JP H11213698A
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memory cell
pads
semiconductor device
capacitor
electrode
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Shuichi Ueno
修一 上野
Tomohiro Yamashita
朋宏 山下
Shuichi Oda
秀一 尾田
Shigeki Komori
重樹 小森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単体のメモリセルを評価することが可能なメ
モリセル評価用半導体装置及びその製造方法並びにメモ
リセル評価方法を得る。 【解決手段】 疑似セル部31は、一端が複数のパッド
2のうちの1つに接続されたキャパシタ311、一端が
キャパシタ311の他端に接続され、他端が複数のパッ
ド2のうちの1つに接続されたPN接合素子312を有
する。センス部32はキャパシタ311の他端に接続さ
れ、キャパシタ311の他端における電位を感知して、
感知結果を複数のパッド2のうちの1つに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特性評価用半導体
装置(TEG:Test Element Groupe)に関し、特にメ
モリセルを評価するためのメモリセル評価用半導体装置
及びその製造方法並びにメモリセル評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、DRAMに含まれるメモリセルの
動作に関し、図51〜図54を用いて説明する。対向電
極CP及びストレージノード電極SNで構成されるキャ
パシタに電荷を蓄積することによって、データを書き込
む(図51)。キャパシタに蓄積された電荷を保持して
いくことによってデータが保持される(図52)。しか
し、実際には、対向電極CPとストレージノード電極S
Nとの間の誘電体膜を介して電荷が移動する、いわゆる
キャパシタリークが生じたり(図53)、キャパシタと
キャパシタを囲む部分との間で電荷が移動する、いわゆ
る接合リークが生じたりする(図54)。このような電
荷の移動によるリーク電流によってデータが保持されず
消失する。そこで、データが消失する前に再度データを
書き込む。この動作は、リフレッシュ動作と称され、定
期的に行われる。
【0003】近年のDRAMは、携帯電話やモーバイル
コンピュータ等の携帯機器に利用されることもあって、
消費電力の小さいDRAMが要求されている。しかし、
リフレッシュ動作が行われる度に電力が消費される。そ
こで、リフレッシュ動作が行われる間隔(以下、リフレ
ッシュ動作実行間隔と称す)をデータが消失しないこと
を条件として可能な限り長くすることによって、リフレ
ッシュ動作の実行回数を減らしてDRAMの消費電力を
小さくしている。
【0004】DRAM内の多数のメモリセルのうちの1
つたりとも、データの消失が生じないようにするため
に、リフレッシュ動作実行間隔は、多数のメモリセルの
サンプルを用意し、データを書き込んでからデータが消
失するまでの時間が最も短いサンプルに基づいて定めら
れる。
【0005】図55はデータの消失とリフレッシュ動作
実行間隔との関係を統計的に表したグラフであり、横軸
は平均的なリフレッシュ動作実行間隔、縦軸はデータの
消失確率である。リフレッシュ実行間隔が0〜T0の場
合は、データの消失確率は零、すなわち、DRAM内の
全てのメモリセルはデータが消失しない。一方、リフレ
ッシュ実行間隔がT0を越えた場合は、DRAM内のメ
モリセルの少なくとも1つはデータが消失する。図55
では、消費電力低減のための最も効率の良いリフレッシ
ュ動作実行間隔はT0ということになる。
【0006】リフレッシュ動作実行間隔を延すには、2
つの手法が考えられる。まず一つ目は図56に示すよう
に全体的に曲線を移動させることであり、これは上述の
リーク電流をDRAM内の全てのメモリセルについて改
善すること(以下、「大パターン改善法」と称す)によ
って実現できる。二つ目は図57に示すようにT0付近
のデータ消失確率を零にすることであり、これはDRA
M内の多数のメモリセルのうち、例えばリーク電流につ
いての特性が悪い、特定のメモリセルについて改善する
こと(以下、「小パターン改善法」と称す)によって実
現できる。図55に示すグラフを用いたように、多数の
メモリセルを統計的に評価することは、小パターン改善
法にとって有効である。
【0007】これら2つの手法の違いを図58〜図60
を用いて説明する。図58及び59はDRAMの構成の
概念図であり、MCはメモリセル、DMは多数のメモリ
セルMCの集合体である。黒いMCは不良のメモリセル
である。図60は集合体DMに与えた電圧とリーク電流
との関係を示すグラフである。図60において、ISAは
1つのメモリセルMCに生じるリーク電流の平均値、I
SLは不良のメモリセルMCのリーク電流、ILは集合体
DMから流れ出るリーク電流である。
【0008】上述の大パターン改善法では、開発段階の
テスト時に、図58に示す集合体DMから流れ出るリー
ク電流ILを調べるというように、集合体DM全体を1
つのテスト対象としているため、テストが容易である。
しかし、リーク電流ISLはリーク電流ILに含まれて検
出できない。
【0009】一方、小パターン改善法では、開発段階の
テスト時に、図59に示すメモリセルMCから流れ出る
リーク電流ISを調べるというように、各メモリセルM
Cをテスト対象としているため、テストが困難である。
さらに、リーク電流についての特性が悪いメモリセルを
見つけだすには、集合体DM内の多数のメモリセルMC
のそれぞれについてテストしなければならない。しか
し、リーク電流ISLは検出できる。
【0010】以上のことから、小パターン改善法は、大
パターン改善法と比較して、テストが困難であり、従来
では用いられていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
DRAMの大規模化に伴い、メモリセル内部の電界は上
昇する傾向にあり、大パターン改善法を用いてリフレッ
シュ動作実行間隔を延すことが困難になってきている。
【0012】そこで、小パターン改善法を用いてリフレ
ッシュ動作実行間隔を延すことが考えられる。しかし、
単体のメモリセルを評価する手法がないため、小パター
ン改善法を活用できないという問題点がある。
【0013】本発明は、この問題点を解決するためにな
されたものであり、単体のメモリセルを評価することが
可能なメモリセル評価用半導体装置及びその製造方法並
びにメモリセル評価方法を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、半導体基板と、前記半導体基板に形成
された複数のパッドと、一端が前記複数のパッドのうち
の1つに接続されたキャパシタと、一端が前記キャパシ
タの他端に接続されて他端が前記複数のパッドのうちの
1つに接続されたPN接合素子とを有する疑似セル部、
及び前記キャパシタの他端に接続されて前記キャパシタ
の電位を感知して感知結果を前記複数のパッドのうちの
1つに出力するためのセンス部を有する、前記半導体基
板に形成された少なくとも1つのメモリセル評価部とを
備える。
【0015】本発明の請求項2に係る課題解決手段にお
いて、前記センス部は、前記キャパシタの他端に接続さ
れたゲート電極と、前記複数のパッドのうちの1つに接
続されたソース電極と、前記複数のパッドのうちの1つ
に接続されたドレイン電極と、前記複数のパッドのうち
の1つに接続されたバックゲート電極とを有するMOS
トランジスタを備える。
【0016】本発明の請求項3に係る課題解決手段にお
いて、前記MOSトランジスタはp型であって、前記ソ
