JPH11205987A - 電力ケーブルのための接地接続および/または網クロスボンドを備えるケーブル継手 - Google Patents

電力ケーブルのための接地接続および/または網クロスボンドを備えるケーブル継手

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JPH11205987A
JPH11205987A JP10308888A JP30888898A JPH11205987A JP H11205987 A JPH11205987 A JP H11205987A JP 10308888 A JP10308888 A JP 10308888A JP 30888898 A JP30888898 A JP 30888898A JP H11205987 A JPH11205987 A JP H11205987A
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tube
metal
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JP10308888A
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Buyst Jo De
ヨー・ドウ・ビユイスト
Jozef Renier Catharina Cardinaels
ヨセフ・レニアー・カサリナ・カルデイナエルス
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Alcatel CIT SA
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/10Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes
    • H02G15/103Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes with devices for relieving electrical stress
    • H02G15/105Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes with devices for relieving electrical stress connected to the cable shield only
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体が単心タイプでも、同軸タイプでもよ
く、重量が軽減され、外径が減少して、取り扱いが容易
になり、比較的安価になったケーブル継手を提供する。 【解決手段】 接合本体は、水を通さず、電力ケーブル
の、鉛シースまたは金属網(8、9)に接続される。金
属製部材(14と、15、16)によって、電気的にシ
ールドされる。シールドは、接合本体の隣に位置するシ
ールド破断部(17)によって中断され、接地接続およ
び/またはクロスボンドケーブルは電気的に、シールド
破断部の両側に接続される。すべての外部接地接続およ
び/またはクロスボンドはケーブル継手の一端に集中す
る。絶縁された導体(20)は、金属部材の内部で、ケ
ーブル継手の一端から他端へ、接合本体(3)の上を通
る。接合本体と金属部材との間に絶縁された導体を配置
することにより、ケーブル継手の外側保護部(23)が
金属部材により近くに配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルを接
続するためのケーブル継手であって、各ケーブルが次々
と第一絶縁層、半導体層、金属製網、および第二絶縁層
によって取巻かれている導体を有し、前記ケーブル継手
が、各ケーブル端子で導体のむき出しの部分を接続する
ための接続手段と、前記接続手段を取巻くための第一絶
縁手段とを備える接合本体を含み、さらに、前記ケーブ
ル継手が、接合本体を覆うシールドを形成する金属製部
材と、前記金属製部材と電力ケーブルの第二絶縁層の端
部とを被覆する第二絶縁手段とを含み、前記金属製部材
がシールド破断部によって電気的に分離される少なくと
も二つの部分を有し、各々の部分には、前記電力ケーブ
ルの異なる1つの金属製網に電気的に接続される端子が
設けられているケーブル継手に関する。
【0002】
【従来の技術】このような知られたケーブル継手では、
事前成形された接合本体は、ケーブルの金属製網に、継
手の両端上で狭くなってハンダ付けされる金属製管であ
る金属材料に取巻かれている。シールド破断部は、前記
管の中断部であって、接続手段の上に配置された長さ約
