JPH11200931A - 電磁弁駆動装置 - Google Patents
電磁弁駆動装置Info
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- JPH11200931A JPH11200931A JP642998A JP642998A JPH11200931A JP H11200931 A JPH11200931 A JP H11200931A JP 642998 A JP642998 A JP 642998A JP 642998 A JP642998 A JP 642998A JP H11200931 A JPH11200931 A JP H11200931A
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Links
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】定電流回路の異常発生時にも電磁弁のオン状態
を少なくとも必要最小限の時間で維持する。 【解決手段】車両用エンジンの高圧燃料噴射制御装置に
適用される電磁弁駆動回路5は、電磁弁駆動信号を受け
て駆動に必要な電圧を燃料噴射弁3に供給し、同燃料噴
射弁3の電磁弁17を開弁させる。電磁弁駆動回路5
は、所定の定電流を生成する定電流回路と、電源電圧よ
りも高い電圧を蓄える複数の充電手段(コンデンサ)と
を備え、電磁弁17の駆動開始当初に充電手段の高電圧
を一気に放電すると共に、引き続き定電流回路の定電流
によって該電磁弁17のオン状態を維持する。マイコン
4は、エンジンの気筒に対してパイロット噴射とメイン
噴射とを実施する。また、マイコン4は、定電流回路の
異常の有無を判定し、異常有りの場合、複数の充電手段
による放電を連続して行ってこれら充電手段の放電によ
り1回の燃料噴射を実施する。
を少なくとも必要最小限の時間で維持する。 【解決手段】車両用エンジンの高圧燃料噴射制御装置に
適用される電磁弁駆動回路5は、電磁弁駆動信号を受け
て駆動に必要な電圧を燃料噴射弁3に供給し、同燃料噴
射弁3の電磁弁17を開弁させる。電磁弁駆動回路5
は、所定の定電流を生成する定電流回路と、電源電圧よ
りも高い電圧を蓄える複数の充電手段(コンデンサ)と
を備え、電磁弁17の駆動開始当初に充電手段の高電圧
を一気に放電すると共に、引き続き定電流回路の定電流
によって該電磁弁17のオン状態を維持する。マイコン
4は、エンジンの気筒に対してパイロット噴射とメイン
噴射とを実施する。また、マイコン4は、定電流回路の
異常の有無を判定し、異常有りの場合、複数の充電手段
による放電を連続して行ってこれら充電手段の放電によ
り1回の燃料噴射を実施する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁駆動装置に
係り、例えばディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置に
適用されてメイン噴射やそれに先立つパイロット噴射を
実施すべく、燃料噴射弁の電磁弁を駆動するための電磁
弁駆動装置に関するものである。
係り、例えばディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置に
適用されてメイン噴射やそれに先立つパイロット噴射を
実施すべく、燃料噴射弁の電磁弁を駆動するための電磁
弁駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁弁を高速駆動する手法として、コン
デンサにバッテリ電圧(電源電圧)以上の電圧を予め蓄
え、駆動ソレノイドに対してコンデンサから高電圧を一
気に放電し(ピーク電流を流し)、その後、バッテリ電
圧から生成した定電流(ホールド電流)を流すものがあ
る。こうした手法によれば、電磁弁の駆動ソレノイドに
おける磁束が急峻に立ち上げられて高速なるオン動作が
実現できると共に、その後のオン状態が所望の期間で維
持できる。また、エンジンの1サイクル中に一気筒に対
してパイロット噴射とメイン噴射との2回の燃料噴射を
行う燃料噴射制御装置において、パイロット噴射用、メ
イン噴射用の2つのコンデンサを充電する充電回路と、
1つの定電流回路とにより電磁弁駆動装置を構成する技
術が従来より開示されている(例えば、特開平9−89
147号公報)。
デンサにバッテリ電圧(電源電圧)以上の電圧を予め蓄
え、駆動ソレノイドに対してコンデンサから高電圧を一
気に放電し(ピーク電流を流し)、その後、バッテリ電
圧から生成した定電流(ホールド電流)を流すものがあ
る。こうした手法によれば、電磁弁の駆動ソレノイドに
おける磁束が急峻に立ち上げられて高速なるオン動作が
実現できると共に、その後のオン状態が所望の期間で維
持できる。また、エンジンの1サイクル中に一気筒に対
してパイロット噴射とメイン噴射との2回の燃料噴射を
行う燃料噴射制御装置において、パイロット噴射用、メ
イン噴射用の2つのコンデンサを充電する充電回路と、
1つの定電流回路とにより電磁弁駆動装置を構成する技
術が従来より開示されている(例えば、特開平9−89
147号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、定電流回路
がオープン故障などして異常が発生すると、ピーク電流
後の定電流が流れなくなる。そのため、ピーク電流によ
る電磁弁の駆動後において、当該電磁弁のオン状態(駆
動状態)を維持することができず、本来の電磁弁のオン
時間を確保することができなくなる。上述のように燃料
噴射制御装置に適用した場合、十分な燃料噴射量が得ら
れなくなり、エンジンが極低速運転に陥るか、或いは最
悪エンジンストールに至るという問題が生ずる。つま
り、定電流回路の異常時において、電磁弁の駆動エネル
ギはパイロット噴射用、メイン噴射用の2つのコンデン
サに蓄えられた電荷だけであり、各々単独に放電してピ
ーク電流を流しても十分な燃料噴射量が確保できない。
がオープン故障などして異常が発生すると、ピーク電流
後の定電流が流れなくなる。そのため、ピーク電流によ
る電磁弁の駆動後において、当該電磁弁のオン状態(駆
動状態)を維持することができず、本来の電磁弁のオン
時間を確保することができなくなる。上述のように燃料
噴射制御装置に適用した場合、十分な燃料噴射量が得ら
れなくなり、エンジンが極低速運転に陥るか、或いは最
悪エンジンストールに至るという問題が生ずる。つま
り、定電流回路の異常時において、電磁弁の駆動エネル
ギはパイロット噴射用、メイン噴射用の2つのコンデン
サに蓄えられた電荷だけであり、各々単独に放電してピ
ーク電流を流しても十分な燃料噴射量が確保できない。
【0004】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、定電流回路の異
常発生時にも電磁弁のオン状態を少なくとも必要最小限
の時間で維持することができる電磁弁駆動装置を提供す
ることである。
のであって、その目的とするところは、定電流回路の異
常発生時にも電磁弁のオン状態を少なくとも必要最小限
の時間で維持することができる電磁弁駆動装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁弁駆動装置
はその前提として、電源電圧から所定の定電流を生成す
る定電流回路と、電源電圧よりも高い電圧を蓄える複数
の充電手段とを備え、電磁弁の駆動開始当初に前記充電
手段の高電圧を一気に放電すると共に、引き続き前記定
電流回路の定電流によって当該電磁弁のオン状態を維持
する。
はその前提として、電源電圧から所定の定電流を生成す
る定電流回路と、電源電圧よりも高い電圧を蓄える複数
の充電手段とを備え、電磁弁の駆動開始当初に前記充電
手段の高電圧を一気に放電すると共に、引き続き前記定
電流回路の定電流によって当該電磁弁のオン状態を維持
する。
【0006】そして請求項1に記載の発明において、第
1の駆動手段は、前記複数の充電手段によりそれぞれ高
電圧を放電して前記電磁弁を所定間隔で駆動させる。ま
た、第2の駆動手段は、前記定電流回路が異常であると
判定した場合、前記複数の充電手段による放電の間隔を
狭め1回分のオン動作として前記電磁弁を駆動させる。
1の駆動手段は、前記複数の充電手段によりそれぞれ高
電圧を放電して前記電磁弁を所定間隔で駆動させる。ま
た、第2の駆動手段は、前記定電流回路が異常であると
判定した場合、前記複数の充電手段による放電の間隔を
狭め1回分のオン動作として前記電磁弁を駆動させる。
【0007】上記構成によれば、仮に定電流回路がオー
プン異常になった場合、充電手段の単発的な放電による
極短時間の電磁弁駆動が行われるのではなく、複数の充
電手段の放電が連続的に行われる。この場合、複数の充
電手段の連続的な放電により電磁弁がオンし続け、これ
により1回当たりの電磁弁のオン時間が調整できる(オ
ン時間を長引かせることができる)。その結果、定電流
回路の異常発生時にも電磁弁のオン状態を少なくとも必
要最小限の時間で維持することができる。
プン異常になった場合、充電手段の単発的な放電による
極短時間の電磁弁駆動が行われるのではなく、複数の充
電手段の放電が連続的に行われる。この場合、複数の充
電手段の連続的な放電により電磁弁がオンし続け、これ
により1回当たりの電磁弁のオン時間が調整できる(オ
ン時間を長引かせることができる)。その結果、定電流
回路の異常発生時にも電磁弁のオン状態を少なくとも必
要最小限の時間で維持することができる。
【0008】なお、複数の充電手段による放電の間隔
は、電磁弁を構成する駆動ソレノイドの残留磁束に応じ
て決定されればよく、先の充電手段の放電による残留磁
束が無くなる前(電磁弁がオフする前)に、後続の放電
手段の放電を行うようにする。また本明細書において、
