JPH11211806A - 磁力計 - Google Patents

磁力計

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JPH11211806A
JPH11211806A JP10011361A JP1136198A JPH11211806A JP H11211806 A JPH11211806 A JP H11211806A JP 10011361 A JP10011361 A JP 10011361A JP 1136198 A JP1136198 A JP 1136198A JP H11211806 A JPH11211806 A JP H11211806A
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output
circuit
magnetic noise
amplifier
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JP10011361A
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Akihiro Shima
明弘 嶋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機の振動等に起因する信号雑音が存在す
る場合でも算出する地磁気の磁界の強さの誤差が小さい
磁力計を得る。 【解決手段】 増幅器の出力と航空機の振動等を計測す
るセンサの出力から、システム同定用の係数を算出する
システム同定用係数推定回路と、切替器を介したシステ
ム同定用係数を用い、システム同定による磁気雑音の補
償量を算出するシステム同定による磁気雑音補償量算出
回路と、増幅器の出力とシステム同定による磁気雑音補
償量算出回路の出力から、システム同定による磁気雑音
補償後の地磁気の磁界の強さを算出するシステム同定に
よる磁気雑音補償回路とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地磁気を計測す
る磁力計の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁力計は、周知のように地質探査などに
広く用いられている。従来の磁力計について図4を用い
て説明する。図において1は磁力計であって、この磁力
計は大きく分けて地面2と対接する検知部3と、検知部
3とつながり検知信号を増幅する増幅器4とで構成され
ている。ここで、検知部3は近赤外光を照射するヘリウ
ムランプ5、ヘリウム原子が励起される吸収セル6、吸
収セル6を透過してきた光を検知する光検知器7、高周
波磁界を印加するための磁界印加用コイル8、吸収セル
に高周波磁界を印加する磁界印加用鉄芯9とで構成され
ている。一方、増幅器4は高周波磁界を磁界印加用コイ
ル8に印加する電圧制御発振器10、光検知器7の出力
の位相変化を検出する位相検出回路11、電圧制御発振
器10の出力を電圧に変換する周波数電圧変換器12に
よって構成されている。
【0003】したがって、ヘリウムランプ5から近赤外
光がヘリウム原子を封入した吸収セル6に照射され、吸
収セル6内のヘリウム原子が励起される。吸収セル6を
透過してきた光が光検知器7で検知される。電圧制御発
振器10により周波数flの高周波磁界が加えられる。
位相検出回路11は光検知器7の出力の位相変化を検出
しその出力を電圧制御発振器10に送る。地磁気の磁界
の強さHによりf0=28.024×H(Hz)で決ま
る周波数f0になるように電圧制御発振器10が制御さ
れる。これは、周波数f0のところで、吸収セル6を透
過してきた光が減少する特性を示すためである。つま
り、励起光によってヘリウム原子が励起レベルまでエネ
ルギーレベルを高められていたものが、高周波磁界によ
る光磁気共鳴現象でエネルギーを放出し、再度励起光を
吸収するというサイクルを始めるからである。このとき
の周波数f0は原子固有の値で地磁気の磁界の強さに比
例する。そのときの周波数f0が電圧制御発振器10よ
り周波数電圧変換器12に送られる。周波数電圧変換器
12では周波数f0を電圧に変換し地磁気の磁界の強さ
Hを出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の磁
力計では、航空機などに搭載した場合に、航空機の振動
などによって生じる磁気雑音は補償できない。この磁気
雑音は加速度センサ等の各種センサの出力と相関のある
磁気雑音である。このような磁気雑音は補償できないた
めに、算出した地磁気の磁界の強さに誤差が生じるとい
う課題があった。また、信号が存在する場合に信号を歪
めるという課題があった。さらに、測定環境の変化によ
りシステム同定用係数が変化するために、処理タイミン
グを調整しないと磁気雑音の補償効果が小さいという課
