JPH11212703A - 文章作成用機器 - Google Patents

文章作成用機器

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JPH11212703A
JPH11212703A JP10016893A JP1689398A JPH11212703A JP H11212703 A JPH11212703 A JP H11212703A JP 10016893 A JP10016893 A JP 10016893A JP 1689398 A JP1689398 A JP 1689398A JP H11212703 A JPH11212703 A JP H11212703A
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JP
Japan
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palm rest
paper
base housing
sheet
tray structure
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Application number
JP10016893A
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English (en)
Inventor
Yuji Iwasaki
雄二 岩崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の手差し操作を容易に行え、用紙の確認
を簡単に行えると共に、ベースハウジング手前側が薄形
化した文章作成用機器を提供すること。 【解決手段】 情報の入力及び入力された情報を印刷可
能とする文章作成用機器20において、上面に情報の入
力装置27を有するベースハウジング21と、ベースハ
ウジング21の手前側に位置するパームレスト部41
と、入力装置27を上方から覆う閉じ位置と入力装置2
7の後方で起立する開き位置との間に亘りベースハウジ
ング21に回動可能に連結されたディスプレイユニット
22と、ベースハウジング21から別体的に引出しで
き、用紙をセット可能なトレー構造体40と、パームレ
スト部41に形成され、トレー構造体40にセットされ
た用紙の有無を確認可能な窓部と、パームレスト部41
に形成され、手差し印刷のための用紙を挿入可能な挿入
部57と、を具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクトップ形あ
るいはラップトップ形のワードプロセッサ装置の如き文
書作成装置に係わり、特にそのパームレスト部およびト
レー部分に関する。
【0002】
【従来の技術】デスクトップ形あるいはラップトップ形
のワードプロセッサ装置は、キーボードを有するベース
ハウジングと、フラットな表示画面を有するディスプレ
イユニットとを備えている。
【0003】従来のワードプロセッサ装置1の構成を図
7に基づいて説明する。ベースハウジング2は、上面に
キーボード8が組み込まれた前半部6と、プリンタ11
やフロッピーディスク駆動装置12を内蔵した後半部7
とを有している。ベースハウジング2の前半部6と後半
部7の境界部分には、ディスプレイユニット3が連結さ
れている。そして、ディスプレイユニット3は、キーボ
ード8を上方から覆うように略水平に寝かされた閉じ位
置と、表示画面をキーボード8の後方で起立させて、こ
の表示部を見ながらキーボード8を操作しうる開き位置
との間に亘って回動可能としている。
【0004】前半部には、キーボード8が設けられてお
り、このキーボード8の設けられた部分よりも手前側は
パームレスト部13となっている。通常文章を作成する
場合には、このパームレスト部13に手を載せてキーボ
ード8の操作を行っている。
【0005】上記パームレスト部13の下方には、引き
出し自在な取手14が設けられている。この取手14
は、パームレスト部13と同様に手を載せて操作性を向
上させるものであり、上記ワードプロセッサ装置1の手
前側中央部分に位置して設けられている。
【0006】上記取手14の下方には、用紙を収納する
ためのトレー体15が設けられている。このトレー体1
5は、全体を引き出して所定サイズの用紙をセットする
ものであり、上記ベースハウジング2と分離可能に設け
られている。
【0007】上記ベースハウジング2の後半部7には、
プリンタ11によって印刷が終了した用紙を排出する排
出口16が設けられていると共に、手差し時に用紙を差
し込むための挿入口17が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、用紙を手差
しにより用いる場合には、ベースハウジング2の前半部
6と後半部7の境界部分に設けられたディスプレイユニ
ット3により、後半部7に位置する挿入口17に用紙を
挿入する場合の操作性が悪いものとなっている。すなわ