電磁弁のオン状態とは、電磁弁の駆動ソレノイドを通電
して当該電磁弁を駆動させた状態のことを言い、常閉弁
にあっては開弁状態を、常開弁にあっては閉弁状態を指
す。
は、電磁弁を構成する駆動ソレノイドの残留磁束に応じ
て決定されればよく、先の充電手段の放電による残留磁
束が無くなる前(電磁弁がオフする前)に、後続の放電
手段の放電を行うようにする。また本明細書において、
電磁弁のオン状態とは、電磁弁の駆動ソレノイドを通電
して当該電磁弁を駆動させた状態のことを言い、常閉弁
にあっては開弁状態を、常開弁にあっては閉弁状態を指
す。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記第2の駆
動手段は、先の充電手段による放電を一気に行うと共
に、後続の充電手段による放電を小刻みで行い電磁弁の
オン状態を維持する。かかる場合、請求項3に記載した
ように、前記後続の充電手段による放電で電磁弁のオン
状態を維持する際、当該電磁弁のオン時間を徐々に増加
させていくとよい。
動手段は、先の充電手段による放電を一気に行うと共
に、後続の充電手段による放電を小刻みで行い電磁弁の
オン状態を維持する。かかる場合、請求項3に記載した
ように、前記後続の充電手段による放電で電磁弁のオン
状態を維持する際、当該電磁弁のオン時間を徐々に増加
させていくとよい。
【0010】すなわち、電磁弁は通常、オフからオンに
移行する際に多大なエネルギを要し、オフ→オンの切換
え完了後には比較的少ないエネルギでオン状態が維持で
きる。そのため、上述したように、先の充電手段の放電
後に、後続の充電手段の放電を小刻みに行うことで、電
磁弁のオン状態が長時間にわたり保持できる。なお望ま
しくは、後続の充電手段による放電時において、定電流
回路による定電流と同程度の電流を電磁弁に流すとよ
い。
移行する際に多大なエネルギを要し、オフ→オンの切換
え完了後には比較的少ないエネルギでオン状態が維持で
きる。そのため、上述したように、先の充電手段の放電
後に、後続の充電手段の放電を小刻みに行うことで、電
磁弁のオン状態が長時間にわたり保持できる。なお望ま
しくは、後続の充電手段による放電時において、定電流
回路による定電流と同程度の電流を電磁弁に流すとよ
い。
【0011】特に請求項3の構成によれば、後続の放電
開始から放電の終了までの期間において、常に必要分だ
けのエネルギが電磁弁に供給され、オン状態の長期化が
促される。つまり、充電手段(コンデンサ)の充電電圧
が比較的大きい放電当初には放電時間を短くし、充電電
圧の低下に伴い放電時間を長くする。
開始から放電の終了までの期間において、常に必要分だ
けのエネルギが電磁弁に供給され、オン状態の長期化が
促される。つまり、充電手段(コンデンサ)の充電電圧
が比較的大きい放電当初には放電時間を短くし、充電電
圧の低下に伴い放電時間を長くする。
【0012】請求項4に記載の発明は、車両用エンジン
の高圧燃料噴射制御装置に適用され、エンジンの気筒に
対してメイン噴射とそれに先立つパイロット噴射とを実
施するものとしている。そして、前記第1の駆動手段
は、前記複数の充電手段による放電とそれに続く定電流
の通電によりパイロット噴射及びメイン噴射をそれぞれ
に実施する。また、前記第2の駆動手段は、前記複数の
充電手段による放電を連続して行い、これら充電手段の
放電により1回の燃料噴射を実施する。この場合、エン
ジンの運転に最小限必要な燃料噴射量が確保でき、エン
ジンが極低速運転に陥る、或いはエンジンストールに至
るなどの問題が回避できる。
の高圧燃料噴射制御装置に適用され、エンジンの気筒に
対してメイン噴射とそれに先立つパイロット噴射とを実
施するものとしている。そして、前記第1の駆動手段
は、前記複数の充電手段による放電とそれに続く定電流
の通電によりパイロット噴射及びメイン噴射をそれぞれ
に実施する。また、前記第2の駆動手段は、前記複数の
充電手段による放電を連続して行い、これら充電手段の
放電により1回の燃料噴射を実施する。この場合、エン
ジンの運転に最小限必要な燃料噴射量が確保でき、エン
ジンが極低速運転に陥る、或いはエンジンストールに至
るなどの問題が回避できる。
【0013】請求項5に記載の発明では、前記異常判定
手段は、前記充電手段の放電から所定時間が経過した
後、前記定電流回路の出力レベルに基づき異常の有無を
判定する。この場合、定電流回路の異常の有無が確実に
検出でき、ひいては電磁弁を適正に駆動させることがで
きる。
手段は、前記充電手段の放電から所定時間が経過した
後、前記定電流回路の出力レベルに基づき異常の有無を
判定する。この場合、定電流回路の異常の有無が確実に
検出でき、ひいては電磁弁を適正に駆動させることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。本実施の形態では、多気筒ディーゼルエンジンの
コモンレール式燃料噴射装置に具体化しており、コモン
レールに蓄えられた高圧燃料は電磁弁の通電又は通電遮
断に従い燃料噴射弁(インジェクタ)からエンジン燃焼
室に噴射供給される。電磁弁は、定電流回路及び複数の
充電手段(コンデンサ)を備える電磁弁駆動回路により
駆動され、同電磁弁の開閉駆動によりメイン噴射とそれ
に先立つパイロット噴射などが適宜実施される。以下に
燃料噴射装置の詳細を説明する。
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。本実施の形態では、多気筒ディーゼルエンジンの
コモンレール式燃料噴射装置に具体化しており、コモン
レールに蓄えられた高圧燃料は電磁弁の通電又は通電遮
断に従い燃料噴射弁(インジェクタ)からエンジン燃焼
室に噴射供給される。電磁弁は、定電流回路及び複数の
充電手段(コンデンサ)を備える電磁弁駆動回路により
駆動され、同電磁弁の開閉駆動によりメイン噴射とそれ
に先立つパイロット噴射などが適宜実施される。以下に
燃料噴射装置の詳細を説明する。
【0015】図1には、ディーゼルエンジンのコモンレ
ール式燃料噴射装置の全体構成を示す。同燃料噴射装置
は、燃料を加圧する高圧ポンプ1と、高圧ポンプ1にて
加圧された高圧燃料を蓄えるコモンレール2と、コモン
レール2からの高圧燃料を噴射する燃料噴射弁3と、燃
料噴射制御を司る電子制御ユニット(以下、ECUとい
う)32とを備える。燃料噴射弁3は多気筒ディーゼル
エンジンにおける各気筒にそれぞれ設けられている。
ール式燃料噴射装置の全体構成を示す。同燃料噴射装置
は、燃料を加圧する高圧ポンプ1と、高圧ポンプ1にて
加圧された高圧燃料を蓄えるコモンレール2と、コモン
レール2からの高圧燃料を噴射する燃料噴射弁3と、燃
料噴射制御を司る電子制御ユニット(以下、ECUとい
う)32とを備える。燃料噴射弁3は多気筒ディーゼル
エンジンにおける各気筒にそれぞれ設けられている。
【0016】ECU32は、論理演算回路からなるマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンという)4と、マイ
コン4の指令により燃料噴射弁3を開閉駆動する電磁弁
駆動回路5と、電磁弁駆動回路5を流れる定電流レベル
を検出する定電流検出回路70とにより構成されてい
る。
クロコンピュータ(以下、マイコンという)4と、マイ
コン4の指令により燃料噴射弁3を開閉駆動する電磁弁
駆動回路5と、電磁弁駆動回路5を流れる定電流レベル
を検出する定電流検出回路70とにより構成されてい
る。
【0017】マイコン4には、図示しない各種センサ群
からアクセル開度信号、エンジン回転数信号NE、気筒
判別信号Gなどのエンジン運転情報が入力される。マイ
コン4は、各種のエンジン運転情報に基づき最適な燃料
噴射量や燃料噴射時期を演算し、その演算結果を電磁弁
駆動信号として電磁弁駆動回路5に送信する。またマイ
コン4は、バッテリ電圧をその電圧値よりも高電圧に昇
圧するための昇圧許可信号や、メイン噴射の実施を許可
するためのメイン噴射許可信号を電磁弁駆動回路5に対
して送信する。
からアクセル開度信号、エンジン回転数信号NE、気筒
判別信号Gなどのエンジン運転情報が入力される。マイ
コン4は、各種のエンジン運転情報に基づき最適な燃料
噴射量や燃料噴射時期を演算し、その演算結果を電磁弁
駆動信号として電磁弁駆動回路5に送信する。またマイ
コン4は、バッテリ電圧をその電圧値よりも高電圧に昇
圧するための昇圧許可信号や、メイン噴射の実施を許可
するためのメイン噴射許可信号を電磁弁駆動回路5に対
して送信する。
【0018】電磁弁駆動回路5は、電磁弁駆動信号を受
けて駆動に必要な電圧を燃料噴射弁3に供給し、同燃料
噴射弁3の電磁弁17(本実施の形態では、三方電磁
弁)を開弁させる。定電流検出回路70は、電流駆動回
路5(電磁弁17)を流れる定電流の異常の有無を判定
するための定電流検出信号をマイコン4に対して出力す
る。
けて駆動に必要な電圧を燃料噴射弁3に供給し、同燃料
噴射弁3の電磁弁17(本実施の形態では、三方電磁
弁)を開弁させる。定電流検出回路70は、電流駆動回
路5(電磁弁17)を流れる定電流の異常の有無を判定
するための定電流検出信号をマイコン4に対して出力す
る。
【0019】高圧ポンプ1は、ハウジング6内にドライ
ブシャフト7が回転可能に支持され、このドライブシャ
フト7はディーゼルエンジンの出力軸と駆動連結されて
いる。ドライブシャフト7にはカム8が偏心した状態で
固定され、カム8のカム面(外周面)にはバネ10によ
りピストン9が押圧付勢されている。ピストン9はシリ
ンダ11内に摺動可能に支持され、ドライブシャフト7
の回転に伴うカム8の回転により図の上下方向に摺動す
る。このとき、ピストン9の下動に伴い燃料タンク12
から燃料がシリンダ11内に導入されると共に、ピスト
ン9の上動に伴いシリンダ11内の燃料が加圧され、加
