JPH11210188A - 縦 樋 - Google Patents

縦 樋

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JPH11210188A
JPH11210188A JP1599698A JP1599698A JPH11210188A JP H11210188 A JPH11210188 A JP H11210188A JP 1599698 A JP1599698 A JP 1599698A JP 1599698 A JP1599698 A JP 1599698A JP H11210188 A JPH11210188 A JP H11210188A
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JP
Japan
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main body
space
pipe
hot air
downspout
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Application number
JP1599698A
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English (en)
Inventor
Takayuki Ishida
孝之 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的とするところは、縦樋本体の凍
結を防ぐと共に排水を円滑に行うことができる縦樋を提
供することにある。 【解決手段】 縦樋本体1の外周に、空間Dを開けて覆
う外管2を支持部材3を介して設け、該外管2に前記空
間Dに温風を送り込む空気パイプ4を連結していること
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の横樋に取り
付けられる縦樋に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−60823
号公報によって開示されている横樋が知られているが、
この横樋は、寒冷地において屋根から流下する雨水や横
樋に降り積もった雪が凍結して、横樋や軒先を破損する
のを防ぐため、横樋本体内に温風を吹き付けて凍結を防
止するものである。以上の手段によって横樋での凍結が
防止されるが、一方縦樋においては何等凍結への対策が
施されていないことから、縦樋内に付着する水滴が凍
り、その氷塊が次第に肥大して、縦樋内での雨水の流下
が阻害されることとなる。このことにより雨水が地上に
排水されずに横樋本体の中に溜まり続け、前述のような
凍結を防止した横樋であっても、その機能が十分に発揮
できなくなるという問題点があった。
【0003】本発明の目的とするところは、凍結を防ぐ
と共に、排水を円滑に行うことができる縦樋を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】縦樋本体の外周に、空間
を開けて覆う外管を支持部材を介して設け、該外管に、
前記空間へ温風を送り込む空気パイプを連結しているこ
と特徴とする。尚、支持部材とは縦樋本体と外管との空
間を確実に保持する部材である。このように形成する
と、外管と縦樋本体との空間に温風を送り込むことで縦
樋本体が温められ、該縦樋本体の中において、雨水の流
下により付着した水滴が凍結することがない。また縦樋
本体から排水される雨水が凍結せず、地上側から氷塊が
堆積しないので、該縦樋本体の下端における排水口を塞
ぐことがない。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に示すものは本発明による縦
樋の代表的な実施形態を示す縦断面図であり、図2に示
すものは図1のA−A断面図であり、図3(イ)或いは
図4に示すものは他の実施形態を示す拡大縦断面図であ
り、図3(ロ)に示すものは図3(イ)のB−B断面図
である。
【0006】以下、図1に基づき本発明による縦樋の詳
細な説明をする。ここで本発明の縦樋は、図示のように
横樋本体6を覆うよう突設した中空の外膜体Bに、空気
パイプ4を連結して横樋本体6内に温風を吹き付ける構
成の横樋(特開平8−60823号公報)に、呼樋8を
介して取り付けるものであって、横樋本体6からの雨水
を流下させるための縦樋本体1と、該縦樋本体1の外周
に温風を送り込む空間Dを形成するための外管2と、該
空間Dを保持し、且つ前記縦樋本体1に固定する支持部
材3と、から構成されている。
【0007】縦樋本体1は、アルミニウムまたは合成樹
脂等を押出して成形するか、トタン等の金属板を溶着す
ることで筒型に形成したものである。また該縦樋本体1
の上部側においては呼樋8が設けられており、該呼樋8
は家屋から突出した屋根に対応して湾曲状態に形成され
ており、さらに横樋6との連結箇所においてはコップ状
に形成した集水器7を介して取り付けられている。また
