JPH11210656A - 流体機械 - Google Patents

流体機械

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JPH11210656A
JPH11210656A JP934398A JP934398A JPH11210656A JP H11210656 A JPH11210656 A JP H11210656A JP 934398 A JP934398 A JP 934398A JP 934398 A JP934398 A JP 934398A JP H11210656 A JPH11210656 A JP H11210656A
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昌晃 須川
Shinken Kosone
伸憲 小曽根
Tetsuzo Matsuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受部の部品点数を削減し、組立性を改善し
向上させるとともに軸受信頼性が高く、かつ、冷媒寝込
み起動時などでも油の持ち出しが少なくて油枯渇が無く
信頼性の高い流体機械を提供すること。 【解決手段】 流体機械としてのスクロール圧縮機は、
密閉状のシェルと、シェル内の流体圧縮機構と、シェル
内他側のモータと、流体圧縮機構を駆動する駆動軸と、
駆動軸を支承する軸受と、軸受を保持するフレームと、
フレームを支持するホルダーとを備えている機械であっ
て、フレームとホルダーとを一体にして一体型フレーム
20を構成し、一体型フレーム20の外周部に切欠部2
0cを設けるとともに、一体型フレーム20のフレーム
部20bと軸受15の軸心15cとを結んでなる扇型領
域20hに、表裏を貫通する空間部20dを扇型領域2
0hを周方向に横切るように形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばスクロー
ル圧縮機、ロータリー圧縮機、レシプロ圧縮機などに代
表される流体機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は特開平4−234592号公報に
開示された従来のスクロール圧縮機の構造を示す縦断面
図である。図7において、1はスクロール圧縮機の固定
スクロール、2は固定スクロール1とともに冷媒ガス圧
縮用の流体圧縮機構25を構成する揺動スクロール、3
は吐出ポート、4は吸入ポート、5は吸入ポート4と連
通する吸入管、10は吐出管、6はクランク軸である駆
動軸、7は駆動軸6を回転自在にラジアル支承する軸受
7aを有し揺動スクロール2をスラスト支持するメイン
フレーム、8は電動機ロータ、9は電動機ロータ8とと
もにモータ21を構成する電動機ステータ、11は流体
圧縮機構25および他の駆動要素を収納して密閉状に形
成されたシェルである。また、14はシェル11の下部
に位置して駆動軸6を回転自在にラジアル支承する軸受
15をシェル11に支持するためのサブフレームであ
り、シェル11の位置決め部11aに固定されたサブフ
レームホルダー12にボルト13で固定されている。ま
た、30は冷凍機油などの潤滑油を汲み上げるオイルポ
ンプ、31はシェル11の下部に設けられて潤滑油を貯
溜する油溜めである。
【0003】次に、上記従来のスクロール圧縮機の動作
について説明する。図7において、シェル11の中間部
に支持された電動機ステータ9と駆動軸6の中間部に固
定された電動機ロータ8とにより駆動された駆動軸6
は、メインフレーム7の軸受7aとサブフレーム14の
軸受15に支承されながら、揺動スクロール2を旋回運
動させ、固定スクロール1と揺動スクロール2との間に
圧縮室を形成する。吸入管5からシェル11内に流入し
た冷媒ガスは固定スクロール1と揺動スクロール2との
圧縮作用により吸入ポート4を経て圧縮室内に吸いこま
れ高圧冷媒ガスに圧縮された後、吐出ポート3より吐出
され、吐出管10を経てシェル11外に送り出される。
このような圧縮過程において、冷媒によるガス荷重およ
び回転バランスによる遠心力が発生し、その力が駆動軸
6を介してメインフレーム7の軸受7aおよびサブフレ
ーム14の軸受15にそれぞれ作用する。
【0004】そうして、従来のスクロール圧縮機では、
荷重に対する軸受の寿命信頼性を確保するために、駆動
軸6の軸受摺動面と、軸受7aおよび軸受15との相対
的な傾きを可能な限り小さくすることを目的として、軸
受7aに対する軸受15の平行度(各軸心が平行になっ
ている度合い)と同軸度(各軸心が一致している度合
い)とが所定の関係となるように、サブフレームホルダ
ー12に対しサブフレーム14を位置決めする調芯作業
を行った上で、サブフレーム14をボルト13でサブフ
レームホルダー12に固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のスク
ロール圧縮機は上述のように手間のかかる調芯工程を必
要とするため、組立効率が悪かった。また、サブフレー
ム14とサブフレームホルダー12は独立した別部品で
