JPH11203224A - データ通信装置およびその方法 - Google Patents

データ通信装置およびその方法

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JPH11203224A
JPH11203224A JP9359076A JP35907697A JPH11203224A JP H11203224 A JPH11203224 A JP H11203224A JP 9359076 A JP9359076 A JP 9359076A JP 35907697 A JP35907697 A JP 35907697A JP H11203224 A JPH11203224 A JP H11203224A
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田 出 成
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木 英 文 鈴
Shinji Nakai
井 真 嗣 中
Takayuki Tanaka
中 孝 幸 田
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Abstract

(57)【要約】 【課題】URLコンテンツの取得および表示を迅速に行
なう。 【解決手段】ユーザの起動操作に応じて、コンテンツ収
集部162は、伝送レートモニタ部182から入力され
る伝送レート(TD)の値と閾値(C−α)とを比較す
る。TD<C−αの条件を満たす場合に、コンテンツ収
集部162は、コンテンツ自動収集部164を起動し、
予め設定されたURLコンテンツを自動的にWebサー
バから収集するバックグラウンド処理を行なわせる。ユ
ーザが、URLコンテンツを指定する操作を行なうと、
コンテンツ収集部162は、コンテンツ自動収集部16
4を制御してバックグラウンド処理を終了させ、指定さ
れたURLコンテンツを収集するフォアグラウンド処理
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、WWWサーバ
から、インターネットを介してWebページのデータを
ダウンロードするデータ通信装置およびその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平9−185633号公報
は、ネットワークを介してWeb(またはWWW;world
wide web)サーバにアクセスし、このWebサーバに保
持されているWeb(またはWWW)ページのデータ
(コンテンツ)をダウンロードし、ユーザの閲覧に供す
るWeb(またはWWW)ブラウザと呼ばれるソフトウ
ェアを開示する。
【0003】かかるWebブラウザとしては、例えば、
ロータス社のウェブリケータ(商品名)が知られてお
り、このウェブリケータは、URL(Webページそれ
ぞれに固有のアドレス; uniform resource locator)の
登録を予め受け入れ、登録されたURLを有するWeb
ベージを保持するWebサーバに対して巡回的にアクセ
スし(以下、このように「登録されたURLを有するW
ebベージを保持するWebサーバに対してアクセスす
る」ことを、記述の簡略化のために、単に、「登録され
たURLにアクセスする」等とも記す)、Webページ
のコンテンツを自動的に取得する機能を有する。
【0004】また、他のWebブラウザ、例えば、マイ
クロソフト社のインターネットエクスプローラ4.0
(商品名)は、予め登録されたURLにアクセスして、
この登録されたURLを有するWebページのコンテン
ツ(以下、同様に、「登録されたURLを有するWeb
ページのコンテンツ」等を、単に、「登録されたURL
コンテンツ」等とも記す)を自動的に取得し、登録され
たURLコンテンツの記憶に用いるWebブラウザのキ
ャッシュメモリ(ブラウザ用に特別のメモリがクライア
ント側のコンピュータに備えられるのではなく、実際に
は既存のメモリ・記憶装置等を用いてソフトウェア的に
実現される)を、定期的に更新(アップデート)する機
能を有している。
【0005】しかしながら、これらのWebブラウザに
おいては、ユーザが指定したURLコンテンツの取得お
よび表示(フォアグランド)処理と、予め登録されている
URLコンテンツの自動的な取得(バックグラウンド)処
理とが非同期に実行される。従って、例えば、フォアク
ランド処理が実行されている最中に、バックグラウンド
処理がタイマ起動され、これら2つの処理が平行して実
行されてしまうことがある。この場合、これら2つの処
理が、限られた通信回線の伝送容量やCPUの処理能力
等を奪い合うので、ユーザが指定したURLコンテンツ
の取得に長時間を要してしまうことがある。
【0006】また、これらのWebブラウザにおいて
は、フォアグランド処理がない場合であっても、バック
グラウンド処理は一時に一つのURLコンテンツについ
てなされるので、通信回線を有効に利用できなくなるこ
とがある。例えば、通信回線の伝送容量が56kbps
である場合であっても、バックグラウンド処理の対象と
なるURLコンテンツが、Webサーバ側の都合により
数kbpsでしかクライアント側に伝送されないと、伝
送容量の大部分が無駄になり、通信回線を有効利用でき
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが
指定したURLコンテンツの取得および表示を可能な限
り迅速に行なうことができるデータ通信装置およびその
方法を提供することを目的とする。また、本発明は、ユ
ーザが指定したURLコンテンツの取得・表示処理と、
予め登録されているURLコンテンツの取得処理とを同
期して行なうことができ、これらの処理がクライアント
側の資源を奪い合うことがないデータ通信装置およびそ
の方法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、予め登録したURLコン
テンツの取得を複数、平行して行なうことができるよう
にして、通信回線の伝送容量を有効に活用し、短い時間
で多くのURLコンテンツをWebサーバから取得する
ことができるデータ通信装置およびその方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるデータ通信装置は、1つ以上のデー
タサーバと所定の伝送容量を有する通信回線を介して接
続されたデータ通信装置であって、前記データサーバそ
れぞれは、前記データ通信装置からの要求に応じて、1
つ以上の伝送データを伝送し、前記データサーバに対し
て伝送を要求する可能性がある前記伝送データの設定を
1つ以上、受け入れる要求受入手段と、前記データサー
バそれぞれからの前記伝送データを含むデータを、前記
通信回線を介して受信するデータ受信手段と、受信した
データの伝送レートを監視する伝送レート監視手段と、
前記伝送データの指定を受け入れ、指定された前記伝送
データの伝送を前記データサーバのいずれかに対して要
求する第1の伝送要求手段と、監視により得られた前記
伝送レートが、前記通信回線の伝送容量の範囲内である
場合に、設定を受け入れた前記伝送データのいずれかの
