JPH1119766A - 光ビーム加熱装置 - Google Patents

光ビーム加熱装置

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JPH1119766A
JPH1119766A JP17266597A JP17266597A JPH1119766A JP H1119766 A JPH1119766 A JP H1119766A JP 17266597 A JP17266597 A JP 17266597A JP 17266597 A JP17266597 A JP 17266597A JP H1119766 A JPH1119766 A JP H1119766A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光ランプを交換した場合にも、発光ランプ
に対する移動制御を安定して確実に行い、常に発光ラン
プを適切な位置に移動することができ、常に安定した加
熱動作を得ることができる光ビーム加熱装置を提供す
る。 【解決手段】 発光ランプ1の交換時には、操作手段1
2への操作により移動量指令手段11を作動し、交換し
た発光ランプ1を、移動量指令手段11に設定された交
換前の発光ランプ1における陰極1aの消耗値分だけ移
動させて最適な位置に戻すことによって、発光ランプ1
に対して安定した確実な移動制御を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ランプからの
光ビームの光エネルギーを利用して、非接触で局部加熱
を行うための熱源として使用する光ビーム加熱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、非接触で局部加熱を行うための非
接触局部加熱装置として、光源である発光ランプからの
光を集光して光ビームとし、その光エネルギーを利用し
て被加熱物を加熱する光ビーム加熱装置が、はんだ付け
の際の加熱や、細径ポリウレタン線の皮膜除去や、ある
いは樹脂の加熱溶融加工などを行うための熱源として広
く使用されている。
【0003】このような従来の光ビーム加熱装置につい
てその概略を以下に説明する。図5において、1はキセ
ノンランプ等の発光ランプ、1aは発光ランプ1の陰
極、1bは発光ランプ1の陽極、2は発光ランプ1に電
力を供給する電源回路、3は発光ランプ1を矢印Y1の
方向に移動させる移動機構、4は発光ランプ1からの光
を集光する楕円反射鏡、5は光ファイバであり、数十〜
数百本のファイバ素線を束ねて、バンドル状に構成され
る。光ファイバ5の受光端5aは中央部が楕円反射鏡4
の第2焦点の位置にくるよう取付金具(図示せず)で固
定される。6はレンズユニットで、光ファイバ5の出射
端5bより出射した光を集光する光学レンズ系が組み込
まれている。7は光強度検出用光ファイバで、光ファイ
バ5の受光端5aの中心に配置されている。8は光強度
検出用光ファイバ7の光出力を電気量に変換する光電変
換器、9は光電変換器8の出力値を記憶・演算するとと
もに、その演算結果によって、発光ランプ1の移動量を
モータドライバ10を介して移動機構3へ指令すること
ができるような制御手段である。
【0004】以上のように構成された光ビーム加熱装置
について、その動作を以下に説明する。通常では発光ラ
ンプ1の輝点は陰極1aの先端近傍にあり、その輝点は
楕円反射鏡4の第1焦点に位置するように発光ランプ1
の移動機構3によって調整される。輝点からの発光光
は、楕円反射鏡4で反射し、楕円反射鏡4の第2焦点位
置に配置された光ファイバ5の受光端5aに集光され
る。この集光光は、光ファイバ5により伝送され出射端
5bからの出射後、レンズユニット6により再度集光さ
れ、この集光光によって被加熱物の加熱が行われる。
【0005】ところで、発光ランプ1としては通常キセ
ノンランプ等のアーク放電ランプが用いられるが、この
アーク放電ランプは、使用時間の経過によって電極1
a,1bが消耗してくる。発光ランプ1の輝点は陰極1
aの近傍にあり、陰極1a先端の消耗によって、発光ラ
ンプ1の輝点と楕円反射鏡4の第1焦点とに位置的なズ
レが生じる。この位置ズレによる加熱出力の低下を防ぐ
ため、発光ランプ1の一定使用時間毎に移動機構3を駆
動し、発光ランプ1の輝点を楕円反射鏡4の第2焦点に
合わせるような作業が必要であり、現在はこれを自動的
に行うような機器が実用化されている。
【0006】図5に示す例では、発光ランプ1は陽極1
bが上部に配置され陰極1aが下側に配置されており、
この場合、陰極1aの消耗によって輝点は下方向にズレ
てくるため、発光ランプ1の使用時間の経過に従い、移
動機構3によって発光ランプ1を徐々に上方向に移動さ
