JPH11197365A - 自動巻き戻りヨーヨー - Google Patents

自動巻き戻りヨーヨー

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JPH11197365A
JPH11197365A JP19634598A JP19634598A JPH11197365A JP H11197365 A JPH11197365 A JP H11197365A JP 19634598 A JP19634598 A JP 19634598A JP 19634598 A JP19634598 A JP 19634598A JP H11197365 A JPH11197365 A JP H11197365A
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gripping
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JP19634598A
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English (en)
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Sullivan Brendon Michael O
ブレンドン・マイケル・オーサリブァン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動巻き戻り能力が高く、かつ自由回転時間
の長い、バランスのとれた自動巻き戻りヨーヨーを提供
する。また、初心者にとって操作が容易であると同時
に、多様な技にも適応できる自動巻き戻りヨーヨーを提
供する。 【解決手段】 本発明のヨーヨーは、一対のヨーヨー半
体と、一対のヨーヨー半体を連結する回転軸5と、回転
軸5に対して巻き上げられるヨーヨー糸を備える。ヨー
ヨー半体は、変位手段8と把持手段4を有するクラッチ
手段を備える。クラッチ手段は、質量体が受ける遠心力
によって、ヨーヨー糸を解放するように、回転軸5方向
に移動する。対抗付勢手段9が、遠心力によってクラッ
チ手段が移動する方向と反対の方向に、クラッチ手段を
付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヨーヨーに関する
改良、及び改良された自動巻き戻りヨーヨーに関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーヨープレーヤ、特にヨーヨーの初心
者用に、ヨーヨーの回転が完全に止まる前にヨーヨーを
プレーヤの手元に機械的に戻す手段を備えたヨーヨーが
開発されている。例えば、1982年6月1日発行のカ
フリーによる米国特許第4,332,102号が、この
ようなヨーヨーを開示している。
【0003】カフリーの発明は、ヨーヨー糸が取り付け
られた軸に、回転可能なベアリングプーリを設けたヨー
ヨーに関する。このベアリングのプーリ部分に隣接し
て、2つのクラッチ機構に係合する円筒形の摩擦手段す
なわちブレーキ手段が設けられる。このブレーキ手段の
表面は、滑り止め用に抵抗を有する構成とされ、実際に
は、摩擦を生じ易い一つ以上のOリングで構成される。
クラッチ機構は、おもり手段を有し、このおもり手段に
よって、ヨーヨーが投げられたときに遠心力によってク
ラッチが解放される。
【0004】遠心力は、ヨーヨーの速度が低下するとク
ラッチが作動するように、ばねによる負荷力と釣り合っ
ている。クラッチは、ヨーヨーがプレーヤの手元に自動
的に戻れるだけの運動量を有している間に、プーリ延長
上の摩擦面と係合する。このような自動復帰ヨーヨーの
開発は、初心者に対して特に有効であると実証されてお
り、また、身障者に対しても大いに役立つものと考えら
れている。
【発明が解決しようとする課題】しかし、カフリーの発
明では、ヨーヨーの構造に致命的な欠陥がある。プーリ
ベアリングが片側のヨーヨー半体に収納されるクラッチ
機構に接近するためには、軸周りのボスの一部をプラス
チック成形で削除する必要がある。十分なブレーキ能力
を有するためには、プーリ延長上の摩擦面とクラッチ機
構との係合箇所において、プラスチックボスの最高80
%までを除去しなければならない。また、プーリは糸ベ
アリングとしても機能するので、ベアリングに与えられ
る過剰な潤滑が、遠心力によってクラッチとプーリとの
接触領域の間近にまで達すると、クラッチが滑ってヨー
ヨーが上手くプレーヤの手元に巻き戻れないという問題
が生じる。
【0005】カフリー発明は、遠心力で作動するクラッ
チを糸ベアリングの同軸延長上で摩擦面にリンクさせて
いるので、糸ベアリングの特性を変えることは本質的に
制限される。クラッチがヨーヨー半体の中に動作可能に
収納されている場合、糸巻き機能とクラッチインターフ
ェース機能の双方を兼ね備えた多目的ベアリングを使用
