JPH11210129A - パーティション - Google Patents

パーティション

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JPH11210129A
JPH11210129A JP2920398A JP2920398A JPH11210129A JP H11210129 A JPH11210129 A JP H11210129A JP 2920398 A JP2920398 A JP 2920398A JP 2920398 A JP2920398 A JP 2920398A JP H11210129 A JPH11210129 A JP H11210129A
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JP
Japan
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partition
panel
wiring duct
pair
fitted
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JP2920398A
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English (en)
Inventor
Castelli Clino Trini
トリニ・カステリー、クリノ
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Itoki Co Ltd
Original Assignee
Itoki Co Ltd
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Publication date
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードやケーブルを整理整頓して配線でき、
ワークサポートツールを任意の位置に取付可能なパーテ
ィションを提供する。 【解決手段】 パネル30が架設されたパーティション
1の支柱2、2間に、複数個のフック48が水平に並べ
られて成る上下二段の支持段49、50と、フック48
群列を被覆する前後で一対のカバー46、47とを備え
た配線ダクト40が架設されている。また、パーティシ
ョン1には両支柱2、2に摺動自在に嵌合される一対の
柱部材61、61間に横バー64が上下方向に複数段に
架設されたブロックハンギングパネル60が付設されて
いる。 【効果】 配線ダクトの上下の支持段にケーブルやコー
ドを整理整頓して配線できる。ブロックハンギングパネ
ルの横バーの隙間の任意位置にワークサポートツールを
保持させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーティション
(仕切り壁)に関し、特に、床面から天井の途中までの
高さを有する形式のパーティションに係り、例えば、オ
フィースにおいて個人の作業空間やオフィースオートメ
ーション(以下、OAという。)機器の設置空間等を区
画するのに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】OA化が進んだ今日、オフィース空間は
各個人の作業空間やOA機器の設置空間等をパーティシ
ョンによって区画することが広く採用されて来ている。
このような場合、各個人の作業空間やOA機器の設置空
間を完全に密閉したのでは、スペース効率や空気調和効
率が低下するばかりでなく、各個人の作業能率やOA作
業の能率も低下するため、床面から天井の高さを有する
形式のパーティション(以下、ローパーティションとい
う。)によって、各作業空間に境界を仮に設定すること
が行われている。
【0003】従来のこの種のローパーティションとし
て、断面が略H形状の支柱が一対、左右対称形に配置さ
れ、両支柱間にパネルがその両端部が開口チャンネルに
嵌入された状態で架設されて固定されており、そのパネ
ル(以下、下パネルという。)の上に板状のパネル(以
下、上パネルという。)がその両端部が両支柱の開口チ
ャンネルに嵌入された状態で載せられているものが、提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したようなローパ
ーティションによって区画された作業空間においては、
各種のOA機器が設置されるため、電気コードや通信ケ
ーブルが配線されることになるが、それらコードやケー
ブルは区画された作業空間の床を引き廻されるため、絡
み合ったりOA作業の邪魔になったりしてしまう。
【0005】本発明の目的は、コードやケーブルを整理
整頓して敷設することができるパーティションを提供す
ることにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、空調された気
流の流通を確保しつつ作業者に仕切られた意識を持たせ
ることができるとともに、必要に応じてOA機器の備品
やワークサポートツール等を保持することができるパー
ティションを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパーティシ
