JPH11198730A - 車両用物品キャリヤ - Google Patents
車両用物品キャリヤInfo
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- JPH11198730A JPH11198730A JP10308495A JP30849598A JPH11198730A JP H11198730 A JPH11198730 A JP H11198730A JP 10308495 A JP10308495 A JP 10308495A JP 30849598 A JP30849598 A JP 30849598A JP H11198730 A JPH11198730 A JP H11198730A
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- Japan
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- cam
- housing
- slats
- cam member
- bore
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/04—Carriers associated with vehicle roof
- B60R9/058—Carriers associated with vehicle roof characterised by releasable attaching means between carrier and roof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/04—Carriers associated with vehicle roof
- B60R9/045—Carriers being adjustable or transformable, e.g. expansible, collapsible
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一対のスラット上に配置された一対のブラケ
ット部材を持つ車輛用物品キャリヤを提供する。 【解決手段】 ブラケット部材１８は、これらのブラケ
ット部材の各々をその関連したスラット１６に対して係
止された位置及び係止解除された位置に迅速に且つ容易
に配置できるようにカム機構と協働する回転自在の作動
部材５８を含む。各ブラケット部材は、作動部材のねじ
山を備えたシャフト６２と螺合するカム部材４０を含
む。係止部材４６は、更に、カム部材と作動的に係合し
ており、オペレータが作動部材を廻すと、カム部材の移
動により係止位置と係止解除位置との間で移動する。本
装置は、独立した構成部品の数が限られており、構成部
品の大部分が、雨、氷、雪、等に露呈されないようにブ
ラケット部材のハウジング２６内に配置されている。従
って、ブラケット部材は、夫々のスラットに対して係止
及び係止解除を迅速に且つ容易に行うことができ、ブラ
ケット部材に固定された横バー２０、２２をスラットに
沿って迅速に且つ容易に再位置決めできる。
ット部材を持つ車輛用物品キャリヤを提供する。 【解決手段】 ブラケット部材１８は、これらのブラケ
ット部材の各々をその関連したスラット１６に対して係
止された位置及び係止解除された位置に迅速に且つ容易
に配置できるようにカム機構と協働する回転自在の作動
部材５８を含む。各ブラケット部材は、作動部材のねじ
山を備えたシャフト６２と螺合するカム部材４０を含
む。係止部材４６は、更に、カム部材と作動的に係合し
ており、オペレータが作動部材を廻すと、カム部材の移
動により係止位置と係止解除位置との間で移動する。本
装置は、独立した構成部品の数が限られており、構成部
品の大部分が、雨、氷、雪、等に露呈されないようにブ
ラケット部材のハウジング２６内に配置されている。従
って、ブラケット部材は、夫々のスラットに対して係止
及び係止解除を迅速に且つ容易に行うことができ、ブラ
ケット部材に固定された横バー２０、２２をスラットに
沿って迅速に且つ容易に再位置決めできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車輛用物品キャリヤ
に関し、更に詳細には、一対のブラケット部材を持つ車
輛用物品キャリヤに関する。各ブラケット部材は、回転
自在の作動部材、及びこの回転自在の作動部材を作動す
ることによって、車輛のボディ外面に配置された一対の
スラットに対し、ブラケット部材を係止したり係止解除
するため内部に配置されたカム部材を含む。
に関し、更に詳細には、一対のブラケット部材を持つ車
輛用物品キャリヤに関する。各ブラケット部材は、回転