圧された燃料が逆止弁13を介してコモンレール2に供
給される。
ブシャフト7が回転可能に支持され、このドライブシャ
フト7はディーゼルエンジンの出力軸と駆動連結されて
いる。ドライブシャフト7にはカム8が偏心した状態で
固定され、カム8のカム面(外周面)にはバネ10によ
りピストン9が押圧付勢されている。ピストン9はシリ
ンダ11内に摺動可能に支持され、ドライブシャフト7
の回転に伴うカム8の回転により図の上下方向に摺動す
る。このとき、ピストン9の下動に伴い燃料タンク12
から燃料がシリンダ11内に導入されると共に、ピスト
ン9の上動に伴いシリンダ11内の燃料が加圧され、加
圧された燃料が逆止弁13を介してコモンレール2に供
給される。
【0020】マイコン4は、コモンレール2に設けられ
た圧力センサ14にてコモンレール2内の燃料圧力を監
視しつつ、高圧ポンプ1に設けられた電磁弁15を開閉
制御して加圧燃料をタンク12側にスピルさせる。これ
により、コモンレール2内の燃料の圧力が一定値に保持
されるようになっている。
た圧力センサ14にてコモンレール2内の燃料圧力を監
視しつつ、高圧ポンプ1に設けられた電磁弁15を開閉
制御して加圧燃料をタンク12側にスピルさせる。これ
により、コモンレール2内の燃料の圧力が一定値に保持
されるようになっている。
【0021】燃料噴射弁3は、燃料噴射弁本体16と三
方電磁弁17とからなり、コモンレール2からの高圧燃
料が燃料噴射弁本体16及び三方電磁弁17に供給され
る。燃料噴射弁本体16において、燃料室18内にはニ
ードル弁19が配置されている。ニードル弁19はピス
トン20に連結され、バネ21により噴射口を閉じる方
向に付勢されている。
方電磁弁17とからなり、コモンレール2からの高圧燃
料が燃料噴射弁本体16及び三方電磁弁17に供給され
る。燃料噴射弁本体16において、燃料室18内にはニ
ードル弁19が配置されている。ニードル弁19はピス
トン20に連結され、バネ21により噴射口を閉じる方
向に付勢されている。
【0022】三方電磁弁17はハウジング22を備え、
その内部孔22aにはアウタバルブ23が上下に摺動可
能に支持されている。ハウジング22には、第1ポート
(燃料吸入ポート)24、第2ポート25及びドレイン
ポート26が設けられており、第1ポート24はコモン
レール2に、第2ポート25はピストン20の上面空間
に、ドレインポート26はドレインタンク27に、それ
ぞれ接続されている。アウタバルブ23には第1ポート
24に対応するポート28と、第2ポート25に対応す
るポート29とが設けられている。
その内部孔22aにはアウタバルブ23が上下に摺動可
能に支持されている。ハウジング22には、第1ポート
(燃料吸入ポート)24、第2ポート25及びドレイン
ポート26が設けられており、第1ポート24はコモン
レール2に、第2ポート25はピストン20の上面空間
に、ドレインポート26はドレインタンク27に、それ
ぞれ接続されている。アウタバルブ23には第1ポート
24に対応するポート28と、第2ポート25に対応す
るポート29とが設けられている。
【0023】ハウジング22の上側には駆動ソレノイド
30が設けられている。ここで、アウタバルブ23はバ
ネ31により下方に付勢されており、駆動ソレノイド3
0の非通電状態では、ハウジング22の第1ポート24
とアウタバルブ23のポート28とが連通すると共にハ
ウジング22の第2ポート25とアウタバルブ23のポ
ート29とが連通する。よって、コモンレール2からの
高圧燃料がこれらポート24,28,29,25及びア
ウタバルブ23の内部孔23aを介してピストン20の
上面に印加され、この圧力によりニードル弁19が下方
に押しつけられて噴射口が閉鎖状態で保持される(図示
の状態)。
30が設けられている。ここで、アウタバルブ23はバ
ネ31により下方に付勢されており、駆動ソレノイド3
0の非通電状態では、ハウジング22の第1ポート24
とアウタバルブ23のポート28とが連通すると共にハ
ウジング22の第2ポート25とアウタバルブ23のポ
ート29とが連通する。よって、コモンレール2からの
高圧燃料がこれらポート24,28,29,25及びア
ウタバルブ23の内部孔23aを介してピストン20の
上面に印加され、この圧力によりニードル弁19が下方
に押しつけられて噴射口が閉鎖状態で保持される(図示
の状態)。
【0024】駆動ソレノイド30の通電時には、アウタ
バルブ23が吸引上昇し、ポート24が塞がれてポート
25及び26が連通するため、ピストン20に加わる圧
力はポート25及び26を経てドレインタンク27側
(低圧側)にリークする。このため、ニードル弁19が
燃料室18の高圧燃料により上昇し、燃料噴射弁3は噴
射口を開いて燃料を噴射する。
バルブ23が吸引上昇し、ポート24が塞がれてポート
25及び26が連通するため、ピストン20に加わる圧
力はポート25及び26を経てドレインタンク27側
(低圧側)にリークする。このため、ニードル弁19が
燃料室18の高圧燃料により上昇し、燃料噴射弁3は噴
射口を開いて燃料を噴射する。
【0025】また、駆動ソレノイド30の非通電時に
は、アウタバルブ23に対して下向きにコモンレール2
からの高圧燃料とバネ31の付勢力とが作用しており、
ポート25及び26を連通させてコモンレール2内の高
圧燃料を噴射するためにはアウタバルブ23の下向きの
力「F」に打ち勝つだけの吸収エネルギが必要になるば
かりでなく、アウタバルブ23を吸引する動作を高速で
行わないとポート24及び26が連通し燃料がドレイン
タンク27に抜けてしまう。さらに、噴射開始時期を精
密に制御する上からもアウタバルブ23の吸引動作は極
めて高速に行わなければならない。
は、アウタバルブ23に対して下向きにコモンレール2
からの高圧燃料とバネ31の付勢力とが作用しており、
ポート25及び26を連通させてコモンレール2内の高
圧燃料を噴射するためにはアウタバルブ23の下向きの
力「F」に打ち勝つだけの吸収エネルギが必要になるば
かりでなく、アウタバルブ23を吸引する動作を高速で
行わないとポート24及び26が連通し燃料がドレイン
タンク27に抜けてしまう。さらに、噴射開始時期を精
密に制御する上からもアウタバルブ23の吸引動作は極
めて高速に行わなければならない。
【0026】そこで、最高150MPaにも達する燃料
圧力に逆らって三方電磁弁17の動作を迅速に行うため
に、電磁弁駆動回路5により、車載用の直流電源である
バッテリの電圧(12ボルト又は24ボルト)を越える
高電圧を発生させて三方電磁弁17の駆動ソレノイド3
0の通電時に放電するようにしている。このような高電
圧の放電に伴う急激な立ち上がりの電流により磁束が急
増し、高い燃料圧力下でも高い応答を可能にしている。
圧力に逆らって三方電磁弁17の動作を迅速に行うため
に、電磁弁駆動回路5により、車載用の直流電源である
バッテリの電圧(12ボルト又は24ボルト)を越える
高電圧を発生させて三方電磁弁17の駆動ソレノイド3
0の通電時に放電するようにしている。このような高電
圧の放電に伴う急激な立ち上がりの電流により磁束が急
増し、高い燃料圧力下でも高い応答を可能にしている。
【0027】図2は、ECU32内の電磁弁駆動回路5
や定電流検出回路70の具体的構成を示す電気回路図で
ある。直流電源であるバッテリ(図2においてはバッテ
リ端子33)には、トランス34の一次コイル34aと
昇圧用スイッチング素子としてのトランジスタ35と抵
抗36とが直列に接続されている。トランス34の二次
コイル34bにはダイオード37とメイン噴射用コンデ
ンサ38とが直列に接続されている。また、トランス3
4の二次コイル34bにはダイオード39とパイロット
噴射用コンデンサ40が直列に接続されている。
や定電流検出回路70の具体的構成を示す電気回路図で
ある。直流電源であるバッテリ(図2においてはバッテ
リ端子33)には、トランス34の一次コイル34aと
昇圧用スイッチング素子としてのトランジスタ35と抵
抗36とが直列に接続されている。トランス34の二次
コイル34bにはダイオード37とメイン噴射用コンデ
ンサ38とが直列に接続されている。また、トランス3
4の二次コイル34bにはダイオード39とパイロット
噴射用コンデンサ40が直列に接続されている。
【0028】ダイオード37とメイン噴射用コンデンサ
38との間の接続点aには、切り離し回路41と、ダイ
オード42と、三方電磁弁17の駆動ソレノイド30
と、電磁弁駆動用スイッチング素子としてのトランジス
タ43とが直列に接続されている。ここで、トランジス
タ43は、各気筒に設けられた燃料噴射弁3(三方電磁
弁17)に対応してそれぞれ設けられており、各燃料噴
射弁3に対応するトランジスタ43をオンすることによ
り駆動ソレノイド30に電流が流れる。つまり、第1気
筒の駆動ソレノイド30には電磁弁駆動電流I1 が、次
の燃焼気筒である第2気筒の駆動ソレノイド30には電
磁弁駆動電流I2 が、以下同様に、第n気筒の駆動ソレ
ノイド30には電磁弁駆動電流In が流れる。
38との間の接続点aには、切り離し回路41と、ダイ
オード42と、三方電磁弁17の駆動ソレノイド30
と、電磁弁駆動用スイッチング素子としてのトランジス
タ43とが直列に接続されている。ここで、トランジス
タ43は、各気筒に設けられた燃料噴射弁3(三方電磁
弁17)に対応してそれぞれ設けられており、各燃料噴
射弁3に対応するトランジスタ43をオンすることによ
り駆動ソレノイド30に電流が流れる。つまり、第1気
筒の駆動ソレノイド30には電磁弁駆動電流I1 が、次
の燃焼気筒である第2気筒の駆動ソレノイド30には電
磁弁駆動電流I2 が、以下同様に、第n気筒の駆動ソレ
ノイド30には電磁弁駆動電流In が流れる。
