JPH11203324A - データ処理方法及びデータ検索方法 - Google Patents

データ処理方法及びデータ検索方法

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JPH11203324A
JPH11203324A JP1824898A JP1824898A JPH11203324A JP H11203324 A JPH11203324 A JP H11203324A JP 1824898 A JP1824898 A JP 1824898A JP 1824898 A JP1824898 A JP 1824898A JP H11203324 A JPH11203324 A JP H11203324A
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Application number
JP1824898A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Morishita
博史 森下
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 主記憶装置及び中央処理装置の負荷を軽減す
ることで通信負荷を軽減することができ、ひいてはデー
タ処理のスループットを向上させることができるデータ
処理方法及びデータ検索方法を提供する。 【解決手段】 外部記憶装置33のリスト構造のデータ
に基づいて解析テーブルを作成した後、この解析テーブ
ルに基づいてデータを検索する方法であって、中央処理
装置31を用いてリスト構造の各メンバーに親子関係と
それを解釈するためのポインタ番号を設定し、親子関係
を表すテーブルを作成した後、各メンバーにアドレス番
号を設定すると共にそれぞれの要素属性をテーブルの該
当位置に書き込んで解析テーブルを作成する。要求デー
タに該当するメンバーのポインタ番号を設定し、解析テ
ーブルの親子関係を辿ってそのメンバーの要素属性を参
照することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理方法及
びデータ検索方法に関し、更に詳しくは半導体製造装置
とホストコンピュータ間のデータ通信の負荷を軽減でき
るデータ処理方法及びデータ検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と
称す。)に種々の処理を施す処理装置やウエハの検査を
行う検査装置等の半導体製造装置は、それぞれ個々に通
信処理部を備えている。これらの半導体製造装置は通信
回線を介してホストコンピュータに接続され、ホストコ
ンピュータには各半導体製造装置から送信された種々の
データが一括して格納されている。そして、ホストコン
ピュータと半導体製造装置とのデータの授受は所定の通
信規格(SECS(Semiconductor Equipment community
Standard)II)に基づいて行われている。
【0003】また、半導体製造装置で得られた種々のデ
ータは上記通信規格に則って例えばホストコンピュータ
の外部記憶装置内にリスト構造で格納されている。所定
の半導体製造装置等の周辺装置側で所定の処理データが
必要になれば、その周辺装置からホストコンピュータに
対するデータ要求に基づいてホストコンピュータの中央
処理装置が所定のプログラムを介して起動し、リスト構
造のデータを外部記憶装置から主記憶装置内に読み出し
た後、中央処理装置を介してリスト構造の全データをそ
の先頭番地から最後の番地まで1バイトずつ解析し、そ
の過程で該当データが見つかると、そのデータを編集し
て周辺装置へ転送するようにしている。また、場合によ
っては周辺装置からのデータ要求に基づいてホストコン
ピュータの主記憶装置を介してリスト構造の全データを
周辺装置の主記憶装置へ転送し、周辺装置は自らの中央
処理装置を用いて所定のデータを検索する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検索方法の場合には、要求データの属するリスト構造の
データを全て外部記憶装置から主記憶装置内に読み出し
た後、中央処理装置を用いてリスト構造の先頭番地から
所望のデータが見つかるまで直接関係のないデータまで
1バイトずつ解析しながら要求データを検索するため、
主記憶装置のメモリ負荷が大きくなると共に中央処理装
置の負荷が大きくなって検索時間が長くなるという課題
があった。また、例えば今後多品種少量生産が益々進
み、ウエハサイズが300mmに時代になるとデータ量
も膨大になり、中央処理装置及び主記憶装置に対する負
荷が益々大きくなると共に検索時間が長くなるという課
題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、主記憶装置及び中央処理装置の負荷を軽減
することで通信負荷を軽減することができ、ひいてはデ
ータ処理のスループットを向上させることができるデー
タ処理方法及びデータ検索方法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のデータ処理方法は、ホストコンピュータと周辺装置と
を備え、上記ホストコンピュータの外部記憶装置に格納
されたリスト要素、リスト要素を構成するアイテム要素
及びこれらの各メンバーの要素属性からなるリスト構造
に基づいて上記ホストコンピュータまたは周辺装置の主
記憶装置において解析テーブルを作成するデータ処理方
法であって、上記周辺装置からのデータ要求により上記
ホストコンピュータまたは上記周辺装置ではそれぞれの
中央処理装置を用いて上記各メンバーのリスト要素を
親、上記アイテム要素を子とする親子関係を上記各メン
バーに設定すると共に上記各メンバーに親子関係を解釈
するためのポインタ番号を設定し、次いで、上記中央処