自在の作動部材、及びこの回転自在の作動部材を作動す
ることによって、車輛のボディ外面に配置された一対の
スラットに対し、ブラケット部材を係止したり係止解除
するため内部に配置されたカム部材を含む。
【０００２】
【従来の技術】車輛用物品キャリヤは、様々な用途で、
物品を車輛のボディ外面の上方に固定するために使用さ
れている。このような車輛用物品キャリヤは、多くの場
合、横バーの両端に固定された一対のブラケット部材を
含む。ブラケット部材は、代表的には、一対のスラット
上に取り付けられる。場合によっては、ブラケット部材
は、横バー及び対をなしたブラケット部材を必要に応じ
てスラットに沿って再位置決めできるように、スラット
と取り外し自在に係合できるのがよい。車輛用物品キャ
リヤのブラケット部材で使用するための様々な形態の係
止装置が開発されてきたが、これらの係止装置は、多く
の場合、比較的多数の構成部品でできていた。更に、従
来開発された係止装置は、多くの場合、製造に費用がか
かり及び／又は組み立てが複雑であった。更に、従来開
発された係止装置には、このような係止機構の作動の邪
魔になるものがあった。
物品を車輛のボディ外面の上方に固定するために使用さ
れている。このような車輛用物品キャリヤは、多くの場
合、横バーの両端に固定された一対のブラケット部材を
含む。ブラケット部材は、代表的には、一対のスラット
上に取り付けられる。場合によっては、ブラケット部材
は、横バー及び対をなしたブラケット部材を必要に応じ
てスラットに沿って再位置決めできるように、スラット
と取り外し自在に係合できるのがよい。車輛用物品キャ
リヤのブラケット部材で使用するための様々な形態の係
止装置が開発されてきたが、これらの係止装置は、多く
の場合、比較的多数の構成部品でできていた。更に、従
来開発された係止装置は、多くの場合、製造に費用がか
かり及び／又は組み立てが複雑であった。更に、従来開
発された係止装置には、このような係止機構の作動の邪
魔になるものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、オペレータ
が、ブラケット部材を支持するスラットに対し、係止位
置及び係止解除位置に容易に配置できる、車輛用物品キ
ャリヤのブラケット部材用の係止機構が必要とされてい
る。更に、構成部品の数が限られており、組み立てがは
るかに容易であり、横バーを必要に応じて迅速に且つ容
易に再位置決めできるように使用者がブラケット部材を
夫々のスラットに対して迅速に且つ容易に緩めることが
できる、車輛用物品キャリヤが必要とされている。
が、ブラケット部材を支持するスラットに対し、係止位
置及び係止解除位置に容易に配置できる、車輛用物品キ
ャリヤのブラケット部材用の係止機構が必要とされてい
る。更に、構成部品の数が限られており、組み立てがは
るかに容易であり、横バーを必要に応じて迅速に且つ容
易に再位置決めできるように使用者がブラケット部材を
夫々のスラットに対して迅速に且つ容易に緩めることが
できる、車輛用物品キャリヤが必要とされている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の目的及び他の目的
は、本発明の好ましい実施例による車輛用物品キャリヤ
によって提供される。一つの好ましい実施例では、本発
明の車輛用物品キャリヤは、車輛のボディ外面に固定さ
れるようになった一対のスラットを含む。一対のブラケ
ット部材がスラット上に摺動自在に配置されている。横
バーの二つの外端がブラケット部材に連結されており、
これらの横バーは、車輛のボディ外面の上方にブラケッ
ト部材によって支持される。
は、本発明の好ましい実施例による車輛用物品キャリヤ
によって提供される。一つの好ましい実施例では、本発
明の車輛用物品キャリヤは、車輛のボディ外面に固定さ
れるようになった一対のスラットを含む。一対のブラケ
ット部材がスラット上に摺動自在に配置されている。横
バーの二つの外端がブラケット部材に連結されており、
これらの横バーは、車輛のボディ外面の上方にブラケッ
ト部材によって支持される。
【０００５】上述の好ましい実施例では、各ブラケット
部材は、カム部材及びこのカム部材と作動的に関連した
係止部材を含む。更に、作動部材が、この作動部材を回
転移動するとカム部材がハウジング内で移動するように
カム部材と作動的に関連している。詳細には、作動部材
を第１回転方向に回転すると、カム部材が移動して係止
部材を押圧し、ブラケット部材が配置されたスラットの
うちの関連した一方のスラットと係止係合させる。係止
位置では、ブラケット部材はスラットに対して移動でき
ない。作動部材を前記第１回転方向と反対の第２回転方
向に移動すると、カム部材が移動し、係止部材をその関