ース電極に接続されたパッドと、前記キャパシタの一端
に接続されたパッドとは同一である。
【0017】本発明の請求項4に係る課題解決手段にお
いて、前記MOSトランジスタはp型であって、前記ソ
ース電極に接続されたパッドと、前記キャパシタの一端
に接続されたパッドと、前記バックゲート電極に接続さ
れたパッドとは同一である。
【0018】本発明の請求項5に係る課題解決手段は、
前記ソース電極に接続されたパッドと、前記バックゲー
ト電極に接続されたパッドとは同一である。
【0019】本発明の請求項6に係る課題解決手段にお
いて、前記MOSトランジスタはn型である。
【0020】本発明の請求項7に係る課題解決手段にお
いて、前記ドレイン電極に接続されたパッドと、前記キ
ャパシタの一端に接続されたパッドとは同一である。
【0021】本発明の請求項8に係る課題解決手段は、
前記少なくとも1つのメモリセル評価部は複数であり、
前記複数のメモリセル評価部にそれぞれ含まれるセンス
部が出力する感知結果が与えられるパッドは同一であ
る。
【0022】本発明の請求項9に係る課題解決手段は、
前記複数のパッドのうちのいくつかに接続され、前記い
くつかのパッドに印加されたアドレス信号に対応する前
記メモリセル評価部を駆動するためのデコーダをさらに
備える。
【0023】本発明の請求項10に係る課題解決手段
は、前記疑似セル部を形成するために前記半導体基板に
設けられた疑似セル部形成領域と、前記センス部を形成
するために前記半導体基板に設けられたセンス部形成領
域とをさらに備え、前記疑似セル部形成領域と前記セン
ス部形成領域とは電気的に分離している。
【0024】本発明の請求項11に係る課題解決手段
は、前記疑似セル部形成領域と前記センス部形成領域は
同じ極性のウェル構造であり、前記疑似セル部形成領域
と前記センス部形成領域との間に形成されたウェル領域
をさらに備える。
【0025】本発明の請求項12に係る課題解決手段
は、前記疑似セル部を形成するために前記半導体基板に
設けられた疑似セル部形成領域と、前記センス部を形成
するために前記半導体基板に設けられたセンス部形成領
域と、前記疑似セル部形成領域及び前記センス部形成領
域より下方に形成されたボトム層とをさらに備える。
【0026】本発明の請求項13に係る課題解決手段
は、半導体基板上に素子分離領域を形成して、疑似セル
部形成領域及びセンス部形成領域を区画する工程と、前
記疑似セル部形成領域及び前記センス部形成領域にそれ
ぞれ不純物を注入する工程と、前記センス部形成領域内
にMOSトランジスタを形成する工程と、前記疑似セル
部形成領域の一部に、前記疑似セル部形成領域に注入さ
れている前記不純物と異なる極性の不純物を注入する工
程と、前記異なる極性の不純物が注入された領域と前記
MOSトランジスタのゲート電極とに接続されたストレ
ージノード電極、この電極に誘電体を介して対向する電
極を有し、評価対象と同じ形状であるキャパシタを形成
する工程とを備える。
【0027】本発明の請求項14に係る課題解決手段
は、前記疑似セル部形成領域及びセンス部形成領域を区
画する工程の前に、前記疑似セル部形成領域及びセンス
部形成領域より下方に不純物を注入する工程をさらに備
える。
【0028】本発明の請求項15に係る課題解決手段
は、半導体基板と、前記半導体基板に形成された複数の
パッドと、一端が前記複数のパッドのうちの1つに接続
されたキャパシタと、一端が前記キャパシタの他端に接
続されて他端が前記複数のパッドのうちの1つに接続さ
れたPN接合素子とを有する疑似セル部、及び前記キャ
パシタの他端に接続されて前記キャパシタの電位を感知
して感知結果を前記複数のパッドのうちの1つに出力す
るためのセンス部を有する、前記半導体基板に形成され
た少なくとも1つのメモリセル評価部とを備え、前記セ
ンス部は、前記キャパシタの他端に接続されたゲート電
極と、前記複数のパッドのうちの1つに接続されたソー
ス電極と、前記複数のパッドのうちの1つに接続された
ドレイン電極とを有するMOSトランジスタを備えたメ
モリセル評価用半導体装置を用いたメモリセル評価方法
であって、(a)前記PN接合素子の他端に接続された
パッドに前記PN接合素子の順方向電位を印加するステ
ップと、(b)前記ドレイン電極に接続されたパッドと
前記ソース電極に接続されたパッドとの間に流れるドレ
イン電流を検出するステップと、(c)前記MOSトラ
ンジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性と前記(b)
ステップにおいて検出されたドレイン電流とを対比する
ことによって、前記MOSトランジスタのゲート電圧を
求めるステップとを備える。
【0029】本発明の請求項16に係る課題解決手段
は、前記(a)ステップは、(a−1)前記ドレイン電
極に接続されたパッドと前記ソース電極に接続されたパ
ッドとの間に流れるドレイン電流が零になることを検出
するステップと、(a−2)前記(a−1)ステップに
よってドレイン電極が零になることを検出すると、前記
PN接合素子の他端に接続されたパッドに前記PN接合
素子の逆方向電圧を印加するステップとを備える。
【0030】本発明の請求項17に係る課題解決手段
は、(d)前記ドレイン電極に接続されたパッドに0V
以下の電位を与えておくステップをさらに備える。
【0031】本発明の請求項18に係る課題解決手段
は、(c−1)前記(c)ステップは、前記MOSトラ
ンジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性のうちの飽和
領域を用いて前記ゲート電圧を求めるステップを備え
る。
【0032】本発明の請求項19に係る課題解決手段に
おいて、前記MOSトランジスタのバックゲート電極は
前記複数のパッドのうちの1つに接続され、(d)前記
バックゲート電極に接続されたパッドに前記飽和領域を
シフトさせるための電位を与えるステップをさらに備え
る。
【0033】本発明の請求項20に係る課題解決手段
は、前記(d)ステップにおいて前記バックゲート電極
に接続されたパッドに与える電位は、前記ソース電極に
接続されたパッドに与える電位よりも高い。
【0034】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に本発明のメ
モリセル評価用半導体装置の概念を示す。図1におい
て、1はp型半導体基板、2はp型半導体基板1に形成
されたテスタのプローブ等を接触させるためのパッド、
3はメモリセル評価部である。
【0035】メモリセル評価部3は、疑似セル部31及
びセンス部32を含む。疑似セル部31は、一端が複数
のパッド2のうちの1つに接続されたキャパシタ31
1、一端がキャパシタ311の他端に接続され、他端が
複数のパッド2のうちの1つに接続されたPN接合素子
312を有する。センス部32はキャパシタ311の他
端に接続され、キャパシタ311の他端の電位を感知し
て、感知結果を複数のパッド2のうちの1つに出力す
る。
【0036】キャパシタ311は、評価対象(DRAM
内のメモリセル内のキャパシタ)と同じ構造である。P
N接合素子312に接続されたキャパシタ311の他端
は従来の技術で説明したストレージノード電極である。
【0037】次に動作について説明する。まず、PN接
合素子312の他端に接続されたパッド2に順方向電位
を与えることによって、キャパシタ311のストレージ
ノード電極に電荷を注入する。ストレージノード電極に
注入された電荷は、キャパシタ311のキャパシタリー
クやPN接合素子312の接合リークによって移動し、
キャパシタ311のストレージノード電極の電位が変化
する。キャパシタ311のキャパシタリーク、PN接合
素子312の接合リークは従来の技術で説明したキャパ
シタリークや接合リークに相当する。センス部32は、
ストレージノード電極の電位の変化に応じた信号をパッ
