JPH11211852A - おしどり押し機構付き時計及びその製造方法 - Google Patents

おしどり押し機構付き時計及びその製造方法

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JPH11211852A
JPH11211852A JP10015253A JP1525398A JPH11211852A JP H11211852 A JPH11211852 A JP H11211852A JP 10015253 A JP10015253 A JP 10015253A JP 1525398 A JP1525398 A JP 1525398A JP H11211852 A JPH11211852 A JP H11211852A
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Takayuki Satodate
貴之 里舘
Takeshi Ono
健 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型ムーブメント用のおしどりを用いて、大
型電源部材を搭載することができる時計を提供する。 【解決手段】 ムーブメント100では、地板102の
外周部分に第二地板120が取付けられる。おしどり1
32は、巻真係合部分132aと、押し部材受け部分1
32bとを有する。回路押さえ板200は、おしどり1
32を押すためのおしどり押し部分200aと、電池等
の電源部材を受け入れるための電源部材受入れ部分20
0bと、電源部材の外周より外に延びる作動部分200
cと、弾性力によりおしどり132を地板102に押し
付ける押し付け部分200dとを有する。電池210の
外形形状は、地板102の外形形状より大きい。おしど
り押し部分200aは、押し部材受け部分132bと係
合可能な位置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おしどり押し機構
を備えた時計に関するもので、特に、電池、キャパシタ
等の電源部材を有し、この電源部材の下に配置されたお
しどりを作動部材により押すことにより、おしどりと巻
真との係合を外すことができるように構成された時計に
関する。本発明はまた、上記のような時計を製造する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の時計では、小型のムーブメントに
は小型電池が搭載され、大型のムーブメントでは大型電
池が搭載されている。小型のムーブメントを用いて大型
のムーブメントを製造する場合には、小型のムーブメン
トに大型電池を搭載する必要性が生じる。この場合に
は、大型電池が小型のムーブメント全体を覆うので、小
型のムーブメントに取付けられたおしどりを押すことは
できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の時計で
は、小型のムーブメントを用いて大型のムーブメントを
製造する場合には、地板の外径形状を大きくするか、地
板の外周に別の部品を取付け、同時に、大型のムーブメ
ントのためのおしどりを用意して、小型のムーブメント
用の小型おしどりの代わりに、大型ムーブメント用の大
型おしどりを大きい地板に組み込まなければならなかっ
た。従って、小型のムーブメントを用いて大型のムーブ
メントを製造する場合には、小型ムーブメント用のおし
どりとは異なる大型ムーブメント用のおしどりを用意し
なければならなかった。このため、時計を製造する工程
が複雑になり、時計を製造に多くの時間を要するという
課題があった。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、従来のこのよ
うな課題を解決するために、小型ムーブメント用のおし
どりを用いて、大型電源部材を搭載することができる、
小型ムーブメント用の部品を広く利用した時計を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、簡単な工程で大型
のムーブメントを含む時計を製造することができる時計
の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、地板と、地板に対して移動可能に設けら
れた巻真と、巻真と係合しているおしどりとを有する時
計において、おしどりは、その押し部分を押すことによ
り巻真との係合が外れるように構成されており、おしど
りを覆うように配置され、時計の駆動源を構成する電源
部材と、おしどりを押す部分を有し、電源部材の外周よ
り外に延びる作動部分を有する、弾性材料で形成された
作動部材とを有する構成とした。このように構成するこ
とにより、小型ムーブメント用のおしどりを用いて、大
型電源部材を搭載することができる。更に、大型ムーブ
メントについて、小型ムーブメント用の部品を広く利用