伝送を、前記データサーバのいずれかに対して順次、要
求する第2の伝送要求手段とを有する。
【0010】好適には、前記データサーバそれぞれが前
記データ通信装置に対して伝送する伝送データは、それ
ぞれ固有のURL(uniform resource locator)を有する
Webページのデータであって、前記データサーバは、
前記Webページを保持および伝送するWebサーバで
あって、前記要求受け入れ手段は、それぞれWebペー
ジのいずれかを示すURLを、前記Webサーバに対し
て伝送を要求する可能性がある前記伝送データを示す情
報として受け入れ、前記第1の伝送要求手段は、任意の
WebページのURLの指定を受け、指定されたURL
を有する前記Webページのデータの伝送を、このWe
bページを保持する前記Webサーバのいずれかに対し
て要求し、前記第2の伝送要求手段は、監視により得ら
れた前記伝送レートが、前記通信回線の伝送容量の範囲
内である場合に、設定を受け入れたURLのいずれかを
有するWebページのデータの伝送を、このWebペー
ジを保持する前記Webサーバのいずれかに対して順
次、要求する。
【0011】好適には、前記伝送データを伝送している
前記データサーバそれぞれは、前記データ通信装置から
の要求に応じて前記送信データそれぞれを伝送し、前記
第2の伝送要求手段は、指定された前記伝送データの伝
送を前記データサーバのいずれかに要求する場合には、
指定された前記伝送データ以外の前記伝送データそれぞ
れの伝送の要求を中止する。
【0012】好適には、前記第2の伝送要求手段は、監
視により得られた前記伝送レートの値が、前記通信回線
の伝送容量から所定の値を減じた値よりも小さい場合
に、次の前記伝送データの伝送を、前記データサーバの
いずれかに対して要求する。
【0013】本発明にかかるデータ通信装置は、例え
ば、要求に応じてURLコンテンツを伝送(転送)する
Webサーバと、データ通信回線を介して接続されたク
ライアントコンピュータにおいて、ユーザの操作に従っ
てWebサーバに対してURLコンテンツの伝送要求を
出し、要求に応じてWebサーバから伝送されてきたU
RLコンテンツを受信するWebブラウザとして動作す
る。
【0014】本発明にかかるデータ通信装置において、
要求受け入れ手段は、例えば、ユーザが、クライアント
コンピュータに対して、自らが頻繁にアクセスする1つ
以上のWebページのURLの設定を行なうと、この設
定を、ユーザがWebサーバに対して伝送を要求する可
能性があるURLコンテンツ(伝送データ)として受け
入れる。データ受信手段は、要求に応じてWebサーバ
側からクライアントコンピュータに伝送されてきたUR
Lコンテンツ、および、その他のデータを、通信回線を
介して受信する。
【0015】伝送レート監視手段は、データ受信手段が
通信回線を介して受信したデータの伝送レートを監視
(モニタ)し、監視の結果として得られた伝送レート
を、第2の伝送要求手段に供給する。なお、データ受信
手段が、URLコンテンツ以外のデータを受信しなかっ
た場合には、伝送レート監視手段が監視する伝送レート
の値は、受信されたURLコンテンツの伝送レートの値
そのものとなる。
【0016】第1の伝送要求手段は、ユーザが指定した
URLコンテンツの伝送を要求し、データ受信手段にこ
のURLコンテンツを受信させるフォアグランド処理を
行なう。つまり、第1の伝送要求手段は、例えば、ユー
ザが、閲覧を希望するURLコンテンツのURLの指定
操作を行なうと、ユーザが指定したURLコンテンツを
保持するWebサーバに対して、指定されたURLコン
テンツの伝送を要求する。Webサーバは、この第1の
伝送要求手段からの要求に応じて、指定されたURLコ
ンテンツをクライアントコンピュータに対して伝送し、
データ受信手段は、このURLコンテンツを受信し、モ
ニタに表示し、あるいは、ハードディスク装置等に記憶
する。
【0017】第2の伝送要求手段は、予め要求受け入れ
手段が、ユーザによる設定を受け入れたURLのコンテ
ンツの伝送を、フォアグラウンド処理と同期してWeb
サーバ側に自動的に要求し、データ受信手段にこれを受
信させるバックグラウンド処理を行なう。つまり、第2
の伝送要求手段は、第1の伝送要求手段が、ユーザによ
り指定されたURLコンテンツの伝送をWebサーバに
要求する場合に、それまでクライアントコンピュータ側
に伝送されていたURLコンテンツの伝送の要求を中止
することにより、これら2つの伝送要求手段の動作を同
期させる。両者の動作の同期をとることにより、第2の
伝送要求手段は、ユーザにより指定されたURLコンテ
ンツと、それまでに伝送されてきていたURLコンテン
ツとが、通信回線の伝送容量を奪い合うことなく、前者
が迅速にデータ受信手段により受信されうるようにす
る。
【0018】また、第2の伝送要求手段は、ユーザが指
定したURLコンテンツの受信がない場合に、ユーザが
予め設定したURLコンテンツのいずれかを保持してい
るWebサーバに対して、そのURLコンテンツの伝送
を要求する。伝送レート監視手段は、この要求に対して
伝送されてきたURLコンテンツおよびその他のデータ
の伝送レートを監視し、第2の伝送要求手段に通知す
る。第2の伝送要求手段は、例えば、通知された伝送レ
ートの値が、通信回線の伝送容量から、余裕を見て所定
の値を減じた値よりも少ない所定の範囲内である場合に
のみ、ユーザが予め設定したURLコンテンツの内、さ
らに他の一つを保持するWebサーバに対して、そのU
RLコンテンツの伝送を要求する。
【0019】このように、第2の伝送要求手段は、通知
された伝送レートに応じて、URLコンテンツの伝送要
求を順次、行なう。データ受信手段が受信するURLコ
ンテンツを含むデータの伝送レートが、ほぼ通信回線の
伝送容量の限界に達した場合に、第2の伝送要求手段
は、新たなURLコンテンツの伝送要求を止めて、通信
回線の伝送容量を最大限に活用し、1つ以上のURLコ
ンテンツを並行してWebサーバから取得することがで
きるバックグラウンド処理を実現する。
【0020】なお、第2の伝送要求手段が、第1の伝送
要求手段が伝送を要求したURLコンテンツの伝送レー
トが、上記所定の範囲内である場合にも、予めユーザが
設定したURLコンテンツの伝送を順次、要求するよう
にすると、通信回線の伝送容量を、常に有効利用するこ
とができる。
【0021】また、本発明にかかるデータ通信方法は、
1つ以上のデータサーバと所定の伝送容量を有する通信
回線を介して接続されたデータ通信装置におけるデータ
通信方法であって、前記データサーバそれぞれは、前記
データ通信装置からの要求に応じて、1つ以上の伝送デ
ータを伝送し、それぞれ前記データサーバに対して伝送
を要求する可能性がある前記伝送データの設定を1つ以
上、受け入れる要求受入ステップと、前記データサーバ
それぞれからの前記伝送データを含むデータを、前記通
信回線を介して受信するデータ受信ステップと、受信し
たデータの伝送レートを監視する伝送レート監視ステッ
プと、前記伝送データの指定を受け入れ、指定された前
記伝送データの伝送を前記データサーバのいずれかに対
して要求する第1の伝送要求ステップと、監視により得
