JPH11206030A - 携帯用通信機器の給電方式 - Google Patents

携帯用通信機器の給電方式

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JPH11206030A
JPH11206030A JP10000420A JP42098A JPH11206030A JP H11206030 A JPH11206030 A JP H11206030A JP 10000420 A JP10000420 A JP 10000420A JP 42098 A JP42098 A JP 42098A JP H11206030 A JPH11206030 A JP H11206030A
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JP
Japan
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power supply
primary battery
notification
battery
secondary battery
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JP10000420A
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Mamoru Tanitaka
守 谷高
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NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Telephone Set Structure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池交換時にも通常動作をさせるためには、大
容量の二次電池を用意する必要があるので、携帯用電話
機の小型化の妨げとなり、また、小容量の二次電池から
給電中は呼出し信号の受信動作が停止される。 【解決手段】着脱可能な一次電池101から電源切替え
部103を通して無線部105に給電中は一次電池10
1の出力をステップアップするステップアップ回路10
6の出力によって充電制御部107を通して二次電池1
02を充電し、一次電池101の装着無しまたは一次電
池101の出力電圧が規定値より低下したことを検出回
路104が検出したとき、制御部108は電源切替え部
103に指示して二次電池102からの給電に切り替え
させるとともに、報知制御部110に指示して報知部1
11内のできるだけ消費電流の少ない報知手法でユーザ
に二次電池102から給電中である旨を報知させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用通信機器の給
電方式に関し、特に一次電池とこの一次電池を電源とし
て充電される二次電池とを有する携帯用通信機器の給電
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電池により動作する携帯用通信
機器の第1の従来例として、特開平8−9002号公報
に所載の「携帯用通信機器」を挙げることができる。こ
の携帯用通信機器では、通常状態のバックアップとして
充電可能な二次電池が使用されている。
【0003】図3は従来の携帯用通信機器の一例を示す
携帯用電話機のブロック図で、上記公報に記載されてい
るものと同等である。
【0004】図3を参照すると、この従来例の携帯用電
話機は、携帯用電話機本体201と、携帯用電話機本体
201に着脱自在な一次電池202とから構成され、携
帯用電話機本体201内には一次電池202の蓄電量を
感知する蓄電量感知器204と、二次電池203とを備
えている。
【0005】そして、蓄電量感知器204が一次電池2
02の蓄電量が所定の値以下になったことを感知したと
き、一次電池202から本体側機器205への電力供給
を停止し、二次電池203から本体側機器205に電力
を供給するようになっている。なお、一次電池202は
二次電池203を充電可能である。
【0006】ここで、この従来例の動作について説明す
ると、携帯用電話機の通話中に一次電池202の蓄電量
が低下して所定の値を割ったときに、蓄電量感知器20
4はこれを感知して、一次電池202から本体側機器2
05への電力供給を停止し、二次電池203から本体側
機器205への電力供給を開始するので、一次電池20
2の交換の際にも携帯用電話機本体201は通常の動作