せる必要がある。
【0007】このために、光ファイバ5の受光端5aの
中央に配置した光強度検出用光ファイバ7の光出力を光
電変換器8により光電変換し、この出力を、制御手段9
により、一定時間毎に自動的に計測し、その出力が最大
値になるように、モータドライバ10を介して移動機構
3を動作させるようにしていた。この動作を自動的に行
うために制御手段9に内蔵された自動焦点合せのプログ
ラムの一例を、図6に示す。
【0008】このプログラムでは、まず光強度検出用光
ファイバ7からの光強度検出を行い(ステップ61)、
次に発光ランプ1を単位量移動させて、同様に光強度を
測定し(ステップ62)、光強度が高くなれば引続き同
一方向に発光ランプ1を移動させ(ステップ63)、低
ければ反対方向に移動させるという繰返しにより(ステ
ップ64)、最終的に前記の光強度が最も高くなるよう
に発光ランプ1の位置を移動させることによって、発光
ランプ1の輝点を楕円反射鏡4の第1焦点に合わせてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の光ビーム加熱装置では、発光ランプ1の使用
時間の経過に従い、発光ランプ1の位置を徐々に上方向
に移動させるので、発光ランプ1が寿命に達する時期に
は、発光ランプ1の位置は当初の位置から相当に上に動
いている。そして発光ランプ1は寿命になると新しい発
光ランプに交換されるが、発光ランプ1の移動機構3は
前述のように相当に上に移動しており、この位置のまま
発光ランプ1のみを新品に交換した場合には、そのとき
の発光ランプ1の輝点は楕円反射鏡4の第1焦点から外
れてしまい、加熱のための所定の光出力が得られないと
いう問題点を有していた。
【0010】また、図6のプログラムでは光強度を検出
しながらその値が高くなる方向に発光ランプ1を移動さ
せているので、このような制御により発光ランプ1の位
置を適正に戻すことが可能な場合もあるが、これはあく
までも光強度検出用光ファイバ7の出力値が検出できる
レベルであることが前提であり、発光ランプ1を交換し
た時には、その位置ズレが非常に大きいために検出する
出力が低すぎて探せないという場合が多く、その位置合
わせのための制御手段9による移動制御は動作的に不安
定になってしまう。
【0011】そのため、常に発光ランプ1を適切な位置
に移動することができるとは限らず、常に安定した加熱
動作を得ることができないという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、発光手
段である発光ランプを交換した場合にも、発光ランプに
対する移動制御を安定して確実に行い、常に発光ランプ
を適切な位置に移動することができ、常に安定した加熱
動作を得ることができる光ビーム加熱装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の光ビーム加熱装置は、発光手段の交換時に
は、操作手段への操作により、その発光手段を、交換前
の発光手段における電極の消耗値分だけ移動させて最適
な位置に戻すことによって、発光手段に対して安定した
確実な移動制御を可能とすることを特徴とする。
【0013】また、発光手段の交換時には、発光手段を
交換したことを交換検知手段によって検知することによ
り、その発光手段を、交換前の発光手段における電極の
消耗値分だけ移動させて最適な位置に戻すことによっ
て、発光手段に対して安定した確実な移動制御を可能と
することを特徴とする。
【0014】また、発光手段の交換時には、光検出手段
の出力値と基準値を比較して、その結果から発光手段が
交換されたものと判定することにより、その発光手段
を、交換前の発光手段における電極の消耗値分だけ移動
させて最適な位置に戻すことによって、発光手段に対し
て安定した確実な移動制御を可能とすることを特徴とす
る。
【0015】以上により、発光手段を交換した場合に
も、発光手段に対する移動制御を安定して確実に行い、
常に発光手段を適切な位置に移動することができ、常に
安定した加熱動作を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の光ビー
ム加熱装置は、対向する電極間のアーク放電により発光
する発光手段と、前記発光手段からの発光光を集光する
集光手段と、前記発光手段を移動させる移動手段と、前
記集光手段による集光光の強度変化に対応する前記発光
手段の電極の消耗量に応じて、前記発光手段を移動する
ように前記移動手段を制御する制御手段とを備えた光ビ
ーム加熱装置において、前記発光手段の交換前における
電極の消耗量に対応する移動量を前記移動手段に指令す
る移動量指令手段と、前記発光手段の交換時に前記移動