連したスラットと係止係合した状態から外すように移動
させる。その後、ブラケット部材をそのスラットに沿っ
て摺動自在に移動させて必要に応じて再位置決めでき
る。
部材は、カム部材及びこのカム部材と作動的に関連した
係止部材を含む。更に、作動部材が、この作動部材を回
転移動するとカム部材がハウジング内で移動するように
カム部材と作動的に関連している。詳細には、作動部材
を第１回転方向に回転すると、カム部材が移動して係止
部材を押圧し、ブラケット部材が配置されたスラットの
うちの関連した一方のスラットと係止係合させる。係止
位置では、ブラケット部材はスラットに対して移動でき
ない。作動部材を前記第１回転方向と反対の第２回転方
向に移動すると、カム部材が移動し、係止部材をその関
連したスラットと係止係合した状態から外すように移動
させる。その後、ブラケット部材をそのスラットに沿っ
て摺動自在に移動させて必要に応じて再位置決めでき
る。
【０００６】好ましい実施例では、カム部材は材料ブロ
ックからなり、少なくとも部分的に貫通したねじ山を備
えたボアを有する。作動部材は、ねじ山を備えたボアと
螺合するねじ山を備えた細長いシャフトを有する。従っ
て、作動部材を回転させると、カム部材がハウジング内
で移動する。
ックからなり、少なくとも部分的に貫通したねじ山を備
えたボアを有する。作動部材は、ねじ山を備えたボアと
螺合するねじ山を備えた細長いシャフトを有する。従っ
て、作動部材を回転させると、カム部材がハウジング内
で移動する。
【０００７】かくして、本発明の好ましい実施例によ
り、ブラケット部材を比較的少数の独立した構成部品で
形成できる。これにより、ブラケット部材の製造費が低
下し、組み立てが簡単になる。カム部材及び係止部材の
主部は、ハウジング内に配置されているため、氷、雨、
等に露呈された他の形態の係止機構に作用を及ぼされる
要素が加わらない。作動部材により、更に、使用者は、
ブラケット部材を、手作業による最小程度の労力で、係
止位置及び係止解除位置に迅速に且つ容易に置くことが
できる。
り、ブラケット部材を比較的少数の独立した構成部品で
形成できる。これにより、ブラケット部材の製造費が低
下し、組み立てが簡単になる。カム部材及び係止部材の
主部は、ハウジング内に配置されているため、氷、雨、
等に露呈された他の形態の係止機構に作用を及ぼされる
要素が加わらない。作動部材により、更に、使用者は、
ブラケット部材を、手作業による最小程度の労力で、係
止位置及び係止解除位置に迅速に且つ容易に置くことが
できる。
【０００８】本発明の様々な利点は、以下の詳細な説明
及び添付の特許請求の範囲を以下の図面を参照して読む
ことによって、当業者に明らかになるであろう。
及び添付の特許請求の範囲を以下の図面を参照して読む
ことによって、当業者に明らかになるであろう。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１を参照すると、この図には、
車輛１４のボディ外面１２に取り付けられた本発明の好
ましい実施例による車輛用物品キャリヤ１０が示してあ
る。車輛用物品キャリヤ１０は、ボディ外面１２に固定
された一対の細長いスラット１６、ブラケット部材１
８、及び横バー２０及び２２を含む。しかしながら、両
横バー２０及び２２はスラット１６に沿って調節自在に
位置決めできるけれども、これらの横バー２０及び２２
のうちの一方又は他方をスラット１６に動かないように
固定することも容易に行うことができるということは直
ちに理解されよう。幾つかの用途では、これが好ましい
構成である。
車輛１４のボディ外面１２に取り付けられた本発明の好
ましい実施例による車輛用物品キャリヤ１０が示してあ
る。車輛用物品キャリヤ１０は、ボディ外面１２に固定
された一対の細長いスラット１６、ブラケット部材１
８、及び横バー２０及び２２を含む。しかしながら、両
横バー２０及び２２はスラット１６に沿って調節自在に
位置決めできるけれども、これらの横バー２０及び２２
のうちの一方又は他方をスラット１６に動かないように
固定することも容易に行うことができるということは直
ちに理解されよう。幾つかの用途では、これが好ましい
構成である。
【００１０】図１を更に参照すると、車輛用物品キャリ
ヤ１０は、随意であるが、横バー２０及び２２に載せた
物品がボディ外面１２と接触しないようにするのを補助
するため、ボディ外面１２に固定された複数の中間スラ
ット２４を含む。横バー２０及び２２の各々は、その関
連したブラケット１８が、両方とも、以下に詳細に説明
する係止解除位置にある場合には、スラットに沿って摺
動自在に移動できる。
ヤ１０は、随意であるが、横バー２０及び２２に載せた
物品がボディ外面１２と接触しないようにするのを補助
