JPH11200938A - 表示システム - Google Patents
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- JPH11200938A JPH11200938A JP10006829A JP682998A JPH11200938A JP H11200938 A JPH11200938 A JP H11200938A JP 10006829 A JP10006829 A JP 10006829A JP 682998 A JP682998 A JP 682998A JP H11200938 A JPH11200938 A JP H11200938A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信ラインが故障した場合にも、車両のスピ
ード情報など、安全上必要な最低限の情報を運転者など
に提示して、メータが動作しないことによる最悪の状態
が発生しないようにする。 【解決手段】 CPU回路5によって多重データ中にイ
グニッションスイッチ情報が含まれているかどうかをチ
ェックし、この多重データ中にイグニッションスイッチ
情報が含まれていないとき、あるいは含まれていても入
出力回路3から出力されるイグニッションスイッチオン
/オフデータの内容と一致していないとき、多重データ
が異常になったと判定して、多重データの使用を中止し
て、CPU回路5に直接入力されている情報を使用し
て、車両の運転に必要な最低限の表示データを作成し、
これをディスプレイ上に表示する。
ード情報など、安全上必要な最低限の情報を運転者など
に提示して、メータが動作しないことによる最悪の状態
が発生しないようにする。 【解決手段】 CPU回路5によって多重データ中にイ
グニッションスイッチ情報が含まれているかどうかをチ
ェックし、この多重データ中にイグニッションスイッチ
情報が含まれていないとき、あるいは含まれていても入
出力回路3から出力されるイグニッションスイッチオン
/オフデータの内容と一致していないとき、多重データ
が異常になったと判定して、多重データの使用を中止し
て、CPU回路5に直接入力されている情報を使用し
て、車両の運転に必要な最低限の表示データを作成し、
これをディスプレイ上に表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され
て、速度情報などを表示する表示システムに係わり、特
に車両の各部に配置された各種センサから情報が出力さ
れていないときでも、安全を確保するのに必要な最低限
の情報を表示する表示システムに関する。
て、速度情報などを表示する表示システムに係わり、特
に車両の各部に配置された各種センサから情報が出力さ
れていないときでも、安全を確保するのに必要な最低限
の情報を表示する表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されて、速度情報などを表示
する表示システムとして、従来、図4に示す表示システ
ムが知られている。
する表示システムとして、従来、図4に示す表示システ
ムが知られている。
【0003】この図に示す表示システム101は、イグ
ニッションスイッチ102のオン/オフ情報を取り込む
入出力回路103と、入力されている各種の情報を処理
して、速度表示データ、タコメータ表示データ、ウォー
ニング表示データ、ゲージ表示データなどを作成するC
PU回路104とを備えており、CPU回路104によ
って、入出力回路103から出力されるイグニッション
スイッチオン/オフデータ、車両に設けられた各種セン
サから出力されるエンジンの回転数データ(タコメータ
データ)、スピードデータ、他の各種センサから多重通
信形式で出力される検出データ(多重データ)などを取
り込んで、指定された表示データ、例えば速度表示デー
タ、タコメータ表示データ、ウォーニング表示データ、
ゲージ表示データなどを作成し、これをディスプレイ
(図示は省略する)に供給して、運転者などに知らせ
る。
ニッションスイッチ102のオン/オフ情報を取り込む
入出力回路103と、入力されている各種の情報を処理
して、速度表示データ、タコメータ表示データ、ウォー
ニング表示データ、ゲージ表示データなどを作成するC
PU回路104とを備えており、CPU回路104によ
って、入出力回路103から出力されるイグニッション
スイッチオン/オフデータ、車両に設けられた各種セン
サから出力されるエンジンの回転数データ(タコメータ
データ)、スピードデータ、他の各種センサから多重通
信形式で出力される検出データ(多重データ)などを取
り込んで、指定された表示データ、例えば速度表示デー
タ、タコメータ表示データ、ウォーニング表示データ、
ゲージ表示データなどを作成し、これをディスプレイ
