JPH11206743A - 運動消費カロリー計測計 - Google Patents

運動消費カロリー計測計

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JPH11206743A
JPH11206743A JP10017116A JP1711698A JPH11206743A JP H11206743 A JPH11206743 A JP H11206743A JP 10017116 A JP10017116 A JP 10017116A JP 1711698 A JP1711698 A JP 1711698A JP H11206743 A JPH11206743 A JP H11206743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
calorie consumption
exercise
acceleration sensors
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10017116A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yokoi
正之 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10017116A priority Critical patent/JPH11206743A/ja
Publication of JPH11206743A publication Critical patent/JPH11206743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前進運動のみでなく、様々な方向の運動に伴
う総消費カロリー量を正確に計測することができ、これ
により的確な運動不足解消指針を得ることができる運動
消費カロリー計測計を提供する。 【解決手段】 加速度検知部と時間計測部とを有する運
動消費カロリー計測計であって、上記加速度検知部は、
その本体が、球又は多面体の外形を有するものであり、
その本体の周囲に、2つずつ対をなすように合計4個以
上の加速度センサーが配設されてなるものである運動消
費カロリー計測計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の運動に伴う消
費カロリーを効率よく計測する運動消費カロリー計測計
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人口の高齢化に伴い、いわゆる成
人病の予防や治療が注目されている。成人病の多くは、
その病因を運動不足としていることが判明してきて以
来、日常生活における運動の継続が、健康維持の必須要
件として叫ばれるようになってきている。
【0003】このような運動不足を解消する方法として
は、例えば、スポーツクラブ等に通ってスポーツをする
方法等が挙げられるが、成人、特に中高年の人が継続的
に実行することができるものとして、歩行運動の継続が
推奨されている。このような運動不足解消のための歩行
運動は、一定の量を日々継続的に行う必要があり、そこ
で考案されたのが万歩計である。
【0004】万歩計は、通常、腰部のベルト等に装着さ
れ、この漫歩計に体が触れるごとに自動的に歩数が刻ま
れて積算され、総歩数が表示される。従って、万歩計を
装着することにより、所定時間における歩数や一日の総
歩数を知ることができ、自分がどの程度運動したかを知
って健康維持の目安とすることができる。
【0005】しかしながら、従来の万歩計においては、
通常、一方向のみの揺れに基づいて計測が行われている
ため、横方向等を含む運動についても同一の運動量しか
表示されない。
【0006】そのため、例えば、階段歩行が通常の平坦
道路歩行と同様の運動量としてしか表示されなかった
り、後ろ方向への歩行が前方向への歩行と同様に表示さ
れ、実際の運動量を知ることができないという問題があ
った。また、極めて激しい走行が緩やかな歩行と大差な
く表示される等の問題もあった。
【0007】更に、このような万歩計においては、単に
歩数を計測するばかりで、運動に伴う消費カロリー量を
計測することができないので、正確な運動不足解消指針
が得られないという問題もあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、前進方向のみでなく、様々な方向の運動に伴う総消
費カロリー量を正確に計測することができ、これにより
的確な運動不足解消指針を得ることができる運動消費カ
ロリー計測計を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の運動消費カロリ
ー計測計は、加速度検知部と時間計測部とを有する運動
消費カロリー計測計であって、上記加速度検知部は、そ
の本体が、球又は多面体の外形を有するものであり、そ
の本体の周囲に、2つずつ対をなすように合計4個以上
の加速度センサーが配設されてなるものであることを特
徴とする。以下に本発明を詳述する。
【0010】本発明の運動消費カロリー計測計は、加速
度検知部と時間計測部とを有する。上記加速度検知部
は、その本体が、球又は多面体の外形を有するものであ
り、その本体の周囲に、2つずつ対をなすように合計4
個以上の加速度センサーが配設されてなるものである。
【0011】上記本体を構成する多面体としては、例え
ば、六面体等が挙げられる。上記球又は多面体の材料と
しては特に限定されず、例えば、鉄、アルミニウム、
