JPH11199949A - 炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材料 - Google Patents
炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材料Info
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Abstract
なく低い熱膨張係数と高い熱伝導率を維持した信頼性の
高い、炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材料を提
供する。 【解決手段】 炭素繊維のアスペクト比が平均値30〜
50で、かつ体積充填率が20〜35%に、炭素繊維を
アルミニウムまたはアルミニウム合金のマトリックスに
分散したアルミニウム基複合材料であり、またそのアル
ミニウム基複合材料の表面に露出した炭素繊維を包含し
た状態で金属メッキ層を形成するものである。
Description
アルミニウム基複合材料に係り、特に低い熱膨張係数と
高い熱伝導率を有し、特性劣化の少ない信頼性の高い、
炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材料に関する。
て、熱歪みが発生しない低熱膨張で、放熱性を高めるた
めに熱伝導の優れた、信頼性の高い材料が要求されてい
る。従来、このような要求に適用する材料には、熱膨張
特性の良好な材料としては、Fe−Co合金(コバー
ル)、42アロイ等のNi合金、Cu−W合金等が一般
的である。また熱伝導率の高い材料としては、Cu、A
l等の高伝導性金属がある。近年では、これらに対し
て、熱膨張係数の小さい炭素繊維を分散材とし、マトリ
ックスが熱伝導特性の高いアルミニウム等で構成された
複合材料について提案されている(例えば、特開平1−
319639号公報、特開平4−147654号公
報)。
従来技術の複合材料は、分散材である炭素繊維とマトリ
ックスであるアルミニウムは濡れ性が悪く、複合時に十
分な界面特性を得ることができない。また、炭素繊維の
熱膨張係数は−1×10−6/℃に対して、アルミニウ
ムの熱膨張係数は24×10−6/℃であるため、その
差が大きく、熱ストレスを繰り返し与えると炭素繊維と
マトリックスの界面で大きなストレスが発生し、界面剥
離などを発生し、これにより熱膨張特性および熱伝導特
性が劣化するという問題点があった。
スペクト比の炭素繊維を用いることについての開示はあ
るが、低い熱膨張係数と高い熱伝導率を有し、特性劣化
の少ない信頼性の高いものを得るものではなく、また複
合材料に分散させる炭素繊維成形体作製後、また炭素繊
維成形体をアルミニウムで複合化した後のアスペクト比
は、所定の体積充填率を得るために繊維の折損などを起
こし、出発原料時のアスペクト比を維持することはでき
ないという問題点があった。本発明の目的は、このよう
な問題点に鑑み、熱ストレスを与えても特性劣化が生じ
ることなく低い熱膨張係数と高い熱伝導率を維持した信
頼性の高い、炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材
料を提供するものである。
決するためのもので、炭素繊維をアルミニウムまたはア
ルミニウム合金のマトリックスに分散したアルミニウム
基複合材料において、前記炭素繊維のアスペクト比が平
均値30〜50であり、かつ体積充填率が20〜35%
であることを特徴とする炭素繊維を分散したアルミニウ
ム基複合材料である。
合材料のマトリックスとしてのアルミニウム合金が、S
iを12〜25重量%含むアルミニウム合金であること
を特徴とするものである。また、本発明は、上記のアル