理装置を用いて上記各メンバー間の親子関係を表すマト
リックス状のテーブルを作成して上記主記憶装置に書き
込んだ後、上記各メンバーにアドレス番号を設定すると
共に各メンバーに対する他の各メンバーの親子関係をそ
れぞれのアドレス番号で上記テーブルの該当位置に書き
込み、更に上記各メンバーに対する要素属性を設定して
上記テーブルの該当位置に書き込んで解析テーブルを作
成することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載のデータ処
理方法は、請求項1に記載の発明において、上記要素属
性は、上記リスト要素またはアイテム要素のレングスバ
イト値、データフォーマット値及びデータのオフセット
値であることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項3に記載のデータ検
索方法は、ホストコンピュータと周辺装置とを備え、上
記ホストコンピュータの外部記憶装置のリスト要素、ア
イテム要素及びこれらのメンバーの要素属性からなるリ
スト構造のデータに基づいて上記ホストコンピュータま
たは上記周辺装置の主記憶装置において解析テーブルを
作成した後、この解析テーブルに基づいてデータを検索
する方法であって、上記周辺装置からのデータ要求によ
り上記ホストコンピュータまたは上記周辺装置ではそれ
ぞれの中央処理装置を用いて上記各メンバーのリスト要
素を親、上記アイテム要素を子とする親子関係を上記各
メンバーに設定すると共に上記各メンバーに親子関係を
解釈するためのポインタ番号を設定し、次いで、上記中
央処理装置を用いて上記各メンバー間の親子関係を表す
マトリックス状のテーブルを作成して上記主記憶装置に
書き込んだ後、上記各メンバーにアドレス番号を設定す
ると共に各メンバーに対する他の各メンバーの親子関係
をそれぞれのアドレス番号で上記テーブルの該当位置に
書き込み、更に上記各メンバーに対する要素属性を設定
して上記テーブルの該当位置に書き込んで解析テーブル
を作成した後、上記中央処理装置を介して上記リスト構
造の最初のメンバーを親として設定すると共に上記要求
データに該当するメンバーのポインタ番号を指定数とし
て設定した後、上記最初のメンバーに対する上記要求デ
ータに該当するメンバーを上記解析テーブルの親子関係
を辿って後者の前者に対する関係を決定し、決定された
メンバーのリスト要素、アイテム要素及び要素属性を参
照することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項4に記載のデータ探
索方法は、請求項3に記載の発明において、上記要求デ
ータの内容が予め判っている場合には、その要求データ
に対する上記解析テーブルを予め作成しておくことを特
徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。半導体製造工場には処理
装置や検査装置等の多数の半導体製造装置が配置されて
いる。これらの半導体製造装置等の周辺装置1は、例え
ば図1に示すように例えばRS232Cまたはイーサネ
ット等の通信回線2を介してホストコンピュータ3に接
続され、ホストコンピュータ3により管理されている。
そして、各半導体製造装置1において得られたデータは
通信回線2を介してホストコンピュータ3へ送信され、
ホストコンピュータ3内に格納される。周辺装置1とホ
ストコンピュータ3間のデータ通信は上述のように上記
通信規格、SECSIIに則って行われている。
【0011】上記通信規格に基づくデータ形式は、例え
ば図2の(a)に示すように、RS−232の場合に
は、1バイトのレングス部、10バイトのヘッダー部、
最大244バイトのデータ部、2バイトのチェックサム
部とからなり、イーサネットの場合には、4バイトのレ
ングス部、10バイトのヘッダー部、最大(232−1
0)バイトのデータ部からなっている。レングス部には
ヘッダー部とデータ部の総バイト数、ヘッダー部には通
信に関する種々の情報データが格納され、レングス部に
は実際のデータの数を表す数値が格納されている。この
データ部には実際のデータのフォーマット情報(書誌的
事項)及びアイテムボディが格納されている。このデー
タ部は、図2の(b)に示すように、リスト要素、アイ
テム要素及びアイテムボディの各メンバーからなってい
る。そして、リスト要素とアイテム要素は同一形式のフ
ォーマット情報を持っている。即ち、リスト要素はフォ
ーマット情報部(リスト型固定)とレングス情報部(メ
ンバー数)を持ち、アイテム要素もフォーマット情報
部、レングス情報部(従属するアイテムボディのバイト
長)を持っている。アイテム要素のフォーマット情報部
には従属するアイテムボディのフォーマット(アスキー
データ、バイナリデータ等の形式)が格納されている。
尚、データ部の先頭バイト位置を起点とするリスト要素
及びアイテム要素それぞれのフォーマット情報部、レン
グス情報部のバイト位置をオフセット情報と称し、アイ
テム要素については従属するアイテムボディの先頭バイ
ト位置をオフセット情報と称する。本実施形態では、こ
れらのフォーマット情報、レングス情報及びオフセット
情報をリスト要素またはアイテム要素の要素属性と称す
る。
【0012】ところで、上記ホストコンピュータ3は、
図3に示すように、中央処理装置31、主記憶装置32
及び外部記憶装置33を備え、周辺装置1も同様に中央
処理装置、主記憶装置及び外部記憶装置を備えている。
ホストコンピュータ3について説明すると、ホストコン
ピュータ3の外部記憶装置33には複数の周辺装置1の
処理データがリスト構造でリスト1〜リストnとして格
納されている。そして、これらの処理データは周辺装置
1からのデータ要求によりホストコンピュータ3から通
信回線2を介して周辺装置1へ送信されるようにしてあ