鉛、金、銀等の金属;ポリスチレン、ポリエチレン、塩
化ビニル等の高分子化合物等が挙げられる。
【0012】上記加速度センサーは、上記本体の周囲に
接触した状態で、お互いに対向するように、2つずつ対
をなして配置されており、上記本体及び加速度センサー
は、例えば、プラスチック製等の箱に収められている。
【0013】この対向する1対の加速度センサーは、互
いに平行に向き合った状態で、本体の中心点に対し、対
称に配置されているのが好ましい。また、対をなす組と
ほかの対をなす組との配置方向は、それぞれの中心点を
結んだ仮想直線同士が平行になるように配置されていな
ければ特に限定されないが、これら2つの仮想直線のな
す角度が90°になるように配置されているのが好まし
い。また、前進、後退、左右のそれぞれの方向の運動を
計測することができるように、合計6個の加速度センサ
ーが配設され、そのうち少なくとも1対の加速度センサ
ーの主面が水平方向を向くように配置されているのが好
ましい。
【0014】図1は、本発明の運動消費カロリー計測計
を構成する加速度検知部の一例を模式的に示した断面図
である。この加速度検知部においては、図示されていな
い1対の加速度センサー(紙面の上下方向)を含め、球
体11の周囲に2つずつ対をなすように、合計6個の加
速度センサー12が配設されている。また、3対の加速
度センサー12は、配置方向が互いに90°の角度をな
すように配置されており、この加速度センサー12から
の配線13が時間計測部(図示せず)に接続されてい
る。
【0015】また、図2は、本発明の運動消費カロリー
計測計を構成する加速度検知部の別の一例を模式的に示
した斜視図である。この加速度検知部においては、正六
面体21の周囲に2つずつ対をなすように、合計6個の
加速度センサー22が配設されている。また、3対の加
速度センサー22は、配置方向が互いに90°の角度を
なすように配置されており、この加速度センサー22か
らの配線24が時間計測部(図示せず)に接続されてい
る。
【0016】上記加速度検知部においては、対をなす加
速度センサーで、例えば、前進、後退等の方向における
加速度を計測する。一方、時間計測部では、上記加速度
センサーが所定の加速度を測定した際の時間を計測し、
測定された加速度と計測時間とから、そのときの速度を
算出する。
【0017】上記時間計測部は、例えば、マイクロコン
ピュータ及び表示部を備えており、上記マイクロコンピ
ュータには、それぞれの方向における消費カロリーの計
算式が予め記憶されており、上記加速度と計測時間とか
ら速度を算出するとともに、その数値を基に消費カロリ
ーを算出し、計算されたそれぞれの消費カロリーを積算
する。上記表示部においては、これらの値を基に、所定
時間における消費カロリー量や一日の総消費カロリー量
を表示する。
【0018】上記加速度検知部と時間計測部とは、別々
の容器に収められていてもよいが、一つの容器に収めら
れている方が、コンパクトになり好ましい。上記構成の
運動消費カロリー計測計を腰等に取り付けて運動等を行
うことにより、消費カロリー等が、前後方向のみでな
く、左右や上下方向についても計算され、積算されて表
示されるので、自分がどの程度の量の運動を行ったかを
正確に把握することができ、的確な運動不足解消指針を
得ることができる。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を掲げて更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0020】実施例1 まず、加速度検知部として、一辺3cmの木製の箱の中
に、直径2cmの鉄球が収納され、鉄球の周囲に2つず
つ対をなすように6個の加速度センサー(村田製作所製
PKS1−4A1)が配置されたものを作製した。こ
の3対の加速度センサーは、配置方向が互いに90°の
角度をなすように配置されており、前後方向(水平方
向)と左右方向(水平方向)、及び、上下方向の加速度
を測定することができるようになっている。
【0021】次に、この加速度センサーの出力端子を電
圧計に接続し、この電圧計を、RS232Cを介してノ
ート型パソコン(日本電気社製 98noteNe)に
接続した。このように接続回線を形成することにより、
加速度センサーにより計測された電圧値(v)は、上記
ノート型パソコンに読み込まれる。
【0022】上記ノート型パソコンでは、読み込まれた
電圧値(v)を基に、下記の(1)式及び(2)式を用
いて、それぞれの方向の加速度及び速度が計算されるよ
うになっている。 加速度(m/s2 )=9.8×exp20v ・・・(1) 速度(m/s)=加速度×時間・・・(2)
【0023】運動を行った際のそれぞれの方向における
消費カロリーは、下記の(3)〜(8)式により計算さ
れるが、この計算式も上記ノート型パソコンに記憶され
ており、消費カロリー量が計算され、積算されるように
なっている。
【0024】 前進方向(消費カロリー:cal)=体重(kg)×速度(m/s)×時間( min)×0.1・・・・(3) 後進方向(消費カロリー:cal)=体重(kg)×速度(m/s)×時間( min)×1.4×0.1・・・・(4) 右進方向(消費カロリー:cal)=体重(kg)×速度(m/s)×時間( min)×1.2×0.1・・・・(5) 左進方向(消費カロリー:cal)=体重(kg)×速度(m/s)×時間( min)×1.2×0.1・・・・(6) 上昇方向(消費カロリー:cal)=体重(kg)×速度(m/s)×時間( min)×1.9×0.1・・・・(7) 下降方向(消費カロリー:cal)=体重(kg)×速度(m/s)×時間( min)×2.0×0.1・・・・(8)