一方、縦樋本体1の下端は犬走りNに近接するように外
管2の下端から突設されている。
【0008】前記外管2は、上記した縦樋本体1の外周
に沿って家屋の壁体Cに取付金具5で固定されたもので
あり、その形状は縦樋本体1の外周を空間Dを開けて覆
うよう筒型に形成したものである。また該外管2は呼樋
8においても設けられており、該呼樋8に沿って湾曲
し、且つ上端は横樋6の外膜体Bか、或いは屋根の鼻隠
しSに固定している。さらに温風が外部へ逃げないよう
に前記空間Dの下端を塞ぐ底蓋12を設けている。また
外管2の底蓋12においては、前記空間Dに温風を送り
込むための空気パイプ4が連結されており、これは温風
が空間Dの全体に行き渡るように考慮している。
【0009】支持部材3は、図2に示すように縦樋本体
1の外周から放射状に配設する複数の板体3aより構成
されており、且つ該外管2の内面側に当接されている。
また、前記支持部材3は温風が前記空間Dの全体に行き
渡るよう、縦樋本体1の長手方向に間隔を開けて設けら
れており、さらに外管2を後から被せることで形成され
ている。尚、前記外管2と支持部材3は、上記のように
両者を当接する以外に、外側からビスやネジ等で固定す
ることも可能である。
【0010】図3(イ)(ロ)及び図4は、本発明によ
る縦樋の他の実施形態を示しており、以下、図面に基づ
いて具体的に説明する図3(イ)に示すものは、横樋本
体6からの雨水を建物の周囲に設置した犬走りN上に排
水するタイプの縦樋であり、その構成は、犬走りNの内
部に温風の通路となる埋設管Eを設け、該埋設管Eから
上方へ空気パイプ4を延ばし、外管2下端に嵌合する底
蓋12を貫通することによって、空間Dに連通し、該空
間Dに温風を送り込むものである。また、図3(イ)及
び(ロ)に示すように、支持部材3を構成する複数の板
体3aのうち、隣り合う一対の板体3a,3aの間隔を
狭めて形成しており、その間に空気パイプ4を突入し、
該板体3a,3aを空間Dにおける長手方向の全長に亘
って連続して設けることで、該空間Dの長手方向に沿っ
て連続する細長い管状の管状空間Yを形成し、さらに前
記板体3a,3aの長手方向に間隔を開けて複数の空気
孔13を設けている。前記のように形成すると、空気パ
イプ4から送り込まれた温風が、その特性により上昇す
ることから、管状空間Yを通って空間Dの上部側に速や
かに送り込まれると共に、前記した空気孔13から該空
間Dの全体に温風が行き渡るようになる。
【0011】図4に示すものは、縦樋本体1の下端を地
下排水管Wに連結し、雨水の排水を行うタイプの縦樋で
あり、外管2の下端が縦樋本体1と共に地面Xへ突入し
ていることから、該縦樋本体1の下端部に温風が行き渡
りにくいため、該外管2における上部側の側壁部20に
連結されている空気パイプ4を、空間Dにおいてさらに
下方側へ延長することで、前記空間Dの全体に亘って温
風を送り込むことを可能にしたものである。
【0012】
【発明の効果】本発明による縦樋の効果は、縦樋本体と
外管との空間全体に温風を送り込むことで、冬において
も縦樋本体の中に付着した水滴が凍結することがなく、
雨水が該縦樋本体の中をスムーズに流下して排水するこ
とができるようになる。さらに、排水中の雨水が縦樋本
体の下端から地上側へ流れ落ちる際も、前記空間に送り
こんだ温風によって凍結を防いでいるので、地上に氷塊
が積み上がらず、縦樋本体下端の排水口を塞がない。上
記のことより縦樋から雨水がスムーズに排水されるの
で、凍結を防止する手段を施した前記横樋の機能を損な
うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による縦樋の代表的な実施形態を示す縦
断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】(イ)(ロ) 本発明による縦樋の他の実施形態を示す拡大縦断面図
と、そのB−B断面図である。
【図4】本発明による縦樋の他の実施形態を示す拡大縦
断面図である。
【符号の説明】
1 縦樋本体 2 外管 3 支持部材 4 空気パイプ D 空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦樋本体(1)の外周に、空間(D)を
    開けて覆う外管(2)を支持部材(3)を介して設け、
    該外管(2)に前記空間(D)へ温風を送り込む空気パ
    イプ(4)を連結していること特徴とする縦樋。
JP1599698A 1998-01-28 1998-01-28 縦 樋 Pending JPH11210188A (ja)

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JP1599698A JPH11210188A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 縦 樋

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