【0029】切り離し回路41は、切離用スイッチング
素子としてのトランジスタ44とダイオード45とトラ
ンジスタ46と抵抗47,48,49とからなる。前記
接続点aとダイオード42との間にはトランジスタ44
が配置され、トランジスタ44のゲート端子とソース端
子との間にはダイオード45が介在されている。トラン
ジスタ44のゲート端子には抵抗47とトランジスタ4
6とが接続され、トランジスタ46のベース端子とエミ
ッタ端子との間には抵抗48が介在されている。トラン
ジスタ46のベース端子は抵抗49を介してマイコン4
に接続されている。切り離し回路41のトランジスタ4
4は、マイコン4からのメイン噴射許可信号Mによりト
ランジスタ46を介してオン・オフされる。トランジス
タ44のオフ状態においてはメイン噴射用コンデンサ3
8と駆動ソレノイド30とが電気的に遮断され、同トラ
ンジスタ44のオン状態においてはメイン噴射用コンデ
ンサ38と駆動ソレノイド30とが電気的に接続され
る。
素子としてのトランジスタ44とダイオード45とトラ
ンジスタ46と抵抗47,48,49とからなる。前記
接続点aとダイオード42との間にはトランジスタ44
が配置され、トランジスタ44のゲート端子とソース端
子との間にはダイオード45が介在されている。トラン
ジスタ44のゲート端子には抵抗47とトランジスタ4
6とが接続され、トランジスタ46のベース端子とエミ
ッタ端子との間には抵抗48が介在されている。トラン
ジスタ46のベース端子は抵抗49を介してマイコン4
に接続されている。切り離し回路41のトランジスタ4
4は、マイコン4からのメイン噴射許可信号Mによりト
ランジスタ46を介してオン・オフされる。トランジス
タ44のオフ状態においてはメイン噴射用コンデンサ3
8と駆動ソレノイド30とが電気的に遮断され、同トラ
ンジスタ44のオン状態においてはメイン噴射用コンデ
ンサ38と駆動ソレノイド30とが電気的に接続され
る。
【0030】ダイオード39とパイロット噴射用コンデ
ンサ40との間の接続点bには、ダイオード50と、三
方電磁弁17の駆動ソレノイド(負荷)30と、トラン
ジスタ43とが直列に接続されている。
ンサ40との間の接続点bには、ダイオード50と、三
方電磁弁17の駆動ソレノイド(負荷)30と、トラン
ジスタ43とが直列に接続されている。
【0031】電磁弁駆動用の各トランジスタ43のゲー
ト端子は駆動信号線によりマイコン4に接続されてい
る。各トランジスタ43はマイコン4からの電磁弁駆動
信号T1 ,T2 ,…,Tn によりオンする。また、バッ
テリ端子33には定電流回路51が接続され、定電流回
路51にて生成された定電流がダイオード52を介して
駆動ソレノイド30に供給される。なお、図2中の64
は、駆動ソレノイド30への電力供給ラインにおいてグ
ランド側に設けたダイオードである。
ト端子は駆動信号線によりマイコン4に接続されてい
る。各トランジスタ43はマイコン4からの電磁弁駆動
信号T1 ,T2 ,…,Tn によりオンする。また、バッ
テリ端子33には定電流回路51が接続され、定電流回
路51にて生成された定電流がダイオード52を介して
駆動ソレノイド30に供給される。なお、図2中の64
は、駆動ソレノイド30への電力供給ラインにおいてグ
ランド側に設けたダイオードである。
【0032】一方、パイロット噴射用コンデンサ40に
対し抵抗53,54からなる直列回路(分圧回路)が設
けられ、抵抗53と54との間の接続点cが抵抗55を
介してコンパレータ56の反転入力端子に接続されてい
る。つまり、パイロット噴射用コンデンサ40の端子間
電圧に対応したレベルの信号が電圧監視信号としてコン
パレータ56に送られる。また、コンパレータ56の非
反転入力端子には定圧電源57が接続され、コンパレー
タ56は電圧監視信号のレベルと定圧電源57による定
電圧値(昇圧終了値に相当)とを比較する。
対し抵抗53,54からなる直列回路(分圧回路)が設
けられ、抵抗53と54との間の接続点cが抵抗55を
介してコンパレータ56の反転入力端子に接続されてい
る。つまり、パイロット噴射用コンデンサ40の端子間
電圧に対応したレベルの信号が電圧監視信号としてコン
パレータ56に送られる。また、コンパレータ56の非
反転入力端子には定圧電源57が接続され、コンパレー
タ56は電圧監視信号のレベルと定圧電源57による定
電圧値(昇圧終了値に相当)とを比較する。
【0033】コンパレータ56の出力端子はアンドゲー
ト58の一方の入力端子に接続されている。アンドゲー
ト58の他方の入力端子には発振回路59が接続され、
この発振回路59はマイコン4からの昇圧許可信号に応
じて発振信号をアンドゲート58に出力する。アンドゲ
ート58の出力端子は抵抗60を介してトランジスタ6
2のベース端子に接続されている。トランジスタ62の
ベース・エミッタ間には抵抗61が設けられている。ト
ランジスタ62のコレクタ端子は、抵抗63を介してバ
ッテリ端子33に接続されると共に、同コレクタ端子は
トランジスタ35のゲート端子に接続されている。
ト58の一方の入力端子に接続されている。アンドゲー
ト58の他方の入力端子には発振回路59が接続され、
この発振回路59はマイコン4からの昇圧許可信号に応
じて発振信号をアンドゲート58に出力する。アンドゲ
ート58の出力端子は抵抗60を介してトランジスタ6
2のベース端子に接続されている。トランジスタ62の
ベース・エミッタ間には抵抗61が設けられている。ト
ランジスタ62のコレクタ端子は、抵抗63を介してバ
ッテリ端子33に接続されると共に、同コレクタ端子は
トランジスタ35のゲート端子に接続されている。
【0034】ここで、コンデンサ38及び40の充電動
作について簡単に説明する。ある気筒における燃料噴射
(メイン噴射)が終了すると、次の燃焼気筒での燃料噴
射開始(パイロット噴射開始)まで昇圧許可信号が許可
側に設定される。これにより、電圧監視信号が定圧電源
57の電位以下となる条件下において、トランジスタ6
2,35がオン・オフ動作する。そして、トランジスタ
35のオン・オフに伴いトランス34の二次コイル34
bに二次電流が流れ、ダイオード37,39を通してコ
ンデンサ38,40に電荷がチャージされる。このと
き、トランス34の二次コイル34bにはコンデンサ3
8とコンデンサ40とが共に接続されているので、二つ
のコンデンサ38,40にはより充電の少ない側が充電
され、両コンデンサ38,40には略同等の電圧(同容
量なら同等エネルギ)が蓄えられる。
作について簡単に説明する。ある気筒における燃料噴射
(メイン噴射)が終了すると、次の燃焼気筒での燃料噴
射開始(パイロット噴射開始)まで昇圧許可信号が許可
側に設定される。これにより、電圧監視信号が定圧電源
57の電位以下となる条件下において、トランジスタ6
2,35がオン・オフ動作する。そして、トランジスタ
35のオン・オフに伴いトランス34の二次コイル34
bに二次電流が流れ、ダイオード37,39を通してコ
ンデンサ38,40に電荷がチャージされる。このと
き、トランス34の二次コイル34bにはコンデンサ3
8とコンデンサ40とが共に接続されているので、二つ
のコンデンサ38,40にはより充電の少ない側が充電
され、両コンデンサ38,40には略同等の電圧(同容
量なら同等エネルギ)が蓄えられる。
【0035】一方、定電流検出回路70は、定電流回路
51による定電流で三方電磁弁17が駆動される際に、
駆動ソレノイド30に流れる電流レベルを検出し、その
検出結果を定電流検出信号DGとしてマイコン4に出力
する。つまり、定電流検出回路70において、電磁弁駆
動用の各トランジスタ43のソース端子には電流検出用
抵抗71が接続されている。この電流検出用抵抗71に
は抵抗72を介してコンパレータ73の非反転入力端子
が接続されている。また、コンパレータ73の反転入力
端子には定圧電源74が接続されている。
51による定電流で三方電磁弁17が駆動される際に、
駆動ソレノイド30に流れる電流レベルを検出し、その
検出結果を定電流検出信号DGとしてマイコン4に出力
する。つまり、定電流検出回路70において、電磁弁駆
動用の各トランジスタ43のソース端子には電流検出用
抵抗71が接続されている。この電流検出用抵抗71に
は抵抗72を介してコンパレータ73の非反転入力端子
が接続されている。また、コンパレータ73の反転入力
端子には定圧電源74が接続されている。
【0036】コンパレータ73は定電流相当の電圧値と
定圧電源74による所定の定電圧値とを比較し、その比
較結果をマイコン4に対して出力する。定電流回路51
の正常時には、駆動ソレノイド30を流れる定電流が3
A〔アンペア〕程度となる。この場合、駆動ソレノイド
30を流れる駆動電流が例えば1A〔アンペア〕以上で
あれば、コンパレータ73はHレベルの定電流検出信号
DGを出力する。また、駆動ソレノイド30を流れる駆
動電流が例えば1A〔アンペア〕未満であれば、コンパ
レータ73はLレベルの定電流検出信号DGを出力す
る。
定圧電源74による所定の定電圧値とを比較し、その比
較結果をマイコン4に対して出力する。定電流回路51
の正常時には、駆動ソレノイド30を流れる定電流が3
A〔アンペア〕程度となる。この場合、駆動ソレノイド
30を流れる駆動電流が例えば1A〔アンペア〕以上で
あれば、コンパレータ73はHレベルの定電流検出信号
DGを出力する。また、駆動ソレノイド30を流れる駆
動電流が例えば1A〔アンペア〕未満であれば、コンパ
レータ73はLレベルの定電流検出信号DGを出力す
る。
【0037】次に、上記の如く構成された燃料噴射制御
装置の作用を図3〜図5を用いて説明する。ここで、図
3はマイコン4が実行する燃料噴射制御ルーチンを示す
フローチャートである。また、図4は定電流回路51の
正常時における動作を示すタイムチャート、図5は定電
