JPH1120204A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH1120204A JPH1120204A JP17604697A JP17604697A JPH1120204A JP H1120204 A JPH1120204 A JP H1120204A JP 17604697 A JP17604697 A JP 17604697A JP 17604697 A JP17604697 A JP 17604697A JP H1120204 A JPH1120204 A JP H1120204A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/17—Readable information on the head
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録ヘッドにおけるインク吐出部の配置のバ
ラツキに影響されることなく、記録面におけるインク吐
出部からのインク滴の着弾位置を適正な位置に補正する
ことができること。 【解決手段】 補正データ演算部54がインク吐出部の
配列の基準距離およびインク吐出部の実際の距離をあら
わすデータDbに基づいて吐出タイミング補正時間を算
出し、得られた吐出タイミング補正時間をあらわすデー
タによりタイミング第1補正部50およびタイミング信
号第2補正部52が吐出タイミング信号を補正するも
の。
ラツキに影響されることなく、記録面におけるインク吐
出部からのインク滴の着弾位置を適正な位置に補正する
ことができること。 【解決手段】 補正データ演算部54がインク吐出部の
配列の基準距離およびインク吐出部の実際の距離をあら
わすデータDbに基づいて吐出タイミング補正時間を算
出し、得られた吐出タイミング補正時間をあらわすデー
タによりタイミング第1補正部50およびタイミング信
号第2補正部52が吐出タイミング信号を補正するも
の。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体における
記録面に対向して配される記録ヘッド部のインク吐出部
からインク滴を記録データに応じて記録面に対して吐出
付着させて記録を行うインクジェット記録装置に関す
る。
記録面に対向して配される記録ヘッド部のインク吐出部
からインク滴を記録データに応じて記録面に対して吐出
付着させて記録を行うインクジェット記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録媒体と
しての用紙もしくは布帛等における記録面に対向して配
されインクタンクから供給されるインク液を選択的にイ
ンク滴にして記録面に向けて吐出する複数のインク吐出
部を記録面の送り方向に沿って有する記録ヘッドと、記
録ヘッドにおける各インク吐出部に、二値化された記録
制御データに基づく各インク吐出部ごとの駆動パルス信
号を供給し記録動作の制御を行う駆動制御部と、記録媒
体を搬送する記録媒体搬送部、および、記録ヘッド部を
記録面の送り方向に略直交する方向に移動させる記録ヘ
ッド搬送駆動部の動作制御を行うとともにホストコンピ
ュータからの記録データに対して所定の信号処理を施
し、それを記録制御データとして記録動作制御部に供給
するシステム制御部とを含んで構成されている。
しての用紙もしくは布帛等における記録面に対向して配
されインクタンクから供給されるインク液を選択的にイ
ンク滴にして記録面に向けて吐出する複数のインク吐出
部を記録面の送り方向に沿って有する記録ヘッドと、記
録ヘッドにおける各インク吐出部に、二値化された記録
制御データに基づく各インク吐出部ごとの駆動パルス信
号を供給し記録動作の制御を行う駆動制御部と、記録媒
体を搬送する記録媒体搬送部、および、記録ヘッド部を
記録面の送り方向に略直交する方向に移動させる記録ヘ
ッド搬送駆動部の動作制御を行うとともにホストコンピ
ュータからの記録データに対して所定の信号処理を施
し、それを記録制御データとして記録動作制御部に供給
するシステム制御部とを含んで構成されている。
【0003】システム制御部からの記録制御データが記
録ヘッド部の各インク吐出部に対応して供給されると
き、駆動制御部は、記録ヘッド部におけるインクの供給
性能などの記録ヘッド部の特性に応じた所定の駆動周波
数に基づいて各インク吐出部ごとの吐出タイミングパル
ス信号を形成し、それらを同時に記録ヘッドに供給する
ものとされる。
録ヘッド部の各インク吐出部に対応して供給されると
き、駆動制御部は、記録ヘッド部におけるインクの供給
性能などの記録ヘッド部の特性に応じた所定の駆動周波
数に基づいて各インク吐出部ごとの吐出タイミングパル
ス信号を形成し、それらを同時に記録ヘッドに供給する
ものとされる。
【0004】これにより、記録ヘッド部が記録面の送り
方向に略直交する方向に移動されるもとで、記録制御デ
ータに応じて記録ヘッド部の各インク吐出部から選択的
にインク滴が記録面に吐出されて記録データをあらわす
画像が記録されることとなる。
方向に略直交する方向に移動されるもとで、記録制御デ
ータに応じて記録ヘッド部の各インク吐出部から選択的
にインク滴が記録面に吐出されて記録データをあらわす
画像が記録されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録ヘッドが記録面の
送り方向に略直交する方向に移動されるもとで、各イン
ク吐出部から吐出されるインク滴が記録面に到達される
位置、即ち、着弾位置精度は、各インク吐出部に対応し
た所定の位置となることが記録画像の品質を良好とする
ために比較的高精度が要求されるが、しかしながら、例
えば、各インク吐出部相互間の製造誤差などに起因する
インク吐出部の配列もしくは位置のバラツキにより着弾
位置および各インク滴の記録面への到達時点がばらつく
こととなる。また、記録ヘッド相互間におけるインク吐
出部の配列もしくは位置のバラツキも異なる場合がある
ので記録ヘッドが新たに交換される場合、記録ヘッドの
交換の前後によって、着弾位置および各インク滴の記録
面への到達時点のばらつきも異なる虞がある。
送り方向に略直交する方向に移動されるもとで、各イン
ク吐出部から吐出されるインク滴が記録面に到達される
位置、即ち、着弾位置精度は、各インク吐出部に対応し
た所定の位置となることが記録画像の品質を良好とする
ために比較的高精度が要求されるが、しかしながら、例
えば、各インク吐出部相互間の製造誤差などに起因する
インク吐出部の配列もしくは位置のバラツキにより着弾
位置および各インク滴の記録面への到達時点がばらつく
こととなる。また、記録ヘッド相互間におけるインク吐
出部の配列もしくは位置のバラツキも異なる場合がある
ので記録ヘッドが新たに交換される場合、記録ヘッドの
交換の前後によって、着弾位置および各インク滴の記録
面への到達時点のばらつきも異なる虞がある。
【0006】従って、上述のような原因によって各イン
ク滴の各着弾位置が所定の位置から偏った位置となる場
合、記録面に形成される画像の画質が低下する虞があ
る。
ク滴の各着弾位置が所定の位置から偏った位置となる場
合、記録面に形成される画像の画質が低下する虞があ
る。
【0007】以上の問題点を考慮し、本発明は、記録媒
体における記録面に対向して配される記録ヘッド部のイ
ンク吐出部からインク滴を記録データに応じて記録面に
対して吐出付着させて記録を行うインクジェット記録装