(図示は省略する)に供給して、運転者などに知らせ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の表示システム101においては、各種センサから
出力される検出結果を多重通信形式で通信ライン上に載
せて、これをCPU回路104に入力するようにしてい
るので、通信ラインが断線すると、CPU回路104に
各種センサの検出結果が入力されなくなってしまう。
従来の表示システム101においては、各種センサから
出力される検出結果を多重通信形式で通信ライン上に載
せて、これをCPU回路104に入力するようにしてい
るので、通信ラインが断線すると、CPU回路104に
各種センサの検出結果が入力されなくなってしまう。
【0005】また、このような表示システム101で
は、通信ラインを介してCPU回路104に入力される
多重データに何らかの異常があっても、CPU回路10
4側で、これが異常であるかどうかを判定することがで
きないことから、CPU回路104から出力される速度
表示データ、タコメータ表示データ、ウォーニング表示
データ、ゲージ表示データなどが不正確なものになって
しまう恐れがあった。
は、通信ラインを介してCPU回路104に入力される
多重データに何らかの異常があっても、CPU回路10
4側で、これが異常であるかどうかを判定することがで
きないことから、CPU回路104から出力される速度
表示データ、タコメータ表示データ、ウォーニング表示
データ、ゲージ表示データなどが不正確なものになって
しまう恐れがあった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑み、通信ラインな
どが故障した場合にも、安全上必要な最低限の情報を運
転者などに提示して、メータが動作しないことによる最
悪の状態が発生しないようにすることができる表示シス
テムを提供することを目的としている。
どが故障した場合にも、安全上必要な最低限の情報を運
転者などに提示して、メータが動作しないことによる最
悪の状態が発生しないようにすることができる表示シス
テムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、車両の各部に設けられた
各種センサや、各種スイッチの状態を取り込んで、予め
指定されている種類の表示データを作成して、ディスプ
レイ上に表示する表示システムにおいて、車両の各部か
ら多重通信形式で送信されるデータ中に、このデータと
異なるルートで供給される情報と同じ種類の情報を挿入
して構成された多重データを受信する多重データ受信部
と、受信された多重データと、前記異なるルートで供給
される情報とを比較して、前記多重データの良否を判定
する多重データ良否判定部と、この良否判定部によって
前記多重データが不良であると判定されたとき、前記多
重データの使用を中止して、異なるルートで供給される
情報に基づき、表示データを作成し、これをディスプレ
イ上に表示する表示データ作成部とを備えたことを特徴
としている。
めに本発明は、請求項1では、車両の各部に設けられた
各種センサや、各種スイッチの状態を取り込んで、予め
指定されている種類の表示データを作成して、ディスプ
レイ上に表示する表示システムにおいて、車両の各部か
ら多重通信形式で送信されるデータ中に、このデータと
異なるルートで供給される情報と同じ種類の情報を挿入
して構成された多重データを受信する多重データ受信部
と、受信された多重データと、前記異なるルートで供給
される情報とを比較して、前記多重データの良否を判定
する多重データ良否判定部と、この良否判定部によって
前記多重データが不良であると判定されたとき、前記多
重データの使用を中止して、異なるルートで供給される
情報に基づき、表示データを作成し、これをディスプレ
イ上に表示する表示データ作成部とを備えたことを特徴
としている。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載の表示
システムにおいて、前記異なるルートで供給される情報
と同じ情報は、イグニッションスイッチの状態を示すイ
グニッションスイッチ情報であり、前記表示データ作成
部は、前記多重データ良否判定部によって、前記多重デ
ータ中にイグニッションスイッチ情報が含まれていない
と判定された場合、または、前記多重データ中にイグニ
ッションスイッチ情報が含まれていても、この情報が前
記異なるルートで供給されるイグニッションスイッチに
関する情報と同一でないと判定された場合には、前記多
重データの使用を中止して、前記異なるルートで供給さ
れたイグニッションスイッチに関する情報に基づいて表
示データを作成し、これをディスプレイ上に表示するこ
とを特徴としている。
システムにおいて、前記異なるルートで供給される情報
と同じ情報は、イグニッションスイッチの状態を示すイ
グニッションスイッチ情報であり、前記表示データ作成
