JPH11199488A - 抗腫瘍薬のリポソーム化製剤 - Google Patents
抗腫瘍薬のリポソーム化製剤Info
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- JPH11199488A JPH11199488A JP273998A JP273998A JPH11199488A JP H11199488 A JPH11199488 A JP H11199488A JP 273998 A JP273998 A JP 273998A JP 273998 A JP273998 A JP 273998A JP H11199488 A JPH11199488 A JP H11199488A
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Abstract
ルフォスファチジル−2´−C−シアノ−2´−デオキ
シ−β−D−アラビノフラノシルシトシンを含有するリ
ポソーム化製剤を提供する。 【解決手段】5´−ジアシルフォスファチジル−2´−
C−シアノ−2´−デオキシ−β−D−アラビノフラノ
シルシトシンを有効成分として含有し、リポソーム構成
成分としてコレステロール、ジパルミトイルホスファチ
ジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルグリセロー
ル、パルミチルグルクロニドから選択される脂質を含有
するリポソーム化製剤。
Description
イルフォスファチジル−2´−C−シアノ−2´−デオ
キシ−1−β−D−アラビノフラノシルシトシンを効率
的に腫瘍組織に蓄積させることにより抗腫瘍活性を増大
させたリポソーム化製剤に関する。
´−C−シアノ−2´−デオキシ−1−β−D−アラビ
ノフラノシルシトシン(以下CNDAC)およびそのN4−ア
シル又は5´-ジアシルフォスファチジル誘導体は優れ
た抗腫瘍活性を有する(特開平4−235182号、特
開平5−194497号、特開平7−179491号参
照。)。しかし、経口投与や溶液の注射などの従来汎用
されてきた方法にて抗癌薬を投与すると一般的に全身へ
と分布し、投与した抗癌薬物の内のごく一部しか腫瘍組
織には到達しないことになり、目的とする制癌効果を効
率的に発現することが困難となる。同時に、多くの抗癌
薬はその殺細胞効果が癌細胞だけではなく正常細胞にも
働き得る。よって従来の方法による投与からは、造血組
織や消化管内皮などの細胞の増殖の盛んな正常組織に副
作用が発現することが多かった。また、この状況はCNDA
Cおよびその誘導体についても基本的には同様である。
血管より物質透過性が高いため、高分子量の化合物やリ
ポソーム等の微粒子を血管内に巡らせることができれ
ば、それらは該組織にのみ選択的に漏出することが知ら
れている(Y. Matsumuraら、Cancer Res. 46, 6387-639
2(1986)/D. D. Lasic とF. Martin(編)、「Stealt
h Liposomes」、CRC Press、pp119-126(1995)参
照。)。また、腫瘍部位においてはリンパ組織が未発達
であるため、漏出したこれらの物質は組織から排出され
にくい。(Y. Matsumuraら、Cancer Res. 46, 6387-639
2(1986)参照。)。従って、高分子や微粒子に薬物を
担持させて血流中を巡らせることが出来れば腫瘍組織へ
薬物を選択的に集積させることが可能となる。その結
果、制癌効果の効率的な発現と、正常組織での副作用が
抑制されることが期待される。
異なる種々の化合物を包含することができ、表面物性や
サイズ等の制御により高い血中滞留性が得られる、等の
点から、薬物のキャリヤーとしてしばしば利用される
(D.D.Lasic、「Liposomes: from basic to applicatio
ns」、Elsevier Science Publishers、pp.261-471(199
3)参照。)。しかしながら、実際上単位脂質量当たり
に包含される薬物量が少量に限られ実用的でないなどの
問題点があり、これまで抗腫瘍剤としてはドキソルビシ
ンのリポソーム化製剤等の数少ない成功例しかない(D.