ミニウム基複合材料のアルミニウムまたはアルミニウム
合金のマトリックスに分散している炭素繊維が、複合材
料の熱膨張を抑制しようとする方向に配向していること
を特徴とするものである。
合材料のアルミニウムまたはアルミニウム合金のマトリ
ックスに分散している炭素繊維が、グラファイト質およ
び/またはグラファイト質に近い構造のものであること
を特徴とするものである。
複合材料は、その表面に露出した炭素繊維を包含した状
態で金属メッキ層が形成されたものであり、前記複合材
料の表面に露出した炭素繊維の内の50%以上の炭素繊
維が、繊維長さの1/3〜2/3をメッキ層中に包含さ
れるものであることを特徴とするものである。
高熱伝導性のアルミニウムまたはアルミニウム合金を用
い、繊維として低熱膨張の炭素繊維を分散させ、炭素繊
維のアスペクト比が平均値30〜50であり、かつ炭素
繊維の体積充填率が20〜35%であるので、炭素繊維
とアルミニウムまたはアルミニウム合金マトリックスの
間でアンカー効果が生じ、熱ストレスを与えても特性の
劣化が生じることなく熱膨張特性、熱伝導特性を維持で
きるものであり、また同時に靭性も向上したものを得る
ことができる。
を平均値30〜50に、かつ体積充填率を20〜35%
に限定した理由を説明する。炭素繊維のアスペクト比が
平均値30よりも小さい場合は、熱ストレスを与える
と、充分なアンカー効果が得られず、充分な熱膨張特性
が得られない。また十分な炭素繊維が存在しないため、
熱ストレス負荷時に破壊クラックの伝播を阻止する破壊
クラックの伝播抵抗が得られず、十分な靭性を得ること
ができないものである。
大きい場合は、熱ストレスを与えた際、炭素繊維とマト
リックスであるアルミニウムまたはアルミニウム合金の
間で熱ストレスによる界面剥離などが生じ、アンカー効
果が得られなくなるものである。熱ストレスがかからな
い状態ではアスペクト比が平均値50より大きくてもア
ンカー効果はあるが、熱ストレスを与えると、マトリッ
クスであるアルミニウムまたはアルミニウム合金との間
で熱ストレスによる界面剥離が生じてアンカー効果が得
られなくなるものである。
0−6/℃であるのに対して、アルミニウムの熱膨張係
数は24×10−6/℃であり、その差が大きくので、
熱ストレスを繰り返し与えると炭素繊維とマトリックス
の界面で大きなストレスが発生する。炭素繊維のアスペ
クト比が平均値50より大きいと、一本の炭素繊維に対
するアルミニウムまたはアルミニウム合金との界面が長
いので、熱ストレスによる界面剥離が生じてアンカー効
果が得られなくなるものである。また、アスペクト比が
平均値50以下の複合体を得ようとする場合は、炭素繊
維は余り折損しない。複合化後のアスペクト比を平均値
50より大きくしようとすると、複合時に炭素繊維の折
損が著しく、所定のアスペクト比で体積充填率を得るこ
とができない。好ましくは、炭素繊維のアスペクト比は
平均値で40〜45である。
は、体積充填率が20未満では充分なアンカー効果がな
く充分な熱膨張特性が得られない。また体積充填率が3
5%を越えると複合時に炭素繊維の折損量が多くなる。
また繊維成形体を得ることも困難になる。
Siを12〜25重量%含むアルミニウム合金が適当で
ある。このアルミニウム合金では、Siが12重量%よ
り少なければ、マトリックスの熱膨張係数と炭素繊維の
熱膨張係数の差が大きく、炭素繊維とマトリックスとの
界面でのストレスが大きくなり十分なアンカー効果を得
ることができない。またSiが25%重量%を越える
と、初晶Siが増大し加工性が悪くなり、また複合時に
おいてもマトリックスの融点が高く、含浸性が劣化し複
合体の割れ、潰れなどの複合欠陥が生じることになる。
合材料の熱膨張を抑制しようとする方向に配向している