題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、加速度センサ等の各種セン
サの出力と相関のある、航空機の振動等に起因する磁気
雑音が存在する場合でも算出する地磁気の磁界の強さの
誤差が小さく、また信号が存在する場合でも信号を歪め
ない、さらに測定環境の変化によりシステム同定用係数
が変化しても磁気雑音の補償効果が大きい磁力計を得る
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明による磁力計
は、ヘリウムランプと吸収セルと光検知器と磁界印加用
コイルと磁界印加用鉄芯からなり、地磁気を検知する検
知部と、電圧制御発振器と位相検出回路と周波数電圧変
換器からなり、検知部の検知信号を増幅する増幅器と、
航空機の振動等を計測するセンサと、前記増幅器の出力
および上記センサの出力から、システム同定用の係数を
算出するシステム同定用係数推定回路と、前記システム
同定用係数推定回路の出力を切替える切替器と、この切
替器を介したシステム同定用係数を用い、上記増幅器の
出力および上記センサの出力から、システム同定による
磁気雑音の補償量を算出するシステム同定による磁気雑
音補償量算出回路と、上記増幅器の出力および上記磁気
雑音補償量算出回路の出力から、システム同定による磁
気雑音補償後の地磁気の磁界の強さを算出するシステム
同定による磁気雑音補償回路とを備えた。
【0007】また、第2の発明による磁力計は、ヘリウ
ムランプと吸収セルと光検知器と磁界印加用コイルと磁
界印加用鉄芯からなり、地磁気を検知する検知部と、電
圧制御発振器と位相検出回路と周波数電圧変換器からな
り、検知部の検知信号を増幅する増幅器と、航空機の振
動等を計測するセンサと、前記増幅器の出力および上記
センサの出力から、システム同定用の係数を算出するシ
ステム同定用係数推定回路と、前記システム同定用係数
推定回路の出力を切替える切替器と、この切替器を介し
たシステム同定用係数を用い、上記増幅器の出力および
上記センサの出力から、システム同定による磁気雑音の
補償量を算出するシステム同定による磁気雑音補償量算
出回路と、上記増幅器の出力および上記磁気雑音補償量
算出回路の出力から、システム同定による磁気雑音補償
後の地磁気の磁界の強さを算出するシステム同定による
磁気雑音補償回路と、上記切替器および上記磁気雑音補
償量算出回路に信号検出の情報を送る信号検出回路とを
備えた。
【0008】また、第3の発明による磁力計は、ヘリウ
ムランプと吸収セルと光検知器と磁界印加用コイルと磁
界印加用欽芯からなり、地磁気を検知する検知部と、電
圧制御発振器と位相検出回路と周波数電圧変換器からな
り、検知部の検知信号を増幅する増幅器と、航空機の振
動等を計測するセンサと、前記増幅器の出力および上記
センサの出力から、システム同定用の係数を算出するシ
ステム同定用係数推定回路と、前記システム同定用係数
推定回路の出力を切替える切替器と、この切替器を介し
たシステム同定用係数を用い、上記増幅器の出力および
上記センサの出力から、システム同定による磁気雑音の
補償量を算出するシステム同定による磁気雑音補償量算
出回路と、上記増幅器の出力および上記磁気雑音補償量
算出回路の出力から、システム同定による磁気雑音補償
後の地磁気の磁界の強さを算出するシステム同定による
磁気雑音補償回路と、上記システム同定用係数推定回路
と上記切替器と上記磁気雑音補償量算出回路および上記
磁気雑音補償回路の処理タイミングを調整する処理タイ
ミング調整回路とを備えた。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示すもので、図において、1〜12は図
4に示したものと同じである。13は航空機の振動等を
計測する加速度センサ等の各種センサであり、磁力計に
影響を与える磁気雑音の原因となる情報をモニタし出力
する。14はシステム同定用係数推定回路であり、増幅
器4の出力および加速度センサ等の各種センサ13の出
力から、システム同定用の係数を算出する。15は切替
器であり、システム同定用係数推定回路14の出力であ
るシステム同定用係数の出力の切替を行う。16はシス
テム同定による磁気雑音補償量算出回路であり、切替器
15を介したシステム同定用係数を用い、増幅器4の出
力および加速度センサ等の各種センサ13の出力から、
システム同定による磁気雑音の補償量を算出する。17
はシステム同定による磁気雑音補償回路であり、増幅器
4の出力およびシステム同定による磁気雑音補償量算出
回路16の出力から、システム同定による磁気雑音補償
後の地磁気の磁界の強さを算出する。
【0010】このような構成によって、増幅器4から出
力された地磁気の磁界の強さHは、システム同定用係数
推定回路14とシステム同定による磁気雑音補償量算出
回路16およびシステム同定による磁気雑音補償回路1
7に送られる。一方、加速度センサ等の各種センサ13
