JPH11203985A - 電子機器および回転・押圧操作型電子部品 - Google Patents

電子機器および回転・押圧操作型電子部品

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JPH11203985A
JPH11203985A JP10006656A JP665698A JPH11203985A JP H11203985 A JPH11203985 A JP H11203985A JP 10006656 A JP10006656 A JP 10006656A JP 665698 A JP665698 A JP 665698A JP H11203985 A JPH11203985 A JP H11203985A
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JP
Japan
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roller
shaft
rotating
rotation
pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10006656A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yokochi
茂 横地
Tamotsu Yamamoto
保 山本
Akio Miyajima
明雄 宮嶋
Koji Tamano
浩二 玉野
Hiroshi Matsui
博 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP10006656A priority Critical patent/JPH11203985A/ja
Publication of JPH11203985A publication Critical patent/JPH11203985A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/10Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H19/14Operating parts, e.g. turn knob
    • H01H2019/146Roller type actuators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/008Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0214Hand-held casings
    • H01H9/0235Hand-held casings specially adapted for remote control, e.g. of audio or video apparatus

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星放送用テレビ等の複数のチャンネルおよ
び選択項目からなるメニューの中から希望する項目を簡
単かつ迅速に選択できる電子機器およびそれに使用され
る回転・押圧操作型電子部品を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 衛星放送用テレビに表示されたメニュー
に対して、リモコン20の操作面21に平行な回転中心
軸を有する操作体であるローラー部22を回転操作して
上下方向にカーソル位置のスクロールを行ない、ローラ
ー部22の左または右上部を押圧操作してそれぞれ左右
方向のカーソル位置のスクロールを行なうことにより、
メニューの中から希望する項目を、指の移動量を少なく
して簡単かつ迅速に選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星放送およびケ
ーブル放送等を受信できるテレビまたはパーソナルコン
ピュータ等の表示部に表示された複数のチャンネルまた
は選択項目からなるメニューの中から所定の項目を選択
して使用する電子機器およびその操作部分に装着される
回転・押圧操作型電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年電子機器の多機能化が進展するに伴
って、電子機器の本体表示部に複数の項目からなるメニ
ューを表示させて、リモコン等の操作機器により所定の
項目を選択決定して使用するものが増えている。
【0003】このような電子機器の構成および操作方法
について、デジタル衛星放送対応のテレビを例として図
14〜図16を用いて説明する。
【0004】図14はデジタル衛星放送対応のテレビ本
体に複数のチャンネル等の選択項目からなるメニューが
表示された状態を示す斜視図であり、同図に示すよう
に、通常テレビ本体1に表示されるメニュー2は、選択
項目が上下方向には密に左右方向には粗く配列されてお
り、このメニュー2すなわち複数の選択項目の中から希
