JPH112087A - 地盤中への管挿入時に於ける止水方法 - Google Patents

地盤中への管挿入時に於ける止水方法

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JPH112087A
JPH112087A JP15553897A JP15553897A JPH112087A JP H112087 A JPH112087 A JP H112087A JP 15553897 A JP15553897 A JP 15553897A JP 15553897 A JP15553897 A JP 15553897A JP H112087 A JPH112087 A JP H112087A
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JP
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water
freezing
pipe
ground
jig
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JP15553897A
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Masaru Hatae
勝 波多江
Katsuhiko Sakaguchi
雄彦 坂口
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Kumagai Gumi Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開削孔から地盤中へ管を挿入する場合に、地
下水が開削孔へ湧水するのを簡易、且つ、確実に防止す
る。 【解決手段】 山留壁12の一部を切除し、更にその奥
の地盤13を水平方向に所定深さだけ手掘して先掘部1
4を形成する。そして、該先掘部14に凍結治具21を
設置する。該凍結治具21の2つ割円環状鋼板から成る
凍結板22,22には凍結管23と吸水性膨張材24a
とが配設されるとともに、凍結板22の先端は該凍結管
23及び吸水性膨張材24aよりも地盤奥方向へ突出
し、先端縁に他の吸水性膨張材24bが配設されてい
る。また、下方の凍結板22の下側部には排水管26が
配管され、その先端が前記凍結管23及び吸水性膨張材
24aと前記他の吸水性膨張材24bとの間隙部25に
位置している。そして、該排水管26を湧水の逃げ道と
しつつ、凍結管23に液体窒素を導入して凍結治具21
周辺に凍結領域Rを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開削孔から管を
地盤中へ挿入する時に管発進部から湧水しないように止
水する方法に関するものであり、特に、パイプルーフ工
法等に於ける管挿入時に適用される止水方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パイプ
ルーフ工法は、比較的土被りが小さく、上方に既存構造
物の基礎等がある場合に用いられるトンネル掘削工法で
ある。この工法は図6及び図7に示すように、掘削領域
Pの上部に沿って屋根を作るように、開削立坑1から水
平にパイプルーフ鋼管2,2…を挿入して地山の崩れを
防止した後、前記掘削領域Pを掘削するものである。
【0003】斯かるパイプルーフ工法の如く、開削孔か
ら管を地盤中へ挿入する場合、地下水位Lが高いような
ときは、地下水が管の外周や継手部分を伝って開削孔の
管発進部から湧水が発生する可能性がある。そのため、
従来から薬液やグラウト注入又は凍土形成等の地盤改良
による止水対策が講じられている。しかし、このような
地盤改良措置はかなり広範囲に行う必要があり、工事の
遅延や費用の増大を招いている。また、泥岩層や軟岩層
の地盤に対しては効果があまり期待できない。
【0004】そこで、地盤中への管挿入時に於ける簡
易、且つ、確実な止水方法を提供するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解
決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、凍結板に凍結管と吸
水性膨張材とを配設し、且つ、凍結板の先端を該凍結管
及び吸水性膨張材よりも突出させて、該凍結板の先端縁
に他の吸水性膨張材を配設することにより凍結治具を形
成し、この凍結治具を開削孔から地盤中へ挿入する管の
発進部に、その先端を地盤奥へ向けて設置し、且つ、排
水管の取水口を前記凍結管及び吸水性膨張材と前記他の
吸水性膨張材との間に位置させて、該排水管を湧水の逃
げ路にしつつ前記凍結管に凍結剤を導入して、凍結治具
周辺に凍結領域を形成する地盤中への管挿入時に於ける
止水方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図5に従って詳述する。図1に於いて11は開削孔
であり、12はその山留壁である。パイプルーフ工法に
