JPH11201077A - 駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ - Google Patents
駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプInfo
- Publication number
- JPH11201077A JPH11201077A JP36772797A JP36772797A JPH11201077A JP H11201077 A JPH11201077 A JP H11201077A JP 36772797 A JP36772797 A JP 36772797A JP 36772797 A JP36772797 A JP 36772797A JP H11201077 A JPH11201077 A JP H11201077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- control circuit
- drive control
- head cover
- submersible pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
にモータ発熱の影響を駆動制御回路に及ぼすことがな
く、かつ、既存の外装型水中ポンプに僅かな改造を施し
て構成し得る駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプを提
供する。 【構成】ヘッドカバー5内に駆動制御回路15を内蔵さ
せた外装型水中ポンプであって、モータフレーム3とヘ
ッドカバー5との間には非負荷側軸受8のブラケットを
兼ねる冷却水路ケーシング4が介装され、該ケーシング
4内に冷却水路12が形成されるよう周壁の一側部に外
部冷却水の給水口10を開設すると共に他側部に冷却水
の排出口11を開設し、外部冷却水の供給により駆動制
御回路15および非負荷側軸受8の発熱が吸収されるよ
う構成した。
Description
型水中ポンプに関するものである。
停止させる自動運転制御ポンプとして、駆動制御回路を
モータに内蔵させた水中ポンプは従来から存在する。そ
して揚水の通過径を考慮した外装型水中ポンプにおいて
駆動制御回路をモータに内蔵させたものは図1に見られ
るように、モータフレーム3の上縁部に反負荷側軸受8
の支承用ブラケット4′を嵌着させ、駆動制御回路15
を内装したヘッドカバー5を上記ブラケット4′の上縁
部に嵌着させた構造となっている。しかしこの構造で
は、モータ部の水没水位で使用すれば全体が冷却される
ため発熱は少ないが、モータ部の露出水位で使用すれば
熱源の冷却が全く行われなくなって大きな発熱を伴い、
また、駆動制御回路もモータ発熱の影響を受けるため、
自己発熱の大きい半導体パワー素子を電源回路の開閉に
使用することができず、パワーリレーなどの使用が一般
的であった。
ら半導体パワー素子を使用する場合には、モータ発熱が
駆動回路に影響しないよう、ポンプ構造を内装型または
半内装型として揚水によりモータを冷却させている。し
かし内装型や半内装型のポンプは外径の大きくなること
が避けられず、また、ポンプに要求される十分な通過径
を確保することが困難であり、固形物を多く含んだ汚水
の排水用に供した場合に詰まりを生じ易いことになる。
しかも、モータの冷却が主目的であるため駆動回路の冷
却は不十分になるという憾みがあり、特に近年見られる
IGBTなどを使用した高速スイッチング型インバータ
の冷却には対応し得ないものである。
あって、駆動制御回路で発生する熱が冷却せられると共
にモータ発熱の影響を駆動制御回路に及ぼすことがな
く、モータ部が露出する低水位でも支承なく使用し得ら
れる外装型水中ポンプを提供することにある。
水中ポンプにおいては、モータフレームとヘッドカバー
との間に介装される冷却水路ケーシングを有し、該冷却
水路ケーシングは、環体の上下両面が板体で閉塞され、
環体下縁部がモータフレーム上縁部との接合面に形成さ
れ、環体上縁部がヘッドカバー下縁部との接合面に形成
され、下部板体の下面中央部に反負荷側軸受の嵌着匣が
設けられ、環体の周壁の一側部に外部冷却水の給水口を
開設すると共に他側部に冷却水の排出口を開設すること
により環体内部に冷却水路が形成せられており、更に要
すれば冷却水路ケーシングにおける下部板体の上面に放
熱フィンを配設して、環体下縁部をモータフレーム上縁
部に接合させると共に環体上縁部にヘッドカバー下縁部
を接合させた状態で、モータフレーム、冷却水路ケーシ
ングおよびヘッドカバーの三者をボルト締めにより一体
に構成させる。
ば、冷却水路内を通過して排出口へ至る過程で、駆動制
御回路および反負荷側軸受の水冷作用を生じる。下部板
体の上面に放熱フィンが設けられてあれば、その水冷作
用は更に有効に働くことになる。また、モータ部の露出
水位でポンプが駆動している時に生じるモータ発熱は、
冷却水路ケーシングにより熱絶縁されるため、駆動制御
回路へ影響が及ぶことはない。
ング1上に付設されたオイル室、3はオイル室2を介し
てポンプケーシング1上へ立設されたモータフレーム、
4はモータフレーム3と後記ヘッドカバー5との間に介
装される冷却水路ケーシングであって、環体6の上下両
面が板体7a,7bで水密状に閉塞され、環体下縁部6
bがモータフレーム上縁部3eとの接合面に形成され、
環体上縁部6aがヘッドカバー下縁部5eとの接合面に
形成され、下部板体7bの下面中央部に反負荷側軸受8
の嵌着匣9が設けられ、環体6の周壁の一側部に外部冷
却水の給水口10を開設すると共に他側部に冷却水の排