ョンは、一対の支柱間に上下に分割されたパネルが架設
されているとともに、配線ダクトが前記上パネルと前記
下パネルとの間に配されて架設されていることを特徴と
する。
【0008】また、本発明に係るパーティションは、前
記上パネルは、前記両支柱にそれぞれ摺動自在に嵌合さ
れて保持される一対の柱部材間に複数本の横バーが上下
方向に複数段に並べられて架設されたブロックハンギン
グパネルによって構成されていることを特徴とする。
【0009】前記した第1の手段によれば、パーティシ
ョンに架設された配線ダクトに通信ケーブルや電気コー
ドを挿通させて支持させることができるため、通信ケー
ブルや電気コードを床に這わせなくて済むばかりでな
く、ケーブルやコードを整理整頓して配線することがで
きる。
【0010】前記した第2の手段によれば、ブロックハ
ンギングパネルにおける各横バーの上下に隙間がそれぞ
れ形成されるため、空気気流等をパーティションの両脇
空間を自由に出入りさせることができる。また、横バー
の隙間空間にトレイやフォルダ等のワークサポートツー
ルの引掛部を挿入して保持させることができるため、ワ
ークサポートツールを任意の位置に設置することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態であ
るローパーティションを図面に即して説明する。
【0012】図1に示されているように、本実施形態に
係るローパーティション1は一対の支柱2、2を備えて
おり、両支柱2、2は同一形状に形成されて左右対称形
に配置されるようになっている。支柱2はアルミニウム
等の金属または剛性を有する樹脂が使用されて押し出し
加工により、横断面が図2〜図4に示されているように
略H形状に形成されている。すなわち、支柱2は左右で
一対のチャンネル(以下、左チャンネル、右チャンネル
ということがある。)3、4と、横フランジ7で一部が
閉じられた前後で一対のチャンネル(以下、前チャンネ
ル、後チャンネルということがある。)5、6と、中央
チャンネル8とを備えている。
【0013】図1〜図4に示されているように、支柱2
の左右のチャンネル3、4の略正方形の板形状に形成さ
れた中間部にはクランプ部材11が横から嵌入されてね
じ部材10によって固定されるようになっており、クラ
ンプ部材11の下端辺には上側傾斜面12が形成されて
いる。支柱2の左右のチャンネル3、4の下端開口には
下側キャップ13の嵌入部14が嵌入されている。下側
キャップ13の上端面における上側傾斜面12との対向
部分には下側傾斜面15が形成されている。下側キャッ
プ13にはねじ孔16が上下方向に延在する中心線上に
沿うように開設されている。
【0014】図1〜図5に示されているように、ねじ孔
16の下側部分には高さ調節自在な脚部材17の雄ねじ
部18が進退自在に螺入されている。脚部材17の外側
にはカバー19が上下動自在に嵌合されている。カバー
19は脚部材17の高さ調節作業時には図5に示されて
いるように下側キャップ13に対して上側に持ち上げら
れ、図3に示されているように、調整後に引き下げられ
て脚部材17を被覆した状態になる。
【0015】図1〜図4に示されているように、支柱2
の左右のチャンネル3、4の上端開口には、上側キャッ
プ22が当接されており、上側キャップ22にはクラン
プねじ部材21が挿入される挿入孔23が、上下方向に
延在する中心線上に沿うように開設されている。上側キ
ャップ22の前側の側面にはブラケット取付溝24が形
成されており、図1に想像線で示されているように、ブ
ラケット取付溝24には棚板を支持するためのブラケッ
ト25が取り付けられるようになっている。
【0016】図2〜図4に示されているように、支柱2
の中央チャンネル8には締付ロッド26が挿通されてお
り、締付ロッド26の上端面にはクランプねじ部材21
が螺入されるねじ穴27が形成され、下端部には下側キ
ャップ13のねじ孔16に上側から螺入するねじ部28
が形成されている。
【0017】図1に示されているように、左右の支柱
2、2間の略下半分には下パネル30が、左右の両端部
が左右のチャンネル3、4に上から嵌入されて支持され
ている。すなわち、図2〜図4に示されているように、
下パネル30は四角形の枠形状に形成された枠部材31
と、枠部材31の前後端面に固定された前後で一対の膜
板32、32と、枠部材31の左右の両側面に固定され
た左右で一対の嵌入部33、33とを備えている。本実
施形態において、嵌入部33、33はフランジ付きのチ
ャンネル型鋼形状に成形されており、チャンネル形状の
外形が左右のチャンネル3、4に丁度嵌入するように形
成されている。
【0018】ここで、下パネル30の左右の支柱2、2
への固定方法を図1〜図5について説明する。一対のク
ランプ部材11、11が左側の支柱2の右チャンネル4
および右側の支柱2の左チャンネル3の互いに対向する
高さ位置にそれぞれ横から嵌入されて、ねじ部材10に
よってそれぞれ固定される。各支柱2の下端開口には下
側キャップ13の嵌入部14が嵌入される。各支柱2の
中央チャンネル8には締付ロッド26が上端開口から挿
入され、ねじ部28が下側キャップ13のねじ孔16に
