JPH11207283A - 廃棄物処理場 - Google Patents

廃棄物処理場

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JPH11207283A
JPH11207283A JP10308804A JP30880498A JPH11207283A JP H11207283 A JPH11207283 A JP H11207283A JP 10308804 A JP10308804 A JP 10308804A JP 30880498 A JP30880498 A JP 30880498A JP H11207283 A JPH11207283 A JP H11207283A
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JP
Japan
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pipe
sheet
sheet member
waste
water
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JP10308804A
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Mamoru Amano
守 天野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物処理場の遮水用シートの補修を容易に
すること。 【解決手段】 廃棄物から出る汚水が外部に出ること
を防ぐ遮水用シート10が敷設された廃棄物処理場にお
いて、遮水用シート10が複数のシート部材20を結合
したものであり、補修用材料流し込み用パイプ23が各
シート部材20内に配設されていることである。更
に、補修用材料流し込み用パイプ23は、一端23aが
前記シート部材20の外部に露出し、他端23bが前記
シート部材20内にて開口していることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理場に関
し、特に底面に敷設された遮水用シートの維持管理が容
易な廃棄物処理場に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から産業廃棄物の投棄用廃棄物処理
場が造られている。この廃棄物処理場は山地等に大きな
窪みを造り、この窪みに産業廃棄物を投棄して覆土にて
被うものである。図7はこの廃棄物処理場の従来例を示
す。この場合、廃棄物処理場をして使用する窪み80を
形成する岩盤81の表面を被うように砂層82を形成
し、砂層82を被うようにフェルト層83を形成し、フ
ェルト層83を被うように遮水用合成樹脂製シート84
を形成し、シート84を被うようにフェルト層85を形
成している。更に、砂層86がフェルト層85の底部分
を被うように形成されている。更に、汚水汲み出し用ポ
ンプ91がフェルト層85上に配設されている。パイプ
92がポンプ91に接続され、後述する廃棄物93及び
覆土94を貫通している。廃棄物93は砂層86の上に
投棄されて積層されている。なお、廃棄物93は所定の
厚さまで積層される毎に図示しない覆土で被われ、この
覆土の上に更に廃棄物93が積層されている。最後に覆
土94が廃棄物93の表面を被うように配置されてい
る。このようにすると、シート84により廃棄物93か
ら出る汚水(油成分を含む。以下同様である。)が岩盤
81内に流出することを防ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
では、何らかの原因によりシート84に裂け目が生ずる
と、廃棄物93からでる汚水が前記シート84の裂け目
から岩盤81内に流出し、廃棄物処理場の周りにて環境
破壊が生ずるという欠点があった。したがって、本願発
明の目的は、上述の欠点をなくし、廃棄物処理場の遮水
用シートに裂け目が発生した場合において、速やかに前
記遮水用シートの裂け目の位置を特定でき、前記シート
の裂け目を塞ぐことができる廃棄物処理場を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の第1の発明の構成は、廃棄物から出る汚
水が外部に出ることを防ぐ遮水用シートが敷設された廃
棄物処理場において、遮水用シートが複数のシート部材
を結合したものであり、補修用材料流し込み用パイプが
各シート部材内に配設されていることである。上記第1
の発明の構成により、遮水用シートが複数のシート部材
を結合したものであるので、前記遮水用シートに裂け目
が生じた場合に、裂け目が生じたシート部材のみを補修
すれば、前記遮水用シートを補修することができる。更
に、裂け目が生じたシート部材内に配設されたパイプに
補修用材料を流し込むことにより該シート部材の裂け目
を容易に補修することができる。
【0005】更に、第2の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、補修用材料流し込み用パイプは、一
端が前記シート部材の外部に露出し、他端が前記シート
部材内にて開口していることである。上記第2の発明に
より、上記第1の発明による作用とともに、パイプの一
端がシート部材の外部に露出し、パイプの他端がシート
部材内にて開口しているので、パイプの一端から補修用
材料を流し込むと、パイプの他端から補修用材料がシー
ト部材内に流れ込んで固まる。このため、最も簡単な形
の補修用材料流し込み用パイプを形成することができ