300mmの絶縁フランジを備える。前記絶縁リングは
金属製管の二部分の間にボルト留めされる。金属製部材
によって形成され、絶縁リングをもつカバーは、熱伝導
性を向上させるためにガラス粒で充填されている。金属
製部材の二部分の端子は、接地接続のため、および/ま
たは、金属製網をクロスボンドするために使用される。
このような接続を行う理由は、たとえば、三相ケーブル
配線を行う三本の単心電力ケーブルの場合に、ケーブル
の金属製網で誘導される電流が、非常に高くなる可能性
があるからである。生じた誘導電流は、金属製網を、ク
ロスボンドされた孤立した部分に分けることによって除
去することが可能である。この目的のために、導体は異
なるケーブルの金属製部材の端末を相互に接続する。導
体は、二本の単心ケーブルまたは一本の同軸ケーブルに
よって構成され、少なくとも一部が、接合本体の端部に
位置する端子にアクセスするために金属製管の上部を通
っている。継手、ケーブル、および金属製部材すべて
は、機械的保護と電気的絶縁性を与えるためにポリウレ
タン樹脂で完全に充填され、第二絶縁手段を構成するポ
リエステル箱によって被覆されている。
【0003】この知られたタイプのケーブル継手では、
金属製部材と、金属製被覆およびそれに接して通る導体
を絶縁し、保護するための第二絶縁手段との間に現場で
溶填される樹脂の量が比較的重要である。ケーブル継手
は、そのために、比較的高価であり、重量が重く、大き
な外径を有する。
【0004】別のタイプの知られたケーブル継手は、た
とえば「CORTAILLOD COSSONAY C
ABLE」の「Cross−bonding join
t123kV」タイプMP1.123−31/32であ
る。他のこの知られたケーブル継手では、事前に絶縁さ
れた金属製管が接合本体全体を被覆するために使用され
ている。ケーブル継手の一端では、管はケーブルの金属
製網にハンダ付けされ、ケーブル継手の他端では、比較
的大きなエポキシ絶縁体が他のケーブルを取巻き、金属
製管に部分的に係合されている。このエポキシ絶縁体
は、互いに電気的に分離され、端子に接続された二つの
導体を埋め込んでいる。一つの端子は電気的に金属製管
に接続され、他の端子は他のケーブルの金属製網にハン
ダ付けされている。埋め込まれた導体は、エポキシ絶縁
体のケーブル継手の同一端部から、直径方向に沿って、
反対側に延び出しており、そして、接地接続および/ま
たはクロスボンドが可能になる。事前に絶縁された金属
製管であるため、第二絶縁手段とともに金属製部材を構
成しても、ポリウレタン樹脂は不要である。しかし、ケ
ーシングおよびエポキシ絶縁体の重量は重い。結果とし
て、ケーブル継手の部品を取り扱うことが比較的困難に
なる。さらに、端子は、したがって、導体もまた、エポ
キシ絶縁体の中で直径方向に分離されているため、同軸
ケーブルでは、接地接続および/またはクロスボンドを
実施できない。さらにこの知られたケーブル継手は、使
用されている材料のために、比較的高価である。
【0005】さらに、この知られた実施態様では、ガラ
ス粒のような充填材料が金属製管と電力ケーブルとの間
に使用されていないことは、注目されるべきである。し
たがって、接合本体と金属製管との間に生じる空隙のた
めに、被覆の熱伝導性は悪くなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、上
記の知られたタイプでありながら、導体が単心タイプか
同軸タイプかのいずれかであり、重量および外径が軽減
され、その結果、取り扱いが簡単で、比較的安価なケー
ブル継手を提供することである。ケーブル継手はまた、
良好な熱伝導性を有しているべきである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、少なくとも一つの前記端子が、前記金属製部材の
内側に位置する内部端子であり、前記金属部材の内側に
位置する絶縁された導体の一端に接続されており、同他
端は、前記金属部材の外部に延び出ていることによって
達成される。
【0008】ケーブル継手の第一絶縁手段と金属製部材
との間に、(上述のように、金属製網の接地接続および
/またはクロスボンドのために使用される)絶縁された
導体を配置することによって、ケーブル継手の外径は減
少する。本当に、絶縁された導体は、もはや金属製部材
と第二絶縁手段との間には位置していないので、後者の
第二絶縁手段、つまり外部保護装置は、前記金属製部材
により近づけて設けられることが可能である。結果とし
て、ケーブル継手の容積全体と、ポリエステル樹脂など
の充填材料の量が削減される。また、それによってケー
ブル継手の重量と経費も低減され、また後者の第二絶縁
手段は取り扱いが容易である。充填材料の量が削減され