ねじ込まれる。各支柱2の上端面には上側キャップ22
が当接され、クランプねじ部材21が挿入孔23に挿入
されて締付ロッド26のねじ穴27に軽くねじ込まれ
る。
【0019】左右の支柱2、2間に下パネル30が建て
込まれ、左右の嵌入部33、33が左右の支柱2、2に
それぞれセットされた各クランプ部材11の上側傾斜面
12と下側キャップ13の下側傾斜面15との間に挿入
される。この状態で、クランプねじ部材21がねじ穴2
7にねじ込まれると、締付ロッド26が引き上げられる
ため、上側傾斜面12と下側傾斜面15が下パネル30
の嵌入部33に沿って移動して嵌入部33を図3(a)
に示されているように締め付ける状態になることによ
り、下パネル30が左右の支柱2、2間に固定される。
【0020】以上のようにして、左右の支柱2、2に建
て込まれて固定された下パネル30の上には敷居34が
図1に示されているように設置され、敷居34の上には
配線ダクト40が設置される。以下、配線ダクト40に
ついて説明する。
【0021】図6および図7に示されているように、配
線ダクト40はローパーティション1の左右の支柱2、
2間に架設される支持枠41を備えている。支持枠41
は左右で一対の柱部材42、42間に上板43と中板4
4と下板45とが水平に架橋されて溶接等によって固定
されることにより、横長の長方形枠形状に構築されてい
る。各柱部材42は支柱2の左右のチャンネル3、4に
嵌入する外径のチャンネル型鋼形状に形成されており、
上板43、中板44および下板45の長さはローパーテ
ィション1の両支柱2、2間の間口と略等しく設定され
ている。
【0022】上板43の前端辺および後端辺には前カバ
ー46を吊持するための前カバー吊持溝43aおよび後
カバー47を吊持するための後カバー吊持溝43bがそ
れぞれ左右方向に延在するチャンネル形状に屈曲成形さ
れている。前カバー46および後カバー47の上端部に
は引掛部46aおよび47aが、前カバー吊持溝43a
および後カバー吊持溝43bに上から引っ掛けられるよ
うに屈曲成形されており、これら引掛部46a、47a
が前カバー吊持溝43aおよび後カバー吊持溝43bに
上から引っ掛けられることにより、前カバー46および
後カバー47は上板43にそれぞれ吊持されるようにな
っている。前カバー46の中間部には後記する電気コー
ド52のコンセント53を露出させるための開口46b
が開設されている。
【0023】前カバー46および後カバー47の左右両
端には、両端開口を被覆するためのキャップ部46c、
47cがそれぞれ形成されている。配線ダクト40が最
も外側のローパーティション1に敷設されることによっ
て配線ダクト40における前カバー46および後カバー
47の端面が開口して美観が損なわれる場合には、キャ
ップ部46c、47cは起立状態を維持されて端面開口
を被覆した状態を構成する。そして、通線が必要な場合
等においては、端面を開口させるようにキャップ部46
c、47cは倒伏されている。
【0024】中板44は長方形の中空角パイプ形状に形
成されており、中板44の奥行(前後方向の寸法)は上
板43の奥行よりも狭く、柱部材42の前後方向の寸法
よりも広く設定されている。中板44の上面にはフック
48が多数個、左右方向に等間隔に並べられて固定され
ており、このフック48の群列によって上側支持段49
が構成されている。下板45は長方形の板材によって形
成されており、下板45の奥行は中板44の奥行と等し
く設定されている。下板45の上面にもフック48が多
数個、左右方向に等間隔に並べられて固定されており、
このフック48の群列によって下側支持段50が構成さ
れている。
【0025】次に、以上のように構成された配線ダクト
40のローパーティション1への組み付け方法および使
用方法を説明する。
【0026】図1に示されているように、配線ダクト4
0はローパーティション1における左右の支柱2、2間
に、左右の柱部材42、42が左右のチャンネル3、4
に上から嵌入されて建て込まれる。柱部材42、42が
最下端まで嵌入されると、支持枠41の下面は下パネル
30の上に裁置された敷居34の上面に当接した状態に
なるため、配線ダクト40は下パネル30に敷居34を
介して支持された状態になる。
【0027】例えば、ローパーティション1によって仕
切られた内側の空間(例えば、図11に示されているO
A設置空間72)に通信ケーブル51および電気コード
52を敷設したい場合には、配線ダクト40の前カバー
46が上板43の前カバー吊持溝43aから図6に示さ
れているように下ろされて、前面が全体的に開放され
る。
【0028】続いて、図7に示されているように、通信
ケーブル51が上側支持段49に敷設され、電気コード
52が下側支持段50に敷設される。通信ケーブル51
を配線ダクト40の途中において配線ダクト40の外部
に引き出したい場合には、図6に示されているように、
上側支持段49に通線された通信ケーブル51を上側支
持段49のフック48の隙間から下側支持段50に導き
出し、さらに、下側支持段50のフック48の隙間から
下方空間に導き出せばよい。
【0029】同様に、電気コード52を下側支持段50