望する項目を選択する場合には、図15の外観斜視図に
示す従来のリモコン4のカーソル移動ボタン5A〜5D
を必要に応じて押圧操作し、テレビ本体1に所定の信号
を送信することにより、図14中に斜線部分にて示して
いるカーソル位置3を、希望する項目の位置まで上下左
右に移動させ、次にリモコン4の決定ボタン6を押圧操
作して決定信号を送信することにより所定の項目を選択
決定するものであった。
【0005】そして、上記リモコン4の構成は、図16
の分解斜視図に示すように、所定の位置に固定接点パタ
ーン7が形成されたプリント配線基板8上に、カーソル
移動ボタン5A〜5D等のボタン部9Aを一体に備えた
ゴム体等からなる可動接点体9を、ボタン部9Aの裏面
に設けた導電部分(図示せず)が固定接点パターン7と
対向するように配すると共に、回路部10および赤外線
等を送出する送信部11をプリント配線基板8に配し
て、全体を上ケース12と下ケース13の中に内包して
いるものであった。
【0006】そして、その動作は、ボタン部9Aを押圧
操作すると、可動接点体9のボタン部9Aの導電部分と
プリント配線基板8の固定接点パターン7により構成さ
れる対向接点部が電気的に接続されることにより、所定
の電気信号が回路部10で生成され、その電気信号を送
信部11により赤外線等に変換して送出し、テレビ本体
1に表示されるカーソル位置3を希望の選択項目の位置
まで断続的に移動させるものであるが、通常、カーソル
位置3を所定の方向に大きく移動させる機能として、カ
ーソル移動ボタン5A〜5Dを一定の時間以上押圧し続
けると、それを回路部10が検知して送信部11からカ
ーソル位置3を所定の方向に連続的に早く移動させるよ
うな出力も送信できるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のデジタル衛星放送対応のテレビ等の電子機器において
は、テレビ本体1に表示されたメニュー2の中でカーソ
ル位置3を希望する箇所まで移動させるためには、リモ
コン4のそれぞれ異なる位置に配されたカーソル移動ボ
タン5A〜5Dに対応して指を大きく移動させながら操
作しなければならないので操作性に劣り、また選択項目
が密に表示されている上下方向にカーソル位置3をスク
ロールさせる場合には、その方向のカーソル移動ボタン
5A,5Bを必要回数押圧操作するか、またはそれを所
定の時間押圧し続けて大きくスクロールさせ、その後希
望する項目の位置まで微調整することとなり、希望する
項目にカーソル位置3を迅速に移動させることが難しか
った。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、電子機器本体の表示部に表示された複数
のチャンネルまたは項目等からなるメニューの中から希
望する項目を簡単かつ迅速に選択することができる操作
性に優れた電子機器およびそれに使用される回転・押圧
操作型電子部品を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電子機器は、本体表示部に表示された複数の
チャンネル又は選択項目が所定の配列関係で包含された
メニューに対して、操作部の操作面と平行な回転中心軸
を有する操作体を回転操作することによりカーソルを所
定の方向である回転方向に移動させ、かつ操作体の左ま
たは右上部を押圧操作することにより上記カーソルを上
記回転または回動操作時のカーソル移動方向に対してそ
れぞれ直交する方向にそれぞれ移動させるようにするも
のである。
【0010】これにより、一つの操作体の回転操作およ
び押圧操作により、指の移動量を少なくしてカーソルを
移動させることができ、本体表示部に表示された複数の
チャンネルまたは選択項目等から希望する項目を簡単か
つ迅速に選択することができる操作性の優れた電子機器
を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、本体表示部に表示された複数のチャンネル又は選択
項目を所定の配列関係で包含するメニューに対して、回
転または回動中心軸が操作部の操作面に対して平行な操
作体の上方露出部分に接線方向の力を加えて回転または
回動操作することにより第一の電気信号を発生させて、
現在どの項目が選択されているかを明示するカーソルを
所定の方向に移動させ、かつ操作体の左または右上部を
それぞれ押圧操作することにより第二または第三の電気
信号を発生させて、上記カーソルを上記回転または回動
操作時のカーソル移動方向に対してそれぞれ直交する方
向に移動させるようにした電子機器であり、一つの操作
体を回転または回動操作および押圧操作することにより
指の移動量を少なくしてカーソルを自由に移動させるこ
とができ、本体表示部に表示されたメニューの中から希
望する項目を表示画面を見ながら簡単かつ迅速に選択で
きると共に、操作体の回転または回動操作でカーソルを
動かす方向と、押圧操作でカーソルを動かす方向との操
作方式が異なるものであるため、カーソルを移動する際
の操作方向の間違いが起こり難い操作性の優れた電子機