られた前記伝送レートが、前記通信回線の伝送容量の範
囲内である場合に、設定を受け入れた前記伝送データの
いずれかの伝送を、前記データサーバのいずれかに対し
て順次、要求する第2の伝送要求ステップとを含む。
【0022】また、本発明にかかる記録媒体は、1つ以
上のデータサーバと所定の伝送容量を有する通信回線を
介して接続されたデータ通信装置において、前記データ
サーバそれぞれは、前記データ通信装置からの要求に応
じて、1つ以上の伝送データを伝送し、前記データサー
バに対して伝送を要求する可能性がある前記伝送データ
の設定を1つ以上、受け入れる要求受入ステップと、前
記データサーバそれぞれからの前記伝送データを含むデ
ータを、前記通信回線を介して受信するデータ受信ステ
ップと、受信したデータの伝送レートを監視する伝送レ
ート監視ステップと、前記伝送データの指定を受け入
れ、指定された前記伝送データの伝送を前記データサー
バのいずれかに対して要求する第1の伝送要求ステップ
と、監視により得られた前記伝送レートが、前記通信回
線の伝送容量の範囲内である場合に、設定を受け入れた
前記伝送データのいずれかの伝送を、前記データサーバ
のいずれかに対して順次、要求する第2の伝送要求ステ
ップとをコンピュータに実行させるプログラムを記録す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。
【0024】[ネットワークシステム1]図1は、本発
明にかかるデータ通信方法が適応されるネットワークシ
ステム1の構成を示す図である。図1に示すように、ネ
ットワークシステム1は、k台のWebサーバ12−1
〜12−kと、m台のクライアントコンピュータ14−
1〜14−m(k,mは整数、図示および説明の簡略化
のために、図1はk=1,m=7の場合を例示する)
が、通信回線10を介して相互に接続されて構成され
る。
【0025】ネットワークシステム1は、例えば、イン
ターネットあるいはイントラネットであって、これらの
構成部分により、ユーザの操作に応じて、Webサーバ
12(以下、Webサーバ12−1〜12−kを単にW
ebサーバ12と記す)からクライアントコンピュータ
14−i(以下、クライアントコンピュータ14−1〜
14−mのいずれかを特定せずに示す場合には、クライ
アントコンピュータ14−iと記す)に対して、ユーザ
所望のWebページのデータ(コンテンツ)を伝送する
ように構成されている。
【0026】[通信回線10]通信回線10は、例え
ば、データ専用通信回線、ISDN通信回線、LANあ
るいはデータ伝送が可能な電話回線であって、Webサ
ーバ12とクライアントコンピュータ14−iとの間で
コンテンツおよび通信制御用データ等を伝送する。
【0027】[Webサーバ12]Webサーバ12
は、それぞれ固有のURL(uniform resource locator)
と呼ばれるアドレスが付された大量のWebページのコ
ンテンツを、例えばハードディスク装置(HDD)あるいは
光磁気(MO)ディスク装置等(図示せず)の記憶装置
に記憶・保持する。また、Webサーバ12は、クライ
アントコンピュータ14−iからの要求に応じて、保持
したコンテンツの内、指定されたURLが付されたWe
bページのコンテンツ(以下、URLコンテンツと記
す)を記憶装置から読み出し、読み出したコンテンツを
クライアントコンピュータ14-iに対して通信回線1
0を介して送信する。
【0028】[クライアントコンピュータ14]図1に
示すように、クライアントコンピュータ14は、例え
ば、データ通信機能を備えたパーソナルコンピュータで
あって、汎用CPU、メモリおよびこれらの周辺回路等
を含むコンピュータ(PC)本体140、CRT表示装
置あるいは液晶表示装置等のモニタ142、キーボード
146およびマウス148等を含む入力装置144、ハ
ードディスク装置あるいは光磁気ディスク装置等の記憶
装置150、および、モデムあるいはTA(terminal ad
aptor)等の通信装置152から構成される。
【0029】[通信ソフトウェア2]図2は、図1に示
したクライアントコンピュータ14のコンピュータ本体
140において実行され、本発明にかかるデータ通信方
法を実現する通信ソフトウェア2の構成を示す図であ
る。図2に示すように、通信ソフトウェア2は、入力制
御部154、コンテンツ収集・表示部16、通信・記憶
部18および出力制御部156から構成される。
【0030】コンテンツ収集・表示部16は、ブラウザ
制御部160、コンテンツ収集部162およびコンテン
ツ自動収集部164から構成される。通信・記憶部18
は、通信制御部180、伝送レートモニタ部182、コ
ンテンツ取得制御部184および記憶制御部186から
構成される。通信ソフトウェア2は、例えば、記憶装置
150に記憶され、コンピュータ本体140のメモリに
読み出されて実行され、以下に示すような、いわゆるブ
ラウザソフトとしての処理を行なう。
【0031】[フォアグラウンド処理]通信ソフトウェ
ア2は、これらの構成部分により、一般的なブラウザソ
フトウェアと同様に、入力装置144を介してユーザか
らURLの指定を受け、このURLコンテンツを保持て
いるWebサーバ12に対してアクセスを行なって(U
RLにアクセスして)、そのコンテンツの送信を要求
し、この要求に応じてWebサーバ12から通信回線1
0を介して伝送されてきたコンテンツを受信してモニタ
142に表示し、あるいは、記憶装置150に記憶する
処理を行なう(フォアグラウンド処理)。
【0032】[バックグラウンド処理]また、通信ソフ
トウェア2は、一般的なブラウザソフトウェアと同様な
処理の他に、例えば、Webサーバ12から自動的に収
集する1つ以上のWebページのURLの設定を入力装
置144を介して予め受け、設定されたURLを有する
Webページのコンテンツの伝送の要求を1つずつ順
次、行ない、通信回線10とクライアントコンピュータ
14−iとの間の伝送容量が許す範囲で、1つ以上のW
ebページのコンテンツを自動的に取得する(バックグ
ラウンド処理)。
【0033】以下、フォアグラウンド処理において収集
されるURLコンテンツと、バックグラウンド処理にお
いて自動的に収集されるURLコンテンツとを明確に区
別するために、フォアグラウンド処理において、ユーザ
によるURLの指定に応じて収集されるURLコンテン
ツをフォアグラウンドURLコンテンツとも記し、ユー
ザにより予め設定され、バックグラウンド処理において
自動的に取得されるURLコンテンツをバックグラウン
ドURLコンテンツとも記す。
【0034】[入力制御部154]通信ソフトウェア2
において、入力制御部154は、入力装置144を介し
て、URLの指定等のユーザの操作を受け入れ、受け入
れた操作をブラウザ制御部160に対して出力する。
【0035】[ブラウザ制御部160]コンテンツ収集
・表示部16のブラウザ制御部160は、フォアグラウ
ンド処理において、ユーザにより入力制御部154を介
して指定されたURLをコンテンツ収集部162に対し
て出力し、コンテンツ収集部162を制御してフォアグ
ラウンドURLコンテンツをWebサーバ12から取得
させる。また、ブラウザ制御部160は、通信・記憶部