の途中から外部に引き出したい場合には、図6に示され
ているように、電気コード52を下側支持段50のフッ
ク48の隙間から下方空間に導き出せばよい。この際、
前カバー46が取り外されることにより、配線ダクト4
0の前面が全体的に開放されているため、複雑な配線作
業であっても容易に実施することができる。
【0030】配線作業が完了すると、前カバー46の引
掛部46aが上板43の前カバー吊持溝43aに引っ掛
けられて、前カバー46が支持枠41に吊持される。こ
れにより、上側支持段49に敷設された通信ケーブル5
1、下側支持段50に敷設された電気コード52および
フック48群等が被覆された状態になるため、ローパー
ティション1の仕切り空間における内側壁面の美観が敷
設された通信ケーブル51や電気コード52およびフッ
ク48群等によって損なわれることはない。
【0031】ちなみに、電気コード52にコンセント5
3が接続されている場合には、コンセント53は前カバ
ー46に開設された開口46bから露出される。また、
前カバー46および後カバー47には通信ケーブル51
に接続されるモジュラ等を露出させるための開口が適宜
に開設される。
【0032】以上説明した配線ダクト40によれば、通
信ケーブル51や電気コード52をローパーティション
によって仕切った内側空間の床上に這わせなくて済むた
め、電気コードや通信ケーブルが絡み合ったりOA作業
の邪魔になったりするのを防止することができる。
【0033】また、通信ケーブル51を上側支持段49
に敷設し、電気コード52を下側支持段50に敷設する
というように通信ケーブル51と電気コード52とを分
けて、かつ、整理整頓して敷設することができるため、
電気コード52の電磁波が通信ケーブル51に干渉する
現象を防止することができる。但し、これは通信ケーブ
ル51と電気コード52とを混合して配線することを妨
げるものではない。
【0034】本実施形態においては、以上のようにして
下パネル30の上に敷居34を介して支持された配線ダ
クト40の上には、上パネルとしてのブロックハンギン
グパネル(以下、上パネルという。)60が図1に示さ
れているように設置される。以下、上パネル60につい
て説明する。
【0035】図8に示されているように、上パネル60
はローパーティション10における左右の支持2、2の
左右のチャンネル3、4に上から摺動自在に嵌入されて
保持される一対の柱部材61、61と、両柱部材61、
61間に上下方向に等間隔に配置されて架設された複数
本の横バー64とを備えている。
【0036】柱部材61は図9に示されているように角
柱形状に形成された本体62を備えており、本体62の
奥行(前後方向の寸法)はローパーティション1におけ
る支柱2の左右のチャンネル3、4の前後方向の寸法
(開口幅)と等しく設定されている。本体62の一側面
には横バー64を保持するための保持部63が上下方向
に等間隔に配置されて直角に突設されている。各保持部
63は管継手における抜け止め構造のように先細りのテ
ーパ面が複数段に構成されており、嵌合された横バー6
4を抜け止め状態に保持するようになっている。
【0037】横バー64は図10に示されているように
大略H型鋼形状に形成されており、中央部には断面長方
形の貫通孔形状の被保持部65が左右方向に開設されて
いる。被保持部65の内径は柱部材61の保持部63が
きつめに嵌入されるように保持部63の外径よりも若干
大きめに設定されている。横バー64の上下面における
中央位置にはスペーサ67および補強部材68を取り付
けるための取付孔66がそれぞれ開設されている。
【0038】図8に示されているように、スペーサ67
は外径が横バー64の前後方向の内径寸法よりも小径の
パイプ形状に形成されており、その長さは柱部材61の
保持部63、63の間隔に対応されている。補強部材6
8はスペーサ67の中空部に挿通される棒形状に形成さ
れており、その長さは柱部材61の高さに対応されてい
る。
【0039】上パネル60の組立に際しては、例えば、
取付孔66にスペーサ67の上下両端がそれぞれ嵌入さ
れることにより、複数本の横バー64が上下方向に等間
隔に並べられるとともに、補強部材68が横バー64お
よびスペーサ67に挿通される。補強部材68の下端部
にはキャップ69が被せ付けられる。
【0040】続いて、左右の柱部材61、61の各保持
部63が、各横バー64の被保持部65の左右開口部に
それぞれ嵌入される。各保持部63が各被保持部65に
嵌入されると、複数本の横バー64と左右の柱部材6
1、61は相対的に固定された状態になるため、上パネ
ル60が組み立てられた状態になる。この状態におい
て、保持部63は被保持部65に抜け止めされた状態で
嵌入されているため、上パネル60は堅牢に組立られた
状態になっている。
【0041】以上のように構成された上パネル60のロ
ーパーティション1への組み付け方法および使用方法を
説明する。
【0042】図1に示されているように、上パイル60
はローパーティション1における左右の支柱2、2間
に、左右の柱部材61、61が左右のチャンネル3、4
に上から嵌入されて建て込まれる。柱部材61、61が
最下端まで嵌入されると、上パネル60の最下段の下面
