JPH11210045A - 洗浄弁及び洗浄弁用補給リング - Google Patents

洗浄弁及び洗浄弁用補給リング

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JPH11210045A
JPH11210045A JP10291014A JP29101498A JPH11210045A JP H11210045 A JPH11210045 A JP H11210045A JP 10291014 A JP10291014 A JP 10291014A JP 29101498 A JP29101498 A JP 29101498A JP H11210045 A JPH11210045 A JP H11210045A
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wall
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/36Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor
    • F16K31/38Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor in which the fluid works directly on both sides of the fluid motor, one side being connected by means of a restricted passage and the motor being actuated by operating a discharge from that side
    • F16K31/385Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor in which the fluid works directly on both sides of the fluid motor, one side being connected by means of a restricted passage and the motor being actuated by operating a discharge from that side the fluid acting on a diaphragm
    • F16K31/3855Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor in which the fluid works directly on both sides of the fluid motor, one side being connected by means of a restricted passage and the motor being actuated by operating a discharge from that side the fluid acting on a diaphragm the discharge being effected through the diaphragm and being blockable by a mechanically-actuated member making contact with the diaphragm
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D3/00Flushing devices operated by pressure of the water supply system flushing valves not connected to the water-supply main, also if air is blown in the water seal for a quick flushing
    • E03D3/02Self-closing flushing valves
    • E03D3/06Self-closing flushing valves with diaphragm valve and pressure chamber for retarding the valve-closing movement

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄弁の作動サイクルの終了部分時における
弁アセンブリの振動を減衰させる補給リング及び該補給
リングを備える洗浄弁を提供する。 【解決手段】 洗浄弁は、本体10を備えている。本体
10は、入口12及び出口14と、これら入口及び出口
を接続する通路とを有している。上記通路の一端部に弁
座28が設けられている。弁アセンブリ16が弁座28
の上で閉じるように位置決めされている。弁アセンブリ
16は、通路を通る水の流量を調節するように位置決め
されたダイアフラム18と、ダイアフラム18の下面に
取り付けられていると共に上記通路の中に位置決めされ
ているガイド部材24と、このガイド部材の外側に取り
付けられている補給リング42とを備えている。補給リ
ング42は、洗浄弁の通路に向かって伸長する複数の隔
置された壁セグメントを有する不連続な外側壁を備えて
いる。上記壁セグメントは、上記通路に対して相対的な
弁アセンブリ16の運動に降伏摩擦抵抗を与え、従っ
て、洗浄弁の作動サイクルの終了部分の間に弁アセンブ