D. Lasic、Nature 380、561-562(1996)参照)。すな
わち脂溶性薬物の場合、通常では包含可能な薬物は全脂
質モル数に対し3mol%程度が限界であり(Moriら、
Pharm. Res. 10、507-514(1993)参照。)、治療上必
要な量が投与できず実用化された例はない。また一方水
溶性薬物の場合には、リポソーム調製のために使用した
全薬物量のうち実際にリポソームに含有させることので
きる割合が通常高々50%程度であることから、実用的
には大きな問題が存在するといえる( D.D.Lasic、「Li
posomes: from basic to applications」、Elsevier Sc
ience Publishers、pp.63-107(1993)参照)。上記の
ドキソルビシンは水溶性の薬物であるが、リモートロー
ディングという包含操作が可能な特殊な物性を有するた
め(Tardiら、J. Drug Targeting、4(3)、129-140 (199
6)参照)使用した薬物のうちのリポソームへ包含される
割合を高くすることができる。
るいはその誘導体を静脈内投与することにより効率的に
腫瘍組織へ蓄積させ抗腫瘍効果が効率的に発揮できる製
剤が求められていた。
ファチジル誘導体はリポソームに極めて包含されやす
く、該誘導体単独でもリポソームの形成が可能であるこ
とを見出すとともに、該リポソーム化製剤を静脈内投与
することによりCNDAC誘導体を腫瘍組織へ選択的に
蓄積させ、副作用の少ない優れた抗腫瘍効果が得られる
ことを見出し本発明を完成した。
す。]で表わされる化合物を有効成分として含有するリ
ポソーム化製剤、(2) (1)に記載されたリポソー
ム化製剤において、リポソーム構成脂質としてパルミチ
ルグルクロニド(PGlcUA)を含有することを特徴
とするリポソーム化製剤、(3) (1)に記載された
リポソーム化製剤において、リポソーム構成脂質として
コレステロール、ジパルミトイルホスファチジルコリン
(DPPC)、ジパルミトイルホスファチジルグリセロ
ール(DPPG)、パルミチルグルクロニド(PGlc
UA)から選択される脂質を含有することを特徴とする
リポソーム化製剤、(4) (1)に記載されたリポソ
ーム化製剤において、リポソーム構成脂質が化合物
(I)のみであることを特徴とするリポソーム化製剤、
(5) (1)に記載されたリポソーム化製剤におい
て、リポソーム構成脂質が化合物(I)、コレステロー
ル、ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)
およびジパルミトイルホスファチジルグリセロール(D
PPG)であることを特徴とするリポソーム化製剤、
(6) (1)に記載されたリポソーム化製剤におい
て、リポソーム構成脂質が化合物(I)、コレステロー
ル、ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)
およびパルミチルグルクロニド(PGlcUA)である
ことを特徴とするリポソーム化製剤、からなる。
業者周知の通り(D.D.Lasic、「liposomes: from basic
to applications」、Elsevier Science Publishers、p
p.1-171(1993)参照。)、疎水部分をお互いに内側に
向けた2分子膜状に集合した脂質および内部の水相から
構成される閉鎖小胞を意味する。
包含させたリポソームの水中分散型製剤を意味し、該薬
物はリポソームを構成する膜状に集合した脂質相に包含
されていてもよくリポソーム内部の水相に包含されてい
てもよい。
(「体積平均粒子径」)としては、静脈内投与後の血中
滞留性および/または腫瘍組織への集積性が高い50乃
至400nmが望ましく、より好適には50乃至200
nmである(A.L.Klibanovら、Biochim. Biophys. Acta
1062, 142-148(1991)及びD.D.Lasic、「liposomes:
from basic to applications」、Elsevier Science Pub
lishers、pp.261-471(1993)参照)。リポソームの
「体積平均粒子径」は、動的光散乱法等の原理に基づき
求めることができる(D.D.Lasic、「liposomes: from b
asic to applications」、Elsevier Science Publisher
s、pp.1-171(1993)参照)。
としては、コレステロール、ジパルミトイルホスファチ
ジルコリン(DPPC)、ジパルミトイルホスファチジ
ルグリセロール(DPPG)、パルミチルグルクロニド
(PGlcUA)を挙げることができ、上記から選択さ
れる任意の脂質を任意の割合で混合して使用することが
できる。
して、α−トコフェロール等の添加物を脂質構成成分と
して使用することができる。
る化合物(I)は分子内に脂溶性部分と親水性部分を有
するので、化合物(I)自体が脂質として働きリポソー
ムを構成することができる。さらに、化合物(I)単独
でリポソームを構成することもできる。