ち、後半部はディスプレイユニット3によって視界から
遮られており、このため挿入口17へ用紙を挿入する場
合には、座っている状態から立ち上がったり、ディスプ
レイユニット3を手前側に倒して閉じたりする必要があ
る。
【0009】また、トレー体15に供給された用紙の量
若しくは有無の確認は、トレー体15を一度ベースハウ
ジング2からはずして確認するか、若しくは印刷処理実
行後、ディスプレイユニット3に表示されるメッセージ
により確認するが、この場合には確認のための時間や途
中で紙切れが生じて印刷処理の中断により、時間と手間
に無駄が生じてしまう。
【0010】さらに、パームレスト部13、取手14、
及びトレー体15がそれぞれ別部材であり、かつ重ねて
設けられた構成であるため、ベースハウジング2の手前
側の厚さが増大し、そのためキーボード8の操作性を低
下させている。
【0011】本発明は上記の事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、用紙の手差し操作を容
易に行え、用紙状態の確認を簡単に行えると共に、ベー
スハウジングの手前側の厚さが低下した文章作成用機器
を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、情報の入力が可能であると
共に入力された情報を印刷可能とする文章作成用機器に
おいて、上面に情報の入力装置を有するベースハウジン
グと、上記ベースハウジングの手前側に位置するパーム
レスト部と、上記入力装置を上方から覆うように倒伏さ
せた閉じ位置と上記入力装置の後方で起立する開き位置
との間に亘って上記ベースハウジングに回動可能に連結
されたディスプレイユニットと、上記ベースハウジング
から別体的に引き出し可能であり、内部に用紙をセット
可能なトレー構造体と、上記パームレスト部に形成さ
れ、上記トレー構造体にセットされた用紙の有無を確認
可能な窓部と、上記パームレスト部に形成され、手差し
印刷を行うための用紙を挿入可能な挿入部と、を具備す
ることを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明は、上記トレー構造体
は、パームレスト部と一体的であることを特徴とする請
求項1記載の文章作成用機器である。請求項3記載の発
明は、上記挿入部は、パームレスト部の引き出しにより
構成されることを特徴とする請求項1または請求項2記
載の文章作成用機器である。
【0014】請求項4記載の発明は、上記パームレスト
部には、この下面側に凹状の取手が形成されたことを特
徴とする請求項1乃至請求項3記載の文章作成用機器で
ある。
【0015】請求項5記載の発明は、上記パームレスト
部には、この上面側に柔軟部材を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項4記載の文章作成用機器である。
請求項6記載の発明は、上記パームレスト部は、抗菌処
理されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の
文章作成用機器である。
【0016】本発明によれば、パームレスト部に手差し
印刷を行うための用紙を挿入可能な挿入部が形成された
ため、手差し印刷時に用いる用紙の挿入部分がディスプ
レイユニットによって遮られることがなく、このため操
作性が向上する。
【0017】また、トレー構造体とパームレスト部を一
体構造とすれば、別体的とした場合よりも薄形化するこ
とが可能となる。更に、パームレスト部に窓部を設けれ
ば、用紙の有無の確認が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下、本発
明の一実施の形態について、図1ないし図6に基づいて
説明する。図1、図4において、文章作成用機器として
のデスクトップ形のワードプロセッサ装置20は、本体
となる合成樹脂製のベースハウジング21と、ディスプ
レイユニット22とを備えている。
【0019】ベースハウジング21は、ボトムケース2
3と、このボトムケース23を上方から覆うトップカバ
ー24とで構成され、全体として偏平な四角形箱状をな
している。このベースハウジング21は、前半部25
と、この前半部25よりも上方に高く張り出している後
半部26とを有している。前半部25は、平坦な上面2
5aと、この上面25aに連なる左右の側面25b,2
5cとを有し、この前半部25の上面25aには各種の
情報を入力するキーボード27が取り付けられている。
【0020】ベースハウジング21の後半部26は、前
半部25の上面25aから上向きに延びる前面26a
と、この前面26aに連なる上面26bとを有し、この
上面26bには用紙排出口28が開口されている。この
後半部26の内部には、プリンタ30およびフロッピー
ディスク駆動装置31が収納されている。プリンタ30
は、左右方向に移動可能な不図示の印字ヘッドやこの印
字ヘッドを左右に移動させるための不図示のモータ及び
図示しないプラテンや用紙送りローラ等を備えている。