量指令手段を作動させるための操作手段とを備えた構成
とする。
【0017】この構成によると、発光手段の交換時に
は、操作手段への操作により、その発光手段を、交換前
の発光手段における電極の消耗値分だけ移動させて最適
な位置に戻すことによって、発光手段に対して安定した
確実な移動制御を可能とする。
【0018】請求項2に記載の光ビーム加熱装置は、対
向する電極間のアーク放電により発光する発光手段と、
前記発光手段からの発光光を集光する集光手段と、前記
発光手段を移動させる移動手段と、前記集光手段による
集光光の強度変化に対応する前記発光手段の電極の消耗
量に応じて、前記発光手段を移動するように前記移動手
段を制御する制御手段とを備えた光ビーム加熱装置にお
いて、前記発光手段の交換前における電極の消耗量に対
応する移動量を前記移動手段に指令する移動量指令手段
と、前記発光手段を交換したことを検知する交換検知手
段と、前記交換検知手段からの検知信号により、所定時
間後に前記移動量指令手段を作動させるための作動手段
とを備えた構成とする。
【0019】この構成によると、発光手段の交換時に
は、発光手段を交換したことを交換検知手段によって検
知することにより、その発光手段を、交換前の発光手段
における電極の消耗値分だけ移動させて最適な位置に戻
すことによって、発光手段に対して安定した確実な移動
制御を可能とする。
【0020】請求項3に記載の光ビーム加熱装置は、対
向する電極間のアーク放電により発光する発光手段と、
前記発光手段からの発光光を集光する集光手段と、前記
発光手段を移動させる移動手段と、前記集光手段による
集光光の強度変化に対応する前記発光手段の電極の消耗
量に応じて、前記発光手段を移動するように前記移動手
段を制御する制御手段とを備えた光ビーム加熱装置にお
いて、前記集光光の強度を検出する光検出手段と、前記
光検出手段からの出力を光電変換する光電変換手段とを
備え、前記光電変換手段を、その出力値を前記集光光の
強度変化に対応する前記発光手段の電極の消耗量に応じ
て変化させるように構成し、前記制御手段を、前記光電
変換手段からの出力値が予め設定された基準値より低い
場合に、前記発光手段をその交換前における電極の消耗
量に対応して設定した一定量移動するよう前記移動手段
を制御するように構成する。
【0021】この構成によると、発光手段の交換時に
は、光検出手段の出力値と基準値を比較して、その結果
から発光手段が交換されたものと判定することにより、
その発光手段を、交換前の発光手段における電極の消耗
値分だけ移動させて最適な位置に戻すことによって、発
光手段に対して安定した確実な移動制御を可能とする。
【0022】以下、本発明の実施の形態を示す光ビーム
加熱装置について、図面を参照しながら具体的に説明す
る。 (実施の形態1)図1は本実施の形態1の光ビーム加熱
装置の構成を示すものであり、図1における符号1,1
a,1b,2,3,4,5,5a,5b,6,7,8,
9,10で示すものは、図5に示す従来の光ビーム加熱
装置と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0023】図1において、11はモータドライバ10
および移動機構3より構成される移動手段に発光手段で
ある発光ランプ1の移動量を指令する移動量指令手段、
12は発光ランプ1を交換した時に、移動量指令手段1
1を作動させるための操作手段である。
【0024】図5に示す従来例でも説明したように、発
光ランプ1は使用時間の経過に従って陰極1aが消耗
し、発光ランプ1の輝点は集光手段である楕円反射鏡4
の第1焦点の位置からズレていくため、光ファイバ5の
受光端5aに配置した光検出手段である光強度検出用光
ファイバ7の光出力を検出し、その出力が最大値になる
ように、定期的に図6に示す焦点合せプログラムを実行
し、発光ランプ1を適正な位置に移動させている。従っ
て発光ランプ1が寿命に達する時期には輝点は相当に上
に移動しており、この位置のまま発光ランプ1を新しい
物に交換すると、発光ランプ1が楕円反射鏡4の第1焦
点から位置ずれするために所定の出力が得られず、発光
ランプ1の第1焦点への位置合わせができない場合があ
る。
【0025】発光ランプ1が新しい場合と寿命に達した
場合とではその輝点の移動量は、陰極1aの消耗量にほ
ぼ等しく、本発明の出願者らの実験によると、この値は
発光ランプ1のばらつきによらず、ある一定の範囲内の
値であることが分った。
【0026】本実施の形態1では、発光ランプ1が新し
い場合と寿命に達した場合との間で陰極1aの消耗によ
り発生する発光ランプ1の位置ズレ量を、移動量指令手
段11に設定しており、発光ランプ1の交換時に、作業