器を実現することができるという作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、操作体の回転または回動操作および押圧
操作によるカーソルの移動の少なくとも一方に連動させ
てクリック感を発生させるようにしたものであり、請求
項1記載の発明による作用に加えて、指に伝わる操作体
からの感触のみでカーソルの移動状態が明快に認知でき
る上、操作体に接線方向の力を加えて回転または回動操
作する際に、誤って操作体を押圧操作してしまった場合
にも、そのことを確実に認識できるという作用を有す
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、操作体の外形が略円柱状で、軸
線が回転または回動中心軸となるように保持されている
ものであり、操作体の操作部から露出している部分の断
面形状が円弧状であるため、連続的にかつスムーズに操
作体を回転および回動操作することができると共に、操
作部分の面積を小さく構成することができるという作用
を有する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、操作体の外形が円柱の一部を切
り取った形状で、その要(かなめ)部が回動中心軸にな
るように保持されているものであり、請求項3に記載の
発明によるものと同様の作用に加えて、操作体の下方部
分の空間を有効に利用でき、操作部分を小型化すること
ができるという作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、装着される機器
の操作面に対して平行な回転中心軸を有する軸部と、軸
部と同心に配された略円筒形状で外周部に接線方向の力
を加えて回転操作をする時には軸部と一体に回転し、外
周部の左または右上部を回転中心軸に対して垂直方向に
押圧操作する時には軸部に対して傾くように円筒形状の
内周面と軸部が可撓性を有する結合部により連結された
操作体であるローラー部と、ローラー部を回転操作する
時に軸部を介して回転させられて第一の電気信号を発生
させる回転型部品部と、ローラー部の左または右上部を
押圧操作する時に押圧されて第二または第三の電気信号
を発生させる押圧型部品部からなる回転・押圧操作型電
子部品であり、操作体であるローラー部に対して指を大
きく移動させることなく連続してスムーズに回転操作な
らびに押圧操作をすることができる操作性の優れた回転
・押圧操作型電子部品を簡単な構造で実現できるという
作用を有する。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
発明において、円筒状のローラー部の内周面と軸部を連
結する結合部が、同心円状の細桟リングを連結したジン
バル構造であるものであり、ローラー部に加わる回転操
作力を軸部を介して回転型部品部に、また押圧操作力を
押圧型部品部に簡単な構成で確実に伝達できると共に、
ローラー部と結合部、軸部を一体形成することにより、
容易に構成部品点数を削減できるという作用を有する。
【0017】請求項7に記載の発明は、円筒状で軸芯に
備えた軸部を中心として回転可能な操作体であるローラ
ー部と、ローラー部の内側に配されると共に、ローラー
部の外周部に接線方向の力を加えることによる回転操作
に伴ってローラー部の軸部により回転させられて第一の
電気信号を発生させる回転型部品部と、ローラー部およ
び回転型部品部を保持すると共に、ローラー部の外周部
の左または右上部に軸部の回転中心軸に対して垂直な方
向の力を加えて押圧操作した時に下方に設けた支点を中
心に揺動する取付台と、取付台の左右下部に配され、取
付台の揺動時に押圧されて第二または第三の電気信号を
発生させる押圧型部品部からなる回転・押圧操作型電子
部品としたものであり、ローラー部と回転型部品部を強
固な取付台に保持する構造であるため、不意に強い押圧
力がローラー部に加わった場合にも、精度の要求される
ローラー部と回転型部品部の回転中心位置がずれ難いと
共に、組立時にローラー部と回転型部品部を取付台に組
み込んだブロック状態で検査することも可能であるた
め、仕掛かり状態で不良品を選別することもでき、組立
効率が良い回転・押圧操作型電子部品を実現できるとい
う作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図11を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説
明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳
細な説明を省略する。
【0019】(実施の形態1)本発明の第1の実施の形
態による電子機器の構成および操作方法について、従来
の技術の項と同様にデジタル衛星放送対応のテレビおよ
びそれに使用するリモコンを例として説明する。
【0020】すなわち本実施の形態は、従来の技術の項
で説明したものに対して、図14に示したテレビ本体1
のメニュー2の中から希望する項目を選択するためのリ