は配線ダクト40の上面に当接した状態になるため、上
パネル60は下パネル30に配線ダクト40および敷居
34を介して支持された状態になる。
【0043】ローパーティション1によって仕切られた
内側の空間(例えば、OA設置空間72)にトレイ等の
ワークサポートツールをハンギングしたい場合には、図
1に示されているように、トレイ70の引掛部を上下の
横バー64、64の隙間に挿入して係合させればよい。
したがって、トレイ70等のワークサポートツールは上
パネル60の所望の位置に簡単にハンギングすることが
できる。
【0044】以上説明したように上パネル60によれ
ば、横バーの上下に隙間がそれぞれ形成されるため、空
調気流等はパーティションの両脇空間を自由に出入りす
ることができる。他面、横バーがローパーティションの
視界を遮るため、ローパーティションの作業者にワーキ
ングスペースが画成された意識を持たせることができ、
プライバシー等の意識を確保することができる。
【0045】以上のように組み立てられたローパーティ
ション1は、例えば、図11に示されているように他の
ローパーティション1A、1B、1C等と組み合わされ
ることにより、ローパーティションシステム71を構成
しOA設置空間72を画成する。図11に示されている
ように、ローパーティション1にテーブル板73を組み
付けたい場合には、ローパーティション1の両支柱2、
2における前チャンネル5が使用される。以下、テーブ
ル板73の組み付け構造を図12について説明する。
【0046】図12に示されているように、支柱2の前
チャンネル5にはブラケット支持柱74が嵌入され、ブ
ラケット支持柱74は横フランジ7、7によって前方向
への抜け出しを阻止される。ブラケット支持柱74には
縦長の長方形の透孔に形成されたスロット75が多数
個、上下方向に等間隔に一列に並べられて開設されてお
り、ブラケット支持柱74が前チャンネル5に嵌入され
た状態において、スロット75群列は左右の横フランジ
7、7が形成している隙間において開口した状態になっ
ている。
【0047】テーブル板73が組み付けられる際には、
ブラケット76の引掛部77がブラケット支持柱74に
おける所望の高さのスロット75に挿入される。引掛部
77が挿入されると、ブラケット76はスロット75お
よびブラケット支持柱74の側面によって支持された状
態になる。
【0048】ローパーティション1における左右の支柱
2、2の同じ高さ位置に左右のブラケット76、76が
それぞれ取り付けられた後に、テーブル板73が両ブラ
ケット76、76の上に載せられることにより、テーブ
ル板73はローパーティション1に図11に示されてい
るように組み付けられた状態になる。
【0049】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種
々変更可能であることはいうまでもない。
【0050】例えば、配線ダクトにおいて支持段は、上
下二段を構成するに限らず、一段または三段以上を構成
してもよい。
【0051】配線ダクト40はブロックハンギングパネ
ル60とによって構成された上パネルと下パネル30と
の間に架設するに限らず、図11のローパーティション
1Aに示されているように、平板形状に形成された平パ
ネル80の上パネルと下パネル30との間に架設しても
よい。
【0052】なお、ブロックハンギングパネル60は配
線ダクト40の上に載せて使用するに限らず、図11の
ローパーティション1Bや1Cに示されているように、
下パネル30の上に載せて使用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パーティションの左右の支柱間に架設された配線ダクト
に通信ケーブルや電気コードを挿通させて支持させるこ
とができるため、通信ケーブルや電気コードを床に這わ
せなくて済むばかりでなく、ケーブルやコードを整理整
頓して配線することができる。
【0054】パーティションにブロックハンギングパネ
ルを組み付けることにより、ブロックハンギングパネル
における各横バーの上下に隙間がそれぞれ形成されるた
め、空調気流等をパーティションの両脇空間を自由に出
入りさせることができる。また、横バーの隙間空間にト
レイやフォルダ等のワークサポートツールの引掛部を挿
入して保持させることができるため、ワークサポートツ
ールを任意の位置に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるローパーティショ
ンを示す斜視図である。
【図2】その下パネルの組立構造を示す分解斜視図であ
る。
【図3】同じく下パネルの組立構造を示しており、
(a)は一部省略正面断面図、(b)は一部省略側面図
である。
【図4】同じく下パネルの組立構造を示しており、
(a)は平面図、(b)は図3のb−b線に沿う平面断
面図、(c)は図3のc−c線に沿う平面断面図であ
る。
【図5】ローパーティションの高さ調節方法を示してお
り、(a)は調節前の一部省略正面断面図、(b)は底
面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるローパーティショ
ンの配線ダクトを示す分解斜視図である。
