JPH11206773A - 針付き縫合糸の包装用支持体 - Google Patents

針付き縫合糸の包装用支持体

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JPH11206773A
JPH11206773A JP10016016A JP1601698A JPH11206773A JP H11206773 A JPH11206773 A JP H11206773A JP 10016016 A JP10016016 A JP 10016016A JP 1601698 A JP1601698 A JP 1601698A JP H11206773 A JPH11206773 A JP H11206773A
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needle
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regulating portion
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Yokichi Nakayama
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IKEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】縫合糸を巻癖の少ない状態で確実に支持して、
しかも複数の縫合糸を支持しても夫々の縫合糸を各別に
絡みなく容易に取り出すことができ、更に、糸保持部へ
の縫合糸の巻付け作業が容易に行えると共に構造簡単で
安価に製造することができる針付き縫合糸の包装用支持
体を提供する。 【解決手段】平板状の基板2に、大略円形に配列された
複数の爪片5からなる糸保持部3と、糸保持部3に包囲
された内方に針を支持する針保持部4とを設ける。糸保
持部3の各爪片5は、巻回状態の縫合糸xの内側を規制
する内側規制部6と、縫合糸xの上側を規制する上側規
制部7と、縫合糸xの外側を規制する外側規制部8とを
備える。針保持部4に保持された針wの基部から延びる
縫合糸xを、内側規制部6と外側規制部8との間におい
て内方から外方に渦巻き状に巻回支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外科用針が一端に
連結された縫合糸を包装する際に、該縫合糸を支持する
針付き縫合糸の包装用支持体に関する。
【0002】
【従来の技術】外科用針が一端に連結された縫合糸は、
包装する際に該縫合糸を巻き付けて支持する支持体が用
いられる。
【0003】この種の支持体50としては、図14に示
すように、平板状の基板51に切り込みを形成すること
によって設けられた複数の爪片52に縫合糸xを挟み込
んで巻付けて支持するものが知られている。該支持体5
0は、前記基板51の材料が比較的硬質の板紙とされ、
該板紙に切り込みを形成するだけで、縫合糸xを挟む爪
片52を形成することができるので、製造容易であり安
価である。
【0004】しかし、図14示したものでは、縫合糸x
を基板51と爪片52との間に挟み込んで支持するた
め、該支持体から縫合糸xを取り外したとき、縫合糸x
に巻付け形状に屈曲する巻癖が付く不都合がある。ま
た、該支持体50から縫合糸xを取り外す際には、基板
51の中央部を指で挟んで、基板51を回転させながら
縫合糸xを引き出す。これによると、基板51を挟む指
の力によっては、縫合糸xが爪片52の基部(内方側)
に嵌まり込んで縫合糸xに締まりが生じ、円滑な縫合糸
xの引き出し作業が困難となる不都合がある。更に、図
示しないが、複数の縫合糸xを爪片52に挟んで巻き付
けた際には、夫々の縫合糸xを各別に抜き取る際に複数
の縫合糸x同士が絡みついて縫合糸xの引き出しが困難
となる不都合がある。
【0005】そこで、縫合糸xに巻癖がつきにくい支持
体として、特開平6−285076号公報及び特開平6
−339480号公報に見られるものが知られている。
該支持体53は、図15に示すように、外周に沿って巻
回された縫合糸xを収容する溝状の縫合糸収容部54を