モータは、プリンタ30の動作中に自己発熱するもので
あり、このプリンタ30の熱源となっている。そして、
ベースハウジング21の右側面25cには、フロッピー
ディスク駆動装置31に連なるフロッピーディスクの挿
入口31aと、用紙送りローラに連動された用紙送りノ
ブ32とが前後に並んで配置されている。
【0021】なお、後半部26の上面26bは、用紙排
出口28を開閉するアッパーカバー33によって覆われ
ている。上記前半部25には、引き出し可能でありスラ
イド自在なトレー構造体40が設けられている。このト
レー構造体40は、図2、図3及び図5、図6に示すよ
うに手前側が手を載置するためのパームレスト部41と
なっていて、このパームレスト部41と一体的にトレー
部42が設けられている。
【0022】このトレー構造体40は、上記ベースハウ
ジング21に対して嵌め合い可能となっている。このト
レー構造体40の嵌め合いを可能とするために、ベース
ハウジング21の内部には、ベースハウジング21の底
面と平行でありトレー構造体40に対応した寸法形状を
有する内部空間50が形成されている。
【0023】また、内部空間50の少なくとも一部分に
は、図3(b)、図6(b)に示すように側壁51が設
けられていて、嵌め合い時にトレー構造体40を囲むと
共にトレー構造体40のスライド移動をガイドするよう
に設けられている。
【0024】上記内部空間50側の側壁51には、この
手前側に二段階の深さを有するように構成された段状窪
み52が形成されていて、係合体53が係合する構成と
なっている。
【0025】係合体53は、その一端側53aがワード
プロセッサ装置20の側方を向いており、かつその他端
側53bが同様にワードプロセッサ装置20の側方を向
くように屈曲形成されている。また、係合体53はトレ
ー構造体40に組み込まれており、その一端側53aが
段状窪み52に対して係止するように、内部空間50に
位置したときにはトレー部42の側部から突出自在に形
成されている。
【0026】トレー部42の側方から突出した一端側5
3aは、先端側が上記段状窪み52と係合する段状部5
4となっている。この段状部54は、手前側が直角形成
されており、上記段状窪み52の第一段目と係合する形
状となっている。また、段状部54の直角形成された頂
点部から後方に向かうにつれて突出長さが小さくなるよ
うにテーパ53cが形成されている。
【0027】係合体53の他端側53bは、図2
(b)、図5(b)に示すように上記パームレスト部4
1の側面に露出している。この露出した部分はスイッチ
部55であり、上記ベースハウジング21の幅方向に沿
って摺動可能となっている。また、スイッチ部55は押
し込み易さと側壁51の外面に係止可能とするために、
係合体53の他の部分よりも大面積に形成されている。
【0028】上記スイッチ部35はパームレスト部41
の内方側へ押し込まれるが、この場合、段状部54が段
状窪み52の第一段目への係止を維持してこれらの係合
状態が外れないようにするための構成要件として、スト
ッパ56が設けられている。このストッパ56は、上記
スイッチ部55に対して段状窪み52の第二段目の寸法
と対応しただけの隙間を存して設けられている。
【0029】このため、上記スイッチ部55を押し込ん
でも、ストッパ56で押動が規制され、これによって段
状窪み52の第二段目との係止のみを外すことが可能と
なっている。
【0030】ストッパ56は、上記ベースハウジング2
1の長手方向に沿ってスライドするように設けられてお
り、このスライドによって係合体53の押し込みを規制
したり、その規制を解除する構成となっている。
【0031】このストッパ56により、係合体53の押
し込みを規制した状態のまま、上記トレー構造体40を
引き出すと、上記ベースハウジング21とパームレスト
部41の間に隙間が形成される。この隙間は、手差し印
刷を行う際に用紙を挿入するための挿入部57として機
能しており、トレー構造体40の嵌め合い時には隙間が
存しないため挿入部57が存在しない構成となってい
る。
【0032】パームレスト部41の上面には、図2
(a)、図5(a)に示すように覗き窓58が形成され
ている。この覗き窓58は、透明部材より形成されてい
て、トレー部42に蓄えられた用紙の有無を外部から確
認できるようになっている。
【0033】このパームレスト部41の下面には、窪み
部59が形成されていて、底面から所定の高さ位置まで
内方に入り組んだ構成となっている。トレー部42は、
上記ベースハウジング21から全体を引き出すと、内部
に用紙のセットを容易とするためその上面が開放した構
成であり、また手差し印刷時には差し込まれた用紙をプ
リンタ30までガイドするために、トレー部42の側辺
上部でこの用紙を支持し、手差しされた用紙とトレー部
42にセットされた用紙とを区分しつつガイド可能とし
ている。
【0034】以上のような構成を有するワードプロセッ
サ装置20の作用について、以下に説明する。ワードプ
ロセッサ装置20に入力された文字等を印刷する場合に