ド2に出力する。センス部32に接続されたパッド2か
ら出力される信号をテスタによって観測する。この観測
結果に基づいて、キャパシタ311のストレージノード
電極の電位の変化を評価できる。
【0038】図2は本発明の実施の形態1におけるメモ
リセル評価用半導体装置の概念図である。図2内の各符
号は図1内の各符号に対応している。図2では、センス
部32はp型のMOSトランジスタPTのみからなる。
MOSトランジスタPTは、ゲート電極がキャパシタ3
11のストレージノード電極に接続され、ソース電極が
複数のパッド2のうちの1つに接続され、ドレイン電極
が複数のパッド2のうちの1つに接続され、バックゲー
ト電極が複数のパッド2のうちの1つに接続されてい
る。MOSトランジスタPTのソース電極及びドレイン
電極間に流れるドレイン電流IDは、キャパシタ311
のストレージノード電極の電位に応じて変化する。
【0039】図3は、図2に示すメモリセル評価用半導
体装置のレイアウト図である。図4は、図3内の一点鎖
線4a−4a及び一点鎖線4b−4bにおける断面図で
ある。図3及び図4において、GはMOSトランジスタ
PTのゲート電極、SはMOSトランジスタPTのソー
ス電極、DはMOSトランジスタPTのドレイン電極、
31pは疑似セル部形成領域であるp型ウェル領域、3
2nはセンス部形成領域であるn型ウェル領域である。
CPはキャパシタ311の一方の電極、SNはキャパシ
タ311の他方の電極であるストレージノード電極、P
W12はPN接合素子312の一端であって高濃度n型
不純物領域の電極、PW11はPN接合素子312の他
端であって高濃度p型不純物領域の電極、NW21は高
濃度n型不純物領域であってMOSトランジスタPTの
バックゲート電極、1aは素子分離膜、1b及び1cは
層間絶縁膜、1dはパッシベーション膜である。図3及
び図4では、ソース電極S及びドレイン電極Dはp型不
純物が注入されている。
【0040】実施の形態1による効果は次の通りであ
る。すなわち、センス部32に接続されたパッド2から
出力される信号を観測することによって、単体のメモリ
セルのストレージノード電極の電位の微小変化を評価で
きる。
【0041】また、MOSトランジスタPTによってセ
ンス部32を簡単に構成できる。
【0042】さらに、メモリセル評価部3のうち、疑似
セル部31は評価対象を模したものであるが、センス部
32は評価対象に含まれない部分である。したがって、
センス部32が疑似セル部31に影響を与えないことが
望ましい。図3では、センス部32の入力がゲート絶縁
膜によって絶縁されているので、ストレージノード電極
における電荷がセンス部32を介して他の部分へ流出し
ない。したがって、電荷の量についてセンス部32が疑
似セル部31に影響を与えることがないため、評価対象
を精度良く評価できる。
【0043】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態
2におけるメモリセル評価用半導体装置の概念図であ
る。図5では、センス部32はn型のMOSトランジス
タNTのみからなり、その他の構成は図2と同様であ
る。
【0044】図6は、図5に示すメモリセル評価用半導
体装置のレイアウト図である。図7は、図6内の一点鎖
線7a−7a及び一点鎖線7b−7bにおける断面図で
ある。図6及び図7において、PW21は高濃度p型不
純物領域であってMOSトランジスタNTのバックゲー
ト電極、32pはセンス部形成領域であるp型ウェル領
域、その他の符号は図3及び図4内の符号と同様であ
る。図6及び図7では、ソース電極S及びドレイン電極
Dはn型不純物が注入されている。
【0045】実施の形態2による効果は次の通りであ
る。n型のMOSトランジスタは、p型のMOSトラン
ジスタと比較して、チャネルとゲート電極との間に流れ
る電流(ゲート電流)が小さいことが知られている(小
柳光正著、丸善株式会社出版の『サブミクロンデバイス
II』参照)。よって、実施の形態2では、センス部32
がp型のMOSトランジスタPTのみで構成されている
実施の形態1と比較して、センス部32がゲート電流に
基づいて疑似セル部31に与える影響を小さくできる。
【0046】実施の形態3.図8は本発明の実施の形態
3におけるメモリセル評価用半導体装置の概念図であ
る。p型半導体基板1上に形成されるパッド2の数は、
レイアウト面積によって制限されたり、テスタが一度に
プロービングできるパッドの数には限界があったり等、
メモリセル評価部3以外の要因で制限されることが多
い。そこで、図8に示すように、キャパシタ311に接
続されたパッド2とMOSトランジスタPTのソース電
極に接続されたパッド2とを同一にすることによって、
パッド2の数を減らす。その他は図2と同様である。
【0047】実施の形態3による効果は次の通りであ
る。すなわち、メモリセル評価部3に接続されるパッド
2の数を減らしたため、パッド2の数をある範囲内に制
限できる。また、MOSトランジスタPTのバックゲー
ト電極に接続されたパッド2については独立しているた
め、MOSトランジスタPTの基板電位を自在に調節で
きる。
【0048】実施の形態4.図9は本発明の実施の形態
4におけるメモリセル評価用半導体装置の概念図であ
る。図9に示すように、MOSトランジスタPTのソー
ス電極に接続されたパッド2とバックゲート電極に接続
されたパッド2とを同一にすることによって、パッド2
の数を減らす。その他は図2と同様である。
【0049】実施の形態4による効果は次の通りであ
る。すなわち、メモリセル評価部3に接続されるパッド
2の数を減らしたため、実施の形態3で説明したよう
に、パッド2の数をある範囲内に制限できる。
【0050】実施の形態5.図10は本発明の実施の形
態5におけるメモリセル評価用半導体装置の概念図であ
る。図10に示すように、MOSトランジスタPTのソ
ース電極に接続されたパッド2、バックゲート電極に接
続されたパッド2及びキャパシタ311に接続されたパ
ッド2を同一にすることによって、パッド2の数を減ら
す。その他は図2と同様である。
【0051】実施の形態5による効果は次の通りであ
る。すなわち、メモリセル評価部3に接続されるパッド
2の数を減らしたため、実施の形態3で説明したよう
に、パッド2の数をある範囲内に制限できる。また、実
施の形態5は、実施の形態3及び4と比較して、パッド
2の数が少ない。
【0052】実施の形態6.図11〜図13は本発明の
実施の形態6におけるメモリセル評価用半導体装置の概
念図である。実施の形態6では、実施の形態3〜5と同
じように、図5に示すパッド2のいくつかを1つにす
る。
【0053】図11では、キャパシタ311に接続され
たパッド2とMOSトランジスタNTのドレイン電極に
接続されたパッド2とを同一にしている。図12では、
MOSトランジスタNTのソース電極に接続されたパッ
ド2とバックゲート電極に接続されたパッド2とを同一
にしている。図13では、キャパシタ311に接続され
たパッド2とMOSトランジスタNTのドレイン電極に
接続されたパッド2とを同一にして、MOSトランジス
タNTのソース電極に接続されたパッド2とバックゲー
ト電極に接続されたパッド2とを同一にしている。
【0054】実施の形態6による効果は次の通りであ
る。すなわち、メモリセル評価部3に接続されるパッド
2の数を減らしたため、実施の形態3で説明したよう
に、パッド2の数をある範囲内に制限できる。図11で
は、MOSトランジスタNTのバックゲート電極に接続
されたパッド2については独立しているため、MOSト
ランジスタNTの基板電位を自在に調節できる。図13
では、図11及び図12と比較して、パッド2の数が少
ない。
【0055】実施の形態7.図4において、電極PW1
1に正の電圧を印加する場合を考える。p型ウェル領域
31p及びp型半導体基板1は同じp型であるため、p