於いては、先ずこの山留壁12の一部を切除し、更に、
その奥(紙面右)の地盤13を水平方向に所定深さ(1
〜2m程度)だけ手掘することにより先掘部14を形成
する。そして、該先掘部14の切羽に掘削機15を装填
する。
【0007】また、前記山留壁12の表面には前記先掘
部14の入口に沿って鋼製型枠16を設置する。該鋼製
型枠16の中央には前記先掘部14と連通するように孔
部17が開穿されており、更に、該孔部17の内周縁に
沿ってスポンジ18が配設されている。その後、該鋼製
型枠16内にモルタル19を充填する。斯くして、パイ
プルーフ鋼管発進部20が形成される。
【0008】尚、前記モルタル19はスポンジ18内に
も浸み込んで硬化し、パイプルーフ掘進中に切羽へ送ら
れる泥水や掘進終了後に注入されるグラウト剤が開削孔
11内へ漏出しないようにする栓としての役割を果た
す。しかし、粘性の低い地下水に対する止水効果は期待
できない。
【0009】そこで、前記パイプルーフ鋼管発進部20
に凍結治具21を設置する。ここではパイプルーフ鋼管
発進部20に於ける先掘部14内に設置することとする
が、前記スポンジ18の位置に該スポンジ18に代えて
設置することとしても良い。
【0010】図2に示す如く、凍結治具21は半割円環
状の鋼板から成る2枚の凍結板22,22を対向させた
2つ割り円環状に形成されており、各凍結板22の外周
面手前寄り部分(図中左手前)に葛折り状の凍結管23
が配管され、更に、該凍結管23上に2列の吸水性膨張
材24a,24aが被装されている。また、凍結板22
の先端縁(図中右奥)には他の吸水性膨張材24bが被
装され、該他の吸水性膨張材24bと前記凍結管23及
び吸水性膨張材24a,24aとの間には一定の間隙部
25が設けられている。そして、下方の凍結板22の下
側部に配管された左右2本の排水管26,26の先端
(取水口26a)が、丁度前記間隙部25に位置してい
る。
【0011】ここで、前記吸水性膨張材24a,24
a,24bは高分子材料を繊維状に編み込んで形成した
ものであり、紙おむつに類似しているがそれよりも強度
が高く、吸水性に富み膨張率も大きい。また、排水管2
6については湧水量に応じてその管径や本数を調節す
る。
【0012】前記凍結管23の往路23a及び復路23
b並びに前記排水管26は、共に凍結板22から手前方
向へ引き出され、図1に示した如く、先掘部14から開
削孔11へ延出して上方へ折曲し、地上へ配管されてい
る。図3に示す如く、地上へ至った凍結管23の往路2
3aは断熱配管27に接続している。該断熱配管27に
は電磁弁28が介装されるとともに、その基端は液体窒
素ボンベ29に接続している。一方、該凍結管23の復
路23bの先端は地上で開放されている。また、前記排
水管26の出口端部付近にはバルブ30が介装されてい
る。
【0013】而して、地下水位Lが高い場合には、前記
先掘部14から地下水が開削孔11へ向けて流出してく
る。この地下水を前記吸水性膨張材24a,24a,2
4bが吸収して膨張し、凍結治具21と先掘部14との
隙間に該吸水性膨張材24a,24a,24bが隅々ま
で行き亘るようになる。これによって該吸水性膨張材2
4a,24a,24bを配設した部分からの漏水は殆ど
なくなり、前記バルブ30を開口しておくと、排水管2
6,26に主な流れが集中する。
【0014】そして、前記電磁弁28を開口して、液体
窒素ボンベ29から液体窒素を凍結管23へ導入すれ
ば、排水管26,26の管内以外はほぼ静水状態になっ
ているので、急速に凍結治具21の周辺が凍結されてい
く。凍結管23を通過した液体窒素はその復路23bの
先端開放部から大気中へ気化放出される。従って、開削
孔11内の窒素濃度が異常に高くなることはない。
【0015】ところで、凍結治具21に先端縁の吸水性
膨張材24bが無く、手前側の吸水性膨張材24a,2
4aだけが設けられていたとすると、地下水圧が低いと
きは問題ないが、地下水圧が高いときは該吸水性膨張材
24a,24aを配設した部分等から漏水して、水が流
れをもつようになるので、いくら液体窒素を投入しても
之を凍結させるのは困難である。
【0016】これに対して、本発明では直接凍結管23
に接触している吸水性膨張材24a,24aとは別に、
その奥方向にも間隙部25を介して他の吸水性膨張材2
4bを設けてあるので、地盤の奥から先掘部14へ流れ
込んで来た地下水は先ず該他の吸水性膨張材24bによ
って減圧・減水された後に、前記間隙部25を通過して
前記吸水性膨張材24a,24aへ至ることになる。し
かも、間隙部25には流水の逃げ路となる排水管26,
26の取水口26aが位置しているので、殆どが該排水
管26,26内へ流れ込んで吸水性膨張材24a,24
aの部分ではほぼ静水状態が保たれる。
【0017】即ち、本発明では凍結管23及び吸水性膨
張材24a,24aから成る凍結止水ゾーンZの奥に他
の吸水性膨張材24bから成る減圧・減水ゾーンZ′を
設けることにより、地下水圧が直接凍結止水ゾーンZに
作用しないように構成したものである。(発明者が吸水
性膨張材(商品名ベルオアシス)を用いて減圧・減水実