部は、前記多重データ良否判定部によって、前記多重デ
ータ中にイグニッションスイッチ情報が含まれていない
と判定された場合、または、前記多重データ中にイグニ
ッションスイッチ情報が含まれていても、この情報が前
記異なるルートで供給されるイグニッションスイッチに
関する情報と同一でないと判定された場合には、前記多
重データの使用を中止して、前記異なるルートで供給さ
れたイグニッションスイッチに関する情報に基づいて表
示データを作成し、これをディスプレイ上に表示するこ
とを特徴としている。
【0009】上記の構成により、車両の各部から多重通
信形式で送信される多重データ中には、異なるルートで
供給される情報と同じ種類の情報が挿入されており、多
重データ良否判定部は、各情報を比較して、前記多重デ
ータの良否を判定する。前記多重データが不良であると
判定されたとき、表示データ作成部は、前記多重データ
の使用を中止して、異なるルートで供給される情報に基
づき、表示データを作成し、これをディスプレイ上に表
示する。これにより、通信ラインが故障した場合にも、
安全上必要な最低限の情報を運転者などに提示して、メ
ータが動作しないことによる最悪の状態が発生しないよ
うにする。
信形式で送信される多重データ中には、異なるルートで
供給される情報と同じ種類の情報が挿入されており、多
重データ良否判定部は、各情報を比較して、前記多重デ
ータの良否を判定する。前記多重データが不良であると
判定されたとき、表示データ作成部は、前記多重データ
の使用を中止して、異なるルートで供給される情報に基
づき、表示データを作成し、これをディスプレイ上に表
示する。これにより、通信ラインが故障した場合にも、
安全上必要な最低限の情報を運転者などに提示して、メ
ータが動作しないことによる最悪の状態が発生しないよ
うにする。
【0010】また、請求項2では、表示データ作成部
は、異なるルートで供給されている情報、例えば、タコ
メータ情報、スピード情報に基づき、タコメータ表示デ
ータまたは速度表示データを作成して、ディスプレイ上
にタコメータ情報または速度情報を表示する。これによ
り、通信ラインが故障した場合にも、車両の運転に必要
な最低限の情報である車両のタコメータ情報や速度情報
を提示して、メータが動作しないことによる最悪の状態
が発生しないようにする。
は、異なるルートで供給されている情報、例えば、タコ
メータ情報、スピード情報に基づき、タコメータ表示デ
ータまたは速度表示データを作成して、ディスプレイ上
にタコメータ情報または速度情報を表示する。これによ
り、通信ラインが故障した場合にも、車両の運転に必要
な最低限の情報である車両のタコメータ情報や速度情報
を提示して、メータが動作しないことによる最悪の状態
が発生しないようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明による表示システム
の実施の形態を示すブロック図である。
の実施の形態を示すブロック図である。
【0012】この図に示す表示システム1は、イグニッ
ションスイッチ2のオン/オフ情報を取り込む入出力回
路3と、車両の各部に設けられた各種センサなどから多
重通信形式で送信されるシリアルな多重データ(イグニ
ッションスイッチ2の詳細な状態を含む多重データ)を
取り込んで、パラレルな多重データに変換する入出力回
路4と、各入出力回路3、4から出力されるイグニッシ
ョンスイッチオン/オフデータ、多重データ、車両に設
けられたエンジンの回転数を検出するセンサから出力さ
れるタコメータデータを処理して、速度表示データ、タ
コメータ表示データ、ウォーニング表示データ、ゲージ
表示データなどを作成するCPU回路5とを備えてい
る。
ションスイッチ2のオン/オフ情報を取り込む入出力回
路3と、車両の各部に設けられた各種センサなどから多
重通信形式で送信されるシリアルな多重データ(イグニ
ッションスイッチ2の詳細な状態を含む多重データ)を
取り込んで、パラレルな多重データに変換する入出力回
路4と、各入出力回路3、4から出力されるイグニッシ
ョンスイッチオン/オフデータ、多重データ、車両に設
けられたエンジンの回転数を検出するセンサから出力さ
れるタコメータデータを処理して、速度表示データ、タ
コメータ表示データ、ウォーニング表示データ、ゲージ
表示データなどを作成するCPU回路5とを備えてい
る。
【0013】そして、イグニッションスイッチ2がオン
状態にされ、入出力回路3からイグニッションスイッチ
2がオン状態にされたことを示すイグニッションスイッ
チオン/オフデータが出力されたとき、CPU回路5が
データ処理を開始して、車両に設けられた各種センサか
ら出力されるエンジンの回転数データ(タコメータデー
タ)を取り込むとともに、入出力回路4から出力される
所定のデータフォーマットを持つ多重データを取り込ん
で、指定された表示データ、例えば速度表示データ、タ
