JPH11210694A - 天井扇の羽根構造 - Google Patents

天井扇の羽根構造

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Publication number
JPH11210694A
JPH11210694A JP3235698A JP3235698A JPH11210694A JP H11210694 A JPH11210694 A JP H11210694A JP 3235698 A JP3235698 A JP 3235698A JP 3235698 A JP3235698 A JP 3235698A JP H11210694 A JPH11210694 A JP H11210694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
ceiling fan
frame
holder
outer edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3235698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyoshi Inazumi
秀吉 稲積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3235698A priority Critical patent/JPH11210694A/ja
Publication of JPH11210694A publication Critical patent/JPH11210694A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風を受ける方向には変形せず、回転中に物に
当たる羽根の端面からの衝撃には緩衝機能を有する天井
扇の羽根構造を提供する。 【解決手段】 図3(A)は天井扇の羽根の拡大平面図
であり、羽根6の羽根部分61の材質は軟質材又は低発
泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外縁部分62は硬質材
の枠で形成されている。特に低発泡材は強度が強く軽い
材料として有用である。そして、羽根6はホルダー14
にネジ64で取り付けられる。図3(B)は羽根6のイ
−イ線での断面図であって、(a)、(b)、(c)、
(d)は羽根部分61の材質と外縁部分62の枠の材
質、形状の組合せ別の断面図をそれぞれ示している。図
3(C)は羽根6のロ−ロ線での断面図であって、ホル
ダー14に羽根6をビス64で取り付けた状態の断面図
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井から支持部材
によって吊り下げられる天井扇の羽根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井扇の羽根は、金属、木、プラ
スチック等の硬質材で形成されていたため、回転中に誤
って羽根が人に当たるとケガの原因となりかねず非常に
危険であった。又、従来の羽根の材質として樹脂を用い
るものでも、400〜500gあり4枚羽根では2Kg
程度となり、重量が重いためにファンバランスをとるの
が大変であった。そして、天井扇の軽量化のために改良
が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、羽根
の材質を軟質材又は低発泡材又は軽く当たっても曲がる
薄肉材とし、羽根の外縁部分の枠又は骨組みは硬質材と
して、風を受ける方向には変形せず、回転中に人又は物
に当たる羽根の端面からの衝撃には緩衝機能を有する天
井扇の羽根構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る天井扇の羽根構造は、天井
扇の羽根において、羽根の部分の材質を軟質材又は低発
泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外縁部分を硬質材の枠
で形成する構成とした。
【0005】本発明の請求項2に係る天井扇の羽根構造
は、天井扇の羽根において、羽根の部分の材質を軟質材
又は低発泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外縁部分を鋼
線の芯棒の枠で形成する構成とした。
【0006】本発明の請求項3に係る天井扇の羽根構造
は、天井扇の羽根において、羽根の部分の材質を軟質材
又は低発泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外縁部分を樹
脂成形の枠で形成する構成とした。
【0007】本発明の請求項4に係る天井扇の羽根構造
は、天井扇の羽根において、羽根の全面を低発泡材のみ
で形成する構成とした。
【0008】こうして、羽根の材質を軟質材又は低発泡
材又は軽く当たっても曲がる薄肉材とし、羽根の外縁部
分の枠又は骨組みは硬質材としたことにより、風を受け
る方向には変形せず、回転中に人又は物に当たっても危
険がない天井扇の羽根を得ることができる。
【0009】また、羽根の端面からの衝撃には緩衝機能
を有していて、弾性によって復元し壊れることがない。
そして、軽量であるのでわざわざファンバランスをとる
必要もなく、天井扇の組立てに際しても手間を省くこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を説明
する。図1は本発明の羽根が取り付けられる天井扇の外
観図である。天井扇の全体構成はキャノピー(上カバ
ー)3と中カバー2と駆動用モータの外側回転体5と下
カバー4と、外側回転体5のホルダーに羽根6が取り付
けられているものからなり、キャノピー3の内部の簡易
取付金具が天井にネジ止めされて天井扇は吊り下げられ
ている。
【0011】図2はこのような天井扇の断面図であっ
て、図1と同一物には同一の符号を付している。同図に
おいて、キャノピー3の内側の簡易取付金具7がパイプ
の支持部材1のハンガー10と係合固着されていてい
る。ハンガー10は樹脂で形成されている。
【0012】支持部材1には天井扇の駆動用モータの軸
を兼ねていて固定子51が固着されている。モータの外
側回転子52には外側回転体5が一体に形成されてい
て、モータは従来の誘導モータよりも軽量なインバータ
モータ等が使用される。外側回転体5にはホルダー14
がネジ止めされており、ホルダー14には天井扇の羽根
6がネジ止め係止される。
【0013】ハンガー10の下端部でかつモータの上方
部で、支持部材1の軸線に対して直角方向に該ハンガー
10と一体に樹脂で基板取付用の制御基板ホルダー11
が形成される。制御基板12にはプリント回路及びコイ
ル、コンデンサ等が実装されていて、この制御基板12
を取付ネジ13により、取付金具等の他の部品を要する