る。例えば周辺装置1が検査装置の場合には、リスト構
造を構成するメンバーとしては、例えば、顧客情報、ウ
エハの品種情報及びウエハの検査結果情報等があり、更
に、検査結果情報の中には例えば各チップ毎の合格/不
合格、ウエハまたはロット毎の歩留り等の種々の情報が
含まれている。そして、これらの各情報は、リスト要
素、アイテム要素、アイテムボディとしてデータ部に整
理され、外部記憶装置33内に格納されている。
【0013】そして、上記中央処理装置31は、主記憶
装置32へ外部記憶装置33に格納されたリスト構造の
データのうち、リスト要素、アイテム要素及び要素属性
のみを読み出し、これらのメンバーからなるマトリック
ス状の解析テーブルを作成した後、この解析データを利
用して周辺装置1からの要求データを直接参照するよう
にしてある。つまり、本実施形態ではリスト構造のリス
ト要素、アイテム要素及び要素属性のような書誌的デー
タのみを読み出し、書誌的データのリスト構造に基づい
て解析テーブルを作成するようにしてある。そして、中
央処理装置31は、図3に示すように、書誌的データか
らなるリスト構造の各メンバーの親子関係を設定して解
析テーブルを作成する解析テーブル作成処理部31A
と、この解析テーブル作成処理部31Aによる解析テー
ブルに基づいて周辺装置1からの要求データを検索する
検索処理部31Bとを有している。
【0014】従って、本実施形態では周辺装置1からデ
ータ要求があると、ホストコンピュータ3では中央処理
装置31の解析テーブル作成処理部31Aにおいて要求
データと関連するリスト構造のリスト要素、アイテム要
素及びそれぞれの要素属性のみを読み出して解析テーブ
ルを作成し、検索処理部31Bにおいては解析テーブル
を利用して要求データを直接参照できるようにしてい
る。尚、同リスト構造の書誌的データが既知であるもの
についてはその解析テーブルを事前に作成することがで
きるようにしてある。従って、本実施形態では要求デー
タに該当するか否かをリスト構造の先頭バイトから1バ
イトずつ順次解析し検索するのではなく、解析テーブル
を介して要求データの属するリスト構造の書誌的データ
のみを検索して要求データを直接参照するようにしてい
る。そこで、解析テーブルを作成するためのデータ処理
方法と、この解析テーブルを利用してデータ検索するデ
ータ検索方法について順次説明する。
【0015】まず、解析テーブルを作成する手順につい
て表1〜表3及び図4のフローチャートを参照しながら
説明する。解析テーブルを作成するには、ホストコンピ
ュータ3の中央処理装置31を用いて要求データの属す
るリスト構造のメンバーとしてリスト要素、アイテム要
素及びそれぞれの要素属性を図5に示すデータ部から読
み出し、これらのメンバーに基づいて下記表1に示すリ
スト構造を構築する。
【0016】
【表1】
【0017】上記表1の要素#1において、「L」はリ
スト要素であることを表し、その次の数字「5」はリス
ト要素の要素属性であるレングスバイト値(メンバー
数)を表している。「L]で表したメンバー以外はアイ
テム要素を表している。また、各アイテム要素の最初の
数字はそれぞれのアイテム要素を特定するポインタ番号
を表し、その次の数字は要素属性のうちのデータのフォ
ーマットを表し、最後の数字は要素属性のうちのレング
スバイト値(メンバー数)を表している。フォーマット
の「10」はバイナリデータであることを表し、「2
0」はアスキーデータであることを表している。このリ
スト構造は例えば図5に示すように内部記憶装置33内
の所定番地から43バイトに渡って格納されている。各
バイトの上の数字1〜42は先頭バイトからのオフセッ
トをバイト数で表している。従って、本実施形態では図
5に示す格納形式から表1に示す書誌的データであるリ
スト要素、アイテム要素及びそれぞれの要素属性を読み
出すことを目的とし、以下のデータ処理を行う。
【0018】即ち、上記表1に示すリスト構造の各メン
バーを下記表2で示す親子関係として解釈するようにデ
ータ処理プログラム上で定義されている。即ち、最初の
リスト要素の「L]は「親」と定義され、そのレングス
バイト値「5」はこのリスト要素の属するメンバー数
(具体的には子供の人数)として定義されている。ま
た、5人の子供のうち、最もポインタ番号の小さい子供
が例えば「長女」と定義され、その他4人はいずれも
「妹」と定義されている。そして、妹同士を区別すると
きには、ポインタ番号の昇順に「長女の妹」、「長女の
妹の妹」、「長女の妹の妹の妹」、「長女の妹の妹の妹
の妹」と定義されている。そして、長女のn人目の妹は
「妹n」と定義されている。また、親に対しても同様に
定義され、「親n」は、「親の親の・・・親」と定義さ
れている。従って、表2が実際に主記憶装置32内に存
在する訳ではない。
【0019】
【表2】
【0020】そして、上記データ処理プログラムは中央
処理装置31の解析テーブル作成処理部31Aを介して
図4に示す手順で実行され、解析テーブルとして例えば
下記表3に示す解析テーブルを作成する。この解析テー
ブルを作成するに当たり、まず表3に示す「私」、
「親」、「長女」及び「妹」の項目及び「A」〜「D]
からなる各メンバーの要素属性の項目のみを設定する。
要素属性の項目のうち、「A」はリスト要素のレングス
バイト値、「B]はアイテム要素のフォーマット、
「C]はアイテムレングス、「D」はリスト構造の先頭
バイトから見たアイテムボディの先頭バイトのオフセッ
トを表している。その後、解析テーブル作成処理部31
Aをを介して解析テーブルの第2行以下に表1の各メン
バー及びその親子関係を順次設定し、記入して行く。
尚、「私」の項目は各メンバーのアドレス番号に相当す
る。
【0021】即ち、中央処理装置31を介して図5に示
すデータへのデータ処理を開始すると、同データをリス
ト構造で表現した表1の各メンバーのデータを順次読み