することができる。
【0006】本発明の時計では、作動部材は、回路ブロ
ックを保持するための回路押さえ板で構成されているの
が好ましい。本発明の時計の前記回路押さえ板は、電源
部材を受け入れるように形成された電源部材受入れ部分
を有しているのが更に好ましい。また、本発明の時計で
は、作動部材は、弾性力を介しておしどりを巻真に向か
って押さえるためのおしどり押さえ部分を有するのが好
ましい。また、本発明の時計では、地板の外周に取付け
られた第二地板を有し、地板は電源部材より小さく、第
二地板は前記電源部材より大きく構成されているのが好
ましい。また、本発明は、地板と、地板に対して移動可
能に設けられた巻真と、巻真と係合しているおしどり
と、時計の電源を構成する電源部材とを有する時計にお
いて、地板は、おしどりを回転可能に支持するためのお
しどりピンを有し、おしどりが押されたときにおしどり
の一部分が入り込むことができるためのおしどり逃げ凹
部を有し、おしどりは、おしどりピンに組み込まれ、電
源部材は、地板より大きく、かつ、おしどりを覆うよう
に配置されており、おしどりを押す部分と、電源部材を
保持する部分と、電源部材の外周より外に延びる作動部
分を有する、弾性材料で形成されている作動部材とを有
する構成とした。
【0007】更に、本発明は、地板と、地板に対して移
動可能に設けられた巻真と、巻真と係合しているおしど
りと、時計の電源を構成しかつ地板より大きい外径形状
を有する電源部材とを含む時計の製造方法において、地
板は、おしどりを回転可能に支持するためのするための
おしどりピンを有し、おしどりが押されたときにおしど
りの一部分が入り込むことができるためのおしどり逃げ
凹部を有するように構成されている。そして、巻真、お
しどりを含む時計のムーブメントを構成する部品のうち
で、電池陰極絶縁板及び作動部材及び電源部材を除く部
品を地板に取付け、地板より大きい外周形状を有する第
二地板を地板に取付ける。次に、おしどりを押す部分
と、電源部材を保持する部分と、電源部材の外周より外
に延びる作動部分を有する、弾性材料で形成されている
作動部材を取付けて、電池陰極絶縁板を組み、電源部材
を作動部材に組む。
【0008】また、本発明の時計の製造方法では、地板
より大きい外周形状を有する第二地板を前記地板に取付
ける。そして、巻真、おしどりを含む時計のムーブメン
トを構成する部品のうちで、電池陰極絶縁板及び作動部
材及び電源部材を除く部品を、第二地板に取付けられた
地板に取付ける。次に、おしどりを押す部分と、電源部
材を保持する部分と、電源部材の外周より外に延びる作
動部分を有する、弾性材料で形成されている作動部材を
取付け、電池陰極絶縁板を組み、電源部材を作動部材に
組む。また、本発明は、地板と、地板に対して移動可能
に設けられた巻真と、巻真と係合しているおしどりと、
時計の電源を構成しかつ地板より大きい外径形状を有す
る大型電源部材とを含む時計の製造方法において、地板
は、おしどりを回転可能に支持するためのするためのお
しどりピンを有し、おしどりが押されたときにおしどり
の一部分が入り込むことができるためのおしどり逃げ凹
部を有するように構成されている。
【0009】そして、巻真、おしどりを含む時計のムー
ブメントを構成する部品のうちで、電池陰極絶縁板及び
大型電源部材を除く部品を地板に取付ける。次に、地板
より大きい外周形状を有する第二地板を地板に取付け
る。次に、回路ブロックを保持している回路押さえ板を
取り外す。次に、おしどりを押す部分と、大型電源部材
を保持する部分と、大型電源部材の外周より外に延びる
作動部分を有する、弾性材料で形成されている作動部材
を取付ける。そして、電池陰極絶縁板を組み、大型電源
部材を作動部材に組む。この電池陰極絶縁板は小型ムー
ブメント用のものであってもよいし、大型ムーブメント
用のものであってもよい。大型ムーブメント用の電池陰
極絶縁板を用いた場合は、小型ムーブメント用の電池陰
極絶縁板を用いた場合より、更に確実に電池の陰極と回
路押さえ板とを絶縁することができる。小型ムーブメン
ト用の電池陰極絶縁板を用いると、電池陰極絶縁板を1
種類準備するだけで済む。
【0010】そして、大型電源部材を作動部材に組む。
このような製造方法を用いることにより、簡単な工程で
大型のムーブメントを含む時計を製造することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 (1)本発明の時計の実施の形態の構成 図1から図3を参照すると、本発明の時計の実施の形態
において、ムーブメント(駆動部分を含む機械体)10
0は、ムーブメントの基板を構成する地板102を備え
る。地板102は金属であってもよいし、或いは、プラ
スチックであってもよい。文字板104がムーブメント
100に取付けられる。地板102の両側のうちで、文