験をした結果、内部水圧1.0kgf /cm2 までの耐久性
及び3〜4割の漏水減少を確認した。また、そのときの
透水係数は約2.5×10-1cm/s であった。) 斯くして、凍結止水ゾーンZに於いては極めて簡単に氷
が生成され、且つ、急速に成長する。そして、凍結治具
21の周辺に凍結領域Rが形成されてパイプルーフ鋼管
発進部20に於ける地下水の流路を閉塞し、地下水は排
水管26,26からしか流出することができなくなる。
【0018】この凍結領域Rが充分に成熟したときは前
記バルブ30を閉じる。これにより排水管26,26に
よる逃げ路が絶たれ、全地下水圧が凍結領域Rに作用す
ることとなるが、もはや該凍結領域Rを突き破ることは
できない。斯くして、パイプルーフ鋼管発進部20が完
全に止水される。尚、地下水圧が極めて高いときは前記
他の吸水性膨張材24bを複数個並設する等して、減圧
・減水ゾーンZ′を多段構成にするとよい。
【0019】凍結治具21の近傍には温度センサ31を
設置して、その検出値をコントローラ32へ出力する。
該コントローラ32には冷却温度目標値が設定されてお
り、前記検出値がこの目標値に達したときは、該コント
ローラ32にて電磁弁28を閉止して液体窒素の投入を
停止する。その後、前記検出値が目標値よりも高温にな
ったときは、再び電磁弁28を開口して液体窒素を再投
入する。これにより必要最小限の液体窒素で凍結領域R
を維持することができる。
【0020】尚、前記凍結領域Rは水が凍る程度の温度
であれば良く、比較的軟らかな凍結状態でも余程水圧が
大きくない限り充分な止水機能を有する。従って、前記
冷却温度目標値を極低温に設定する必要はなく、液体窒
素を節約することができる。また、前記掘削機15を傷
めるおそれもない。
【0021】そして、図1に示した如く、先掘部14に
パイプルーフ鋼管33を挿入して、その先端を掘削機1
5に連結する。このとき、該パイプルーフ鋼管33は2
つ割り円環状の凍結板22,22の内腔に貫挿される。
然る後に、掘削機15を駆動して掘進を開始する。パイ
プルーフ鋼管33の後方には掘進ジャッキ(図示せず)
を設け、掘進の反力をとる。これにより、掘削機15と
共にパイプルーフ鋼管33が地盤13の水平奥方向へ押
し込まれていく。
【0022】而して、前述した凍結止水措置は、地盤1
3中へ挿入される各パイプルーフ鋼管33毎に行う。そ
して、図4に示す如く、多数本のパイプルーフ鋼管3
3,33…を並設してパイプルーフ34を形成すれば、
前記パイプルーフ鋼管発進部20に於けるパイプルーフ
34の上下両側に凍結領域Rが周設されることになる。
【0023】同図に於いて、33aは一番初めに挿入さ
れるパイプルーフ鋼管であり、該パイプルーフ鋼管33
aの左右両外側面には管軸方向(紙面に対して垂直方
向)に雌継手35,35が突設されている。一方、その
他のパイプルーフ鋼管33は左右何れか一側に雌継手3
5が突設され、その反対側には雄継手36が突設されて
いる。これら雌継手35及び雄継手36は前記一対の凍
結板22,22の両側端縁間の間隙37を介して外方へ
突出することになる。そして、前記パイプルーフ鋼管3
3aを中心にして左右に順次一本づつ、先行して設置さ
れた隣のパイプルーフ鋼管33(33a)の雌継手35
に新しく設置するパイプルーフ鋼管33の雄継手36を
嵌合させつつ挿入していく。
【0024】また、前記雌継手35内には予め発泡スチ
ロール38を詰めておく。これは、パイプルーフ鋼管3
3を地盤13中に挿入する際にその雌継手35内に土砂
が侵入すると、次に挿入するパイプルーフ鋼管33の雄
継手36を前記雌継手35に嵌合するのが困難になるの
で、そのような事態を防止するためである。そして、雄
継手36は前記発泡スチロール38を破砕しながら雌継
手35に嵌合していく。
【0025】このような雌継手35と雄継手36とによ
る継手構造には止水機能が殆どない。そこで、この継手
部分に別の凍結治具39を設置すれば、この継手部分も
凍結の発生源になるので、パイプルーフ34全体を完全
に止水することができる。
【0026】図5はその凍結治具39を示し、幅狭薄肉
の鋼製平板から成る凍結板40の一側面にU字型凍結管
41を配管するとともに、該U字型凍結管41上に吸水
性膨張材42aを被装し、更に、凍結板40の先端縁に
は他の吸水性膨張材42bを被装してある。図4に示し
た如く、この凍結治具39は雄継手36の各片間に挿入
設置される。また、雌継手35内の一隅に排水管43を
配管してある。そして、前記凍結治具21と同様に、排
水管43を湧水の逃げ路にしつつU字型凍結管41に液
体窒素を導入して継手部分を凍結する。
【0027】尚、前記パイプルーフ鋼管33が地盤13
の向こう側の開削孔に到達した時は、その到達部につい
ても前記凍結治具21及び排水管26並びに凍結治具3
9及び排水管43を設置して凍結領域を形成すると良
い。これにより該到達側の開削孔への湧水も防止するこ
とができる。
【0028】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができる。例えば、凍結