するため、ボディ外面１２に固定された複数の中間スラ
ット２４を含む。横バー２０及び２２の各々は、その関
連したブラケット１８が、両方とも、以下に詳細に説明
する係止解除位置にある場合には、スラットに沿って摺
動自在に移動できる。
【００１１】図２を参照すると、各ブラケット部材１８
は、主ハウジング部分２８及び内ハウジング部分３０を
有するハウジング２６を含むということがわかる。互い
に組み立てたとき、ハウジング部分２８及び３０は、ハ
ウジング２６内にキャビティ３２を形成できる。二つの
ハウジング部分２８及び３０は、更に、キャビティ３２
と連通した開口部３４を形成できる。ハウジング部分２
８のベース部分３６にも開口部３８が形成されている。
この開口部は、開口部３４とほぼ整合している。
は、主ハウジング部分２８及び内ハウジング部分３０を
有するハウジング２６を含むということがわかる。互い
に組み立てたとき、ハウジング部分２８及び３０は、ハ
ウジング２６内にキャビティ３２を形成できる。二つの
ハウジング部分２８及び３０は、更に、キャビティ３２
と連通した開口部３４を形成できる。ハウジング部分２
８のベース部分３６にも開口部３８が形成されている。
この開口部は、開口部３４とほぼ整合している。
【００１２】図２を更に参照すると、キャビティ３２に
はカム部材４０が配置されている。このカム部材は図５
にも示してある。図５を詳細に参照すると、カム部材
は、全体として、ねじ山を備えた貫通ボア４２を持つ正
方形形状のプラスチック製中実ブロックからなる。ボア
４２は、カム部材の底壁４４と平行でなく、即ち末広が
りをなすように底壁４４に対して所定角度で延びてい
る。カム部材４０は、適当な高強度プラスチックから射
出成形されたものであるか或いは粉体金属等の他の適当
な材料から成形されたものであるのがよい。
はカム部材４０が配置されている。このカム部材は図５
にも示してある。図５を詳細に参照すると、カム部材
は、全体として、ねじ山を備えた貫通ボア４２を持つ正
方形形状のプラスチック製中実ブロックからなる。ボア
４２は、カム部材の底壁４４と平行でなく、即ち末広が
りをなすように底壁４４に対して所定角度で延びてい
る。カム部材４０は、適当な高強度プラスチックから射
出成形されたものであるか或いは粉体金属等の他の適当
な材料から成形されたものであるのがよい。
【００１３】図２を更に参照すると、係止部材４６が開
口部３４及びハウジング２６のベース部分３６の開口部
３８を通ってキャビティ３２内に延びている。係止部材
４６は図４にも示してあり、クランプ部分４８及びネッ
ク部分５０を含むＴ字形状部材によって形成されてい
る。クランプ部分４８は、スラット１６の押縁５４（図
２参照）の内面部分と係合するようになった湾曲した端
部分５２を含む。ネック部分５０には開口部５６が形成
されており、この開口部は、装置１０の組み立て中にカ
ム部材４０を開口部５６に入れるのに適当な寸法を備え
ている。係止部材４６は、好ましくは、鋼又は他の適当
な強固な材料でできた単一の物品から形成されている。
口部３４及びハウジング２６のベース部分３６の開口部
３８を通ってキャビティ３２内に延びている。係止部材
４６は図４にも示してあり、クランプ部分４８及びネッ
ク部分５０を含むＴ字形状部材によって形成されてい
る。クランプ部分４８は、スラット１６の押縁５４（図
２参照）の内面部分と係合するようになった湾曲した端
部分５２を含む。ネック部分５０には開口部５６が形成
されており、この開口部は、装置１０の組み立て中にカ
ム部材４０を開口部５６に入れるのに適当な寸法を備え
ている。係止部材４６は、好ましくは、鋼又は他の適当
な強固な材料でできた単一の物品から形成されている。
【００１４】図２を参照すると、ブラケット部材１８
は、手で掴むことができるダイアル状部材６０及びこの
部材６０に固定されており且つハウジング部分２８の開
口部６５を通って延びるねじ山を備えた細長い部材６２
からなる作動部材５８を更に含む。組み立て中、ねじ山
を備えた部材６２をカム部材４０のねじ山を備えたボア
４２と螺合する。好ましくは、部材６２は、内ハウジン
グ部分３０の開口部６４を貫通している。ねじ山を備え
た部材６０は、スナップリング６６又は作動部材５８が
ハウジング２６の外に誤って引き出されることがないよ
うにする任意の他の適当な手段によってハウジング２６
に固定されている。組み立てられ、図２に示す非係止位
置にあるとき、カム部材４０の底壁４４はキャビティ３
２のフロア６８に載止しているか或いはこれとぴったり
と隣接している。クランプ部分４８は、スラット１６の
チャンネル７０内にあり、チャンネル７０の内面部分と
接触しておらず、その結果、ブラケット部材１８はスラ
ット１６に沿って自由に摺動自在に移動できる。