18のコンテンツ取得制御部184または記憶制御部1
86を制御してフォアグラウンドURLのコンテンツの
供給を受け、供給された指定コンテンツを出力制御部1
56を介してモニタ142に表示する。
【0036】また、ブラウザ制御部160は、バックグ
ラウンド処理において自動的に収集するバックグラウン
ドURLコンテンツのURLの設定を入力制御部154
を介して受け入れ、記憶制御部186を制御して、受け
入れたURLを記憶装置150に記憶させる。また、ブ
ラウザ制御部160は、ユーザが、バックグラウンド処
理により自動的に取得されたバックグラウンドURLを
指定する操作を行なった場合に、コンテンツ取得制御部
184または記憶制御部186を制御して、指定された
バックグラウンドURLコンテンツを供給させ、供給さ
れたバックグラウンドURLコンテンツを出力制御部1
56を介してモニタ142に表示する。
【0037】[コンテンツ収集部162]コンテンツ収
集部162は、通信ソフトウェア2の各構成部分のフォ
アグラウンド処理およびバックグラウンド処理における
動作を制御する。つまり、コンテンツ収集部162は、
フォアグラウンド処理において、ユーザにより指定され
たフォアグラウンドURLコンテンツのURLをコンテ
ンツ取得制御部184に対して出力し、コンテンツ取得
制御部184を制御してフォアグラウンドURLコンテ
ンツをWebサーバ12から収集させる。
【0038】また、コンテンツ収集部162は、バック
グラウンド処理によりバックグラウンドURLコンテン
ツの収集が行なわれている間に、ユーザによるフォアグ
ラウンドURLコンテンツの指定操作があった場合、お
よび、伝送レートモニタ部182から入力される伝送レ
ート(TD)の値が所定の閾値(C−α)を超えた場合
に、コンテンツ自動収集部164を制御してWebサー
バ12に対する新たなHTTP_GET_Request信号(図6を参
照して後述する)の発行を禁止し、その時点で発行済み
のHTTP_GET_Request信号に応じて伝送されてきたバック
グラウンドURLコンテンツのみを収集させる。
【0039】このように、コンテンツ収集部162が、
新たなHTTP_GET_Request信号の発行をコンテンツ自動収
集部164に禁止している間は、禁止以前に発行済みの
HTTP_GET_Request信号に対して返されるバックグラウン
ドURLコンテンツ以外に、バックグラウンドURLコ
ンテンツの収集ができなくなる。従って、コンテンツ自
動収集部164による新たなHTTP_GET_Request信号の発
行の禁止により、実質的にコンテンツ自動収集部164
のバックグラウンドURLコンテンツの収集が禁止され
る。なお、コンテンツ収集部162は、伝送レート(T
D)が、閾値(C−α)を超えない場合には、コンテン
ツ自動収集部164に対する新たなバックグラウンドU
RLの収集の禁止を解除する。
【0040】なお、上記閾値(C−α)は、通信回線1
0とクライアントコンピュータ14−iとの間の伝送容
量Cから、URLコンテンツの伝送レートTDが、伝送
容量Cの全てを費やしてクライアントコンピュータ14
−iに伝送されてきた場合に生じうる不具合を防ぐた
め、あるいは、URLコンテンツ以外のデータトラヒッ
クに備えるために見込む必要がある余裕を示す値αを減
じたものである。伝送容量Cが伝送レートTDに対して
余裕がなくなって生じる不具合としては、伝送レートT
Dが一時的に伝送容量Cを超えて、クライアントコンピ
ュータ14−iが、正常にURLコンテンツの受信をで
きなくなる等の事象が考えられる。
【0041】[コンテンツ自動収集部164]コンテン
ツ自動収集部164は、記憶制御部186を制御して、
記憶装置150に記憶されたバックグラウンドURLコ
ンテンツのURLを供給させ、収集が終了していないバ
ックグラウンドURLコンテンツが存在し、かつ、コン
テンツ収集部162により新たなバックグラウンドUR
Lコンテンツの収集の開始が禁止されていない場合に
は、供給されたURLの内、収集が終了していないバッ
クグラウンドURLコンテンツのいずれかのURLをコ
ンテンツ取得制御部184に対して順次、出力し、コン
テンツ取得制御部184を制御して、出力したURLに
対応するバックグラウンドURLコンテンツの収集を行
なわせる。
【0042】[コンテンツ収集部162による制御]こ
こで、コンテンツ収集部162がコンテンツ自動収集部
164に対して行なう制御を具体例を挙げて説明する。
図3は、図2に示したコンテンツ収集部162がコンテ
ンツ自動収集部164に対して行なう制御を例示する図
である。
【0043】図3に示すように、ユーザが入力装置14
4(図1)に対して通信ソフトウェア2(図2)を起動
する操作を行なうと、この操作はブラウザ制御部160
に入力され、ブラウザ制御部160は、ユーザの操作に
従ってコンテンツ収集部162を制御する[操作入力
(1)]。コンテンツ収集部162は、ブラウザ制御部
160の制御に従って、伝送レートモニタ部182から
入力される伝送レート(TD)の値と、閾値(C−α)
との値を比較する。ここで、通信ソフトウェア2が起動
された直後であるため、伝送レートTDの値は0であ
り、TD<C−αの条件を満たす[チェック(1)]。
従って、コンテンツ収集部162は、コンテンツ自動収
集部164を起動し、バックグラウンド処理を開始させ
る。コンテンツ自動収集部164は、コンテンツ収集部
162の制御に従って、バックグラウンド処理を開始
し、予め設定されたバックグラウンドURLコンテンツ
を自動的にWebサーバ12から収集する[コンテンツ
自動収集処理(1)]。
【0044】ある時点で、ユーザがクライアントコンピ
ュータ144に対して、フォアグラウンドURLコンテ
ンツを指定する操作を行なうと、この操作はブラウザ制
御部160に入力される。ブラウザ制御部160は、ユ
ーザの操作に従って、コンテンツ収集部162を制御
し、フォアグラウンド処理を開始させる[操作入力
(2)]。フォアグラウンド処理に当たり、コンテンツ
収集部162は、コンテンツ自動収集部164を制御し
て、上述のようにバックグラウンド処理を終了させる。
フォアグラウンド処理が終了すると、コンテンツ収集部
162は、伝送レートモニタ部182から入力される伝
送レートTDの値と、閾値(C−α)との値とを比較し
[チェック(2)]、TD<C−αの条件を満たす場合
にはコンテンツ自動収集部164を制御し、バックグラ
ウンド処理を再開させる[コンテンツ自動収集処理
(2)]。
【0045】[コンテンツ取得制御部184]再び図2を
参照する。コンテンツ取得制御部184は、コンテンツ
収集部162およびコンテンツ自動収集部164の制御
に従って、通信制御部180を介してWebサーバ12
に対してバックグラウンドURLコンテンツおよびフォ
アグラウンドURLコンテンツの伝送を要求し、この要
求に従ってWebサーバ12から伝送されてきたこれら
のURLコンテンツを通信制御部180を介して受信
し、受信したURLコンテンツをブラウザ制御部160
に対して出力し、あるいは、記憶制御部186を介して
記憶装置150に記憶する。
【0046】[記憶制御部186]記憶制御部186