は、磁力計に影響を与える磁気雑音の原因となる情報を
モニタし、その出力をシステム同定用係数推定回路14
およびシステム同定による磁気雑音補償量算出回路16
に送る。
【0011】ここで、システム同定用係数推定回路14
は、増幅器4の出力および加速度センサ等の各種センサ
13の出力から、システム同定用の係数を算出し、その
出力を切替器15に送る。システム同定用係数は、加速
度センサ等の各種センサ13の出力を入力とし増幅器4
の出力を出力とする雑音モデルの係数を算出することで
得られる。ここで一例として、増幅器の出力にバンドパ
スフィルタを通したh(t)は式(1)で表される。な
お、P(t)は加速度センサの出力であり、A1〜Am
はシステム同定用係数であり、e(t)は白色雑音であ
り、tは時刻である。
【0012】
【数1】
【0013】したがって、取得したデータ数をNとし、
式(1)を行列で表わすと式(2)のようになる。ここ
で、hは式(3)、Zは式(4)、Aは式(5)、eは
式(6)で表される。
【0014】
【数2】
【0015】ここで、評価関数Jを式(7)で表わす
と、評価関数Jを最小にするシステム同定用係数は式
(8)で求められる。これは、一般に最小二乗法と呼ば
れるものである。
【0016】
【数3】
【0017】ここで、切替器15は、システム同定用係
数推定回路14の出力であるシステム同定用係数の出力
の切替を行い、切替が入りの場合は、システム同定用係
数をシステム同定による磁気雑音補償量算出回路16に
送る。システム同定による磁気雑音補償量算出回路16
は、切替器15を介したシステム同定用係数を用い、増
幅器4の出力および加速度センサ等の各種センサ13の
出力から、システム同定による磁気雑音補償量を式
(1)により算出し、その出力をシステム同定による磁
気雑音補償回路17に送る。システム同定による磁気雑
音補償回路17は、増幅器4の出力およびシステム同定
による磁気雑音補償量算出回路16の出力の差を求め、
システム同定による磁気雑音補償後の地磁気の磁界の強
さHCを出力する。この出力は、加速度センサ等の各種
センサ出力と相関のある、航空機の振動等に起因する磁
気雑音が補償されているため、誤差の小さい磁力計を得
ることが可能となる。
【0018】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示すもので、図において、1〜17は図1に示し
たものと同じである。18は信号検出回路であり、切替
器15およびシステム同定による磁気雑音補償量算出回
路16に信号検出の情報を送る。
【0019】このような構成によって、増幅器4から出
力された地磁気の強さHは、システム同定用係数推定回
路14とシステム同定による磁気雑音補償量算出回路1
6およびシステム同定による磁気雑音補償回路17に送
られる。一方、信号検出回路18が信号を検出すると、
切替器15およびシステム同定による磁気雑音補償量算
出回路16に信号検出の情報を送る。切替器15は信号
検出の情報によりシステム同定用係数推定回路14とシ
ステム同定による磁気雑音補償量算出回路16を切り離
すように切替える。システム同定による磁気雑音補償量
算出回路16は信号検出の情報により、信号検出時にシ
ステム同定用係数を保持し、そのシステム同定用係数を
用いてシステム同定による磁気雑音補償量を算出する。
【0020】次に、信号検出回路18が信号が終了した
ことを検出すると、切替器15とシステム同定による磁
気雑音補償量算出回路16に信号検出が終了したという
情報を送る。切替器15は信号検出の情報によりシステ
ム同定用係数推定回路14とシステム同定による磁気雑
音補償量算出回路16を接続するように切替える。シス
テム同定による磁気雑音補償量算出回路16は信号検出
が終了したという情報により、システム同定用係数推定
回路14の出力であるシステム同定用係数を用いてシス
テム同定による磁気雑音補償量を算出する。システム同
定による磁気雑音補償回路17は、システム同定による
磁気雑音補償後の地磁気の磁界の強さHCを出力する。
この出力は、加速度センサ等の各種センサ出力と相関の
ある、航空機の振動等に起因する磁気雑音が補償されて
おり、信号が存在する場合でも信号を歪めない誤差の小
さい磁力計を得ることが可能となる。
【0021】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示すもので、図において、1〜17は図1に示し
たものと同じである。19は処理タイミング調整回路で
あり、システム同定用係数推定回路14と切替器15と
システム同定による磁気雑音補償量算出回路16および
システム同定による磁気雑音補償回路17の処理タイミ
ングを調整する。
【0022】このような構成によって、増幅器4から出
力された地磁気の強さHは、システム同定用係数推定回
路14とシステム同定による磁気雑音補償量算出回路1