を継続することができる。
【0007】次に、第2の従来例として、特開平6−3
03178号公報に所載の「無線選択呼出受信機」を挙
げると、この従来例の無線選択呼出受信機は、一次電池
とこの一次電池によって充電される二次電池とを有し、
通常は一次電池で動作している。そして、一次電池の電
圧低下により例えば中央処理装置が動作不能となったと
きは電池交換を促す警報音を発生し、一次電池を交換す
る際には、二次電池に切り替えて電源の供給を行ってい
る。ここで、二次電池は、一次電池交換前の受信情報を
保持するためのバックアップ用の電力を供給するだけな
ので、無線選択呼出受信機は呼出し信号の受信動作を行
うことができない。したがって、一次電池の電圧低下時
や電池交換時には二次電池からの電力で通常の動作を継
続することはできなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この第
1の従来例では、電池交換時にも通常動作をさせるため
には、大容量の二次電池を用意する必要があるので、携
帯用電話機の小型化の妨げとなり、携帯性を悪くすると
いう致命的な問題点があった。
【0009】また、第2の従来例では、無線選択呼出受
信機が一次電池の電圧低下時や交換時に動作ができなく
なったときには、呼出し信号の受信動作が停止されるの
で、呼出しがあってもこれをユーザに報知することがで
きない。いつなのか予想がつかない呼出し信号の受信が
ユーザに報知されないことは、無線選択呼出受信機の機
能を果さないばかりか、ユーザにとっては重要な情報を
見逃がすことになってしまうという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、一次電池無しを検出した
ときは、一次電池により充電された二次電池から電力を
供給するように切り替えて二次電池から給電中である旨
を消費電力の少ない報知手法でユーザに報知することに
より、上記問題点を解決した携帯用通信機器の給電方式
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、着脱可
能な一次電池と、この一次電池を電源として充電される
繰返し充電可能な二次電池と、前記一次電池を電源とし
て前記二次電池を充電する充電制御手段と、前記一次電
池の有無およびその電圧値が規定電圧値以下になったこ
とを検出したとき前記二次電池から携帯用通信機器に電
力を供給する給電制御手段とを備えることを特徴とする
携帯用通信機器の給電方式が得られる。
【0012】また、前記二次電池から給電中であるとき
その旨を報知する給電報知手段を備えることを特徴とす
る携帯用通信機器の給電方式が得られる。
【0013】さらに、前記給電報知手段はユーザの指示
により複数種の報知手法のうちのいずれかを選択制御す
る報知制御部と、この報知制御部からの報知制御信号に
より指定された種類の手法による報知を行う報知部とか
ら構成されることを特徴とする携帯用通信機器の給電方
式が得られる。
【0014】さらにまた、前記複数種の報知手法は可聴
報知,可視報知および無報知を含むことを特徴とする携
帯用通信機器の給電方式が得られる。
【0015】そして、前記一次電池と、前記二次電池
と、前記一次電池の有無およびその電圧値が規定電圧値
以下になったことを検出する検出回路と、この検出回路
からの検出信号により前記携帯用通信機器への前記一次
電池からの給電を前記二次電池からの給電に切り替える
電源切替え部と、前記一次電池からの給電中はこの一次
電池が前記電源切替え部を通して前記二次電池を充電す
るように制御する充電制御部と、前記電源切替え部,前
記充電制御部および前記報知制御部のシーケンス制御を
行う制御部とを備えることを特徴とする携帯用通信機器
の給電方式が得られる。
【0016】そしてまた、前記検出回路は前記一次電池
の出力電圧を分圧する分圧抵抗と、ベースに前記分圧抵
抗による分圧電圧を入力するエミッタ接地型のスイッチ
ングトランジスタとを備え、前記スイッチングトランジ
スタは前記ベースへの入力電圧がベース・エミッタ間電
圧より高いときはオン状態となってコレクタ側にロー・
レベル信号を出力し,前記ベースへの入力電圧が前記ベ
ース・エミッタ間電圧より高いときはオフ状態となって
コレクタ側にハイ・レベル信号を出力することを特徴と
する携帯用通信機器の給電方式が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について説明
する。
【0018】本発明では、一次電池の出力電圧が低下し
ていないときは、一次電池から携帯用通信機器に電力が