ことが好ましい。炭素繊維が複合材料の熱膨張を抑制し
ようとする方向に配向していることにより、アスペクト
比を平均値30〜50にすることによるアンカー効果を
より有効に発現することができる。
ラファイト質および/またはグラファイト質に近い構造
のものが好ましい。本発明においては、炭素繊維のアス
ペクト比を平均値30〜50に、かつ体積充填率を20
〜35%にすることにより、熱ストレスによる界面剥離
が生じることなくアンカー効果が得られ、熱ストレスを
与えても特性の劣化が生じることなく熱膨張特性、熱伝
導特性を維持できるものであるが、炭素繊維として、グ
ラファイト質かグラファイ質に近い構造のものを用いる
ことで、複合化後より充分な界面特性が得られる。これ
はマトリックスであるアルミニウムまたはアルミニウム
合金との間にAl3C4などの化合物が生じることがな
く、熱ストレスによる界面剥離などが生じないためであ
り、より信頼性の高い複合材料を得ることができる。
を形成して用いることができるが、金属メッキを施す際
には、複合材料の表面に露出した炭素繊維を包含した状
態で金属メッキ層を形成する。この複合材料の表面に露
出させた炭素繊維は、その内の50%以上の炭素繊維
が、繊維長の1/3〜2/3をメッキ層中に包含される
ものであることが好ましい。これにより熱ストレスに対
して複合材料とメッキ部との充分な密着性と信頼性を得
ることができる。メッキ層中に包含される炭素繊維の長
さが2/3より大きい場合は、強い熱ストレスにおいて
複合材中のマトリックスとの密着性とアンカー効果を得
ることができず、充分な密着性と信頼性を得ることがで
きない。1/3より小さい場合は、メッキ部との密着性
とアンカー効果を得ることができず、十分な密着性と信
頼性を得ることができない。
ミニウム基複合材の製法の例を示すと、アスペクト比の
平均値が30〜50の炭素繊維を用い、バインダー例え
ば無機バインダーを主成分とする水溶液に撹拌してスラ
リー状にし、このスラリーを金型に入れて金型底部より
真空脱水を行い、体積充填率20〜35%の炭素繊維成
形体に形成する。次いで、炭素繊維成形体に乾燥、予熱
を行い、所定のキャビティの鋳造金型に設置し、溶湯鍛
造法による加圧鋳造装置で製造するものである。
す際の例を示すと、作製した複合材料をアルカリ溶液で
表面の脱脂及び表面改質を行い、複合材料の表面に炭素
繊維を露出させる。露出させる炭素繊維は、その内の5
0%以上の炭素繊維が繊維長の1/3〜2/3を露出さ
せるようにする。そして炭素繊維を露出させた複合材料
の表面にメッキ処理を行い、メッキ層中に繊維長の1/
3〜2/3を包含される。これを図1で示すと、アルミ
ニウムまたはアルミニウム合金のマトリックス(3)に
炭素繊維(4)を分散させたアルミニウム基複合材料
(1)の表面に炭素繊維(5)を露出させ、メッキ層
(2)を施すものである。
基複合材料は、半導体デバイスを搭載する基板として適
するもので、本発明の複合材料を半導体デバイス等を搭
載する基板とし、その上にハンダ付け性に優れた金属層
をメッキ等により設けることにより、デバイス実装基板
との界面に割れ、剥離が発生するおそれの少ない信頼性
の高い半導体装置を得ることができる。
る。分散材として炭素繊維(繊維径10μm)を用い、
種々のアスペクト比の炭素繊維で炭素繊維成形体を作製
した。作製は上記炭素繊維を無機バインダーを主成分と
する水溶液に撹拌してスラリーとし、次いでこのスラリ
ーを金型に入れて金型底部より真空脱水を行い、体積充
填率25%として寸法100mm×100mm×20m
mの繊維成形体を得た。なお、アスペクト比が50より
大きい炭素繊維を用いた場合は、繊維の折損が著しく、
体積充填率25%を得ることができなかった。この際
に、炭素繊維は吸引脱水のために脱水時の抵抗から、炭