6およびシステム同定による磁気雑音補償回路17に送
られる。ここで、測定環境が変化した場合に、処理タイ
ミング調整回路19は、システム同定用係数推定回路1
4と切替器15とシステム同定による磁気雑音補償量算
出回路16およびシステム同定による磁気雑音補償回路
17の処理タイミングを適切に調整する。例えば、測定
環境が変化しない場合には、システム同定用係数推定回
路14の動作を中止しそれまでのシステム同定用係数を
用いてシステム同定による磁気雑音補償量算出回路16
を動作する。また、測定環境が変化した場合には、シス
テム同定による磁気雑音補償量算出回路16の出力を用
いるのを一旦中止してシステム同定による磁気雑音補償
回路17を動作する。次に、システム同定用係数推定回
路14を動作させながらシステム同定による磁気雑音補
償量算出回路16の出力を用いてシステム同定による磁
気雑音補償回路17を動作するということを測定環境が
安定するまで継続する。システム同定による磁気雑音補
償回路17は、システム同定による磁気雑音補償後の地
磁気の磁界の強さHCを出力する。この出力は、加速度
センサ等の各種センサ出力と相関のある、航空機の振動
等に起因する磁気雑音が補償されており、測定環境が変
化する場合でも磁気雑音の補償効果の大きい誤差の小さ
い磁力計を得ることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、ヘリウムランプと
吸収セルと光検知器と磁界印加用コイルと磁界印加用鉄
芯からなり、地磁気を検知する検知部と、電圧制御発振
器と位相検出回路と周波数電圧変換器からなり、検知部
の検知信号を増幅する増幅器と、航空機の振動等を計測
するセンサと、前記増幅器の出力および上記センサの出
力からシステム同定用の係数を算出するシステム同定用
係数推定回路と、前記システム同定用係数推定回路の出
力を切替える切替器と、この切替器を介したシステム同
定用係数を用い、上記増幅器の出力および上記センサの
出力からシステム同定による磁気雑音の補償量を算出す
るシステム同定による磁気雑音補償量算出回路と、上記
増幅器の出力および上記磁気雑音補償量算出回路の出力
から、システム同定による磁気雑音補償後の地磁気の磁
界の強さを算出するシステム同定による磁気雑音補償回
路を設けたので、加速度センサ等の各種センサの出力と
相関のある、航空機の振動等に起因する磁気雑音が存在
する場合でも算出する地磁気の磁界の強さの誤差が小さ
いという効果がある。
【0024】また、第2の発明によれば、ヘリウムラン
プと吸収セルと光検知器と磁界印加用コイルと磁界印加
用鉄芯からなり、地磁気を検知する検知部と、電圧制御
発振器と位相検出回路と周波数電圧変換器からなり、検
知部の検知信号を増幅する増幅器と、航空機の振動等を
計測するセンサと、前記増幅器の出力および上記センサ
の出力からシステム同定用の係数を算出するシステム同
定用係数推定回路と、前記システム同定用係数推定回路
の出力を切替える切替器と、この切替器を介したシステ
ム同定用係数を用い、上記増幅器の出力および上記セン
サの出力からシステム同定用による磁気雑音の補償量を
算出するシステム同定による磁気雑音補償量算出回路
と、上記増幅器の出力および上記磁気雑音補償量算出回
路の出力から、システム同定による磁気雑音補償後の磁
力を算出するシステム同定による磁気雑音補償回路と、
上記切替器および上記磁気雑音補償量算出回路に信号検
出の情報を送る信号検出回路を設けたので、加速度セン
サ等の各種センサの出力と相関のある、航空機の振動等
に起因する磁気雑音が存在し、信号が存在する場合で
も、信号を歪めず算出する地磁気の磁界の強さの誤差が
小さいという効果がある。
【0025】また、第3の発明によれば、ヘリウムラン
プと吸収セルと光検知器と磁界印加用コイルと磁界印加
用鉄芯からなり、地磁気を検知する検知部と、電圧制御
発振器と位相検出回路と周波数電圧変換器からなり、検
知部の検知信号を増幅する増幅器と、航空機の振動等を
計測するセンサと、前記増幅器の出力および上記センサ
の出力からシステム同定用の係数を算出するシステム同
定用係数推定回路と、前記システム同定用係数推定回路
の出力を切替える切替器と、切替器を介したシステム同
定用係数を用い、上記増幅器の出力および上記センサの
出力からシステム同定用による磁気雑音の補償量を算出
するシステム同定による磁気雑音補償量算出回路と、上
記増幅器の出力および上記磁気雑音補償量算出回路によ
る磁気雑音補償回路と、上記システム同定用係数推定回
路と上記切替器と上記磁気雑音補償量算出回路および上
記磁気雑音補償回路の処理タイミングを調整する処理タ
イミング調整回路を設けたので、上記センサの出力と相
関のある、航空機の振動等に起因する磁気雑音が存在
し、測定環境が変化する場合でも、磁気雑音の補償効果