コメータ表示データ、ウォーニング表示データ、ゲージ
表示データなどを作成し、これをディスプレイ(図示は
省略する)に供給して、運転者などに知らせる。前記多
重データとしては、例えば図2に示すように、メッセー
ジの重要度を示す情報が書き込まれるプライオリティタ
イプエリア6、メッセージのキャラクタIDが書き込ま
れる初期IDエリア7、メッセージの送信元を示すID
が書き込まれるソースIDエリア8、メッセージのキャ
ラクタIDが書き込まれるセカンドIDエリア9、メッ
セージを構成するデータが書き込まれる複数のデータエ
リア10〜12を持つ数バイトの多重データがある。
状態にされ、入出力回路3からイグニッションスイッチ
2がオン状態にされたことを示すイグニッションスイッ
チオン/オフデータが出力されたとき、CPU回路5が
データ処理を開始して、車両に設けられた各種センサか
ら出力されるエンジンの回転数データ(タコメータデー
タ)を取り込むとともに、入出力回路4から出力される
所定のデータフォーマットを持つ多重データを取り込ん
で、指定された表示データ、例えば速度表示データ、タ
コメータ表示データ、ウォーニング表示データ、ゲージ
表示データなどを作成し、これをディスプレイ(図示は
省略する)に供給して、運転者などに知らせる。前記多
重データとしては、例えば図2に示すように、メッセー
ジの重要度を示す情報が書き込まれるプライオリティタ
イプエリア6、メッセージのキャラクタIDが書き込ま
れる初期IDエリア7、メッセージの送信元を示すID
が書き込まれるソースIDエリア8、メッセージのキャ
ラクタIDが書き込まれるセカンドIDエリア9、メッ
セージを構成するデータが書き込まれる複数のデータエ
リア10〜12を持つ数バイトの多重データがある。
【0014】この際、CPU回路5では、図3のフロー
チャートに示すように、多重データ中にイグニッション
スイッチ2の状態を示す情報(イグニッションスイッチ
2がオン状態、オフ状態、アクセサリー状態など、どの
状態にあるかを示す情報)が含まれているかどうかをチ
ェックし、この情報が含まれ、入出力回路3から出力さ
れるイグニッションスイッチオン/オフデータの内容と
一致していれば、多重データが正常であると判定し(ス
テップST1)、多重データ中のイグニッションスイッ
チ2の状態を示す情報を使用して、多重データ中に含ま
れる他のデータを処理し、これによって得られた速度表
示データ、タコメータ表示データ、ウォーニング表示デ
ータ、ゲージ表示データなどをディスプレイ(図示は省
略する)に供給する(ステップST2)。
チャートに示すように、多重データ中にイグニッション
スイッチ2の状態を示す情報(イグニッションスイッチ
2がオン状態、オフ状態、アクセサリー状態など、どの
状態にあるかを示す情報)が含まれているかどうかをチ
ェックし、この情報が含まれ、入出力回路3から出力さ
れるイグニッションスイッチオン/オフデータの内容と
一致していれば、多重データが正常であると判定し(ス
テップST1)、多重データ中のイグニッションスイッ
チ2の状態を示す情報を使用して、多重データ中に含ま
れる他のデータを処理し、これによって得られた速度表
示データ、タコメータ表示データ、ウォーニング表示デ
ータ、ゲージ表示データなどをディスプレイ(図示は省
略する)に供給する(ステップST2)。
【0015】また、前記多重データ中に、イグニッショ
ンスイッチ2の状態を示す情報が含まれていないとき、
あるいは含まれていても入出力回路3から出力されるイ
グニッションスイッチオン/オフデータの内容と一致し
ていないとき(ステップST1)、CPU回路5は、多
重データに何らかの異常、例えば通信ラインの一部が断
線したなどの異常が発生したと判定して、多重データの
使用を中止するとともに、入出力回路3からイグニッシ
ョンスイッチがオン状態となっていることを示すイグニ
ッションスイッチオン/オフデータが出力されているか
どうかをチェックし、これがイグニッションスイッチオ
ンを示していれば(ステップST3)、車両の運転が継
続されていると判定して、タコメータデータが入力され
ているかどうかをチェックする。
ンスイッチ2の状態を示す情報が含まれていないとき、
あるいは含まれていても入出力回路3から出力されるイ
グニッションスイッチオン/オフデータの内容と一致し
ていないとき(ステップST1)、CPU回路5は、多
重データに何らかの異常、例えば通信ラインの一部が断
線したなどの異常が発生したと判定して、多重データの
使用を中止するとともに、入出力回路3からイグニッシ
ョンスイッチがオン状態となっていることを示すイグニ
ッションスイッチオン/オフデータが出力されているか
どうかをチェックし、これがイグニッションスイッチオ
ンを示していれば(ステップST3)、車両の運転が継
続されていると判定して、タコメータデータが入力され