あるので、部品点数が多くなる。従って、部品点数が多
くなる分、さらに組立作業に手間がかかり、又、部品数
が多くなるのでコスト高になるという問題点があった。
【0006】他方、空調用ユニットや冷凍用ユニットを
長期間放置した場合、ユニット回路内の冷媒が圧縮機内
に流入して液化し、いわゆる“冷媒寝込み”状態にな
る。その場合、圧縮機内の油溜め31に貯留している油
に、流入してきた冷媒が溶け込んで油濃度が低下する。
この状態で、低圧シェル方式の圧縮機を起動させると、
冷媒が圧縮室内に吸込まれて圧縮機内の圧力が低下し、
油中に寝込んだ冷媒が一気に発泡する。そのため、発泡
した冷媒とともに油溜め31の油が圧縮室へ吸入され、
そのまま吐出されて圧縮機外へ流出する。その結果、圧
縮機内の油が枯渇して給油不良となり、しいては軸受焼
付が発生する場合がある。すなわち、上述の寝込み起動
時の冷媒発泡による油持ち出しや油枯渇を防止するため
には、モータ21側空間と油溜め31側空間とを消泡可
能に分離する“発泡防止板”が別途必要であり、さらに
部品点数や組立作業の増加につながり、コストアップや
作業効率低下を招く。
【0007】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたものであって、軸受部の部品点数を削減し、組
立性を改善し向上させるとともに軸受信頼性が高く、か
つ、冷媒寝込み起動時などでも油の持ち出しが少なくて
油枯渇が無く信頼性の高い流体機械を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係る流体機械は、密閉状に形成された
シェルと、シェル内の一側に配置された流体圧縮機構
と、シェル内の他側に配置されたモータと、流体圧縮機
構とモータとを駆動連結して設けられた駆動軸と、駆動
軸をラジアル方向に回転自在に支承する軸受と、軸受を
保持するフレームと、シェルの内周面に固着されてフレ
ームを支持するホルダーとを備えている機械において、
フレームとホルダーとを一体に連結して一体型フレーム
を構成し、一体型フレームの外周部にシェルの内周面か
ら離間する切欠部を設けるとともに、シェルの内周面に
固着される一体型フレームのフレーム部と軸受の軸心と
を結んでなる扇型領域に、表裏を貫通する空間部を扇型
領域を周方向に横切るように形成したものである。
【0009】また、前述の構成における一体型フレーム
は、駆動軸をラジアル方向に回転自在に支承する軸受を
保持するサブフレームと、サブフレームをシェルの内周
面に支持するサブフレームホルダーとを一体に連結して
構成されているとともに、少なくとも切欠部を覆う段部
が、シェルの内周面との間に所定の微小激間を有して一
体型フレームの外周部に設けられているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳しく説明する。 発明の実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態に
よるスクロール圧縮機の一体型サブフレームを示す平面
図である。但し、図7に示した従来機械と同一の構成要
素には、同一の符号を付すとともにその詳細の説明は省
略する。図1において、一体型サブフレーム20(本発
明の一体型フレームの一例)は図7におけるスクロール
圧縮機(本発明の流体機械の一例)の下側の軸受15を
保持するものであって、軸受15を固定保持するための
フレーム部20aと、シェル11の内周面に焼きばめな
どにより固定されてフレーム部20aを支持する3カ所
のホルダー部20bと、シェル11の内周面と所定量の
クリアランスを有してサブフレーム外周部に形成された
3カ所の切欠部20cとを備えている。フレーム部20
aは、軸受15の軸心15cを中心とする円筒状のハウ
ジングとして形成されており、その内周面に軸受15が
圧入などにより固定される。また、ホルダー部20b
は、その両端と軸受15の軸心15cとで形成される扇
型領域20hに、一体型サブフレーム20の表裏を貫通
する空間部20dが3カ所設けられている。この空間部
20dは軸心15cを中心とする扇型角度よりも大きな
角度を有する円弧状として扇型領域20hを周方向に横
切って形成されている。
【0011】上記構成の一体型サブフレーム20は、図
2に示すように、スクロール圧縮機のシェル11内下部
に配備されるものであるが、まずシェル11にメインフ
レーム7と電動機ステータ9が順次焼きばめ固定され
る。別途、一体型サブフレーム20のフレーム部20a
には軸受15が圧入されており、駆動軸6にも電動機ロ
ータ8が焼きばめ固定されている。そして、駆動軸6の
一端がメインフレーム7の軸受7aに挿入された状態の
ワークに対して、ホルダー部20bを焼きばめすると同
時に駆動軸6の他端を軸受15に挿入することにより、
一体型サブフレーム20がシェル11の位置決め部11
aに固着支持されるようになっている。
【0012】一体型サブフレーム20がシェル11に焼
きばめ、点溶接されると、シェル収縮により一体型サブ
フレーム20にはその中心に向かって収縮力(圧縮力)