モコンの操作部分に装着された電子部品およびその操作
方法が異なるものであり、本実施の形態によるリモコン
の外観斜視図である図1において、リモコン20の操作
面21には、操作体であるローラー部22の上方部分が
露出するように回転・押圧操作型電子部品23が装着さ
れていると共に、複数のボタン部24が配設されてお
り、そのボタン部24の中の一つが決定ボタン24Aに
割り当てられている。
【0021】上記回転・押圧操作型電子部品23は、図
2の外観斜視図および図3の断面図に示すように、装着
される機器すなわちリモコン20の操作面21に対して
平行な回転中心軸を有する軸部25と、軸部25と同心
に配された円筒形状で外周部に接線方向の力を加えて回
転操作をする時には軸部25と一体に回転し、外周部の
左上部22Aまたは右上部22Bを回転中心軸に対して
垂直方向に押圧操作する時には軸部25に対して傾くよ
うに円筒形状の内周面と軸部25を、同心円状の細桟リ
ング26にて連結された可撓性を有するジンバル構造
(図4(a)の断面図参照)の結合部27により連結さ
れたローラー部22と、ローラー部22の回転操作に伴
って軸部25を介して回転させられて第一の電気信号を
発生する回転型部品部であるクリック付エンコーダ28
と、ローラー部22の左上部22Aまたは右上部22B
を押圧操作する時に押圧されて第二または第三の電気信
号を発生させるようにローラー部22の左右下方にそれ
ぞれ配された押圧型部品部であるスイッチ29,30か
ら構成されており、上記に記載したようにリモコン20
に操作体であるローラー部22の上方部分が露出するよ
うに装着されている。
【0022】この回転・押圧操作型電子部品23の動作
は、ローラー部22の外周部に接線方向の力を加えて回
転操作すると、その回転力が結合部27を介して軸部2
5に伝わり、それに伴ってクリック付エンコーダ28が
回転させられてクリック感を発生させると共に、回転操
作量に応じた第一の電気信号を発生させて装着されたリ
モコン20の回路部(図示せず)に所定の出力をするよ
うになっている。
【0023】またローラー部22の左上部22Aまたは
右上部22Bを下方に押圧操作する時には、図5の断面
図に示すように結合部27が撓むことによりローラー部
22が軸部25に対して傾き、ローラー部22の左下部
22Cまたは右下部22Dに配されたスイッチ29また
は30を押圧し、それぞれ第二,第三の電気信号を発生
させてリモコン20の回路部(図示せず)に所定の出力
をするようになっている。
【0024】このように回転・押圧操作型電子部品23
は、簡単な構造で一つのローラー部22に対して回転操
作ならびに押圧操作をすることができ、それに伴って異
なる出力を発生させることができるものであり、上記回
転・押圧操作型電子部品23を装着しているリモコン2
0は、操作体であるローラー部22の回転および押圧操
作により発生するそれぞれの信号を赤外線等に変換して
テレビ本体1に送出するように構成されていることは従
来の技術の場合と同じである。
【0025】そして、上記リモコン20を用いて図14
に示すテレビ本体1に表示されたメニュー2の中から希
望する項目を選択する場合には、リモコン20の操作体
であるローラー部22の上方に露出している部分に接線
方向の力を加えてローラー部22を回転操作することに
より、それに伴う所定の信号を送出してカーソル位置3
を上下方向に移動(スクロール)させ、かつローラー部
22の左上部22Aまたは右上部22Bを軸部25に対
して垂直下方に押圧操作することにより、それに伴う所
定の信号を送出してカーソル位置3を左右方向に移動
(スクロール)させてカーソル位置3を希望の項目位置
に合わせ、その後上記決定ボタン24Aを操作して希望
する項目を選択決定するものである。
【0026】このとき、テレビ本体1に表示されたメニ
ュー2上のカーソル位置3の移動に連動させてリモコン
20の回転・押圧操作型電子部品23にクリック感を発
生させるように構成すると、ローラー部22からの感触
のみでカーソルの移動状態が明快に認知できるようにな
るものである。
【0027】さらに、このカーソル位置3の移動方法に
ついて具体的に説明すると、現在選択している項目が図
14に示すように5チャンネルであり、そこから40チ
ャンネルにチャンネルを変更する場合には、リモコン2
0の操作体であるローラー部22の右上部22Bを二回
押圧操作して、カーソル位置3を右に二列移動させ、か
つローラー部22の外周部に図1に示すX方向に力を加
えて5クリック分回転操作して、カーソル位置3を40
チャンネルまで移動させるものである。
【0028】このように、本リモコン20は、指を大き
く移動させることなく画面を見ながら操作体であるロー
ラー部22を回転操作および押圧操作することができる
ため、テレビ本体1に表示されたカーソル位置3を上下
方向および左右方向に迅速かつ正確に移動させることが
でき、希望する項目を容易に選択することができると共
に、指に伝わるローラー部22からの感触によりカーソ
ルの移動状態が明快に認知できる上、ローラー部22に