剤として液体窒素ではなくブラインを使用しても良い。
(その場合は凍結管を閉回路にして、投入したブライン
を回収冷却して再循環させる。)また、パイプルーフ工
法のみならず、地盤中に管状のものを挿入するあらゆる
工法(シールド、鋼管止水壁等)にも適用することがで
きる。特に、MFシールドカモメ部等のように形状が複
雑であっても、吸水性膨張材が水分を吸収すれば、その
複雑な形状の隅々まで膨張して行き亘るようになるの
で、適応性が極めて高い。そして、本発明がそれらのも
のに及ぶことは当然である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、凍結管
及び吸水性膨張材から成る凍結止水ゾーンの奥に他の吸
水性膨張材から成る減圧・減水ゾーンを設けることによ
り、地下水圧が直接凍結止水ゾーンに作用しないように
構成されている。また、凍結止水ゾーンと減圧・減水ゾ
ーンとの間に排水管の取水口を位置させて湧水を排水管
へ逃がすことにより、凍結止水ゾーンを静水状態に保つ
ことができる。これにより、地下水圧が大きい場合であ
っても凍結止水ゾーンに於いては極めて容易に氷が生成
され、且つ、急速に成長する。斯くして、管発進部に凍
結領域が形成され湧水を完全に止水することができる。
【0030】而して、本発明を従来の薬液やグラウト注
入等の手段と比較すれば、施工が極めて簡単であり、工
期短縮及び工費低減にも寄与することができる。また、
泥岩層や軟岩屑等に対しても極めて有効である。更に、
吸水性膨張材が水分を含んで膨張し、隅々まで行き亘る
こととなるので、管形状がいかに複雑であっても充分に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、パイプルーフ鋼管
発進部周辺の側面断面図。
【図2】図1に於ける凍結治具及び排水管の斜視図。
【図3】図1に於けるパイプルーフ鋼管発進部と地上設
備との側面解説図。
【図4】図1に於けるパイプルーフ鋼管発進部を切断面
としたパイプルーフ及びその周辺地盤の正面断面図。
【図5】図4に於ける継手部分に設置する凍結治具の平
面図。
【図6】パイプルーフ工法の解説図であり、パイプルー
フ鋼管を挿入後、掘削領域を掘削する前の側面断面解説
図。
【図7】図6に於いて、掘削領域を掘削後の正面断面解
説図。
【符号の説明】
11 開削孔 13 地盤 14 先掘部 15 掘削機 20 パイプルーフ鋼管発進部 21 凍結治具 22 凍結板 23 凍結管 24a 吸水性膨張材 24b 他の吸水性膨張材 25 間隙部 26 排水管 26a 取水口 28 液体窒素ボンベ 33 パイプルーフ鋼管 34 パイプルーフ R 凍結領域 Z 凍結止水ゾーン Z′ 減圧・減水ゾーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凍結板に凍結管と吸水性膨張材とを配設
    し、且つ、凍結板の先端を該凍結管及び吸水性膨張材よ
    りも突出させて、該凍結板の先端縁に他の吸水性膨張材
    を配設することにより凍結治具を形成し、この凍結治具
    を開削孔から地盤中へ挿入する管の発進部に、その先端
    を地盤奥へ向けて設置し、且つ、排水管の取水口を前記
    凍結管及び吸水性膨張材と前記他の吸水性膨張材との間
    に位置させて、該排水管を湧水の逃げ路にしつつ前記凍
    結管に凍結剤を導入して、凍結治具周辺に凍結領域を形
    成することを特徴とする地盤中への管挿入時に於ける止
    水方法。
JP15553897A 1997-06-12 1997-06-12 地盤中への管挿入時に於ける止水方法 Withdrawn JPH112087A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247235A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Kajima Corp 凍結止水装置および凍結止水方法
JP2017166210A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 ケミカルグラウト株式会社 凍結工法
JP2017166211A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 ケミカルグラウト株式会社 凍結工法

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JP2007247235A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Kajima Corp 凍結止水装置および凍結止水方法
JP2017166210A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 ケミカルグラウト株式会社 凍結工法
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