JPH11212036A - 多重量子井戸光変調器 - Google Patents

多重量子井戸光変調器

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JPH11212036A
JPH11212036A JP1595598A JP1595598A JPH11212036A JP H11212036 A JPH11212036 A JP H11212036A JP 1595598 A JP1595598 A JP 1595598A JP 1595598 A JP1595598 A JP 1595598A JP H11212036 A JPH11212036 A JP H11212036A
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JP
Japan
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quantum well
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multiple quantum
barrier layer
mev
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JP1595598A
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English (en)
Inventor
Takayuki Yamanaka
孝之 山中
Takaaki Kakizuka
孝明 硴塚
Kiyoyuki Yokoyama
清行 横山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調された出射光の強度が飽和することがな
く、また、出射光の波長のシフトを抑制するができる半
導体量子井戸光変調器を提供する。 【解決手段】 障壁層Bの格子定数を量子井戸層Wの格
子定数より小さくし、障壁層Bの価電子帯頂上のエネル
ギー準位Evbと前記量子井戸層Wの価電子帯の第1励
起エネルギー準位Evhとの差が30meVより大きく
80meVより小さくしている。これによって、入射光
9により生成された電子・正孔が多重量子井戸3内に蓄
積されるのを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界吸収型半導体
光変調器に関し、特に、量子井戸層と障壁層を交互に積
層した多重量子井戸を備えた多重量子井戸光変調器に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、分子線エピタキシー(MBE)や
有機金属化学気相成長法(MOCVD)等の化合物半導
体極薄膜作成技術の進展によって、半導体多重量子井戸
や超格子構造が登場し、従来のバルク半導体に比べて、
オプトエレクトロニクス素子の著しい特性改良が可能と
なっている。このうち、多重量子井戸に電圧を印加する
と、多重量子井戸の吸収係数あるいは屈折率が変化する
電界吸収効果は、バルク半導体に比べ非常に顕著であ
り、この効果を利用して高速で低電圧駆動の光変調器を
作製することが可能である。
【0003】従来のこのような多重量子井戸光変調器の
一例について説明すると、多重量子井戸変調器では、半
導体基板上に、入射光を多重量子井戸に閉じこめるため
のクラッド層を設け、さらに、量子井戸層と障壁層とを
交互に積層した多重量子井戸と、これをサンドイッチす
るクラッド層と、電極の材料とオーミック接触をとるた
めのコンタクト層が順次積層されている。そして、この
電極と、半導体基板背面に設けたもうひとつ電極との間
に電圧を印加すると、多重量子井戸に電界吸収効果が起
こり、入射光の強度が変調される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の多重量子井戸光変調器を高周波の変調電圧で駆動する
と、無変調状態に対応する出射光の強度が入射光の強度
より低くなり、さらに、入射光の強度が増大すると、出
射光の強度が飽和するという問題があった。そのため、
光ファイバで伝送できる光強度を大きくすることができ
なかった。
【0005】また、上記した従来の多重量子井戸光変調
器で変調された出射光の波長がシフトするという問題が
あった。そのため、波長多重通信において、波長多重度
の向上の障害となっていた。
【0006】そこで、本発明は、無変調状態に対応する
出射光の強度を飽和させず、また、出射光の波長シフト