は、コンテンツ取得制御部184の制御に従って、コン
テンツ取得制御部184が受信したURLコンテンツを
記憶装置150に記憶し、ブラウザ制御部160の制御
に従って、記憶したURLコンテンツを再生してブラウ
ザ制御部160に対して出力する。また、記憶制御部1
86は、ブラウザ制御部160の制御に従って、ユーザ
が設定したバックグラウンドURLコンテンツに対応す
るURLを記憶し、記憶したURLをブラウザ制御部1
60に対して出力する。
【0047】[通信制御部180]通信制御部180
は、通信装置152を制御して通信回線10およびWe
bサーバ12との間の通信制御を行なう。つまり、通信
制御部180は、コンテンツ取得制御部184がURL
コンテンツの収集を開始すると、通信装置152を制御
してWebサーバ12との間の通信回線を確立し、さら
に、URLコンテンツの伝送を要求するコマンド"HTTP
GET REQUEST"を送信する。また、通信制御部180は、
Webサーバ12から伝送されてきたURLコンテンツ
を受信し、受信したURLコンテンツをコンテンツ取得
制御部184に対して出力する。また、通信制御部18
0は、コンテンツ取得制御部184に対して出力したU
RLコンテンツのデータ長を順次、伝送レートモニタ部
182に対して出力する。
【0048】[伝送レートモニタ部182]伝送レート
モニタ部182は、通信制御部180から入力されるU
RLコンテンツのデータ量に基づいて、Webサーバ1
2から伝送されてきたURLコンテンツの伝送データレ
ートTDを順次、測定し、測定の結果として得られた伝
送データレートTDの値をコンテンツ収集部162に対
して出力する。
【0049】[ネットワークシステム1の動作]以下、
図4〜図6を参照して、ネットワークシステム1の動作
を説明する。図4は、図2に示した通信ソフトウェア2
の動作(S100)を示すフローチャート図である。図
5は、図4に示したURLコンテンツの取得処理(S1
20)を示すフローチャート図である。図6は、図2に
示した通信ソフトウェア2のコンテンツ収集・表示部1
6、通信・記憶部18、および、図1に示したWebサ
ーバ12との間の信号シーケンス図である。
【0050】図4に示すように、ステップ102(S1
02)において、コンテンツ収集部162は、ユーザに
よりフォアグラウンドURLの指定があったか否かを判
断し、フォアグラウンドURLコンテンツmの指定があ
り、かつ、指定されたフォアグラウンドURLコンテン
ツmの収集が始まっていない場合にはS104の処理に
進み、これ以外の場合にはS106の処理に進む。
【0051】ステップ104(S104)において、コ
ンテンツ収集部162は、コンテンツ自動収集部164
が新たにバックグラウンドURLコンテンツの送信を要
求するコマンド"HTTP GET Request Chain"(図5を参照
して後述する)をWebサーバ12に対して送信するこ
とを禁止し、バックグラウンドURLコンテンツの取得
(バックグラウンド処理)を終了させる。
【0052】ステップ106(S106)において、コ
ンテンツ自動収集部164は、取得が終了していないバ
ックグラウンドURLコンテンツ(未取得バックグラウ
ンドURL)があるか否かを判断し、未取得バックグラ
ウンドURLコンテンツがある場合にはS108の処理
に進み、ない場合には処理を終了する。
【0053】ステップ108(S108)において、コ
ンテンツ収集部162は、伝送レートモニタ部182か
ら、その時点における伝送レートTDを受ける。ステッ
プ110(S110)において、コンテンツ収集部16
2は、伝送レートTDが、閾値(C−α)であるか否か
を判断し、TD<C−αである場合には、図5に示すS
120の処理に進み、TD<C−αでない場合にはS1
08の処理に戻る。
【0054】図5に示すように、ステップ124(S1
24)において、コンテンツ収集部162は、次に12
に対して伝送を要求する未取得のURLコンテンツm
が、フォアグラウンドURLコンテンツであるか否かを
判断する。未取得のURLコンテンツmがフォアグラウ
ンドURLコンテンツである場合にはS126の処理に
進み、これ以外の(バックグラウンドURLコンテンツ
である)場合にはS140の処理に進む。
【0055】ステップ126(S126)において、コ
ンテンツ収集部162は、フォアグラウンドURLコン
テンツmの収集(フォアグランド処理)を開始する。ス
テップ128(S128)において、コンテンツ収集部
162は、Webサーバ12との間(Webサーバ12
が複数ある場合には、フォアグラウンドURLコンテン
ツmを保持しているWebサーバ12のいずれかとの
間)の接続が既に確立しているか否かを判断し、接続が
既に確立している場合にはS132の処理に進み、確立
していない場合にはS130の処理に進む。
【0056】ステップ130(S130)において、コ
ンテンツ収集部162は、Webサーバ12との間の接
続を確立する。つまり、図6に接続シーケンスS200
として示すように、コンテンツ収集部162(コンテン
ツ収集・表示部16)は、コンテンツ取得制御部184
(通信・記憶部18)に対してURLオブジェクト生成
およびURL接続(Create_URL_Object, Connect_URL)コ
マンドを発行する(S202)。コンテンツ取得制御部
184は、コンテンツ収集部162からのコマンドに応
じて、通信制御部180を介してWebサーバ12に対
してSocket_Open信号を送信し(S204)、Webサ
ーバ12は、コンテンツ取得制御部184からの信号に
応じて、Accept信号を返す(S206)。以上の処理に
より、Webサーバ12とクライアントコンピュータ1
4−iとの間に接続(Socket_Connect)が確立する(S2
08)。
【0057】ステップ132(S132)において、コ
ンテンツ収集部162は、Webサーバ12からフォア
グラウンドURLコンテンツmを受信する。つまり、図
6にURLコンテンツ取得シーケンスS220として示
すように、コンテンツ収集部162(コンテンツ収集・
表示部16)は、コンテンツ取得制御部184(通信・
記憶部18)に対してURL取得(get_URL)コマンドを
発行する(S222)。コンテンツ取得制御部184
は、コンテンツ収集部162からのコマンドに応じて、
通信制御部180を介してWebサーバ12に対してHT
TP_GET_Request信号を順次、送信し(HTTP_Request_cha
in, chainは、複数のHTTP_GET_Requestが連続している
ことを意味する; S224)、Webサーバ12は、ク
ライアントコンピュータ14−iからのHTTP_GET_Reque
st信号に応じて、それぞれフォアグラウンドURLコン
テンツmを一部ずつ含むHTTP_Response信号を順次、返
す(HTTP_Response_chain, chainは複数のHTTP_Respons
eが連続していることを意味する; S226)。
【0058】通信制御部180は、Webサーバ12か
らのHTTP_Response_chainを受信し、フォアグラウンド
URLコンテンツを分離してコンテンツ取得制御部18