型半導体基板1にも正の電圧が印加される。したがっ
て、疑似セル部31やセンス部32の他にも、p型半導
体基板1上にMOSトランジスタ等の素子が形成されて
いる場合、p型半導体基板1上に形成された素子の中に
は、基板電位がp型半導体基板1の影響を受けるものが
生じる。基板電位がp型半導体基板1の影響を受けてい
る素子は、動作上、大きな制約を受けることになる。
【0056】そこで、実施の形態7のメモリセル評価用
半導体装置では、トリプルウェル構造を採用する。すな
わち、図14に示すようにp型半導体基板1内部にはn
型不純物領域のボトム層BNが設けられている。疑似セ
ル部31、センス部32、その他の素子は、ボトム層B
Nの上に形成されている。ボトム層BNには、ボトム層
BNの電位を固定するための高濃度n型不純物領域であ
る電極BN1が形成されている。電極BN1はアルミ配
線ALを介してパッド2に接続されている。
【0057】電極BN1にはグランド等の固定電位を与
えておく。電極PW11に正の電圧を印加しても、ボト
ム層BNより下のp型半導体基板1には正の電圧が印加
されない。ボトム層BNより下のp型半導体基板1の電
位は、ボトム層BNより上に形成されている素子の基板
電位に影響を与えることはない。
【0058】実施の形態7による効果は次の通りであ
る。すなわち、ボトム層BNは、ボトム層BNより下の
p型半導体基板1の電位が素子の基板電位に影響を与え
ることを防止する。したがって、各素子はp型半導体基
板1の電位の影響を受けることなく動作を行うことがで
きる。
【0059】実施の形態8.図7において、p型ウェル
領域31pとp型ウェル領域32pとは、同じp型であ
り、かつ接触している。したがって、疑似セル部31の
基板電位とセンス部32の基板電位とは互いに影響を与
える。
【0060】そこで、実施の形態8では、図15に示す
ように、p型ウェル領域31p、p型ウェル領域32p
を互いに十分な距離を空けて分離し、p型ウェル領域3
1pとp型ウェル領域32pとの間に、n型ウェル領域
NW3を備える。n型ウェル領域NW3の底部は、p型
ウェル領域31p及びp型ウェル領域32pの底部より
下向に位置する。p型ウェル領域31p及びn型ウェル
領域NW3の下にボトム層BNを設ける。ボトム層BN
には、ボトム層BNの電位を固定するための高濃度n型
不純物領域である電極BN1が形成されている。電極B
N1はアルミ配線ALを介してパッド2に接続されてい
る。その他は図7と同様である。なお、ボトム層BNと
n型ウェル領域NW3との間は、図15では隙間が生じ
ているが、接触していてもよい。
【0061】以上のように、実施の形態8では、p型ウ
ェル領域31pは、ボトム層BN及びn型ウェル領域N
W3によって囲まれるため、p型ウェル領域31pとp
型ウェル領域32pとは電気的に分離される。
【0062】実施の形態8による効果は次の通りであ
る。すなわち、疑似セル部31及びセンス部32はそれ
ぞれ互いに基板電位の影響を受けることが抑制された状
態で動作を行うことができる。
【0063】実施の形態9.実施の形態9では、実施の
形態8と主として同様であるが、p型ウェル領域32p
をボトム層BN及びn型ウェル領域NW3によって囲
む。すなわち、図16に示すように、p型ウェル領域3
1p、p型ウェル領域32pを互いに十分な距離を空け
て分離し、p型ウェル領域31pとp型ウェル領域32
pとの間に、n型のn型ウェル領域NW3を備える。n
型ウェル領域NW3の底部は、p型ウェル領域31p及
びp型ウェル領域32pの底部より下向に位置する。p
型ウェル領域32p及びn型ウェル領域NW3の下にボ
トム層BNを設ける。ボトム層BNには、ボトム層BN
の電位を固定するための高濃度n型不純物領域である電
極BN1が形成されている。電極BN1はアルミ配線A
Lを介してパッド2に接続されている。その他は図7と
同様である。なお、ボトム層BNとn型ウェル領域NW
3との間は、図16では隙間が生じているが、接触して
いてもよい。
【0064】以上のように、実施の形態9では、p型ウ
ェル領域32pは、ボトム層BN及びn型ウェル領域N
W3によって囲まれるため、p型ウェル領域31pとp
型ウェル領域32pとは電気的に分離される。
【0065】実施の形態9による効果は次の通りであ
る。すなわち、疑似セル部31及びセンス部32はそれ
ぞれ互いに基板電位の影響を受けることが抑制された状
態で動作を行うことができる。
【0066】実施の形態10.図15又は図16では、
p型ウェル領域31p又はp型ウェル領域32pとp型
半導体基板1とが同じp型であるため、p型半導体基板
1の電位がp型ウェル領域31p又はp型ウェル領域3
2pに影響を与える。
【0067】そこで、実施の形態10では、ボトム層B
Nは、p型ウェル領域31p及びp型ウェル領域32p
の下に設けられる。その他は図15又は図16と同様で
ある。
【0068】なお、ボトム層BNとn型ウェル領域NW
3との間は、図17では隙間が生じているが、接触して
いてもよい。
【0069】実施の形態10による効果は次の通りであ
る。すなわち、ボトム層BNは、ボトム層BNより下の
p型半導体基板1の電位がp型ウェル領域31p及びp
型ウェル領域32pに影響を与えることを防止する。し
たがって、疑似セル部31及びセンス部32はp型半導
体基板1の電位の影響を受けることなく動作を行うこと
ができる。さらに、疑似セル部31及びセンス部32は
それぞれ互いに基板電位の影響を受けることが抑制され
た状態で動作を行うことができる。
【0070】実施の形態11.図18〜図21は本発明
の実施の形態11におけるメモリセル評価用半導体装置
の概念図である。実施の形態11は、1つのp型半導体
基板1上に多数のメモリセル評価部3を形成する場合で
ある。
【0071】図18〜図21は、パッド2の数が全て1
2個であることが共通しているが、メモリセル評価部3
の数が異なっている。図18ではメモリセル評価部3が
9個、図19では、メモリセル評価部3が12個、図2
0では、メモリセル評価部3が20個、図21ではメモ
リセル評価部3が25個である。
【0072】図18〜図21において、メモリセル評価
部3は実施の形態7で説明したものであり、L1〜L1
2はパッド2にそれぞれ接続された配線、配線L12に
ついては実施の形態7で説明した電極BN1に接続さ
れ、300はアレイ状に配置して形成された多数のメモ
リセル評価部3で構成されるメモリセルアレイである。
【0073】図18について、配線L1〜L3にはPN
接合素子312が接続され、配線L4にはMOSトラン
ジスタPTのソース電極が接続され、配線L5〜L7に
はMOSトランジスタPTのドレイン電極が接続され、
配線L8にはキャパシタ311が接続され、配線L9〜
L11にはMOSトランジスタPTのバックゲート電極
が接続されている。
【0074】図19については、配線L1〜L4にはP
N接合素子312が接続され、配線L5にはMOSトラ
ンジスタPTのソース電極が接続され、配線L6〜L9
にはMOSトランジスタPTのドレイン電極が接続さ
れ、配線L10にはキャパシタ311が接続され、配線
L11にはMOSトランジスタPTのバックゲート電極
が接続されている。
【0075】図20については、配線L1〜L5にはP
N接合素子312が接続され、配線L6〜L9にはMO
SトランジスタPTのドレイン電極が接続され、配線L
10にはMOSトランジスタPTのソース電極及びキャ
パシタ311が接続され、配線L11にはMOSトラン
ジスタPTのバックゲート電極が接続されている。
【0076】図21については、配線L1〜L5にはP
N接合素子312が接続され、配線L6〜L10にはM
OSトランジスタPTのドレイン電極が接続され、配線
L11にはMOSトランジスタPTのソース電極、バッ
クゲート電極及びキャパシタ311が接続されている。