塩として使用することができ、そのような塩としては、
好適にはナトリウム塩、カリウム塩のようなアルカリ金
属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩のようなアルカリ
土類金属塩等の金属塩、及びグアニジン塩、トリエチル
アミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩のような有機塩基
を挙げることができる。また、化合物(I)は水和物と
して使用することもできる。
常、塩化ナトリウム水溶液、緩衝液(リン酸緩衝液、酢
酸緩衝液等)、単糖類もしくは二糖類の水溶液(グルコ
ース水溶液、トレハロース水溶液等)を使用することが
できる。
物(I)および脂質の好適な組成は以下のとおりであ
る。
イルホスファチジルコリン(DPPC)、ジパルミトイ
ルホスファチジルグリセロール(DPPG) 配合比は特に制限されないが、2/2/2/1(モル
比)が好ましい。
ル、ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPP
C)、パルミチルグルクロニド(PGlcUA) 配合比は特に制限されないが、2/2/2/1(モル
比)が好ましい。
(D.D.Lasic、「liposomes: from basic toapplication
s」、Elsevier Science Publishers、pp.1-171(1993)
参照。)に従い製造し、サイズを調節することができ
る。すなわち、上記で選ばれた脂質および塩化ナトリウ
ム水溶液、緩衝液、グルコース水溶液等を用い、薄膜
法、逆相蒸発法、エタノール注入法、エーテル注入法、
脱水−再水和法等により製造でき、超音波照射法、凍結
融解後の超音波照射法、エクストルージョン法、フレン
チプレス法、ホモジナイゼーション法等の方法によりサ
イズが調節できる。本発明においても、これらの方法に
従いリポソームを製造し、必要に応じてリポソームのサ
イズを調節する。
造時における薬物の配合量のほか、製造後に超遠心分離
等の濃縮工程または塩化ナトリウム水溶液等による希釈
工程を挿入することにより適宜調節することができる。
本発明のリポソーム化製剤の場合、1乃至200mg/
mLの化合物(I)を包含するように薬物濃度を調節す
ることができる。
は、該化合物を脂質の1成分とみなして他の脂質と混合
しリポソームを製造することにより、リポソームに包含
させることができる(D.D.Lasic、「liposomes: from b
asic to applications」、Elsevier Science Publisher
s、pp.261-471(1993)参照。)。或は、化合物(I)
自体が脂質として働きリポソームを構成することもでき
る。
含されているか、あるいはリポソームから独立して凝集
塊を形成し分散しているか、厳密に判断することは困難
であるが、エクストルージョンの可否およびエクストル
ージョン後の化合物の回収率から推定することができ
る。すなわち、エクストルージョン法によるサイズ調節
時には、分散液が50乃至400nm程度の細孔を通過
するが、脂溶性薬物の凝集塊はこの細孔を通過すること
ができず目詰まりを起こしエクストルージョンが不可能
となる(Moriら、Pharm. Res. 10、507-514(1993)参
照。)。
て使用する場合、その投与量は、症状、年齢、および、
製剤中に含有される有効成分(化合物(I))の量によ
って異なるが、例えば、成人に対して1日あたり、化合
物(I)として0.1mg(好適には1mg)乃至20
00mg(好適には500mg)に相当する製剤を1回
または数回にわけて静脈内または直接腫瘍組織に投与す
ることができる。また、治療に最適な化合物(I)の有
効量を維持するために、連続的に投与することもでき
る。
らに詳細に説明する。なお、本製剤の有効成分である化
合物(I)の製造は特開平7−179491号記載の方
法に従った。
ポソームの製造 5´−(1、2−ジパルミトイル−sn−グリセロ−3−
ホスホ)−2´−C−シアノ−2´−デオキシ−β−D
−アラビノフラノシルシトシン(化合物(I)、特開平
7−179491号の実施例1の化合物)、ジパルミト
イルホスファチジルコリン(DPPC)、コレステロー
ル、ジパルミトイルホスファチジルグリセロール(DP
PG)、パルミチルグルクロニド(PGlcUA)、およびpH
7.4リン酸緩衝生理食塩液を使用し、Banghamら(J. Mo
l. Biol. 8、660-668(1964)参照。)の方法によりリ
ポソームの粗分散液を得た。すなわち、下記処方の脂質
をナス型フラスコに入れ、適量のクロロホルムを加え
た。減圧下、クロロホルムを留去し、ナス型フラスコの
底に脂質薄膜を形成させ、リン酸緩衝生理食塩液で水和
させた後、凍結融解を3回行なった。
0分間超音波処理を行なった。さらにエクストルーダー
を用いて、上に400nmと下に200nmのポリカーボネ
ート膜を重ねて3回、100nmの膜を3回通すことによ
り粒径の制御を行った。
比(モル比)を示す。それぞれ化合物(I)濃度が6.