備え、縫合糸xが該収容部54内から脱落することを防
止する開閉自在の脱落防止部材55が設けられている。
収容部54に包囲された内方のパネル部56には、針w
を保持する針保持部57が設けられている。
【0006】該支持体53に縫合糸xを支持させるとき
には、先ず、脱落防止部材55を開いた状態とし、収容
部54の底部に貫通して設けられた貫通穴58を介して
複数のピン(図示せず)を突出させる。そして、針保持
部57に針wを保持させ、該針wの基端から延びる縫合
糸xを、各ピンの外周側に沿って巻付けると共に各ピン
に沿って下方に滑らせて収容部54に収める。その後、
ピンを抜き取り、脱落防止部材55を閉じる。
【0007】このようにして収容部54に収められた縫
合糸xは、緩みを有する状態で巻回されるので、縫合糸
xに巻癖がつきにくく、また、針wを把持して引っ張る
だけで、縫合糸xは、溝状の収容部54に沿ってすり動
いて引き出される。
【0008】しかし、溝状の収容部54や、開閉自在の
脱落防止部材55を備えるためにその構造が複雑であ
り、製造コストがかかり高価となる不都合がある。
【0009】更に、縫合糸xを収容部54に収める際に
は、ピンを抜き取ってから脱落防止部材55を閉じるま
での間、収容部54の上方が開放された状態となる。こ
れにより、縫合糸xが比較的硬質である場合等には、縫
合糸xが収容部54からはみ出して脱落防止部材55を
閉じることが困難となり、縫合糸xを支持させる際の作
業性が悪い不都合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、縫合糸を巻癖の少ない状態で確実に支持
して、しかも複数の縫合糸を支持しても夫々の縫合糸を
各別に絡みなく容易に取り出すことができ、更に、糸保
持部への縫合糸の巻付け作業が容易に行えると共に構造
簡単で安価に製造することができる針付き縫合糸の包装
用支持体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、外科用針が一端に連結された縫合糸を
支持する針付き縫合糸の包装用支持体であって、可撓性
を有する合成樹脂により形成された平板状の基板と、該
基板に形成され、該基板上において大略円形の所定範囲
を包囲するように前記縫合糸を巻回して保持する糸保持
部と、該糸保持部に包囲された前記所定範囲内において
前記針を支持する針保持部とを備えるものである。
【0012】本発明における前記糸保持部の第1の態様
は、前記所定範囲の外周に沿って所定間隔を存して前記
基板を略コ字形に切り込みを形成することによって該基
板から遊離され、前記所定範囲の外方に向かって放射状
に形成された複数の爪片からなる。
【0013】そして、各爪片は、前記基板から連続して
起立して巻回状態の縫合糸の内側を規制する内側規制部
と、該内側規制部の上端から連続して前記所定範囲の外
方に水平に延びて巻回状態の縫合糸の上側を規制する上
側規制部と、該上側規制部の先端から連続して下方に折
り曲げ形成されて巻回状態の縫合糸の外側を規制する外
側規制部とを備え、前記針保持部に保持された針の基部
から延びる縫合糸を、前記内側規制部と前記外側規制部
との間において内方から外方に渦巻き状に巻回支持する
ことを特徴とする。
【0014】これにより、前記糸保持部に支持される縫
合糸は、各爪片の内側規制部、上側規制部及び外側規制
部によって緩みをもって巻回されるので、該縫合糸に巻
癖が付きにくい状態で該縫合糸を確実に支持することが
できる。また、前記縫合糸は、前記針保持部に保持され
た針の基部から延びて、前記内側規制部と前記外側規制
部との間において内方から外方に渦巻き状に巻回されて
いるので、針を引っ張ることで、縫合糸を容易に引き出
すことができ、しかも、該縫合糸は渦巻き状の内側から
引き出されるので、渦巻き状の外側の縫合糸が内側の縫
合糸を締め付けて絡みが生じることなく容易に取り出す
ことができる。そしてまた、糸保持部を複数の爪片によ
り構成したことにより、従来のように連続する溝の内壁
をすり動く場合に比べて、引き出される際の縫合糸が接
触して摩擦が生じる部分が各内側規制部に分散し、縫合
糸を極めて円滑に引き出すことができる。更に、各爪片
