JPH1120821A - 角型容器の開封構造 - Google Patents

角型容器の開封構造

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JPH1120821A
JPH1120821A JP17699397A JP17699397A JPH1120821A JP H1120821 A JPH1120821 A JP H1120821A JP 17699397 A JP17699397 A JP 17699397A JP 17699397 A JP17699397 A JP 17699397A JP H1120821 A JPH1120821 A JP H1120821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face sheet
plate
front plate
rectangular container
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP17699397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehisa Tokita
秀久 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙管の貼り合わせ部分からの開封を可能とした
開封口の大きい角型容器の開封構造を提供すること。 【解決手段】第1前面板11、天面板12、後面板13、底面
板14および第2前面板15がそれぞれ連設され、第2前面
板の底面板と接しない方の先端部は貼り合わせ部20とな
り、第1前面板の天面板と接しない方の先端部裏面と重
なり貼着された角型の胴部16と、この胴部の両側面に嵌
め込まれた側面板18、18とから成る角型容器10におい
て、第1前面板とそれに連設する天面板の両側縁または
その近傍に、第1前面板から天面板に連続する引き裂き
開口線30を刻設すると共に、第1前面板と第2前面板の
貼り合わせ部の、引き裂き開口線より内側は疑似接着21
され、引き裂き開口線より外側は完全接着22されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙管や紙函等角型
容器の開封構造に関し、特には、開封口が大きく開く、
開封し易い開封構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、四角形の紙管の開封構造は、図3
に示すように、a)本体51と蓋体52が別部材で構成
され、本体の中筒53に蓋材が嵌合されており、蓋体を
本体から抜き取って開封する印籠型構造、ロ)角型容器
の周囲にジッパー54等を設け、そこから角型容器を本
体51と蓋体52に分離して開封する構造、ハ)角型容
器の本体51の開口部にプラスチック成形品等からなる
蓋体55が嵌合されており、この嵌合された蓋体55を
外して開封する構造、等があった。
【0003】しかし、これらの開封構造は、いずれも開
封口が狭く、中身が取り出しにくいという問題がある。
また、容器の大きさにより開封口の大きさが決定してし
まうため、収納物によって開封口の大きさを変える等の
細部の調整、変更が行い難いという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紙管や紙函
等の角型容器に関する以上のような問題点に着目してな
されたもので、紙管の貼り合わせ部分からの開封を可能
とした開封口の大きい角型容器の開封構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
第1前面板、天面板、後面板、底面板および第2前面板
がそれぞれ連設され、第2前面板の底面板と接しない方
の先端部は貼り合わせ部となり、第1前面板の天面板と
接しない方の先端部裏面と重なり貼着された角型の胴部
と、この胴部の両側面に嵌め込まれた側面板とから成る
角型容器において、第1前面板とそれに連設する天面板
の両側縁またはその近傍に、第1前面板から天面板に連
続する引き裂き開口線を刻設すると共に、第1前面板と
第2前面板の貼り合わせ部の、引き裂き開口線より内側
は疑似接着され、引き裂き開口線より外側は完全接着さ
れていることを特徴とする角型容器の開封構造である。
【0006】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記第1前面板の、第2前面板と疑似接着された部
分の、天面板と接しない方の先端に摘まみ片を設けた角
型容器の開封構造である。
【0007】また、第3の発明は、第1および第2の発
明において、前記引き裂き開口線がミシン目線で構成さ
れている角型容器の開封構造である。
【0008】また、第4の発明は、第1および第2の発
明において、前記引き裂き開口線が表側からの半切れ線
で構成されている角型容器の開封構造である。
【0009】上記のように本発明によれば、第1前面板
とそれに連設する天面板の両側縁またはその近傍に、第
1前面板から天面板に連続する引き裂き開口線を刻設す
ると共に、第1前面板と第2前面板の貼り合わせ部を、
引き裂き開口線より内側は疑似接着させ、引き裂き開口
線より外側は完全接着させているので、疑似接着されて
いる第1前面板の中央部を持って天面板側に引き上げれ
ば、第1前面板と天面板は、引き裂かれて第1前面板と
天面板の中央部は大きく開口する。
【0010】また、第1前面板の、第2前面板と疑似接
着された部分の、天面板と接しない方の先端に爪状の摘
まみ片を設けたので、容易に開封することができる。さ
らに、引き裂き開口線がミシン目線で構成されているの
で、ミシン目線に沿って容易に開封することができる。
引き裂き開口線を表側からの半切れ線で構成すると、密
封性を必要とする収納物の場合にも十分対応できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を詳細に
説明する。図1は本発明の角型容器の開封構造を示す説
明図、図2は角型容器を開封した状態を示す説明図であ
る。
【0012】角型容器10は、第1前面板11、天面板
12、後面板13、底面板14、第2前面板15がそれ
ぞれ連設され、第2前面板15の底面板と接しない方の
先端部は、貼り合わせ部20となって、第1前面板の天
面板と接しない方の先端部裏面と重なり貼着され角型の
胴部16を形成している。角型の胴部16の両側面は、
胴部とは別部材からなる側面板18、18が胴部16に
嵌め込まれ、熱溶着されている。また、第1前面板の、
中央部の天面板と接しない方の貼り合わせ部の先端に爪
状の摘まみ片17を設けておくと、第1前面板を開ける
際、便利である。ここで、貼着された第1前面板と第2