字板104のある方の側をムーブメントの「裏側」と称
し、文字板104のある方の側と反対側をムーブメント
の「表側」と称する。ムーブメントの「表側」に組み込
まれる輪列を「表輪列」と称し、ムーブメントの「裏
側」に組み込まれる輪列を「裏輪列」と称している。
【0012】時計においては、通常、文字板104の表
面の外周部分に1から12の数字又はこれに対応する略
字等が設けられている。従って、時計の外周部分に沿う
各方向をこの数字を用いて表現することができる。例え
ば、腕時計の場合には、 腕時計の上方向、上側をそれぞれ「12時方向」、
「12時側」と称し、 腕時計の右方向、右側をそれぞれ「3時方向」、
「3時側」と称し、 腕時計の下方向、下側をそれぞれ「6時方向」、
「6時側」と称し、 腕時計の左方向、左側をそれぞれ「9時方向」、
「9時側」と称する。 ムーブメント100の「3時方向」には、巻真110が
配置されている。地板102は、外周形状がほぼ円形形
状で形成されており、その外径寸法は、例えば、18〜
22ミリメートルである。このような寸法の地板102
は、いわゆる「小型ムーブメント(径小ムーブメン
ト)」を実現するための地板である。
【0013】外周段部102aが地板102の外周部分
に設けられている。第二地板120が地板102の外周
段部102aに取付けられる。第二地板120は、外周
形状がほぼ円形形状で形成されており、その外径寸法
は、例えば、26〜30ミリメートルである。このよう
な寸法の第二地板120は、いわゆる「大型ムーブメン
ト(径大ムーブメント)」を実現するための第二地板で
ある。従って、製造されたムーブメント100は、いわ
ゆる「大型ムーブメント(径大ムーブメント)」であ
る。文字板104は、地板102の裏側表面及び第二地
板の裏側表面に接触して組み込まれる。巻真110は、
地板102に対して3時方向の複数の位置に、軸線方向
に移動可能に設けられる。地板102は、おしどりを回
転可能に支持するためのおしどりピン130を有してい
る。おしどり132が、おしどりピン130を中心とし
て回転可能に設けられる。おしどり132は、巻真係合
部分132aと、押し部材受け部分132bとを有す
る。巻真係合部分132aは巻真110に係合する。
【0014】かんぬき134が地板102に取付けら
れ、おしどり132の回転に基づいて回転する。つづみ
車136が、巻真110の回転により回転するように設
けられる。つづみ車136の軸線方向の位置は、かんぬ
き134の作動に基づいて定められる。コイルブロック
140、ステータ142、ロータ(図示せず)を含むス
テップモータが地板102の表側に組み込まれる。集積
回路(IC)(図示せず)、水晶振動子(図示せず)を
含む回路ブロック150が組み込まれる。ステップモー
タの回転に基づいて回転する表輪列が、地板102の表
側に組み込まれる。表輪列は、五番車160、四番車1
62、三番車164、分車(図示せず)を含む。
【0015】つづみ車136の回転に基づいて回転する
小鉄車170が地板102の表側に組み込まれる。小鉄
車170と噛み合い、かつ分車及び筒車(図示せず)と
噛み合っている日の裏車172が設けられる。作動部材
を構成する回路押さえ板200が回路ブロック150の
上に設けられている。回路押さえ板200と回路ブロッ
ク150との間に、電池陰極絶縁板240を配置するの
がよい。回路押さえ板200は、おしどり132を押す
ためのおしどり押し部分200aと、電池等の電源部材
を受け入れるための電源部材受入れ部分200bと、電
源部材の外周より外に延びる作動部分200cと、弾性
力によりおしどり132を地板102に押し付ける押し
付け部分200dとを有する。回路押さえ板200は、
ステンレス鋼等の弾性金属材料で形成されている。押し
付け部分200dの弾性力により、おしどり132は地
板102の表面に密着するように押し付けられている。
【0016】回路押さえ板200の電源部材受入れ部分
200bは、電源部材の外周部分を案内するために設け
られた複数の側壁部分を含んでいる。図2には、一例と
して、4個の側壁部分を示す。回路押さえ板200は、
スイッチばねや、電池プラス端子を含むように構成され
ていてもよい。変形例として、回路押さえ板200の代
わりに、おしどり132を押すためのおしどり押し部分
200aと、電源部材の外周より外に延びる作動部分2
00cを有する作動部材を設けてもよい。この構成で
は、作動部材はおしどり押さえ又はかんぬき押さえを構
成してもよい。作動部材と別個に回路ブロックを押さえ
る部品、例えば、回路支持板を設けるのがよい。更なる
変形例として、回路押さえ板200の代わりに、おしど
り132を押すためのおしどり押し部分200aと、電
源部材の外周より外に延びる作動部分200cと、弾性
力によりおしどり132を地板102に押し付ける押し
付け部分200dとを有する作動部材を設けてもよい。