の内側規制部、上側規制部及び外側規制部による縫合糸
を保持する空間には余裕があるので、複数の縫合糸を巻
回して保持することができる。
【0015】また、本発明における前記糸保持部の第2
の態様は、前記所定範囲の外周に沿って所定間隔を存し
て前記基板を略コ字形に切り込みを形成することによっ
て該基板から遊離され、前記所定範囲の外方に向かって
放射状に形成された複数の第1爪片と、各第1爪片間に
おいて前記基板に前記第1爪片より短寸の略コ字形の切
り込みを形成することによって該基板から遊離して形成
された複数の第2爪片とからなる。
【0016】そして、各第1爪片は、前記基板から連続
して起立して巻回状態の縫合糸の内側を規制する内側規
制部と、該内側規制部の上端から連続して前記所定範囲
の外方に水平に延びて巻回状態の縫合糸の上側を規制す
る上側規制部とを備え、各第2爪片は、前記上側規制部
の先端位置に対応して前記基板から連続して起立して巻
回状態の縫合糸の外側を規制する外側規制部を備え、前
記針保持部に保持された針の基部から延びる縫合糸を、
前記内側規制部と前記外側規制部との間において内方か
ら外方に渦巻き状に巻回支持することを特徴とする。
【0017】本発明の糸保持部の第2の態様は、内側規
制部及び上側規制部を各第1爪片によって形成し、外側
規制部を各第2爪片によって形成するものである。糸保
持部をこのように構成することによっても、前述の第1
の態様と同様に、縫合糸を緩みをもって巻回支持するこ
とができ、縫合糸に巻癖が付きにくい状態で該縫合糸を
確実に支持することができる。また、前述の第1の態様
と同様に、縫合糸は、前記内側規制部と前記外側規制部
との間において内方から外方に渦巻き状に巻回されるの
で、針を引っ張ることで、縫合糸を渦巻き状の内方から
円滑に引き出すことができ、渦巻き状の外側の縫合糸が
内側の縫合糸を締め付けて絡みが生じることなく容易に
取り出すことができる。更に、前述の第1の態様と同様
に、各爪片の内側規制部、上側規制部及び外側規制部に
よる縫合糸を保持する空間には余裕があるので、複数の
縫合糸を巻回して保持することができる。
【0018】本発明において、前記糸保持部は、前記切
り込みによって該基板から遊離自在の複数の爪片を、前
記内側規制部、上側規制部及び外側規制部に対応する成
形部を備える下型により下方から押し上げ且つ該下型に
対応する上型の圧接により基板上に突出させて形成され
たものであることを特徴とする。
【0019】本発明によれば、前記基板に切り込みを形
成した後に、該切り込みによって形成された爪片を下型
と上型との圧接によって折り曲げるだけで前記糸保持部
を形成することができるので、構造簡単なうえに製造が
極めて容易であり、安価に形成することができる。
【0020】また、本発明において、前記基板の一側端
から、前記針保持部の近傍を経て、該基板の他側端に亘
って、該基板を裏面方向に折り曲げ自在とする折目線を
設けたことを特徴とする。
【0021】前記針保持部に保持された針は、基板上に
沿ってその全長が略密着するような姿勢に保持される。
この種の外科用針は、針保持部から取り外される際に、
持針器によって把持する。このとき、前記折目線を介し
て基板を裏面方向(針保持部の近傍から山折り)に折り
曲げることにより、針保持部に保持された針の下方を開
放することができ、持針器による針の把持を確実に行う
ことができる。
【0022】また、本発明において、前記糸保持部は、
前記各爪片が遊離して基板上に突出されたことによって
各爪片の前記上側規制部の下方に開放された穴部に、頂
部に向かって収束するテーパ面を有する押し上げ部材を
基板の下方から挿入して各爪片の前記上側規制部を押し
上げて、各爪片の外側端部を、基板から離反させて隙間
を形成し、次いで、針を前記針保持部に支持させた後
に、該針基部から延びる縫合糸を前記隙間を介して各爪
片の下方に侵入させつつ各押し上げ部材のテーパ面に沿
って掛け亘して巻回し、各押し上げ部材による各爪片の
押し上げを解除して各押し上げ部材に巻回された縫合糸
を前記内側規制部、上側規制部及び外側規制部の内方に
収容させることにより縫合糸を支持することを特徴とす
る。
【0023】本発明において前記糸保持部に縫合糸を支