るため、良好な熱伝導性が得られる。
【0009】本発明の別の特徴的特性は、前記金属製部
材が、接合本体の各端部で狭くなった円筒状部分を有す
る管形状を有しており、前記シールド破断部が前記円筒
状部分に設けられていること、および前記内部端子が、
前記の金属製部材の第一部分に接続され、前記管の第一
の狭くなった端部と、接合本体の呼応する第一端部との
間に位置することである。
【0010】接合本体と実質的に同じ形状を有する金属
製部材を、この接合本体よりもわずかに長くすることに
より、後者の第二絶縁手段と前記部材の第一端部との間
に遊び容積が生じる。この遊び容積が内部端子を取付け
るために使用され、端子へのアクセスが容易になる。さ
らに、ケーブル継手の全容積およびその重量は、比較的
小さいままである。
【0011】また、本発明の別の特徴的特性は、前記金
属部材の第二部分に接続される端子が前記管の第二の狭
くなった端部に位置する外部端子であることと、前記金
属製部材の前記第一および第二部分がともに前記接合本
体を取巻く防水箱を形成することと、絶縁された導体の
前記他端が、前記部材の第二部分に設けられている開口
部を貫通して、前記外部端子近くまで延びていることと
である。
【0012】この方法では、金属部材の二つの部分は、
二つの端子が電気的にアクセス可能な外部で、水を通さ
ないシールドを形成する。さらに、絶縁された導体はシ
ールド材から外部端子近くに向かうので、二つの端子へ
のアクセスはケーブル継手の一端に集中させられる。結
果として、使用される接地またはクロスボンドケーブル
は同軸タイプのものである可能性がある。
【0013】本発明はまた、金属部材の前記第二部分
が、前記第二の狭くなった端部ならびに、前記第二の狭
くなった端部と前記シールド破断部との間の前記管の円
筒状部分の一部を含むこと、および前記第二の狭くなっ
た端が前記外部端子と前記開口部とを有することを特徴
とする。
【0014】さらに、前記管の円筒状部分にあって、金
属製部材の前記第二部品に属する前記部分と、前記シー
ルド破断部と、前記管の残りの円筒状部分と前記第一の
狭くなった端部とを含む前記金属部材の第一部分が、強
固に組立てられ、前記第二の狭くなった端部は、この剛
体組立て体に機械的に締め付けられる。
【0015】金属製部材の第二の狭くなった端を固いア
センブリに固定することにだけある、現場でのケーブル
継手の組立てが容易になる。
【0016】また、本発明の別の特徴的特性は、事前に
作られた絶縁体が前記シールド破断部に設けられるこ
と、および前記管の二つの円筒状部分の向かい合う端部
が前記絶縁体に機械的に締め付けられることからなって
いる。
【0017】知られた従来の技術では、防湿障壁は、比
較的長い(上記のとおり、約300mmの)絶縁リング
によってシールド破断部上方で中断される。これは、必
ずしも完全に水を通さないとは言えない非金属製材料の
比較的大きな間隙を生じる。示めされたとおり既製絶縁
体を使用することにより、防湿障壁中断部の長さは、劇
的に、たとえば、10mm未満にまで、減少される可能
性がある。
【0018】また、金属製部材の機械的剛性が、したが
って、ケーブル継手全体の機械的剛性も、シールド破断
部を接合本体の端の一つの付近に配置することによって
増大される可能性があるということも証明できる。
【0019】本発明はさらにまた、比較的高い比誘電率
を有する材料層が、前記の絶縁された導体を前記シール
ド破断部の区域で取巻くことを特徴とする。
【0020】これは、良好な電気的応力制御を与える。
【0021】実用的には、本ケーブル継手の前記防水箱
は、ガラス粒で充填されており、前記第二絶縁手段は樹
脂で充填されたポリエステル箱を含む。
【0022】完成したケーブル継手の熱伝導性は、それ
によって改善される。
【0023】本発明のさらなる特徴は、付属の特許請求
の範囲に述べられている。
【0024】
【発明の実施の形態】添付の図面を用いて行われた実施
形態についての以下の説明を参照することによって、本
発明の上記および他の目的および特性は、より明らかに
なり、発明自体がよりよく理解されるであろう。
【0025】参照符号1および2で一般に示された二本
の高電圧または高電力ケーブルをつなぐケーブル継手の
縦断面が図1および図2に示されている。図1は、この
ケーブル継手の横断面図である図3に示された軸Aに沿
ったケーブル継手の断面を示し、図2は、類似している
が、これも図3に示す軸Bに沿ったケーブル継手の断面
図である。ケーブル継手は、接合本体3を含み、二本の
単心高電圧ケーブル1および2のそれぞれのむき出しに
された導体4および5の端部が相互に電気的に連結さ
れ、再絶縁されている。これらの電圧ケーブル1/2の