素繊維長手が面方向に配向しているものである。また、
表の炭素繊維のアスペクト比は、n=100以上におけ
る平均値であり、複合材料についての測定値である。即
ち100以上の炭素繊維のアスペクト比の平均した値が
30〜50であるというものである。
炉にて700℃に加熱し、炉内雰囲気はアルゴン雰囲気
で予熱を行った。次いで炭素繊維成形体と同形状のキャ
ビティを有し、250℃に予熱した鋳造金型に、予熱炉
から取り出した炭素繊維成形体を設置した。そして、溶
湯鍛造法による加圧鋳造装置で型締め後、750℃のA
l−Si20%合金溶湯を射出速度10cm/secで
鋳込み、鋳込み後1000atmの圧力で1min加圧
保持後、凝固させた。これにより、面方向において金属
マトリックス中に炭素繊維が配向、分散した複合材料を
作製した。
撃試験を行った。試験条件は200℃の加熱雰囲気と−
30℃の冷却雰囲気を用意して、交互に投げ込む操作を
500回行なった後熱特性の評価を行った。それを表1
に示す。表1から明らかなように、本発明の実施例の炭
素繊維のアスペクト比が平均値30〜50のものは、熱
膨張係数、熱伝導率、シャルピー衝撃値のいずれの値
も、試験前と試験後(熱ストレスを与えた後)で変わら
ず、熱ストレスを与えても特性劣化がなく、低い熱膨張
係数と高い熱伝導率を維持したものであることがわか
る。これに対して、比較例の炭素繊維のアスペクト比が
平均値10〜25のものは、試験後(熱ストレスを与え
た後)に熱膨張係数、熱伝導率、シャルピー衝撃値が、
劣化しているものである。以上から本発明のものは、良
好な特性が得られていることが確認された。
る。上述した実施例1と同様に炭素繊維成形体を作製
し、Al合金中のSi量をそれぞれ変えて含浸複合化を
行った。複合化条件は実施例1と同様である。このとき
の炭素繊維(φ10μm)のアスペクト比は35のもの
を使用し、体積充填率は25%とした。これら複合材料
に熱ストレスを与える熱衝撃試験を行った。試験条件は
200℃の加熱雰囲気と−30℃の冷却雰囲気を用意し
て、交互に投げ込む操作を500回行なった後、熱特性
の評価を行った。それを表2に示す。
は、低い熱膨張係数と高い熱伝導率を維持しているもの
であり、良好な特性が得られていることが確認された。
特にSiが12〜25重量%含まれているアルミニウム
合金のマトリックスのものは、熱膨張係数、熱伝導率、
シャルピー衝撃値のいずれの値も、試験前と試験後で変
わら、熱ストレスを与えても特性劣化がなく、低い熱膨
張係数と高い熱伝導率を維持したものであることがわか
る。
る。上述した実施例1と同様に炭素繊維成形体を作製
し、Si20重量%を含むアルミニウム合金で含浸複合
化を行った。複合化条件は実施例1と同様である。この
ときの炭素繊維(φ=10μm)のアスペクト比は30
のものを使用し、体積充填率は25%とした。
リ溶液(水酸化ナトリウム)で50℃で各時間にて表面
の脱脂及び表面改質を行い、各露出繊維長になるように
併せて行った。更にジンケート処理にてZnの下地を1
〜2μm施した。この上にNiメッキ処理を常温、4A
/cm2の電流密度の条件で行い、複合材料表面に厚み
200μmのNiメッキ層を施した(この場合、繊維は
メッキ面に対して完全な垂直方向の配向はなく、メッキ
面から30゜以下の傾きで配向している。
撃試験を行った。試験条件は200℃の加熱雰囲気と−
30℃の冷却雰囲気を用意して、交互に投げ込み、メッ
キ層と複合材料との剥離が発生するまでの回数で評価を
行った。剥離の確認はメッキ処理した複合板材断面を光
学顕微鏡にて確認した。その結果を表3に示す。表3か
ら明らかなように、本発明の実施例の全繊維長に対する
メッキ部包含繊維の割合が、1/3、1.5/3、1.