【0077】以上のように図18〜図21では、メモリ
セルアレイ内のメモリセル評価部3内の出力であるソー
ス電極は同一のパッド2に接続されている。
【0078】次に動作について説明する。PN接合素子
312に接続されたパッド2に順方向電位を印加するこ
とによって、メモリセル評価部3内のストレージノード
電極には電荷が蓄積される。ソース電極が接続されたパ
ッド2には、メモリセルアレイ300内の全てのメモリ
セル評価部3が出力する電流が集中する。
【0079】なお、メモリセル評価部3は実施の形態7
以外でもよい。また、ボトム層BNがない場合は、配線
L12を省略してもよい。
【0080】実施の形態11による効果は次の通りであ
る。すなわち、ソース電極が接続されたパッド2から出
力されるドレイン電流を観測することによって、ストレ
ージノード電極の電位の変化を統計的に評価できる。
【0081】実施の形態12.図22〜図24は本発明
の実施の形態12におけるメモリセル評価用半導体装置
の概念図である。実施の形態12は、図18〜図21と
比較して、メモリセルアレイ300がさらに多くのメモ
リセル評価部3で構成される場合に適用され、メモリセ
ルアレイ300とパッド2との間に介在するデコーダD
X,DYがさらに設けられている。
【0082】図22について、メモリセルアレイ300
内は256個(行×列=16×16)のメモリセル評価
部3がアレイ状に配置されている。デコーダDXの入力
には配線L1〜L4が接続されている。デコーダDYの
入力には配線L5〜L8が接続されている。デコーダD
Xの出力には、各行に対応した16本の出力線が延びて
おり、それぞれの出力線には各行内のPN接合素子31
2が接続されている。デコーダDYの出力には、各列に
対応した16本の出力線が延びており、それぞれの出力
線には各列内のMOSトランジスタPTのドレイン電極
が接続されている。配線L9にはメモリセルアレイ30
0内の全てのキャパシタ311が接続されている。配線
L10にはメモリセルアレイ300内の全てのMOSト
ランジスタPTのソース電極が接続されている。配線L
11にはメモリセルアレイ300内の全てのMOSトラ
ンジスタPTのバックゲート電極が接続されている。
【0083】図23について、メモリセルアレイ300
内は512個(行×列=32×16)のメモリセル評価
部3がアレイ状に配置されている。デコーダDXの入力
には配線L1〜L5が接続されている。デコーダDYの
入力には配線L6〜L9が接続されている。デコーダD
Xの出力には、各行に対応した32本の出力線が延びて
おり、それぞれの出力線には各行内のPN接合素子31
2が接続されている。デコーダDYの出力には、各列に
対応した16本の出力線が延びており、それぞれの出力
線には各列内のMOSトランジスタPTのドレイン電極
が接続されている。配線L10にはメモリセルアレイ3
00内の全てのキャパシタ311及びMOSトランジス
タPTのソース電極が接続されている。配線L11には
メモリセルアレイ300内の全てのMOSトランジスタ
PTのバックゲート電極が接続されている。
【0084】図24について、メモリセルアレイ300
内は1024個(行×列=32×32)のメモリセル評
価部3がアレイ状に配置されている。デコーダDXの入
力には配線L1〜L5が接続されている。デコーダDY
の入力には配線L6〜L10が接続されている。デコー
ダDXの出力には、各行に対応した32本の出力線が延
びており、それぞれの出力線には各行内のPN接合素子
312が接続されている。デコーダDYの出力には、各
列に対応した32本の出力線が延びており、それぞれの
出力線には各列内のMOSトランジスタPTのドレイン
電極が接続されている。配線L11にはメモリセルアレ
イ300内の全てのキャパシタ311及びMOSトラン
ジスタPTのソース電極及びバックゲート電極が接続さ
れている。
【0085】以上のように図22〜図24では、メモリ
セルアレイ内のメモリセル評価部3内の出力であるソー
ス電極は同一のパッド2に接続されている。
【0086】次に動作について説明する。デコーダDX
は、これに接続された複数のパッド2に印加されたアド
レス信号が示す出力線に順方向電位を印加する。順方向
電位が印加された出力線に接続されたメモリセル評価部
3内のストレージノード電極には電荷が注入される。デ
コーダDYは、これに接続された複数のパッド2に印加
されたアドレス信号が示す出力線に固定電位を印加する
ことによって、この出力線に接続されたメモリセル評価
部3がドレイン電流を流すことを可能にする。このよう
に、デコーダDX,DYは、アドレス信号に対応するメ
モリセル評価部3を駆動させる。ソース電極が接続され
たパッド2には、メモリセルアレイ300内の全てのメ
モリセル評価部3が出力する電流が集中する。
【0087】実施の形態12による効果は次の通りであ
る。すなわち、デコーダDX及びデコーダDYを設けた
ことによって、p型半導体基板1上に形成できるパッド
2の数に制限があっても、実施の形態11と比較して、
さらに多くのメモリセル評価部3を構成できる。
【0088】実施の形態13.実施の形態13では、図
4に示すメモリセル評価用半導体装置の製造方法につい
て、図25〜図35を用いて説明する。
【0089】p型半導体基板1上に膜厚が0.3μm〜
0.5μmのLOCOS構造の素子分離膜1aを形成す
る(図25)。
【0090】次に、0.3MeV〜1.5MeVのエネ
ルギーを有するホウ素(B)を疑似セル部31の形成領
域に注入することによって、不純物濃度が1012〜10
14/cm2であるp型ウェル領域31pを形成する。ま
た、0.5MeV〜3.0MeVのエネルギーを有する
リン(P)をセンス部32の形成領域に注入することに
よって、不純物濃度が1012〜1014/cm2であるn
型ウェル領域32nを形成する(図26)。
【0091】次に、p型ウェル領域31pとn型ウェル
領域32nとの間の素子分離膜1a上からn型ウェル領
域32n上までに延在し、材質がd−αpoly、膜厚
が0.2μmであるゲート電極Gを形成する(図2
7)。
【0092】次に、0.01MeV〜0.05MeVの
エネルギーを有するリン(P)、又は、0.03MeV
〜0.15MeVのエネルギーを有する砒素(As)を
素子分離膜1a及びゲート電極Gをマスクとしてp型ウ
ェル領域31p及びn型ウェル領域32nに注入するこ
とによって、不純物濃度が5×1012〜1014/cm2
である電極PW12、ソース電極S及びドレイン電極D
を形成する(図28)。
【0093】次に、ゲート電極Gの側壁に、材質がTE
OS、膜厚が0.05μm〜0.3μmであるサイドウ
ォールを形成する(図29)。
【0094】次に、0.01MeV〜0.05MeVの
エネルギーを有するフッ化ホウ素(BF2)をp型ウェ
ル領域31p、ソース電極S及びドレイン電極Dに注入
することによって、不純物濃度が5×1014〜1016
cm2の電極PW11を形成し、ソース電極S及びドレ
イン電極DについてはLDD構造にする。また、0.0
1MeV〜0.05MeVのエネルギーを有するリン
(P)をn型ウェル領域32nに注入することによっ
て、不純物濃度が5×1014〜1016/cm2のバック
ゲート電極NW21を形成する(図30)。
【0095】次に、材質がTEOS、膜厚が0.3μm
〜1.0μmの層間絶縁膜1bを全面に形成する。そし
て、p型ウェル領域31pとn型ウェル領域32nとの
間の素子分離膜1a上のゲート電極G、及び電極PW1
2が露出するように、層間絶縁膜1bに穴(storage co
ntact)を開ける。そして、電極PW12には、0.0
5MeV〜0.3MeVのエネルギーを有するリン
(P)を注入することによって、電極PW12内に濃度
が5×1012〜1014/cm2の領域を形成する(図3
1)。
【0096】次に、材質がd−αpoly、膜厚が0.