4に対して出力する。コンテンツ収集部162が、コン
テンツ取得制御部184に対してステータスコード取得
(get_Status_Code)コマンドを発行すると(S22
8)、コンテンツ取得制御部184は、このコマンドに
応じて、フォアグラウンドURLコンテンツmを受信し
ている旨、あるいは、受信していない旨を示すステータ
スコードを返す(S230)。
【0059】コンテンツ収集部162は、コンテンツ取
得制御部184から受信したステータスコードがフォア
グラウンドURLコンテンツmを受信している旨を示す
場合には、コンテンツ取得制御部184に対してデータ
取得(get_Data)コマンドを発行し(S232)、コンテ
ンツ取得制御部184は、データ取得コマンドに応じ
て、受信したフォアグラウンドURLコンテンツm(デ
ータ)をブラウザ制御部160(コンテンツ収集・表示
部16)および/または記憶制御部186に対して出力
する(S234)。ブラウザ制御部160は、コンテン
ツ取得制御部184から入力されたフォアグラウンドU
RLコンテンツmの内容を出力制御部156を介してモ
ニタ142等に表示し、あるいは、記憶制御部186
は、入力されたフォアグラウンドURLコンテンツを記
憶装置150に記憶する。
【0060】ステップ134(S134)において、コ
ンテンツ収集部162は、フォアグラウンドURLコン
テンツm全部の受信が終了したか否かを判断し、受信が
終了した場合にはS136の処理に進み、受信が終了し
ていない場合にはS132の処理に戻る。なお、例え
ば、フォアグラウンドURLコンテンツmの収集を開始
した後に、さらにバックグラウンドURLコンテンツの
収集を行なう場合には、図5中に点線で示すように、コ
ンテンツ収集部162は、フォアグラウンドURLコン
テンツmの収集を開始して直ちにS120の処理を抜
け、S102(図4)の処理に戻る。
【0061】ステップ136(S136)において、コ
ンテンツ収集部162は、全ての受信を終了したフォア
グラウンドURLコンテンツmを、既に収集を終了した
URLコンテンツとする。このように、S134の処理
以降、フォアグラウンドURLコンテンツmを、既取得
として扱うことにより、ユーザが次のフォアグラウンド
URLコンテンツm+1を指定しない限り、S126〜
S136の処理が実行されることはない。
【0062】ステップ140(S140)において、コ
ンテンツ自動収集部164は、以上説明したS126〜
S136と同様な処理を行ない、バックグラウンドUR
Lコンテンツを順次、取得する。つまり、コンテンツ自
動収集部164は、S126の処理と同様に、記憶制御
部186を介して予め設定されたバックグラウンドUR
LコンテンツのURLを取得し、設定されたバックグラ
ウンドURLコンテンツの内、未収集のバックグラウン
ドURLコンテンツmの収集(バックグラウンド処理)
を開始する。
【0063】コンテンツ自動収集部164は、S128
の処理と同様に、Webサーバ12との間(Webサー
バ12が複数ある場合には、バックグラウンドURLコ
ンテンツmを保持しているWebサーバ12のいずれか
との間)の接続が既に確立しているか否かを判断する。
コンテンツ自動収集部164は、接続が未だに確率して
いない場合には、S130の処理と同様に、接続シーケ
ンスS200(図6)に示した信号をWebサーバ12
との間で送受信し、接続を確立する。
【0064】次に、コンテンツ自動収集部164は、S
132の処理と同様に、図6にURLコンテンツ取得シ
ーケンスS220に示した信号をコンテンツ取得制御部
184およびWebサーバ12との間で送受信し、コン
テンツ取得制御部184にWebサーバ12からのバッ
クグラウンドURLコンテンツmを受信させる。
【0065】最後に、コンテンツ自動収集部164は、
S134の処理と同様に、バックグラウンドURLコン
テンツm全部の受信が終了したか否かを判断する。コン
テンツ自動収集部164は、受信が終了した場合には、
S136の処理と同様に、バックグラウンドURLコン
テンツを、S136の処理と同様に既取得として扱い、
受信が終了しない場合には、図5に点線で示すようにS
120の処理を抜け、S102の処理に戻る。
【0066】コンテンツ自動収集部164がS140の
処理において収集を開始したバックグラウンドURLコ
ンテンツmは、コンテンツ収集部162が次のS102
(図4)以降の処理を開始した場合にも引き続き収集さ
れる。つまり、次のS102以降の処理において、新た
なバックグラウンドURLコンテンツm+1の収集が開
始された場合にも、バックグラウンドURLコンテンツ
mの収集は、バックグラウンドURLコンテンツm+1
の収集と並行して実行される。
【0067】[Webサーバ12からクライアントコン
ピュータ14−iに伝送されるURLコンテンツ]以
下、上述した処理により、Webサーバ12からクライ
アントコンピュータ14−iにどのようにURLコンテ
ンツが伝送されるかを説明する。図7(A)は、従来の
技術によりバックグラウンド処理を行なってURLコン
テンツ(ページ)を自動収集した場合の回線使用率を示
す図であり、(B)は、本発明にかかるデータ通信方法
によりバックグラウンドURLコンテンツ(ページ)を
自動収集した場合の回線使用率を示す図である。
【0068】図7(A)に示すように、従来の技術によ
りバックグラウンド処理を行なうと、自動的に収集され
るバックグラウンドURLコンテンツは1つだけであ
り、通信回線10とクライアントコンピュータ14−i
との間の伝送容量の内、ごく一部しかバックグラウンド
処理に使用されず、回線使用率は非常に低くなる。
【0069】一方、図7(B)に示すように、本発明に
かかるデータ通信方法によれば、通信回線10とクライ
アントコンピュータ14−iとの間の伝送容量の残りが
閾値(C−α)以上に保たれる範囲で複数のバックグラ
ウンドURLコンテンツが収集されるので、従来の技術
によりバックグラウンド処理を行なう場合に比べて、回
線使用率は格段に向上する。従って、本発明にかかるデ
ータ通信方法によれば、従来の技術を用いた場合に比べ
て、多数のバックグラウンドURLコンテンツを短時間
で収集することができる。
【0070】図8(A)は、従来の技術により、ユーザ
が指定したフォアグラウンドURLコンテンツ(ペー
ジ)を収集した場合の回線使用率を示す図であり、
(B)は、本発明にかかるデータ通信方法によりユーザ
が指定したフォアグラウンドURLコンテンツ(ペー
ジ)を収集した場合の回線使用率を示す図である。但
し、図8(A),(B)は、閾値=C(α=0)の場合
を例示する。
【0071】図8(A)に示すように、従来の技術によ
りバックグラウンド処理を行なうと、ユーザが指定した
フォアグラウンドURLコンテンツの収集は、バックグ
ラウンドURLコンテンツの自動収集と並行して行なわ
れるので、フォアグラウンドURLコンテンツの収集に
有効に利用される通信回線10とクライアントコンピュ
ータ14−iとの間の伝送容量はごくわずかである。従
って、ユーザが、フォアグラウンドURLコンテンツを
指定してから、フォアグラウンドURLコンテンツが収
集され、表示されるまでに長い時間が必要になる。