各々は、鉛シースなどの金属網8/9によって取巻かれ
ており、半導体層6B/7Bによってそれ自体が被覆さ
れている第一絶縁層6A/7Aによって取巻かれている
導体4/5を含む。全体は、外側PVCシースまたは第
二絶縁層10/11によって取巻かれている。接合本体
3は、ケーブルの導体4および5を電気的に相互に結合
するよう構成された接続部分12、およびこれらのケー
ブルの接続部分12、第一絶縁層6A、7A、と半導体
層6B、7Bの部分とを被覆する絶縁箱13を備える。
このような接合本体3と電力ケーブル1および2はすべ
て当業界で十分に知られており、したがって、後段で
は、これ以上詳細に記述される必要はない。
【0026】電力ケーブル1/2の金属網8/9は、接
続に沿って連続していなければらない、水を通さない層
である。ケーブル継手はまた、電力ケーブルの金属製網
を接地し、または金属製網8および9上でクロスボンド
するために使用される。クロスボンドとは、たとえば三
層ケーブル配線を行う三本の単心電力ケーブルが、三つ
の別個のケーブル継手を介して三つの他のケーブルにさ
らに接続される時、ケーブルの金属製網が交差して相互
に結合されていることを意味する。次に、金属層は、ケ
ーブル継手の外部で中断、および接続される。より詳細
には、三相配線では、相(a)(図示せず)の引き込み
ケーブルの金属製網は、次に、たとえば相(b)の引き
出しケーブルの金属製網に接続され、相(b)の引き込
みケーブルの金属製網は、相(c)の引き出しケーブル
の金属製網に接続され、相(c)の引き込みケーブルの
金属製網は相(a)の引き出しケーブルの金属製網に接
続される。
【0027】上記目的のために、接合箱3の両端部で
は、電力ケーブル1および2の金属製網8および9は、
予め決定された長さにわたってむき出しにされ、各々が
それらの全周囲にわたって、管形状を有する金属製部材
の別々の端部にハンダ付けされる。この金属製管は、接
合本体3を取巻く円筒状中心部分と狭くなった両端とを
有する。金属製管は、接合本体3を保護するシールドを
形成する防水箱である。金属製管は、シールド破断部1
7によって電気的に分離された二部分を有し、このシー
ルド破断部は、管の円筒状部分に配置されることが好ま
しい。図1および図2の右側に示されている管の第一部
分14は、円筒状部分の右側部分と、管の右側の狭くな
った端部によって構成されている。第一部分は、接合本
体3の右側端部と、金属製網8とのハンダ付け部分まで
のケーブル1の端部とを被覆する。このケーブルの外側
直径が接合本体の直径よりも小さいので、この第一部分
14の直径は、接合本体3の上では比較的大きく、ケー
ブル1の上では狭くなる。金属製部材または管の第二部
分15、16は、接合本体3の左側を被覆する管のシー
ルド金属製円筒部分の残りの左部分15と、金属製網9
とのハンダ付け部分まで接合本体3の左側で、ケーブル
2の端部を被覆する狭くなった端部16とによって構成
される。本金属製部材の組立て体は、狭くなった端部1
6を、円筒状部分の部分15まで、その周囲の全長にわ
たって機械的に固定することからなっている。この組立
て体はまた、端部16と、管の部分15との間に良好な
電気的接触を与える。
【0028】後段で記述されるであろうとおりに、円筒
状部分の左側部分15と、シールド破断部17と、金属
部材すなわち管の第一部分14とは、現場で使用される
前に強固に組立てられるということは注目されるべきで
ある。
【0029】すでに記述されたとおりに、シールドの円
筒状部分の左側部分15は、この円筒状部分の右側部分
に面しているが、右側部分とは、シールド破断部17に
よって絶縁されている。より詳細には、二つの円筒状部
分15および14は、シールド破断部17を含めた事前
に作られた絶縁体18によって機械的に締め付けられ、
保護されて、適所に維持されている。ケーブル継手の右
側上部と、したがってまた絶縁体18とを、図4上でよ
り詳細に見られる。絶縁体18は、Hを寝かせた形状の
縦断面図を備えるリングの型を有しており、その枝部分
は、タイトフィットで、部分15および14の端部に係
合されている。事前に作られた絶縁体18の使用と、そ
の位置の使用によって、その円筒状部分のシールド破断
部17によって引き起こされる金属製網の中断は10m
m未満の長さまで最小化される。
【0030】金属製シールド部材の第一部分14の内側
には、絶縁された導体20が接続されている内部端子1
9Aが設けられている。シールド部材の全容積を減らす
ためには、内部端子19Aは、接合本体3の右側端部と
管の右側狭小部分との間に得られる容積の中で、管の第
一の狭くなった端部14の内面上に配置されることが好
ましい。絶縁された導体20は、上記の接地またはクロ