込み、各メンバーの親子関係及び要素属性を以下のよう
にして順次設定し、解析テーブルを作成する。まず、中
央処理装置31において最初のメンバーを読み込みむ
と、最初のメンバー(以下、「人」と称す。)「1」を
私と設定する。この設定に基づいて私を「1」として設
定して表3の私の項目の第1行に「1」を記入する。ま
た、私の親も私と設定して私の親に私のアドレス番号
「1」を設定して表3の親の項目の第1行に「1」を記
入する。また、次の人の親は私であるため、次の人
「2」の親に対して私「1」を設定して次の人の親に私
のアドレス番号「1」を設定して親の項目の第2行に
「1」を記入する。更に、私「1」のリスト要素属性の
レングスバイト値のAに「5」のみを設定して記入し他
には「未定」と記入する(S1)。
【0022】次いで、メンバー存否判断部を介して次の
人が存在するか否かを判断し(S2)、次の人が存在し
なければ処理は終了する(S3)。次の人が存在すれ
ば、ステップS4へ移行し、次の人「2」を私と設定し
て私「2」の親「1」の出産数0に1を加算して1と設
定し、私の項目の第2行にアドレス番号「2」を記入す
ると共に私「2」のアイテム要素としてBの項目の第2
行に「10」、Cの項目の第2行に「1」及びDの項目
の第2行に「4」とそれぞれ設定しAの項目を未定と設
定する。引き続き、私「2」の親「1」の長女は未定か
否かを表3を参照して判断する(S5)。現在は私
「2」の親「1」の長女は未定であるから、未定と判断
した後ステップS6へ移行し、このステップで私「2」
の親「1」の長女に私「2」を設定した後、長女の項目
の第1行に私のアドレス番号「2」を記入した後、私
「2」がリスト要素であるか否かを表1を参照して判断
する(S7)。フォーマット情報の解析により私「2」
はリスト要素ではないからステップS8へ移行し、次の
人「3」の親に私「2」の親「1」を設定する。次い
で、ステップS9において、次の人の親「1」が最初の
人であるか否か、あるいは次の人の親「1」はまだ全部
子供を産んでいないか否かを判断する。図5に示す実デ
ータによればこれらの条件のいずれにも該当するため、
ステップS2へ戻る。尚、ステップS9へ移行する前
に、妹n、親nはいずれもn=1の処理で初期化され
る。
【0023】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、次の人が存在するためステップS4において
次の人「3」を私と設定して私「3」の親「1」の出産
数1に1を加算して2とし、私の項目の第3行に「3」
を記入すると共に私「3」のリスト要素属性またはアイ
テム要素属性を設定する。私「3」はリスト要素である
からリスト要素のレングスバイト値のAの項目に「2」
を記入し他の項目には「未定」と記入する。引き続き、
私の親「1」の長女は未定か否かを判断する(S5)。
長女は既に「2」と決まっているためステップS10へ
移行し、このステップで私の親の長女「2」の妹は未定
か否かを判断する。この段階で私「3」の親「1」の長
女「2」の妹は未定であるため、私「3」の親「1」の
長女「2」の妹に私「3」を設定して妹の項目の第2行
に「3」を記入した後(S11)、私「3」がリスト要
素であるか否かを判断する(S7)。図5によれば私
「3」はリスト要素であるためステップS12へ移行
し、次の人「4」の親に私「3」を設定して親の項目の
第4行に「3」を記入する。次いで、ステップS9にお
いて、次の人「4」の親「3」は最初の人であるか否
か、あるいは次の人の親「3」はまだ全部子供を産んで
いないか否かを判断する。今の場合次の人の親「3」は
最初の人ではないが、次の人の親「3」はまだ全部子供
を産んでいないため、ステップS2へ戻る。
【0024】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、次の人が存在するためステップS4において
次の人「4」を私と設定し、私「4」の親「3」の出産
数0に1を加算して1と設定し、私の項目の第4行に
「4」を記入すると共に私「4」のリスト要素属性また
はアイテム要素属性を設定する。私「4」はリスト要素
でなくアイテム要素であるからリスト要素のレングスバ
イト値のAの項目に「未定」と設定し、Bの項目に「2
0」、Cの項目に「2」及びDの項目に「9」とそれぞ
れ設定する。引き続き、私「4」の親「3」の長女は未
定か否かを判断する(S5)。この段階では私「4」の
親「3」の長女は未定であるから、ステップS6へ移行
し、このステップで私「4」の親「3」の長女に私を設
定して長女の項目の第3行に「4」を記入した後、私
「4」がリスト要素であるか否かを判断する(S7)。
図5によれば私「4」はリスト要素ではないからステッ
プS8へ移行し、次の人「5」の親に私の親「3」を設
定して親の項目の第5行に「3」を記入する。次いで、
ステップS9において、次の人「5」の親「3」は最初
の人であるか否か、あるいは次の人「5」の親「3」は
まだ全部子供を産んでいないか否かを判断する。今の場
合次の人「5」の親「3」は最初の人ではなく、また、
次の人「5」の親「3」はまだ子供を全て産んでいない
ため、ステップS2へ戻る。
【0025】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、次の人が存在するためステップS4において
次の人「5」を私とし、私「5」の親「3」の出産数1
に1を加算して2と設定し、私の項目の第5行に「5」
を記入すると共に私「5」のリスト要素属性またはアイ
テム要素属性を設定する。私「5」はリスト要素でなく
アイテム要素であるから第5行のリスト要素のレングス
バイト値のAの項目に「未定」と設定し、Bの項目に
「10」、Cの項目に「2」及びDの項目に「13」と
それぞれ設定する。引き続き、私「5」の親「3」の長