流回路51の異常時における動作を示すタイムチャート
である。
装置の作用を図3〜図5を用いて説明する。ここで、図
3はマイコン4が実行する燃料噴射制御ルーチンを示す
フローチャートである。また、図4は定電流回路51の
正常時における動作を示すタイムチャート、図5は定電
流回路51の異常時における動作を示すタイムチャート
である。
【0038】先ずは図4を用いて正常時における電磁弁
駆動回路5の基本動作を説明する。エンジン回転数信号
NEは、所定クランク角毎のパルス信号として生成され
る。本実施の形態では、エンジン1回転(360°C
A)につき48個のNEパルスを出力する構成としてお
り、4気筒エンジンの場合、各気筒の噴射毎(180°
CA毎)に「0番」〜「23番」のNEパルスが出力さ
れる。また、気筒判別信号Gは例えばエンジン2回転毎
に出力される。
駆動回路5の基本動作を説明する。エンジン回転数信号
NEは、所定クランク角毎のパルス信号として生成され
る。本実施の形態では、エンジン1回転(360°C
A)につき48個のNEパルスを出力する構成としてお
り、4気筒エンジンの場合、各気筒の噴射毎(180°
CA毎)に「0番」〜「23番」のNEパルスが出力さ
れる。また、気筒判別信号Gは例えばエンジン2回転毎
に出力される。
【0039】第n,第n+1気筒電磁弁に対する駆動信
号Tn ,Tn+1 は、「0番」のNEパルスを基準とする
パイロット噴射時期TTPとメイン噴射時期TTMとに
基づいて出力される。また、駆動信号Tn ,Tn+1 は、
パイロット噴射量QP及びメイン噴射量QMに応じた各
々の噴射時間TP,TMでオンのまま保持される。
号Tn ,Tn+1 は、「0番」のNEパルスを基準とする
パイロット噴射時期TTPとメイン噴射時期TTMとに
基づいて出力される。また、駆動信号Tn ,Tn+1 は、
パイロット噴射量QP及びメイン噴射量QMに応じた各
々の噴射時間TP,TMでオンのまま保持される。
【0040】パイロット噴射時期に対応する図の時刻t
1で駆動信号Tn がオンされると、第n気筒電磁弁に対
応するトランジスタ43がオンされる。このとき、メイ
ン噴射許可信号Mがオフされている。すなわち、切り離
し回路のトランジスタ44がオフされてメイン噴射が禁
止されている。従って、この時刻t1では、パイロット
噴射用コンデンサ40の電荷が一気に放電されて駆動ソ
レノイド30が通電される。この際、駆動ソレノイド3
0に大電流(ピーク電流)が流れ高い燃料圧力下でも高
速応答性が実現できる。つまり、パイロット噴射のため
の開弁時においてパイロット噴射用コンデンサ40から
の電流により速やかに開弁動作が行われる。
1で駆動信号Tn がオンされると、第n気筒電磁弁に対
応するトランジスタ43がオンされる。このとき、メイ
ン噴射許可信号Mがオフされている。すなわち、切り離
し回路のトランジスタ44がオフされてメイン噴射が禁
止されている。従って、この時刻t1では、パイロット
噴射用コンデンサ40の電荷が一気に放電されて駆動ソ
レノイド30が通電される。この際、駆動ソレノイド3
0に大電流(ピーク電流)が流れ高い燃料圧力下でも高
速応答性が実現できる。つまり、パイロット噴射のため
の開弁時においてパイロット噴射用コンデンサ40から
の電流により速やかに開弁動作が行われる。
【0041】放電後は、それに引き続いて駆動ソレノイ
ド30に定電流回路51から一定電流が供給される。こ
うして燃料噴射弁3の燃料噴射時には、この定電流回路
51からの定電流(ホールド電流)により開弁状態が保
持される。その後、時刻t2で駆動信号Tn がオフされ
ると、それに伴い燃料噴射弁3による燃料噴射が停止さ
れる。因みに、燃料噴射弁3の開弁による実際の燃料噴
射時期は、図の斜線域で示すように駆動信号Tn よりも
若干遅れることとなる。
ド30に定電流回路51から一定電流が供給される。こ
うして燃料噴射弁3の燃料噴射時には、この定電流回路
51からの定電流(ホールド電流)により開弁状態が保
持される。その後、時刻t2で駆動信号Tn がオフされ
ると、それに伴い燃料噴射弁3による燃料噴射が停止さ
れる。因みに、燃料噴射弁3の開弁による実際の燃料噴
射時期は、図の斜線域で示すように駆動信号Tn よりも
若干遅れることとなる。
【0042】また、メイン噴射時期に対応する図の時刻
t3で駆動信号Tn がオンされると、第n気筒電磁弁に
対応するトランジスタ43が再度オンされる。このと
き、メイン噴射許可信号Mがオンされる。すなわち、切
り離し回路のトランジスタ44がオンされてメイン噴射
が許可される。従って、この時刻t3では、メイン噴射
用コンデンサ38の電荷が一気に放電されて駆動ソレノ
イド30が通電される。この際、駆動ソレノイド30に
大電流(ピーク電流)が流れ高い燃料圧力下でも高速応
答性が実現できる。つまり、メイン噴射のための開弁時
においてメイン噴射用コンデンサ38からの電流により
速やかに開弁動作が行われる。
t3で駆動信号Tn がオンされると、第n気筒電磁弁に
対応するトランジスタ43が再度オンされる。このと
き、メイン噴射許可信号Mがオンされる。すなわち、切
り離し回路のトランジスタ44がオンされてメイン噴射
が許可される。従って、この時刻t3では、メイン噴射
用コンデンサ38の電荷が一気に放電されて駆動ソレノ
イド30が通電される。この際、駆動ソレノイド30に
大電流(ピーク電流)が流れ高い燃料圧力下でも高速応
答性が実現できる。つまり、メイン噴射のための開弁時
においてメイン噴射用コンデンサ38からの電流により
速やかに開弁動作が行われる。
【0043】放電後はパイロット噴射時と同様に、それ
に引き続いて駆動ソレノイド30に定電流回路51から
一定電流が供給され、この定電流(ホールド電流)によ
り開弁状態が保持される。その後、時刻t4で駆動信号
Tn がオフされると、それに伴い燃料噴射弁3による燃
料噴射が停止される。またこの時刻t4ではメイン噴射
許可信号Mがオフされる。
に引き続いて駆動ソレノイド30に定電流回路51から
一定電流が供給され、この定電流(ホールド電流)によ
り開弁状態が保持される。その後、時刻t4で駆動信号
Tn がオフされると、それに伴い燃料噴射弁3による燃
料噴射が停止される。またこの時刻t4ではメイン噴射
許可信号Mがオフされる。
【0044】メイン噴射終了後の時刻t5では、図示し
ない昇圧許可信号が禁止側から許可側に切り換えられ、
それに伴いメイン噴射用及びパイロット噴射用のそれぞ
れのコンデンサ38,40の充電が開始される。この昇
圧許可信号は、次の燃焼気筒のパイロット噴射時期で禁
止側に切り換えられる。
ない昇圧許可信号が禁止側から許可側に切り換えられ、
それに伴いメイン噴射用及びパイロット噴射用のそれぞ
れのコンデンサ38,40の充電が開始される。この昇
圧許可信号は、次の燃焼気筒のパイロット噴射時期で禁
止側に切り換えられる。
【0045】一方、図5には例えば定電流回路51がオ
ープン異常となった状態を示す。かかる場合、パイロッ
ト噴射用コンデンサ40の放電後並びにメイン噴射用コ
ンデンサ38の放電後において、定電流回路51の異常
により定電流が流れなくなる。すなわち、コンデンサ4
0,38の放電に伴うピーク電流の発生においてホール
ド電流を流すことができない。
ープン異常となった状態を示す。かかる場合、パイロッ
ト噴射用コンデンサ40の放電後並びにメイン噴射用コ
ンデンサ38の放電後において、定電流回路51の異常
により定電流が流れなくなる。すなわち、コンデンサ4
0,38の放電に伴うピーク電流の発生においてホール
ド電流を流すことができない。
【0046】図5の場合、パイロット噴射とメイン噴射
とに対応する2つの電磁弁駆動信号が1つの電磁弁駆動
信号としてマイコン4から出力される。例えば第n気筒
電磁弁に対する駆動信号Tn は、「0番」のNEパルス
を基準とする噴射時期TTに基づいて出力され、総噴射
量QTLに応じた噴射時間(TP+TM)でオンのまま
保持される。
とに対応する2つの電磁弁駆動信号が1つの電磁弁駆動
信号としてマイコン4から出力される。例えば第n気筒
電磁弁に対する駆動信号Tn は、「0番」のNEパルス
を基準とする噴射時期TTに基づいて出力され、総噴射
量QTLに応じた噴射時間(TP+TM)でオンのまま
保持される。
【0047】つまり、図の時刻t11で駆動信号Tn が
オンされると、第n気筒電磁弁に対応するトランジスタ
43がオンされる。このとき当初は、メイン噴射許可信
号Mがオフされている。従って、この時刻t11では、
パイロット噴射用コンデンサ40の電荷が一気に放電さ
れて駆動ソレノイド30が通電され、駆動ソレノイド3
0に大電流(ピーク電流)が流れる。第n気筒電磁弁の
駆動電流In はパイロット噴射用コンデンサ40の放電
に伴いピーク電流に達した後、減少に転じる。駆動電流
In が減少する際、電磁弁17の残留磁束によってその
値が比較的緩やかに低下する。
オンされると、第n気筒電磁弁に対応するトランジスタ
43がオンされる。このとき当初は、メイン噴射許可信
号Mがオフされている。従って、この時刻t11では、
パイロット噴射用コンデンサ40の電荷が一気に放電さ
れて駆動ソレノイド30が通電され、駆動ソレノイド3
0に大電流(ピーク電流)が流れる。第n気筒電磁弁の
駆動電流In はパイロット噴射用コンデンサ40の放電
に伴いピーク電流に達した後、減少に転じる。駆動電流
In が減少する際、電磁弁17の残留磁束によってその
値が比較的緩やかに低下する。
【0048】そして、第n気筒電磁弁の閉弁前の時刻t
12ではメイン噴射許可信号Mが出力される。これによ
り、第n気筒電磁弁の開弁状態が保持されたままメイン
噴射用コンデンサ38の電荷が一気に放電され、駆動ソ
レノイド30に再びピーク電流が流れる。第n気筒電磁