この構成では、作動部材と別個に回路ブロックを押さえ
る部品、例えば、回路支持板を設けるのがよい。
【0017】時計の電源を構成する電池210が、回路
押さえ板200の電源部材受入れ部分200bに受け入
れられる。電源部材は、リチウム電池等の電池であって
もよいし、充電可能な二次電池(リチウム二次電池等)
であってもよいし、充電可能なキャパシタ(大容量コン
デンサ)であってもよい。電源部材はコイン状のもので
ある。電池210の外形形状は、地板102の外形形状
より大きい。電池210の外形は、例えば、25ミリメ
ートルである。従って、電池210はおしどり132を
覆うように配置されている。電池210の陽極は、回路
押さえ板200と導通するように構成される。従って、
導電体である回路押さえ板200を介して、電池210
の陽極を回路ブロックの回路基板にプラスパターンに導
通させて、このプラスパターンを集積回路(図示せず)
のプラス端子に導通させるように構成するのがよい。
【0018】電池210の陰極は、回路押さえ板200
と導通しないように構成される。例えば、図1に想像線
で示すように、電池陰極絶縁板240を電池210の陰
極と回路押さえ板200との間に設けることにより、電
池210の陰極が回路押さえ板200と導通しないよう
にするのがよい。この場合には、電池陰極リード板(図
示せず)を設けて、この電池陰極リード板を介して、電
池210の陰極を回路ブロックの回路基板にマイナスパ
ターンに導通させて、このマイナスパターンを集積回路
(図示せず)のマイナス端子に導通させるように構成す
るのがよい。地板102の表側の一部分には、おしどり
132が地板102に向かって押されたときに、おしど
り132の一部分が入り込むことができるためのおしど
り逃げ凹部102dが設けられている。
【0019】おしどり132の押し部材受け部分132
bは、電池210の下に位置する。押し部材受け部分1
32bにポンチを設けるのが好ましい。回路押さえ板2
00のおしどり押し部分200aは、おしどり132の
押し部材受け部分132bと係合可能な位置に設けられ
ている。回路押さえ板200のおしどり押し部分200
aは、おしどり132に向かって突出するように形成さ
れるのが好ましい。回路押さえ板200の作動部分20
0cは、電池210の下から電池210の外側に向かっ
て延びた腕部分200eの先端付近に設けられる。作動
部分200cにポンチを設けるのが好ましい。 (2)おしどり132を押す作動 次に、本発明の時計において、おしどり132を押す作
動について説明する。
【0020】図4を参照すると、いわゆる「大型ムーブ
メント(径大ムーブメント)」であるムーブメント10
0において、ドライバ等の工具300の先端部分300
aにより、回路押さえ板200の作動部分200cを地
板102に向かって矢印310の方向に押す。すると、
回路押さえ板200のおしどり押し部分200aは、お
しどり132の押し部材受け部分132bと係合する。
おしどり132は、地板102の表側の表面において、
おしどりピン130の周囲の押し部材受け部分132b
に近い方の部分102hを基準として、矢印320の方
向に回転される。おしどり132は、押し付け部分20
0dの弾性力に抗して回転される。このときに、おしど
り132の押し部材受け部分132bの部分は、地板1
02のおしどり逃げ凹部102dに入る。そして、おし
どり132の巻真係合部分132aは巻真110との係
合を解除される。従って、この状態では、巻真110を
軸線方向にムーブメント100の外側に向かって移動さ
せて、巻真110をムーブメント100から外すことが
できる。
【0021】おしどり132のおしどりピン130に嵌
め合う孔の寸法と、おしどりピン130の外径寸法は、
おしどり132が回転して、おしどり132の巻真係合
部分132aが巻真110との係合を解除されることが
できるような寸法に形成されている。回路押さえ板20
0の作動部分200cが地板102に向かって矢印31
0の方向に移動することができる距離は、作動部分20
0cが第二地板120の表面に当接することによって制
限される。従って、回路押さえ板200の作動部分20
0cが壊れるおそれはない。また、回路押さえ板200
の作動部分200cが地板102に向かって矢印310
の方向に移動することができる距離は、おしどり132
の押し部材受け部分132bの部分が、地板102のお
しどり逃げ凹部102dの底面に当接することによって
制限されるように構成してもよい。この構成において
も、回路押さえ板200の作動部分200cが壊れるお
それはない。
【0022】巻真110をムーブメント100から外し
た後、工具300の先端部分300aによる回路押さえ
板200の作動部分200cの押し作動を中止すれば、
おしどり132は、押し付け部分200dの弾性力によ
り矢印330の方向に回転して、初期の位置に戻され