を低減することができる多重量子井戸光変調器を提供す
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の多重量子井戸光変調器は、量子井戸層と
障壁層とを交互に積層した多重量子井戸を備え、前記多
重量子井戸に電圧を印加することにより、多重量子井戸
に入射する光の強度を変調する多重量子井戸光変調器で
あって、前記障壁層の格子定数は前記量子井戸層の格子
定数より小さく、前記障壁層の価電子帯頂上のエネルギ
ー準位と前記量子井戸層の価電子帯の第1励起エネルギ
ー準位との差を30meVより大きく80meVより小
さくしている。
【0008】この請求項1の発明により、入射光により
生成された電子・正孔対のうちの正孔が多重量子井戸内
に過剰に蓄積されるのを防止している。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。図1は本発明の多重量子井戸光変調
器の斜視図である。
【0010】図1によれば、本発明の多重量子井戸光変
調器においては、半導体基板1上に、クラッド層2、量
子井戸層と障壁層とを交互に積層した多重量子井戸3、
クラッド層4,コンタクト層5が順次積層されている。
そして、電極6と電極7との間に電圧を印加すると、そ
の印加電圧に応じて、多重量子井戸3のエネルギーギャ
ップが狭まり、吸収端が長波長にシフトする結果、入射
光9が変調される。
【0011】特に、本発明では、入射光9により生成さ
れた電子・正孔対のうちの正孔が多重量子井戸内に過剰
に蓄積されるのを防止するため、多重量子井戸3が従来
と異なっている。
【0012】そこで、図2を参照して、本発明に好適な
多重量子井戸3について説明する。図2は本発明の多重
量子井戸光変調器の多重量子井戸3のエネルギーバンド
図である。
【0013】まず、このエネルギーバンド図と入射光9
との関係を説明する。電極6と電極7間の電圧Vが零で
ある時には、量子井戸層Wの伝導帯の底のエネルギーE
cwと量子井戸層Wの価電子帯の頂上のエネルギーEv
wとのエネルギーギャップΔE g(0)は、変調すべき
入射光9のエネルギーhνより大きくなるようにしてお
く。そのためには、量子井戸層と障壁層の組成を調整す
ればよい。 いいかえると、変調電圧が印加されていな
い時の多重量子井戸3の吸収端波長は、入射光9の波長
より短かく設定しているので、この状態では入射光9は
多重量子井戸3では吸収されない。
【0014】ところが、電極6と電極7に電圧Vを印加
すると、上記エネルギーギャップは減少する。そして、
一定電圧以上では、ΔE g(V)はhνより小さくな
る。図2は、ΔE g(V)がhνより小さくなって、入
射光9エネルギーの吸収が起こり、井戸層W内で電子・
正孔対の生成が行われている状態を図示している。
【0015】このように生成された電子・正孔対は、励
起子として振る舞うが、所定の寿命で分離し、印加され
ている電界により、互いに逆方向に走行して外部回路へ
流出する。
【0016】ところで、半導体結晶中の正孔の有効質量
h は電子の有効質量me の3〜15倍である。従っ
て、正孔は電子より量子井戸内に蓄積されやすい。ま
た、電子および正孔は量子井戸内に閉じこめられている
ので、対生成された電子・正孔対が励起子として安定に
存在し続けようとする。従って、高周波信号を変調して
いる最中の多重量子井戸3の井戸層W中には、電子や正
孔の蓄積、又は、励起子の蓄積が起こり、屈折率や吸収
率が、変調電圧Vを零に保持したままの非動作状態とは
異なっていると考えられる。
【0017】このような考察に基づき、従来の半導体量
子井戸光変調器の欠点をなくすためには、対生成された
電子と正孔が、量子井戸層Wに蓄積することなく、外部
に流出すればよいことが分かる。この電子と正孔が外部
に流出する過程は、変調電圧Vが零である時、またはp
in接合としての多重量子井戸3のビルトイン電圧程度
の小さい値である時は、熱励起による過程が支配的であ
る。
【0018】そこで、まず、熱励起による正孔の寿命τ
h を電子の寿命τe と同程度にして、正孔の過剰蓄積を
防止しておく必要がある。ところで、光変調器の場合
は、エネルギーギャップΔE g(V)と入射光9エネル
ギーhνとの差は小さいので、対生成された電子のエネ
ルギーEceと正孔のエネルギーEvhについては、そ
れぞれ第1励起準位だけを考慮する。そして、伝導帯の
井戸の深さΔE cを(Ecb−Ece)とする。ここ
に、Ecbは障壁層Bの伝導帯の底のエネルギーであ
り、Eceは井戸層Wの伝導帯での第1励起準位であ
る。同様に、価電子帯の井戸深さΔE vを(Evh −Evb