すると、両機能を果たすために、軸方向に沿ったベアリ
ングの幅が必然的に広がってしまう。ところが、優れた
回転自動巻き戻りヨーヨーは、糸ベアリングを狭くし、
それによって軸と摩擦接触する面積を減らすことによっ
て実現される。さらに、遠心力によって作動するクラッ
チを糸ベアリングの一体延長上に係合させるために、糸
がベアリング上で滑ってクラッチ効果が低減しないよう
に二重ループの糸結びをしなければならないが、一般ユ
ーザーにとって二重ループ結びは難しく煩雑である。
【0006】前述のように、カフリーの発明は片側のヨ
ーヨーにのみクラッチ機構を設けており、2つのヨーヨ
ー半体の間に重さの差が生じているが、この重さの差に
よってヨーヨーの自由回転時間が短くなるはずである。
また、半体間の軸幅が固定されている自動巻き戻りヨー
ヨーに生じる別の問題として、様々なヨーヨー技を効率
よくできるようにするために、異なるレスポンス公差が
必要となる。トム・クーン(Tom Kuhn)著の「The art o
f yo-yo choreography」の「SB2 Flight Manual」によ
れば、宙返り技にはヨーヨーの間隙が狭い方が好まし
く、複雑な回転技のためには間隙が広い方が好ましい。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、ヨーヨー
を自動的に手元に巻き戻すための改良された手段を提供
することにある。また、本発明の第2の目的は、自動巻
き戻りヨーヨーの構造を改善し、メンテナンスを容易に
することにある。本発明の第3の目的は、自動復帰ヨー
ヨーの自由回転時間を延長することである。本発明の第
4の目的は、自由回転時間の延びによる優れた回転特性
を損なうことなく、自動巻き戻りヨーヨーの宙返り性能
を改良することである。
【0008】本発明の第5の目的は、自動巻き戻り機構
を取り外し可能とすることによって、ユーザーの技術向
上に応じて通常のヨーヨーに変更可能にし、また、自動
巻き戻り機構を取り外した後に、糸ベアリングの種類や
特性を複数の中から選択可能にすることによって、マル
チ回転特性をもたせ、幅広い層のユーザーに対応出来る
ヨーヨーを提供することにある。本発明の第6の目的
は、一重ループ結びをするだけでよい自動巻き戻りヨー
ヨーを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヨーヨーを効
果的に改良したものであり、ヨーヨーのひとつ以上の部
品に働く遠心力または有効向心力によって生じる運動、
ベクトル、波動、パルス等を、その他の部品の、ヨーヨ
ー回転軸に沿った有効往復運動に変換することによっ
て、(a)ヨーヨー糸が、ヨーヨーの回転速度に応じ
て、横方向に把持、解放、及び/またはセンタリングさ
れ、(b)糸ベアリングの外側面が、ヨーヨーの回転速
度に応じて、横方向に把持、解放、及び/またはセンタ
リングされ、(c)前記有効往復運動が、ヨーヨー糸の
み、又は糸ベアリングの外側面のみ、又は糸ベアリング
の外側面と、これに関連するヨーヨー糸の双方に、直接
または間接的に作用して、ヨーヨーの回転速度に応じ
て、ヨーヨー糸と糸ベアリングの少なくとも一方を回転
軸に沿って横方向に把持、解放、センタリングすること
を特徴とする。
【0010】本発明のヨーヨーは、2つのヨーヨー半体
と、これら2つのヨーヨー半体を連結する回転軸と、糸
ベアリングと、遠心力または有効向心力を受けて運動す
る動的手段とを備える。更に、ヨーヨーの回転軸に沿っ
た方向に往復運動して、ヨーヨー糸と糸ベアリング外側
面の少なくとも一方に作用する、把持/解放/センタリ
ング手段を備えてもよい。前記動的手段は、回転運動か
ら往復運動に変換するための手段を備え、これによっ
て、遠心力または有効向心力によって生じる運動、ベク
トル、波動、パルス等が、直接または間接的に、ヨーヨ
ー糸と糸ベアリング外側面の少なくとも一方に作用する
有効往復運動に変換される。この変換手段は、ピボッ
ト、レバー、継ぎ手、傾斜面を含むカムまたはカム面、
バネ等を含む。また、前記変換手段に、弾力、電気、電
子、空力、油圧による手段を用いてもよい。
【0011】本願明細書で使用される「有効向心力」と
いう用語は、優勢な遠心力が存在しない状態で生じる
力、あるいは遠心力に打ち勝つ力であり、厳密に向心方
向に作用しなくとも遠心力に抗する方向に作用する手段
によって与えられ得る。同様に、遠心力または遠心運動
とは、遠心方向に作用し、またはそのような作用を許可
する複合的な力(運動)のベクトル成分として解釈され
る。
【0012】本発明の把持/解放/センタリング手段
は、ヨーヨー糸又は糸ベアリング外側面に作用するの
で、ヨーヨー回転軸と接触する糸ベアリングの表面積お
よび摩擦を低減し、その結果、自由回転時間を長くする
ことができる。また、ユーザーのレベルに応じて、それ
ぞれに適した部品や、素材の質の異なる糸ベアリングに