【0025】次に、上記加速度検知部をA氏(体重:7
0kg)の腰に取り付け、10分間歩行をしてもらい、
そのときの消費カロリーを上記ノート型パソコンに計算
させた。その際の前進方向の速度を図3に、左右方向の
速度を図4に、上下方向の速度を図5に、それぞれ示
す。
【0026】このときの消費カロリーは以下のようにな
る。 前進方向の消費カロリー=70×1.5×10×0.
1=105 cal 左右方向の消費カロリー=70×2.0×1.2×
0.1+70×2.0× 1.2×0.1=33.6 cal 上下方向の消費カロリー=0 cal 総消費カロリー=++=138.6 cal 上記ノート型パソコンには、加速度の測定値に基づき、
上記総消費カロリー量が表示された。
【0027】以上、上記実施例で示されたように、本発
明の運動消費カロリー計測計を使用することにより、前
進、後退方向のみでなく、左右方向や上下方向の運動も
運動量として計測され、これらの運動により消費された
総消費カロリー量を具体的に知ることができた。
【0028】
【発明の効果】本発明の運動消費カロリー計測計は、上
述の構成よりなるので、前進方向のみでなく、様々な方
向の運動に伴う総消費カロリー量を正確に計測すること
ができ、これにより的確な運動不足解消指針を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運動消費カロリー計測計を構成する加
速度検知部の一例を模式的に示した断面図である。
【図2】本発明の運動消費カロリー計測計を構成する加
速度検知部の別の一例を模式的に示した斜視図である。
【図3】実施例において計測した前進方向の速度を示す
グラフである。
【図4】実施例において計測した左右方向の速度を示す
グラフである。
【図5】実施例において計測した上下方向の速度を示す
グラフである。
【符号の説明】
11 球体 12、22 加速度センサー 21 正六面体 13、23 配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度検知部と時間計測部とを有する運
    動消費カロリー計測計であって、前記加速度検知部は、
    その本体が、球又は多面体の外形を有するものであり、
    その本体の周囲に、2つずつ対をなすように合計4個以
    上の加速度センサーが配設されてなるものであることを
    特徴とする運動消費カロリー計測計。
JP10017116A 1998-01-29 1998-01-29 運動消費カロリー計測計 Pending JPH11206743A (ja)

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JP10017116A JPH11206743A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 運動消費カロリー計測計

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JP10017116A JPH11206743A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 運動消費カロリー計測計

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Publication Number Publication Date
JPH11206743A true JPH11206743A (ja) 1999-08-03

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ID=11935075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10017116A Pending JPH11206743A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 運動消費カロリー計測計

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JP (1) JPH11206743A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001041645A1 (fr) * 1999-12-07 2001-06-14 Yaman Ltd. Calculateur de calories
JP2001258870A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Tabai Espec Corp 運動カロリー測定方法及び装置
US7357776B2 (en) 2006-03-23 2008-04-15 Tanita Corporation Activity-induced energy expenditure estimating instrument
JP2014042756A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Seiko Instruments Inc 生体情報検出装置
CN114732372A (zh) * 2022-06-13 2022-07-12 深圳市奋达智能技术有限公司 一种基于三轴加速度计的卡路里消耗计算方法及装置

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