持する際には、各爪片の前記上側規制部を基板の下方か
ら押し上げた状態としておくことにより、縫合糸を前記
内側規制部、上側規制部及び外側規制部の内方に巻回す
ることができる。このとき、上側規制部の下方に開放さ
れた穴部から押し上げ部材を挿入して上側規制部を押し
上げる。押し上げ部材は、頂部に向かって収束するテー
パ面を有しており、上側規制部を押し上げた際に、テー
パ面に沿って縫合糸を巻き付けることにより、該縫合糸
がテーパ面の頂部側から下方に順次案内される。その
後、押し上げ部材を上側規制部の下方に開放された穴部
から引き抜くことにより、巻回状態の縫合糸は、基板上
に留まり、内側規制部、上側規制部及び外側規制部の内
方に収容された状態でしかも内側規制部側から外側規制
部に向かって渦巻き状に巻回される。
【0024】このように、本発明によれば、前記糸保持
部の前記各爪片が基板から一体に遊離して形成されてい
ることによって、前記押し上げ部材を使用して縫合糸を
容易に該爪片の内側規制部、上側規制部及び外側規制部
の内方に巻回させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の針付き縫合糸の包装用支
持体の実施形態を示す平面図、図2は図1のII−II
線断面拡大図、図3は図1のIII −III 線断面拡大図、
図4は針の取り外し方法を示す説明図、図5は本実施形
態の支持体の製造ラインを模式的に示す説明図、図6は
図5に対応する支持体の成形状態を示す説明図、図7は
糸保持部の形成工程を示す説明図、図8は針保持部の形
成工程を示す説明図、図9は糸保持部への縫合糸の巻付
け工程を示す説明図、図10は包装形態の一例を示す説
明的斜視図、図11及び図12は他の実施形態の包装用
支持体を示す平面図、図13は針保持部の他の形態を示
す説明図である。
【0026】本実施形態の支持体1は、図1に示すよう
に、湾曲する略半円弧状の外科用針wが一端に連結され
た縫合糸xを包装する際に支持するものであり、可撓性
を有し且つ熱可塑性を有する合成樹脂製(本実施形態に
おいてはポリプロピレン製)の平板状の基板2と、該基
板2に一体に形成されて大略円形の所定範囲aを包囲す
るように設けられた糸保持部3と、該糸保持部3に包囲
された所定範囲a内に形成された針保持部4とによって
構成されている。
【0027】前記各部を詳細に説明する。前記糸保持部
3は、図1に示すように、所定間隔を存して複数設けら
れた爪片5によって構成されている。該爪片5は、図2
に示すように、基板2から起立する方向に折り曲げられ
て縫合糸xの内側を規制する内側規制部6と、該内側規
制部6の先端から外方に水平に延びて縫合糸xの上側を
規制する上側規制部7と、該上側規制部7から下方に折
り曲げられて縫合糸xの外側を規制する外側規制部8と
を備えている。内側規制部6、上側規制部7及び外側規
制部8により縫合糸xの巻付け方向に沿って空間bが形
成され、この空間b内に縫合糸xが収容される。該空間
b内に収められた縫合糸xは、他部からの締め付けや折
り曲がりが生じることのない状態で各爪片5に巻付けら
れるので、巻癖が極めて少ない状態で保持される。また
該空間b内における縫合糸xの巻付け状態は、詳しくは
後述するように、内側規制部6から外側規制部8に向か
って渦巻き状に巻回される。
【0028】前記針保持部4は、図1に示すように、基
板2から隆起して突設形成された一対の第1突起9と、
両第1突起9の間に対向して同じく基板2から隆起して
突設形成された単一の第2突起10とによって構成され
ている。図3に示すように、両第1突起9は湾曲する針
wの外周壁に当接する当接部9bを備え、第2突起10
は湾曲する針wの内周壁に当接する当接部10bを備え
ている。図3に基づいて更に詳しく説明すれば、各突起
9,10はその頂部9a,10aより当接部9b,10
bが肉薄に形成されており、当接部9b,10bが針w
の周壁に沿って撓み、且つ頂部9a,10aが針wの上
方への移動を規制して強固に支持状態を維持する。しか
も、当接部9b,10bが撓み易いことによって、各当
接部9b,10bが針wの周壁の形状に対応して撓み、
針wの外径や形状(大きさ)が異なるものであっても、
確実に保持することができるようになっている。