者が操作手段12を操作することにより、移動量指令手
段11および移動手段を作動させて、交換した発光ラン
プ1を、自動的に、発光ランプ1が新しい時の位置であ
る楕円反射鏡4の第1焦点位置に移動させている。 (実施の形態2)図2は本実施の形態2の光ビーム加熱
装置の構成を示すものであり、図2における符号1,1
a,1b,2,3,4,5,5a,5b,6,7,8,
9,10で示すものは、図5に示す従来の光ビーム加熱
装置と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0027】図2において、11は実施の形態1で説明
したものと同一の移動量指令手段、14は発光ランプ1
の交換を検知する交換検知手段、13は交換検知手段1
4からの検知信号により所定時間後に移動量指令手段1
1を作動させる作動手段である。交換検知手段14は、
発光ランプ1の交換時に、発光ランプ1が取外され再度
取付けられることを、近接センサなどを利用して検知す
るものである。
【0028】本実施の形態2では、発光ランプ1の交換
を交換検知手段14により自動的に検知し、作動手段1
3によって所定時間後に移動量指令手段11を作動さ
せ、実施の形態1の場合と同様に、交換した発光ランプ
1を、自動的に、発光ランプ1が新しい時の位置である
楕円反射鏡4の第1焦点位置に移動させている。 (実施の形態3)図3は本実施の形態3の光ビーム加熱
装置の構成を示すものであり、図3における符号1,1
a,1b,2,3,4,5,5a,5b,6,7,8,
10で示すものは、図5に示す従来の光ビーム加熱装置
と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0029】図3において、9aは、光電変換器8の出
力値と予め設定された基準値とを比較し、光電変換手段
である光電変換器8の出力値が基準値より低い場合に移
動機構3とモータドライバ10よりなる移動手段を一定
量移動させるように制御する制御手段である。この制御
手段9aの移動制御動作を示す内蔵プログラム例を図4
に示す。
【0030】本実施の形態3では、図4に示すように、
発光ランプ1を新品に交換した際に、発光ランプ1の輝
点と楕円反射鏡4の第1焦点の大幅な位置ずれから生じ
る出力の低下を、あらかじめ設定された基準値と比較す
ることによって検出する(ステップ41,42)。すな
わち光出力が基準値以下であれば、発光ランプ1が新品
に交換されたものと判断して、交換した発光ランプ1を
自動的に発光ランプ1が新しい時の第1焦点位置に移動
させるようにしている(ステップ43)。その後、図6
に示して説明した自動焦点合わせプログラムを実行する
ことにより、さらに細かな移動制御を行っている(ステ
ップ44)。
【0031】以上の各実施の形態の動作により、発光ラ
ンプ1を交換した場合にも、その発光ランプ1に対する
移動制御を安定して確実に行い、常に発光ランプ1を適
切な位置に移動することができ、常に安定した加熱動作
を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、発光手段の交換時には、操作手段への操作によ
り、その発光手段を、交換前の発光手段における電極の
消耗値分だけ移動させて最適な位置に戻すことによっ
て、発光手段に対して安定した確実な移動制御を可能と
することができる。
【0033】また、請求項2に記載の発明によれば、発
光手段の交換時には、発光手段を交換したことを交換検
知手段によって検知することにより、その発光手段を、
交換前の発光手段における電極の消耗値分だけ移動させ
て最適な位置に戻すことによって、発光手段に対して安
定した確実な移動制御を可能とすることができる。
【0034】また、請求項3に記載の発明によれば、発
光手段の交換時には、光検出手段の出力値と基準値を比
較して、その結果から発光手段が交換されたものと判定
することにより、その発光手段を、交換前の発光手段に
おける電極の消耗値分だけ移動させて最適な位置に戻す
ことによって、発光手段に対して安定した確実な移動制
御を可能とすることができる。
【0035】以上のため、発光手段を交換した場合に
も、発光手段に対する移動制御を安定して確実に行い、
常に発光手段を適切な位置に移動することができ、常に
安定した加熱動作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の光ビーム加熱装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2の光ビーム加熱装置の構
成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3の光ビーム加熱装置の構