は、まず覗き窓58よりトレー部42での用紙の有無を
確認する。用紙の存在が確認されない場合には、トレー
構造体40を引き出して内部に用紙を補給する。この場
合、ストッパ56による係合体53の規制を解除してこ
の係合体53を押し込み、上記段状部54が段状窪み5
2から外れさせた後に窪み部59に指を差し込んでこの
トレー構造体40を手前側に引き出す。
【0035】完全に引き出した後に、上記トレー部42
の上方側から内部に用紙を補給し、この補給が終了した
後にトレー構造体40の嵌め合いを戻して印刷可能な状
態とする。
【0036】また、手差し印刷を実行する場合には、図
3(b)に示すように、ストッパ56での係合体53の
規制状態は維持したまま係合体53を押し込む。する
と、上記段状部54は、段状窪み52の第二段階目との
係合が解除され、第一段階目とのみ係合可能となる。こ
の状態のまま、トレー構造体40を保持して手前側に引
き出すと、図6(b)に示すように上記段状部54は段
状窪み52の第一段階目のみと係合して引き出しが規制
され、これによって図1に示すように、手差し印刷のた
めの用紙を挿入するための挿入部57が形成される。
【0037】この挿入部57から手差し印刷を行う用紙
を奥へ向かい差し込んで、この後に印刷が実行できる。
また、文字等を入力する場合には、トレー構造体40を
嵌め込んで入力するが、引き出された状態で入力を行う
構成としても構わない。
【0038】このような構成のワードプロセッサ装置2
0によると、トレー構造体40を手前に引き出すことに
より手差し印刷を行う用紙を差し込むことが可能となる
ため、ディスプレイユニット22の手前側に挿入部37
が形成されることとなる。
【0039】このため、手差し印刷時の用紙の挿入部3
7がディスプレイユニット22によって視界から遮られ
ることがなく、よって座っている状態から立ち上がった
り、ディスプレイユニット22を手前側に倒して閉じる
必要がなくなる。
【0040】また、トレー部42とパームレスト部41
が、トレー構造体40として一体構造を為して別体的な
構造でないため、このパームレスト部41の厚さが増大
し、これによってキーボード27の操作性が低下するこ
とがなくなる。このことは、引き出すための構造である
窪み部59もパームレスト部41の下方に形成された構
造であるため、薄肉化による操作性の向上により一層貢
献したものとなっている。
【0041】更に、パームレスト部41の上面には、覗
き窓58が形成されているため、トレー部42に存する
用紙の残量をこの覗き窓58を介して確認可能となる。
このため、わざわざトレー構造体40を引き出して用紙
の残量を確認する手間が省け、これと共に印刷途中で紙
切れが生じて時間と手間の無駄が生じるのを防止でき
る。
【0042】以上、本発明の第一の実施の形態について
述べたが、本発明はこれ以外にも変形可能となってい
る。以下、それについて述べる。上記実施の形態では、
パームレスト部41に覗き窓58が一部分に形成された
構成を示したが、これ以外にも、例えば上記パームレス
ト部41の幅方向全体に亘って覗き窓58が形成された
構成でも構わない。
【0043】また、覗き窓58を形成しない構成として
もよく、さらに、パームレスト部41の幅方向に亘って
抗菌処理を施した柔らかい抗菌部材を設ける構成として
も構わない。この場合には、抗菌処理により清潔度合い
が保たれると共に、部材の有する柔軟性により操作者の
疲れを低減できる。
【0044】更に、パームレスト部41の寸法を通常よ
りも大きく取って手前側に突出させる部分を長くし、こ
れによって作業者の操作性を向上させると共にトレー部
42の大きさを拡大して幾分大きなサイズの用紙を補給
可能な構成としても構わない。
【0045】(第二の実施の形態)以下、本発明の第二
の実施の形態について、図7に基づいて説明する。な
お、本実施の形態においては、上述の第一の実施の形態
と共通する部分については、同一の符号を用いることと
する。
【0046】本実施の形態のワードプロセッサ装置60
においては、図7に示すようにパームレスト部41に蓋
体61が設けられていて、この蓋体61が開閉自在な構
成となっている。この場合、上記蓋体61は、手前側で
回動自在に軸支された構成となっていて手差し用紙の差
し込みを良好に行えるようになっている。
【0047】なお、蓋体61は、パームレスト部41の
全体に亘って開放する構成でも、パームレスト部41の
一部分のみで開放する構成でも、どちらでも構わない。
ここで、本実施の形態においては、蓋体61を開放して
手差し印刷で用いる用紙を挿入可能な構成であるため、
段状窪み52、係合体53、及びストッパ56を設ける
必要がない。これらによらずとも、蓋体61を開放する
ことで挿入部62が形成されるためである。
【0048】なお、用紙挿入時には、蓋体61が用紙ガ
イドとしての機能を奏するようにもなっている。このよ
うな構成のワードプロセッサ装置60によると、上記蓋
体61を開放すれば挿入部62が設けられるため、段状
窪み52などを設ける場合と比較して構成を簡素化する