【0029】そして、図1に示すように、針保持部4に
針wを取り付けて保持させた後、針wの基端から延びる
縫合糸xを前記糸保持部3に巻回する。この時の縫合糸
xの巻回方法については後述するが、該縫合糸xは、前
記糸保持部3を構成する爪片5のうち1つの内側から巻
回が開始され、渦巻き状に外方に向かって巻回される。
【0030】前記基板2は、図1に示すように、その一
側端から、前記針保持部4の近傍を経て、該基板2の他
側端に亘って、該基板を裏面方向に折り曲げ自在とする
折目線11(ミシン目)が形成されている。前記基板2
が平板状に形成されていることにより、折目線11に沿
って容易に折り曲げることができ、図4に示すように、
該折目線11を介して基板2を下方(山折り)に折り曲
げることにより針保持部4に支持された針wの下方が開
放される。これによって、持針器yによる針の保持が確
実に行われ、針wを容易に取り外すことができる。
【0031】次に、本実施形態の支持体1の製造方法に
ついて説明する。図5に示すものは支持体1の製造ライ
ンの一例であり、図6に示すものは図5に対応する支持
体1の成形状態である。該ラインは、前記基板2を形成
する材料となるコイル状の合成樹脂(ポリプロピレン)
製帯状板材zを引き出して搬送路12に沿って搬送され
る。
【0032】該搬送路12において、先ず、図5示の打
ち切り装置13により、図6(a)に示すように、前記
板材zの所定位置に所定間隔を複数の略コ字形の切り込
み14を形成し、該板材zから遊離する放射状の複数の
爪片5を形成する。図5に示すように、該打ち切り装置
13は爪片5の形状に対応する複数の切り刃15を備
え、該板材zに圧接して切り込み14を形成する。
【0033】次いで、図5示の第1の加熱装置16によ
って、図6(b)に示すように、切り込み14(爪片
5)とその近傍(図中斜線により示す)を加熱して軟化
させる。図5に示すように、該第1の加熱装置16は金
属又はシリコンゴム等の加熱型17を備え、板材zの軟
化温度(溶融しない温度であって、本実施形態のように
ポリプロピレンの場合、好ましくは150℃前後)とさ
れた加熱型17を該板材zに押し当てることにより板材
zの所定位置のみの加熱を行う。
【0034】続いて、図5示の第1のプレス成形装置1
8によって、図6(c)に示すように、軟化された状態
の前記爪片5を押圧し、前記内側規制部6、上側規制部
7及び外側規制部8を形成する。更に詳しく説明すれ
ば、図7(a)に示すように、第1のプレス成形装置1
8は、板材zの下側に対向する雄型19と、板材zを介
して該雄型19に対向する雌型20とを備え、雄型19
と雌型20とを板材zを介して圧接することにより前記
爪片5を押圧成形する。雄型19は軟化した前記爪片5
の硬化温度よりも低い温度(好ましくは50℃以下)と
されており、前記内側規制部6、上側規制部7及び外側
規制部8に対応する複数の凸状成形部21を備えてい
る。凸状成形部21の外側規制部8に対応する外壁は、
逆テーパ状に形成されている。雌型20は、雄型19の
凸状成形部21に対応する凹状成形部22を備え、該凹
状成形部22には外側規制部8に対応する複数の板状バ
ネ23が設けられている。
【0035】図7(b)に示すように、雌型20と雄型
19との圧接によって爪片5が屈曲し、このとき雄型1
9が硬化温度であるので、爪片5は屈曲した状態で硬化
する。爪片5の外側規制部8は凸状成形部21と板状バ
ネ23との圧接によって鋭角に曲げられるが、硬化され
ることによって型抜き時にその形状が維持される。な
お、外側規制部8を内方に向かって鋭角に形成しておく
ことにより、縫合糸xを保持したときの規制を確実とす
ることができる。
【0036】次いで、図5示の第2の加熱装置24によ
って、図6(d)に示すように、板材zの前記針保持部
4が形成される位置及びその近傍(図中斜線で示す)を
加熱する。これにより、前記針保持部4が形成される位
置及びその近傍が軟化される。
【0037】続いて、図5示の第2のプレス成形装置2
5によって、図6(e)に示すように、軟化された部分
を押圧し、針保持部4の突起9,10を形成する。更に
詳しく説明すれば、図8(a)に示すように、第2のプ