接線方向の力を加えて回転操作する際に、誤ってローラ
ー部22を押圧操作してしまった場合にも、そのことも
確実に認識できる操作性の良いものである。
【0029】なお、本実施の形態においては、操作体で
あるローラー部22を回転操作する場合を例として説明
したが、操作角度範囲を限定して回動操作するようにし
ても良く、また回転・押圧操作型電子部品としては、回
転型部品部にクリック感触の無いエンコーダもしくは回
転型可変抵抗器等を、押圧型部品部にクリック感触を備
えていないスイッチ等を装着したものとしても良く、ま
た、ローラー部と押圧型部品部との間に配した別部品を
介して押圧型部品部を押圧操作するように構成しても良
いものである。
【0030】さらに、回転・押圧操作型電子部品23の
ローラー部22と軸部25を連結する結合部27の構造
も、複数の細幅の弾性アーム部31による連結構造(図
4(b)の断面図参照)あるいは可撓性を有する薄膜連
結構造としても良く、またローラー部と結合部および軸
部を一体形成しても良いことは言うまでもなく、操作体
であるローラー部の外形も多角形状または円柱の一部を
切り取った形状等にしても良いことは勿論である。
【0031】また、上記の説明はデジタル衛星放送対応
のテレビを例としたが、双方向通信可能なケーブル放送
等に適用しても良く、この場合にはメニューによって表
示された商品等を適宜選択して購入指示をすることも可
能となるものであることは言うまでもない。
【0032】さらに、本実施の形態による電子機器とし
てはテレビのみに限られるものではなく、メニューの中
から希望する項目を選択して実行するものであれば家電
・音響・情報通信用等の電子機器にも適用でき、かつ回
転・押圧操作型電子部品はリモコンに搭載する以外に電
子機器本体に搭載しても同様の操作性を実現できること
は勿論である。
【0033】(実施の形態2)図6(a)は本発明の第
2の実施の形態による電子機器であるパーソナルコンピ
ュータ(以後パソコンと記載する)の外観斜視図、同
(b)は操作体を装着している部分の拡大斜視図で、同
図に示すように、本パソコン32は、情報を表示するデ
ィスプレイ33ならびに所定の入力操作を行うキーボー
ド34等から構成され、キーボード34の端部には実施
の形態1で説明した回転・押圧操作型電子部品すなわち
一つの操作部分で回転操作および押圧操作が可能な操作
体35が上方に露出するように装着されている。
【0034】通常、パソコンのメニューの構成は、複数
個の選択項目が配列された第一メニューの中から一つの
項目を選択すると、その下層(下位)に位置する第二メ
ニューが自動的に開き、その第二メニューの中から必要
な項目を選択すると、さらにその下層(下位)の第三メ
ニューが開いていく階層構造になっているものが多く、
本実施の形態によるパソコン32は、指を大きく移動さ
せることなく一つの操作体35に対して所定の回転操作
および押圧操作を行うのみで必要な階層のメニューを開
いて希望する項目を容易に選択できるようにしたもので
ある。
【0035】すなわち、図7に示したディスプレイ33
に第一メニュー36Aが表示された状態において、まず
操作体35の上方に露出した部分に接線方向の力を加え
て操作体35を回転操作することにより、カーソル37
を上下方向に移動させて第一メニュー36Aの項目の中
で所定の希望項目部分を反転表示させ、その下層(下
位)の第二メニュー36Bを開き、次に操作体35の右
上部35Aを一回押圧してカーソル37を第二メニュー
36Bに階層移動させ(図8参照)、再び操作体35を
回転操作して第二メニュー36Bの中から希望項目部分
を反転表示させてその下層(下位)のメニューを開いて
いくものであり、この操作体35の回転操作および押圧
操作を繰り返して行うことにより希望する項目が入った
第nメニュー36Cを開き、その中でカーソル37を希
望する項目位置に合わせてその部分を反転表示させ(図
9参照)、最後にキーボード34に設けられた決定ボタ
ン38を押圧して決定するものである。
【0036】なお、最下層のメニューにおける項目の決
定方法としては、上記に記載した決定ボタン38の押圧
操作で決定する以外に、最下層のメニューが開いた状態
であることをパソコン32で検出して、操作体35の右
上部35Aの押圧操作による出力信号を決定信号に利用
しても良い。
【0037】また、項目選択の途中で、操作体35の左
上部35Bを押圧操作することにより、カーソル37を
上層(上位)メニューに移動させるようにすることがで
きることは勿論可能である。
【0038】このようにパソコン32においても、所定
の希望項目を表示画面を見ながら一つの操作体35の回
転操作および押圧操作により、指の移動量を少なく簡単
かつ迅速に希望する項目を選択することができると共
に、本操作体35の配設スペースも小さくて済むため、
小型軽量のノート型パソコン等に適用し易いものであ
る。
【0039】(実施の形態3)図10(a)は本発明の
第3の実施の形態による情報通信用の電子機器である携