スボンドのために使用される。それは、内部端子19A
に接続される一端を有し、接合本体3と円筒状部分との
間を通り、第二端部19Bが、図1に示されているとお
り、アクセス可能である、管の第二の狭小端部16の開
口部21を介して防水金属製部材から出る。端部19B
は、したがって、絶縁された導体20、内部端子19
A、および第一部分14の管状シールドを介して、電力
ケーブル1の金属製網8と電気的に接触している。管状
シールドの第二部分の狭くなった端部16には、図2に
見える、外部端子22が装着される。この外部端子22
は、したがって、金属製部材の第二部分16を介して、
電力ケーブル2の金属製網9と電気的に接触する。
【0031】絶縁された導体20の端部19Bと外部端
子22とに接続された二つの別個のケーブルは、クロス
ボンドを行うために使用することが可能であるが、同軸
ケーブルが一般的に好ましい。このことは、二つのシー
ルド接続19Bおよび22が、ケーブル継手の一端に集
中されるので可能である。同軸ケーブルの中心導体は、
次に端部19Bに接続され、同軸ケーブルのシールドは
端子22に接続される。
【0032】防水金属製部材14、15、および16
は、導体材料製であり、ガラス粒で充填されている。前
記部材は、さらに、前記部材の左側で、樹脂で充填され
た小さなポリエステル箱24で終わる絶縁被覆23によ
って完全に被覆されている。箱24は、より具体的に
は、管の第二の狭くなった端部16と、部分的には、円
筒状部分の第二部分15とを被覆する。それはまた、金
属製部材の外部で、絶縁された導体20を被覆する。
【0033】図4に示されたとおりに、また良好な電気
的応力制御を与えるためには、高比誘電率を有する材料
層25が、絶縁された導体20の周りに、特に、シール
ド破断部17に沿って通る絶縁された導体の前記部分上
に置かれる。この部分上ではまた、追加の絶縁体スリー
ブ26が、接合本体3の周りに与えられることが好まし
い。
【0034】実施態様の上例では、シールド破断部17
はケーブル継手3の右側、接続部分12の区域外に位置
している。これは、接合本体3の主要部分が、金属製部
材の円筒状部分の第二部分15によって被覆されている
ことを意味する。図5に示されたとおり、本実施態様の
一変形では、シールド破断部17は、反対側、つまりケ
ーブル継手3のずっと左よりの側に位置している。シー
ルドの円筒形部分の第二部分15の長さは、次にゼロに
減小し、円筒状部分の第一部分は接合本体3の主要部分
を被覆する。このような構造は一般に以前のものよりも
剛性がある。
【0035】本発明の原理を、特定の装置に関連して以
上のように記述したが、本明細書の記述が例を通じての
み行なわれているが、付属の特許請求の範囲に定義され
ているとおり、本発明の範囲に関する限界としてではな
いことは、明瞭に理解されるはずである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるケーブル継手の縦断面図である。
【図2】図1のケーブル継手と同一であるが45°だけ
回転させた縦断面図である。
【図3】図1および図2に示された断面図の軸を示す、
ケーブル継手の横断面図である。
【図4】図1の上部の詳細図である。
【図5】図1のケーブル継手の変形実施形態の詳細図で
ある。
【符号の説明】
1、2 高電力ケーブル 3 接合本体(接合箱) 4、5 導体 6A 第一絶縁層 6B 半導体層 7A 第一絶縁層 7B 半導体層 8、9 金属網 10、11 第二絶縁層 12 接続部分 13 絶縁箱 14 管の第一部分 15 管の第二部分 16 狭くなった端部 17 シールド破断部 18 絶縁体 19A 内部端子 19B 第二端部 20 絶縁された導体 21 開口部 22 外部端子 23 絶縁被覆 24 ポリエステル箱 25 高比誘電率を有する材料層 26 絶縁体スリーブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブル(1、2)を接続するため
    のケーブル継手であって、 各ケーブルが、第一絶縁層(6A/7A)、半導体層
    (6B/7B)、金属製網(8/9)、および第二絶縁
    層(10/11)によって、次々に取巻かれている導体
    (4/5)を有し、 前記ケーブル継手が、各ケーブル端子において、導体の
    むき出しの部分を接続するための接続手段(12)と、
    前記接続手段を取巻くための第一絶縁手段(13)とを
    備える接合本体(3)とを含み、 前記ケーブル継手がさらに、接合本体を覆うシールドを
    形成する金属製部材(14と、15、16)と、前記金
    属製部材および電力ケーブルの第二絶縁層(10、1