女は未定か否かを判断する(S5)。この段階では私
「5」の親「3」の長女は「4」と決まっているためス
テップS10へ移行し、このステップで私の親の長女
「4」の妹は未定か否かを判断する。この段階で私
「5」の親「3」の長女「4」の妹は未定であるため、
私「5」の親「3」の長女「4」の妹に私「5」を設定
して妹の項目の第4行に「5」を記入した後(S1
1)、私「5」がリスト要素であるか否かを判断する
(S7)。図5によれば私「5」はリスト要素ではない
ためステップS8へ移行し、次の人「6」の親に私
「5」の親「3」を設定する。次いで、ステップS9に
おいて、次の人「6」の親「3」は最初の人であるか否
か、あるいは次の人「6」の親「3」はまだ全部子供を
産んでいないか否かを判断する。今の場合次の人「6」
の親「3」は最初の人ではなく、また、次の人「6」の
親「3」は全て子供を産んでいるためステップS13へ
移行する。ステップS13において次の人「6」の親を
次の人の親2とする。つまり、次の人「6」の親は次の
人「6」の親「3」の親「1」となる。次に、ステップ
S9へ移行する。このステップにおいて次の人の親
「1」は最初の人であるため、ステップS2へ戻る。
【0026】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、今の場合次の人が存在するためステップS4
において次の人「6」を私とし、私「6」の親「1」の
出産数2に「1」を加算して3と設定し、私の項目の第
6行に「6」を記入すると共に私「6」のリスト要素属
性またはアイテム要素属性を設定する。私「6」はリス
ト要素でなくアイテム要素であるから第6行のリスト要
素のレングスバイト値のAの項目に「未定」と設定し、
Bの項目に「20」、Cの項目に「3」及びDの項目に
「17」とそれぞれ設定する。引き続き、私の親「1」
の長女は未定か否かを判断する(S5)。この段階では
私「6」の親「1」の長女は「2」と決まっているため
ステップS10へ移行し、このステップで私の親の長女
「2」の妹1は未定か否かを判断する。この段階で私
「6」の親「1」の長女「2」の妹は「3」と決まって
いるため、ステップS14で妹1に1を加算した後ステ
ップS10で私の親「1」の長女の妹2(即ち、妹の
妹)は未定か否かを判断する。私「6」の親「1」の長
女「2」の妹「3」の妹は未定であるため、「3」の妹
に私「6」を設定して妹の項目の第3行に「6」を記入
した後(S11)、私「6」がリスト要素であるか否か
を判断する(S7)。図5によれば私「6」はリスト要
素ではないためステップS8へ移行し、次の人「7」の
親に私の親「1」を設定する。次いで、ステップS9に
おいて、次の人の親は最初の人であるか否か、あるいは
次の人の親はまだ全部子供を産んでいないか否かを判断
する。次の人の親「1」は最初の人であり、また、次の
人の親「1」はまだ全部子供を産んでいないため、ステ
ップS2へ戻る。
【0027】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、今の場合次の人が存在するためステップS4
において次の人「7」を私とし、私「7」の親「1」の
出産数2に1を加算して3と設定し、第7行の私の項目
に「7」を記入すると共に私「7」のリスト要素属性ま
たはアイテム要素属性を設定する。私「7」はリスト要
素であるからリスト要素のレングスバイト値のAの項目
に「3」を設定して記入し他の項目には「未定」と設定
して記入する。引き続き、私「7」の親「1」の長女は
未定か否かを判断する(S5)。長女は既に「2」と決
まっているためステップS10へ移行し、このステップ
で私の親の長女「2」の妹は未定か否かを判断する。こ
の段階で私「7」の親「1」の長女「2」の妹は「3」
と決まっているため、ステップS14で妹1に1を加算
した後ステップS10で私の親「1」の長女の妹2(即
ち、妹の妹)は未定か否かを判断する。私「7」の親
「1」の長女「2」の妹「3」の妹は「6」と決まって
いるため、ステップ14で妹2に1を加算して3と設定
した後ステップS10で私の親「1」の長女の妹3(即
ち、長女の妹「3」の妹「6」の妹)は未定か否かを判
断する。この妹は未定のため、この妹に私「7」を設定
して妹の項目の第6行に「7」を記入した後(S1
1)、私「7」がリスト要素であるか否かを判断する
(S7)。図5によれば私「7」はリスト要素であるた
めステップS12へ移行し、次の人「8」の親に私
「7」を設定して親の項目の第8行に「7」を記入す
る。次いで、ステップS9において、次の人「8」の親
「7」は最初の人であるか否か、あるいは次の人「8」
の親「7」はまだ全部子供を産んでいないか否かを判断
する。今の場合次の人の親「7」は最初の人ではない
が、次の人の親「7」はまだ全部子供を産んでいないた
め、ステップS2へ戻る。
【0028】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、今の場合次の人が存在するためステップS4
において次の人「8」を私とし、私「8」の親「7」の
出産数0に1を加算して1と設定し、私の項目の第8行
に「8」を記入すると共に私「8」のリスト要素属性ま
たはアイテム要素属性を設定する。私「8」はリスト要
素でなくアイテム要素であるから第8行のリスト要素の
レングスバイト値のAの項目に「未定」と設定し、Bの
項目に「20」、Cの項目に「5」及びDの項目に「2
4」とそれぞれ設定する。引き続き、私「8」の親
「7」の長女は未定か否かを判断する(S5)。この段
階では私「8」の親「7」の長女は未定であるから、ス
テップS6へ移行し、このステップで私「8」の親
「7」の長女に私「8」を設定して第7行の長女の項目
に「8」を記入した後、私「8」がリスト要素であるか
否かを判断する(S7)。図5によれば私「8」はリス