供給され、かつ繰返し充電可能な二次電池は一次電池の
出力電力により充電され、一次電池の装着無しまたは一
次電池の出力電圧が規定値より低下したことが検出され
ると、電源供給元を二次電池に切り替える。また、二次
電池が選択されている間はできるだけ消費電力の少ない
手法でユーザに二次電池から給電中である旨を報知する
ことができる。
【0019】次に、本発明の実施形態について図面を参
照して説明する。
【0020】図1は本発明の一実施形態を示す無線選択
呼出受信機の構成ブロック図である。
【0021】図1を参照すると、本実施形態の無線選択
呼出受信機は、着脱可能な一次電池101と、一次電池
101の出力をステップアップするステップアップ回路
106と、ステップアップ回路106の出力によって繰
返し充電可能な二次電池102と、一次電池101が装
着されているか否かおよび出力電圧が規定値より低下し
たことを検出する検出回路104と、ステップアップ回
路106の出力による二次電池102への充電電流をを
オン/オフする充電制御部107と、本無線選択呼出受
信機への呼出しを受信する無線部105と、無線部10
5等への給電を一次電池101または二次電池102の
いずれから行うかを切り替える電源切替え部103と、
検出回路104からの「一次電池無し」を示す検出信号
により電源切替え部103に二次電池102からの給電
を選択するように切り替えさせる制御部108と、無線
部105が受信したメッセージ情報などを格納するメモ
リ部109と、無線部105が呼出しを受信したときそ
の旨をユーザに報知する報知部111と、二次電池10
2からの給電が選択されたときに報知部111による報
知手法を切替え制御する報知制御部110とを備えてい
る。
【0022】なお、報知部111には、ユーザに呼出し
があったことおよび二次電池から給電中であることを可
聴報知するスピーカと、可視報知するLEDおよびディ
スプレイと、振動で報知するバイブレータとを備え、い
ずれの報知手法により報知を受けるかはユーザが設定可
能であるものとする。
【0023】続いて、本実施形態の動作について説明す
る。
【0024】まず、検出回路104が一次電池の装着有
りを検出して制御部108に検出信号aにより「一次電
池有り」を伝えると、制御部108は電源切替え部10
3に電池選択信号bを入力して一次電池を選択するよう
指示する。
【0025】電源切替え部103は二次電池102から
の給電線cを切り離し、無線部105には電源切替え部
103を通して一次電池101から給電される。このと
き、制御部108からの充電制御信号dにより充電制御
部107がオンになり、電源切替え部103,ステップ
アップ回路106および充電制御部107(オン)を通
して二次電池102は一次電池101の出力を電源とし
て充電される。
【0026】無線部105が呼出しを受信すると、呼出
し信号eによりその旨を制御部108に伝え、制御部1
08は報知制御部110に報知制御信号fを送って報知
手法を選択させる。したがって、ユーザには報知部11
1からユーザが設定した手法で「呼出し有り」が報知さ
れる。
【0027】次に、例えば電池交換等で一次電池が抜か
れた場合には、検出回路104が一次電池の装着無しを
検出して制御部108に検出信号aにより「一次電池無
し」を伝える。この検出信号aにより制御部108は電
源切替え部103に電池選択信号bを入力して二次電池
を選択するよう指示する。
【0028】電源切替え部103は一次電池101と無
線部105との接続を切り離し、二次電池102からの
給電線cに切り替えるので、無線部105には電源切替
え部103を通して二次電池102から給電されて、無
線部105は動作を継続する。また、メモリ部109に
格納されている受信メッセージ情報等も電源切替え部1
03の出力線(図示省略)を通して二次電池102から
の給電によって保持される。
【0029】同時に、制御部108は報知制御部110
に報知制御信号fを送って報知手法を選択させる。ここ
で、報知手法として、スピーカによる可聴報知が選択さ
れていて、しかも最も消費電流の少ない「報知しない:
無報知」の状態に切り替えられたものとする。
【0030】このとき、制御部108は充電制御信号d
をオフとし、充電制御部107はオフとなってステップ
アップ回路106から二次電池102への充電電流はオ
フとなる。
【0031】次に、検出回路104が「一次電池無し」
を検出した状態で無線部105が呼出しを受信したとき
は、無線部105から呼出し信号eによりその旨を制御
部108に伝えると、制御部108は受信メッセージ情