置であって、記録ヘッドにおけるインク吐出部の配置の
バラツキに影響されることなく、記録面におけるインク
吐出部からのインク滴の着弾位置を適正な位置に補正す
ることができるインクジェット記録装置を提供すること
を目的とする。
体における記録面に対向して配される記録ヘッド部のイ
ンク吐出部からインク滴を記録データに応じて記録面に
対して吐出付着させて記録を行うインクジェット記録装
置であって、記録ヘッドにおけるインク吐出部の配置の
バラツキに影響されることなく、記録面におけるインク
吐出部からのインク滴の着弾位置を適正な位置に補正す
ることができるインクジェット記録装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るインクジェット記録装置は、インク
を吐出するインク吐出部を複数有する記録ヘッドにおけ
るインクの吐出を行わせるタイミングをあらわす吐出タ
イミング信号を形成する吐出タイミング信号発生部と、
記録ヘッドにおけるインク吐出部の配列の所定の基準位
置に対する相対位置をあらわす位置データを記憶するデ
ータ記憶部と、記録ヘッドのデータ記憶部から読み出さ
れた位置データとインク吐出部の配列の基準設定位置の
データとの差、および、記録ヘッドの移動速度をあらわ
すデータに基づいてインク吐出部ごとのインクの吐出タ
イミングを補正する吐出タイミング補正値を演算し、補
正データを得る補正データ演算部と、補正データ演算部
からの補正データに基づいて吐出タイミング信号発生部
からの吐出タイミング信号に対して補正を行うタイミン
グ信号補正部と、記録媒体の記録面に形成されるべき画
像をあらわす画像データおよびタイミング信号補正部か
らの吐出タイミング信号に応じて形成する駆動制御信号
に基づいて記録ヘッドの記録動作を制御する駆動制御部
と、を備えて構成される。
めに、本発明に係るインクジェット記録装置は、インク
を吐出するインク吐出部を複数有する記録ヘッドにおけ
るインクの吐出を行わせるタイミングをあらわす吐出タ
イミング信号を形成する吐出タイミング信号発生部と、
記録ヘッドにおけるインク吐出部の配列の所定の基準位
置に対する相対位置をあらわす位置データを記憶するデ
ータ記憶部と、記録ヘッドのデータ記憶部から読み出さ
れた位置データとインク吐出部の配列の基準設定位置の
データとの差、および、記録ヘッドの移動速度をあらわ
すデータに基づいてインク吐出部ごとのインクの吐出タ
イミングを補正する吐出タイミング補正値を演算し、補
正データを得る補正データ演算部と、補正データ演算部
からの補正データに基づいて吐出タイミング信号発生部
からの吐出タイミング信号に対して補正を行うタイミン
グ信号補正部と、記録媒体の記録面に形成されるべき画
像をあらわす画像データおよびタイミング信号補正部か
らの吐出タイミング信号に応じて形成する駆動制御信号
に基づいて記録ヘッドの記録動作を制御する駆動制御部
と、を備えて構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図2および図3は、本発明に係る
インクジェット記録装置の一例の構成を概略的に示す。
インクジェット記録装置の一例の構成を概略的に示す。
【0010】図2および図3においては、記録媒体とし
ての記録紙26を断続的に搬送する紙送りプラテンロー
ラユニット28と、紙送りプラテンローラユニット28
によって排出される記録紙26の記録面に対して記録動
作を行う記録ヘッド22Y、22M、22Cが設けられ
る記録部22と、記録部22を記録紙26の搬送方向に
対して略直交する方向に移動させる搬送駆動部17とを
主要な構成要素として含んで構成されている。
ての記録紙26を断続的に搬送する紙送りプラテンロー
ラユニット28と、紙送りプラテンローラユニット28
によって排出される記録紙26の記録面に対して記録動
作を行う記録ヘッド22Y、22M、22Cが設けられ
る記録部22と、記録部22を記録紙26の搬送方向に
対して略直交する方向に移動させる搬送駆動部17とを
主要な構成要素として含んで構成されている。
【0011】紙送りプラテンローラユニット28は、一
端が筺体16に回動可能に支持され、他端がローラ駆動
部24に連結されるプラテンローラを有している。ロー
ラ駆動部24は、モータおよび減速機構部を含んで構成
されている。そのモータは、供給される駆動制御パルス
信号に基づいて制御される。
端が筺体16に回動可能に支持され、他端がローラ駆動
部24に連結されるプラテンローラを有している。ロー
ラ駆動部24は、モータおよび減速機構部を含んで構成
されている。そのモータは、供給される駆動制御パルス
信号に基づいて制御される。
【0012】記録紙26は、ローラ駆動部24が作動状
態とされるとき、紙送りプラテンローラユニット28に
記録紙26を介して対向配置される紙押えプレート部材
(図示が省略される)により紙送りプラテンローラユニ
ット28に押圧され、その記録面が倒立状態とされて記
録ヘッド部10に対向して排紙されることとなる。
態とされるとき、紙送りプラテンローラユニット28に
記録紙26を介して対向配置される紙押えプレート部材
(図示が省略される)により紙送りプラテンローラユニ
ット28に押圧され、その記録面が倒立状態とされて記
録ヘッド部10に対向して排紙されることとなる。
【0013】バブルインクジェット式とされる記録部2
2は、図3に示されるように、各インク色、例えば、シ
アン、マゼンタ、および、イエローとされるインク液が
それぞれ充填されているインクタンク12C、12M、
および、12Yと、インクタンク12C、12M、およ
び、12Yの下方にそれぞれ配され、各インク色のイン
ク液が供給され記録紙26の搬送方向に沿って配列され
る複数、例えば、128個のインク吐出部を有するヘッ
ドチップ22cc、22mc、22ycをそれぞれ有す
る記録ヘッド22C、22M、および、22Yとを含ん
で構成されている。
2は、図3に示されるように、各インク色、例えば、シ
アン、マゼンタ、および、イエローとされるインク液が
それぞれ充填されているインクタンク12C、12M、
および、12Yと、インクタンク12C、12M、およ
び、12Yの下方にそれぞれ配され、各インク色のイン
ク液が供給され記録紙26の搬送方向に沿って配列され
る複数、例えば、128個のインク吐出部を有するヘッ
ドチップ22cc、22mc、22ycをそれぞれ有す
る記録ヘッド22C、22M、および、22Yとを含ん
で構成されている。
【0014】インクタンク12C、12M、および、1
2Yと記録ヘッド22C、22M、および、22Yと
は、記録部22を支持するキャリッジ部10に対して着
脱可能な構成とされている。
2Yと記録ヘッド22C、22M、および、22Yと
は、記録部22を支持するキャリッジ部10に対して着
脱可能な構成とされている。
【0015】インクタンク12C、12M、および、1
2Yの上面部には、図2に示されるように、各記録ヘッ
ド22C、22M、および、22Yに関する後述するバ
ーコードデータが記憶されるバーコードデータ記憶部3
2が設けられている。
2Yの上面部には、図2に示されるように、各記録ヘッ
ド22C、22M、および、22Yに関する後述するバ
ーコードデータが記憶されるバーコードデータ記憶部3
2が設けられている。
【0016】記録部22の記録ヘッド22C、22M、
および、22Yにおける各インク吐出動作は、フラット
ケーブル30を介してそれぞれに供給される駆動パルス