る。このような構成により、「大型ムーブメント(径大
ムーブメント)」であるムーブメント100において、
簡単に巻真110を外すことができる。しかも、このよ
うな構成に用いられるおしどり132は、「小型ムーブ
メント(径小ムーブメント)」用のものでよい。 (3)本発明の時計の製造方法 次に、本発明の時計の製造方法について説明する。
【0023】図5から図7を参照すると、いわゆる「小
型ムーブメント(径小ムーブメント)」を製造する場合
には、第二地板120は用いない。巻真110、おしど
り132、かんぬき134、つづみ車136を地板10
2に組み込む。五番車160、四番車162、三番車1
64、分車(図示せず)を含む表輪列を、地板102の
表側に組み込む。コイルブロック140、ステータ14
2、ロータ(図示せず)、回路ブロック150を地板1
02に組み込む。更に、小鉄車170、筒車、日の裏車
172等を地板102に組み込む。以上の部品を組み込
む順序は、ムーブメントの設計によって異なっていても
よい。「小型ムーブメント(径小ムーブメント)」用の
回路押さえ板420を組み込む。回路押さえ板420
は、電源部材受入れ部分420bと、弾性力によりおし
どり132を地板102に押し付ける押し付け部分42
0dとを有する。回路押さえ板420には、おしどり1
32を押すためのおしどり押し部分は無い。回路押さえ
板420は、ステンレス鋼等の弾性金属材料で形成され
ている。押し付け部分420dの弾性力により、おしど
り132は地板102の表面に密着するように押し付け
られている。
【0024】時計の電源を構成する電池410が、回路
押さえ板420の電源部材受入れ部分420bによって
保持されるように組み込まれる。電源部材は、リチウム
電池等の電池であってもよいし、充電可能な二次電池
(リチウム二次電池等)であってもよいし、充電可能な
キャパシタ(大容量コンデンサ)であってもよい。電源
部材はコイン状のものである。電池410の外形形状
は、地板102の外形形状より小さい。電池410の外
形は、例えば、16ミリメートルである。従って、おし
どり132の押し部材受け部分132bは、電池410
の外形形状より外側に位置する。電池410の陰極は、
回路押さえ板420と導通しないように構成される。例
えば、電池陰極絶縁板440を設けることにより、電池
410の陰極が回路押さえ板420と導通しないように
するのがよい。この場合には、電池陰極リード板(図示
せず)を設けて、この電池陰極リード板を介して、電池
420の陰極を回路ブロックの回路基板にマイナスパタ
ーンに導通させて、このマイナスパターンを集積回路
(図示せず)のマイナス端子に導通させるように構成す
るのがよい。
【0025】このような「小型ムーブメント(径小ムー
ブメント)」では、ドライバ等の工具300の先端部分
300aにより、おしどり132の押し部材受け部分1
32bを地板102に向かって矢印310の方向に押す
ことができる。本発明によれば、このような「小型ムー
ブメント(径小ムーブメント)」400に用いられる部
品のうちで、電池410及び回路押さえ板420を用い
ないで「大型ムーブメント(径大ムーブメント)」10
0を製造することができる。 (3−1)本発明の時計の製造方法の第1の実施の形態 本発明の時計の製造方法の第1の実施の形態では、時計
のムーブメント400を構成する部品のうちで、電池陰
極絶縁板240(又は440)と、作動部材に対応する
回路押さえ板420と、電源部材に対応する電池410
とを除く部品を地板102に取付ける。
【0026】次に、地板102より大きい外周形状を有
する第二地板104を地板に取付ける。次に、おしどり
を押す部分200aと、電池を保持する部分200b
と、電池の外周より外に延びる作動部分200cを有す
る回路押さえ板200を取付ける。この回路押さえ板2
00は、弾性材料で形成されている。電池210を組み
込む前に、電池陰極絶縁板240を回路押さえ板200
の上に組む。次に、電池210の陰極缶を電池陰極絶縁
板240に載せた状態で、電池210を回路押さえ板2
00に組む。電池210は、地板102より大きい外径
形状を有する「大型ムーブメント(径大ムーブメン
ト)」用のものである。
【0027】この構成により、電池210の陰極缶と回
路押さえ板200との導通を効果的に阻止することがで
きる。 (3−2)本発明の時計の製造方法の第2の実施の形態 本発明の時計の製造方法の第2の実施の形態では、地板
102より大きい外周形状を有する第二地板104を地
板に取付ける。次に、時計のムーブメント400を構成
する部品のうちで、電池陰極絶縁板240(又は44
0)と、作動部材に対応する回路押さえ板420と、電
源部材に対応する電池410とを除く部品を、第二地板
104を取り付けた地板102に取付ける。次に、おし
どりを押す部分200aと、電池を保持する部分200