報にすべて未確認呼の符号を付与してメモリ部109に
格納する。なお、このとき報知部111からの報知は行
わない。
【0032】次に、「一次電池無し」の状態で呼出しを
受信した後に、電池交換が終了して検出回路104が
「一次電池有り」を検出したときは、制御部108は電
源切替え部103に電池選択信号bを入力して一次電池
を選択するよう指示する。
【0033】電源切替え部103は二次電池102から
の給電線cを切り離し、無線部105には電源切替え部
103を通して一次電池101から給電される。同時に
制御部108は報知制御部110に報知制御信号fを出
力し、報知制御部110により初期に設定されていた報
知手法を切り替える。
【0034】前述したように、ここでは「一次電池有
り」の状態時にスピーカによる報知手法が選択されて、
「一次電池無し」が検出されたときに「無報知」に切り
替えられたので、スピーカによる可聴報知に切り替わ
る。
【0035】このとき、制御部108からの充電制御信
号dにより充電制御部107がオンになり、電源切替え
部103,ステップアップ回路106および充電制御部
107(オン)を通して二次電池102は一次電池10
1の出力を電源として充電される。
【0036】同時に制御部108はメモリ部109に未
確認呼が格納されていることを検出して未確認呼の通報
をスピーカによる可聴報知によって行う。その後、「一
次電池有り」を検出したときの動作に戻る。
【0037】次に、「一次電池無し」の状態で呼出しが
ないときに、検出回路104が「一次電池有り」を検出
した場合について説明する。
【0038】この場合、制御部108は電源切替え部1
03に電池選択信号bを入力して一次電池を選択するよ
う指示する。
【0039】電源切替え部103は二次電池102から
の給電線cを切り離し、無線部105には電源切替え部
103を通して一次電池101から給電される。このと
き、制御部108からの充電制御信号dにより充電制御
部107がオンになり、電源切替え部103,ステップ
アップ回路106および充電制御部107(オン)を通
して二次電池102は一次電池101の出力を電源とし
て充電される。
【0040】前述したように、ここでは「一次電池無
し」が検出されたときに「無報知」に切り替えられたの
で、スピーカによる可聴報知に切り替わる。そして、動
作は「一次電池有り」を検出したときの動作に戻る。
【0041】次に、一次電池101の交換の際に「一次
電池無し」が検出されて二次電池102から無線部10
5等に電力が供給されているときの報知方法について説
明する。
【0042】まず、上記の例では「無報知」を選択して
いるが、ここでは、一次電池101からの電力供給で動
作しているときはユーザに呼出しを報知する手法として
スピーカによる可聴報知を行い、二次電池102に切り
替わった後はLEDの点灯による可視報知が設定されて
いるものとする。
【0043】検出回路104が「一次電池無し」を検出
すると、制御部108は電池選択信号bを電源切替え部
103に送り、電源切替え部103は一次電池101を
切り離して二次電池102から無線部105等に給電さ
せる。
【0044】同時に、制御部108は報知制御信号fを
報知制御部110に送り、報知制御部110は報知部1
11における報知手法をスピーカによる可聴報知からL
EDによる可視報知に切り替える。
【0045】この時、制御部108からの充電制御信号
dにより充電制御部107がオフになり、ステップアッ
プ回路106の出力による二次電池102の充電はオフ
となる。しかし、無線部105は二次電池102からの
給電により動作を継続し、メモリ部109の内容も二次
電池102からの給電により保持される。
【0046】「一次電池無し」の状態で無線部105が
呼出しを受信したときは、無線部105は制御部108
に呼出し信号eを送り、制御部108は受信メッセージ
情報をメモリ部109に格納するとともに、報知制御部
110に報知部111のLEDを点灯させるように指示
する。なお、このとき、メモリ部109に格納された受
信メッセージ情報には未確認呼の符号を付与しない。
【0047】次に、「一次電池無し」の状態で呼出しを
受信した後、「一次電池有り」を検出回路104が検出
したときには、電源切替え部103は制御部108から
の電池選択信号bにより二次電池102を切り離して一
次電池101からの給電となる。
【0048】同時に、制御部108は報知制御部110
に報知制御信号fを出力し、一次電池101からの給電
時に設定されていたスピーカによる可聴報知に切り替え