が作用するため、その力により軸受15が収縮する。そ
のため、軸受15が変形して軸受クリアランスが小さく
なったり、軸受15の真円度が悪化して軸受信頼性の低
下を招く。
【0013】そこで、この発明の一実施の形態によるス
クロール圧縮機において、シェル11に焼きばめ及び点
溶接された後の一体型サブフレーム20に作用する力に
ついて、図3および図4により説明する。上記のように
一体型サブフレーム20のホルダー部20bが焼きばめ
されて点溶接されたのちに生じるシェル11の収縮力
は、シェル11と接するホルダー部20bから中央へ向
かう力として働く。これらの力F´はその途中に設けた
空間部20dの近傍で方向を変え、別のホルダー部20
bからの逆方向の力と互いに相殺される。そのため、フ
レーム部20a及び軸受15を縮径させる力とならな
い。従って、収縮力により軸受部のクリアランスを減少
させることはない。
【0014】尚、この一体型サブフレーム20では、図
3に示すように、ホルダー部20bや空間部20dの両
端にR部20e、20fがそれぞれ形成されている。こ
れらのR部の曲率半径はそれぞれと軸心15cとを結ぶ
放射線を超え、シェル11の収縮力がこの放射線上を軸
心15cに向かって作用しない大きさに設定されてい
る。
【0015】ところで、上記のような一体型サブフレー
ム20を製作する場合、切欠部20cは、エンドミルに
よる加工、または鋳型での成形などが考えられるが、コ
ストなどの点から一般的には鋳型による鋳物として成形
されることが多い。その場合、鋳型の寸法精度やバラツ
キにより切欠部20cが大きくなり、その結果、一体型
サブフレーム20の外周とシェル11の内周間に過大な
空間を有することになる。そのため、モータ21側空間
と油溜め31側空間とを泡通過不能に分離して寝込み起
動時に発生する冷媒発泡による油持ち出しを防止する
“発泡防止板”の役割を、一体型サブフレーム20に持
たせることができず、別途“発泡防止板”を設置しなけ
ればならなかった。これに対し、切欠部20cを鋳型で
成形し、かつ、一体型サブフレーム20の外周部とシェ
ル11の内周面とのクリアランスを所定のクリアランス
に設定することで、“発泡防止板”の効果を持たせる手
段を次の実施の形態2で示す。
【0016】発明の実施の形態2.図5は“発泡防止
板”の機能を持たせた一体型サブフレームを示す平面
図、図6は図5におけるB−B矢視断面図である。各図
に示した一体型サブフレーム20は、前述と同様にホル
ダー部20bおよび切欠部20cを有し、更にその下面
近傍の外周にホルダー部20bの外径ΦD1よりも所定
量小さく、かつ、シェル11の内周面と所定量の微小激
間δを持った外径ΦD2を有する全周段部20g(本発
明の段部の一例)が全周にわたって形成されている。切
欠部20cを覆う全周段部20gはホルダー部20bの
外径と微小隙間δを有して機械加工(旋盤加工)できる
ので、シェル11の内周面と所定量の微小隙間δ、すな
わち通過する泡を破泡できるクリアランスを管理するこ
とができる。また、エンドミル加工ではなく旋盤加工が
できるので、ホルダー部20bの外径加工時、同一工程
で加工が可能である。また、全周段部20gはシェル1
1の内周面とは接しておらず、焼きばめなどによる一体
型サブフレーム20の変形(シェル11の収縮力によ
る)と無関係であることは言うまでもない。
【0017】従って、一体型サブフレーム20を焼きば
めなどによりシェル11に固定する場合、上述のような
ホルダー部20bからの収縮力によるフレーム部20a
の変形は、一体型サブフレーム20に設けた空間部20
dにより吸収もしくは相殺されるため、フレーム部20
aや軸受15が変形することはない。また、ホルダー部
20bや切欠部20cとは別にシェル11の内周面との
間に微小隙間δを有する外径部を備えた全周段部20g
を設けているため、シェル11と一体型サブフレーム2
0間のクリアランスを管理することができ、一体型サブ
フレーム20によりモータ21側空間と油溜め31側空
間とを分離するので、一体型サブフレーム20に“発泡
防止板”の機能を持たせることができる。但し、本発明
の段部としては、少なくとも切欠部20cを覆えるもの
であればよく、上述の全周段部20gのようにホルダー
部20bにまで形成しなくても構わない。
【0018】尚、上述の一体型フレームは流体機械とし
て冷媒ガスを圧縮し吐出するスクロール圧縮機に適用し
た例を示したが、それ以外に、例えばロータリー圧縮機
やレシプロ圧縮機にも適用可能である。また、圧縮され
る流体としては空気などであってもよい。更には、モー
タ寄りのサブフレームのみならず、流体圧縮機構寄りの
メインフレームに適用しても構わない。また、上記では
縦型式の流体機械を例示したが、モータと流体圧縮機構
を横方向に配置した横置型の流体機械にも適用できる。
そして、駆動軸をラジアル方向に回転自在に支承する軸
受としては、ボールベアリングに限らず、すべり軸受な
どであってもよい。
【0019】また、上記実施の形態では一体型フレーム
のシェルへの固着支持方法を焼きばめの例で示したが、