リ16の振動を減衰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆便所で一般に
見られるタイプの洗浄弁、特に、補給リング(リフィル
リング)に関する。本発明は、特に、ダイアフラム弁
アセンブリの振動を減衰させて、フラッシング(洗浄)
サイクルの終了部分時における洗浄弁を通過する水の容
量を正確に調節する、補給リングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本件出願の出願人であるSloan Valve Co
mpany が所有する米国特許第3,656,499号は、
かなりの年数にわたって洗浄弁に一般的に使用されてき
た初期の形態の補給リングを開示している。上記米国特
許第3,656,499号の補給リングは、製造するの
に経費がかかり、また、寸法公差を維持するのが困難で
あった。これもSloan Valve Company が所有している米
国特許第5,013,007号は、洗浄弁の作動時にお
ける振動及び騒音を除去し、また、洗浄弁が閉じる際の
ウォーター・ハンマー(水撃作用)を除去するように設
計されている、補給リングを開示している。Sloan Valv
e Company が所有する米国特許第5,150,877号
は、洗浄弁のガイド又はバレルに周縁部が接触して振動
及び騒音を防止する、補給リングを開示している。しか
しながら、この補給リングは、洗浄弁のダイアフラムの
運動、即ち移動に対する摩擦を増大させ、その結果、低
い水圧において洗浄弁が開いた状態に保持される恐れが
あった。洗浄弁に使用される別のタイプの補給リング
が、これもSloan Valve Company に所有されている、米
国特許第5,332,192号及び米国特許第5,33
5,694号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、公衆便所で見うけられるタイプの洗
浄弁に関し、特に、洗浄弁の作動サイクルの終了部分時
における振動を減衰させる補給リングの改善に関する。
【0004】本発明の他の目的は、洗浄弁のダイアフラ
ムアセンブリの閉止運動(移動)の際に柔軟な摩擦抵抗
をもたらしてダイアフラムアセンブリの振動を減衰させ
る、上述の用途の補給リングを提供することである。
【0005】本発明の別の目的は、洗浄弁の作動時にお
ける間の流量調節を大幅に改善する、上述の用途の改善
された補給リングを提供することである。
【0006】本発明の別の目的は、補給リングがその中
で移動する孔の寸法公差の範囲にわたって上記洗浄弁を
通る流量を調節することのできる、上述の用途の補給リ
ングを提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、補給リングが移動す
る通路の直径の小さな変動に関係無く、補給リングの移
動に対して一定の摩擦力を付与する不連続な又は分割さ
れた外側壁を有する、上述のタイプの補給リングを提供
することである。
【0008】本発明の別の目的は、補給リングの各セグ
メントの間に窓が設けられており、これらの窓の幅によ
り洗浄弁を通る流量(ガロン/分)を調節し、また、上
記窓の高さにより補給リングを通る水の流れの継続時間
を調節するように構成された、上述の用途の補給リング
を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、周応力(周方向応
力)を除去して、補給リングが洗浄弁の通路を通って移
動する際に、補給リングの各セグメントの曲げ又は撓み
を許容するように構成された、上述のような補給リング
を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、補給リングと上記孔
との間の接触応力を減少させ、これにより、製品寿命の
間の洗浄弁の作動性能を一定にするように構成された、
上述のような補給リングを提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、補給リングの外周と
洗浄弁通路の孔との間の潤滑を行うように構成された、
上述のような補給リングを提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、洗浄弁が閉じる際
に、上記孔の中における補給リングの流体力学的なセン
タリング(中心決め)を行うように構成された、上述の
用途の補給リングを提供することである。
【0013】他の目的は、以下の記載、図面及び請求の
範囲から明らかとなろう。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、図面に図解的に示され
ている。
【0015】上述した米国特許に詳細に説明されている
ように、過去においては、補給リング(リフィル リン
グ)の構造及び設計に焦点を絞って、洗浄弁の性能を改
善しようとする種々の試みが行われてきた。補給リング
は、洗浄弁の作動サイクルの終了部分時において通過す
る水の流量を調節する。従来の洗浄弁の設計及び補給リ
ングに一貫して伴ってきた問題点は、洗浄弁を通る水の
流量の急激な変化によって騒音が発生することである。
この騒音は、ダイアフラムアセンブリの自由振動によっ
て少なくとも部分的に発生する。この問題を解決するた
めの従来の試みは、ダイアフラムアセンブリに質量を付
加してその振動を減衰させることであった。本発明は、
補給リングの運動、即ち移動に抵抗し、従って、ダイア
フラムアセンブリの振動に抵抗する摩擦力を加えること
によって、騒音及びダイアフラムの振動に関する上記問