交換することができる。更に、本発明の横方向への把持
/解除/センタリング手段は、ヨーヨーの回転軸に沿っ
て、2つのヨーヨー半体の内側面の間の中間点に関して
左右対称、かつ反対方向に、糸と糸ベアリングとの接触
部周辺に対して作用するので、本発明は、ヨーヨー糸に
対する優れたセンタリング機能、すなわちヨーヨー半体
間での横方向への支持制御機能を有し、首振り運動に対
する抵抗を高くすることができる。
【0013】このような通常の横方向への制御機能とと
もに、宙返り技においても、そのループの最高点で糸及
び糸ベアリングの少なくとも一方を効果的に把持するこ
とができる。このように、従来のヨーヨーでは別々のセ
ッティングを必要とする2つの異なる動作モード、すな
わち、宙返りと糸トリックのための長時間の回転能の特
徴を、本発明の自動巻き戻りヨーヨーでは独自に組み合
わせている。また、糸ベアリングではなく糸が把持され
る実施形態では、糸ベアリングへの糸の結び付けを一重
ループ結びで済ませることができる。これは、糸ベアリ
ングの垂直面が糸と干渉するように把持される実施形態
の場合、環状の把持/解放/センタリング手段に適切な
フランジを設けることによって実現される。
【0014】一方、ヨーヨーの回転速度に応じて糸ベア
リングの外側面のみをしっかり把持することによって、
ヨーヨーが糸ベアリングに対して自由に回転しないよう
に構成される実施形態では、ヨーヨーがプレーヤーの手
もとにきちんと巻き上がるように、糸を糸ベアリングに
確実に取り付ける必要があり、2重ループ結びで取り付
けるのが好ましい。動的手段がどちらか一方のヨーヨー
半体にのみ設けられ、一方のヨーヨー半体のみが作用す
る実施形態では、本発明の把持/解放/センタリング手
段を糸ベアリングの外側面に作用させると効果的に巻き
戻り動作を行う。
【0015】本発明の自動復帰ヨーヨーは、ヨーヨーの
自由回転中にプレーヤーが糸を軽く引き戻すことによっ
て、自動回転が完全に終了して自動巻き戻しが開始する
前に、任意の時点でヨーヨーをプレーヤーの手もとに巻
き戻すことができる。前記横方向への把持/解放/セン
タリング手段を、片側のヨーヨー半体にのみ設ける構成
も、両方の半体に設ける構成も、いずれも本発明の趣旨
に含まれる。また、回転軸を糸ベアリングとして使用す
ることも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
自動巻き戻りヨーヨーの一実施形態を説明する。本発明
のヨーヨーは、対向する一対のヨーヨー半体と、一対の
ヨーヨー半体を連結する回転軸5を有する。ヨーヨー半
体のそれぞれは、2つのケーシング1、2から成る。ヨ
ーヨー半体は、ヨーヨー糸20の巻き上げを実行又は解
放するように回転軸5方向に動作可能なクラッチ手段を
有する。クラッチ手段は、把持手段4、変位手段8を有
する。変位手段8は、把持手段4に結合する複数のプッ
シュ/プルロッド14を有する。図2に、本発明のヨー
ヨーの全体の構成が示されている。
【0017】図1は、本発明の一実施形態にかかる自動
巻き戻りヨーヨーの軸5周りの詳細な構成を示す。ヨー
ヨー半体の内側の輪郭を成す第1のケーシング1は、そ
の内側面に、糸ベアリング3と、この糸ベアリング3に
隣接して糸ベアリング3を把持/解放/横方向に支持及
び/又はセンタリングする把持手段4を収容するための
凹部15を形成される。この第1ケーシング1の内側面
には、さらに、遠心力又は向心力によって動作されるプ
ッシュ/プルロッド14が挿入される複数のボア12が
形成される。また、第1ケーシング1は、外側リム、軸
方向に形成されたボア、及びボス(突起部)を備える。
必要に応じて、前記凹部15を取り囲む第1のケーシン
グ1の内側面に、ヨーヨー糸20の巻き上げ、解放を容
易にするために放射状に形成される複数のリブ13を設
けてもよい。ヨーヨー半体の外側輪郭を成す第2のケー
シング2はキャップ部分であり、ヨーヨーの外側面を形
成する。キャップ(第2ケーシング)2には、定位置に
ロックするための手段17(図4を参照のこと)を設け
てもよい。また、キャップフランジの内側リム16の形
状は、装飾手段を適宜設けるために適切な輪郭を有す
る。
【0018】2つのヨーヨー半体は、軸状の接続手段に
よって合体される。例えば図1に示される実施形態で
は、2つのヨーヨー半体が、ネジ山を形成された軸5に
よって連結される。この場合、各ヨーヨー半体には、第
1のケーシング1の側面から挿入されて軸周りのボス
(突起部)に適宜固定されるねじ切りナット6が設けら
れる。ネジ山付きの軸5をヨーヨーの内側面を軸方向に
貫通する穴に挿入し、ねじ切りナット6に螺合させるこ
とによって、2つのヨーヨー半体を合体させる。
【0019】クラッチ手段が、把持手段4と変位手段8
を有する。糸20及び糸ベアリング3の少なくともいず
れか一方を横方向に把持/解放/センタリングするため
の把持手段4は、1つ以上の環状リングから成り、任意
