JPH11210150A - 複合材 - Google Patents
複合材Info
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- JPH11210150A JPH11210150A JP2915398A JP2915398A JPH11210150A JP H11210150 A JPH11210150 A JP H11210150A JP 2915398 A JP2915398 A JP 2915398A JP 2915398 A JP2915398 A JP 2915398A JP H11210150 A JPH11210150 A JP H11210150A
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
を創出でき、豊富な着色が可能で、更に断熱、防音作用
をも有する複合材とする。 【解決手段】 発泡スチロール製の基材中へ線状の骨材
を配設し、基材の表面に網状シートを包被すると共に、
表面に突出した骨材と連結し、更にセメントやモルタル
等の被覆コーティング層を形成したことを特徴とする。
Description
外の装飾壁、防音壁、防護壁、装飾用造形品、モニュメ
ント、オブジェ、出入口のアーチ、窓枠の飾り、天井の
ジャバラ、手摺或いは門柱頭等の各種用途に利用できる
複合材に関するものである。
物や立体装飾物の製造は雌型を作り、FRPやセメント
等を流し込んで造形物を形成したり、金属、石或いは木
材等の素材を直接削り加工して製品を得ているのであ
る。
当あるため、運搬も容易でなく、かつ施工、修理にも時
間が掛かり、その結果、工期も長期となるのであった。
造形物や立体装飾物のみならず、各種外壁にも利用でき
る軽量で加工容易で、目的、用途に応じた強度を創出で
き、豊富な着色が可能で、更に断熱、防音作用をも有す
る複合材を提供せんとするものである。
発泡スチロール製の基材中へ線状の骨材を配設し、基材
の表面に網状シートを包被すると共に、表面に突出した
骨材と連結し、更にセメントやモルタル等の被覆コーテ
ィング層を形成したことを特徴とするものである。又、
基材を重合した二部材で構成し、重合面に骨材を緩く挾
持する凹溝を形成すると共に、骨材を緩挿する透孔を設
けたものとしてもよく、一部の骨材が基材の表面に突出
したものであってもよく、更に被覆コーティング層に凹
凸模様を施したものとしてもよい。
被覆コーティング層を利用して、表面側に凹凸の造形模
様を形成した発泡スチロール製の造形基材を接着し、造
形模様面に合わせて網状シートを被設し、更にセメント
やモルタル等の被覆コーティング層を形成したことを特
徴とするものである。骨材は基材から造形基材へ挿入し
て配設してもよく、一部の骨材は造形基材の表面に突出
して網状シートと連結してもよい。又造形基材に骨材を
緩挿する透孔を設けたものとしてもよい。
ため軽量化を図れ、断熱作用及び防音作用を奏し、又形
状の加工も容易である。又、発泡スチロール内の骨材及
び表面の網状シートは強度を補完し、更に表面にセメン
ト・モルタル等で被覆コーティングするため、強度及び
耐久力を増加させる作用となる。
等が一体化して発泡スチロールとの連結を強固とし、骨
材を緩挿する発泡スチロールの空隙にセメント・モルタ
ル等が浸入することによって、発泡スチロールの内部を
増強するものである。表面のセメント・モルタル等には
豊富な着色も容易となる。
基材を接着することで、複雑・多様な装飾模様を表面に
形成できるのであり、造形基材の表面をセメント・モル
タル等で被覆コーティングすることで、強度の補強及び
耐久性並びに彩色も容易となる。
延伸して挿通することで、一層の強度を得られ、一体性
も強固と成る作用を奏するものである。
いて説明する。図1は一実施の形態を示す外壁材の断面
図であり、発泡スチロール製で矩形の基材1に金属製又
は樹脂製の線体の骨材2、2…を縦横及び厚さ方向へ内
挿し、この骨材2、2…の端部は基材1の表面に突出し
ている。
あり、前記突出した骨材2、2…と線体4又は突出端を
折曲5して連結している(図2、図3)。網状シート3
は金属製又は合成樹脂製のものを用い、網目の大きさは
粗目であってもよい。
セメント又はモルタル等の被覆コーティング層6を形成
し、全体の強度補強と共に表面の体裁を整え、任意の着
色又は模様の塗布を可能としている。コーティング層6
は網状シート3の介在で基材1との接着一体性を良好と
し、コーティング層6は骨材3及び網状シート3を覆い
隠せる以上の厚みとする。
発泡型内に骨材2、2…を組み立てて置いて、発泡剤を
注入して成形する方法がある。又、二枚の基材1A、1
Bで骨材2、2…を挾着する方法もある。
に縦横に内装する骨材2、2を挾持する凹溝7、7…が
形成してあり、厚み方向には厚さ方向の骨材2、2…を
挿通する透孔8、8…を設け、骨材2、2…を内装する
ものである(図4)。この時、凹溝7及び透孔8を骨材
2の径より余裕のあるものとし、間隙内にセメント又は
モルタル等9を充填すると、更に強度と耐久性をもたせ
ることができる(図5)。
模様10を施す一実施の形態を示すものであり、コンク
リート又はモルタル等が固化する前に雄型15をコーテ
ィング層6の表面に押圧して模様10を形成するもので
ある。そして、コーティング層6の形成剤に着色顔料を
含有させ、或いは固化後、吹き付け塗装を行って着色す
ることもできる。
を越える深さを有するものや、複雑な模様の場合に対応
できる一実施の形態を示すものであり、コーティング層
6に造形模様12を表面側に形成した発泡スチロール製
造形基材11を当着し、網状シート3を介在させてコン
クリート又はモルタル等のコーティング層13を形成し
たものである。