信号に基づいて制御される。
および、22Yにおける各インク吐出動作は、フラット
ケーブル30を介してそれぞれに供給される駆動パルス
信号に基づいて制御される。
【0017】キャリッジ部10は、図2および図3に示
されるように、ベルト20に連結されるとともにガイド
シャフト14Aおよび14Bに摺動可能に支持されてい
る。ガイドシャフト14Aおよび14Bは、互いに所定
の間隔をもって平行に配され筺体16に両端部が支持さ
れている。
されるように、ベルト20に連結されるとともにガイド
シャフト14Aおよび14Bに摺動可能に支持されてい
る。ガイドシャフト14Aおよび14Bは、互いに所定
の間隔をもって平行に配され筺体16に両端部が支持さ
れている。
【0018】搬送駆動部17は、プーリ18Aとプーリ
18Bとの間に巻装されキャリッジ部10に連結される
ベルト20と、プーリ18Bに連結される出力軸を有し
回転駆動される駆動用モータ36とを含んで構成されて
いる。
18Bとの間に巻装されキャリッジ部10に連結される
ベルト20と、プーリ18Bに連結される出力軸を有し
回転駆動される駆動用モータ36とを含んで構成されて
いる。
【0019】プーリ18Aは、搬送機構部24近傍に配
される回転軸に連結されている。駆動用モータ36の回
転方向および回転数は、供給される駆動制御パルス信号
に基づいて制御される。筺体16の内周部における駆動
用モータ36に対向する上面部には、キャリッジ部10
が移動されて所定の位置に到達したとき、インクタンク
12Y、12M、12Cの上面に設けられたバーコード
データ記憶部32におけるデータを読み取るバーコード
リーダ34が設けられている。
される回転軸に連結されている。駆動用モータ36の回
転方向および回転数は、供給される駆動制御パルス信号
に基づいて制御される。筺体16の内周部における駆動
用モータ36に対向する上面部には、キャリッジ部10
が移動されて所定の位置に到達したとき、インクタンク
12Y、12M、12Cの上面に設けられたバーコード
データ記憶部32におけるデータを読み取るバーコード
リーダ34が設けられている。
【0020】また、本発明に係るインクジェット記録装
置の一例においては、加えて、図1に示されるように、
記録ヘッド22C、22M、および、22Yの記録動作
制御を行う制御部を備えている。
置の一例においては、加えて、図1に示されるように、
記録ヘッド22C、22M、および、22Yの記録動作
制御を行う制御部を備えている。
【0021】図1においては、制御部は、供給される画
像データおよび制御データに基づいて画像処理を行う画
像処理部40と、各記録ヘッド22Y、22M、およ
び、22Cに対応してそれぞれ設けられる駆動制御部4
2、44、および、46とを備えている。
像データおよび制御データに基づいて画像処理を行う画
像処理部40と、各記録ヘッド22Y、22M、およ
び、22Cに対応してそれぞれ設けられる駆動制御部4
2、44、および、46とを備えている。
【0022】画像処理部40には、例えば、記録部22
の一走査分ごとの記録紙26の記録面に形成されるべき
画像をあらわす画像データ群DGおよび画像処理の動作
タイミングをあらわす制御信号群SCが図示が省略され
るホストコンピュータからそれぞれ供給される。
の一走査分ごとの記録紙26の記録面に形成されるべき
画像をあらわす画像データ群DGおよび画像処理の動作
タイミングをあらわす制御信号群SCが図示が省略され
るホストコンピュータからそれぞれ供給される。
【0023】画像処理部40は、画像データ群DGに基
づいて濃度変換処理、および、二値化処理を行うととも
に、得られた二値化データを各記録ヘッド22Y、22
M、および、22Cごとに分配する。そして、画像処理
部40は、各記録ヘッド22Y、22M、および、22
Cごとに分配された二値化データを各インク吐出部の配
列に対応させて駆動制御データDY、DM、および、D
Cを形成し、それぞれを駆動制御部42、44、およ
び、46に供給する。
づいて濃度変換処理、および、二値化処理を行うととも
に、得られた二値化データを各記録ヘッド22Y、22
M、および、22Cごとに分配する。そして、画像処理
部40は、各記録ヘッド22Y、22M、および、22
Cごとに分配された二値化データを各インク吐出部の配
列に対応させて駆動制御データDY、DM、および、D
Cを形成し、それぞれを駆動制御部42、44、およ
び、46に供給する。
【0024】駆動制御部42は、駆動制御データDY、
および、後述する吐出タイミング信号Ptafに基づい
て駆動制御パルス信号Epyを形成し、それを記録ヘッ
ド22Yに供給する。駆動制御部44は、駆動制御デー
タDM、および、後述する吐出タイミング信号Ptbf
に基づいて駆動制御パルス信号Epmを形成し、それを
記録ヘッド22Mに供給する。駆動制御部46は、駆動
制御データDC、および、後述する吐出タイミング信号
Ptcfに基づいて駆動制御パルス信号Epcを形成
し、それを記録ヘッド22Cに供給する。
および、後述する吐出タイミング信号Ptafに基づい
て駆動制御パルス信号Epyを形成し、それを記録ヘッ
ド22Yに供給する。駆動制御部44は、駆動制御デー
タDM、および、後述する吐出タイミング信号Ptbf
に基づいて駆動制御パルス信号Epmを形成し、それを
記録ヘッド22Mに供給する。駆動制御部46は、駆動
制御データDC、および、後述する吐出タイミング信号
Ptcfに基づいて駆動制御パルス信号Epcを形成
し、それを記録ヘッド22Cに供給する。
【0025】さらに、所定のタイミング、例えば、本装
置の電源投入のとき、または、新たな記録部22の交換
の直後に行われる初期化処理中、バーコードリーダ34
によりバーコードデータ記憶部32に記憶されたデータ
Dbが読み取られ、それが補正データ演算部54に供給
される。
置の電源投入のとき、または、新たな記録部22の交換
の直後に行われる初期化処理中、バーコードリーダ34
によりバーコードデータ記憶部32に記憶されたデータ
Dbが読み取られ、それが補正データ演算部54に供給
される。
【0026】バーコードデータ記憶部32に記憶された
データDbは、例えば、図4に示されるように、記録ヘ
ッド22Yのヘッドチップ22ycにおける複数のイン
ク吐出部22yoiの配列の基準距離、記録ヘッド22
Mのヘッドチップ22mcにおける複数のインク吐出部
22moiの配列の基準距離、および、記録ヘッド22
Cのヘッドチップ22ccにおけるインク吐出部22c
oiの配列の基準距離をあらわすデータを含んでいる。
基準距離とは、各インク吐出部の中心位置が同一直線上
に配列されている場合において、その直線の位置をあら
わす設計上理想とされる設定値を意味している。
データDbは、例えば、図4に示されるように、記録ヘ
ッド22Yのヘッドチップ22ycにおける複数のイン
ク吐出部22yoiの配列の基準距離、記録ヘッド22
Mのヘッドチップ22mcにおける複数のインク吐出部
22moiの配列の基準距離、および、記録ヘッド22
Cのヘッドチップ22ccにおけるインク吐出部22c
oiの配列の基準距離をあらわすデータを含んでいる。
基準距離とは、各インク吐出部の中心位置が同一直線上
に配列されている場合において、その直線の位置をあら
わす設計上理想とされる設定値を意味している。
【0027】図4は、記録部22の移動方向(主走査方
向)に沿ってX軸をとり、記録紙26の搬送方向(副走
査方向)に沿ってY軸をとる直交座標系において、記録