レス成形装置25は、板材zの下側に対向する雄型26
と、板材zを介して該雄型26に対向する雌型27とを
備え、雄型26と雌型27とを板材zを介して圧接する
ことにより前記突起9,10を押圧成形する。雄型26
は軟化した前記板材zの硬化温度よりも低い温度(好ま
しくは50℃以下)とされており、各突起9,10に対
応する複数の成形凸部28を備えている。成形凸部28
は、頂部29の一側に略垂直に形成された第1成形面3
0と、該第1成形面30の反対側に比較的緩い傾斜を有
する第2成形面31とを備えている。雌型27は、雄型
26の成形凸部28が挿入される空間を形成する凹部3
2を備えている。
【0038】図8(b)に示すように、雌型27と雄型
26との圧接によって突起9,10が板材z上に隆起し
て形成され、このとき雄型26が硬化温度であるので、
成形凸部28の頂部29に当接した部分が最初に硬化し
て肉厚を維持する一方、雄型26の押入につれて、次い
で第2成形面31に当接した部分が硬化し、最後に第1
成形面30に当接される部分が引き延ばされて肉薄の前
記当接部9b,10bが形成されて硬化される。これに
より、針保持部4の突起9,10が形成される。
【0039】その後、図5示のミシン目形成装置33に
よって、図6(f)に示すように、針保持部4の近傍を
通る折目線11が形成される。更に、図5示の印刷装置
34によって、糸種等の表示印刷を行った後、図5示の
打ち抜き装置35によって、板材zを打ち抜いて基板2
を形成し支持体1が完成する。
【0040】次に、以上のようにして形成された支持体
1への縫合糸xの巻付け工程を説明する。図9(a)に
示すように、支持体1をターンテーブル36上に位置決
め固定する。該ターンテーブル36は吸引孔37を備
え、図示しない吸引手段によって支持体1を密着支持す
る。該ターンテーブル36には、前記爪片5に対応する
位置に、断面三角形状の突起38(押し上げ部材)が形
成されている。図9(b)に示すように、該突起38は
外側壁にテーパ面39を備えており、その頂部により爪
片5の上側規制部7を押し上げる。これによって、ター
ンテーブル36上に載置された支持体1は上側規制部7
が押し上げられて、外側規制部8と基板2の上面との間
に隙間が形成される。そして、針wを針保持部4に取り
付けた後、ターンテーブル36を回転させつつ該針wの
基端から延出する縫合糸xを前記隙間を介して巻付け
る。このとき、図9(c)に示すように、巻回される縫
合糸xは、突起38のテーパ面39に沿って順次配列さ
れて渦巻き状に巻回される。そして、ターンテーブル3
6上から支持体1を取り外すことによって、突起38に
よる上側規制部7の押し上げが解除され、外側規制部8
と基板2の上面との間に形成されていた隙間が閉塞され
ると共に、巻回された縫合糸xは渦巻き状態を維持し
て、図2に示すように、爪片5の内側規制部6、上側規
制部7及び外側規制部8の内方に渦巻き状に収容され
る。
【0041】その後、以上のようにして支持体1に支持
された縫合糸xは、図10に示すように、包装用袋体4
0に袋詰めされて密封され、滅菌される。
【0042】上記の実施形態において説明した支持体1
は、図1に示すように、前記爪片5が内側規制部6、上
側規制部7及び外側規制部8を一体に連続して備えるも
のを示したが、それ以外に、図11(a)及び一部を断
面示する図11(b)に他の実施形態の支持体41を示
すように、内側規制部6と上側規制部7とを形成する第
1爪片42と、外側規制部8を形成する第2爪片43と
を交互に配設した糸保持部44を設けてもよい。即ち、
図11(a)に示すように、第1爪片42は基板2に略
コ字形に切り込みを形成することによって外方に向かっ
て放射状に遊離させた後に、図11(b)に示すよう
に、内側規制部6と上側規制部7とを形成する。一方、
図11(a)に示すように、第2爪片43は、第1爪片
42と逆方向に基板2に略コ字形に切り込みを形成し、
図11(b)に示すように、該第2爪片43を起立方向
に折り曲げて外側規制部8を形成する。糸保持部44を
このように構成することによっても、縫合糸xを緩みを
もって巻回支持することができ、縫合糸xに巻癖が付き
にくい状態で該縫合糸xを確実に支持することができ