ト要素ではないからステップS8へ移行し、次の人
「9」の親に私の親「7」を設定して親の項目の第9行
に「7」を記入する。次いで、ステップS9において、
次の人「9」の親「7」は最初の人であるか否か、ある
いは次の人「9」の親「7」はまだ全部子供を産んでい
ないか否かを判断する。今の場合次の人「9」の親
「7」は最初の人ではないが、その出産数は2でありま
だ全部子供を産んでいないため、ステップS2へ戻る。
【0029】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、今の場合次の人が存在するためステップS4
において次の人「9」を私とし、私「9」の親「7」の
出産数1に1を加算して2と設定し、私の項目の第9行
に「9」を記入すると共に私「9」のリスト要素属性ま
たはアイテム要素属性を設定する。私「9」はリスト要
素でなくアイテム要素であるから第9行のリスト要素の
レングスバイト値のAの項目に「未定」と設定し、Bの
項目に「20」、Cの項目に「6」及びDの項目に「3
1」とそれぞれ設定する。引き続き、私「9」の親
「7」の長女は未定か否かを判断する(S5)。この段
階では私「9」の親「7」の長女は「8」と決まってい
るためステップS10へ移行し、このステップで私の親
の長女「8」の妹は未定か否かを判断する。この段階で
私「9」の親「7」の長女「8」の妹は未定であるた
め、長女「8」の妹に私「9」を設定して妹の項目の第
8行に「9」を記入した後(S11)、私「9」がリス
ト要素であるか否かを判断する(S7)。図5によれば
私「9」はリスト要素ではないからステップS8へ移行
し、次の人「10」の親に私の親「7」を設定して親の
項目の第10行に「7」を記入する。次いで、ステップ
S9において、次の人「10」の親「7」は最初の人で
あるか否か、あるいは次の人「10」の親「7」はまだ
全部子供を産んでいないか否かを判断する。今の場合次
の人「10」の親「7」は最初の人ではないがその出産
数は2であり、まだ全ての子供を産んでいないためテッ
プS2へ戻る。
【0030】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、次の人が存在するためステップS4において
次の人「10」を私とし、私「10」の親「7」の出産
数2に1を加算して3と設定し、第10行の私の項目に
「10」を記入すると共に私「10」のリスト要素属性
またはアイテム要素属性を設定する。私「10」はリス
ト要素でなくアイテム要素であるから第10行のリスト
要素のレングスバイト値の値のAの項目に「未定」と設
定し、Bの項目に「10」、Cの項目に「1」及びDの
項目に「39」とそれぞれ設定する。引き続き、私「1
0」の親「7」の長女は未定か否かを判断する(S
5)。この段階では私「10」の親「7」の長女は
「8」と決まっているためステップS10へ移行し、こ
のステップで私の親の長女「8」の妹は未定か否かを判
断する。この段階で私「10」の親「7」の長女「8」
の妹は「9」と決まっているため、ステップS14へ移
行し、nに1を加算する。次いで、ステップS10へ移
行し、私「10」の親「7」の長女「8」の妹「9」の
妹は未定であるか否かを判断する。この段階では妹
「9」の妹は未定であるため、私「10」の親「7」の
長女「8」の妹「9」の妹に私「10」を設定して妹の
項目の第9行に「10」を記入した後(S11)、私
「10」がリスト要素であるか否かを判断する(S
7)。図5によれば私「10」はリスト要素ではないた
めステップS8へ移行し、次の人「11」の親に私の親
「7」を設定する。次いで、ステップS9において、次
の人「11」の親「7」は最初の人であるか否か、ある
いは次の人「11」の親「7」はまだ全部子供を産んで
いないか否かを判断する。この場合次の人「11」の親
「7」は最初の人ではないが全ての子供を産んでいるた
め、ステップS13へ移行する。ここでnに1を加算
し、次の人「11」の親を次の人の親「7」の親「1」
と設定する。次にステップS9へ移行する。次の人「1
1」の親「1」は最初の人であるため、ステップS2へ
戻る。
【0031】ステップS2では次の人が存在するか否か
を判断し、今の場合次の人が存在するためステップS4
において次の人「11」を私とし、私「11」の親
「1」の出産数4に1を加算して5と設定し、私の項目
の第11行に「11」を記入すると共に私「11」のリ
スト要素属性またはアイテム要素属性を設定する。私
「11」はリスト要素でなくアイテム要素であるから第
11行のリスト要素のレングスバイト値のAの項目に
「未定」と設定し、Bの項目に「10」、Cの項目に
「1」及びDの項目に「42」とそれぞれ設定する。引
き続き、私の親「1」の長女は未定か否かを判断する
(S5)。この段階では私「11」の親「1」の長女は
「2」と決まっているためステップS10へ移行し、こ
のステップで私の親の長女「2」の妹は未定か否かを判
断する。この段階で私「11」の親「1」の長女「2」
の妹は「3」と決まっているため、ステップS14で妹
1に1を加算した後ステップS10で私の親「1」の長
女の妹2(即ち、妹の妹)は未定か否かを判断する。私
「11」の親「1」の長女「2」の妹「3」の妹は
「6」と決まっているため、ステップS14で妹2に1
を加算した後ステップS10で私の親「1」の長女の妹
3(即ち、妹の妹の妹)は未定か否かを判断する。この
段階で妹3、即ちは妹「6」の妹は「7」と決まってい
るため、ステップS14で妹3に1を加算した後ステッ
プS10で私の親「1」の長女の妹4(即ち、妹の妹の
妹の妹)は未定か否かを判断する。この段階で妹4、即
ちは妹「7」の妹は未定のため、妹「7」の妹に私「1
1」を設定して第7行の妹の項目に「11」を記入した
後(S11)、私「11」がリスト要素であるか否かを