ヘッド22Yにおける4隅のうちの右下端隅となる位置
を原点として各インク吐出部配列の各基準距離を示して
いる。
向)に沿ってX軸をとり、記録紙26の搬送方向(副走
査方向)に沿ってY軸をとる直交座標系において、記録
ヘッド22Yにおける4隅のうちの右下端隅となる位置
を原点として各インク吐出部配列の各基準距離を示して
いる。
【0028】ヘッドチップ22ycにおける各インク吐
出部22yoi(i=1〜n、nは整数)が配列される
べき直線の基準距離、ヘッドチップ22mcにおける各
インク吐出部22moi(i=1〜n、nは整数)が配
列されるべき直線の基準距離、および、ヘッドチップ2
2ccにおける各インク吐出部22coi(i=1〜
n、nは整数)が配列されるべき直線の基準距離は、そ
れぞれ、値Xy、Xm、Xcに設定されている(Xy<
Xm<Xc)。
出部22yoi(i=1〜n、nは整数)が配列される
べき直線の基準距離、ヘッドチップ22mcにおける各
インク吐出部22moi(i=1〜n、nは整数)が配
列されるべき直線の基準距離、および、ヘッドチップ2
2ccにおける各インク吐出部22coi(i=1〜
n、nは整数)が配列されるべき直線の基準距離は、そ
れぞれ、値Xy、Xm、Xcに設定されている(Xy<
Xm<Xc)。
【0029】また、データDbには、図5に示されるよ
うに、各ヘッドチップ22yc、22mc、および、2
2ccにおいてインク吐出部の配列におけるその最下端
および最上端のインク吐出部の実際の距離をあらわすデ
ータが含まれている。その実際の距離は、測定装置によ
り予め精密に測定された値である。図5は、図4の場合
と同様に、記録部22の移動方向(主走査方向)に沿っ
てX軸をとり、記録紙26の搬送方向(副走査方向)に
沿ってY軸をとる直交座標系において、記録ヘッド22
Yにおける4隅のうちの右下端隅となる位置を原点とし
て各インク吐出部の各離隔距離を示している。
うに、各ヘッドチップ22yc、22mc、および、2
2ccにおいてインク吐出部の配列におけるその最下端
および最上端のインク吐出部の実際の距離をあらわすデ
ータが含まれている。その実際の距離は、測定装置によ
り予め精密に測定された値である。図5は、図4の場合
と同様に、記録部22の移動方向(主走査方向)に沿っ
てX軸をとり、記録紙26の搬送方向(副走査方向)に
沿ってY軸をとる直交座標系において、記録ヘッド22
Yにおける4隅のうちの右下端隅となる位置を原点とし
て各インク吐出部の各離隔距離を示している。
【0030】ヘッドチップ22ycにおける各インク吐
出部22yoiが、図5に示されるように、例えば、基
準距離Xyよりも原点から離れる方向にさらに離れて設
けられた場合においては、その最下端および最上端のイ
ンク吐出部22yoiの距離XybおよびXytは、同
一の値とされその基準距離Xyよりも大となる値とされ
る。また、ヘッドチップ22mcにおける各インク吐出
部22moiが、例えば、一方に傾いた直線上に配列さ
れた場合においては、その最下端のインク吐出部22m
oiの距離Xmbは、その基準距離Xmよりも小なる値
とされ、その最上端のインク吐出部22moiの距離X
mtは、その基準距離Xmよりも大なる値とされる。ヘ
ッドチップ22ccにおける各インク吐出部22coi
が、例えば、他方に傾いた直線上に配列された場合にお
いては、その最下端のインク吐出部22coiの距離X
cbは、その基準距離Xcよりも大なる値とされ、その
最上端のインク吐出部22coiの距離Xctは、その
基準距離Xmに近傍の値とされる。
出部22yoiが、図5に示されるように、例えば、基
準距離Xyよりも原点から離れる方向にさらに離れて設
けられた場合においては、その最下端および最上端のイ
ンク吐出部22yoiの距離XybおよびXytは、同
一の値とされその基準距離Xyよりも大となる値とされ
る。また、ヘッドチップ22mcにおける各インク吐出
部22moiが、例えば、一方に傾いた直線上に配列さ
れた場合においては、その最下端のインク吐出部22m
oiの距離Xmbは、その基準距離Xmよりも小なる値
とされ、その最上端のインク吐出部22moiの距離X
mtは、その基準距離Xmよりも大なる値とされる。ヘ
ッドチップ22ccにおける各インク吐出部22coi
が、例えば、他方に傾いた直線上に配列された場合にお
いては、その最下端のインク吐出部22coiの距離X
cbは、その基準距離Xcよりも大なる値とされ、その
最上端のインク吐出部22coiの距離Xctは、その
基準距離Xmに近傍の値とされる。
【0031】さらに、データDbには、記録ヘッド22
の識別番号とされる製造番号をあらわすデータも含まれ
ている。
の識別番号とされる製造番号をあらわすデータも含まれ
ている。
【0032】補正データ演算部54は、データDbに基
づいて各記録ヘッドごとの吐出タイミング補正時間ΔT
fiを(1)、(2)式に従い演算し、それぞれの各ヘ
ッドチップ22yc、22mc、および、22ccごと
の吐出タイミング補正時間ΔTfiをあらわすデータD
af、Dbf、および、Dcfをタイミング信号第1補
正部50に供給する。また、補正データ演算部54に
は、記録ヘッド22の走査方向、例えば、図5における
X軸に沿った正の方向もしくは負の方向をあらわすデー
タが供給される。
づいて各記録ヘッドごとの吐出タイミング補正時間ΔT
fiを(1)、(2)式に従い演算し、それぞれの各ヘ
ッドチップ22yc、22mc、および、22ccごと
の吐出タイミング補正時間ΔTfiをあらわすデータD
af、Dbf、および、Dcfをタイミング信号第1補
正部50に供給する。また、補正データ演算部54に
は、記録ヘッド22の走査方向、例えば、図5における
X軸に沿った正の方向もしくは負の方向をあらわすデー
タが供給される。
【0033】補正データ演算部54は、メモリ部54m
を有している。メモリ部54mには、記録ヘッド22の
走査速度v、インク吐出部の数量をあらわすデータ、お
よび、演算動作プログラムをあらわすデータなどを含む
データが記憶されている。また、メモリ部54mに格納
された各データは、選択的に読み出される。
を有している。メモリ部54mには、記録ヘッド22の
走査速度v、インク吐出部の数量をあらわすデータ、お
よび、演算動作プログラムをあらわすデータなどを含む
データが記憶されている。また、メモリ部54mに格納
された各データは、選択的に読み出される。
【0034】
【数1】 Xip=Xip+(Xit−Xib)×n/N …(1) 但し、Xip(i=1〜n、nは、各インク吐出部の下
端から数えた場合の順番をあらわす整数である)は、図
5において各ヘッドチップの各インク吐出部におけるX
軸方向に沿った原点からの距離をあらわし、Xibは、
各ヘッドチップの最下端の各インク吐出部におけるX軸
方向に沿った原点からの距離、例えば、Xyb、Xm
b、および、Xcbをあらわし、Xitは、各ヘッドチ
ップの最上端の各インク吐出部におけるX軸方向に沿っ
た原点からの距離、例えば、Xyt、Xmt、および、
Xctをあらわす。また、nは、各インク吐出部の下端
から数えた場合の順番をあらわし、Nは、インク吐出部
の数量をあらわす。
端から数えた場合の順番をあらわす整数である)は、図
5において各ヘッドチップの各インク吐出部におけるX
軸方向に沿った原点からの距離をあらわし、Xibは、
各ヘッドチップの最下端の各インク吐出部におけるX軸
方向に沿った原点からの距離、例えば、Xyb、Xm