的に糸ベアリング3の周面に突出するフランジ21をリ
ングに設けてもよい。把持手段4が、糸ベアリング3に
巻き付けられた糸20を把持するとき、把持手段4は、
フランジ21を有する環状リングであるのが望ましい。
この把持手段4は、ヨーヨーが回転していないとき、フ
ランジで糸20を固定するように、糸20を把持する。
把持手段4は、糸ベアリング3の片側または両側に隣接
して同軸に位置し、動的手段のいかなる動き、ベクト
ル、波動、作用を、糸20および糸ベアリング3の少な
くとも一方に伝達する。把持手段4は、有効向心モード
と遠心モードの各々で、部品8のプッシュ/プルロッド
14と嵌合する手段を有する。
【0020】図6は、回転軸5に同軸に配置されるベア
リング3及び把持手段4の断面斜視図である。把持手段
4は、糸ベアリング3に周面に突出するフランジ21を
有する。図6に示される実施形態では、一対の把持手段
4が、糸ベアリング3には接触せずに、ヨーヨー糸20
を把持する。ヨーヨー糸20は、一対の把持手段4によ
り挟まれて、つぶれた状態で示されている。この実施形
態においては、ヨーヨー糸20は、糸ベアリング3に、
一重ループ結びにより取り付けられることが可能であ
る。また、この実施形態においては、糸ベアリング3を
除去して、ヨーヨー糸20が、回転軸5に直接巻き付け
られてもよい。把持手段4は、ヨーヨー糸20を、一対
のヨーヨー半体の間隙の中央に把持することができる。
【0021】ロッド14は、把持手段4と機能的に係合
し、これをロックしてガイドするように設計されてい
る。この構成により、有効向心力が働く場合には、糸又
は糸ベアリングの把持力を増大させて糸を巻き取り、遠
心力が働くと、糸又は糸ベアリングを解放する。ロック
手段18は、例えば図1に示すように、ロッド14の凹
部と把持手段4の環状凸部をかみ合わせた構成であって
よい。
【0022】把持手段4によって、糸20の把持、セン
タリングを含む横方向の制御を行うことにより、自由回
転ヨーヨーとしての高性能を維持しつつ、宙返りヨーヨ
ーとしても優れた特性を有するバランスのとれたヨーヨ
ーが実現でき、また単純な一重ループ結びでもクラッチ
効果を損なわない。
【0023】図5は、図1とは異なり、把持手段4が、
糸ベアリング3の外側面とのみ接する実施形態を示す。
把持手段4は、回転軸5に同軸に配置される環状リング
を有しており、糸ベアリング3に突出するフランジ21
を有しない。この実施形態においては、把持手段4は、
糸20を把持するのではなく、糸ベアリング3の外側面
に圧接して、糸ベアリング3を把持する。糸20は、糸
ベアリング3に2重ループ結びで取り付けられるのが好
ましい。
【0024】図7は、回転軸5に同軸に配置されるベア
リング3及び把持手段4の断面斜視図である。把持手段
4は、図1及び図6に示された構成と異なり、糸ベアリ
ング3の周面に突出するフランジ21を有しない。図7
に示される実施形態では、一対の把持手段4が、ヨーヨ
ー糸20には接触せずに、糸ベアリング3を把持する。
この実施形態においては、ヨーヨー糸20は、糸ベアリ
ング3に、2重ループ結びにより取り付けられることが
好ましい。把持手段4は、糸ベアリング3を、一対のヨ
ーヨー半体の間隙の中央に把持することができる。
【0025】図5のようにフランジのない状態から、図
1のように糸20を把持するフランジまでの種々の形態
は、すべて本発明の範囲に含まれる。別の変形例とし
て、図示はしないが、ロッド14が糸20または他の把
持手段に直接作用する構成としてもよい。また上述した
ロック/ガイド手段は、凹部15の内側面に窪みを設
け、それと対応する位置で把持手段4に突起を設ける
か、あるいは、凹部15の内側面に突起を設け、把持手
段4の対応する位置に窪みを設けることによって実現し
てもよい。また、一対のヨーヨー半体の両方に設けられ
た把持手段4は、一対のヨーヨー半体の間隙の中央の両
側で、中央から互いに等距離の位置で動作する。
【0026】軸5に回転可能に支持される糸ベアリング
3は、ボールベアリング又はローラベアリング、あるい
はスプールを備える。スプールは、鋳型成形、プレス成
形、機械加工などによって形成され、素材としては、低
摩擦プラスチックスプール、金属スプール、木製スプー
ルなどが挙げられる。また、多層スプールや、糸受け溝
を形成したスプール、糸滑り防止止機能を有するスプー
ルなどでもよい。
【0027】本発明の特徴として、ユーザーは所望の技
に応じて糸ベアリング3を交換することができる。従来
の米国特許第4,332,102号に示されたヨーヨー
においては、糸ベアリングはクラッチ手段と一体に構成
されているため、糸ベアリングを交換することは非常に
困難であった。本発明では、一方または両方のヨーヨー
半体の内部に、遠心力及び有効向心力によって動作して
把持手段4又は糸20に作用する動的手段を有する。図
2は、この動的手段に遠心力が働いている状態(図の左