37mMとなるように製造した。
溶化 医薬品添加物として静脈内投与可能な中性界面活性剤で
あるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60により化合物
(I)の水溶液中への溶解性改善を試みたが、化合物
(I)を1mg/mL可溶化するのに必要なポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油の濃度は、50mg/mL以上と
極めて高かった。
る濃度の化合物(I)を、毒性が問題にならない量の界
面活性剤にて可溶化することが不可能であることがわか
った。
への包含性 (1)実施例1の処方例1で使用した成分は化合物
(I)のみである。これを実施例1に記載の方法で処理
したときに、エクストルージョン操作は容易に実施でき
た。もし化合物(I)がリポソームの形態をとらず単な
る分散懸濁塊を構成しているとすると孔径100nmの
膜を通過させることは極めて困難であることから、処方
1にて化合物(I)はリポソームになっていると考えら
れた。
にて調製されたリポソームを遠心分離にて回収し、これ
に界面活性剤還元型トライトンX100を1%になるよ
うに添加してリポソームを破壊し可溶化した。この液の
0.1規定塩酸中での280nmにおける紫外線吸光度
を分光光度計を用いて測定し化合物(I)濃度を決定し
た。その結果、リポソーム調製操作時に配合した化合物
(I)の全量がリポソーム中に回収されていることが分
かった。すなわち、処方例1、2および3における化合
物(I)のリポソームへの組み込み率は100%であっ
た。
果の検討 実験動物として雄性のBALB/cマウスの5週齢(日本S
LC)のものを用いた。Meth A sarcomaの1×106cel
ls/mouseをマウスの左腹側部に皮下移植し胆癌マウス
を得た。Meth A sarcoma移植後6日、10日、14日後
の胆癌マウスに実施例1の処方例1乃至3に示した各製
剤をそれぞれ0.2ml/mouse/day尾静脈内
投与した。この際の化合物(I)の投与量は1日あたり
マウスの体重1kg当たり50mgとした。また対照群
のマウスには製剤とほぼ同じ体積の生理食塩液を尾静脈
内投与した。抗腫瘍効果の観測として、移植6日後から
腫瘍の増殖、副作用として体重変化、及び生存日数を調
べた。なお、腫瘍の容積はその短径および長径の積より
求めたが、これより算出される腫瘍容積は腫瘍を摘出し
て実測する腫瘍重量と極めて高い相関性を示すことが明
らかとなっている。なお、各投与群には12匹の胆癌マ
ウスを用いて実験を行なった。
曲線を図2に示した。
3の化合物(I)含有リポソーム製剤の投与により生理
食塩液投与群に比べ腫瘍の増殖が抑えられたことが分か
る。図2からは、処方例1、2および3の化合物(I)
含有リポソーム製剤の投与によって生理食塩液投与群に
比べて生存曲線は延命の方向にシフトしたことが分か
る。
る顕著な抗腫瘍効果が示された。なかでも処方例3のPG
lcUA配合処方(グルクロン酸修飾リポソーム)は血中滞
留性が高く、腫瘍組織への移行集積性が特に優れ、最高
の抗腫瘍効果を示した。グルクロン酸修飾により、リポ
ソームの細網内皮系(RES)による捕獲が回避された
ためと考えられる。
たが、実施例1の各処方投与時に一過性に減少が見られ
たもののその後速やかに回復したことより、これらのリ
ポソーム製剤の毒性は弱いことが示された。
パルミトイルフォスファチジル誘導体である化合物
(I)を高濃度に包含するリポソーム化製剤が得られ
た。
化製剤は、化合物(I)の静脈内投与を可能とし、化合
物(I)を効率的に腫瘍組織に送達し蓄積させることを
可能とする製剤として有用性が高い。なかでもグルクロ
ン酸で修飾された脂質(PGlcUA)をリポソーム構
成成分として配合することにより、化合物(I)の血中
滞留性を高め、腫瘍組織へ選択的に送達し蓄積させるこ
とが可能となり、その結果として、副作用が少なく、か
つ、優れた抗腫瘍効果を有する有用な製剤を得ることが
できた。
Claims (6)
- 【請求項1】式 【化1】 [式中、R1及びR2はパルミトイル基を示す。]で表わ
される化合物を有効成分として含有するリポソーム化製
剤。 - 【請求項2】請求項1に記載されたリポソーム化製剤に
おいて、リポソーム構成脂質としてパルミチルグルクロ
ニド(PGlcUA)を含有することを特徴とするリポ
ソーム化製剤。 - 【請求項3】請求項1に記載されたリポソーム化製剤に
おいて、リポソーム構成脂質としてコレステロール、ジ
パルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)、ジパ