ング層6を形成し、コーティング層6の固化前に当圧す
れば容易に接着でき、複合材の表面と成る造形模様12
の面を網状シート3及びコーティング層13で補強等す
ることは、前記通りの目的・作用を有するものである。
造形模様12は発泡型で、或いは切削加工等で形成す
る。
基材11を当着する基材1の表面に突出する骨材2、2
…を長くし、造形基材11内にまで挿通させたものであ
る。又、図9は造形基材11に挿通孔14を骨材2より
太く形成し、セメントやモルタル等9を充填したもので
あり、図10は一部の骨材2を造形基材11の表面にま
で突出させて網状シート3と連結したものであり、それ
ぞれ造形基材11の強化と共に基材1との一体性を強化
している。
ロール製としているため、軽量であると同時に断熱・防
音効果があり、凹凸模様の形成も容易となる効果を有す
るものであり、表面はセメントやモルタル等のコーティ
ング層で被覆したため、強度及び耐久性を増大させる効
果をも有し、着色も容易で、自由に色を選べるものであ
る。
り、骨材の素材及び太さを選択することで、補強の程度
を使用目的又は場所によって変化させることができ、網
状シートはコーティング層と基材との接着を強固とする
ものであり、かつ全体の補強にも資するものである。
大きな変化に富んだ模様に形成できる効果を得られ、網
状シートを介したコーティング層及び骨材の延伸挿入に
よって強度、耐久性及び一体性を前記と同様に得られる
効果を有するものである。
施工、運搬や修復も簡単にでき、工期、コストの低減を
図れ、手摺、門柱頭、出入口のアーチ、窓枠の飾り、天
井のジャバラ、室内外の装飾壁、モニュメント、オブジ
ェ、広告塔、装飾用造形品、防音壁、防護壁、建築土木
用壁等の各種用途に適合するものである。
る。
る。
す斜視図である。
る。
を示す平面図である。
る。
である。
である。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 発泡スチロール製の基材中へ線状の骨材
を配設し、基材の表面に網状シートを包被すると共に、
表面に突出した骨材と連結し、更にセメントやモルタル
等の被覆コーティング層を形成したことを特徴とする複
合材。 - 【請求項2】 基材を重合した二部材で構成し、重合面
に骨材を緩く挾持する凹溝を形成すると共に、骨材を緩
挿する透孔を設けた請求項1記載の複合材。 - 【請求項3】 一部の骨材が基材の表面に突出した請求
項1又は2記載の複合材。 - 【請求項4】 被覆コーティング層に凹凸模様を施した
請求項1、2又は3記載の複合材。 - 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の複合材の被覆
コーティング層を利用して、表面側に凹凸の造形模様を
形成した発泡スチロール製の造形基材を接着し、造形模
様面に合わせて網状シートを被設し、更にセメントやモ
ルタル等の被覆コーティング層を形成したことを特徴と
する複合材。 - 【請求項6】 造形基材を接着する基材の接着面に突出
した骨材が造形基材に挿入している請求項5記載の複合
材。 - 【請求項7】 一部の骨材が造形基材の表面に突出し、
被設した網状シートと連結した請求項6記載の複合材。 - 【請求項8】 造形基材に骨材を緩挿する透孔を設けた
請求項6又は7記載の複合材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02915398A JP3301723B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02915398A JP3301723B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 複合材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11210150A true JPH11210150A (ja) | 1999-08-03 |
JP3301723B2 JP3301723B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=12268327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02915398A Expired - Lifetime JP3301723B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 複合材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3301723B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009504443A (ja) * | 2005-08-12 | 2009-02-05 | ホォン ロ,ウォン | 装飾用立体パネル |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP02915398A patent/JP3301723B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009504443A (ja) * | 2005-08-12 | 2009-02-05 | ホォン ロ,ウォン | 装飾用立体パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3301723B2 (ja) | 2002-07-15 |
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