ことなく、制御基板ホルダー11に直接取り付ける。
【0014】下カバー4は支持部材1の先端部に取付け
られており、この内部には必要があればサークライン等
の蛍光ランプに給電するシーリング81が配置され、キ
ャップ41を取り外すことにより蛍光ランプと連繋させ
ることができる。また、キャノピー3の内側には天井に
取り付けられたシーリング8が配置され、そこから引き
出される電源コード9はパイプの支持部材1の中空を通
って制御基板12及びモータの固定子51の巻線に電力
を供給し、必要に応じて下カバー4のシーリング81か
ら蛍光ランプ等に給電可能である。
【0015】このように、モータ及び羽根の軽量化によ
り天井扇本体が軽量化されているのでハンガー10を樹
脂で形成しても強度は十分であり、また樹脂であるので
制御基板ホルダー11もハンガー10と一体に形成で
き、かつ絶縁効果も期待できる。
【0016】次に本発明の天井扇の羽根構造の実施形態
について図3により説明する。図1、図2と同一物には
同一の符号を付している。図3(A)は天井扇の羽根の
拡大平面図であり、羽根6の羽根部分61の材質は軟質
材又は低発泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外縁部分6
2は硬質材の枠で形成されている。特に低発泡材は強度
が強く軽い材料として有用である。そして、羽根6はホ
ルダー14にネジ64で取り付けられる。
【0017】図3(B)は図3(A)に示す羽根6のイ
−イ線での断面図であって、(a)、(b)、(c)、
(d)は羽根部分61の材質と外縁部分62の枠の材
質、形状の組合せ別の断面図をそれぞれ示している。
(a)は羽根部分61の材質として軟質材を用い、外縁
部分62の枠の材質として鋼線を用いて軟質材の中に挿
入成形している実施形態である。軟質材には引きの強い
紙、ビニール等も含まれる。
【0018】(b)は羽根部分61の材質として軟質材
を用い、この軟質材で外縁部分62の枠の材質としての
鋼線を接着(溶着)した実施形態である。(c)及び
(d)は羽根部分61の材質として軟質材を用い、この
軟質材をプラスチックの中に挿入成形し、外縁部分62
の枠の材質としてプラスチック樹脂を成形した実施形態
であるが、特に(c)は硬質材のプラスチック樹脂を羽
根部分61の中央部63にも成形した実施形態である。
【0019】また、ここに図示していないが、材質とし
て低発泡材のみを用いて羽根全体を構成することによっ
て簡単な成形作業により、強度が十分満足できて、しか
も非常に軽い天井扇の羽根を得ることができる。このよ
うな構造の羽根は従来のものに比して4分の1〜5分の
1の重量に軽減できて、理想的な天井扇の羽根を提供す
ることができる。
【0020】次に、図3(C)は図3(A)に示す羽根
6のロ−ロ線での断面図であって、ホルダー14に羽根
6をビス64で取り付けた断面状態であり、羽根6の中
に硬質材の鋼線が挿入成形され、羽根6に捻りがある状
態を示している。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の天井扇り羽根構
造は、羽根の材質を軟質材又は低発泡材又は軽く当たっ
ても曲がる薄肉材とし、羽根の外縁部分の枠又は骨組み
は硬質材としたことにより、風を受ける方向には変形せ
ず、回転中に人又は物に当たっても危険がない。
【0022】また、羽根の端面からの衝撃には緩衝機能
を有していて、弾性によって復元し壊れることがない。
そして、軽量であるのでわざわざファンバランスをとる
必要もなく、天井扇の組立てに際しても手間を省くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の羽根が適用される天井扇の外観図。
【図2】本発明の羽根が適用される天井扇の断面図。
【図3】(A)本発明の羽根の平面図。 (B)羽根のイ−イ線での断面図。 (C)羽根のロ−ロ線での断面図。
【符号の説明】
1 パイプの支持部材 2 中カバー 3 キャノピー(上カバー) 4 下カバー 41 キャップ 5 外側回転体 51 モータの固定子 52 モータの外側回転子 6 羽根 61 羽根部分 62 羽根の外縁部分 63 羽根の中央部 64 ビス 7 簡易取付金具 8,81 シーリング 9 電源コード 10 ハンガー 11 制御基板ホルダー 12 制御基板 13,16 取付ビス 14 ホルダー 15 リッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井扇の羽根において、羽根の部分の材
    質を軟質材又は低発泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外
    縁部分を硬質材の枠で形成することを特徴とする天井扇
    の羽根構造。
  2. 【請求項2】 天井扇の羽根において、羽根の部分の材
    質を軟質材又は低発泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外
    縁部分を鋼線の芯棒の枠で形成することを特徴とする天
    井扇の羽根構造。
  3. 【請求項3】 天井扇の羽根において、羽根の部分の材
    質を軟質材又は低発泡材又は薄肉材で構成し、羽根の外
    縁部分を樹脂成形の枠で形成することを特徴とする天井
    扇の羽根構造。
  4. 【請求項4】 天井扇の羽根において、羽根の全面を低
    発泡材のみで形成することを特徴とする天井扇の羽根構
    造。
JP3235698A 1998-01-30 1998-01-30 天井扇の羽根構造 Pending JPH11210694A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170292A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送風装置
JP2013219915A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Mitsubishi Electric Corp 電動機及び換気扇
CN108087300A (zh) * 2017-11-30 2018-05-29 佛山市博思通信息技术有限公司 一种具有防护功能的风扇叶

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JP2007170292A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送風装置
JP2013219915A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Mitsubishi Electric Corp 電動機及び換気扇
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