1μm〜0.3μmであるストレージノード電極SNを
全面に形成する。そして、0.05MeV〜0.3Me
Vのエネルギーを有するリン(P)をストレージノード
電極SNに注入する(図32)。
【0097】次に、レジストマスク(図示せず)を用い
てストレージノード電極SNを整形する(図33)。
【0098】次に、材質がSiO2又はSi34、膜厚
が0.01μm〜0.03μmである誘電膜を全面に形
成する。その上に、材質がinterpoly、膜厚が
0.1μm〜0.3μmである対向電極CPを形成する
(図34)。
【0099】次に、レジストマスクを用いて誘電体膜及
び対向電極CPを整形する(図35)。
【0100】次に、材質がBPTEOS、膜厚が1.0
μmの層間絶縁膜1cを形成する。そして、材質がAl
Cu、膜厚が0.5μm〜1.0μmであるアルミ配線
ALを形成する。そして、パッド2を形成する。そし
て、材質がSi34、膜厚が0.3μm〜1.0μmで
あるパッシベーション膜1dを形成して、図4に示すメ
モリセル評価用半導体装置が完成する。
【0101】実施の形態14.実施の形態14では、図
14に示すメモリセル評価用半導体装置の製造方法につ
いて、図36〜図38を用いて説明する。
【0102】p型半導体基板1上に膜厚が0.3μm〜
0.5μmのLOCOS構造の素子分離膜1aを形成す
る(図36)。
【0103】次に、1.0MeV〜3.0MeVのエネ
ルギーを有するリン(P)を注入することによって、不
純物濃度が1012〜1014/cm2であるボトム層BN
をp型半導体基板1内の深い位置に形成する。そして、
0.3MeV〜1.5MeVのエネルギーを有するホウ
素(B)を疑似セル部31の形成領域に注入することに
よって、不純物濃度が1012〜1014/cm2であるp
型ウェル領域31pを形成する。また、0.5MeV〜
3.0MeVのエネルギーを有するリン(P)をセンス
部32の形成領域に注入することによって、不純物濃度
が1012〜1014/cm2であるn型ウェル領域32n
を形成する(図37)。
【0104】その後は、実施の形態13で説明したよう
に図27〜図29に示す処理を経る。
【0105】次に、0.01MeV〜0.05MeVの
エネルギーを有するフッ化ホウ素(BF2)をp型ウェ
ル領域31p、ソース電極S及びドレイン電極Dに注入
することによって、不純物濃度が5×1014〜1016
cm2の電極PW11を形成し、ソース電極S及びドレ
イン電極DについてはLDD構造にする。また、0.0
1MeV〜0.05MeVのエネルギーを有するリン
(P)をn型ウェル領域32n及びボトム層BNに注入
することによって、不純物濃度が5×1014〜1016
cm2のバックゲート電極NW21及び電極BN1を形
成する(図38)。
【0106】その後は、実施の形態13で説明したよう
に、図31〜図35に示す処理を経て、層間絶縁膜1
c、アルミ配線AL、パッド2、パッシベーション膜1
dを形成して、図14に示すメモリセル評価用半導体装
置が完成する。
【0107】実施の形態15.実施の形態15では、図
2に示すメモリセル評価用半導体装置を用いた、メモリ
セル評価方法を説明する。
【0108】図39は図2に示すメモリセル評価用半導
体装置の各部における信号を示すタイミングチャートで
ある。図39において、VCPはキャパシタ311に接続
されたパッド2に与える電位、VPW11はPN接合素子3
12に接続されたパッド2に与える電位、VDはMOS
トランジスタPTのドレイン電極に接続されたパッド2
に与える電位、電位VSはMOSトランジスタPTのソ
ース電極に接続されたパッド2に与える電位、電位VNW
21はバックゲート電極に接続されたパッド2に与える電
位、VSNはストレージノード電極SNにおける電位、I
DはMOSトランジスタPTのドレイン電極に接続され
たパッド2から流れ出るドレイン電流である。
【0109】まず、メモリセル評価用半導体装置をテス
タに設置する。テスタは、電位VCP、電位VPW11、電位
VD、電位VS、電位VNW21を各パッド2に与え、ドレイ
ン電流IDを観測して記録する。
【0110】テスタは、図39に示す時刻0において、
評価対象の電源電圧であってPN接合素子312の順方
向電位である5Vの電位VCP,VPW11,VS,VNW21及
び4.8Vの電位VDを各パッド2に与える。すると、
テスタによって観測されたドレイン電流IDは徐々に減
少して零になる。これは、ストレージノード電極SNに
電荷が蓄積されて、MOSトランジスタPTがオフする
ためである。
【0111】次に、テスタは、ドレイン電流IDが零で
あることを確認して(時刻T1)、PN接合素子312
の逆方向電位である0Vの電位VPW11をパッド2に与え
る。
【0112】テスタによって観測されたドレイン電流I
Dは時刻T1において瞬時に上昇し、その後は徐々に上
昇する。このドレイン電流IDの瞬時の上昇は、図40
に示すメモリセル評価部3の各部の容量が影響してい
る。寄生容量CSN、CJ、CS、CD、CGはそれぞれキャ
パシタ311、PN接合素子312、MOSトランジス
タPTのソース、ドレイン、ゲートが有する容量であ
る。ここで、時刻T1では、次式に示すΔストレージノ
ード電極SNが生じることが知られている。
【0113】ΔVSN=−CJ×ΔVPW11/(CSN+CJ+
CD+CS+CG)ここで、電位VS、電位VD、電位VNW2
1の電位差を小さくすれば、寄生容量CD、CS、CGを小
さくでき、寄生容量CD、CS、CGの影響を抑えること
ができる。図39に示す電位を与えた場合では、図41
に示すようにソース電極S、ドレイン電極D、電位VNW
21の電位差は最大0.2と小さい。
【0114】次に、テスタは、この記録と、テスタ内部
の記憶装置内にデータとして格納している図42及び図
43に示すゲート電圧(VSN)−ドレイン電流(ID)
特性とを対比することによって、電位VSNを求める。こ
のゲート電圧は電位VNW21を基準としている。電位VSN
は図39に示す通りである。
【0115】ゲート電圧とドレイン電流とが比例してい
る領域は、線形領域と称される。図42及び図43で
は、ゲート電圧が−1.5V以下の領域が線形領域であ
る。線形以外の領域は飽和領域と称される。
【0116】また、時刻T1は、ゲート電圧、すなわ
ち、電位VSN−電位VNW21が零であるため、飽和領域に
含まれる。しかし、時刻T1付近には電位VSNの瞬時の
ドレイン電流IDの上昇による誤差があるため、飽和領
域を用いずに、線形領域を用いることが好ましい。
【0117】実施の形態15による効果は次の通りであ
る。すなわち、ストレージノード電極SNに電荷を注入
した後、電位VPW11を下げて、ドレイン電流IDを観測
して記録する。そして、この記録とゲート電圧−ドレイ
ン電流特性とを比較することによって、電位VSNを求め
ることができる。
【0118】実施の形態16.実施の形態16は、図2
に示すメモリセル評価用半導体装置を用いた、メモリセ
ル評価方法である。
【0119】図43に示すように、飽和領域では、ドレ
イン電流IDは電位VSNに対して指数的に増加する。し
たがって、電位VSNの微小変化に対して、ドレイン電流
IDは大きく変化する。一方、電位VSNが−1Vより小
さい領域(線形領域)では、ドレイン電流IDは電位VS
Nに比例して増加する。したがって、線形領域では、飽
和領域と比較して、電位VSNの微小変化をドレイン電流
IDによって検出するのは困難である。
【0120】図43に示す曲線は、ソース電極とバック
ゲート電極との電位差(=VB)に応じて横軸方向に動
く。
【0121】例えば、図44に示すように、電位VNW21
については順方向電位(5V)より高い6Vとし、その
他は実施の形態15と同様にして、テスタによってドレ
イン電流IDを観測する。図45に示すように、ソース
を基準にして見ると、電位VPW11(VB)は1Vであ
る。電位差VBが1Vのときは、図46に示すように、
電位差VBが0Vの曲線と比較して約0.5Vシフトす
る。したがって、VBが1Vの曲線は、VBが0Vの曲線
と比較して、例えば−1.5V付近の感度がよくなる。
【0122】実施の形態16による効果は次の通りであ
る。すなわち、電位VNW21を変えることによって、MO
SトランジスタPTの感度を調節できる。また、図46
に示すように、飽和領域が感度の良くなる方向へシフト
するという効果を奏す。
【0123】実施の形態17.実施の形態17は、図2
に示すメモリセル評価用半導体装置を用いた、メモリセ
ル評価方法である。
【0124】一般に、測定器自身の容量や抵抗等がある
ため、テスタから出力した電圧と実際に素子の電極に印
加される電位にはズレがある。また、特に、ドレイン電
流IDが流れるパッド2での電位は一定ではなく小さい
範囲で変動することがある。図47に電位VDをパラメ
ータとしたゲート電圧−ドレイン電流特性を示す。図4
7に示すように、線形領域では、電位VDの変化に対し
て曲線の変動が大きい。一方、飽和領域では、電位VD
の変化に対して曲線の変動が小さい。特に、ソース電極
Sを基準にして見た電位VDが−3V〜−6Vの範囲で
はほぼ同じ曲線である。そこで、実施の形態17では、
電位VDを調節することによって、上記ズレやパッド2
での電位の変動を吸収する。
【0125】例えば図48に示すように、電位VDにつ
いては0V以下に設定し、その他は実施の形態15と同
様にしてドレイン電流IDを観測する。図49に示すよ
うに、ソース電極Sを基準にして見ると、ドレイン電極
Dは−5Vである。したがって、上記ズレやパッド2で
の電位の変動を吸収することによって電位VDが変動し
ても、電位VDが−3V〜−6Vの範囲で変動する場合
は、電位VDが−5V一定である場合と同じになる。
【0126】実施の形態17による効果は次の通りであ
る。すなわち、電位VDを0V以下に設定することによ
って、上記ズレやパッド2での電位の変動があっても、
ストレージノード電極SNの電位の微小変化を安定して
評価できる。特に、飽和領域では、電位VDの変化に対
して曲線の変動が小さいため、線形領域と比較して、安
定した評価ができる。
【0127】実施の形態18.実施の形態18では、図
5に示すメモリセル評価用半導体装置を用いた、メモリ
セル評価方法を説明する。実施の形態18は実施の形態
15と主として同様であるが、タイミングチャートが異
なる。図50は図5に示すメモリセル評価用半導体装置
の各部における信号を示すタイミングチャートである。
図50において、VCPはキャパシタ311の一端に接続
されたパッド2に与える電位、VPW11はPN接合素子3
12の一端に接続されたパッド2に与える電位、VDは
MOSトランジスタPTのドレイン電極に接続されたパ
ッド2に与える電位、電位VSはMOSトランジスタP
Tのソース電極に接続されたパッド2に与える電位、電
位VPW21はバックゲート電極に接続されたパッド2に与
える電位、VSNはストレージノード電極SNにおける電