帯電話の外観斜視図、同(b)は要部である操作体部分
の拡大断面図であり、同図に示すように、この携帯電話
39の上面の操作面40には、上方に情報表示用の液晶
表示部41を、下方に複数個のボタンからなるテンキー
部42を備えると共に、その中間部分には、円柱の一部
を切り取った断面扇形の半円柱状部43Aの上方に凸状
係止部43Bを備えた操作体43が、操作面40に対し
て平行な半円柱状部43Aの要(かなめ)部43Cを回
動中心軸として回動可能にかつ上方が露出するように装
着保持されており、操作体43の上方に露出している部
分に接線方向の力を加えると、凸状係止部43Bが操作
面40に設けた孔部40Aに当接するまで回動すると共
に、その左上部43Dもしくは右上部43Eに垂直方向
に押圧力を加えると、操作体43が操作面40に対して
傾き、それぞれの回動または押圧操作に伴って携帯電話
39の所定の動作がなされるように構成されているもの
である。
【0040】すなわち、上記構成の携帯電話39におい
て、記憶している電話番号の呼び出し等をする場合に
は、液晶表示部41に表示される複数の電話番号の中か
ら操作体43を回動操作して希望する電話番号を選択
し、次に操作体43の左上部43D、右上部43Eのい
ずれかを下方に押圧操作することによってそれを決定す
るものであり、操作体43から指を離すことなく連続的
に操作して希望項目を選択することができるため、片手
でも容易に操作可能になっているものである。
【0041】また、その決定の際には、操作面40に別
に設けられた決定ボタン44で決定するようにしても良
いことは勿論である。
【0042】なお、本実施の形態による操作体43の形
状は円柱の一部を切り取った断面扇形の略半円柱状であ
るため、その分だけ携帯電話39を薄く軽くすることが
でき、軽薄短小を要求される携帯電話に特に適したもの
である。
【0043】(実施の形態4)上記の実施の形態1〜3
に記載したように各種電子機器の操作部に搭載されて操
作される操作体を構成する回転・押圧操作型電子部品と
して、実施の形態1で説明した構成とは異なる回転・押
圧操作型電子部品の構成を、図11の外観斜視図および
図12の側面図を用いて以下に説明する。
【0044】同図に示すように、本実施の形態による回
転・押圧操作型電子部品45は、円筒状で軸芯に備えた
軸部46Aを中心として回転可能なローラー部46と、
ローラー部46の内側に配され、ローラー部46の回転
に伴って軸部46Aにより回転させられて第一の電気信
号を発生する回転型部品部であるクリック付エンコーダ
47と、ローラー部46およびクリック付エンコーダ4
7を保持すると共に、ローラー部46の外周部の左上部
46Bまたは右上部46Cに軸部46Aに対して垂直な
方向の力を加えて押圧操作する時に下部に設けた円柱状
の支点部48Aを中心に揺動する取付台48と、取付台
48の左右下部に配され、取付台48の揺動時に取付台
48の側方に突出して設けた押圧部48B,48Cによ
り押圧されて第二または第三の電気信号を発生する押圧
型部品部である二個のスイッチ49,50から構成され
ているものである。
【0045】そしてこの回転・押圧操作型電子部品45
の動作は、取付台48に保持されたローラー部46の外
周部に接線方向の力を加えて回転操作すると、それに伴
ってローラー部46に内包するように装着されたクリッ
ク付エンコーダ47が軸部46Aにより回転させられて
操作量に応じた第一の電気信号を発生して出力する。
【0046】また、ローラー部46の左上部46Bまた
は右上部46Cを下方に押圧操作すると、ローラー部4
6およびクリック付エンコーダ47を保持している取付
台48が支点部48Aを中心に揺動して、その下方に配
設されたスイッチ49または50を取付台48側方の押
圧部48B,48Cにより押圧し(図13の側面図参
照)、それぞれ第二、第三の電気信号を発生させ、ロー
ラー部46への押圧力を解除すると、スイッチ49また
は50の復帰力によって、取付台48は平行な状態に戻
るものである。
【0047】なお、上記押圧操作によるローラー部46
の傾いた状態を元の平行な状態に戻すために、取付台4
8の下方にコイルバネ等のバネ体を配しても良いことは
勿論である。
【0048】このように本実施の形態による回転・押圧
操作型電子部品45においても、一つのローラー部46
に対して回転操作もしくは押圧操作を行うことができる
と共に、その操作によって各々異なる電気信号を出力で
きるものであることは実施の形態1で説明したものと同
じであるが、ローラー部46と回転型部品部であるクリ
ック付エンコーダ47を取付台48で保持している簡単
で強固な構造であるため、ローラー部46に不意に強い
押圧操作力が加わった場合にも、ローラー部46とクリ
ック付エンコーダ47の回転中心位置がずれ難いもので
ある。
【0049】また、その組立方法は、まずローラー部4
6とクリック付エンコーダ47を取付台48に組み込ん
だブロック状態に組み立て、その後所定の位置に配され
たスイッチ49,50上に上記ブロック状態のものを載