b、および、Xcbをあらわし、Xitは、各ヘッドチ
ップの最上端の各インク吐出部におけるX軸方向に沿っ
た原点からの距離、例えば、Xyt、Xmt、および、
Xctをあらわす。また、nは、各インク吐出部の下端
から数えた場合の順番をあらわし、Nは、インク吐出部
の数量をあらわす。
【0035】
【数2】 ΔXfi=(Xip−XA)/v …(2) 但し、XAは、図5において基準距離、例えば、Xy、
Xm、および、Xcをあらわし、vは、記録ヘッド22
の所定の走査速度をあらわす。
Xm、および、Xcをあらわし、vは、記録ヘッド22
の所定の走査速度をあらわす。
【0036】また、補正データ演算部54は、データD
bに基づいて各記録ヘッドごとの吐出タイミング補正時
間ΔTsiを(3)、(4)式に従い演算し、それぞれ
の吐出タイミング補正時間ΔTsiをあらわすデータD
as、Dbs、および、Dcsをタイミング信号第1補
正部50に供給する。
bに基づいて各記録ヘッドごとの吐出タイミング補正時
間ΔTsiを(3)、(4)式に従い演算し、それぞれ
の吐出タイミング補正時間ΔTsiをあらわすデータD
as、Dbs、および、Dcsをタイミング信号第1補
正部50に供給する。
【0037】
【数3】 Xip′=Xib+(Xit−Xib)×n/aN …(3) 但し、Xip′(i=1〜n、nは、各インク吐出部の
下端から数えた場合の順番をあらわし整数である)は、
図5において各ヘッドチップの各インク吐出部における
X軸方向に沿った原点からの距離をあらわし、aは、補
正係数である。
下端から数えた場合の順番をあらわし整数である)は、
図5において各ヘッドチップの各インク吐出部における
X軸方向に沿った原点からの距離をあらわし、aは、補
正係数である。
【0038】
【数4】 ΔTsi=(Xip′−XA)/v …(4) 補正データ演算部54は、記録ヘッド22が図5におい
て正の方向に走査される場合、Xip−XA、もしく
は、Xip′−XAの値が正の値であるとき、吐出タイ
ミングを早め、一方、Xip−XA、もしくは、Xi
p′−XAの値が負の値であるとき、吐出タイミングを
遅らせることとなる。
て正の方向に走査される場合、Xip−XA、もしく
は、Xip′−XAの値が正の値であるとき、吐出タイ
ミングを早め、一方、Xip−XA、もしくは、Xi
p′−XAの値が負の値であるとき、吐出タイミングを
遅らせることとなる。
【0039】また、補正データ演算部54は、記録ヘッ
ド22が図5において負の方向に走査される場合、Xi
p−XA、もしくは、Xip′−XAの値が負の値であ
るとき、吐出タイミングを早め、一方、Xip−XA、
もしくは、Xip′−XAの値が正の値であるとき、吐
出タイミングを遅らせることとなる。補正データ演算部
54は、Xip−XA、もしくは、Xip′−XAの値
が零である場合、吐出タイミングの補正を行わないこと
となる。
ド22が図5において負の方向に走査される場合、Xi
p−XA、もしくは、Xip′−XAの値が負の値であ
るとき、吐出タイミングを早め、一方、Xip−XA、
もしくは、Xip′−XAの値が正の値であるとき、吐
出タイミングを遅らせることとなる。補正データ演算部
54は、Xip−XA、もしくは、Xip′−XAの値
が零である場合、吐出タイミングの補正を行わないこと
となる。
【0040】タイミング信号第1補正部50には、補正
データ演算部54からのデータDaf、Dbf、およ
び、Dcfと、吐出タイミング信号発生部としてのエン
コーダ48からのタイミングパルス信号Peとが供給さ
れる。例えば、リニアエンコーダとされるエンコーダ4
8は、ガイドシャフト14Aおよび14Bに沿って配さ
れる格子スケールと、キャリッジ部10に配されキャリ
ッジ部10の格子スケールに対する位置を検出し、その
移動とともに検出出力としての所定の周波数を有するタ
イミングパルス信号Peを送出する検出部とから構成さ
れている。
データ演算部54からのデータDaf、Dbf、およ
び、Dcfと、吐出タイミング信号発生部としてのエン
コーダ48からのタイミングパルス信号Peとが供給さ
れる。例えば、リニアエンコーダとされるエンコーダ4
8は、ガイドシャフト14Aおよび14Bに沿って配さ
れる格子スケールと、キャリッジ部10に配されキャリ
ッジ部10の格子スケールに対する位置を検出し、その
移動とともに検出出力としての所定の周波数を有するタ
イミングパルス信号Peを送出する検出部とから構成さ
れている。
【0041】タイミング信号第1補正部50は、データ
Daf、Dbf、および、Dcfに基づいて各記録ヘッ
ド22M、22Y、22Cごとにタイミングパルス信号
Peについて吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド
22Mについて補正されたタイミングパルス信号Pt
a、記録ヘッド22Yについて補正されたタイミングパ
ルス信号Ptb、記録ヘッド22Cについて補正された
タイミングパルス信号Ptcをそれぞれ、タイミング信
号第2補正部52に供給する。これにより、各インク吐
出部の吐出タイミングが、インク吐出部相互距離単位あ
たりのX軸方向に沿った各インク吐出部の偏りに応じて
補正されることとなる。
Daf、Dbf、および、Dcfに基づいて各記録ヘッ
ド22M、22Y、22Cごとにタイミングパルス信号
Peについて吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド
22Mについて補正されたタイミングパルス信号Pt
a、記録ヘッド22Yについて補正されたタイミングパ
ルス信号Ptb、記録ヘッド22Cについて補正された
タイミングパルス信号Ptcをそれぞれ、タイミング信
号第2補正部52に供給する。これにより、各インク吐
出部の吐出タイミングが、インク吐出部相互距離単位あ
たりのX軸方向に沿った各インク吐出部の偏りに応じて
補正されることとなる。
【0042】タイミング信号第2補正部52には、タイ
ミング信号第1補正部50からのタイミングパルス信号
Pta、Ptb、および、Ptcと、補正データ演算部
54からのデータDas、Dbs、および、Dcsとが
供給される。
ミング信号第1補正部50からのタイミングパルス信号
Pta、Ptb、および、Ptcと、補正データ演算部
54からのデータDas、Dbs、および、Dcsとが
供給される。
【0043】タイミング信号第2補正部52は、タイミ
ングパルス信号PtaについてデータDasに基づいて
吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド22Mについ
て補正されたタイミングパルス信号Ptafを形成し、
それを駆動制御部42に供給する。
ングパルス信号PtaについてデータDasに基づいて
吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド22Mについ
て補正されたタイミングパルス信号Ptafを形成し、
それを駆動制御部42に供給する。
【0044】また、タイミング信号第2補正部52は、
タイミングパルス信号PtbについてデータDbsに基
づいて吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド22Y
について補正されたタイミングパルス信号Ptbfを形
成し、それを駆動制御部44に供給する。
タイミングパルス信号PtbについてデータDbsに基