ているかどうかをチェックする。
【0016】そして、タコメータデータが入力されてい
れば(ステップST4)、CPU回路5は、イグニッシ
ョンスイッチ2の状態を示す情報を強制的にオンさせ
て、前記タコメータデータを処理し、車両の運転を行な
う際に最低限必要な情報であるタコメータ表示データを
作成し、これをディスプレイに供給して、運転者に知ら
せる(ステップST5)。
れば(ステップST4)、CPU回路5は、イグニッシ
ョンスイッチ2の状態を示す情報を強制的にオンさせ
て、前記タコメータデータを処理し、車両の運転を行な
う際に最低限必要な情報であるタコメータ表示データを
作成し、これをディスプレイに供給して、運転者に知ら
せる(ステップST5)。
【0017】このように、この実施の形態では、各種セ
ンサから多重通信形式で出力される多重データ中に、イ
グニッションスイッチ2の状態を示す情報(イグニッシ
ョンスイッチ情報)を挿入し、CPU回路5によって前
記多重データ中にイグニッションスイッチ情報が含まれ
ているかどうかをチェックし、この多重データ中にイグ
ニッションスイッチ情報が含まれていないとき、あるい
は含まれていても入出力回路3から出力されるイグニッ
ションスイッチオン/オフデータの内容と一致していな
いとき、多重データが異常になったと判定して、多重デ
ータの使用を中止して、CPU回路5に直接入力されて
いる情報を使用して、車両の運転に必要な最低限の表示
データを作成し、これをディスプレイ上に表示するよう
にしているので、通信ラインが故障した場合にも、車両
のスピード情報など、安全上必要な最低限の情報を運転
者などに提示して、メータが動作しないことによる最悪
の状態が発生しないようにすることができる。
ンサから多重通信形式で出力される多重データ中に、イ
グニッションスイッチ2の状態を示す情報(イグニッシ
ョンスイッチ情報)を挿入し、CPU回路5によって前
記多重データ中にイグニッションスイッチ情報が含まれ
ているかどうかをチェックし、この多重データ中にイグ
ニッションスイッチ情報が含まれていないとき、あるい
は含まれていても入出力回路3から出力されるイグニッ
ションスイッチオン/オフデータの内容と一致していな
いとき、多重データが異常になったと判定して、多重デ
ータの使用を中止して、CPU回路5に直接入力されて
いる情報を使用して、車両の運転に必要な最低限の表示
データを作成し、これをディスプレイ上に表示するよう
にしているので、通信ラインが故障した場合にも、車両
のスピード情報など、安全上必要な最低限の情報を運転
者などに提示して、メータが動作しないことによる最悪
の状態が発生しないようにすることができる。
【0018】また、上述した実施の形態においては、車
両のエンジン回転数を示すタコメータデータをCPU回
路5に直接入力し、多重データに何からの異常が発生し
たとき、CPU回路5によって、タコメータデータを処
理させるようにしているが、他の信号、例えば車両の速
度などを示すスピードデータをCPU回路5に直接入力
し、多重データに何からの異常が発生したとき、CPU
回路5によって、車両のスピードデータなどを処理させ
て、ディスプレイ上にスピード情報などを表示させるよ
うにしても良い。
両のエンジン回転数を示すタコメータデータをCPU回
路5に直接入力し、多重データに何からの異常が発生し
たとき、CPU回路5によって、タコメータデータを処
理させるようにしているが、他の信号、例えば車両の速
度などを示すスピードデータをCPU回路5に直接入力
し、多重データに何からの異常が発生したとき、CPU
回路5によって、車両のスピードデータなどを処理させ
て、ディスプレイ上にスピード情報などを表示させるよ
うにしても良い。
【0019】これにより、通信ラインが故障した場合に
も、車両のスピード情報など、安全上必要な最低限の情
報を運転者などに提示して、メータが動作しないことに
よる最悪の状態が発生しないようにすることができる。
も、車両のスピード情報など、安全上必要な最低限の情
報を運転者などに提示して、メータが動作しないことに
よる最悪の状態が発生しないようにすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信ラインが故障した場合にも、安全上必要な最低限の情
報を運転者などに提示して、メータが動作しないことに
よる最悪の状態が発生しないようにすることができる。
信ラインが故障した場合にも、安全上必要な最低限の情
報を運転者などに提示して、メータが動作しないことに
よる最悪の状態が発生しないようにすることができる。
【図1】本発明による表示システムの実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1に示す入出力回路に入力される多重データ
のデータフォーマット例を示す模式図である。
のデータフォーマット例を示す模式図である。