る。
【0006】更に、第3の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、補修用材料流し込み用パイプは、第
1パイプ及び第2パイプからなり、前記第1パイプの一
端が前記シート部材の外部に露出し、前記第1パイプの
他端が前記シート部材内にて開口し、前記第2パイプの
一端が前記シート部材の外部に露出し、該第2パイプの
他端に該第2パイプ内のものを排出のみ可能で該排出方
向と逆方向の流れを防ぐ部材を配設したことである。上
記第3の発明の構成により、上述の第1の発明の作用と
ともに、第1パイプの一端から補修用材料を流し込むこ
とによりシート部材の裂け目を補修した場合に、更に、
該補修後のシート部材に再度裂け目が生じたときに、第
2パイプの一端から補修用材料を流し込むことにより該
再度の裂け目を補修するとができる。なお、第2パイプ
の他端に配設された排出のみ可能で該排出方向と逆方向
の流れを防止できる部材により、第1パイプを使用した
補修のときには、第2パイプ内に補修用材料が流入する
とを防ぎ、第2パイプを使用した補修のときは第2パイ
プ内の補修用材料を裂け目が生じたシート部材内に流入
させることができる。
【0007】更に、第4の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、補修用材料流し込み用パイプがU字
形パイプであり、該U字形パイプの基部に孔が形成さ
れ、該U字形パイプの両端が前記シート部材の外部に露
出していることである。上記第4の発明の構成により、
上述の第1の発明による作用とともに、U字形パイプの
両端から補修用材料を流し込むことができるので、2液
性の補修用材料を使用することができる。なお、流し込
まれた補修用材料は、U字形パイプの基部の孔からシー
ト部材内に流入して固まる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の実施の形態の
平面を示し、図2は図1のA−A断面構造を示し、図3
は図1のB−B断面構造を示す。図1〜図3において、
堰堤41が廃棄物処理場の窪み40の周囲に配設されて
いる。この堰堤41は小さな堰堤を多層に積層したもの
である。廃棄物処理場の窪み40に、汚水の流出を防ぐ
ための遮水用シート10が配設されている。なお、図示
されていないが、シート10は、堰堤41の内側にも配
設されている。ポンプ42〜45が窪み40の底部に配
置されている。更に、パイプ42a〜45aがポンプ4
2〜45に接続されている。このポンプ42〜45は汚
水くみ上げ用である。パイプ42a〜45aの上端は、
後述する最上部の覆土72の表面に露出し、マンホール
となっている。
【0009】ドレインパイプ46が、廃棄物処理場の表
面に配設され、前記マンホールに接続されている。この
ドレインパイプ46は汚水の排水のためのものである。
なお、図示しない多数のガス抜き用孔が廃棄物処理場の
表面の覆土72から廃棄物71の内部に達するように形
成されている。更に、検水井51が窪み40の下流側に
配設されている。なお、検水井51の底51aは窪み4
0の底部よりも低い位置に形成されている。窪み40か
ら汚水が出ている場合には、この汚水が検水井51に流
れ込むので、定期的に検水井51から水をくみ上げるこ
とにより汚水の有無を判別することができる。更に、沈
砂池52が検水井51の下流側に敷設されている。な
お、61は廃棄物処理場の周囲の地面である。シート1
0の下側は岩盤64である。即ち窪み40は地面61か
ら岩盤64を掘削して造成されている。廃棄物71は、
プラスチックス、ペンキ、汚泥、動植物性残渣等であ
り、覆土72と共に多層に積層されている。
【0010】図4(a)は、前記図2及び図3のシート
10の底部近傍を拡大したものである。図4(a)にお
いて、シート10は多数のシート部材20を溶着等によ
り結合したものである。シート部材20は、合成樹脂系
シート21、フェルトマット22及びパイプ23からな
り、工場で大量生産可能である。合成樹脂系シート21
は塩化ビニル等のシートであり、シート部材20の袋状
表皮材である。フェルトマット22は、シート部材20
の心材であり、合成樹脂系シート21の内側に充填され
ている。パイプ23は、フェルトマット22中に配置さ
れている。フェルトマット26がシート10の上側(内
側)を被うように配置され、更に、砂層63がフェルト
マット26の上側を被うように配置されている。フェル
トマット27がシート10の下側(外側)を被うように
配置され、砂層62がフェルトマット27の下側(外
側)を被うように配置されている。なお、砂層62は岩
盤64の表面を被うように配置され、凹凸がある岩盤6
4の表面を平坦にする役割をし、岩盤64の表面の凹凸
が直接フェルトマット27に当接しないようにしてい
る。なお、フェルトマット26、フェルトマット27、
砂層62及び砂層63は、図2及び図3において省略さ
れている。また、パイプ23の径は約20mmであり、
シート21の厚さは約1.5mmであり、シート部材2
0の幅(パイプ23と直交する方向の幅)は約2〜3m
である。
【0011】図4(b)はパイプ23の断面構造を示
す。図4(b)において、パイプ23はパイプ本体24
及びスチールコイル25からなる。パイプ本体24は合
成樹脂製であり、スチールコイル25は、パイプ23の
補強部材であり、パイプ本体24の内側に装着されてい
る。
【0012】図5は前記実施の形態を簡単に説明してい
る。図5において、(a)は断面構造を示し、(b)は