判断する(S7)。図5によれば私「11」はリスト要
素ではないためステップS8へ移行し、次の人「12」
の親に私の親「1」を設定する。次いで、ステップS9
において、次の人「12」の親「1」は最初の人である
か否か、あるいは次の人「12」の親「1」はまだ全部
子供を産んでいないか否かを判断する。今の場合次の人
の親「1」は最初の人であるため、ステップS2へ戻
る。ステップS2において次の人が存在するか否かを判
断し、今の場合次の人がいないため、ステップS3へ移
行して解析テーブルの作成を終了する。上述した一連の
データ処理は各メンバーの書誌的事項のみをもって瞬時
にして行われる。
【0032】次いで、上記解析テーブルを用いた本実施
形態の検索方法について図6のフローチャートを参照し
ながら説明する。例えば、前記表1のリスト構造の要素
名L3の要素属性を検索する場合について説明する。要
素名L3のポインタ番号は4である。本検索方法を実行
するに当たり、まず私に配列の最初の人(親「1」)を
設定すると共に要素名L3の指定数としてポインタ番号
の4を設定する(S21)。すると、中央処理装置31
を介して私「1」がリスト要素であるか否かを判断する
(S22)。私「1」は表1によればリスト要素である
ため、ステップS23へ移行し、このステップで指定数
が1以上であるか否かを判断する。指定数4は1以上で
あるため、ステップS24へ移行し、このステップで私
に私「1」の長女「2」を設定する。長女「2」を設定
した後、ステップS25へ移行し、このステップで指定
数4が2以上であるか否かを判断する。指定数4は2以
上であるため、ステップS26へ移行し、このステップ
で次に予め設定されているn=2と指定数4とを比較
し、nの値2が指定数4以下であるか否かを判断する。
nの値が指定数以下であるため、ステップS27へ移行
し、このステップで私に私「2」の妹「3」を設定す
る。次いで、nの値に1を加算処理した後(S28)、
ステップS26へ移行し、ステップS25からステップ
28の処理を繰り返し、nの値が指定数の4以下でなく
なった時点、即ち、ステップ28による加算処理を2回
繰り返し、私が長女「2」の妹「3」の妹「6」の妹
「7」になった時点でステップS26からステップS2
9へ移行する。ステップS29で次の指定数があるか否
かを判断する。今の場合、指定数が4のみであるため、
ステップS29からステップS30へ移行し、処理を終
了し、最終的に指定されたメンバーである私は長女
「2」の妹「3」の妹「6」の妹「7」である。この検
索によりポインタ番号4で指定されたメンバーは「7」
であり、「7」はリスト要素であり、その要素属性のレ
ングスバイト値が3である。この検索過程を図示したも
のが図7で、この図からも明らかなように、本実施形態
では指定数4を設定することでマクロ命令を実行し、解
析テーブルのアドレス番号をポインタとしてアドレス番
号(1)→(2)→(3)→(6)→(7)の順に検索
し、検索時間を短縮していることが判る。
【0033】次に、前記表1のリスト構造の要素名A3
の要素属性を検索する場合について説明する。リスト要
素に属するアイテム要素であるため、リスト要素のポイ
ンタ番号4とアイテム要素のポインタ番号1の両方を指
定数4/1として指定する。本検索方法を実行するに当
たり、最初の指定数4の指定した私は上述のようにして
「7」であることが判る。この場合には、ステップS2
9における判断で次の指定数があると判断されるため、
ステップS29からステップS31へ移行し、このステ
ップで次の指定数1を指定数とする。次いで、ステップ
S22へ移行し、現在の私「7」がリスト要素であるか
否かを判断する。私「7」はリスト要素でであるため、
ステップS22からステップS23へ移行する。ステッ
プS23で指定数1が1以上か否かを判断し、指定数1
は1以上ではあるため、ステップS23からステップS
24へ移行し、私に私「7」の長女「8」を設定する。
次いで、ステップS24からステップS25へ移行し、
指定数1は2以上でないため、ステップS25からステ
ップS29へ移行する。次の指定数がないため、ステッ
プS30へ移行し処理を終了する。この結果最終的に指
定された私はアイテム要素「8」になる。この検索によ
りポインタ番号4及び1で指定したデータはアイテム要
素であり、そのアイテム要素属性のアイテムフォーマッ
トが20、即ちアスキー型であり、アイテムレングス値
が5バイトであり、アイテムボディの先頭バイト位置が
リスト構造の先頭バイトから24バイト目の位置である
ことが即座にして判る。以上の結果により同アイテムボ
ディの参照及び編集が可能になる。
【0034】以上説明したように本実施形態によれば、
中央処理装置31を介してリスト構造のデータうち、リ
ストメンバーとしてリスト要素、アイテム要素及びそれ
ぞれの要素属性からなる書誌的データのみを外部記憶装
置33から主記憶装置32内に読み出し、中央処理装置
31を介してこれらの各メンバーの親子関係を設定して
主記憶装置32内で解析テーブルを作成するようにした
ため、中央処理装置31内に要求データに関連するリス
ト構造のデータを全て読み出す場合と比較して中央処理
装置31及び主記憶装置32の負荷を格段に軽減するこ
とができる。
【0035】また、本実施形態によれば、上記解析テー
ブルの親子関係に基づいて周辺装置1からの要求データ
に基づいてリスト構造のメンバーの最初のメンバーと要
求データに該当するメンバーのポインタ番号が指定数と
して設定され、この指定数に基づいて上記解析テーブル
の親子関係から最初のメンバーに対する要求データの親
子関係を決定し、要求データの内容を直接参照すること
ができるため、従来のようにリスト構造を先頭バイトか
ら1バイトずつ解析して要求データを検索する場合と比
較してデータ検索時の中央処理装置31及び主記憶装置
32の負荷を格段に軽減することができ、もって従来よ