づいて吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド22Y
について補正されたタイミングパルス信号Ptbfを形
成し、それを駆動制御部44に供給する。
【0045】さらに、タイミング信号第2補正部52
は、タイミングパルス信号PtcについてデータDcs
に基づいて吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド2
2Cについて補正されたタイミングパルス信号Ptbf
を形成し、それを駆動制御部46に供給する。
は、タイミングパルス信号PtcについてデータDcs
に基づいて吐出タイミングの補正を行い、記録ヘッド2
2Cについて補正されたタイミングパルス信号Ptbf
を形成し、それを駆動制御部46に供給する。
【0046】これにより、各インク吐出部の吐出タイミ
ングが、インク吐出部相互距離以下の単位あたりのX軸
方向に沿った各インク吐出部の偏りに応じて補正される
こととなる。
ングが、インク吐出部相互距離以下の単位あたりのX軸
方向に沿った各インク吐出部の偏りに応じて補正される
こととなる。
【0047】駆動制御部42は、画像処理部40からの
駆動制御データDY、および、吐出タイミング信号Pt
afに基づいて駆動制御パルス信号Epyを形成し、そ
れを記録ヘッド22Yに供給する。
駆動制御データDY、および、吐出タイミング信号Pt
afに基づいて駆動制御パルス信号Epyを形成し、そ
れを記録ヘッド22Yに供給する。
【0048】駆動制御部44は、画像処理部40からの
駆動制御データDM、および、吐出タイミング信号Pt
bfに基づいて駆動制御パルス信号Epmを形成し、そ
れを記録ヘッド22Mに供給する。
駆動制御データDM、および、吐出タイミング信号Pt
bfに基づいて駆動制御パルス信号Epmを形成し、そ
れを記録ヘッド22Mに供給する。
【0049】駆動制御部46は、駆動制御データDC、
および、吐出タイミング信号Ptcfに基づいて駆動制
御パルス信号Epcを形成し、それを記録ヘッド22C
に供給する。
および、吐出タイミング信号Ptcfに基づいて駆動制
御パルス信号Epcを形成し、それを記録ヘッド22C
に供給する。
【0050】従って、各記録ヘッド22Y、22M、お
よび、22Cにおいては、各インク吐出部の偏りに応じ
て補正された吐出タイミングでインクが吐出されるので
記録紙26の記録面におけるインク滴の着弾位置が各イ
ンク吐出部の偏りに起因してばらつくことが回避される
こととなる。
よび、22Cにおいては、各インク吐出部の偏りに応じ
て補正された吐出タイミングでインクが吐出されるので
記録紙26の記録面におけるインク滴の着弾位置が各イ
ンク吐出部の偏りに起因してばらつくことが回避される
こととなる。
【0051】上述のようなデータを形成する補正データ
演算部54は、例えば、マイクロコンピュータで構成さ
れ、かかるマイクロコンピュータがデータを送出するに
あたり実行するプログラムの一例を図6に示すフローチ
ャートを参照して示す。
演算部54は、例えば、マイクロコンピュータで構成さ
れ、かかるマイクロコンピュータがデータを送出するに
あたり実行するプログラムの一例を図6に示すフローチ
ャートを参照して示す。
【0052】図6に示されるフローチャートにおいて、
スタート後、ステップ70において、カウンタの初期値
を1に設定し、ステップ71に進み、データを取り込
み、続くステップ72において、カウンタの値が、各記
録ヘッド22Y、22M、および、22Cにおけるイン
ク吐出部の数量よりも大なる値Neに到達したか否かを
判断し、カウンタの値が値Neよりも小なる値の場合、
ステップ73に進む。
スタート後、ステップ70において、カウンタの初期値
を1に設定し、ステップ71に進み、データを取り込
み、続くステップ72において、カウンタの値が、各記
録ヘッド22Y、22M、および、22Cにおけるイン
ク吐出部の数量よりも大なる値Neに到達したか否かを
判断し、カウンタの値が値Neよりも小なる値の場合、
ステップ73に進む。
【0053】ステップ73においては、データ、およ
び、(1)〜(4)式に従い、偏差ΔX(=Xip−X
A)を算出し、続くステップ74において、記録ヘッド
22の走査方向をあらわすデータに基づいて記録ヘッド
22の走査方向が正方向であるか否かを判断し、記録ヘ
ッド22の走査方向が正方向の場合、ステップ75に進
み、偏差ΔXが零であるか否かを判断し、偏差ΔXが零
である場合、元に戻り、偏差ΔXが零でない場合、続く
ステップ76において、偏差ΔXが正であるか否かを判
断し、偏差ΔXが正である場合、ステップ77に進む。
び、(1)〜(4)式に従い、偏差ΔX(=Xip−X
A)を算出し、続くステップ74において、記録ヘッド
22の走査方向をあらわすデータに基づいて記録ヘッド
22の走査方向が正方向であるか否かを判断し、記録ヘ
ッド22の走査方向が正方向の場合、ステップ75に進
み、偏差ΔXが零であるか否かを判断し、偏差ΔXが零
である場合、元に戻り、偏差ΔXが零でない場合、続く
ステップ76において、偏差ΔXが正であるか否かを判
断し、偏差ΔXが正である場合、ステップ77に進む。
【0054】ステップ77においては、(2)式に従
い、吐出タイミングを早める吐出タイミング補正時間Δ
Taを算出し、続くステップ80において、カウンタの
値nに1を加算してインクリメントし新たな値n+1と
し、ステップ72に戻り、それ以降のステップを上述と
同様に実行する。
い、吐出タイミングを早める吐出タイミング補正時間Δ
Taを算出し、続くステップ80において、カウンタの
値nに1を加算してインクリメントし新たな値n+1と
し、ステップ72に戻り、それ以降のステップを上述と
同様に実行する。
【0055】また、ステップ72において、カウンタの
値が、各記録ヘッド22Y、22M、および、22Cに
おけるインク吐出部の数量よりも大なる値Neに到達し
た場合、ステップ83に進み、ステップ77もしくは7
8において算出された吐出タイミング補正時間ΔTaも
しくはΔTdに基づくデータを送出する。
値が、各記録ヘッド22Y、22M、および、22Cに
おけるインク吐出部の数量よりも大なる値Neに到達し
た場合、ステップ83に進み、ステップ77もしくは7
8において算出された吐出タイミング補正時間ΔTaも
しくはΔTdに基づくデータを送出する。
【0056】ステップ74において、記録ヘッド22の
走査方向が負方向の場合、ステップ81に進み、偏差Δ
Xが零であるか否かを判断し、偏差ΔXが零である場
合、元に戻り、偏差ΔXが零でない場合、続くステップ
82において、偏差ΔXが正であるか否かを判断し、偏
差ΔXが正でない場合、ステップ77に進み、偏差ΔX
が正で場合、ステップ78において、(2)式に従い、
吐出タイミングを遅らせる吐出タイミング補正時間ΔT
dを算出し、ステップ80に進み、それ以降のステップ
を上述同様に実行する。
走査方向が負方向の場合、ステップ81に進み、偏差Δ
Xが零であるか否かを判断し、偏差ΔXが零である場
合、元に戻り、偏差ΔXが零でない場合、続くステップ
82において、偏差ΔXが正であるか否かを判断し、偏
差ΔXが正でない場合、ステップ77に進み、偏差ΔX
が正で場合、ステップ78において、(2)式に従い、
吐出タイミングを遅らせる吐出タイミング補正時間ΔT
dを算出し、ステップ80に進み、それ以降のステップ
を上述同様に実行する。
【0057】さらに、ステップ76において、偏差ΔX