る。
【0043】また、上記各実施形態においては、図1に
示すように、単一の針保持部4を備える支持体1を示し
たが、針保持部4を複数形成することにより、複数の針
付き縫合糸xを支持することができる。即ち、その一例
の支持体45を図12に示すように、糸保持部3に包囲
された基板2上に複数の針保持部4を形成し、各針保持
部4に支持された針wの基端から延出する縫合糸xを、
図1示した前述の支持体1と同様に糸保持部3に巻回し
て保持する。更に、糸保持部3の形状は、複数の針保持
部4に応じて、図12示したように略楕円状に形成する
ことにより各縫合糸xに巻癖が付きにくい状態で夫々の
縫合糸xを確実に支持することができる。なお、本発明
によれば、複数の爪片5によって糸保持部3を構成する
ので、図12に示すように、各針wの基端から延びる縫
合糸xを、夫々異なる爪片5の内方から巻き始めて保持
することにより、何れの針wを把持してその縫合糸xを
引き出す際にも、他の縫合糸x同士の絡まりも少なく、
円滑に引き出すことができる。このとき、各針保持部4
の近傍を通る折目線11を設けておくことにより、前述
した通り、折目線11を介して基板2を折り曲げ、針w
の基端側の下方を開放して持針器による針wの保持を容
易且つ確実に行えることは言うまでもない。
【0044】更にまた、上記各実施形態における針保持
部4においては、一対の第1突起9と単一の第2突起1
0とによる構成を示したが、その他に、図13に示すよ
うに、前述した一対の第1突起9に相当する一対の当接
部46を一側に備え、且つ、前述した第2突起10に相
当する当接部47を他側に備える複数の突起48を隣接
させて複数配設してもよい。この場合にも、各突起48
間に針wを挟み込むことによって基板2上に複数の針w
を保持することができる。
【0045】なお、図1示及び図13示の針保持部4に
ついてはこれに限られるものではなく、図示しないが、
基板2上に針wを貼着状態として保持する粘着テープ等
の貼着部材を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の針付き縫合糸の包装用支持体の一実施
形態を示す平面図。
【図2】図1のII−II線断面拡大図。
【図3】図1のIII −III 線断面拡大図。
【図4】本実施形態の支持体における針の取り外し方法
を示す説明図。
【図5】本実施形態の支持体の製造ラインを模式的に示
す説明図。
【図6】図5に対応する支持体の成形状態を示す説明
図。
【図7】糸保持部の形成工程を示す説明図。
【図8】針保持部の形成工程を示す説明図。
【図9】糸保持部への縫合糸の巻付け工程を示す説明
図。
【図10】本実施形態の支持体における包装形態の一例
を示す説明的斜視図。
【図11】他の実施形態の包装用支持体を示す平面図。
【図12】他の実施形態の包装用支持体を示す平面図。
【図13】針保持部の他の形態を示す説明図。
【図14】従来の支持体を示す斜視図。
【図15】従来の支持体を示す平面図。
【符号の説明】
w…外科用針、x…縫合糸、1,41,45…包装用支
持体、2…基板、3…糸保持部、4…針保持部、5…爪
片、6…内側規制部、7…上側規制部、8…外側規制
部、11…折目線、14…切り込み、38…突起(押し
上げ部材)、39…テーパ面、42…第1爪片、43…
第2爪片。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外科用針が一端に連結された縫合糸を支持
    する針付き縫合糸の包装用支持体であって、 可撓性を有する合成樹脂により形成された平板状の基板
    と、該基板に形成され、該基板上において大略円形の所
    定範囲を包囲するように前記縫合糸を巻回して保持する
    糸保持部と、該糸保持部に包囲された前記所定範囲内に
    おいて前記針を支持する針保持部とを備え、 前記糸保持部は、前記所定範囲の外周に沿って所定間隔
    を存して前記基板を略コ字形に切り込みを形成すること
    によって該基板から遊離され、前記所定範囲の外方に向
    かって放射状に形成された複数の爪片からなり、 各爪片は、前記基板から連続して起立して巻回状態の縫