半分のヨーヨー)と、有効向心力が働いている状態(図
の右半分のヨーヨー)を示している。
【0028】動的手段は、以下に列挙する4つの構成要
素のすべてあるいは一部によって構成される。すなわ
ち、(i)遠心力によって運動する質量体7、(ii)向
心力/遠心力によって係合あるいは解放される対抗付勢
手段9、(iii)回転運動を往復運動に変える変換手段
10(図4)、及び(iv)遠心力または有効向心力によ
って変位する変位手段8である。質量体7及び対抗付勢
手段9が動作して、変位手段8に作用し、この変位手段
8がさらに、ヨーヨーの回転軸に平行な往復運動として
把持手段4に作用する。変位手段8が把持手段4に作用
できるように、第1のケーシング1の外壁を貫通するボ
ア12が設けられている。変位手段8及び把持手段4
は、クラッチ手段を構成する。図1における実施形態に
おいては、変位手段8及び把持手段4が、別の構成とし
て示されているが、これらは一体の構成として形成され
てもよい。質量体7、変位手段8、対抗付勢手段9の少
なくともひとつは、位置、形状、摩擦係数、堅実さ、あ
るいは運動ポテンシャル等によって、第1および第2の
ケーシング1、2を支持構造として利用する。これによ
って、ヨーヨーの所定の回転速度において、有効向心力
モードと遠心力モードのうち優勢なモードへの移行を円
滑にする。
【0029】図3は図2のヨーヨーの正面図である。図
2および図3に示すように、本実施形態において、質量
体7はスチールボール(鋼球)であり、3つのスチール
ボールが、変位手段8としての三つ又スポークのアレイ
に収められている。ヨーヨー回転時のバランスを図るた
め、ヨーヨー半体は、少なくとも2つの質量体7を有す
るのが好ましい。第1ケーシング1の内面に、質量体7
を定位に保持するための凹部が設けられている。ヨーヨ
ーが回転していないとき、すなわち、質量体7に遠心力
がかかっていないとき、スチールボールである質量体7
は、凹部に保持されている。また、回転運動から往復運
動への変換手段10は、図4に示すように、カム面10
である。カム面は、該凹部に形成される。カム面10
は、ヨーヨーの半径方向に沿って、回転軸5方向に傾斜
するように形成されるのが好ましい。さらに、このカム
面10は、質量体7が、遠心力によって移動しやすいよ
うに形成されるのが好ましい。図1又は図2の右側のヨ
ーヨー半体は、質量体7に遠心力がかかっていないか又
は質量体7が移動するほど十分な大きさの遠心力が質量
体7にかかっていない状態で示される。このとき、質量
体7は、凹部に保持されている。
【0030】ヨーヨーが回転して、所定の回転速度以上
の回転速度に達すると、ヨーヨーの回転により生じる遠
心力によって、質量体7が、カム面10に沿って、ヨー
ヨーの半径方向に移動する。これによって、質量体7に
係合する変位手段8が、横方向すなわち回転軸5方向に
変位し、把持手段4を、プッシュ/プルロッド14によ
り、ヨーヨー糸20及び糸ベアリング3の外側面と接触
した状態から引き離す。すなわち、ヨーヨーの回転によ
り生じる遠心力によって、質量体7がカム面10に沿っ
て回転軸方向に動作すると、クラッチ手段が回転軸5方
向に移動し、ヨーヨー糸20又は糸ベアリング3を解放
する。あるいは、プッシュ/プルロッド14は、把持手
段4が凹部15の内壁(すなわちヨーヨー半体の内側
面)と接触した時点で、把持手段4を解放する構成とし
てもよい。図1又は図2の左側のヨーヨー半体は、質量
体7が移動するほど十分な大きさの遠心力が、質量体7
にかかっている状態で示されている。
【0031】このように、糸20に接触していた把持手
段4は、自由に空転して、自由回転ヨーヨーに対する干
渉を低減する。カム面10は、遠心力が弱まって対抗付
勢手段9による向心力に抵抗しきれなくなるまで、遠心
力によって運動するスチールボール7を動的な位置に維
持する。対抗付勢手段9は、クラッチ手段を回転軸方向
に付勢する。具体的には、対抗付勢手段9は、クラッチ
手段が有する変位手段8に接触して、質量体7が遠心力
により動作することにより変位手段8が移動する方向と
は反対の方向に、変位手段8を付勢する。すなわち、対
抗付勢手段9は、変位手段8を、ヨーヨー無回転時の状
態に戻すように付勢する。対抗付勢手段9はクラッチ手
段を常に付勢していてもよく、また、質量体7に与えら
れる遠心力に基づいて変位手段8が回転軸5方向に移動
するときに、対抗付勢手段9がクラッチ手段(特に、変
位手段8)を付勢してもよい。本実施形態において、対
抗付勢手段9はバネ等の弾性伸縮手段である。そして、
変位手段8が動作し、ヨーヨー糸20が把持されてヨー
ヨーが所定の速度で自動的に巻き戻るまで、プッシュ/
プルロッド14が、把持手段4を糸20及び糸ベアリン
グ3の外壁に向かって駆動する。
【0032】本実施形態は、遠心力または向心力と、遠
心力に対抗する弾性力を、直接あるいは間接的に利用す