)とする。ここに、Evbは障壁層Bの価電子帯の頂
上のエネルギーであり、Evhは井戸層Wの価電子帯で
の第1励起準位である。
【0019】このΔE v、ΔE c、井戸幅L、温度T、
ボルツマン定数kB を使うと、正孔の寿命τh 、電子の
寿命τh はそれぞれ次の式で表される。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】ここで、正孔の寿命τh を電子の寿命τe
に等しいと置くと、正孔の有効質量mh 、電子の有効質
量me 、価電子帯の井戸深さΔE v、および伝導帯の井
戸の深さΔE cとの関係式が次のように得られる。
【0023】
【数3】
【0024】この式の右辺は常に正であるから、(ΔE
c−ΔE v)は常に正でなければならない。従って、本
発明に好適な多重量子井戸3においては、価電子帯の井
戸深さΔE vは伝導帯の井戸の深さΔE cより小さくな
ければならない。
【0025】さらに、mh /me は3〜15程度であ
る。また、Tを室温300Kとしたk B Tの値はエネル
ギー換算で約30meVである。さらに、励起子が室温
において存在可能とするためには電子の閉じ込めが必要
であり、その閉じ込めにはΔEcを100meV程度と
する必要がある。これらの条件から、価電子帯の井戸深
さΔE vの上限は、mh /me が3の時には84meV
となり、mh /me が15の時には59meVとなる。
従って、ΔE vの値は、好ましくは、80meVより小
さく、また、より好ましくは60meVより小さい。な
お、価電子帯の井戸深さΔE vの下限は、Tを室温30
0KとしたkB Tの値のエネルギー換算値が30meV
であるから、30meVである。
【0026】従って、本発明では、価電子帯の井戸の深
さΔE vを30〜80meVとしなければならない。以
上、本発明に好適な多重量子井戸3のエネルギーバンド
図について説明した。 実際に本発明に好適な多重量子
井戸3の材料は、入射光9の波長に応じて選択すること
になる。
【0027】たとえば、入射光9の波長を1.55μm
としたときに好適な材料の一例としてInAlGaAs
4元混晶があげられる。というのは、無歪み井戸層がI
053Al0 0 Ga0 47Asであり、無歪み障壁
層がIn0 52Al0 48Ga0 0 Asである多重量
子井戸3の場合、伝導帯の井戸の深さΔE cは500m
eVであり、価電子帯の井戸の深さΔE vは200me
Vであるから、ΔE cがΔE vより大きい。従って、各
層の組成比を変えて、ΔE vを上記所望の30〜80m
eVにすることができればよい。なお、InGaAsP
4元混晶で多重量子井戸を形成すると、伝導帯の井戸の
深さΔE cより価電子帯の井戸深さΔEvが大となり、
本発明には不適と考えられる。というのは、このような
材料の組成比を変化させても、ΔE cを上記所望の30
〜80meVにすると同時に、ΔE cとΔE vの大小関
係を逆転させて(ΔE c−ΔE v)を正とするのは困難
と考えられるからである。
【0028】そこで、以下、図3乃至図5を参照しつ
つ、実際の材料設計について説明する。 ここでは、Δ
E cがΔE vより大きいInAlGaAs無歪み多重量
子井戸を例に取り、各層の組成比を変えて、ΔE vを上
記所望の30〜80meVにすることができることを実
証する。
【0029】目的とする多重量子井戸3の価電子帯の井
戸の深さΔE vは、無歪み多重量子井戸での値より小さ
くしなければならないため、障壁層Bに引張り歪みを与
えることとする。
【0030】ここで、この引張り歪みと材料組成の関係
は知られているので、本発明においては、障壁層Bの引
張り歪み量が0.5%の一定値を維持するようGa、A
l、Inの組成比を変化させる。また、量子井戸層Wの
組成は不変(In0 531 Al0 037 Ga0 432
s)としている。そして、これらの条件下で、強結合近
似に基づくバンド構造計算を行った。
【0031】図3は、伝導帯のバンド構造計算結果を示
すグラフである。図3によれば、第1励起準位Eceと
障壁層Bの伝導帯の底のエネルギーEcbとの差である
ΔEcはGa組成比の増大とともに減少している。特
に、Ga組成比0.4の時、ΔEcは0.12eVであ
る。
【0032】図4は、重い正孔に対する価電子帯のバン
ド構造計算結果を示すグラフである。 図4によれば、
第1励起準位Evhと障壁層Bの価電子帯の頂上のエネ
ルギーEvbとの差であるΔEvはGa組成比の増大と
ともに減少している。特に、Ga組成比0.4の時、Δ
Evは0.04eVである。正確には、Al組成比0.