前面板を合わせた高さと後面板の高さは同寸法に、ま
た、天面板と底面板の長さは同寸法に設計されている。
【0013】第1前面板11と天面板12の両側縁また
はその近傍には、第1前面板から天面板にかけて連続す
る引き裂き開口線30が刻設されている。引き裂き開口
線30は、図示されたミシン目線のほか、収納物の種類
によっては表側からの半切れ線にしても良い。
【0014】引き裂き開口線30の内側に存在する貼り
合わせ部は、第1前面板と第2前面板の接着強度が弱く
設定してあり(疑似接着部分21と称する)、引き裂き
開口線30の外側に存在する貼り合わせ部は、第1前面
板と第2前面板の接着強度が強く設定してある(完全接
着部分22と称する)。このことにより、開封は容易に
行われ、見栄え良く開封することができる。
【0015】胴部16を構成する素材としては、食品等
収納物を直詰めする等角型容器に密封性を要求される場
合には、例えば、ポリエチレン/紙/ポリエチレン、ポ
リエチレン/紙/アルミニウム箔/ポリエチレン、ポリ
エチレン/紙/酸化珪素蒸着薄膜層を設けたポリエチレ
ンテレフタレートフィルム/ポリエチレン等公知の紙を
主体とした複合シートが使用できる。また、食品などの
収納物が個包装されている等角型容器に特別の密封性を
要求されない場合には、例えば、紙単体、紙/ポリエチ
レン等のシートが使用できる。
【0016】側面板18を構成する素材としては、例え
ば、ポリプロピレンのような熱可塑性プラスチックから
なる成形品、胴部と同構成の複合シートを圧縮成形した
もの等が使用できる。
【0017】容器の開封は次のように行う。すなわち、
角型容器10の両側を手で持ち固定させ、もう一方の手
で第1前面板の爪状の摘まみ片17を摘まみ、引き上げ
ると、第1前面板11の疑似接着部分21が容易に剥が
れると共に、第1前面板11と天面板12は、引き裂き
開口線30に沿って容易に引き裂かれ、大きな開封口が
表れる(図2参照)。貼り合わせ部20の両側の完全接
着部分22は、第2前面板に完全に接着しているので、
摘まみ片17を引き上げても剥がれることはない。
【0018】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、開封面を
紙管の側面にすることで、紙管を横置きにして陳列する
ことができ、ディスプレイ効果が上がる。また、開封面
を紙管の上部にする必要がないので、紙管の上部も底部
と同じように熱溶着して密封することができ、容器のバ
リア性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角型容器の開封構造の一実施例を示す
説明図である。
【図2】本発明の角型容器を開封した状態を示す説明図
である。
【図3】角型容器の開封構造の従来例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10‥‥角型容器 11‥‥第1前面板 12‥‥天面板 13‥‥後面板 14‥‥底面板 15‥‥第2前面板 16‥‥胴部 17‥‥摘まみ片 18‥‥側面板 20‥‥貼り合わせ部 21‥‥疑似接着部分 22‥‥完全接着部分 30‥‥引き裂き開口線、ミシン目線 51‥‥本体 52、55‥‥蓋体 53‥‥中筒 54‥‥ジッパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1前面板、天面板、後面板、底面板およ
    び第2前面板がそれぞれ連設され、第2前面板の底面板
    と接しない方の先端部は貼り合わせ部となり、第1前面
    板の天面板と接しない方の先端部裏面と重なり貼着され
    た角型の胴部と、この胴部の両側面に嵌め込まれた側面
    板とから成る角型容器において、 第1前面板とそれに連設する天面板の両側縁またはその
    近傍に、第1前面板から天面板に連続する引き裂き開口
    線を刻設すると共に、第1前面板と第2前面板の貼り合
    わせ部の、引き裂き開口線より内側は疑似接着され、引
    き裂き開口線より外側は完全接着されていることを特徴
    とする角型容器の開封構造。
  2. 【請求項2】前記第1前面板の、第2前面板と疑似接着
    された部分の、天面板と接しない方の先端に摘まみ片を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の角型容器の開封
    構造。
  3. 【請求項3】前記引き裂き開口線がミシン目線で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の角型
    容器の開封構造。
  4. 【請求項4】前記引き裂き開口線が表側からの半切れ線
    で構成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の角型容器の開封構造。
JP17699397A 1997-07-02 1997-07-02 角型容器の開封構造 Pending JPH1120821A (ja)

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JP17699397A JPH1120821A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 角型容器の開封構造

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JPH1120821A true JPH1120821A (ja) 1999-01-26

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JP17699397A Pending JPH1120821A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 角型容器の開封構造

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JP (1) JPH1120821A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019006433A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 大日本印刷株式会社 紙カートン及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019006433A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 大日本印刷株式会社 紙カートン及びその製造方法

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