bと、電池の外周より外に延びる作動部分200cを有
する回路押さえ板200を取付ける。この回路押さえ板
200は、弾性材料で形成されている。
【0028】電池210を組み込む前に、電池陰極絶縁
板240を回路押さえ板200の上に組む。次に、電池
210の陰極缶を電池陰極絶縁板240に載せた状態
で、電池210を回路押さえ板200に組む。電池21
0は、地板102より大きい外径形状を有する「大型ム
ーブメント(径大ムーブメント)」用のものである。こ
の構成により、電池210の陰極缶と回路押さえ板20
0との導通を効果的に阻止することができる。 (3−3)本発明の時計の製造方法の第3の実施の形態 本発明の時計の製造方法の第3の実施の形態では、時計
のムーブメント400を構成する部品のうちで、電源部
材に対応する電池410を除く部品を地板102に取付
ける。
【0029】次に、地板102より大きい外周形状を有
する第二地板104を地板に取付ける。次に、電池陰極
絶縁板440及び回路押さえ板420を取り外す。この
場合に、電池陰極絶縁板440は小型の電池410の寸
法形状に対応して形成された「小型ムーブメント(径小
ムーブメント)」用の小型電池陰極絶縁板である。次
に、おしどりを押す部分200aと、電池を保持する部
分200bと、電池の外周より外に延びる作動部分20
0cを有する回路押さえ板200を取付ける。この回路
押さえ板200は、弾性材料で形成されている。電池2
10を組み込む前に、電池陰極絶縁板240を回路押さ
え板200の上に組む。
【0030】この場合に、電池陰極絶縁板240は大型
の電池210の寸法形状に対応して形成された「大型ム
ーブメント(径大ムーブメント)」用の大型電池陰極絶
縁板である。変形例として、電池陰極絶縁板440を回
路押さえ板200の上に組んでもよい。大型ムーブメン
ト用の電池陰極絶縁板240を用いた場合は、小型ムー
ブメント用の電池陰極絶縁板440を用いた場合より、
更に確実に電池の陰極と回路押さえ板とを絶縁すること
ができる。小型ムーブメント用の電池陰極絶縁板440
を用いると、電池陰極絶縁板を1種類準備するだけで済
む。次に、電池210を回路押さえ板200に組む。電
池210は、地板102より大きい外径形状を有する
「大型ムーブメント(径大ムーブメント)」用のもので
ある。
【0031】このような製造方法を用いることにより、
簡単な工程で大型のムーブメントを含む時計を製造する
ことができる。更に、大型のムーブメントと小型のムー
ブメントでは、電池と回路押さえ板と電池陰極絶縁板を
除く部品が共通である。また、大型のムーブメントと小
型のムーブメントの両方ともで、小型ムーブメント用の
電池陰極絶縁板440を用いることにより、大型のムー
ブメントと小型のムーブメントで、電池陰極絶縁板を共
通にすることもできる。
【0032】
【発明の効果】(1)本発明は、以上説明したように、
地板と、前記地板に対して移動可能に設けられた巻真
と、前記巻真と係合しているおしどりとを有する時計に
おいて、上記のような構成としたので、小型ムーブメン
ト用のおしどりを用いて、大型電源部材を搭載すること
ができる。 (2)また、本発明は、地板と、前記地板に対して移動
可能に設けられた巻真と、前記巻真と係合しているおし
どりと、時計の電源を構成しかつ前記地板より大きい外
径形状を有する電源部材とを含む時計の製造方法におい
て、上記のような工程を含むようにしたので、簡単な工
程で大型のムーブメントを含む時計を製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時計の実施の形態において、ムーブメ
ントのおしどりを含む部分を示す部分断面図である。
【図2】本発明の時計の実施の形態において、一部の部
品の記載を省略してムーブメントの表側を示す概略平面
図である。
【図3】本発明の時計の実施の形態において、一部の部
品の記載を省略してムーブメントの表側のおしどりを含
む部分を示す概略部分平面図である。
【図4】本発明の時計の実施の形態において、おしどり
を押している状態で、ムーブメントのおしどりを含む部
分を示す部分断面図である。
【図5】本発明の時計の実施の形態に用いられる小型ム
ーブメントのおしどりを含む部分を示す部分断面図であ
る。
【図6】本発明の時計の実施の形態に用いられる小型ム
ーブメントにおいて、一部の部品を記載を省略してムー
ブメントの表側を示す概略平面図である。
【図7】本発明の時計の実施の形態に用いられる小型ム
ーブメントにおいて、一部の部品の記載を省略してムー
ブメントの表側のおしどりを含む部分を示す概略部分平
面図である。
【符号の説明】