弁はピーク電流後の残留磁束によりその開弁状態が保持
される。
12ではメイン噴射許可信号Mが出力される。これによ
り、第n気筒電磁弁の開弁状態が保持されたままメイン
噴射用コンデンサ38の電荷が一気に放電され、駆動ソ
レノイド30に再びピーク電流が流れる。第n気筒電磁
弁はピーク電流後の残留磁束によりその開弁状態が保持
される。
【0049】その後、時刻t13で駆動信号Tn がオフ
されると、それに伴い燃料噴射弁3による燃料噴射が停
止される。結果として、噴射時間(TP+TM)に相当
する燃料量がエンジンに噴射供給される。
されると、それに伴い燃料噴射弁3による燃料噴射が停
止される。結果として、噴射時間(TP+TM)に相当
する燃料量がエンジンに噴射供給される。
【0050】なお、第n気筒電磁弁の駆動信号Tn をオ
フからオンに移行させるための噴射時期TTは、前記図
4のメイン噴射時期TTMに略一致させるのが望まし
い。「TT≒TTM」とすることで、本来のメイン噴射
に相当する燃料噴射時期にて当該燃料噴射による燃焼ト
ルクが確保できる。また、コンデンサ38,40による
放電の間隔は、駆動ソレノイド30の残留磁束に応じて
決定されればよく、先のコンデンサの放電による残留磁
束が無くなる前(電磁弁17がオフする前)に、後続の
コンデンサの放電を行うようにする。
フからオンに移行させるための噴射時期TTは、前記図
4のメイン噴射時期TTMに略一致させるのが望まし
い。「TT≒TTM」とすることで、本来のメイン噴射
に相当する燃料噴射時期にて当該燃料噴射による燃焼ト
ルクが確保できる。また、コンデンサ38,40による
放電の間隔は、駆動ソレノイド30の残留磁束に応じて
決定されればよく、先のコンデンサの放電による残留磁
束が無くなる前(電磁弁17がオフする前)に、後続の
コンデンサの放電を行うようにする。
【0051】次に、図3の燃料噴射制御ルーチンを説明
する。当該ルーチンは、各気筒の燃料噴射毎にスタート
し、マイコン4は先ずステップ101でエンジン回転
数、アクセル開度、燃料噴射圧力(コモンレール圧)な
どの各種センサ情報を取り込む。また、マイコン4は、
続くステップ102で定電流異常フラグFが「1」であ
るか否かを判別する。定電流異常フラグFは、定電流回
路51の異常の有無を表すものであって、F=0は異常
無しを、F=1は異常有りを示す。
する。当該ルーチンは、各気筒の燃料噴射毎にスタート
し、マイコン4は先ずステップ101でエンジン回転
数、アクセル開度、燃料噴射圧力(コモンレール圧)な
どの各種センサ情報を取り込む。また、マイコン4は、
続くステップ102で定電流異常フラグFが「1」であ
るか否かを判別する。定電流異常フラグFは、定電流回
路51の異常の有無を表すものであって、F=0は異常
無しを、F=1は異常有りを示す。
【0052】F=0であれば、マイコン4はステップ1
03に進み、パイロット噴射量QP、メイン噴射量Q
M、パイロット噴射時期TTP、メイン噴射時期TTM
を演算する。これらの各値は、周知の演算手法を用い、
例えばエンジン回転数やアクセル開度(エンジン負荷)
などに基づき求められる。その後、マイコン4は、ステ
ップ104で前記演算したQP,QM,TTP,TTM
に基づき電磁弁駆動信号Tn を求め、この電磁弁駆動信
号Tn を電磁弁駆動回路5(トランジスタ43)に出力
する。このとき、電磁弁駆動信号Tn は、パイロット噴
射用信号(図4のt1〜t2の信号)とメイン噴射用信
号(図4のt3〜t4の信号)とからなる。
03に進み、パイロット噴射量QP、メイン噴射量Q
M、パイロット噴射時期TTP、メイン噴射時期TTM
を演算する。これらの各値は、周知の演算手法を用い、
例えばエンジン回転数やアクセル開度(エンジン負荷)
などに基づき求められる。その後、マイコン4は、ステ
ップ104で前記演算したQP,QM,TTP,TTM
に基づき電磁弁駆動信号Tn を求め、この電磁弁駆動信
号Tn を電磁弁駆動回路5(トランジスタ43)に出力
する。このとき、電磁弁駆動信号Tn は、パイロット噴
射用信号(図4のt1〜t2の信号)とメイン噴射用信
号(図4のt3〜t4の信号)とからなる。
【0053】その後、マイコン4は、定電流検出回路7
0から取り込んだ定電流検出信号DGがHレベルである
か否かを判別する。詳細には、電磁弁駆動信号Tn の出
力(Tn の立ち上がり)から500μs後の定電流検出
回路70の出力レベルを判定する。このTn 立ち上がり
500μs後のタイミングは、コンデンサ38,40の
放電によるピーク電流が収まり、定電流回路51から所
定の定電流が流れているはずのタイミングに相当する
(ピーク電流は、Tn 出力後約300μs間流れる)。
0から取り込んだ定電流検出信号DGがHレベルである
か否かを判別する。詳細には、電磁弁駆動信号Tn の出
力(Tn の立ち上がり)から500μs後の定電流検出
回路70の出力レベルを判定する。このTn 立ち上がり
500μs後のタイミングは、コンデンサ38,40の
放電によるピーク電流が収まり、定電流回路51から所
定の定電流が流れているはずのタイミングに相当する
(ピーク電流は、Tn 出力後約300μs間流れる)。
【0054】この場合、定電流回路51が正常であれ
ば、Tn 出力から500μs後のDG信号が「H」とな
り、マイコン4はそのまま本ルーチンを一旦終了する。
また、Tn 出力から500μs後に所定の定電流が流れ
ず、定電流回路51が異常であれば、DG信号が「L」
となる。この場合、マイコン4はステップ106に進
み、定電流異常フラグFに「1」をセットした後、本ル
ーチンを終了する。
ば、Tn 出力から500μs後のDG信号が「H」とな
り、マイコン4はそのまま本ルーチンを一旦終了する。
また、Tn 出力から500μs後に所定の定電流が流れ
ず、定電流回路51が異常であれば、DG信号が「L」
となる。この場合、マイコン4はステップ106に進
み、定電流異常フラグFに「1」をセットした後、本ル
ーチンを終了する。
【0055】定電流異常フラグFに「1」がセットされ
ると、それ以降、ステップ102が毎回肯定判別され
る。従って、マイコン4は、ステップ107でコンデン
サ38,40の連続的な放電による1回分の燃料噴射量
(総噴射量QTL)とその噴射時期TTとを演算する。
この場合、コンデンサ38,40のみによる燃料噴射で
は、その最大量が制限される。そのため、例えば図6の
関係に従い、アクセル開度(エンジン負荷)に応じた総
噴射量QTLを演算する。
ると、それ以降、ステップ102が毎回肯定判別され
る。従って、マイコン4は、ステップ107でコンデン
サ38,40の連続的な放電による1回分の燃料噴射量
(総噴射量QTL)とその噴射時期TTとを演算する。
この場合、コンデンサ38,40のみによる燃料噴射で
は、その最大量が制限される。そのため、例えば図6の
関係に従い、アクセル開度(エンジン負荷)に応じた総
噴射量QTLを演算する。
【0056】その後、マイコン4は、ステップ108で
前記演算した総噴射量QTL及び噴射時期TTに基づき
電磁弁駆動信号Tn を求め、この電磁弁駆動信号Tn を
電磁弁駆動回路5(トランジスタ43)に出力する。本
実施の形態では、電磁弁駆動信号Tn の立ち上がり30
0μs後にメイン噴射分に相当する燃料噴射が開始され
るよう設定されている。つまり、電磁弁駆動信号Tn の
立ち上がり300μs後にメイン噴射許可信号Mがオン
に切り換えられる。このとき、電磁弁駆動信号Tn は、
パイロット噴射用信号とメイン噴射用信号とを合成した
ものとなる(図5のt11〜t13)。
前記演算した総噴射量QTL及び噴射時期TTに基づき
電磁弁駆動信号Tn を求め、この電磁弁駆動信号Tn を
電磁弁駆動回路5(トランジスタ43)に出力する。本
実施の形態では、電磁弁駆動信号Tn の立ち上がり30
0μs後にメイン噴射分に相当する燃料噴射が開始され
るよう設定されている。つまり、電磁弁駆動信号Tn の
立ち上がり300μs後にメイン噴射許可信号Mがオン
に切り換えられる。このとき、電磁弁駆動信号Tn は、
パイロット噴射用信号とメイン噴射用信号とを合成した
ものとなる(図5のt11〜t13)。
【0057】なお本実施の形態では、前記図3のステッ
プ103,104が請求項記載の第1の駆動手段に相当
し、同ステップ107,108が第2の駆動手段に相当
する。また、同ステップ106が異常判定手段に相当す
る。
プ103,104が請求項記載の第1の駆動手段に相当
し、同ステップ107,108が第2の駆動手段に相当
する。また、同ステップ106が異常判定手段に相当す
る。
【0058】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。 (a)本実施の形態では、定電流回路51の異常の有無
を判定し、異常の有りの場合には、パイロット噴射用及
びメイン噴射用の2つのコンデンサ40,38の放電の
間隔を狭め、1回分のオン動作として電磁弁17を駆動
させるようにした。すなわち、コンデンサ38,40に
よる放電を連続して行い、これらコンデンサ38,40
の放電により1回の燃料噴射を実施するようにした。
に示す効果が得られる。 (a)本実施の形態では、定電流回路51の異常の有無
を判定し、異常の有りの場合には、パイロット噴射用及
びメイン噴射用の2つのコンデンサ40,38の放電の
間隔を狭め、1回分のオン動作として電磁弁17を駆動
させるようにした。すなわち、コンデンサ38,40に
よる放電を連続して行い、これらコンデンサ38,40
の放電により1回の燃料噴射を実施するようにした。
【0059】上記構成によれば、仮に定電流回路51が
オープン異常になった場合、コンデンサ38,40の単
発的な放電による極短時間の電磁弁駆動を行うのではな
く、コンデンサ38,40の放電を連続的に行って電磁