置するだけで良いため、効率良く組み立てることができ
ると共に、上記ブロック状態においてもローラー部46
とクリック付エンコーダ47の回転状態および電気特性
等の検査をすることも可能であるため、完成品状態まで
組み立てる前に不良品を事前に選別することができ、検
査効率も向上させることができるものである。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一つの操
作体に対して回転および回動もしくは押圧操作をするの
みで、表示されたメニューの中から希望する項目を指の
移動量を少なくして簡単・迅速に選択することができる
操作性の良好な電子機器を実現できると共に、その主要
構成部分となる回転・押圧操作型電子部品を簡素な構造
で実現することができるという実用上優位な効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子機器の操
作部であるリモコンの外観斜視図
【図2】同リモコンに装着される回転・押圧操作型電子
部品の外観斜視図
【図3】同断面図
【図4】(a)同ローラー部と軸部との結合部の構成を
示す断面図 (b)同他の結合部の構成を示す断面図
【図5】同ローラー部を押圧操作した時の断面図
【図6】(a)本発明の第2の実施の形態による電子機
器であるパーソナルコンピュータの外観斜視図 (b)同操作体を装着している部分の拡大斜視図
【図7】同ディスプレイに第一メニューが表示された状
態を示す図
【図8】同第二メニューまで表示された状態を示す図
【図9】同第nメニューまで表示された状態を示す図
【図10】(a)本発明の第3の実施の形態による情報
通信用の電子機器である携帯電話の外観斜視図 (b)同要部である操作体部分の拡大断面図
【図11】本発明の第4の実施の形態による回転・押圧
操作型電子部品の外観斜視図
【図12】同側面図
【図13】同ローラー部を押圧操作した場合の側面図
【図14】電子機器であるデジタル衛星放送対応のテレ
ビ本体に複数のチャンネル等の選択項目からなるメニュ
ーが表示された状態を示す斜視図
【図15】従来のリモコンの外観斜視図
【図16】同分解斜視図
【符号の説明】
1 テレビ本体 2 メニュー 3 カーソル位置 20 リモコン 21,40 操作面 22,46 ローラー部 22A,35B,43D,46B 左上部 22B,35A,43E,46C 右上部 22C 左下部 22D 右下部 23,45 回転・押圧操作型電子部品 24 ボタン部 24A,38,44 決定ボタン 25,46A 軸部 26 細桟リング 27 結合部 28,47 クリック付エンコーダ 29,30,49,50 スイッチ 31 弾性アーム部 32 パーソナルコンピュータ 33 ディスプレイ 34 キーボード 35,43 操作体 36A 第一メニュー 36B 第二メニュー 36C 第nメニュー 37 カーソル 39 携帯電話 40A 孔部 41 液晶表示部 42 テンキー部 43A 半円柱状部 43B 凸状係止部 43C 要(かなめ)部 48 取付台 48A 支点部 48B,48C 押圧部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記課題を解決するために本発明の電子機
器は、本体表示部に表示された複数のチャンネル又は選
択項目が所定の配列関係で包含されたメニューに対し
て、操作部の操作面と平行な回転中心軸を有する操作体
を回転操作することによりカーソルまたは項目を所定の
方向である回転方向に移動させ、かつ操作体の左または
右上部を押圧操作することにより上記カーソルまたは項
を上記回転または回動操作時のカーソルまたは項目の
移動方向に対してそれぞれ直交する方向に移動させるよ
うにするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】これにより、一つの操作体の回転操作およ
び押圧操作により、指の移動量を少なくしてカーソル
たは項目を移動させることができ、本体表示部に表示さ
れた複数のチャンネルまたは選択項目等から希望する項
目を簡単かつ迅速に選択することができる操作性の優れ
た電子機器を得ることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明の請求項1に記載の発明は、本体表
示部に表示された複数のチャンネル又は選択項目を所定
の配列関係で包含するメニューに対して、回転または回
動中心軸が操作部の操作面に対して平行な操作体の上方
露出部分に接線方向の力を加えて回転または回動操作す
ることにより第一の電気信号を発生させて、現在どの項
目が選択されているかを明示するカーソルまたは項目
所定の方向に移動させ、かつ操作体の左または右上部を
それぞれ押圧操作することにより第二または第三の電気
信号を発生させて、上記カーソルまたは項目を上記回転
または回動操作時のカーソルまたは項目の移動方向に対
してそれぞれ直交する方向に移動させるようにした電子
機器であり、一つの操作体を回転または回動操作および
押圧操作することにより指の移動量を少なくしてカーソ