100 ムーブメント(大型ムーブメント) 110 巻真 102 地板 102d 凹部 104 文字板 120 第二地板 130 おしどりピン 132 おしどり 132a 巻真係合部分 132b 押し部材受け部分 134 かんぬき 136 つづみ車 140 コイルブロック 142 ステータ 150 回路ブロック 160 五番車 162 四番車 164 三番車 170 小鉄車 172 日の裏車 200 回路押さえ板 200a おしどり押し部分 200b 電源部材受入れ部分 200c 作動部分 200d 押し付け部分 210 電池 240 電池陰極絶縁板(大型ムーブメント用) 400 ムーブメント(小型ムーブメント) 410 電池(小型ムーブメント用) 420 回路押さえ板(小型ムーブメント用) 440 電池陰極絶縁板(小型ムーブメント用)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】上記課題を解決するために、本発明は、地
板と、地板に対して移動可能に設けられた巻真と、巻真
と係合しているおしどりとを有する時計において、おし
どりは、その押し部分を押すことにより巻真との係合が
外れるように構成されており、おしどりを覆うように配
置され、時計の駆動源を構成する電源部材と、おしどり
を押す部分を有し、電源部材の外周より外に延びる作動
部分を有する、弾性材料で形成された作動部材とを有す
る構成とした。そして、本発明の時計では、作動部材の
作動部分は、電源部材の下から電源部材の外側に向かっ
て延びた、前記作動部材の腕部分の先端付近に設けられ
ていることを特徴とする。このように構成することによ
り、小型ムーブメント用のおしどりを用いて、大型電源
部材を搭載することができる。更に、大型ムーブメント
について、小型ムーブメント用の部品を広く利用するこ
とができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地板と、前記地板に対して移動可能に
    設けられた巻真と、前記巻真と係合しているおしどりと
    を有する時計において、 前記おしどり(132)は、その押し部分(132b)
    を押すことにより前記巻真(110)との係合が外れる
    ように構成されており、 前記おしどり(132)を覆うように配置され、時計の
    駆動源を構成する電源部材(210)と、 前記おしどり(132)を押す部分を有し、前記電源部
    材(210)の外周より外に延びる作動部分(200
    c)を有し、弾性材料で形成された作動部材(200)
    と、を有することを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 前記作動部材(200)は、回路ブロ
    ックを保持するための回路押さえ板(200)で構成さ
    れていること特徴とする、請求項1に記載の時計。
  3. 【請求項3】 前記回路押さえ板(200)は、前記
    電源部材(210)を受け入れるように形成された電源
    部材受入れ部分(200b)を有していること特徴とす
    る、請求項2に記載の時計。
  4. 【請求項4】 前記作動部材(200)は、弾性力を
    介して前記おしどり(132)を前記巻真(110)に
    向かって押さえるためのおしどり押さえ部分(200
    d)を有すること特徴とする、請求項1から請求項3に
    記載の時計。
  5. 【請求項5】 前記地板(102)の外周に取付けら
    れた第二地板(120)を有し、前記地板(102)は
    前記電源部材(210)より小さく、前記第二地板(1
    20)は前記電源部材(210)より大きく構成されて
    いること特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか
    1項に記載の時計。
  6. 【請求項6】 地板と、前記地板に対して移動可能に
    設けられた巻真と、前記巻真と係合しているおしどり
    と、時計の電源を構成する電源部材とを有する時計にお
    いて、 前記地板(102)は、前記おしどり(132)を回転
    可能に支持するためのおしどりピンを有し、前記おしど
    り(132)が押されたときに前記おしどり(132)
    の一部分が入り込むことができるためのおしどり逃げ凹
    部(102d)を有し、 前記おしどり(132)は、前記おしどりピン(13
    0)に組み込まれ、 前記電源部材(210)は、前記地板(102)より大
    きく、かつ、前記おしどり(132)を覆うように配置
    されており、 前記おしどり(132)を押す部分(200a)と、前
    記電源部材(210)の外周より外に延びる作動部分
    (200c)を有する、弾性材料で形成されている作動
    部材(200)と、を有することを特徴とする時計。
  7. 【請求項7】 地板と、前記地板に対して移動可能に
    設けられた巻真と、前記巻真と係合しているおしどり
    と、時計の電源を構成しかつ前記地板より大きい外径形