る技術としても理解することができる。したがって、ヨ
ーヨー糸や糸ベアリングの横方向での把持/解放/支持
/センタリング/掛けはずしと同じ機能を実行する手段
として、レバー、ピボット、エルボー(継ぎ手)、バ
ネ、プッシュ/プル手段、あるいは、弾力、電気、電
子、空力、磁力、油圧等によって作動される手段や、こ
れらの組み合わせた手段を用いてもよい。例えば、遠心
力によって投下されるスイッチを含んでもよく、この場
合は、スイッチが回路の一部を構成してON状態でソレ
ノイドを作動する。
【0033】また、ヨーヨー糸20を直接掛けはずす場
合は、把持手段4を省略してもよい。この場合、ボア1
2を第1のケーシング1を貫通するように設け、プッシ
ュ/プルロッド14を一方または両方のヨーヨー半体の
内側壁から伸長して、ヨーヨー糸20の経路を直接遮断
する。遠心力が働くと、ロッド14はヨーヨー糸20の
経路から引っ込んで、糸を解放する。
【0034】有効向心力を生じさせるための対抗付勢手
段9を、変位手段8の一部に組み込むこともできる。こ
れは、ヨーヨーの回転によって生じる遠心力によって収
縮されると、それに反発する有効向心力を生じるような
材料あるいは形状を採用することによって達成できる。
また、図3の例で三つ又スポークとして示される変位手
段8に、質量体7を安定に保持し、静的(安定)位置か
ら動的(不安定)位置へと移行させる手段を設けてもよ
い。この保持/移行手段は、切り張り方式のデザインで
組み立てが容易なものであることが好ましい。これによ
り、変位手段8、第1のケーシング1の端面、及びキャ
ップの内側リム16の間に保持される装飾手段を有する
こともできる。
【0035】本発明によれば、ヨーヨー糸及び/あるい
は糸ベアリングの外側面に作用することによって、自動
巻き戻りヨーヨーの機能を達成しつつ、回転ベアリング
の範囲を調整して使用することができる。ヨーヨー糸2
0をセンタリングし、横方向から把持することによっ
て、優れた宙返り性能を有し、初心者でも容易に扱える
バランスのとれたヨーヨーが実現される。
【0036】別の変形例として、把持手段4を一方のヨ
ーヨー半体にのみに固定し、糸ベアリング3を他方の半
体の内側面に対し横方向に押圧して、ヨーヨーが糸ベア
リング3に対して回転することを防ぐ構成とすることも
できる。さらに、ヨーヨー糸20をセンタリングするよ
うに糸ベアリング3の周面から適切な距離だけ中心に向
かって突き出でるフランジを有する環状の把持手段4を
備えてもよい。
【0037】更に別の変形例として、変位手段8を糸ベ
アリング3の外側面に直接作用する構成としてもよい。
本発明の把持手段4に適した素材として、ポリアセチ
ル、ナイロン、その他の樹脂、及び摩擦熱に対する高い
耐性を有し、かつ鋳型成形や機械加工可能な合金などが
使用される。
【0038】本発明のヨーヨー本体には、広範囲の材料
を使用することができるが、実質的な部分に関しては射
出成形されたプラスチックを使用することが好ましい。
また、本発明のヨーヨーにおいては、糸ベアリング3、
把持手段4、変位手段8、質量体7を取り外すことがで
きる。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者にとっ
て上記実施形態以外に多様な変形、変更が可能であるこ
とは、言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる自動巻き戻りヨー
ヨーの一部拡大断面図であり、特に軸周りの詳細な構成
を示す図である。
【図2】図1のヨーヨーの直径に沿った縦断面図であ
り、遠心力が作用する状態(図の左半分)と向心力が作
用する状態(右半分)を示す図である。
【図3】本発明のヨーヨーの正面図であり、遠心力/向
心力によって作動する動的手段の一実施形態を示す図で
ある。
【図4】本発明のヨーヨーの半径方向に沿った一部拡大
断面図であり、回転運動から往復運動への変換手段とし
てのカム面の好適な実施形態を示す図である。
【図5】本発明の別の実施形態にかかる自動巻き戻りヨ
ーヨーの一部拡大断面図であり、軸周りで糸ベアリング
が把持される構成を示す図である。
【図6】本発明の実施形態における、フランジ21を有
する把持手段4が、ヨーヨー糸20を挟み込んで把持し
た構成を示す図である。
【図7】本発明の別の実施形態における、フランジを有
しない把持手段4が、糸ベアリング3を挟み込んで把持