が負である場合、ステップ78に進み、それ以降のステ
ップを上述同様に実行する。
が負である場合、ステップ78に進み、それ以降のステ
ップを上述同様に実行する。
【0058】図7は、本発明に係るインクジェット記録
装置の制御部における他の一例を示す。
装置の制御部における他の一例を示す。
【0059】図7においては、図1では、吐出タイミン
グ信号発生部としてエンコーダ48が用いられ、タイミ
ング信号第1補正部50、および、タイミング信号第2
補正部52が設けられた構成であるが、その代わりに、
吐出タイミング信号発生部としてクロック信号発生部5
6が用いられ、信号波形補正部58、分周回路部60、
および、タイミング信号補正部62が設けられた構成と
されるものである。なお、図7においては、図1に示さ
れる例における構成要素と同一の構成要素について同一
の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
グ信号発生部としてエンコーダ48が用いられ、タイミ
ング信号第1補正部50、および、タイミング信号第2
補正部52が設けられた構成であるが、その代わりに、
吐出タイミング信号発生部としてクロック信号発生部5
6が用いられ、信号波形補正部58、分周回路部60、
および、タイミング信号補正部62が設けられた構成と
されるものである。なお、図7においては、図1に示さ
れる例における構成要素と同一の構成要素について同一
の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0060】クロック信号発生部56は、所定の比較的
高い周波数を有するクロック信号CLを出力し、それを
信号波形補正部58に供給する。クロック信号CLの周
波数は、例えば、駆動制御パルス信号Epy〜Epcの
周波数に比して高いものとされる。
高い周波数を有するクロック信号CLを出力し、それを
信号波形補正部58に供給する。クロック信号CLの周
波数は、例えば、駆動制御パルス信号Epy〜Epcの
周波数に比して高いものとされる。
【0061】クロック信号CLが供給される信号波形補
正部58には、補正データ演算部54からのデータDa
s、Dbs、および、Dcsが供給される。
正部58には、補正データ演算部54からのデータDa
s、Dbs、および、Dcsが供給される。
【0062】信号波形補正部58は、クロック信号CL
の波形についてデータDas、Dbs、および、Dcs
に基づいて補正を行う。信号波形補正部58は、記録ヘ
ッド22Yについて補正されたクロック信号CLa、記
録ヘッド22Mについて補正されたクロック信号CL
b、記録ヘッド22Cについて補正されたクロック信号
CLcをそれぞれ、分周回路部60に供給する。これに
より、各インク吐出部のタイミングをあらわすクロック
信号が、インク吐出部相互距離以下の単位あたりのX軸
方向に沿った各インク吐出部の偏りに応じて補正される
こととなる。
の波形についてデータDas、Dbs、および、Dcs
に基づいて補正を行う。信号波形補正部58は、記録ヘ
ッド22Yについて補正されたクロック信号CLa、記
録ヘッド22Mについて補正されたクロック信号CL
b、記録ヘッド22Cについて補正されたクロック信号
CLcをそれぞれ、分周回路部60に供給する。これに
より、各インク吐出部のタイミングをあらわすクロック
信号が、インク吐出部相互距離以下の単位あたりのX軸
方向に沿った各インク吐出部の偏りに応じて補正される
こととなる。
【0063】分周回路部60は、クロック信号CLa、
CLb、および、CLcに基づいてクロック信号CL
a、CLb、および、CLcそれぞれのパルス繰返し率
を所定の値、例えば、インク吐出部相互間距離に対応す
る吐出周波数まで減少させ、減少されたクロック信号C
La′、CLb′、および、CLc′をタイミング信号
補正部62に送出するものとされる。
CLb、および、CLcに基づいてクロック信号CL
a、CLb、および、CLcそれぞれのパルス繰返し率
を所定の値、例えば、インク吐出部相互間距離に対応す
る吐出周波数まで減少させ、減少されたクロック信号C
La′、CLb′、および、CLc′をタイミング信号
補正部62に送出するものとされる。
【0064】タイミング信号補正部62は、分周回路部
60からのクロック信号CLa′、CLb′、および、
CLc′についてそれぞれデータDaf、Dbf、およ
び、Dcfに基づいて補正を行い、得られたタイミング
パルス信号Ptaf、Ptbf、および、Ptcfをそ
れぞれ駆動制御部42、44、および、46に供給す
る。これにより、各インク吐出部の吐出タイミングが、
インク吐出部相互距離単位あたりのX軸方向に沿った各
インク吐出部の偏りに応じて補正されることとなる。
60からのクロック信号CLa′、CLb′、および、
CLc′についてそれぞれデータDaf、Dbf、およ
び、Dcfに基づいて補正を行い、得られたタイミング
パルス信号Ptaf、Ptbf、および、Ptcfをそ
れぞれ駆動制御部42、44、および、46に供給す
る。これにより、各インク吐出部の吐出タイミングが、
インク吐出部相互距離単位あたりのX軸方向に沿った各
インク吐出部の偏りに応じて補正されることとなる。
【0065】従って、かかる例においても、各記録ヘッ
ド22Y、22M、および、22Cにおいては、各イン
ク吐出部の偏りに応じて補正された吐出タイミングでイ
ンクが吐出されるので記録紙26の記録面におけるイン
ク滴の着弾位置が各インク吐出部の偏りに起因してばら
つくことが回避されることとなる。
ド22Y、22M、および、22Cにおいては、各イン
ク吐出部の偏りに応じて補正された吐出タイミングでイ
ンクが吐出されるので記録紙26の記録面におけるイン
ク滴の着弾位置が各インク吐出部の偏りに起因してばら
つくことが回避されることとなる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るインクジェット記録装置によれば、補正データ演
算部により記録ヘッドのデータ記憶部から読み出された
位置データとインク吐出部の配列の基準設定位置のデー
タとの差、および、記録ヘッドの移動速度をあらわすデ
ータに基づいてインク吐出部ごとのインクの吐出タイミ
ングを補正する吐出タイミング補正値が演算されて補正
データが得られるもとで、タイミング信号補正部により
補正データ演算部からの補正データに基づいて吐出タイ
ミング信号発生部からの吐出タイミング信号に対して補
正が行われるので記録ヘッドにおけるインク吐出部の配
置のバラツキに影響されることなく、記録面におけるイ
ンク吐出部からのインク滴の着弾位置を適正な位置に補
正することができる。
に係るインクジェット記録装置によれば、補正データ演
算部により記録ヘッドのデータ記憶部から読み出された
位置データとインク吐出部の配列の基準設定位置のデー
タとの差、および、記録ヘッドの移動速度をあらわすデ
ータに基づいてインク吐出部ごとのインクの吐出タイミ
ングを補正する吐出タイミング補正値が演算されて補正
データが得られるもとで、タイミング信号補正部により
補正データ演算部からの補正データに基づいて吐出タイ
ミング信号発生部からの吐出タイミング信号に対して補
正が行われるので記録ヘッドにおけるインク吐出部の配
置のバラツキに影響されることなく、記録面におけるイ
ンク吐出部からのインク滴の着弾位置を適正な位置に補
正することができる。