は、手で掴むことができるダイアル状部材６０及びこの
部材６０に固定されており且つハウジング部分２８の開
口部６５を通って延びるねじ山を備えた細長い部材６２
からなる作動部材５８を更に含む。組み立て中、ねじ山
を備えた部材６２をカム部材４０のねじ山を備えたボア
４２と螺合する。好ましくは、部材６２は、内ハウジン
グ部分３０の開口部６４を貫通している。ねじ山を備え
た部材６０は、スナップリング６６又は作動部材５８が
ハウジング２６の外に誤って引き出されることがないよ
うにする任意の他の適当な手段によってハウジング２６
に固定されている。組み立てられ、図２に示す非係止位
置にあるとき、カム部材４０の底壁４４はキャビティ３
２のフロア６８に載止しているか或いはこれとぴったり
と隣接している。クランプ部分４８は、スラット１６の
チャンネル７０内にあり、チャンネル７０の内面部分と
接触しておらず、その結果、ブラケット部材１８はスラ
ット１６に沿って自由に摺動自在に移動できる。
【００１５】図３を参照すると、ダイアル状部材６０を
手で掴んでこれを廻すことによってクランプ部材４６が
図３に示す係止位置まで移動させてある。これにより、
カム部材４０をキャビティ３２内で垂直方向並びに水平
方向に移動させる。図３では、カム部材４０は、ダイア
ル状部材６０を第１方向即ち係止方向に回転させたと
き、上方及び左方に移動する。カム部材４０の上方への
移動により、係止部材４６が持ち上げられ、クランプ部
分４８がスラット１６の押縁５４と係合する。ダイアル
状部材６０を第２方向即ち第１方向とは反対の回転方向
に回転させると、カム部材４０が図２に示す係止解除位
置まで下方に移動する。従って、ダイアル状部材６０を
掴んでこの部材を一方の回転方向又は他方の回転方向に
廻すだけで、ブラケット部材１８を迅速に且つ容易に係
止位置又は係止解除位置に置くことができる。カム部材
４０及びねじ山を備えたシャフト６２がハウジング２６
内に配置されているため、これらが氷や雨等に曝される
ことがない。氷や雨等は、これらの作動に経時的に作用
を及ぼす。
手で掴んでこれを廻すことによってクランプ部材４６が
図３に示す係止位置まで移動させてある。これにより、
カム部材４０をキャビティ３２内で垂直方向並びに水平
方向に移動させる。図３では、カム部材４０は、ダイア
ル状部材６０を第１方向即ち係止方向に回転させたと
き、上方及び左方に移動する。カム部材４０の上方への
移動により、係止部材４６が持ち上げられ、クランプ部
分４８がスラット１６の押縁５４と係合する。ダイアル
状部材６０を第２方向即ち第１方向とは反対の回転方向
に回転させると、カム部材４０が図２に示す係止解除位
置まで下方に移動する。従って、ダイアル状部材６０を
掴んでこの部材を一方の回転方向又は他方の回転方向に
廻すだけで、ブラケット部材１８を迅速に且つ容易に係
止位置又は係止解除位置に置くことができる。カム部材
４０及びねじ山を備えたシャフト６２がハウジング２６
内に配置されているため、これらが氷や雨等に曝される
ことがない。氷や雨等は、これらの作動に経時的に作用
を及ぼす。
【００１６】図３を更に参照すると、ブラケット部材１
８の組み立ては、先ず最初に、係止部材４６のネック部
分５０を主ハウジング２８のベース部分３６の開口部３
８を通して挿入することによって行われる。次に、作動
部材５８のねじ山を備えたシャフト６２を開口部６５及
び係止部材４６の開口部５６を通して挿入する。次い
で、ねじ山を備えたシャフト６２をカム部材４０を通し
て螺合前進させる。この前進は、カム部材４０が図２に
示す位置にあり且つ開口部５６を通って延びるまで行わ
れる。シャフト６２は、次いで、内ハウジング部分３０
の開口部６４を通る。この時点で、内ハウジング部分３
０を、スナップリング６６又は他の手段によってねじ山
を備えた部材６２に固定する。
８の組み立ては、先ず最初に、係止部材４６のネック部
分５０を主ハウジング２８のベース部分３６の開口部３
８を通して挿入することによって行われる。次に、作動
部材５８のねじ山を備えたシャフト６２を開口部６５及
び係止部材４６の開口部５６を通して挿入する。次い
で、ねじ山を備えたシャフト６２をカム部材４０を通し
て螺合前進させる。この前進は、カム部材４０が図２に
示す位置にあり且つ開口部５６を通って延びるまで行わ
れる。シャフト６２は、次いで、内ハウジング部分３０
の開口部６４を通る。この時点で、内ハウジング部分３
０を、スナップリング６６又は他の手段によってねじ山
を備えた部材６２に固定する。
【００１７】かくして、装置１０のブラケット部材１８
は、構成部品の数が限られており、係止位置又は係止解
除位置に迅速に且つ容易に、オペレータによる手作業を
最小にして配置できる。主要構成部品は、ブラケット部
材１８のハウジング２６内に予め配置されており、従っ