焼きばめ以外に圧入などによっても同様の問題は発生し
ている。つまり、本発明は、例えば締りばめにより一体
型フレームをシェルに対して固着支持する場合にも効果
がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明に係る流
体機械によれば、フレームとホルダーとを一体にして一
体型フレームを構成するとともに、一体型フレームのフ
レーム部と軸受の軸心とを結んでなる扇型領域に、表裏
を貫通する空間部を扇型領域を周方向に横着るように形
成したので、部品点数の削減を図ることができるととも
に、一体型フレームの焼ばめ時のシェル収縮力による軸
受部変形を防止できる。また、従来のような調芯工程を
廃止することができるので、コスト低減になるとともに
組立効率が向上し生産性を高くすることができる。更に
は、軸受信頼性の高い流体機械を得ることができる。
【0021】また、一体型フレームの切欠部にシェル内
周面との間で微少隙間を有する段部を設けたので、この
段部によりモータ側空間と油溜め側空間とを分離でき、
寝込み起動時などに発生する冷媒発泡による油持ち出し
を防止する“発泡防止板”の役割を一体で奏し得る。従
って、部品点数が削減され、また組立工程も削減される
ので、コスト低減になるとともに生産性を高くすること
ができる。加えて、油枯渇のない信頼性の高い流体機械
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるスクロール圧
縮機の一体型サブフレームを示す平面図である。
【図2】 この発明の別実施の形態によるスクロール圧
縮機の一体型サブフレームを示す平面図である。
【図3】 この発明の一実施の形態による一体型サブフ
レームに作用する力を説明するための説明図である。
【図4】 図3におけるA−A矢視断面図である。
【図5】 この発明の別実施の形態によるスクロール圧
縮機の一体型サブフレームおよびシェル断面を示す平面
図である。
【図6】 図5におけるB−B矢視断面図である。
【図7】 従来のスクロール圧縮機の構造を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
6 駆動軸、11 シェル、15 軸受、15c 軸
心、20 一体型サブフレーム、20a フレーム部、
20b ホルダー部、20c 切欠部、20d空間部、
20g 全周段部、20h 扇型領域、21 モータ、
25 流体圧縮機構、31 油溜め、δ 微小隙間。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉状に形成されたシェルと、前記シェ
    ル内の一側に配置された流体圧縮機構と、前記シェル内
    の他側に配置されたモータと、前記流体圧縮機構と前記
    モータとを駆動連結して設けられた駆動軸と、前記駆動
    軸をラジアル方向に回転自在に支承する軸受と、前記軸
    受を保持するフレームと、前記シェルの内周面に固着さ
    れて前記フレームを支持するホルダーとを備えている流
    体機械において、前記フレームと前記ホルダーとを一体
    に連結して一体型フレームを構成し、前記一体型フレー
    ムの外周部に前記シェルの内周面から離間して配置され
    る切欠部を設けるとともに、前記シェルの内周面に固着
    される前記一体型フレームのフレーム部と前記軸受の軸
    心とを結んでなる扇型領域に、表裏を貫通する空間部を
    前記扇型領域を周方向に横切るように形成したことを特
    徴とする流体機械。
  2. 【請求項2】 一体型フレームは、駆動軸をラジアル方
    向に回転自在に支承する軸受を保持するサブフレーム
    と、前記サブフレームをシェルの内周面に支持するサブ
    フレームホルダーとを一体に連結して構成されていると
    ともに、少なくとも切欠部を覆う段部が、シェルの内周
    面との間に所定の微小激間を有して前記一体型フレーム
    の外周部に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の流体機械。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444728A (en) * 1987-08-12 1989-02-17 Oriental Yoki Kogyo Kk Preparation of food container
CN104165142A (zh) * 2014-08-01 2014-11-26 广东美芝制冷设备有限公司 旋转式压缩机
JP2015148199A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 三菱電機株式会社 密閉型圧縮機
JP2017066991A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社豊田自動織機 電動圧縮機

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