ことができる。
【0049】また、手差し印刷時に、用紙挿入のために
ストッパ56をスライドさせた後にトレー構造体60を
引き出す等の操作上の面倒が生じなくなり、より操作性
が向上している。
【0050】また、大面積で開放するため、用紙の挿入
を容易に行ない得る構成となっている。以上、本発明の
第二の実施の形態について説明したが、本発明はこれ以
外にも種々変形可能となっている。以下それについて述
べる。
【0051】上記蓋体61は、上述の第一の実施の形態
で述べた覗き窓58を具備する構成としてもよい。この
場合には、用紙の有無の確認が容易に行なえる。また上
述の第一の実施の形態の変形例で述べたように、パーム
レスト部41に抗菌処理を施したり、柔らかい部材を有
する構成としても構わない。その他、本発明の要旨を変
更しない範囲において、種々変形可能となっている。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
手差し印刷時に用いる用紙の挿入部分がディスプレイユ
ニットによって遮られることがなく、このため操作性が
向上している。
【0053】またトレー構造体とパームレスト部とが一
体構造であるため、薄形化が可能となる。更に、パーム
レスト部に窓部を設けることにより、用紙の有無の確認
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係わるワードプロ
セッサ装置の用紙挿入時の状態を示す斜視図。
【図2】同実施の形態に係わるワードプロセッサ装置の
手前側の構成を示す部分図であり、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図3】同実施の形態に係わり、(a)は図2(a)の
A−A線における断面図、(b)は図2(b)のB−B
線における断面図である。
【図4】同実施の形態に係わり、ワードプロセッサ装置
の通常の状態を示す斜視図。
【図5】同実施の形態に係わるワードプロセッサ装置の
トレー構造体を引き出したときの手前側の構成を示す部
分図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図6】同実施の形態に係わり、(a)は図5(a)の
C−C線における断面図、(b)は図5(b)のD−D
線における断面図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態に係わるワードプロ
セッサ装置の構成を示す斜視図。
【図8】従来のワードプロセッサ装置の構成を示す斜視
図。
【符号の説明】 20…ワードプロセッサ装置 21…ベースハウジング 22…ディスプレイユニット 40…トレー構造体 41…パームレスト部 42…トレー部 53…係合体 56…ストッパ 57…挿入部 58…覗き窓 59…窪み部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の入力が可能であると共に入力され
    た情報を印刷可能とする文章作成用機器において、 上面に情報の入力装置を有するベースハウジングと、 上記ベースハウジングの手前側に位置するパームレスト
    部と、 上記入力装置を上方から覆うように倒伏させた閉じ位置
    と上記入力装置の後方で起立する開き位置との間に亘っ
    て上記ベースハウジングに回動可能に連結されたディス
    プレイユニットと、 上記ベースハウジングから別体的に引き出し可能であ
    り、内部に用紙をセット可能なトレー構造体と、 上記パームレスト部に形成され、上記トレー構造体にセ
    ットされた用紙の有無を確認可能な窓部と、 上記パームレスト部に形成され、手差し印刷を行うため
    の用紙を挿入可能な挿入部と、 を具備することを特徴とする文章作成用機器。
  2. 【請求項2】 上記トレー構造体は、パームレスト部と
    一体的であることを特徴とする請求項1記載の文章作成
    用機器。
  3. 【請求項3】 上記挿入部は、パームレスト部の引き出
    しにより構成されることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の文章作成用機器。
  4. 【請求項4】 上記パームレスト部には、この下面側に
    凹状の取手が形成されたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3記載の文章作成用機器。
  5. 【請求項5】 上記パームレスト部には、この上面側に
    柔軟部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    4記載の文章作成用機器。
  6. 【請求項6】 上記パームレスト部は、抗菌処理された
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の文章作成
    用機器。
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