【0072】一方、図8(B)に示すように、本発明に
かかるデータ通信方法によれば、ユーザがフォアグラウ
ンドURLコンテンツを指定すると、それまで自動的に
行なわれていたバックグラウンドURLコンテンツの収
集が停止し、通信回線10とクライアントコンピュータ
14−iとの間の伝送容量の全てを用いてフォアグラウ
ンドURLコンテンツの収集を行なうことができる。従
って、ユーザによるフォアグラウンドURLコンテンツ
の指定から、その収集および表示までの時間が短くて済
む。
【0073】[変形例]図9は、フォアグラウンド処理
とバックグラウンド処理とを並行して行なう場合に、W
ebサーバ12に伝送されるURLコンテンツ(ペー
ジ)を示す図である。但し、図9においては、α=0の
場合(閾値=C)の場合が例示されている。なお、例え
ば、コンテンツ収集部162の処理を、フォアグラウン
ド処理中に、TD<C−αの条件を満たすことを条件と
して、フォアグラウンド処理とバックグラウンド処理と
を並行して実行するように変形することも可能である。
【0074】つまり、ユーザがフォアグラウンドURL
を指定する操作を行なった場合に、それまで自動的に収
集されていたバックグラウンドURLコンテンツ[ペー
ジ(1)〜(3)]の収集を停止し、フォアグラウンド
URLコンテンツ(ユーザが選択したページ)の収集を
開始した後、順次、Webサーバ12と通信回線10と
の間の伝送容量の残りを利用して、バックグラウンドU
RLコンテンツの収集を再開するように通信ソフトウェ
ア2の処理を変形することができる。
【0075】また、バックグラウンドURLがユーザに
より指定された場合、通信ソフトウェア2は、指定され
たバックグラウンドURLコンテンツをフォアグラウン
ドURLとして扱うう。このように、バックグラウンド
URLコンテンツとフォアグラウンドURLコンテンツ
とが重複しうることは言うまでもない。また、例えば、
通信ソフトウェア2を、フォアグラウンドURLコンテ
ンツmの収集を開始した後に、さらにバックグラウンド
URLコンテンツの収集を行なうようにする場合には、
図5中に点線で示すように、コンテンツ収集部162の
処理を、フォアグラウンドURLコンテンツmの収集を
開始して直ちにS120の処理を抜け、S102の処理
に戻るようにコンテンツ収集部162の処理を変更すれ
ばよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるデー
タ通信装置およびその方法によれば、ユーザが指定した
URLコンテンツの取得および表示を可能な限り迅速に
行なうことができる。また、本発明にかかるデータ通信
装置およびその方法によれば、ユーザが指定したURL
コンテンツの取得・表示処理と、予め登録されているU
RLコンテンツの取得処理とを同期して行なうことがで
き、これらの処理がクライアント側の資源を奪い合うこ
とがない。
【0077】また、本発明にかかるデータ通信装置およ
びその方法によれば、予め登録したURLコンテンツの
取得を複数、平行して行なうことができるようにして、
通信回線の伝送容量を有効に活用し、短い時間で多くの
URLコンテンツをWebサーバから取得することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ通信方法が適応されるネ
ットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示したクライアントコンピュータのコン
ピュータ本体において実行され、本発明にかかるデータ
通信方法を実現する通信ソフトウェアの構成を示す図で
ある。
【図3】図2に示したコンテンツ収集部がコンテンツ自
動収集部に対して行なう制御を例示する図である。
【図4】図2に示した通信ソフトウェアの動作(S10
0)を示すフローチャート図である。
【図5】図4に示したURLコンテンツの取得処理(S
120)を示すフローチャート図である。
【図6】図2に示した通信ソフトウェアのコンテンツ収
集・表示部、通信・記憶部、および、図1に示したWe
bサーバとの間の信号シーケンス図である。
【図7】(A)は、従来の技術によりバックグラウンド
処理を行なってURLコンテンツ(ページ)を自動収集
した場合の回線使用率を示す図であり、(B)は、本発
明にかかるデータ通信方法によりバックグラウンドUR
Lコンテンツ(ページ)を自動収集した場合の回線使用
率を示す図である。
【図8】(A)は、従来の技術により、ユーザが指定し
たフォアグラウンドURLコンテンツ(ページ)を収集
した場合の回線使用率を示す図であり、(B)は、本発
明にかかるデータ通信方法によりユーザが指定したフォ
アグラウンドURLコンテンツ(ページ)を収集した場
合の回線使用率を示す図である。
【図9】フォアグラウンド処理とバックグラウンド処理
とを並行して行なう場合に、Webサーバ12に伝送さ
れるURLコンテンツ(ページ)を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ネットワークシステム 10・・・通信回線 12・・・Webサーバ 14−i,14−1〜14−6・・・クライアントコン
ピュータ 140・・・コンピュータ本体 142・・・モニタ 144・・・入力装置 146・・・キーボード 148・・・マウス 150・・・記憶装置 152・・・通信装置 2・・・通信ソフトウェア 154・・・入力制御部 156・・・出力制御部 16・・・コンテンツ収集・表示部 160・・・ブラウザ制御部 162・・・コンテンツ収集部 164・・・コンテンツ自動収集部164 18・・・通信・記憶部 180・・・通信制御部 182・・・伝送レートモニタ部 184・・・コンテンツ取得制御部 186・・・記憶制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴 木 英 文 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 中 井 真 嗣 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 田 中 孝 幸 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ以上のデータサーバと所定の伝送容量
    を有する通信回線を介して接続されたデータ通信装置で
    あって、 前記データサーバそれぞれは、前記データ通信装置から
    の要求に応じて、1つ以上の伝送データを伝送し、 それぞれ前記データサーバに対して伝送を要求する可能
    性がある前記伝送データの設定を1つ以上、受け入れる
    要求受入手段と、 前記データサーバそれぞれからの前記伝送データを含む
    データを、前記通信回線を介して受信するデータ受信手
    段と、 受信したデータの伝送レートを監視する伝送レート監視
    手段と、 前記伝送データの指定を受け入れ、指定された前記伝送
    データの伝送を前記データサーバのいずれかに対して要
    求する第1の伝送要求手段と、 監視により得られた前記伝送レートが、前記通信回線の
    伝送容量の範囲内である場合に、設定を受け入れた前記