    合糸の内側を規制する内側規制部と、該内側規制部の上
    端から連続して前記所定範囲の外方に水平に延びて巻回
    状態の縫合糸の上側を規制する上側規制部と、該上側規
    制部の先端から連続して下方に折り曲げ形成されて巻回
    状態の縫合糸の外側を規制する外側規制部とを備え、前
    記針保持部に保持された針の基部から延びる縫合糸を、
    前記内側規制部と前記外側規制部との間において内方か
    ら外方に渦巻き状に巻回支持することを特徴とする針付
    き縫合糸の包装用支持体。
  2. 【請求項2】外科用針が一端に連結された縫合糸を支持
    する針付き縫合糸の包装用支持体であって、 可撓性を有する合成樹脂により形成された平板状の基板
    と、該基板に形成され、該基板上において大略円形の所
    定範囲を包囲するように前記縫合糸を巻回して保持する
    糸保持部と、該糸保持部に包囲された前記所定範囲内に
    おいて前記針を支持する針保持部とを備え、 前記糸保持部は、前記所定範囲の外周に沿って所定間隔
    を存して前記基板を略コ字形に切り込みを形成すること
    によって該基板から遊離され、前記所定範囲の外方に向
    かって放射状に形成された複数の第1爪片と、各第1爪
    片間において前記基板に前記第1爪片より短寸の略コ字
    形の切り込みを形成することによって該基板から遊離し
    て形成された複数の第2爪片とからなり、 各第1爪片は、前記基板から連続して起立して巻回状態
    の縫合糸の内側を規制する内側規制部と、該内側規制部
    の上端から連続して前記所定範囲の外方に水平に延びて
    巻回状態の縫合糸の上側を規制する上側規制部とを備
    え、各第2爪片は、前記上側規制部の先端位置に対応し
    て前記基板から連続して起立して巻回状態の縫合糸の外
    側を規制する外側規制部を備え、前記針保持部に保持さ
    れた針の基部から延びる縫合糸を、前記内側規制部と前
    記外側規制部との間において内方から外方に渦巻き状に
    巻回支持することを特徴とする針付き縫合糸の包装用支
    持体。
  3. 【請求項3】前記糸保持部は、前記切り込みによって該
    基板から遊離自在の複数の爪片を、前記内側規制部、上
    側規制部及び外側規制部に対応する成形部を備える下型
    により下方から押し上げ且つ該下型に対応する上型の圧
    接により基板上に突出させて形成されたものであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の針付き縫合糸の包装
    用支持体。
  4. 【請求項4】前記基板の一側端から、前記針保持部の近
    傍を経て、該基板の他側端に亘って、該基板を裏面方向
    に折り曲げ自在とする折目線を設けたことを特徴とする
    請求項1乃至3の何れか1項記載の針付き縫合糸の包装
    用支持体。
  5. 【請求項5】前記糸保持部は、前記各爪片が遊離して基
    板上に突出されたことによって各爪片の前記上側規制部
    の下方に開放された穴部に、頂部に向かって収束するテ
    ーパ面を有する押し上げ部材を基板の下方から挿入して
    各爪片の前記上側規制部を押し上げて、各爪片の外側端
    部を、基板から離反させて隙間を形成し、次いで、針を
    前記針保持部に支持させた後に、該針基部から延びる縫
    合糸を前記隙間を介して各爪片の下方に侵入させつつ各
    押し上げ部材のテーパ面に沿って掛け亘して巻回し、各
    押し上げ部材による各爪片の押し上げを解除して各押し
    上げ部材に巻回された縫合糸を前記内側規制部、上側規
    制部及び外側規制部の内方に収容させることにより縫合
    糸を支持することを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    1項記載の針付き縫合糸の包装用支持体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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