出口11を開設することにより環体内部に冷却水路12
が形成せられており、かつ、下部板体7bの上面に放熱
フィン13‥‥13が放熱状に配設され、また、上記冷
却水路12と水密状に遮断されたリード線引出用竪穴1
4が開設されている。15はヘッドカバー5内に収容さ
れる駆動制御回路であり、ヘッドカバー5の周壁または
上壁の内面に取り付けられていて、後述のようにしてヘ
ッドカバー5が冷却水路ケーシング4上へ蓋装されたと
き、上部板体3aを介して冷却水路12の直上へ近接す
るようになっているが、或いは初めから上部板体3aの
上面に取り付けておいてもよい。
縁部3eに接合させると共に嵌着匣9内へ軸受8を嵌着
させ、更に環体上縁部6aにヘッドカバー下縁部5eを
接合させた状態で、モータフレーム3、冷却水路ケーシ
ング4およびヘッドカバー5の三者をボルト締めにより
一体に締結させるのである。なお、モータのリード線
は、あらかじめリード線引出用竪穴14を通してモータ
フレーム3内からヘッドカバー5内へ導延させておくの
である。
ついて、駆動制御回路15がヘッドカバー5側に取り付
けられている場合には、ヘッドカバー5および反負荷側
軸受8の支承用ブラケット4′を取り外して図2の状態
となし、次にモータフレーム3上へ冷却水路ケーシング
4を接合させ、更にヘッドカバー5を冷却水路ケーシン
グ4上へ接合させる。つまり、ブラケット4′を冷却水
路ケーシング4に交接するだけでよいのである。
5がブラケット4′の上面に取り付けられている場合
は、その駆動制御回路15を取り外して本発明における
上部板体3a側またはヘッドカバー5側へ付け替え、モ
ータフレーム3上へ冷却水路ケーシング4を接合させ、
更にヘッドカバー5を冷却水路ケーシング上へ接合させ
ればよい。つまり、駆動制御回路15を付け替えてブラ
ケット4′を冷却水路ケーシング4に交換するだけでよ
いのである。
板体3a側またはヘッドカバー5側へ装着しておき、既
存の非自動式外装型水中ポンプにおける反負荷側軸受の
支承用ブラケットを取り外したあとへ、図3および図4
に示すよう冷却水路ケーシング4およびヘッドカバー5
を接合させれば、即座に本発明制御回路内蔵式外装型水
中ポンプに改造することができるのである。
動している時に外部冷却水の給水口10から水道水等を
送給することにより、冷却水路12内を通過して排出口
11へ至る過程で、駆動制御回路15および反負荷側軸
受8の水冷作用を生じる。下部板体7bの上面に放熱フ
ィン13‥‥13が配設されてあれば、その水冷作用は
更に有効に働くことになる。また、モータ部の露出水位
でポンプが駆動している時に生じるモータ発熱は、冷却
水路ケーシング4により熱絶縁されるため、駆動制御回
路15へ影響が及ぶことはない。
制御回路15が位置するため、該制御回路15で発生す
る熱が水冷作用により有効に冷却せられ、自動式ポンプ
の機能を損なわれることがない。また、上記冷却水路1
2が反負荷側軸受8の水冷作用をも兼ねるため、該軸受
8の耐久性向上にも効果がある。従って、通過径の確保
できる外装型水中ポンプに対応し得られるという利点が
ある。更にまた、モータ部の露出水位でポンプを使用し
ても、モータ発熱が冷却水路ケーシング4により熱絶縁
されて駆動制御回路15へ影響の及ぶことはない。そし
て既存の自動式外装型水中ポンプおよび非自動式外装型
水中ポンプを本発明の駆動制御回路内蔵式外装型水中ポ
ンプに改造することも容易に可能である。
縦断側面図である。
ケットを取り外した状態を示す縦断側面図である。
水路ケーシングおよびヘッドカバーを装着させる手順を
示した縦断側面図である。
ンプの縦断側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】ヘッドカバー内に駆動制御回路を内蔵させ
た外装型水中ポンプにおいて、モータフレームとヘッド
カバーとの間に介装される冷却水路ケーシングを有し、
該冷却水路ケーシングは、環体の上下両面が板体で閉塞
され、環体下縁部がモータフレーム上縁部との接合面に
形成され、環体上縁部がヘッドカバー下縁部との接合面
に形成され、下部板体の下面中央部に反負荷側軸受の嵌
着匣が設けられ、環体の周壁の一側部に外部冷却水の給
水口を開設すると共に他側部に冷却水の排出口を開設す
ることにより環体内部に冷却水路が形成せられており、
環体下縁部をモータフレーム上縁部に接合させると共に
環体上縁部にヘッドカバー下縁部を接合させた状態で、
モータフレーム、冷却水路ケーシングおよびヘッドカバ
ーの三者をボルト締めにより一体に構成させたことを特
徴とする、駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ。 - 【請求項2】冷却水路ケーシングにおける下部板体の上
面に放熱フィンが配設されていることを特徴とする、請
求項1記載の駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36772797A JPH11201077A (ja) | 1997-12-31 | 1997-12-31 | 駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36772797A JPH11201077A (ja) | 1997-12-31 | 1997-12-31 | 駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11201077A true JPH11201077A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=18490046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36772797A Pending JPH11201077A (ja) | 1997-12-31 | 1997-12-31 | 駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11201077A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017150384A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社川本製作所 | 水中ポンプ |