底面を示す。シート10は、多数の帯状シート部材20
を結合したものである。シート部材20の各パイプ23
は、一端23aがシート部材20の外部に露出し、他端
23bがシート部材20内で開口している。なお、パイ
プ23の露出した一端23aは折り曲げられている。こ
のため、該パイプの一端23aの開閉部材を省くことが
できる。
【0013】以上の構成により、定期的に検水井51か
ら水をくみ上げ、その汲み上げた水の中に廃棄物71か
ら出る汚水が検出された場合は、遮水用シート10に裂
け目が発生したことが検知される。なお、汚水の検出
は、汚水中の生物化学的酸素要求量(BOD)の大小を
調べることにより行うことができる。遮水用シート10
が複数のシート部材20を結合したものであり、パイプ
23の一端23aがシート部材20の外部に露出し、パ
イプ23の他端23bがシート部材20内にて開口して
いるので、前記遮水用シート10に裂け目が生じた場合
に、各パイプ23の一端23a毎に図示しないポンプを
接続して汚水の有無を検査すると、汚水が検出されたパ
イプ23を有するシート部材20にのみ裂け目が生じて
いることがわかる。このため、裂け目が生じたシート部
材20のみを補修すれば、前記遮水用シート10を補修
することができる。更に、裂け目が生じたシート部材2
0内に配設されたパイプ23に補修用材料(例えば、セ
メントミルク、ゴム系若しくはプラスチック系シールド
材、水ガラス等)を流し込むことにより該シート部材2
0の裂け目を容易に補修することができる。なお、パイ
プ23の一端23aがシート部材20の外部に露出し、
パイプ23の他端23bがシート部材20内にて開口し
ているので、パイプ23の一端23aから補修用材料を
流し込むと、パイプ23の他端23bから補修用材料が
シート部材20内に流れ込んで固まる。
【0014】図6は、シート部材20の変形例を示す。
図6(a)に示すシート部材31は、第1パイプ32及
び第2パイプ33を有している。第1パイプ32は、一
端32aがシート部材31から露出し、他端32bがシ
ート部材31内で開口している。第2パイプ33は、一
端33aがシート部材31から露出し、他端33bが栓
34で閉じられている。この栓34は、第2パイプ33
内のものを排出のみ可能で該排出方向と逆方向の流れを
防ぐ部材であり、パイプ33内の前記補修用材料をシー
ト部材31内に流し込むときは開くが、シート部材31
内からパイプ33内に補修用材料が流れることを防ぐも
のである。図6(b)は、図6(a)に示す第2パイプ
33及び栓34の断面構造を拡大して示す。図6(c)
は、シート部材20の他の変形例としてシート部材36
を示す。シート部材36はU字形パイプ37を有してい
る。このU字形パイプ37の基部37aに図示しない孔
が形成されている。なお、該孔は1個以上であればよ
い。更に、U字形パイプ37の両端37b、37cは、
シート部材36から露出している。
【0015】以上の構成により、図6(a),(b)で
は、第1パイプ32の一端32aから補修用材料を流し
込むことによりシート部材31の裂け目を補修した場合
に、更に、該補修後のシート部材31に再度裂け目が生
じたときに、第2パイプ33の一端33aから補修用材
料を流し込むことにより該再度の裂け目を補修するとが
できる。なお、第2パイプ33の他端33aに配設され
た排出のみ可能で該排出方向と逆方向の流れを防止でき
る部材としての栓34により、第1パイプ32を使用し
た補修のときには、第2パイプ33内に補修用材料が流
入するとを防ぎ、第2パイプ33を使用した補修のとき
は第2パイプ33内の補修用材料を裂け目が生じたシー
ト部材31内に流入させることができる。更に、図6
(c)では、U字形パイプ37の両端37b、37cか
ら補修用材料を流し込むことができるので、2つの材料
を混合して固化させる補修用材料(例えば水ガラス)を
使用したシート部材36の補修が容易になる。なお、流
し込まれた補修用材料は、U字形パイプ37の基部37
aの孔からシート部材内36に流入して固まる。
【0016】
【発明の効果】第1の発明により廃棄物処理場の遮水用
シートの裂け目を容易に補修するとができる。このた
め、廃棄物処理場から汚水が外部に出ることによる環境
破壊を防ぐことができる。更に、第2の発明により、上
記第1の発明の効果とともに、遮水用シートの最も簡単
な形の補修用パイプを形成することができる。更に、第
3の発明により、上記第1の発明による効果とともに、
遮水用シートの裂け目を補修した後、補修個所及びその
近傍に裂け目が生じた場合に、この裂け目を容易に補修
することができる。更に、第4の発明により、上記第1
の発明による効果とともに、2液性補修用材料を使用す
ることができるので、遮水用シートの補修が一層容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】前記実施の形態の一部拡大図である。
【図5】前記実施の形態の説明図である。
【図6】前記実施の形態に係わるシート部材の変形例の
説明図である。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
10 シート 20 シート部材 23 パイプ 23a パイプの一端 23b パイプの他端 31 シート部材 32 第1パイプ 32a 第1パイプの一端 32b 第1パイプの他端 33 第2パイプ 33a 第2パイプの一端 33b 第2パイプの他端 34 栓 36 シート部材 37 U字形パイプ 37a U字形パイプの基部 37b、37c U字形パイプの両端