る。このとき、制御部108からの充電制御信号dがオ
ンになり、二次電池102は一次電池101の出力を電
源として充電される。その後、「一次電池有り」を検出
したときの動作に戻る。
【0049】次に、一次電池が装着されているか否かを
検出する手法について図2を参照して説明する。
【0050】図2(a)は図1における検出回路の一例
を示す回路図、(b)は同図(a)におけるスイッチン
グトランジスタの入力信号と出力信号との関係を示す図
である。
【0051】検出回路104は一次電池101の出力電
圧を分圧する分圧抵抗R1,R2と、スイッチングトラ
ンジスタTRとを備えている。そして、スイッチングト
ランジスタスTRはベースに分圧抵抗R1およびR2に
よる分圧電圧を入力し、エミッタが接地され、コレクタ
は電流制限抵抗R3を通して所定の電源に接続され、コ
レクタから検出信号が制御部108に出力される。
【0052】この検出回路104では、スイッチングト
ランジスタTRは、そのベースへの入力電圧(すなわ
ち、分圧抵抗R1,R2による分圧電圧)がベース・エ
ミッタ間電圧VBE(=約0.7V)より高いとき、オン
状態となって制御部108にロー・レベル信号(“L”
レベル)を出力し、また、ベースへの入力電圧がベース
・エミッタ間電圧VBEり低いとき、オフ状態となって制
御部108にハイ・レベル信号(“H”レベル)を出力
する。
【0053】この出力レベルにより制御部108は、
“L”レベルのときは「一次電池有り」と認識し、
“H”レベルのとき「一次電池無し」と認識する。
【0054】なお、電流制限抵抗R3は回路に必要以上
の電流を流さないための保護抵抗である。
【0055】一次電池101の出力電圧が低下してスイ
ッチングトランジスタTRのベースへの入力電圧がベー
ス・エミッタ間電圧VBE以下となったとき、または一次
電池101が電池交換のため抜かれたとき、スイッチン
グトランジスタTRはオフ状態となり、制御部108に
“H”レベルが入力されて「一次電池無し」を認識す
る。つまり、一次電池101が抜かれずにその出力電圧
が低下したときにも「一次電池無し」を検出することが
可能となる。
【0056】また、一次電池101の出力電圧が十分高
いときには、スイッチングトランジスタTRのベースへ
の入力電圧はベース・エミッタ間電圧VBE以上となる。
この場合、スイッチングトランジスタTRはオン状態と
なり、制御部108に“L”レベルが入力されて「一次
電池有り」を認識する。
【0057】なお、この例における分圧抵抗R1,R2
はその抵抗値によって分圧比を変えることにより、「一
次電池有り」を検出するしきい値を自由に変更すること
ができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、着脱可能
な一次電池と、この一次電池を電源として充電される繰
返し充電可能な二次電池と、一次電池を電源として二次
電池を充電する充電制御手段と、一次電池の有無および
その電圧値が規定電圧値以下になったことを検出したと
き二次電池から携帯用通信機器に電力を供給する給電制
御手段とを備えることにより、また、二次電池から給電
中であるときその旨を報知する給電報知手段を備えるこ
とにより、さらに、給電報知手段はユーザの指示により
複数種の報知手法のうちのいずれかを選択制御する報知
制御部と、この報知制御部からの報知制御信号により指
定された種類の手法により報知を行う報知部とから構成
されることにより、さらにまた、複数種の報知手法は可
聴報知,可視報知および無報知を含むことにより、そし
て、一次電池と、二次電池と、一次電池の有無およびそ
の電圧値が規定電圧値以下になったことを検出する検出
回路と、この検出回路からの検出信号により携帯用通信
機器への一次電池からの給電を二次電池からの給電に切
り替える電源切替え部と、一次電池からの給電中はこの
一次電池が電源切替え部を通して二次電池を充電するよ
うに制御する充電制御部と、電源切替え部,充電制御部
および報知制御部のシーケンス制御を行う制御部とを備
えることにより、そしてまた、検出回路は一次電池の出
力電圧を分圧する分圧抵抗と、ベースに分圧抵抗による
分圧電圧を入力するエミッタ接地型のスイッチングトラ
ンジスタとを備え、スイッチングトランジスタはベース
への入力電圧がベース・エミッタ間電圧より高いときは
オン状態となってコレクタ側にロー・レベル信号を出力
し,ベースへの入力電圧がベース・エミッタ間電圧より
高いときはオフ状態となってコレクタ側にハイ・レベル
信号を出力することにより、一次電池の出力電圧の低下
時あるいは電池交換時には、二次電池から電力を供給す