題を解消する。補給リングは更に、複数の流れ窓を提供
し、これら流れ窓の寸法及び形状は、洗浄弁が大便器に
使用されるかあるいは小便器に使用されるかに応じて変
えることができ、上記窓は、そのサイクルの終了部分
(閉止部分)時における洗浄弁を通る流量、並びに、そ
のような流量の継続時間の両方を調節する。
【0016】図面には、洗浄弁本体が、参照符号10で
その全体が示されており、この洗浄弁本体は、入口12
と出口14とを備えている。ダイアフラムアセンブリ
は、参照符号16でその全体が示されており、このダイ
アフラムアセンブリは、可撓性のダイアフラム18を備
えている。この可撓性のダイアフラム18の周縁部は、
内側カバー20と洗浄弁本体10に形成された肩部22
との間に挟まれている。ガイド部材24が、上記ダイア
フラムに取り付けられていて、洗浄弁のバレル(筒状
部)26の中を伸長している。上記バレルは、上記入口
と出口との間に通路を形成している。上記バレルの頂部
には座(シート)28が設けられており、この座の上、
即ちシート上でダイアフラムアセンブリが閉じる。
【0017】上記ダイアフラムには中央開口30が設け
られており、この中央開口の中には、リリーフ弁すなわ
ち逃し弁32が設けられている。参照符号34で示され
る上記リリーフ弁の下方端は、プランジャ36によって
接触又は係合されるように位置決めされている。当業界
で周知のように、上記プランジャ36は、ハンドル38
を動かすことよって作動される。ダイアフラムの上方に
は圧力チャンバ31が設けられており、この圧力チャン
バは、該圧力チャンバがリリーフ弁32によって圧抜き
(ベント)されるまでは、上記ダイアフラムをその座の
上に保持するように機能する。上方及び下方のプラスチ
ック製の外側リング40、41が設けられており、これ
ら上部及び下部の外側リングは、水を濾過する機能(フ
ィルタリング機能)と、圧抜きされた後の上記圧力チャ
ンバを充填するための圧力チャンバに対するバイパスを
形成する機能との二重の機能を果たす。洗浄弁の説明及
び機能は、Sloan Valve Company の上述の米国特許に十
分に記載されており、これら米国特許は参考として本明
細書に組み込まれている。
【0018】作動中の洗浄弁を通って流れる水の体積を
決定することのできる上記ダイアフラムの移動工程、即
ちストロークは、リリーフ弁の下方端34及びプランジ
ャ36の相対的な位置によって固定される。ハンドル3
8を動かすことにより生ずるプランジャの移動、即ち変
位により、上記リリーフ弁は、その座から離れて、上記
ダイアフラムの上方のチャンバ31の中の圧力を逃が
す。上記ダイアフラムは、リリーフ弁の下方端34がプ
ランジャ36に係合しなくなるように、十分な距離だけ
上方へ移動する。その後、上記リリーフ弁は、図1に示
す鉛直方向閉位置に復帰し、ダイアフラムの上向きのス
トロークが完了することになる。次に、上記ダイアフラ
ムは、図1に示す閉位置に向かって下方へ移動し始め
る。
【0019】上記ダイアフラムのストロークは、水が流
れる継続時間を決定するが、ダイアフラムは通常ゴムか
ら形成されているので、該ダイアフラムを過度に引っ張
ることは望ましくない。この理由から、上記ダイアフラ
ムのストロークを制限することが好ましいが、弁の作動
について一回のフラッシュ(洗浄)当たりの容量に関し
て現在施行されている政府の種々の規格を満たすよう
に、合理的に厳格な制限内で流量を調節することができ
るようにすることが望ましい。また、洗浄弁の作動サイ
クルの終了部分、即ち閉止部分時において許容できない
騒音を発生するダイアフラムの振動を制限することも望
ましい。洗浄弁が作動している間の騒音のレベルを低減
することに加えて、本発明は、特に、便器のボウルが水
で部分的に満たされている補給部分として一般に知られ
ている洗浄弁の作動サイクルの終了部分の間に洗浄弁を
通る流量のより正確な制御を提供する。本発明の補給リ
ングは、また、バレル26が、いずれかの機械加工され
た部品に固有の寸法公差に起因して狭い範囲の直径を有
している場合であっても、洗浄弁の作動サイクル時にお
いて一定の確実な流量を提供するように、特に設計され
ている。
【0020】補給リングは、参照符号42で示されてお
り、この補給リングは、概ねU字形状の断面を有してい
る。補給リングは、適宜なプラスチックから形成される
のが好ましい。内側壁44が設けられており、この内側
壁は、ガイド部材24の外側の表面に接していて、内方
に向けられた肩部46によって上記外側の面上の適所に
保持されている。補給リング42は、複数の円弧状部分
すなわちセグメント50として形成されている不連続な
外側壁48を有している。各々のセグメントの間には窓
52が設けられている。窓52の深さすなわち高さは、
補給リングがその完全に閉じた位置すなわち全閉位置へ
移動した際に水が流れる継続時間を決定し、水は、ダイ
アフラムがその全閉位置へ移動した際に、上記継続時間
まで上記窓を通って流れる。各々の窓52の幅は、洗浄
弁の作動サイクルの補給部分(リフィル部分)時におけ
る流量を決定する。上記窓の高さ及び幅は、洗浄弁が大
便器に使用されるか又は小便器に使用されるかによって
異なる。補給リング42は、参照符号47で示すよう
に、ダイアフラムの下面に侵入又は埋め込まれるように
されていて、可撓性を有するバネ状のセグメント50の
長さを増大させている。
【0021】上記複数の壁部分すなわちセグメント50
は、図5に示すそれらの変形していない状態において
は、バレル26の内径よりも若干大きな外径を有してお
り、最終的には、弁アセンブリがその全閉位置へ移動す