WO2018053736A1 (zh) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 易达科技(深圳)有限公司 | 潜水泵系统及其潜水泵 |
WO2019122035A1 (de) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | Frideco Ag | Pumpenvorrichtung, insbesondere überflutbare pumpenvorrichtung |
-
1997
- 1997-12-31 JP JP36772797A patent/JPH11201077A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017150384A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社川本製作所 | 水中ポンプ |
WO2018053736A1 (zh) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 易达科技(深圳)有限公司 | 潜水泵系统及其潜水泵 |
WO2019122035A1 (de) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | Frideco Ag | Pumpenvorrichtung, insbesondere überflutbare pumpenvorrichtung |
CN111512049A (zh) * | 2017-12-22 | 2020-08-07 | 弗里德科公司 | 泵装置,特别是潜水泵装置 |
JP2021507165A (ja) * | 2017-12-22 | 2021-02-22 | フリデコ アクチェンゲゼルシャフトFrideco Ag | ポンプ装置、特に水中ポンプ装置 |
US11555504B2 (en) | 2017-12-22 | 2023-01-17 | Frideco Ag | Pump device, in particular submersible pump device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2021238762A1 (zh) | 一种混合冷却电机 | |
JP5238348B2 (ja) | モータ組立体およびポンプ装置 | |
KR100707487B1 (ko) | 저소음 오일 공급장치 | |
JP5373315B2 (ja) | モータ組立体およびポンプ装置 | |
JPH11201077A (ja) | 駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ | |
TW201640790A (zh) | 水冷式馬達裝置 | |
CN108768076B (zh) | 一种水冷电机 | |
JPS6235088A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2016046861A (ja) | 電力変換装置 | |
CN208534781U (zh) | 电子水泵 | |
JP3947898B2 (ja) | インバータ装備の乾式水中モータおよび水中モータポンプ | |
CN212429423U (zh) | 一种矿用提升绞车液压站 | |
JPH11201097A (ja) | 駆動制御回路内蔵式外装型水中ポンプ | |
US11217842B2 (en) | Power storage device | |
CN105978230A (zh) | 一种水冷散热电机 | |
CN209184412U (zh) | 一种新型带控制器冷却的液冷永磁电机 | |
CN208713176U (zh) | 一种切割头透镜冷却装置 | |
JPH10205499A (ja) | 竪型電動ポンプのモータ冷却装置 | |
WO2009022700A1 (ja) | 冷媒を用いる冷却器 | |
JP2001304197A (ja) | 水中ポンプ | |
KR20010036663A (ko) | 솔레노이드형 파이프가 형성된 전동기의 수냉식 냉각구조 | |
CN209170097U (zh) | 一种端盖盖板带冷却水道的水冷电机控制器冷却端盖结构 | |
CN210404938U (zh) | 一种外转子dd马达 | |
CN219592933U (zh) | 一种上装控制器 | |
CN209184377U (zh) | 一种端盖带冷却水道的水冷电机控制器冷却端盖结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070717 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080129 |