るので、呼出しを継続的に受信することができるという
効果を有する。
【0059】また、二次電池から給電中をユーザに報知
する手法を選択することができるので、容量の少ない二
次電池を使用したときは消費電流の少ない報知方法を選
択することが可能なため、二次電池の容量を大きくする
必要がなく、無線選択読出受信機の小型化にも貢献でき
るという効果を有する。
【0060】さらに、二次電池から給電中の報知を「無
報知」としたときに呼出しを受信した場合には、未確認
呼として受信メッセージ情報を格納しておき、「一次電
池有り」を検出したときに未確認呼としてユーザに通報
するので、受信情報の確認忘れを防ぐことができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す無線選択呼出受信機
の構成ブロック図である。
【図2】(a)は図1における検出回路の一例を示す回
路図、(b)は同図(a)におけるスイッチングトラン
ジスタの入力信号と出力信号との関係を示す図である。
【図3】従来の携帯用通信機器の一例を示す携帯用電話
機のブロック図である。
【符号の説明】
101,202 一次電池 102,203 二次電池 103 電源切替え部 104 検出回路 105 無線部 106 ステップアップ回路 107 充電制御部 108 制御部 109 メモリ部 110 報知制御部 111 報知部 201 携帯用電話機本体 204 蓄電量感知器 205 本体側機器 R1,R2 分圧抵抗 R3 電流制限抵抗 TR スイッチングトランジスタ VBE ベース・エミッタ間電圧 a 検出信号 b 電池選択信号 c 給電線 d 充電制御信号 e 呼出し信号 f 報知制御信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能な一次電池と、この一次電池を
    電源として充電される繰返し充電可能な二次電池と、前
    記一次電池を電源として前記二次電池を充電する充電制
    御手段と、前記一次電池の有無およびその電圧値が規定
    電圧値以下になったことを検出したとき前記二次電池か
    ら携帯用通信機器に電力を供給する給電制御手段とを備
    えることを特徴とする携帯用通信機器の給電方式。
  2. 【請求項2】 前記二次電池から給電中であるときその
    旨を報知する給電報知手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の携帯用通信機器の給電方式。
  3. 【請求項3】 前記給電報知手段はユーザの指示により
    複数種の報知手法のうちのいずれかを選択制御する報知
    制御部と、この報知制御部からの報知制御信号により指
    定された種類の手法による報知を行う報知部とから構成
    されることを特徴とする請求項2記載の携帯用通信機器
    の給電方式。
  4. 【請求項4】 前記複数種の報知手法は可聴報知,可視
    報知および無報知を含むことを特徴とする請求項3記載
    の携帯用通信機器の給電方式。
  5. 【請求項5】 前記一次電池と、前記二次電池と、前記
    一次電池の有無およびその電圧値が規定電圧値以下にな
    ったことを検出する検出回路と、この検出回路からの検
    出信号により前記携帯用通信機器への前記一次電池から
    の給電を前記二次電池からの給電に切り替える電源切替
    え部と、前記一次電池からの給電中はこの一次電池が前
    記電源切替え部を通して前記二次電池を充電するように
    制御する充電制御部と、前記電源切替え部,前記充電制
    御部および前記報知制御部のシーケンス制御を行う制御
    部とを備えることを特徴とする請求項1または3記載の
    携帯用通信機器の給電方式。
  6. 【請求項6】 前記検出回路は前記一次電池の出力電圧
    を分圧する分圧抵抗と、ベースに前記分圧抵抗による分
    圧電圧を入力するエミッタ接地型のスイッチングトラン
    ジスタとを備え、前記スイッチングトランジスタは前記
    ベースへの入力電圧がベース・エミッタ間電圧より高い
    ときはオン状態となってコレクタ側にロー・レベル信号
    を出力し,前記ベースへの入力電圧が前記ベース・エミ
    ッタ間電圧より高いときはオフ状態となってコレクタ側
    にハイ・レベル信号を出力することを特徴とする請求項
    5記載の携帯用通信機器の給電方式。
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