弁17のオン時間を長引かせることができる。その結
果、定電流回路51の異常発生時にも電磁弁17のオン
状態を少なくとも必要最小限の時間で維持することがで
き、必要分の燃料噴射量が確保できる。この場合、エン
ジンの運転に最小限必要な燃料噴射量が確保でき、エン
ジンが極低速運転に陥る、或いはエンジンストールに至
るなどの問題が回避できる。
オープン異常になった場合、コンデンサ38,40の単
発的な放電による極短時間の電磁弁駆動を行うのではな
く、コンデンサ38,40の放電を連続的に行って電磁
弁17のオン時間を長引かせることができる。その結
果、定電流回路51の異常発生時にも電磁弁17のオン
状態を少なくとも必要最小限の時間で維持することがで
き、必要分の燃料噴射量が確保できる。この場合、エン
ジンの運転に最小限必要な燃料噴射量が確保でき、エン
ジンが極低速運転に陥る、或いはエンジンストールに至
るなどの問題が回避できる。
【0060】(b)コンデンサ38,40の放電開始か
ら所定時間が経過した後、定電流回路51の出力レベル
に基づき異常の有無を判定するようにした。この場合、
定電流回路51の異常の有無が確実に検出でき、ひいて
は電磁弁17を適正に駆動させることができる。
ら所定時間が経過した後、定電流回路51の出力レベル
に基づき異常の有無を判定するようにした。この場合、
定電流回路51の異常の有無が確実に検出でき、ひいて
は電磁弁17を適正に駆動させることができる。
【0061】(c)2つのコンデンサ38,40の充電
を行うためのトランス34、トランジスタ35及び発振
回路59を単一の構成としたため、構成の簡素化を図り
つつ電磁弁17の高速駆動が可能となる。
を行うためのトランス34、トランジスタ35及び発振
回路59を単一の構成としたため、構成の簡素化を図り
つつ電磁弁17の高速駆動が可能となる。
【0062】(第2の実施の形態)次に、本発明におけ
る第2の実施の形態を図7を用いて説明する。但し、第
2の実施の形態の構成において、上述した第1の実施の
形態と同等であるものについては図面に同一の記号を付
すと共にその説明を簡略化する。そして、以下には第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
る第2の実施の形態を図7を用いて説明する。但し、第
2の実施の形態の構成において、上述した第1の実施の
形態と同等であるものについては図面に同一の記号を付
すと共にその説明を簡略化する。そして、以下には第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0063】図7は、本実施の形態における電磁弁駆動
回路5の動作の概要を示すタイムチャートであり、同図
には定電流回路51の異常時における動作を示す(正常
時の動作は、前記図4と同じため省略する)。
回路5の動作の概要を示すタイムチャートであり、同図
には定電流回路51の異常時における動作を示す(正常
時の動作は、前記図4と同じため省略する)。
【0064】図7では、パイロット噴射とメイン噴射と
に対応する2つの電磁弁駆動信号が1つの電磁弁駆動信
号としてマイコン4から出力される。例えば第n気筒電
磁弁に対する駆動信号Tn は、「0番」のNEパルスを
基準とする噴射時期TTに基づいて出力され、総噴射量
QTLに応じた噴射時間でオンのまま保持される。噴射
時期TTは、前記図5と同様に、前記図4のメイン噴射
時期TTMに略一致している。
に対応する2つの電磁弁駆動信号が1つの電磁弁駆動信
号としてマイコン4から出力される。例えば第n気筒電
磁弁に対する駆動信号Tn は、「0番」のNEパルスを
基準とする噴射時期TTに基づいて出力され、総噴射量
QTLに応じた噴射時間でオンのまま保持される。噴射
時期TTは、前記図5と同様に、前記図4のメイン噴射
時期TTMに略一致している。
【0065】つまり、図の時刻t21で駆動信号Tn が
オンされると、第n気筒電磁弁に対応するトランジスタ
43がオンされる。このとき当初は、メイン噴射許可信
号Mがオフされている。従って、この時刻t21では、
パイロット噴射用コンデンサ40の電荷が一気に放電さ
れて駆動ソレノイド30が通電され、駆動ソレノイド3
0に大電流(ピーク電流)が流れる。
オンされると、第n気筒電磁弁に対応するトランジスタ
43がオンされる。このとき当初は、メイン噴射許可信
号Mがオフされている。従って、この時刻t21では、
パイロット噴射用コンデンサ40の電荷が一気に放電さ
れて駆動ソレノイド30が通電され、駆動ソレノイド3
0に大電流(ピーク電流)が流れる。
【0066】そして、時刻t22(例えばt21から3
00μs後)において、メイン噴射許可信号Mが出力さ
れる。メイン噴射許可信号Mは、オン・オフを小刻みに
繰り返す信号であり、時刻t22〜t23の期間におい
てメイン噴射用コンデンサ38の充電電圧が徐々に低下
する。このとき、メイン噴射用コンデンサ38の充電電
圧が比較的大きい放電当初にはオン時間(放電時間)を
短くし、充電電圧の低下に伴いオン時間を長くする。但
し、オフ時間は一定でよい。
00μs後)において、メイン噴射許可信号Mが出力さ
れる。メイン噴射許可信号Mは、オン・オフを小刻みに
繰り返す信号であり、時刻t22〜t23の期間におい
てメイン噴射用コンデンサ38の充電電圧が徐々に低下
する。このとき、メイン噴射用コンデンサ38の充電電
圧が比較的大きい放電当初にはオン時間(放電時間)を
短くし、充電電圧の低下に伴いオン時間を長くする。但
し、オフ時間は一定でよい。
【0067】第n気筒電磁弁の駆動電流In は、時刻t
21でのパイロット噴射用コンデンサ40の放電に伴い
ピーク電流に達した後、減少に転じる。そして、時刻t
22〜t23におけるメイン噴射許可信号Mのオン・オ
フ期間では、駆動電流In は略一定の電流値で保持され
る。従って、時刻t21〜t23の期間において、第n
気筒電磁弁の開弁状態が保持されることとなる。ここ
で、時刻t22〜t23の駆動電流In が定電流回路5
1による定電流と同程度の値になるよう、メイン噴射許
可信号Mのオン・オフそれぞれの時間が調整される。
21でのパイロット噴射用コンデンサ40の放電に伴い
ピーク電流に達した後、減少に転じる。そして、時刻t
22〜t23におけるメイン噴射許可信号Mのオン・オ
フ期間では、駆動電流In は略一定の電流値で保持され
る。従って、時刻t21〜t23の期間において、第n
気筒電磁弁の開弁状態が保持されることとなる。ここ
で、時刻t22〜t23の駆動電流In が定電流回路5
1による定電流と同程度の値になるよう、メイン噴射許
可信号Mのオン・オフそれぞれの時間が調整される。
【0068】なお上記図7の動作を実現するためのマイ
コン4の処理は、その殆どが前記図3に準ずるものであ
り、相違点としては図3のステップ108の内容が一部
変更されるのみである。従って、ここではその図示を省
略するが、その概略としては、マイコン4は、当該ステ
ップ108で総噴射量QTL及び噴射時期TTに応じた
電磁弁駆動信号Tn を求めて電磁弁駆動回路5に出力す
ると共に、メイン噴射許可信号Mをオン・オフさせる旨
の指令を出力する。
コン4の処理は、その殆どが前記図3に準ずるものであ
り、相違点としては図3のステップ108の内容が一部
変更されるのみである。従って、ここではその図示を省
略するが、その概略としては、マイコン4は、当該ステ
ップ108で総噴射量QTL及び噴射時期TTに応じた
電磁弁駆動信号Tn を求めて電磁弁駆動回路5に出力す
ると共に、メイン噴射許可信号Mをオン・オフさせる旨
の指令を出力する。
【0069】本実施の形態によれば、上記第1の実施の
形態と同様に、定電流回路51の異常発生時にも電磁弁
17のオン状態を少なくとも必要最小限の時間で維持す
ることができ、必要分の燃料噴射量が確保できる。また
本実施の形態では、パイロット噴射用コンデンサ40
(先の充電手段)による放電を一気に行うと共に、メイ
ン噴射用コンデンサ38(後続の充電手段)による放電
を小刻みで行い電磁弁17のオン状態を維持するように
した。すなわち、電磁弁17は通常、オフからオンに移
行する際に多大なエネルギを要し、オフ→オンの切換え
完了後には比較的少ないエネルギでオン状態が維持でき
る。そのため上述したように、先のコンデンサ40の放
電後に、後続のコンデンサ38の放電を小刻みに行うこ
とで、電磁弁17のオン状態が長時間にわたり保持でき
る。
形態と同様に、定電流回路51の異常発生時にも電磁弁
17のオン状態を少なくとも必要最小限の時間で維持す
ることができ、必要分の燃料噴射量が確保できる。また
本実施の形態では、パイロット噴射用コンデンサ40
(先の充電手段)による放電を一気に行うと共に、メイ
ン噴射用コンデンサ38(後続の充電手段)による放電
を小刻みで行い電磁弁17のオン状態を維持するように
した。すなわち、電磁弁17は通常、オフからオンに移
行する際に多大なエネルギを要し、オフ→オンの切換え
完了後には比較的少ないエネルギでオン状態が維持でき
る。そのため上述したように、先のコンデンサ40の放
電後に、後続のコンデンサ38の放電を小刻みに行うこ
とで、電磁弁17のオン状態が長時間にわたり保持でき
る。
【0070】また、メイン噴射用コンデンサ38による
放電時において当該電磁弁17のオン時間を徐々に増加
させるようにした。そのため、コンデンサ38の放電開
始から放電の終了までの期間において、常に必要分だけ
のエネルギが電磁弁17に供給され、当該電磁弁17の
オン状態の長期化が促される。
放電時において当該電磁弁17のオン時間を徐々に増加
させるようにした。そのため、コンデンサ38の放電開
始から放電の終了までの期間において、常に必要分だけ
のエネルギが電磁弁17に供給され、当該電磁弁17の
オン状態の長期化が促される。