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の一例に
おける制御部の構成を示すブロック構成図である。
おける制御部の構成を示すブロック構成図である。
【図2】本発明に係るインクジェット記録装置の一例の
外観を概略的に示す斜視図である。
外観を概略的に示す斜視図である。
【図3】本発明に係るインクジェット記録装置の一例の
要部を概略的に拡大して示す斜視図である。
要部を概略的に拡大して示す斜視図である。
【図4】図1に示される例における動作説明に供される
図である。
図である。
【図5】図1に示される例における動作説明に供される
図である。
図である。
【図6】図1に示される例における補正データ演算部
が、マイクロコンピュータにより構成される場合、かか
るマイクロコンピュータが実行するプログラムの一例を
示すフローチャートである。
が、マイクロコンピュータにより構成される場合、かか
るマイクロコンピュータが実行するプログラムの一例を
示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るインクジェット記録装置の他の一
例における制御部の構成を示すブロック構成図である。
例における制御部の構成を示すブロック構成図である。
22 記録ヘッド 32 バーコードデータ記憶部 42、44、46 駆動制御部 48 エンコーダ 50 タイミング信号第1補正部 52 タイミング信号第2補正部 54 補正データ演算部 56 クロック信号発生部 58 信号波形補正部 62 タイミング信号補正部
Claims (10)
- 【請求項1】 インクを吐出するインク吐出部を複数有
する記録ヘッドにおける該インクの吐出を行わせるタイ
ミングをあらわす吐出タイミング信号を形成する吐出タ
イミング信号発生部と、 前記記録ヘッドにおける前記インク吐出部の配列の所定
の基準位置に対する相対位置をあらわす位置データを記
憶するデータ記憶部と、 前記記録ヘッドの前記データ記憶部から読み出された位
置データと前記インク吐出部の配列の基準設定位置のデ
ータとの差、および、前記記録ヘッドの移動速度をあら
わすデータに基づいて前記インク吐出部ごとのインクの
吐出タイミングを補正する吐出タイミング補正値を演算
し、補正データを得る補正データ演算部と、 前記補正データ演算部からの補正データに基づいて前記
吐出タイミング信号発生部からの吐出タイミング信号に
対して補正を行うタイミング信号補正部と、 記録媒体の記録面に形成されるべき画像をあらわす画像
データおよび前記タイミング信号補正部からの吐出タイ
ミング信号に応じて形成する駆動制御信号に基づいて前
記記録ヘッドの記録動作を制御する駆動制御部と、を具
備して構成されるインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記補正データ演算部が、前記記録ヘッ
ドの前記データ記憶部から読み出された位置データと前
記インク吐出部の配列の基準設定位置のデータとの差、
および、前記記録ヘッドの移動速度をあらわすデータに
基づいて前記インク吐出部ごとのインクの吐出タイミン
グを前記インク吐出部相互間隔に応じて補正する第1の
吐出タイミング補正値、および、前記記録ヘッドの前記
データ記憶部から読み出された位置データと前記インク
吐出部の配列の基準設定位置のデータとの差、および、
前記記録ヘッドの移動速度をあらわすデータに基づいて
前記インク吐出部ごとのインクの吐出タイミングを前記
インク吐出部相互間隔に比して小なる相互間隔に応じて
補正する第2の吐出タイミング補正値を演算することを
特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 タイミング信号補正部が前記第1の吐出
タイミング補正値をあらわす補正データに基づいて前記
吐出タイミング信号発生部からの吐出タイミング信号に
対して補正を行う第1補正部と、前記第1の吐出タイミ
ング補正値をあらわす補正データに基づいて該第1補正
部からの補正された吐出タイミング信号に対して補正を
行う第2補正部とを含んでなることを特徴とする請求項
2記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記吐出タイミング信号発生部が前記駆
動制御部において形成される駆動制御信号の周波数に比
して高い周波数を有するタイミング信号を発生し、タイ
ミング信号補正部が前記第2の吐出タイミング補正値を
あらわす補正データに基づいて前記吐出タイミング信号
発生部からのタイミング信号の波形に対して補正を行う
信号波形補正部と、該信号波形補正部からの補正された
吐出タイミング信号が周波数変換された後、該周波数変
換された吐出タイミング信号に対して前記第1の吐出タ
イミング補正値をあらわす補正データに基づいて補正を
行う信号補正部とを含んでなることを特徴とする請求項
2記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記データ記憶部が、前記記録ヘッドを
搬送する搬送部に対して着脱可能とされる記録ヘッドに
設けられることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドにおけるインク吐出部の
配列が、該記録ヘッドの移動方向に対して略直交する方
向に延びることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドが、該記録ヘッドの移動
方向に沿って複数個並設されることを特徴とする請求項
1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 吐出タイミング信号発生部が前記記録ヘ
ッドの移動に応じてパルス信号を発生するエンコーダで
あることを特徴する請求項1記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項9】 吐出タイミング信号発生部がクロック信
号発生部であることを特徴とする請求項4記載のインク
ジェット記録装置。 - 【請求項10】 前記記録ヘッドが電気熱変換素子を有
することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17604697A JPH1120204A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17604697A JPH1120204A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120204A true JPH1120204A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16006782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17604697A Pending JPH1120204A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1120204A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-07-01 JP JP17604697A patent/JPH1120204A/ja active Pending
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