    状を有する電源部材とを含む時計の製造方法において、 前記地板(102)は、前記おしどり(132)を回転
    可能に支持するためのするためのおしどりピン(13
    0)を有し、前記おしどり(132)が押されたときに
    前記おしどり(132)の一部分が入り込むことができ
    るためのおしどり逃げ凹部(102d)を有するように
    構成されており、 前記巻真(110)、前記おしどり(132)を含む時
    計のムーブメントを構成する部品のうちで、電池陰極絶
    縁板(240)及び作動部材(200)及び電源部材
    (210)を除く部品を前記地板(102)に取付ける
    工程と、 前記地板(102)より大きい外周形状を有する第二地
    板(120)を前記地板(102)に取付ける工程と、 前記おしどり(132)を押す部分(200a)と、前
    記電源部材(210)の外周より外に延びる作動部分
    (200c)を有する、弾性材料で形成されている作動
    部材(200)を取付ける工程と、 電池陰極絶縁板(240)を取付ける工程と、 電源部材(210)を作動部材(200)に組む工程
    と、を含むことを特徴とする時計の製造方法。
  8. 【請求項8】 地板と、前記地板に対して移動可能に
    設けられた巻真と、前記巻真と係合しているおしどり
    と、時計の電源を構成しかつ前記地板より大きい外径形
    状を有する電源部材(210)とを含む時計の製造方法
    において、 前記地板(102)は、前記おしどり(132)を回転
    可能に支持するためのするためのおしどりピンを有し、
    前記おしどり(132)が押されたときに前記おしどり
    (132)の一部分が入り込むことができるためのおし
    どり逃げ凹部を有するように構成されており、 前記地板(102)より大きい外周形状を有する第二地
    板(120)を前記地板(102)に取付ける工程と、 前記巻真(110)、前記おしどり(132)を含む時
    計のムーブメントを構成する部品のうちで、電池陰極絶
    縁板(240)及び作動部材(200)及び電源部材
    (210)を除く部品を、前記第二地板(120)に取
    付けられた前記地板(102)に取付ける工程と、 前記おしどり(132)を押す部分(200a)と、前
    記電源部材(210)の外周より外に延びる作動部分
    (200c)を有する、弾性材料で形成されている作動
    部材(200)を取付ける工程と、 電池陰極絶縁板(240)を取付ける工程と、 電源部材(210)を作動部材(200)に組む工程
    と、を含むことを特徴とする時計の製造方法。
  9. 【請求項9】 地板と、前記地板に対して移動可能に
    設けられた巻真と、前記巻真と係合しているおしどり
    と、時計の電源を構成しかつ前記地板より大きい外径形
    状を有する大型電源部材とを含む時計の製造方法におい
    て、 前記地板(102)は、前記おしどり(132)を回転
    可能に支持するためのするためのおしどりピンを有し、
    前記おしどり(132)が押されたときに前記おしどり
    (132)の一部分が入り込むことができるためのおし
    どり逃げ凹部(102d)を有するように構成されてお
    り、 前記巻真(110)、前記おしどり(132)を含む時
    計のムーブメントを構成する部品のうちで、電池陰極絶
    縁板(240、440)及び大型電源部材(210)を
    除く部品を前記地板(102)に取付ける工程と、 前記地板(102)より大きい外周形状を有する第二地
    板(120)を前記地板(102)に取付ける工程と、 回路ブロックを保持する回路押さえ板(420)及び電
    池陰極絶縁板(440)を取り外す工程と、 前記おしどり(132)を押す部分(200a)と、前
    記大型電源部材(210)の外周より外に延びる作動部
    分(200c)を有する、弾性材料で形成されている作
    動部材(200)を取付ける工程と、 電池陰極絶縁板(240、440)を取付ける工程と、 大型電源部材(210)を作動部材(200)に組む工
    程と、を含むことを特徴とする時計の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001343470A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Citizen Watch Co Ltd 腕時計の上開け構造及び腕時計の上開け構造の組立方法
JP4580062B2 (ja) * 2000-05-31 2010-11-10 シチズンホールディングス株式会社 腕時計及びその組立方法

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