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来から産業廃棄物の投棄用廃棄物処理
場が造られている。この廃棄物処理場は山地等に大きな
窪みを造り、この窪みに産業廃棄物を投棄して覆土にて
被うものである。図はこの廃棄物処理場の従来例を示
す。この場合、廃棄物処理場して使用する窪み80を
形成する岩盤81の表面を被うように砂層82を形成
し、砂層82を被うようにフェルト層83を形成し、フ
ェルト層83を被うように遮水用合成樹脂製シート84
を形成し、シート84を被うようにフェルト層85を形
成している。更に、砂層86がフェルト層85の底部分
を被うように形成されている。更に、汚水汲み出し用ポ
ンプ91がフェルト層85上に配設されている。パイプ
92がポンプ91に接続され、後述する廃棄物93及び
覆土94を貫通している。廃棄物93は砂層86の上に
投棄されて積層されている。なお、廃棄物93は所定の
厚さまで積層される毎に図示しない覆土で被われ、この
覆土の上に更に廃棄物93が積層されている。最後に覆
土94が廃棄物93の表面を被うように配置されてい
る。このようにすると、シート84により廃棄物93か
ら出る汚水(油成分を含む。以下同様である。)が岩盤
81内に流出することを防ぐことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、廃棄物から出る汚水が
外部に出ることを防ぐ遮水用シートが敷設された廃棄物
処理場において、遮水用シートが複数の帯状シート部材
を結合したものであり、補修用材料流し込み用パイプが
前記各帯状シート部材内に配設され、前記パイプの一端
が前記帯状シート部材の外部に露出し、前記パイプの他
端が前記帯状シート部材内にて開口したことである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】上記第1の発明の構成により、遮水用シー
トが複数の帯状シート部材を結合したものであるので、
前記遮水用シートに裂け目が生じた場合に、裂け目が生
じた帯状シート部材のみを補修すれば、前記遮水用シー
トを補修することができる。更に、裂け目が生じた帯状
シート部材内に配設されたパイプに補修用材料を流し込
むことにより該帯状シート部材の裂け目を容易に補修す
ることができる。その際、前記パイプの一端が前記帯状
シート部材の外部に露出し、前記パイプの他端が前記帯
状シート部材内にて開口しているので、前記パイプの一
端から補修用材料を流し込むと、前記パイプの他端から
補修用材料が前記帯状シート部材内に流れ込んで固ま
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の効果】本願の第1の発明により廃棄物処理場の
遮水用シートの裂け目を容易に補修することができる。
このため、廃棄物処理場から汚水が外部に出ることによ
る環境破壊を防ぐことができる。更に、遮水用シートを
構成する各帯状シート部材毎に1本の補修用パイプを配
設することにより、遮水用シートの最も簡単な形の補修
用パイプを形成することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】従来例の断面図である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物から出る汚水が外部に出ることを
    防ぐ遮水用シートが敷設された廃棄物処理場において、 遮水用シートが複数のシート部材を結合したものであ
    り、補修用材料流し込み用パイプが各シート部材内に配
    設されていることを特徴とする廃棄物処理場。
  2. 【請求項2】 補修用材料流し込み用パイプは、一端が
    前記シート部材の外部に露出し、他端が前記シート部材
    内にて開口していることを特徴とする請求項1記載の廃
    棄物処理場。
  3. 【請求項3】 補修用材料流し込み用パイプは、第1パ
    イプ及び第2パイプからなり、 前記第1パイプの一端が前記シート部材の外部に露出
    し、前記第1パイプの他端が前記シート部材内にて開口
    し、 前記第2パイプの一端が前記シート部材の外部に露出
    し、該第2パイプの他端に該第2パイプ内のものを排出
    のみ可能で該排出方向と逆方向の流れを防ぐ部材を配設
    したことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理場。
  4. 【請求項4】 補修用材料流し込み用パイプがU字形パ
    イプであり、 該U字形パイプの基部に孔が形成され、該U字形パイプ
    の両端が前記シート部材の外部に露出していることを特
    徴とする請求項1記載の廃棄物処理場。
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US6455867B2 (en) 2000-03-31 2002-09-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image detector having photoconductive layer, linear electrodes transparent to reading light, and signal-readout electrodes shaded from reading light
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