    伝送データのいずれかの伝送を、前記データサーバのい
    ずれかに対して順次、要求する第2の伝送要求手段とを
    有するデータ通信装置。
  2. 【請求項2】前記データサーバそれぞれが前記データ通
    信装置に対して伝送する伝送データは、それぞれ固有の
    URL(uniform resource locator)を有するWebペー
    ジのデータであって、 前記データサーバは、前記Webページを保持および伝
    送するWebサーバであって、 前記要求受け入れ手段は、それぞれWebページのいず
    れかを示すURLを、前記Webサーバに対して伝送を
    要求する可能性がある前記伝送データを示す情報として
    受け入れ、 前記第1の伝送要求手段は、任意のWebページのUR
    Lの指定を受け、指定されたURLを有する前記Web
    ページのデータの伝送を、このWebページを保持する
    前記Webサーバのいずれかに対して要求し、 前記第2の伝送要求手段は、監視により得られた前記伝
    送レートが、前記通信回線の伝送容量の範囲内である場
    合に、設定を受け入れたURLのいずれかを有するWe
    bページのデータの伝送を、このWebページを保持す
    る前記Webサーバのいずれかに対して順次、要求する
    請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】前記伝送データを伝送している前記データ
    サーバそれぞれは、前記データ通信装置からの要求に応
    じて前記送信データそれぞれを伝送し、 前記第2の伝送要求手段は、指定された前記伝送データ
    の伝送を前記データサーバのいずれかに要求する場合に
    は、指定された前記伝送データ以外の前記伝送データそ
    れぞれの伝送の要求を中止する請求項1に記載のデータ
    通信装置。
  4. 【請求項4】前記第2の伝送要求手段は、監視により得
    られた前記伝送レートの値が、前記通信回線の伝送容量
    から所定の値を減じた値よりも小さい場合に、次の前記
    伝送データの伝送を、前記データサーバのいずれかに対
    して要求する請求項1に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】1つ以上のデータサーバと所定の伝送容量
    を有する通信回線を介して接続されたデータ通信装置に
    おけるデータ通信方法であって、 前記データサーバそれぞれは、前記データ通信装置から
    の要求に応じて、1つ以上の伝送データを伝送し、 それぞれ前記データサーバに対して伝送を要求する可能
    性がある前記伝送データの設定を1つ以上、受け入れる
    要求受入ステップと、 前記データサーバそれぞれからの前記伝送データを含む
    データを、前記通信回線を介して受信するデータ受信ス
    テップと、 受信したデータの伝送レートを監視する伝送レート監視
    ステップと、 前記伝送データの指定を受け入れ、指定された前記伝送
    データの伝送を前記データサーバのいずれかに対して要
    求する第1の伝送要求ステップと、 監視により得られた前記伝送レートが、前記通信回線の
    伝送容量の範囲内である場合に、設定を受け入れた前記
    伝送データのいずれかの伝送を、前記データサーバのい
    ずれかに対して順次、要求する第2の伝送要求ステップ
    とを含むデータ通信方法。
  6. 【請求項6】1つ以上のデータサーバと所定の伝送容量
    を有する通信回線を介して接続されたデータ通信装置に
    おいて、 前記データサーバそれぞれは、前記データ通信装置から
    の要求に応じて、1つ以上の伝送データを伝送し、 それぞれ前記データサーバに対して伝送を要求する可能
    性がある前記伝送データの設定を1つ以上、受け入れる
    要求受入ステップと、 前記データサーバそれぞれからの前記伝送データを含む
    データを、前記通信回線を介して受信するデータ受信ス
    テップと、 受信したデータの伝送レートを監視する伝送レート監視
    ステップと、 前記伝送データの指定を受け入れ、指定された前記伝送
    データの伝送を前記データサーバのいずれかに対して要
    求する第1の伝送要求ステップと、 監視により得られた前記伝送レートが、前記通信回線の
    伝送容量の範囲内である場合に、設定を受け入れた前記
    伝送データのいずれかの伝送を、前記データサーバのい
    ずれかに対して順次、要求する第2の伝送要求ステップ
    とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】前記データサーバそれぞれが前記データ通
    信装置に対して伝送する伝送データは、それぞれ固有の
    URL(uniform resource locator)を有するWebペー
    ジのデータであって、 前記データサーバは、前記Webページを保持および伝
    送するWebサーバであって、 前記要求受け入れステップにおいて、それぞれWebペ
    ージのいずれかを示すURLを、前記Webサーバに対
    して伝送を要求する可能性がある前記伝送データを示す
    情報として受け入れる処理と、 前記第1の伝送要求ステップにおいて、任意のWebペ
    ージのURLの指定を受け、指定されたURLを有する
    前記Webページのデータの伝送を、このWebページ
    を保持する前記Webサーバのいずれかに対して要求す
    る処理と、 前記第2の伝送要求ステップにおいて、監視により得ら
    れた前記伝送レートが、前記通信回線の伝送容量の範囲
    内である場合に、設定を受け入れたURLのいずれかを
    有するWebページのデータの伝送を、このWebペー
    ジを保持する前記Webサーバのいずれかに対して順
    次、要求する処理とをコンピュータに実行させる請求項
    6に記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】前記伝送データを伝送している前記データ
    サーバそれぞれは、前記データ通信装置からの要求に応
    じて前記送信データそれぞれを伝送し、 前記第2の伝送要求ステップにおいて、指定された前記
    伝送データの伝送を前記データサーバのいずれかに要求
    する場合には、指定された前記伝送データ以外の前記伝
    送データそれぞれの伝送の要求を中止するをコンピュー
    タに実行させる請求項6に記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】前記第2の伝送要求ステップにおいて、監
    視により得られた前記伝送レートの値が、前記通信回線
    の伝送容量から所定の値を減じた値よりも小さい場合
    に、次の前記伝送データの伝送を、前記データサーバの
    いずれかに対して要求する処理をコンピュータに実行さ
    せる請求項6に記載の記録媒体。
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