    1)の端部分を被覆する第二絶縁手段(23、24)と
    を含み、 前記金属製部材が、シールド破断部(17)によって電
    気的に分離され、各々別の一つの前記電力ケーブル(1
    /2)の金属製網(8/9)に電気的に連結される端子
    (19A/22)を備える、少なくとも二つの部分(1
    4と、15、16)を有し、 少なくとも一つの前記端子(19A、22)が、前記金
    属製部材(14と、15、16)の内側に位置する内部
    端子(19A)であって、前記金属部材の内側に位置す
    る絶縁された導体(20)の一端に接続されており、そ
    の他端(19B)が前記金属部材の外部に延び出ている
    ことを特徴とするケーブル継手。
  2. 【請求項2】 前記金属製部材(14と、15、16)
    が、接合本体(3)の各端部で狭くなった円筒状部分を
    有する管の形状を有しており、前記シールド破断部(1
    7)が前記円筒状部分に設けられていること、および前
    記内部端子(19A)が前記の金属製部材の第一部分
    (14)に接続され、前記管の第一の狭くなった端部
    と、接合本体の対応する第一端部との間に位置すること
    を特徴とする請求項1に記載のケーブル継手。
  3. 【請求項3】 前記金属部材(14と、15、16)の
    第二部分(15、16)に接続される端子が前記管の第
    二の狭くなった端部(16)に位置する外部端子(2
    2)であること、 前記金属製部材の前記第一(14)および第二(15、
    16)部分がともに前記接合本体(3)を取巻く防水箱
    を形成すること、および絶縁された導体(20)の前記
    他端(19B)が、前記部材の第二部分(15、16)
    に設けられている開口部(21)を貫通して、前記外部
    端子(22)近くまで延びていることを特徴とする請求
    項2に記載のケーブル継手。
  4. 【請求項4】 金属部材(14と、15、16)の前記
    第二部分(15、16)が、前記第二の狭くなった端部
    (16)および、前記第二の狭くなった端部と前記シー
    ルド破断部(17)との間の前記管の円筒状部分の一部
    分(15)を含むこと、および前記第二の狭くなった端
    部(16)が前記外部端子(22)と前記開口部(2
    1)とを有することを特徴とする請求項3に記載のケー
    ブル継手。
  5. 【請求項5】 前記管の円筒状部分の前記部分であっ
    て、金属製部材(14と、15、16)の前記第二部品
    (15、16)に属する、前記部分(15)と、前記シ
    ールド破断部(17)と、前記管の残りの円筒状部分と
    前記第一の狭くなった端部とを含む前記金属部材の第一
    部分(14)とが、強固組立てられていること、および
    前記第二の狭くなった端部(16)が、前記剛体組立て
    体に機械的に締め付けられることを特徴とする請求項4
    に記載のケーブル継手。
  6. 【請求項6】 事前に作られた絶縁体(18)が前記シ
    ールド破断部(17)に設けられること、および前記管
    の二つの円筒状部分の向かい合う端部が前記絶縁体に機
    械的に締め付けられることを特徴とする請求項5に記載
    のケーブル継手。
  7. 【請求項7】 比較的高い比誘電率を有する材料(2
    5)層が、前記絶縁された導体(20)を前記シールド
    破断部(17)の区域で取巻くことを特徴とする請求項
    1に記載のケーブル継手。
  8. 【請求項8】絶縁された導体(20)の前記他端(19
    B)が、網が前記外部端子(22)に接続されている同
    軸ケーブルの中心導体に接続されており、前記同軸ケー
    ブルが接地またはクロスボンド接続のために使用される
    ことを特徴とする請求項3に記載のケーブル継手。
  9. 【請求項9】 前記防水箱が、ガラス粒で充填されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載のケーブル継手。
  10. 【請求項10】 前記第二絶縁手段(23、24)が樹
    脂で充填されたポリエステル箱(24)を含むことを特
    徴とする請求項3に記載のケーブル継手。
JP10308888A 1997-11-28 1998-10-29 電力ケーブルのための接地接続および/または網クロスボンドを備えるケーブル継手 Withdrawn JPH11205987A (ja)

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