位、IDはMOSトランジスタPTのドレイン電極に接
続された電極から流れ出るドレイン電流である。
【0128】図50に示す時刻0において、電位VCP、
電位VPW11は電源電位VCC、電位VS及び電位VPW112
1は0V、電位VDは0Vより高く電源電位VCCより低
い電位である。そして時刻T1では、電位VPW11の電位
を下げる。
【0129】実施の形態18による効果は実施の形態1
5と同様である。
【0130】
【発明の効果】本発明請求項1によると、センス部に接
続されたパッドから出力される感知結果を観測すること
によって、評価対象のキャパシタの電位を評価できると
いう効果を奏す。
【0131】本発明請求項2によると、センス部の入力
がゲート絶縁膜によって絶縁されているため、キャパシ
タに蓄積された電荷がセンス部32から流出しないとい
う効果を奏す。
【0132】本発明請求項3によると、半導体基板上に
形成されるパッドの数を削減できるという効果を奏す。
【0133】本発明請求項4によると、半導体基板上に
形成されるパッドの数を削減できるという効果を奏す。
【0134】本発明請求項5によると、半導体基板上に
形成されるパッドの数を削減できるという効果を奏す。
【0135】本発明請求項6によると、n型のMOSト
ランジスタのゲート容量は、p型のMOSトランジスタ
と比較して、小さくすることが可能であるため、センス
部が疑似セル部に与える影響を小さくできるという効果
を奏す。
【0136】本発明請求項7によると、半導体基板上に
形成されるパッドの数を削減できるという効果を奏す。
【0137】本発明請求項8によると、複数のセンス部
が出力した感知結果を統計的に評価できるという効果を
奏す。
【0138】本発明請求項9によると、半導体基板上に
形成できるパッドの数に制限があっても、多くのメモリ
セル評価部を半導体基板上に形成できるという効果を奏
す。
【0139】本発明請求項10によると、疑似セル部形
成領域とセンス部形成領域とは互いに電気的に影響を受
けることが抑制された状態で動作することができるとい
う効果を奏す。
【0140】本発明請求項11によると、疑似セル部形
成領域とセンス部形成領域とはウェル領域によって互い
に電気的に影響を受けずに動作することができるという
効果を奏す。
【0141】本発明請求項12によると、疑似セル部形
成領域とセンス部形成領域とは、ボトム層によって、ボ
トム層より下の半導体基板から電気的な影響を受けるこ
となく動作することができるという効果を奏す。
【0142】本発明請求項13によると、請求項1記載
のメモリセル評価用半導体装置を製造できるという効果
を奏す。
【0143】本発明請求項14によると、請求項12記
載のメモリセル評価用半導体装置を製造できるという効
果を奏す。
【0144】本発明請求項15によると、まず、順方向
電位を印加することによって、キャパシタに電荷が注入
する。キャパシタの電位は、PN接合素子やキャパシタ
のリーク電流によって注入された電荷が移動することに
よって変動する。このキャパシタの電位の変動は、検出
されたドレイン電流とゲート電圧−ドレイン電流特性に
よって求めることができるという効果を奏す。
【0145】本発明請求項16によると、ドレイン電流
が零になることは、キャパシタが充分に充電されたこと
を示す。したがって、キャパシタに充電されたことを確
認した上で、PN接合素子に逆方向電圧を印加すること
によってキャパシタに電荷を注入することを止めること
ができるという効果を奏す。
【0146】本発明請求項17によると、パッド2に印
加される電位の変動があっても、キャパシタの電位の微
小変化を安定して評価できるという効果を奏す。
【0147】本発明請求項18によると、MOSトラン
ジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性のうちの飽和領
域を用いると、ゲート電圧を精度良く求めることができ
るという効果を奏す。
【0148】本発明請求項19によると、飽和領域をシ
フトすることによって、所望のゲート電圧の微小変化を
精度良く求めることができるという効果を奏す。
【0149】本発明請求項20によると、飽和領域が感
度が良くなる方向へシフトするという効果を奏す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のメモリセル評価用半導体装置を示す
概念図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるメモリセル評
価用半導体装置の概念図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるメモリセル評
価用半導体装置の例を示すレイアウト図である。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるメモリセル評
価用半導体装置の例を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2におけるメモリセル評
価用半導体装置の概念図である。
【図6】 本発明の実施の形態2におけるメモリセル評
価用半導体装置の例を示すレイアウト図である。
【図7】 本発明の実施の形態2におけるメモリセル評
価用半導体装置の例を示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態3におけるメモリセル評
価用半導体装置の概念図である。
【図9】 本発明の実施の形態4におけるメモリセル評
価用半導体装置の概念図である。
【図10】 本発明の実施の形態5におけるメモリセル
評価用半導体装置の概念図である。
【図11】 本発明の実施の形態6におけるメモリセル
評価用半導体装置の概念図である。
【図12】 本発明の実施の形態6におけるメモリセル
評価用半導体装置の概念図である。
【図13】 本発明の実施の形態6におけるメモリセル
評価用半導体装置の概念図である。
【図14】 本発明の実施の形態7におけるメモリセル
評価用半導体装置の例を示す断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態8におけるメモリセル
評価用半導体装置の例を示す断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態9におけるメモリセル
評価用半導体装置の例を示す断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態10におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の例を示す断面図である。
【図18】 本発明の実施の形態11におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の概念図である。
【図19】 本発明の実施の形態11におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の概念図である。
【図20】 本発明の実施の形態11におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の概念図である。
【図21】 本発明の実施の形態11におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の概念図である。
【図22】 本発明の実施の形態12におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の概念図である。
【図23】 本発明の実施の形態12におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の概念図である。
【図24】 本発明の実施の形態12におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の概念図である。
【図25】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図26】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図27】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図28】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図29】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図30】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図31】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図32】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図33】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図34】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図35】 本発明の実施の形態13におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図36】 本発明の実施の形態14におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図37】 本発明の実施の形態14におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図38】 本発明の実施の形態14におけるメモリセ
ル評価用半導体装置の製造方法の説明図である。
【図39】 本発明の実施の形態15におけるメモリセ
ル評価方法を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図40】 本発明のメモリセル評価用半導体装置の寄
生容量を示す図である。
【図41】 本発明の実施の形態15におけるメモリセ
ル評価方法の説明図である。
【図42】 ゲート電圧−ドレイン電流特性を示すグラ
フである。
【図43】 ゲート電圧−ドレイン電流特性を示すグラ
フである。
【図44】 本発明の実施の形態16におけるメモリセ
ル評価方法を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図45】 本発明の実施の形態16におけるメモリセ
ル評価方法の説明図である。
【図46】 ゲート電圧−ドレイン電流特性を示すグラ
フである。
【図47】 ゲート電圧−ドレイン電流特性を示すグラ
フである。
【図48】 本発明の実施の形態17におけるメモリセ