【図3】図1に示す表示システムの動作例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】従来から知られている表示システムの一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1:表示システム 2:イグニッションスイッチ 3、4:入出力回路 5:CPU回路(多重データ受信部、多重データ良否判
定部、表示データ作成部) 6:プライオリティタイプエリア 7:初期IDエリア 8:ソースIDエリア 9:セカンドIDエリア 10、11、12:データエリア
定部、表示データ作成部) 6:プライオリティタイプエリア 7:初期IDエリア 8:ソースIDエリア 9:セカンドIDエリア 10、11、12:データエリア
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の各部に設けられた各種センサや、
各種スイッチの状態を取り込んで、予め指定されている
種類の表示データを作成して、ディスプレイ上に表示す
る表示システムにおいて、 車両の各部から多重通信形式で送信されるデータ中に、
このデータと異なるルートで供給される情報と同じ種類
の情報を挿入して構成された多重データを受信する多重
データ受信部と、 受信された多重データと、前記異なるルートで供給され
る情報とを比較して、前記多重データの良否を判定する
多重データ良否判定部と、 この良否判定部によって前記多重データが不良であると
判定されたとき、前記多重データの使用を中止して、異
なるルートで供給される情報に基づき、表示データを作
成し、これをディスプレイ上に表示する表示データ作成
部と、 を備えたことを特徴とする表示システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の表示システムにおいて、 前記異なるルートで供給される情報と同じ情報は、イグ
ニッションスイッチの状態を示すイグニッションスイッ
チ情報であり、 前記表示データ作成部は、前記多重データ良否判定部に
よって、前記多重データ中にイグニッションスイッチ情
報が含まれていないと判定された場合、または、前記多
重データ中にイグニッションスイッチ情報が含まれてい
ても、この情報が前記異なるルートで供給されるイグニ
ッションスイッチに関する情報と同一でないと判定され
た場合には、前記多重データの使用を中止して、前記多
重データとは異なるルートで供給される情報に基づいて
表示データを作成し、これをディスプレイ上に表示する
ことを特徴とする表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006829A JPH11200938A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006829A JPH11200938A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11200938A true JPH11200938A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11649122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10006829A Pending JPH11200938A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11200938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196453A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Denso Corp | スイッチ手段の故障検出装置 |
JP2010076461A (ja) * | 2008-09-23 | 2010-04-08 | Denso Corp | 車両用映像表示装置 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP10006829A patent/JPH11200938A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196453A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Denso Corp | スイッチ手段の故障検出装置 |
JP2010076461A (ja) * | 2008-09-23 | 2010-04-08 | Denso Corp | 車両用映像表示装置 |
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