【図7】同じく配線ダクトを示しており、(a)は一部
切断正面図、(b)は側面図、(c)は(a)のc−c
線に沿う平面断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるローパーティショ
ンのブロックハンギングパネルを示しており、(a)は
一部切断正面図、(b)は底面図、(c)は拡大した側
面断面図である。
【図9】その柱部材を示しており、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図10】その横バーを示しており、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は(a)のc−c線に沿う拡大
側面断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態であるローパーティシ
ョンが使用されたローパーティションシステムを示す斜
視図である。
【図12】そのテーブル板の組立構造を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1…ローパーティション、2…支柱、3…左チャンネ
ル、4…右チャンネル、5…前チャンネル、6…後チャ
ンネル、7…横フランジ、8…中央チャンネル、10…
ねじ部材、11…クランプ部材、12…上側傾斜面、1
3…下側キャップ、14…嵌入部、15…下側傾斜面、
16…ねじ孔、17…脚部材、18…雄ねじ部、19…
カバー、21…クランプねじ部材、22…上側キャッ
プ、23…挿入孔、24…ブラケット取付溝、25…ブ
ラケット、26…締付ロッド、27…ねじ穴、28…ね
じ部、30…下パネル、31…枠部材、32…幕板、3
3…嵌入部、34…敷居、40…配線ダクト、41…支
持枠、42…柱部材、43…上板、43a…前カバー吊
持溝、43b…後カバー吊持溝、44…中板、45…下
板、46…前カバー、46a…引掛部、46b…開口、
46c…キャップ部、47…後カバー、47a…引掛
部、47c…キャップ部、48…フック、49…上側支
持段、50…下側支持段、51…通信ケーブル、52…
電気コード、53…コンセント、60…上パネル(ブロ
ックハンギングパネル)、61…柱部材、62…本体、
63…保持部、64…横バー、65…被保持部、66…
取付孔、67…スペーサ、68…補強部材、69…キャ
ップ、70…トレイ(ワークサポートツール)、71…
ローパーティションシステム、72…OA設置空間、7
3…テーブル板、74…ブラケット支持柱、75…スロ
ット、76…ブラケット、77…引掛部、80…平パネ
ル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の支柱間に上下に分割されたパネル
    が架設されているとともに、配線ダクトが前記上パネル
    と前記下パネルとの間に配されて架設されていることを
    特徴とするパーティション。
  2. 【請求項2】 前記上パネルは前記両支柱に着脱自在に
    架設されていることを特徴とする請求項1に記載のパー
    ティション。
  3. 【請求項3】 前記配線ダクトは複数個のフックが水平
    に並べられて成る支持段と、前記フック群列を被覆する
    前後で一対のカバーとを備えていることを特徴とする請
    求項1または2に記載のパーティション。
  4. 【請求項4】 前記配線ダクトは前記支柱に着脱自在に
    架設されていることを特徴とする請求項1、2または3
    に記載のパーティション。
  5. 【請求項5】 前記カバーが着脱自在に構成されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のパ
    ーティション。
  6. 【請求項6】 前記上パネルは、前記両支柱にそれぞれ
    摺動自在に嵌合されて保持される一対の柱部材間に複数
    本の横バーが上下方向に複数段に並べられて架設された
    ブロックハンギングパネルによって構成されていること
    を特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のパ
    ーティション。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8549804B2 (en) 2010-10-21 2013-10-08 Kimball International, Inc. Office partition electrical system
KR20160090490A (ko) * 2015-01-22 2016-08-01 임문수 산업현장용 이동식 칸막이

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US8549804B2 (en) 2010-10-21 2013-10-08 Kimball International, Inc. Office partition electrical system
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