て、これらの部品の作動を経時的に阻害する氷、雨、
雪、及び他の要素が加わることがない。
は、構成部品の数が限られており、係止位置又は係止解
除位置に迅速に且つ容易に、オペレータによる手作業を
最小にして配置できる。主要構成部品は、ブラケット部
材１８のハウジング２６内に予め配置されており、従っ
て、これらの部品の作動を経時的に阻害する氷、雨、
雪、及び他の要素が加わることがない。
【００１８】以上の説明から、本発明の広範な教示を様
々な形態で実施できるということは当業者には理解され
よう。従って、本発明をその特定の例と関連して説明し
たが、本発明の真の範囲はこれによって限定されるもの
ではない。これは、図面、明細書、及び特許請求の範囲
を読むことにより、他の変更が当業者に明らかになるた
めである。
々な形態で実施できるということは当業者には理解され
よう。従って、本発明をその特定の例と関連して説明し
たが、本発明の真の範囲はこれによって限定されるもの
ではない。これは、図面、明細書、及び特許請求の範囲
を読むことにより、他の変更が当業者に明らかになるた
めである。
【図１】本発明の好ましい実施例による車輛用物品キャ
リヤを組み込んだ車輛の一部の斜視図である。
リヤを組み込んだ車輛の一部の斜視図である。
【図２】ブラケット部材を係止解除位置で示す、一つの
ブラケット部材及びその関連したスラットの一部の、図
１の２−２線による側断面図である。
ブラケット部材及びその関連したスラットの一部の、図
１の２−２線による側断面図である。
【図３】ブラケット部材を係止位置で示す、図２のブラ
ケット部材の図である。
ケット部材の図である。
【図４】係止部材の斜視図である。
【図５】カム部材の斜視図である。
１０ 車輛用物品キャリヤ １２ ボディ外面 １４ 車輛 １６ スラット １８ ブラケット部材 ２０、２２ 横バ
ー ２４ 中間スラット ２６ ハウジング ２８ 主ハウジング部分 ３０ 内ハウジン
グ部分 ３２ キャビティ ３４ 開口部 ３６ ベース部分 ３８ 開口部 ４０ カム部材 ４２ 貫通ボア ４４ 底壁 ４６ 係止部材 ４８ クランプ部分 ５０ ネック部分 ５２ 湾曲した端部分 ５４ 押縁 ５６ 開口部 ５８ 作動部材
ー ２４ 中間スラット ２６ ハウジング ２８ 主ハウジング部分 ３０ 内ハウジン
グ部分 ３２ キャビティ ３４ 開口部 ３６ ベース部分 ３８ 開口部 ４０ カム部材 ４２ 貫通ボア ４４ 底壁 ４６ 係止部材 ４８ クランプ部分 ５０ ネック部分 ５２ 湾曲した端部分 ５４ 押縁 ５６ 開口部 ５８ 作動部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年２月３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594204239 1801 Ｅａｓｔ Ｅｌｌｓｗｏｒｔｈ Ｒ ｏａｄ，Ａｎｎ Ａｒｂｏｒ，Ｍｉｃｈｉ ｇａｎ 48108，Ｕｎｉｔｅｄ Ｓｔａｔ ｅｓ ｏｆＡｍｅｒｉｃａ (72)発明者 アーター・ケイ・ラク アメリカ合衆国ミシガン州48309，ロチェ スター・ヒルズ，ブレットン 1635 (72)発明者 ブライアン・イー・ヘンダーソン アメリカ合衆国ミシガン州48026，フレイ ザー，パイオニア 34207
Claims (20)
- 【請求項１】 物品を車輛のボディ外面の上方に支持す
るための車輛用物品キャリヤ装置において、 前記ボディ外面に固定されるようになった一対のスラッ
トと、 横バーと、 前記横バーを前記スラット上で前記ボディ外面の上方に
支持するため、前記スラット上に摺動自在に支持されて
おり且つ前記横バーの両端に配置された一対のブラケッ
ト部材とを有し、これらのブラケット部材の各々は、 ハウジングと、 前記ハウジング内に配置されたカム部材と、 前記カム部材と作動的に関連しており且つ前記スラット
のうちの関連した一方のスラットと作動的に関連してお
り、前記カム部材によって前記スラットのうちの関連し
た一方のスラットに対して係止位置と係止解除位置との
間で垂直平面内で移動するようになった係止部材と、 オペレータが手動係合できるように前記ハウジングと作
動的に関連した回転自在の作動部材であって、前記カム
部材を第１位置と第２位置との間で移動するように前記
カム部材と作動的に関連した細長い部材を有し、前記第
１位置は、前記係止部材を前記係止位置に残すことがで
き、前記作動部材を回転移動することによって前記カム
を前記第２位置に移動するとき、前記カム部材が前記係
止部材を前記係止位置に押圧する、作動部材とを有す
る、ことを特徴とする装置。 - 【請求項２】 前記係止部材は、クランプ部分と前記カ
ム部材を受け入れるようになった開口部を含むネック部