ル評価方法を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図49】 本発明の実施の形態17におけるメモリセ
ル評価方法の説明図である。
【図50】 本発明の実施の形態18におけるメモリセ
ル評価方法を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図51】 DRAMに含まれるメモリセルの動作を説
明するための図である。
【図52】 DRAMに含まれるメモリセルの動作を説
明するための図である。
【図53】 DRAMに含まれるメモリセルの動作を説
明するための図である。
【図54】 DRAMに含まれるメモリセルの動作を説
明するための図である。
【図55】 データの消失とリフレッシュ動作実行間隔
との関係を統計的に表したグラフである。
【図56】 リフレッシュ動作実行間隔を延す手法を説
明するためのグラフである。
【図57】 リフレッシュ動作実行間隔を延す手法を説
明するためのグラフである。
【図58】 リフレッシュ動作実行間隔を延す手法を説
明するための図である。
【図59】 リフレッシュ動作実行間隔を延す手法を説
明するための図である。
【図60】 リフレッシュ動作実行間隔を延す手法を説
明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 パッド、3 メモリセル評価部、
31 疑似セル部、32 センス部、311 キャパシ
タ、312 PN接合素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/108 H01L 27/10 691 21/8242 (72)発明者 小森 重樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された複数のパッドと、 一端が前記複数のパッドのうちの1つに接続されたキャ
    パシタと、一端が前記キャパシタの他端に接続されて他
    端が前記複数のパッドのうちの1つに接続されたPN接
    合素子とを有する疑似セル部、及び前記キャパシタの他
    端に接続されて前記キャパシタの電位を感知して感知結
    果を前記複数のパッドのうちの1つに出力するためのセ
    ンス部を有する、前記半導体基板に形成された少なくと
    も1つのメモリセル評価部と、を備えたメモリセル評価
    用半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記センス部は、 前記キャパシタの他端に接続されたゲート電極と、 前記複数のパッドのうちの1つに接続されたソース電極
    と、 前記複数のパッドのうちの1つに接続されたドレイン電
    極と、 前記複数のパッドのうちの1つに接続されたバックゲー
    ト電極とを有するMOSトランジスタを備えた請求項1
    記載のメモリセル評価用半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記MOSトランジスタはp型であっ
    て、 前記ソース電極に接続されたパッドと、前記キャパシタ
    の一端に接続されたパッドとは同一である請求項2記載
    のメモリセル評価用半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記MOSトランジスタはp型であっ
    て、 前記ソース電極に接続されたパッドと、前記キャパシタ
    の一端に接続されたパッドと、前記バックゲート電極に
    接続されたパッドとは同一である請求項2記載のメモリ
    セル評価用半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記ソース電極に接続されたパッドと、
    前記バックゲート電極に接続されたパッドとは同一であ
    る請求項2記載のメモリセル評価用半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記MOSトランジスタはn型である請
    求項2記載のメモリセル評価用半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記ドレイン電極に接続されたパッド
    と、前記キャパシタの一端に接続されたパッドとは同一
    である請求項6記載のメモリセル評価用半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つのメモリセル評価部
    は複数であり、 前記複数のメモリセル評価部にそれぞれ含まれるセンス
    部が出力する感知結果が与えられるパッドは同一である
    請求項1記載のメモリセル評価用半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のパッドのうちのいくつかに接
    続され、前記いくつかのパッドに印加されたアドレス信
    号に対応する前記メモリセル評価部を駆動するためのデ
    コーダをさらに備えた請求項8記載のメモリセル評価用
    半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記疑似セル部を形成するために前記
    半導体基板に設けられた疑似セル部形成領域と、 前記センス部を形成するために前記半導体基板に設けら
    れたセンス部形成領域と、をさらに備え、 前記疑似セル部形成領域と前記センス部形成領域とは電
    気的に分離している請求項1記載のメモリセル評価用半
    導体装置。
  11. 【請求項11】 前記疑似セル部形成領域と前記センス
    部形成領域は同じ極性のウェル構造であり、 前記疑似セル部形成領域と前記センス部形成領域との間
    に形成されたウェル領域をさらに備えた請求項10記載
    のメモリセル評価用半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記疑似セル部を形成するために前記
    半導体基板に設けられた疑似セル部形成領域と、 前記センス部を形成するために前記半導体基板に設けら
    れたセンス部形成領域と、 前記疑似セル部形成領域及び前記センス部形成領域より
    下方に形成されたボトム層と、をさらに備えた請求項1
    記載のメモリセル評価用半導体装置。
  13. 【請求項13】 半導体基板上に素子分離領域を形成し
    て、疑似セル部形成領域及びセンス部形成領域を区画す
    る工程と、 前記疑似セル部形成領域及び前記センス部形成領域にそ
    れぞれ不純物を注入する工程と、 前記センス部形成領域内にMOSトランジスタを形成す
    る工程と、 前記疑似セル部形成領域の一部に、前記疑似セル部形成
    領域に注入されている前記不純物と異なる極性の不純物
    を注入する工程と、 前記異なる極性の不純物が注入された領域と前記MOS
    トランジスタのゲート電極とに接続されたストレージノ
    ード電極、この電極に誘電体を介して対向する電極を有
    し、評価対象と同じ形状であるキャパシタを形成する工
    程と、を備えたメモリセル評価用半導体装置の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記疑似セル部形成領域及びセンス部
    形成領域を区画する工程の前に、前記疑似セル部形成領
    域及びセンス部形成領域より下方に不純物を注入する工
    程をさらに備えた請求項13記載のメモリセル評価用半
    導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された複数のパッドと、 一端が前記複数のパッドのうちの1つに接続されたキャ
    パシタと、一端が前記キャパシタの他端に接続されて他
    端が前記複数のパッドのうちの1つに接続されたPN接
    合素子とを有する疑似セル部、及び前記キャパシタの他
    端に接続されて前記キャパシタの電位を感知して感知結
    果を前記複数のパッドのうちの1つに出力するためのセ
    ンス部を有する、前記半導体基板に形成された少なくと
    も1つのメモリセル評価部と、を備え、 前記センス部は、 前記キャパシタの他端に接続されたゲート電極と、 前記複数のパッドのうちの1つに接続されたソース電極
    と、 前記複数のパッドのうちの1つに接続されたドレイン電
    極とを有するMOSトランジスタを備えたメモリセル評
    価用半導体装置を用いたメモリセル評価方法であって、 (a) 前記PN接合素子の他端に接続されたパッドに
    前記PN接合素子の順方向電位を印加するステップと、 (b) 前記ドレイン電極に接続されたパッドと前記ソ
    ース電極に接続されたパッドとの間に流れるドレイン電
    流を検出するステップと、 (c) 前記MOSトランジスタのゲート電圧−ドレイ
    ン電流特性と前記(b)ステップにおいて検出されたド
    レイン電流とを対比することによって、前記MOSトラ
    ンジスタのゲート電圧を求めるステップと、を備えたメ
    モリセル評価方法。
  16. 【請求項16】 前記(a)ステップは、(a−1)
    前記ドレイン電極に接続されたパッドと前記ソース電極
    に接続されたパッドとの間に流れるドレイン電流が零に
    なることを検出するステップと、(a−2) 前記(a
    −1)ステップによってドレイン電極が零になることを
    検出すると、前記PN接合素子の他端に接続されたパッ
    ドに前記PN接合素子の逆方向電圧を印加するステップ
    と、を備えた請求15記載のメモリセル評価方法。
  17. 【請求項17】 (d) 前記ドレイン電極に接続され
    たパッドに0V以下の電位を与えておくステップをさら
    に備えた請求項15記載のメモリセル評価方法。
  18. 【請求項18】 (c−1) 前記(c)ステップは、
    前記MOSトランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特
    性のうちの飽和領域を用いて前記ゲート電圧を求めるス
    テップを備えた請求項15記載のメモリセル評価方法。
  19. 【請求項19】 前記MOSトランジスタのバックゲー
    ト電極は前記複数のパッドのうちの1つに接続され、 (d) 前記バックゲート電極に接続されたパッドに前
    記飽和領域をシフトさせるための電位を与えるステップ
    をさらに備えた請求項15記載のメモリセル評価方法。
  20. 【請求項20】 前記(d)ステップにおいて前記バッ
    クゲート電極に接続されたパッドに与える電位は、前記
    ソース電極に接続されたパッドに与える電位よりも高い
    請求項19記載のメモリセル評価方法。
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