る際に、補給リング運動の従って弁アセンブリの運動に
対する柔軟な(yielding)摩擦抵抗を生じさせる。上記
セグメント50は、内方に撓んで片持ちバネとして機能
することになる。セグメント50の外側壁とバレル26
の内側壁との間の実際の摩擦支持面は、参照符号54で
示す領域であり、この限定された領域は、ダイアフラム
アセンブリがその全閉位置へ移動する際に、ダイアフラ
ムの振動を減衰させるために必要な摩擦荷重を与える。
摩擦領域54は、上記バレルの孔と上記補給ヘッドとの
間の接触応力を減少させ、製品寿命の間の一定の性能を
確保するように貢献する。
【0022】片持ちバネ式のセグメント50を用いるこ
との特に優れた利点は、そのようなセグメントは、バレ
ルの孔の製作公差を許容し、また、洗浄弁の全作動サイ
クルの間に洗浄弁を通る流量(ガロン/分)の精度を改
善するということである。
【0023】セグメント50の各々のコーナー部には、
セグメントから外方に伸長する小さいビード56が設け
られており、該ビードは、部分的な突起である。各々の
セグメント50の最大撓みは、それぞれのセグメントの
コーナー部で生ずることになる。従って、それぞれのコ
ーナー部は、最初に撓んでそして各々のセグメントの最
大撓みを生じた時に、付加的な摩擦荷重を与えることに
なる。上記ビード56によって付加的な、即ち追加の摩
擦抵抗が加えられることにより、補給リングの運動に対
して一定の荷重又は抵抗が与えられ、従って、この場合
にも、ダイアフラムアセンブリの開閉動作の際に補給リ
ングが移動する時に、補給リングが移動する孔の寸法公
差を許容することになる。各々のセグメント50の外側
面には、内方を向いて軸方向に伸長している複数の溝6
0が設けられており、これら溝は、洗浄弁が移動する際
に、補給リングの外周部分とバレル26の孔との間に潤
滑作用を生じさせる手段を提供する。この構成も、この
タイプの総ての最終製品に存在する製作公差に関係無
く、洗浄弁が一定の作動従って一定の性能を呈すること
に係わる。また、上記溝60は、補給リングがその閉位
置へ移動する際に、上記補給リングを上記孔の中で流体
力学的にセンタリングすなわち中心決めする機能を提供
する。
【0024】上述のように、不連続な外側壁を備えてお
り、該外側壁が、片持ちバネとして機能する複数の可撓
性の部分すなわちセグメントを有しており、各セグメン
トの間の窓が、洗浄弁の作動サイクルの終了部分(閉止
部分)の間に洗浄弁を通過する水の流量のプロファイル
を調節するように構成された、補給リングを用いること
には、種々の利点が存在する。補給リングの特定の設
計、構造及び形態が、製品寿命の間の一定の性能、孔の
直径の寸法公差の変動に関係のない一定の荷重、並び
に、洗浄弁を通る流量プロファイルの調節を行うことに
なる。各セグメントの間の窓の寸法及び形状は、補給リ
ングが大便器用洗浄弁に使用されるか又は小便器用洗浄
弁に使用されるかによって、変えることができる。
【0025】本発明の好ましい形態を上に説明し且つ図
示したが、そのような形態の変更例、代替例及び変形例
が多数存在することを理解する必要がある。
【0026】独占的な財産権又は独占権を主張する本発
明の実施例は、請求の範囲に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】上述のタイプの洗浄弁を軸方向において切断し
た部分断面図であって、本発明の改善された補給リング
を示している。
【図2】上記補給リングを拡大して示す側面図である。
【図3】上記補給リングの底面図である。
【図4】図3の線4−4に沿って取った断面図である。
【図5】上記補給リングとダイアフラムとの間の関係を
示す部分断面図である。
【図6】上記補給リングの各々のセグメントのコーナー
部を示す拡大側面図である。
【図7】上記補給リングの周縁溝を拡大して示す部分底
面図である。
【符号の説明】
10 洗浄弁本体 12 入口 14 出口 16 弁アセンブリ 18 ダイアフラム 26 バレル(筒状部) 28 弁座 42 補給リング 44 内側壁 48 外側壁 50 外側壁のセグメント 52 窓

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口及び出口を有する本体と、前記入口
    及び出口を接続する通路と、該通路の一端部に設けられ
    る弁座と、前記通路を通る水の流量を調節すると共に前
    記弁座上で閉じるように位置決めされたダイアフラムを
    含む前記本体内における弁アセンブリと、前記ダイアフ
    ラムの下面に取り付けられていると共に前記通路の中に
    位置決めされているガイド部材と、該ガイド部材の外面
    に取り付けられていて前記通路に通じるように位置決め
    された補給リングとを備える洗浄弁において、 前記補給リングは、前記通路に向かって伸長する複数の
    隔置された壁セグメントを含む不連続な外側壁を有して
    おり、前記複数のセグメントは、前記弁アセンブリの前
    記通路に対する相対的な移動に対して摩擦抵抗を付与
    し、これにより、当該洗浄弁の作動サイクルの終了部分
    における、前記弁アセンブリの振動を減衰させるように
    構成されたこと、を特徴とする洗浄弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の洗浄弁において、前記
    補給リングは、前記不連続な外側壁に接合されると共に
    該外側壁から隔置されている内側壁を有しており、前記