分とを含むＴ字形状係止部材からなる、請求項１に記載
の装置。 - 【請求項３】 前記カム部材は、貫通ボアが形成された
全体に正方形形状に形成された中実の材料ブロックから
なり、 前記ボアは、前記細長い部材を受け入れるようになって
いる、請求項１に記載の装置。 - 【請求項４】 前記係止部材は、前記スラットのうちの
関連した一方のスラットの部分と係合するための一対の
湾曲した端部分を更に有する、請求項２に記載の装置。 - 【請求項５】 前記カム部材の前記ボアは、前記カム部
材の底壁に対して平行でないように延びるように所定角
度で配置されている、請求項３に記載の装置。 - 【請求項６】 前記細長い部材は、ねじ山を備えた細長
い部材からなり、 前記カム部材は、貫通ボアを持つカムブロックからな
り、前記ボアには、前記ねじ山を備えた細長い部材と螺
合するようにねじ山が設けられており、 前記係止部材は、前記作動部材の回転移動により前記ね
じ山を備えた細長い部材で前記カムブロックを前記ハウ
ジング内で垂直方向に移動し、かくして前記係止部材を
前記係止位置と前記係止解除位置との間で移動できるよ
うに前記カムブロックが通過する開口部を有する、請求
項１に記載の装置。 - 【請求項７】 前記カムブロックは、プラスチック製中
実区分から形成されている、請求項１に記載の装置。 - 【請求項８】 物品を車輛のボディ外面の上方に支持す
るための車輛用物品キャリヤ装置において、 前記ボディ外面に固定されるようになった一対のスラッ
トと、 横バーと、 前記横バーを前記スラット上で前記ボディ外面の上方に
支持するため、前記スラット上に摺動自在に支持されて
おり且つ前記横バーの両端に配置された一対のブラケッ
ト部材とを有し、これらのブラケット部材の各々は、 キャビティを持つハウジングと、 前記キャビティ内に配置された、ねじ山を備えた貫通ボ
アを持つカムブロックと、 係止位置にあるときに前記スラットのうちの関連した一
方のスラットとクランプ係合し、係止解除位置にあると
きに前記スラットのうちの前記関連した一方のスラット
と接触した状態から外れるように位置決めされるように
なったクランプ部分を含む、前記カムブロックと作動的
に関連した係止部材と、 前記カムブロックの前記ねじ山を備えたボアと螺合した
ねじ山を備えた細長い部材を有し、第１方向に回転する
と、前記カムブロックが垂直方向に移動し、前記係止部
材の前記クランプ部分を押圧して前記関連したスラット
と係止係合させ、前記第１方向とは反対の第２方向に回
転すると、前記係止部材の前記クランプ部分を押圧して
前記関連したスラットとのクランプ係合状態から外すよ
うに前記カムブロックを移動する、オペレータが手動係
合できるように前記ハウジングと作動的に関連した回転
自在の作動部材とを有する、ことを特徴とする装置。 - 【請求項９】 前記係止部材は、前記カムブロックを通
すことができる開口部を持つネック部分を有する、請求
項８に記載の装置。 - 【請求項１０】 前記カムブロックの前記ねじ山を備え
たボアは、前記カムブロックの底壁に対して平行でない
ように延びており、前記作動部材を前記第１及び第２の
方向に回転させると、前記カムブロックが前記キャビテ
ィ内で垂直方向及び横方向に移動する、請求項８に記載
の装置。 - 【請求項１１】 前記カムブロックは、単一のプラスチ
ック部品から形成されている、請求項８に記載の装置。 - 【請求項１２】 物品を車輛のボディ外面の上方に支持
するための車輛用物品キャリヤ装置において、 前記ボディ外面に固定されるようになった一対のスラッ
トと、 前記部品を上側で支持するための横バーと、 前記横バーを前記車輛の前記ボディ外面の上方に支持す
るため、前記スラット上に配置されており且つ前記横バ
ーの外端部に連結された一対のブラケット部材とを有
し、これらのブラケット部材の各々は、 下端に開口部を持つハウジングと、 前記ハウジングから前記開口部の外方に突出しており且
つ前記スラットのうちの関連した一方のスラットの一部
と係合して前記ブラケット部材を前記関連したスラット
にクランプできる係止部材と、 前記ハウジング内で前記係止部材の一部と係合した、少
なくとも部分的に貫通したねじ山を備えたボアを持つカ
ム部材と、 第１方向に回転させると前記カム部材が前記ハウジング
内で垂直方向及び水平方向に移動し、これによって前記
係止部材を係止位置から係止解除位置まで移動し、前記
第１回転方向とは反対の第２回転方向に回転させると前
記係止部材が前記係止解除位置から前記係止位置に移動
するように、前記カム部材の前記ねじ山を備えたボアと
螺合できるねじ山を備えた細長い部材を持つ手動で係合
できる作動部材とを有する、ことを特徴とする装置。 - 【請求項１３】 前記係止部材は、前記関連したスラッ