7/3、2/3のものは、剥離発生迄の回数が、いずれ
も800回以上であり、複合材料とメッキ部とが充分に
密着されていることがわかる。これに対して、比較例の
全繊維長に対するメッキ部包含繊維の割合が、0.5/
3、0.7/3、2.5/3のものは、剥離発生迄の回
数が、360回以下であり、メッキ部の密着が悪いもの
であった。以上から本発明のものは、良好な特性が得ら
れていることが確認された。
金属マトリックスとしてアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金を用いて炭素繊維を分散させ、炭素繊維のアスペ
クト比が平均値30〜50で、かつ炭素繊維の体積充填
率が20〜35%であることにより、炭素繊維とアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金マトリックスの間でアン
カー効果が生じ、熱ストレスを与えても特性の劣化が生
じることなく熱膨張特性、熱伝導特性を維持でき、また
同時に靭性も向上したものである、という効果を有す
る。これを半導体デバイスを搭載する基板とし、その上
にハンダ付け特性の高い金属層を設けることにより、デ
バイス実装基板との界面に割れ、剥離が発生するおそれ
の少ない信頼性の高い半導体装置を得ることができ、製
造コストの低い装置を提供することができるという効果
を奏するものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 炭素繊維をアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金のマトリックスに分散したアルミニウム基複合
材料において、前記炭素繊維のアスペクト比が平均値3
0〜50であり、かつ体積充填率が20〜35%である
ことを特徴とする炭素繊維を分散したアルミニウム基複
合材料。 - 【請求項2】 マトリックスとしてのアルミニウム合金
が、Siを12〜25重量%含むアルミニウム合金であ
ることを特徴とする請求項1記載の炭素繊維を分散した
アルミニウム基複合材料。 - 【請求項3】 アルミニウムまたはアルミニウム合金の
マトリックスに分散している炭素繊維が、複合材料の熱
膨張を抑制しようとする方向に配向していることを特徴
とする請求項1または2記載の炭素繊維を分散したアル
ミニウム基複合材料。 - 【請求項4】 アルミニウムまたはアルミニウム合金の
マトリックスに分散している炭素繊維が、グラファイト
質および/またはグラファイト質に近い構造のものであ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炭
素繊維を分散したアルミニウム基複合材料。 - 【請求項5】 複合材料は、その表面に露出した炭素繊
維を包含した状態で金属メッキ層が形成されたものであ
り、前記複合材料の表面に露出した炭素繊維の内の50
%以上の炭素繊維が、繊維長さの1/3〜2/3をメッ
キ層中に包含されるものであることを特徴とする請求項
1〜4のいずれかに記載の炭素繊維を分散したアルミニ
ウム基複合材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02042498A JP4190608B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02042498A JP4190608B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11199949A true JPH11199949A (ja) | 1999-07-27 |
JP4190608B2 JP4190608B2 (ja) | 2008-12-03 |
Family
ID=12026667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02042498A Expired - Lifetime JP4190608B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 炭素繊維を分散したアルミニウム基複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4190608B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7291381B2 (en) | 2002-04-10 | 2007-11-06 | Polymatech Co., Ltd. | Thermally conductive formed article and method of manufacturing the same |
CN109304452A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-05 | 罗源县白塔乡企业服务中心 | 一种铜铝双金属复合材料的制备方法 |
CN109402534A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-01 | 大连大学 | 利用原子堆积理论和低压加压法制备颗粒与纤维强化Al基合金复合材料的方法 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP02042498A patent/JP4190608B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7291381B2 (en) | 2002-04-10 | 2007-11-06 | Polymatech Co., Ltd. | Thermally conductive formed article and method of manufacturing the same |
CN109304452A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-05 | 罗源县白塔乡企业服务中心 | 一种铜铝双金属复合材料的制备方法 |
CN109402534A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-01 | 大连大学 | 利用原子堆积理论和低压加压法制备颗粒与纤维强化Al基合金复合材料的方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4190608B2 (ja) | 2008-12-03 |
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