または項目を自由に移動させることができ、本体表示
部に表示されたメニューの中から希望する項目を表示画
面を見ながら簡単かつ迅速に選択できると共に、操作体
の回転または回動操作でカーソルまたは項目を動かす方
向と、押圧操作でカーソルまたは項目を動かす方向との
操作方式が異なるものであるため、カーソルまたは項目
を移動する際の操作方向の間違いが起こり難い操作性の
優れた電子機器を実現することができるという作用を有
する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、操作体の回転または回動操作および押圧
操作によるカーソルまたは項目の移動の少なくとも一方
に連動させてクリック感を発生させるようにしたもので
あり、請求項1記載の発明による作用に加えて、指に伝
わる操作体からの感触のみでカーソルまたは項目の移動
状態が明快に認知できる上、操作体に接線方向の力を加
えて回転または回動操作する際に、誤って操作体を押圧
操作してしまった場合にも、そのことを確実に認識でき
るという作用を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉野 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松井 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体表示部に表示された複数のチャンネ
    ル又は選択項目を所定の配列関係で包含するメニューに
    対して、回転または回動中心軸が操作部の操作面に対し
    て平行な操作体の上方露出部分に接線方向の力を加えて
    回転または回動操作することにより第一の電気信号を発
    生させて、現在どの項目が選択されているかを明示する
    カーソルを所定の方向に移動させ、かつ操作体の左また
    は右上部をそれぞれ押圧操作することにより第二または
    第三の電気信号を発生させて、上記カーソルを上記回転
    または回動操作時のカーソル移動方向に対してそれぞれ
    直交する方向に移動させるようにした電子機器。
  2. 【請求項2】 操作体の回転または回動操作および押圧
    操作によるカーソルの移動の少なくとも一方に連動させ
    てクリック感を発生させるようにした請求項1記載の電
    子機器。
  3. 【請求項3】 操作体の外形が略円柱状で、軸線が回転
    または回動中心軸となるように保持されている請求項1
    または2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 操作体の外形が円柱の一部を切り取った
    形状で、その要(かなめ)部が回動中心軸になるように
    保持されている請求項1または2記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 装着される機器の操作面に対して平行な
    回転中心軸を有する軸部と、軸部と同心に配された略円
    筒形状で外周部に接線方向の力を加えて回転操作をする
    時には軸部と一体に回転し、外周部の左または右上部を
    回転中心軸に対して垂直方向に押圧操作する時には軸部
    に対して傾くように円筒形状の内周面と軸部が可撓性を
    有する結合部により連結された操作体であるローラー部
    と、ローラー部を回転操作する時に軸部を介して回転さ
    せられて第一の電気信号を発生させる回転型部品部と、
    ローラー部の左または右上部を押圧操作する時に押圧さ
    れて第二または第三の電気信号を発生させる押圧型部品
    部からなる回転・押圧操作型電子部品。
  6. 【請求項6】 円筒状のローラー部の内周面と軸部を連
    結する結合部が、同心円状の細桟リングを連結したジン
    バル構造である請求項5記載の回転・押圧操作型電子部
    品。
  7. 【請求項7】 円筒状で軸芯に備えた軸部を中心として
    回転可能な操作体であるローラー部と、ローラー部の内
    側に配されると共に、ローラー部の外周部に接線方向の
    力を加えることによる回転操作に伴ってローラー部の軸
    部により回転させられて第一の電気信号を発生させる回
    転型部品部と、ローラー部および回転型部品部を保持す
    ると共に、ローラー部の外周部の左または右上部に軸部
    の回転中心軸に対して垂直な方向の力を加えて押圧操作
    した時に下方に設けた支点を中心に揺動する取付台と、
    取付台の左右下部に配され、取付台の揺動時に押圧され
    て第二または第三の電気信号を発生させる押圧型部品部
    からなる回転・押圧操作型電子部品。
JP10006656A 1998-01-16 1998-01-16 電子機器および回転・押圧操作型電子部品 Pending JPH11203985A (ja)

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