りも短時間でデータ検索を行うことができ、検索処理の
スループットを高めることができる。
【0036】尚、本発明は上記実施形態に何等制限され
るものではなく、周辺装置1においてもホストコンピュ
ータ3と同様の処理を行うようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項4に記載の発
明によれば、主記憶装置及び中央処理装置の負荷を軽減
することで通信負荷を軽減することができ、ひいてはデ
ータ処理のスループットを向上させることができるデー
タ処理方法及びデータ検索方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理方法及びデータ検索方法を
適用するホストコンピュータと半導体製造装置等の周辺
装置との関係を示す概念図である。
【図2】(a)、(b)は記憶装置内のデータの格納状
態を示す説明図である。
【図3】ホストコンピュータの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明のデータ処理方法の一実施形態を示すフ
ローチャートである。
【図5】表1に示すリスト構造を外部記憶装置内でのデ
ータの配列状態及び各データの先頭バイトからのオフセ
ット位置を示す説明図である。
【図6】本発明のデータ検索方法の一実施形態を示すフ
ローチャートである。
【図7】本実施形態のデータ検索方法による検索過程を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 周辺装置 3 ホストコンピュータ 31 中央処理装置 31A 解析テーブル作成処理部 31B 検索処理部 32 主記憶装置 33 外部記憶装置
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/21 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと周辺装置とを備
    え、上記ホストコンピュータの外部記憶装置に格納され
    たリスト要素、リスト要素を構成するアイテム要素及び
    これらの各メンバーの要素属性からなるリスト構造に基
    づいて上記ホストコンピュータまたは周辺装置の主記憶
    装置において解析テーブルを作成するデータ処理方法で
    あって、上記周辺装置からのデータ要求により上記ホス
    トコンピュータまたは上記周辺装置ではそれぞれの中央
    処理装置を用いて上記各メンバーのリスト要素を親、上
    記アイテム要素を子とする親子関係を上記各メンバーに
    設定すると共に上記各メンバーに親子関係を解釈するた
    めのポインタ番号を設定し、次いで、上記中央処理装置
    を用いて上記各メンバー間の親子関係を表すマトリック
    ス状のテーブルを作成して上記主記憶装置に書き込んだ
    後、上記各メンバーにアドレス番号を設定すると共に各
    メンバーに対する他の各メンバーの親子関係をそれぞれ
    のアドレス番号で上記テーブルの該当位置に書き込み、
    更に上記各メンバーに対する要素属性を設定して上記テ
    ーブルの該当位置に書き込んで解析テーブルを作成する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 上記要素属性は、上記リスト要素または
    アイテム要素のレングスバイト値、データフォーマット
    値及びデータのオフセット値であることを特徴とする請
    求項1に記載のデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータと周辺装置とを備
    え、上記ホストコンピュータの外部記憶装置のリスト要
    素、アイテム要素及びこれらのメンバーの要素属性から
    なるリスト構造のデータに基づいて上記ホストコンピュ
    ータまたは上記周辺装置の主記憶装置において解析テー
    ブルを作成した後、この解析テーブルに基づいてデータ
    を検索する方法であって、上記周辺装置からのデータ要
    求により上記ホストコンピュータまたは上記周辺装置で
    はそれぞれの中央処理装置を用いて上記各メンバーのリ
    スト要素を親、上記アイテム要素を子とする親子関係を
    上記各メンバーに設定すると共に上記各メンバーに親子
    関係を解釈するためのポインタ番号を設定し、次いで、
    上記中央処理装置を用いて上記各メンバー間の親子関係
    を表すマトリックス状のテーブルを作成して上記主記憶
    装置に書き込んだ後、上記各メンバーにアドレス番号を
    設定すると共に各メンバーに対する他の各メンバーの親
    子関係をそれぞれのアドレス番号で上記テーブルの該当
    位置に書き込み、更に上記各メンバーに対する要素属性
    を設定して上記テーブルの該当位置に書き込んで解析テ
    ーブルを作成した後、上記中央処理装置を介して上記リ
    スト構造の最初のメンバーを親として設定すると共に上
    記要求データに該当するメンバーのポインタ番号を指定
    数として設定した後、上記最初のメンバーに対する上記
    要求データに該当するメンバーを上記解析テーブルの親
    子関係を辿って後者の前者に対する関係を決定し、決定
    されたメンバーのリスト要素、アイテム要素及び要素属
    性を参照することを特徴とするデータ検索方法。
  4. 【請求項4】 上記要求データの内容が予め判っている
    場合には、その要求データに対する上記解析テーブルを
    予め作成しておくことを特徴とする請求項3に記載のデ
    ータ検索方法。
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