した構成を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のケーシング 2 第2のケーシング (キャップ) 3 糸ベアリング 4 把持手段 5 軸 6 ねじ切りナット 7 スチールボール(質量体) 8 三つ又スポーク(変位手段) 9 バネ(対抗付勢手段) 10 カム面(変換手段) 12 ボア 13 リブ 14 プッシュ/プルロッド 15 凹部 16 内側リム 20 ヨーヨー糸 21 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/950947 (32)優先日 1997年10月15日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 特願平9−348459 (32)優先日 平9(1997)11月12日 (33)優先権主張国 日本(JP) (71)出願人 597176050 18 Belson Street,Eas t Malvern,Melbourn e,Victoria 3145,Austr alia

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のヨーヨー半体と、前記一対のヨー
    ヨー半体を連結する回転軸と、前記回転軸に対して巻き
    上げられるヨーヨー糸を備えるヨーヨーであって、 前記一対のヨーヨー半体の少なくとも一方が、 前記ヨーヨー糸の巻き上げを実行又は解放するように前
    記回転軸方向に動作可能なクラッチ手段を有し、 前記クラッチ手段が、前記ヨーヨーの回転により与えら
    れる遠心力によって、前記回転軸方向に動作することを
    特徴とするヨーヨー。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ手段が、前記ヨーヨー糸を
    把持又は解放する把持手段を有することを特徴とする請
    求項1に記載のヨーヨー。
  3. 【請求項3】 前記把持手段は、環状リングを有してお
    り、前記回転軸に同軸に配置されることを特徴とする請
    求項2に記載のヨーヨー。
  4. 【請求項4】 前記環状リングが、前記ヨーヨー糸を把
    持又は解放するフランジを有することを特徴とする請求
    項3に記載のヨーヨー。
  5. 【請求項5】 更に、前記回転軸に同軸に配置される糸
    ベアリングを備え、前記ヨーヨー糸が、前記糸ベアリン
    グに巻かれることを特徴とする請求項4に記載のヨーヨ
    ー。
  6. 【請求項6】 前記把持手段の前記フランジが、前記糸
    ベアリングの周面に突出するように配置されていること
    を特徴とする請求項5に記載のヨーヨー。
  7. 【請求項7】 更に、前記回転軸に同軸に配置される糸
    ベアリングを備え、前記ヨーヨー糸が、前記糸ベアリン
    グに巻かれることを特徴とする請求項1に記載のヨーヨ
    ー。
  8. 【請求項8】 前記クラッチ手段が、前記糸ベアリング
    を把持又は解放する把持手段を有することを特徴とする
    請求項7に記載のヨーヨー。
  9. 【請求項9】 前記把持手段は、環状リングを有してお
    り、前記回転軸に同軸に配置されることを特徴とする請
    求項8に記載のヨーヨー。
  10. 【請求項10】 前記把持手段は、前記糸ベアリングの
    側面に圧接することによって、前記糸ベアリングを把持
    することを特徴とする請求項9に記載のヨーヨー。
  11. 【請求項11】 前記一対のヨーヨーのいずれもが、前
    記把持手段をそれぞれ有しており、 前記把持手段が、前記回転軸により連結される前記一対
    のヨーヨー半体の間隙の中央の両側で、中央から互いに
    等距離の位置で動作することを特徴とする請求項2又は
    8に記載のヨーヨー。
  12. 【請求項12】 前記把持手段が、前記ヨーヨー糸を、
    前記回転軸により連結される前記一対のヨーヨー半体の
    間隙の中央に把持することを特徴とする請求項2に記載
    のヨーヨー。
  13. 【請求項13】 前記把持手段が、前記糸ベアリング
    を、前記回転軸により連結される前記一対のヨーヨー半
    体の間隙の中央に把持することを特徴とする請求項8に
    記載のヨーヨー。
  14. 【請求項14】 前記一対のヨーヨー半体の少なくとも
    一方が、更に、ヨーヨーの無回転時に所定の位置に保持
    される質量体を有し、 前記クラッチ手段が、ヨーヨーの回転により前記質量体
    が受ける遠心力によって、前記回転軸方向に動作するこ
    とを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のヨ
    ーヨー。
  15. 【請求項15】 前記クラッチ手段が、ヨーヨーが所定
    の回転速度以上の回転速度で回転することにより生じる
    遠心力によって、前記回転軸方向に動作することを特徴
    とする請求項14に記載のヨーヨー。
  16. 【請求項16】 前記質量体は、ヨーヨーの回転により
    与えられる遠心力によって、前記所定の位置から移動す
    ることを特徴とする請求項15に記載のヨーヨー。
  17. 【請求項17】 前記一対のヨーヨー半体の少なくとも
    一方は、内部にカム面を有しており、前記質量体は、ヨ