成を示すブロック図
【図4】同実施の形態3における制御手段内の動作例を
示すフローチャート
【図5】従来の光ビーム加熱装置の動作概念を示す構成
ブロック図
【図6】同従来例における制御手段内の動作例を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1 発光ランプ 1a 陰極 1b 陽極 2 電源回路 3 移動機構 4 楕円反射鏡 5 光ファイバ 5a 受光端 5b 出射端 6 レンズユニット 7 光強度検出用光ファイバ 8 光電変換器 9,9a 制御手段 10 モータドライバ 11 移動量指令手段 12 操作手段 13 作動手段 14 交換検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 守亮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する電極間のアーク放電により発光
    する発光手段と、前記発光手段からの発光光を集光する
    集光手段と、前記発光手段を移動させる移動手段と、前
    記集光手段による集光光の強度変化に対応する前記発光
    手段の電極の消耗量に応じて、前記発光手段を移動する
    ように前記移動手段を制御する制御手段とを備えた光ビ
    ーム加熱装置において、前記発光手段の交換前における
    電極の消耗量に対応する移動量を前記移動手段に指令す
    る移動量指令手段と、前記発光手段の交換時に前記移動
    量指令手段を作動させるための操作手段とを備えた光ビ
    ーム加熱装置。
  2. 【請求項2】 対向する電極間のアーク放電により発光
    する発光手段と、前記発光手段からの発光光を集光する
    集光手段と、前記発光手段を移動させる移動手段と、前
    記集光手段による集光光の強度変化に対応する前記発光
    手段の電極の消耗量に応じて、前記発光手段を移動する
    ように前記移動手段を制御する制御手段とを備えた光ビ
    ーム加熱装置において、前記発光手段の交換前における
    電極の消耗量に対応する移動量を前記移動手段に指令す
    る移動量指令手段と、前記発光手段を交換したことを検
    知する交換検知手段と、前記交換検知手段からの検知信
    号により、所定時間後に前記移動量指令手段を作動させ
    るための作動手段とを備えた光ビーム加熱装置。
  3. 【請求項3】 対向する電極間のアーク放電により発光
    する発光手段と、前記発光手段からの発光光を集光する
    集光手段と、前記発光手段を移動させる移動手段と、前
    記集光手段による集光光の強度変化に対応する前記発光
    手段の電極の消耗量に応じて、前記発光手段を移動する
    ように前記移動手段を制御する制御手段とを備えた光ビ
    ーム加熱装置において、前記集光光の強度を検出する光
    検出手段と、前記光検出手段からの出力を光電変換する
    光電変換手段とを備え、前記光電変換手段を、その出力
    値を前記集光光の強度変化に対応する前記発光手段の電
    極の消耗量に応じて変化させるように構成し、前記制御
    手段を、前記光電変換手段からの出力値が予め設定され
    た基準値より低い場合に、前記発光手段をその交換前に
    おける電極の消耗量に対応して設定した一定量移動する
    よう前記移動手段を制御するように構成した光ビーム加
    熱装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004065052A1 (de) * 2003-01-17 2004-08-05 Softart Ag Produktionsverfahren für die herstellung von radiallaufrädern, insbesondere von kompressoren und laufrädern für hydraulische maschinen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004065052A1 (de) * 2003-01-17 2004-08-05 Softart Ag Produktionsverfahren für die herstellung von radiallaufrädern, insbesondere von kompressoren und laufrädern für hydraulische maschinen

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