トの一部とクランプ係合するようになったクランプ部分
と開口部を持つネック部分とを有し、前記開口部には、
前記カム部材の少なくとも一部が進入できる、請求項１
２に記載の装置。 - 【請求項１４】 前記カム部材は、プラスチック製中実
ブロックから形成されている、請求項１２に記載の装
置。 - 【請求項１５】 前記ハウジングは、主ハウジング部
分、及び前記ハウジング内に前記カム部材を封入するた
めに前記主ハウジングに固定された別個の内ハウジング
部分を含む、請求項１２に記載の装置。 - 【請求項１６】 前記ねじ山を備えた細長い部材は、前
記内ハウジング部分を前記主ハウジング部分に保持する
ため、前記内ハウジング部分に固定されている、請求項
１５に記載の装置。 - 【請求項１７】 車輛のボディ外面の上方に物品を支持
するための車輛用物品キャリヤ装置において、 前記ボディ外面に固定されるようになった、チャンネル
が形成された一対のスラットと、 物品を前記ボディ外面の上方に支持するための横バー
と、 前記横バーを前記スラット上で前記ボディ外面の上方に
支持するため、前記スラット上に摺動自在に支持されて
おり且つ前記横バーの両端に配置された一対のブラケッ
ト部材とを有し、前記ブラケット部材の各々は、 キャビティを間に形成する主ハウジング部分及び内ハウ
ジング部分を含むハウジングと、 前記ハウジングの前記キャビティ内に配置されたカム部
材と、 前記キャビティ内に突出したネック部分及び前記ハウジ
ングの外方に前記スラットのうちの関連した一方のスラ
ットの前記チャンネル内に延びるクランプ部分を有し、
前記ネック部分には、前記カム部材を受け入れるための
開口部が形成されている、係止部材とを有し、 前記カム部材は、少なくとも部分的に貫通したねじ山を
備えたボアを更に有し、 更に、前記カム部材の前記ねじ山を備えたボアと螺合し
たねじ山を備えた細長い部材を持つ作動部材を有し、 前記作動部材は、第１方向に手動で回転させることによ
って前記カム部材を前記キャビティ内で垂直方向及び横
方向に移動させ、これによって前記係止部材を第１方向
に押圧し、前記関連したスラットの前記チャンネルと係
止係合させることができ、 前記作動部材は、前記第１方向とは反対の第２方向に回
転させることによって前記カム部材を前記キャビティ内
で垂直方向及び横方向に移動させ、これによって前記係
止部材を押圧し、前記関連したスラットの前記チャンネ
ルとクランプ係合した状態から解除する、ことを特徴と
する装置。 - 【請求項１８】 前記カム部材の前記ボアは、前記カム
部材の底壁に対して全体に平行でないように延びてい
る、請求項１７に記載の装置。 - 【請求項１９】 前記カム部材は、全体に正方形形状の
プラスチック部材からなり、 前記カム部材の前記ボアは、前記カム部材を完全に貫通
している、請求項１７に記載の装置。 - 【請求項２０】 前記係止部材は、前記関連したスラッ
トの前記チャンネル内で係合するようになった一対の湾
曲した端部分を持つＴ字形状部材からなる、請求項１７
に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US960026 | 1997-10-29 | ||
| US08/960,026 US5913465A (en) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | Vehicle article carrier |
Publications (1)
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|---|---|
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP10308495A Pending JPH11198730A (ja) | 1997-10-29 | 1998-10-29 | 車両用物品キャリヤ |
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| JP (1) | JPH11198730A (ja) |
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-
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-
1998
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- 1998-10-29 JP JP10308495A patent/JPH11198730A/ja active Pending
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