152、Ga組成比0.391の時、ΔEvは0.03
49eVである。
【0033】また、図5は、軽い正孔に対する価電子帯
のバンド構造計算結果を示すグラフである。図5によれ
ば、第1励起準位Evhと障壁層Bの価電子帯の頂上の
エネルギーEvbとの差であるΔEvはGa組成比の増
大とともに減少している。特に、Ga組成比0.4の
時、ΔEvはほとんど0eVである。正確には、Al組
成比0.152、Ga組成比0.391の時、ΔEvは
0.0007eVである。
【0034】従って、Ga組成比0.4の時、電子と重
い正孔に対して、ΔE c>ΔE vという条件と30me
V<ΔE v<80meVという条件が満たされる。な
お、本発明変調器の場合、重い正孔か軽い正孔のいずれ
かに対して上記の条件が満足されればよい。
【0035】従って、電子と軽い正孔に対して、上記の
条件を満足させるには、図2乃至図4を参照すれば、G
a組成比を約0.3とするとよいことが分かる。以上説
明した通り、本発明変調器に好適な多重量子井戸3は特
定組成のInAlGaAsにより構成できることが、強
結合バンド構造計算により実証された。
【0036】そこで、次には、上記の特定組成のInA
lGaAsによる多重量子井戸3を備えた多重量子井戸
光変調器を駆動してその特性を検討する。そのための多
重量子井戸光変調器の構成は、図1に示した通りであ
り、半導体基板1はn−InPとした。そして、半導体
基板1の上に、n−InPのクラッド層2、ノンドープ
InAlGaAs/InAlGaAsの多重量子井戸
3、p−InPのクラッド層4,およびp−InGaA
sのコンタクト層5が順次積層されている。
【0037】ここで、多重量子井戸3は、上記の計算結
果に基づき、障壁層BのGa組成比約0.4とし、電子
と重い正孔の蓄積を抑制させることとした。より正確に
は、In0 531 Al0 037 Ga0 432 Asの量子
井戸層10nmと、In0 457 Al0 152 Ga0
391 Asの障壁層10nmを8対積層した多重量子井戸
3を形成した。 このような本発明変調器により波長
1.55μmの入射光9を変調した。 図6は高速変調
動作中における、入射光強度飽和特性を測定した結果の
グラフである。このグラフの縦軸は、変調電圧Vが零に
対応する出力光強度である。
【0038】図6によると、本発明変調器では、出力光
強度は、無変調である故に、入力光強度と等しい。これ
に対して、従来の変調器では、変調電圧が零であるにも
かかわらず、出力光強度が飽和している。これは、対生
成された電子、正孔が外部回路に掃き出されることな
く、多重量子井戸3に蓄積されているからである。
【0039】本発明では、このようなキャリアの蓄積を
防止した結果、出力光強度の飽和が見られなくなったの
である。図7は印加電界に対するチャープパラメータβ
を測定した結果のグラフである。このグラフの縦軸は次
式で定義されるチャープパラメータβである。
【0040】
【数4】
【0041】ここで、λは入射光9の波長、Δαは多重
量子井戸3による光吸収係数αの変化量、Δnは多重量
子井戸3による屈折率nの変化量である。また、図7の
グラフの横軸は印加電界であり、pin接合としてのビ
ルトイン電圧は、多重量子井戸3に30〜40kV/c
mのビルトイン電界を生じさせており、このビルトイン
電界において変調電圧vが零である。
【0042】図7によると、本発明変調器ではチャープ
パラメータβが負の小さな値となっている。そのため、
出射光10の波長のシフト量が小さい。これに対して、
従来の変調器では、チャープパラメータβは低電界で正
の大きな値となっている。そのため、出射光10の波長
シフトが大きく、波長多重通信用の変調器としては適さ
ない。
【0043】本発明では、多重量子井戸3のエネルギー
バンドに条件を課し、対生成した電子、正孔が多重量子
井戸3内に蓄積しないようにした結果、低電界でもチャ
ープパラメータβを負の小さな値にすることができたの
である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無変調状態に対応する出射光強度を飽和させず、また、
出射光の波長シフトを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重量子井戸光変調器の斜視図であ
る。
【図2】本発明に好適なエネルギーバンド図である。
【図3】本発明に好適な伝導帯のエネルギー準位を示す
グラフである。
【図4】本発明に好適な重い正孔に対する価電子帯のエ
ネルギー準位を示すグラフである。
【図5】本発明に好適な軽い正孔に対する価電子帯のエ
ネルギー準位を示すグラフである。
【図6】出射光強度の飽和特性を示すグラフである。
【図7】チャープパラメータβの印加電界依存性を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 半導体基板 2、4 クラッド層 3 多重量子井戸 5 コンタクト層 6、7 電極 8 ワイア 9 入射光 10 出射光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 量子井戸層と障壁層とを交互に積層した
    多重量子井戸を備え、前記多重量子井戸に電圧を印加す
    ることにより、多重量子井戸に入射する光の強度を変調
    する多重量子井戸光変調器であって、 前記障壁層の格子定数は前記量子井戸層の格子定数より
    小さく、 前記障壁層の価電子帯頂上のエネルギー準位と前記量子
    井戸層の価電子帯の第1励起エネルギー準位との差が3
    0meVより大きく80meVより小さいことを特徴と
    する多重量子井戸光変調器。
JP1595598A 1998-01-28 1998-01-28 多重量子井戸光変調器 Pending JPH11212036A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002148575A (ja) * 2000-11-15 2002-05-22 Mitsubishi Electric Corp 光変調器および光変調器集積型レーザーダイオード
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