    ーヨーの回転により与えられる遠心力によって、前記所
    定の位置から、前記カム面に沿って移動することを特徴
    とする請求項16に記載のヨーヨー。
  18. 【請求項18】 前記質量体は、球状であることを特徴
    とする請求項14から17のいずれかに記載のヨーヨ
    ー。
  19. 【請求項19】 前記一対のヨーヨー半体の少なくとも
    一方は、少なくとも2つの前記質量体を有することを特
    徴とする請求項18に記載のヨーヨー。
  20. 【請求項20】 前記クラッチ手段が、前記質量体に係
    合する変位手段を有し、 前記質量体が前記ヨーヨー半体の半径方向に移動する
    と、前記変位手段が、前記回転軸方向に移動することを
    特徴とする請求項16から19のいずれかに記載のヨー
    ヨー。
  21. 【請求項21】 前記変位手段が、前記把持手段に結合
    されていることを特徴とする請求項20に記載のヨーヨ
    ー。
  22. 【請求項22】 前記一対のヨーヨー半体の少なくとも
    一方が、前記クラッチ手段を前記回転軸方向に付勢する
    対抗付勢手段を有することを特徴とする請求項21に記
    載のヨーヨー。
  23. 【請求項23】 前記対抗付勢手段が、前記変位手段が
    移動する方向とは反対の方向に、前記クラッチ手段を付
    勢することを特徴とする請求項22に記載のヨーヨー。
  24. 【請求項24】 前記変位手段が、前記ヨーヨーの回転
    により生じる遠心力の影響をうけるときに、前記対抗付
    勢手段が、前記クラッチ手段を付勢することを特徴とす
    る請求項23に記載のヨーヨー。
  25. 【請求項25】 前記対抗付勢手段が、弾性伸縮部材で
    あることを特徴とする請求項22から24のいずれかに
    記載のヨーヨー。
  26. 【請求項26】 前記対抗付勢手段が、バネであること
    を特徴とする請求項25に記載のヨーヨー。
  27. 【請求項27】 前記一対のヨーヨー半体の少なくとも
    一方が、前記ヨーヨーの内側輪郭を構成する第1ケーシ
    ングと、前記第1ケーシングに結合して、前記ヨーヨー
    の外側輪郭を構成する第2ケーシングを有することを特
    徴とする請求項17に記載のヨーヨー。
  28. 【請求項28】 前記第1ケーシングが、前記質量体を
    前記所定の位置に保持するための凹部を有し、 前記カム面が、前記凹部に形成されることを特徴とする
    請求項27に記載のヨーヨー。
  29. 【請求項29】 前記クラッチ手段及び前記質量体は、
    取り外し可能であることを特徴とする請求項14に記載
    のヨーヨー。
  30. 【請求項30】 前記糸ベアリングは、取り外し可能で
    あることを特徴とする請求項5又は7に記載のヨーヨ
    ー。
JP19634598A 1997-07-14 1998-07-10 自動巻き戻りヨーヨー Pending JPH11197365A (ja)

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JP08/950947 1997-11-12
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015024347A1 (zh) * 2013-08-22 2015-02-26 海尔集团公司 一种复式平衡陀螺
JP2016539772A (ja) * 2014-10-25 2016-12-22 グワーンドーン アルファ アニメーション アンド カルチャー カンパニー リミテッド 摩擦運動エネルギー貯蔵および加速機能を有するヨーヨーボール
JP2016539771A (ja) * 2014-10-25 2016-12-22 グワーンドーン アルファ アニメーション アンド カルチャー カンパニー リミテッド エネルギーを手動によって貯蔵することができる手持式ヨーヨーボール

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WO2015024347A1 (zh) * 2013-08-22 2015-02-26 海尔集团公司 一种复式平衡陀螺
JP2016539772A (ja) * 2014-10-25 2016-12-22 グワーンドーン アルファ アニメーション アンド カルチャー カンパニー リミテッド 摩擦運動エネルギー貯蔵および加速機能を有するヨーヨーボール
JP2016539771A (ja) * 2014-10-25 2016-12-22 グワーンドーン アルファ アニメーション アンド カルチャー カンパニー リミテッド エネルギーを手動によって貯蔵することができる手持式ヨーヨーボール

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