が大きく算出する地磁気の磁界の強さの誤差が小さいと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による磁力計の実施の形態1を示す
図である。
【図2】 この発明による磁力計の実施の形態2を示す
図である。
【図3】 この発明による磁力計の実施の形態3を示す
図である。
【図4】 従来の磁力計を示す図である。
【符号の説明】
1 磁力計、2 地面、3 検知部、4 増幅器、5
ヘリウムランプ、6吸収セル、7 光検知器、8 磁界
印加用コイル、9 磁界印加用鉄芯、10電圧制御発振
器、11 位相検出回路、12 周波数電圧変換器、1
3 加速度センサ等の各種センサ、14 システム同定
用係数推定回路、15 切替器、16 システム同定に
よる磁気雑音補償量算出回路、17 システム同定によ
る磁気雑音補償回路、18 信号検出回路、19 処理
タイミング調整回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘリウムランプと吸収セルと光検知器と
    磁界印加用コイルと磁界印加用欽芯からなり、地磁気を
    検知する検知部と、電圧制御発振器と位相検出回路と周
    波数電圧変換器からなり、検知部の検知信号を増幅する
    増幅器と、航空機の振動等を計測するセンサと、前街増
    幅器の出力および上記センサの出力から、システム同定
    用の係数を算出するシステム同定用係数推定回路と、前
    記システム同定用係数推定回路の出力を切替える切替器
    と、この切替器を介したシステム同定用係数を用い、上
    記増幅器の出力および上記センサの出力から、システム
    同定による磁気雑音の補償量を算出するシステム同定に
    よる磁気雑音補償量算出回路と、上記増幅器の出力およ
    び上記磁気雑音補償量算出回路の出力から、システム同
    定による磁気雑音補償後の地磁気の磁界の強さを算出す
    るシステム同定による磁気雑音補償回路とを備えた磁力
    計。
  2. 【請求項2】 ヘリウムランプと吸収セルと光検知器と
    磁界印加用コイルと磁界印加用鉄芯からなり、地磁気を
    検知する検知部と、電圧制御発振器と位相検出回路と周
    波数電圧変換器からなり、検知部の検知信号を増幅する
    増幅器と、航空機の振動等を計測するセンサと、前記増
    幅器の出力および上記センサの出力から、システム同定
    用の係数を算出するシステム同定用係数推定回路と、前
    記システム同定用係数推定回路の出力を切替える切替器
    と、この切替器を介したシステム同定用係数を用い、上
    記増幅器の出力および上記センサの出力から、システム
    同定による磁気雑音の補償量を算出するシステム同定に
    よる磁気雑音補償量算出回路と、上記増幅器の出力およ
    び上記磁気雑音補償量算出回路の出力から、システム同
    定による磁気雑音補償後の地磁気の磁界の強さを算出す
    るシステム同定による磁気雑音補償回路と、上記切替器
    および上記磁気雑音補償量算出回路に信号検出の情報を
    送る信号検出回路とを備えた磁力計。
  3. 【請求項3】 ヘリウムランプと吸収セルと光検知器と
    磁界印加用コイルと磁界印加用鉄芯からなり、地磁気を
    検知する検知部と、電圧制御発振器と位相検出回路と周
    波数電圧変換器からなり、検知部の検知信号を増幅する
    増幅器と、航空機の振動等を計測するセンサと、前記増
    幅器の出力および上記センサの出力から、システム同定
    用の係数を算出するシステム同定用係数推定回路と、前
    記システム同定用係数推定回路の出力を切替える切替器
    と、この切替器を介したシステム同定用係数を用い、上
    記増幅器の出力および上記センサの出力から、システム
    同定による磁気雑音の補償量を算出するシステム同定に
    よる磁気雑音補償量算出回路と、上記増幅器の出力およ
    び上記磁気雑音補償量算出回路の出力から、システム同
    定による磁気雑音補償後の地磁気の磁界の強さを算出す
    るシステム同定による磁気雑音補償回路と、上記システ
    ム同定用係数推定回路と上記切替器と上記磁気雑音補償
    量算出回路および上記磁気雑音補償回路の処理タイミン
    グを調整する処理タイミング調整回路とを備えた磁力
    計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017049136A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 三菱電機株式会社 磁力計
CN112858959A (zh) * 2021-02-28 2021-05-28 哈尔滨工业大学 一种机载电子设备引起的磁干扰补偿方法及装置

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