【0071】なお、本発明の実施の形態は、上記以外に
次の形態にて実現できる。定電流回路51の異常発生時
において、パイロット噴射用コンデンサ40の放電とメ
イン噴射用コンデンサ38の放電との間隔を、コモンレ
ール圧などのエンジン運転状態に応じて可変に設定す
る。かかる場合、エンジン運転状態に応じてコンデンサ
38,40による各々の放電の間隔を大きくすれば、異
常の発生時にも燃焼トルクの増大を図ることができる。
次の形態にて実現できる。定電流回路51の異常発生時
において、パイロット噴射用コンデンサ40の放電とメ
イン噴射用コンデンサ38の放電との間隔を、コモンレ
ール圧などのエンジン運転状態に応じて可変に設定す
る。かかる場合、エンジン運転状態に応じてコンデンサ
38,40による各々の放電の間隔を大きくすれば、異
常の発生時にも燃焼トルクの増大を図ることができる。
【0072】上記第2の実施の形態では、定電流回路5
1の異常時において、パイロット噴射用コンデンサ40
の放電に続くメイン噴射用コンデンサ38の放電を小刻
みに行うと共に、同コンデンサ38のオン時間(放電時
間)を可変に設定したが、この際、コンデンサ38のオ
ン時間を駆動電流に基づいてフィードバック制御しても
よい。かかる場合、駆動電流を検出してその検出結果を
マイコン4に取り込むための構成を付加する。そして、
駆動電流が定電流回路51の定電流に一致するようフィ
ードバック量を演算し、その演算結果に応じてコンデン
サ38のオン時間を設定する。また、コンデンサ38の
オン時間を一定値として構成の簡素化を図るようにして
もよい。
1の異常時において、パイロット噴射用コンデンサ40
の放電に続くメイン噴射用コンデンサ38の放電を小刻
みに行うと共に、同コンデンサ38のオン時間(放電時
間)を可変に設定したが、この際、コンデンサ38のオ
ン時間を駆動電流に基づいてフィードバック制御しても
よい。かかる場合、駆動電流を検出してその検出結果を
マイコン4に取り込むための構成を付加する。そして、
駆動電流が定電流回路51の定電流に一致するようフィ
ードバック量を演算し、その演算結果に応じてコンデン
サ38のオン時間を設定する。また、コンデンサ38の
オン時間を一定値として構成の簡素化を図るようにして
もよい。
【0073】上記各実施の形態では、複数の充電手段と
してメイン噴射用とパイロット噴射用の2つのコンデン
サ38,40を用いて電磁弁駆動回路5を構成したが、
3つ以上のコンデンサを用いて電磁弁駆動回路5を構成
することも可能である。例えば上記2つのコンデンサ3
8,40に加えて、メイン噴射後に実施されるポスト噴
射用のコンデンサを設ける。そして、定電流回路51の
異常発生時には、これら3つのコンデンサの放電を連続
して行わせ、1回分の燃料噴射を実施する。因みに、ポ
スト噴射は、燃料(HC分)を触媒の還元剤として用い
るために実施され、エンジン回転数や負荷から予測され
るNOx 生成量に応じた量の燃料を噴射する。
してメイン噴射用とパイロット噴射用の2つのコンデン
サ38,40を用いて電磁弁駆動回路5を構成したが、
3つ以上のコンデンサを用いて電磁弁駆動回路5を構成
することも可能である。例えば上記2つのコンデンサ3
8,40に加えて、メイン噴射後に実施されるポスト噴
射用のコンデンサを設ける。そして、定電流回路51の
異常発生時には、これら3つのコンデンサの放電を連続
して行わせ、1回分の燃料噴射を実施する。因みに、ポ
スト噴射は、燃料(HC分)を触媒の還元剤として用い
るために実施され、エンジン回転数や負荷から予測され
るNOx 生成量に応じた量の燃料を噴射する。
【0074】本発明の電磁弁駆動装置は、高圧ポンプに
おける電磁弁の駆動装置として具体化したり、分配型燃
料噴射ポンプにおける電磁スピル弁の駆動装置として具
体化したりすることもできる。上記実施の形態では電磁
弁(三方電磁弁17)を常閉弁として具体化したが、こ
れに代えて、常開弁として具体化することも可能であ
る。
おける電磁弁の駆動装置として具体化したり、分配型燃
料噴射ポンプにおける電磁スピル弁の駆動装置として具
体化したりすることもできる。上記実施の形態では電磁
弁(三方電磁弁17)を常閉弁として具体化したが、こ
れに代えて、常開弁として具体化することも可能であ
る。
【図1】発明の実施の形態におけるディーゼルエンジン
のコモンレール式燃料噴射装置の概要を示す全体構成
図。
のコモンレール式燃料噴射装置の概要を示す全体構成
図。
【図2】電磁弁駆動回路を示す電気回路図。
【図3】燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャート。
【図4】電磁弁駆動回路の動作説明のためのタイムチャ
ート。
ート。
【図5】電磁弁駆動回路の動作説明のためのタイムチャ
ート。
ート。
【図6】定電流回路の異常時における総噴射量を設定す
るための図。
るための図。
【図7】第2の実施の形態において、電磁弁駆動回路の
動作説明のためのタイムチャート。
動作説明のためのタイムチャート。
3…燃料噴射弁、4…第1の駆動手段,第2の駆動手
段,異常判定手段としてのマイクロコンピュータ(マイ
コン)、5…電磁弁駆動回路、17…三方電磁弁、38
…充電手段を構成するメイン噴射用コンデンサ、40…
充電手段を構成するパイロット噴射用コンデンサ、51
…定電流回路、70…定電流検出回路。
段,異常判定手段としてのマイクロコンピュータ(マイ
コン)、5…電磁弁駆動回路、17…三方電磁弁、38
…充電手段を構成するメイン噴射用コンデンサ、40…
充電手段を構成するパイロット噴射用コンデンサ、51
…定電流回路、70…定電流検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 7/18 H01F 7/18 K // F02M 45/10 F02M 45/10 47/00 47/00 E F
Claims (5)
- 【請求項1】電源電圧から所定の定電流を生成する定電
流回路と、電源電圧よりも高い電圧を蓄える複数の充電
手段とを備え、 電磁弁の駆動開始当初に前記充電手段の高電圧を一気に
放電すると共に、引き続き前記定電流回路の定電流によ
って当該電磁弁のオン状態を維持する電磁弁駆動装置に
おいて、 前記複数の充電手段によりそれぞれ高電圧を放電して前
記電磁弁を所定間隔で駆動させる第1の駆動手段と、 前記定電流回路の異常の有無を判定する異常判定手段
と、 前記定電流回路が異常であると判定した場合、前記複数
の充電手段による放電の間隔を狭め1回分のオン動作と
して前記電磁弁を駆動させる第2の駆動手段とを備える
ことを特徴とする電磁弁駆動装置。 - 【請求項2】前記第2の駆動手段は、先の充電手段によ
る放電を一気に行うと共に、後続の充電手段による放電
を小刻みで行い電磁弁のオン状態を維持する請求項1に
記載の電磁弁駆動装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の電磁弁駆動装置におい
て、 前記後続の充電手段による放電で電磁弁のオン状態を維
持する際、当該電磁弁のオン時間を徐々に増加させてい
く電磁弁駆動装置。 - 【請求項4】車両用エンジンの高圧燃料噴射制御装置に
適用され、電磁弁の駆動に伴い燃料噴射弁からエンジン
に燃料を噴射供給するものであって、前記エンジンの気
筒に対してメイン噴射とそれに先立つパイロット噴射と
を実施するための電磁弁駆動装置において、 前記第1の駆動手段は、前記複数の充電手段による放電
とそれに続く定電流の通電によりパイロット噴射及びメ
イン噴射をそれぞれに実施するものであり、 前記第2の駆動手段は、前記複数の充電手段による放電
を連続して行い、これら充電手段の放電により1回の燃
料噴射を実施するものである請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の電磁弁駆動装置。 - 【請求項5】前記異常判定手段は、前記充電手段の放電
から所定時間が経過した後、前記定電流回路の出力レベ
ルに基づき異常の有無を判定する請求項1〜請求項4の
いずれかに記載の電磁弁駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP642998A JPH11200931A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 電磁弁駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP642998A JPH11200931A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 電磁弁駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11200931A true JPH11200931A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11638157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP642998A Pending JPH11200931A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 電磁弁駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11200931A (ja) |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP642998A patent/JPH11200931A/ja active Pending
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