ルミトイルホスファチジルグリセロール(DPPG)、
パルミチルグルクロニド(PGlcUA)から選択され
る脂質を含有することを特徴とするリポソーム化製剤。 - 【請求項4】請求項1に記載されたリポソーム化製剤に
おいて、リポソーム構成脂質が化合物(I)のみである
ことを特徴とするリポソーム化製剤。 - 【請求項5】請求項1に記載されたリポソーム化製剤に
おいて、リポソーム構成脂質が化合物(I)、コレステ
ロール、ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPP
C)およびジパルミトイルホスファチジルグリセロール
(DPPG)であることを特徴とするリポソーム化製
剤。 - 【請求項6】請求項1に記載されたリポソーム化製剤に
おいて、リポソーム構成脂質が化合物(I)、コレステ
ロール、ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPP
C)およびパルミチルグルクロニド(PGlcUA)で
あることを特徴とするリポソーム化製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP273998A JPH11199488A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 抗腫瘍薬のリポソーム化製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP273998A JPH11199488A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 抗腫瘍薬のリポソーム化製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11199488A true JPH11199488A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11537722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP273998A Pending JPH11199488A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 抗腫瘍薬のリポソーム化製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11199488A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002034252A1 (fr) * | 2000-10-26 | 2002-05-02 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Composition medicamenteuse contenant un compose dipeptidyl aldehyde |
WO2003070220A1 (de) * | 2002-02-19 | 2003-08-28 | Novosom Ag | Ph sensitiv kationische lipide, lipsomen und nanokapseln, die diese umfassen |
JP2004503491A (ja) * | 2000-06-09 | 2004-02-05 | オーエスアイ・ファーマスーティカルズ・インコーポレーテッド | ベンゾキナゾリンチミジル酸シンターゼ阻害剤のリポソーム製剤 |
WO2005053643A1 (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-16 | Mitsubishi Pharma Corporation | リポソーム |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP273998A patent/JPH11199488A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8192753B2 (en) | 2002-02-19 | 2012-06-05 | Marina Biotech, Inc. | pH-sensitive cationic lipids, and liposomes and nanocapsules containing the same |
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