    弁アセンブリの前記通路に対する相対的な移動に対して
    摩擦抵抗を付与する片持ちバネとして前記外側壁のセグ
    メントが機能するように前記外側壁が可撓性を有するこ
    と、を特徴とする洗浄弁。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の洗浄弁において、前記
    不連続な外側壁は、前記壁セグメントの間に窓を有して
    おり、該窓の幅は、前記弁アセンブリが閉位置へ移動す
    る際に前記洗浄弁の通路を通る流量を決定するように構
    成されたこと、を特徴とする洗浄弁。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の洗浄弁において、前記
    窓の高さは、前記弁アセンブリが閉位置へ移動する際に
    前記洗浄弁の通路を通る流れの継続時間を決定するよう
    に構成されたこと、を特徴とする洗浄弁。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の洗浄弁において、窓に
    隣接するコーナー部に位置する各々の壁セグメントは、
    前記通路に接触するように外方に伸長する部分的な突起
    を有しており、これにより、前記壁セグメントは、それ
    ぞれの壁セグメントのコーナー部において最大撓みを有
    するように構成されたこと、を特徴とする洗浄弁。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の洗浄弁において、前記
    外側壁のセグメントは、その外側面において軸方向に伸
    長する複数の溝を含んでいること、を特徴とする洗浄
    弁。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の洗浄弁において、前記
    補給リングは、前記ダイアフラムの下面に侵入するよう
    に構成されたこと、を特徴とする洗浄弁。
  8. 【請求項8】 水の通路を有するダイアフラム型のトイ
    レット装置用洗浄弁に使用される補給リングであって、
    当該補給リングは、洗浄弁の作動サイクル時において前
    記水の通路に対して相対的に移動するようになされてお
    り、当該補給リングは、不連続な外側壁を有しており、
    該外側壁は、前記洗浄弁の通路に向かって伸長する複数
    の隔置された壁セグメントを有しており、これら壁セグ
    メントは、前記通路に対して相対的な前記補給リングの
    移動に対し摩擦抵抗を付与し、これにより、前記洗浄弁
    の作動サイクルの終了部分の際の当該補給リングの移動
    の振動を減衰させるように構成されたこと、を特徴とす
    る補給リング。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の補給リングにおいて、
    前記不連続な外側壁に接合されていると共に該外側壁か
    ら隔置されている内側壁を備えており、前記通路に対す
    る相対的な補給リングの移動に対して摩擦抵抗を付与す
    る片持ちバネとして該外側壁のセグメントが機能するよ
    うに前記外側壁が可撓性を有すること、を特徴とする補
    給リング。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の補給リングにおい
    て、前記不連続な外側壁は、前記壁セグメントの間に窓
    を有しており、該窓の幅は、当該補給リングが洗浄弁の
    作動時において閉位置へ移動する際に、前記洗浄弁を通
    る流量を決定するように構成されたこと、を特徴とする
    補給リング。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の補給リングにおい
    て、前記窓の高さは、当該補給リングが前記洗浄弁の作
    動サイクルの終了部分時における閉位置へ移動する際
    に、当該補給リングを通る水の流れの継続時間を決定す
    るように構成されたこと、を特徴とする補給リング。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の補給リングにおい
    て、各壁セグメントは、窓に隣接するコーナー部におい
    て、前記通路に接触するように外方に伸長する部分的な
    突起を有しており、これにより、前記壁セグメントは、
    該セグメントのコーナー部において最大撓みを有するよ
    うに構成されたこと、を特徴とする補給リング。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の補給リングにおい
    て、前記外側壁のセグメントは、その外側面で軸方向に
    伸長する複数の溝を有していること、を特徴とする補給
    リング。
JP29101498A 1997-10-14 1998-10-13 洗浄弁及び洗浄弁用補給リング Expired - Fee Related JP3306803B2 (ja)

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US08/949513 1997-10-14
US08/949,513 US5865420A (en) 1997-10-14 1997-10-14 Flush valve refill ring

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