JPH11195933A - スピーカ用アンプ - Google Patents

スピーカ用アンプ

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Publication number
JPH11195933A
JPH11195933A JP9368132A JP36813297A JPH11195933A JP H11195933 A JPH11195933 A JP H11195933A JP 9368132 A JP9368132 A JP 9368132A JP 36813297 A JP36813297 A JP 36813297A JP H11195933 A JPH11195933 A JP H11195933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
speaker
buffer circuit
signal
feedback loop
Prior art date
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Pending
Application number
JP9368132A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakamura
村 武 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9368132A priority Critical patent/JPH11195933A/ja
Priority to GB9826693A priority patent/GB2332806B/en
Priority to DE1998157023 priority patent/DE19857023A1/de
Publication of JPH11195933A publication Critical patent/JPH11195933A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/181Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers
    • H03F3/183Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/187Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only in integrated circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電スピーカのような起電力の大きいスピー
カに用いても、高音質の音を得ることができるスピーカ
用アンプを得る。 【解決手段】 スピーカ用アンプ10は、抵抗16,1
8で形成される負帰還ループ14を有するアンプ12を
含む。アンプ12の後段に、バッファ回路20を形成す
る。バッファ回路20は、たとえばNPN形のトランジ
スタ22とPNP形のトランジスタ24とをコンプリメ
ンタリ接続することによって形成される。そして、バッ
ファ回路20の出力信号を圧電スピーカ26に入力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスピーカ用アンプ
に関し、特にたとえば、圧電スピーカを駆動するための
スピーカ用アンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のスピーカ用アンプの一例
を示す回路図である。このスピーカ用アンプ1は、スピ
ーカを駆動するためのものであり、信号を電力増幅する
ためのパワーアンプ2を含む。パワーアンプ2の出力端
と入力端との間には、抵抗3,4などによって、負帰還
ループが形成されている。そして、スピーカ用アンプ1
の出力端が、スピーカ5に接続される。
【0003】音の情報を含む信号は、パワーアンプ2で
電力増幅され、スピーカ5を駆動する。このとき、パワ
ーアンプ2で信号歪みが起こった場合、出力端からは入
力された信号と異なる波形の信号が出力される。そこ
で、負帰還ループによって、出力された信号の位相を反
転して入力端に与えることにより、パワーアンプ2にお
ける信号の歪みを補正し、音の忠実度を向上させてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コーン型のスピーカで
は、スピーカ用アンプの出力信号を入力することによ
り、固定したマグネットによる磁界中に置かれたボイス
コイルに電流が流れ、ボイスコイルが動く。それによ
り、ボイスコイルに取り付けられたコーンが振動し、音
が放出される。しかしながら、ボイスコイルが磁界中を
動くことにより、ボイスコイルに起電力が生じる。この
ような起電力による信号がパワーアンプの負帰還ループ
を介して入力信号に重畳されると、信号の波形に歪みが
生じ、音の忠実性が悪くなる。ただし、コーン型のスピ
ーカの場合、ボイスコイルの機械的な動きから電気的な
信号への変換効率が低く、その起電力が小さい。また、
コーンは紙などの軽い材料で形成されているため、振動
したときの慣性力が弱く、スピーカ用アンプの出力イン
ピーダンスをほぼ0にすることにより、スピーカの動き
に制動がかかる。そのため、ボイスコイルに生じる起電
力は小さく、実際上は、起電力による影響を問題として
いない。
【0005】しかしながら、圧電スピーカの場合、振動
板は圧電体で形成されており、その表面に形成された電
極に信号を与えることにより、圧電体が振動する。この
ような圧電体は、その歪みから電気的な信号への変換効
率が高い。さらに、圧電体の質量は大きく、それが動い
たときの慣性力は大きい。そのため、スピーカ用アンプ
の出力インピーダンスによる制動がかかりにくく、振動
板に大きい起電力が生じる。そして、スピーカの大きい
起電力が、負帰還ループを介して入力信号のスペクトラ
ムを変化させ、音の忠実性が損なわれる。したがって、
このような従来のスピーカ用アンプを用いて圧電スピー
カを駆動すると、高音質を望むことができない。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、圧
電スピーカのような起電力の大きいスピーカに用いて
も、高音質の音を得ることができるスピーカ用アンプを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、帰還ループ
を有するアンプの後段にバッファ回路を設けた、スピー
カ用アンプである。このようなスピーカ用アンプにおい
て、バッファ回路は帰還ループのないパワーアンプとす
ることができる。
【0008】帰還ループを有するアンプを用いることに
より、アンプによる信号歪みを補正することができる。
しかも、アンプの後段にバッファ回路を設けることによ
り、スピーカに生じた起電力の影響がアンプに及ぼされ
ないように、アンプとスピーカとが隔離される。また、
バッファ回路を帰還ループのないパワーアンプとするこ
とにより、帰還ループを有するアンプは、大きい電力増
幅率を必要としなくなる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明のスピーカ用ア
ンプの一例を示す回路図である。スピーカ用アンプ10
は、アンプ12を含む。アンプ12には、負帰還ループ
14が形成される。負帰還ループ14は、2つの抵抗1
6,18で構成され、抵抗16がアンプ12の出力端と
入力端との間に接続される。また、抵抗18は、アンプ
12の入力端と基準電位との間に接続される。
【0011】アンプ12の出力端は、バッファ回路20
に接続される。バッファ回路20としては、たとえばN
PN形のトランジスタ22とPNP形のトランジスタ2
4とをコンプリメンタリ接続したパワーアンプが用いら
れる。そして、バッファ回路20の出力端が、圧電スピ
ーカ26に接続される。
【0012】このスピーカ用アンプ10では、音の情報
を含む信号が、アンプ12に入力される。アンプ12の
出力信号は、バッファ回路20に入力される。このと
き、アンプ12の出力信号は、負帰還ループ14を介し
て、アンプ12の入力端に帰還される。したがって、ア
ンプ12の出力信号が、位相反転して入力信号に与えら
れる。そのため、アンプ12による信号の歪みが逆位相
でアンプ12の入力端に入力されるため、信号の歪みが
補正され、入力信号とほぼ同じ波形の信号が出力され
る。
【0013】アンプ12の出力は、バッファ回路20に
入力される。バッファ回路20は、2つのトランジスタ
22,24をコンプリメンタリ接続したパワーアンプで
あるため、大きい電力増幅率を有する。したがって、ア
ンプ12は、特に大きい電力増幅率を必要としない。そ
して、バッファ回路20の出力信号が圧電スピーカ26
に入力され、音が放出される。
【0014】この圧電スピーカ26を駆動すると、圧電
体で形成された振動板が振動するため、起電力が生じ
る。しかしながら、バッファ回路20が設けられている
ことにより、発生した電荷がアンプ12の負帰還ループ
14からアンプ12の入力側に帰還されない。そのた
め、圧電スピーカ26の起電力によって、アンプ12へ
の入力信号の波形に歪みが生じず、音の忠実性を高く保
つことができる。したがって、このスピーカ用アンプ1
0を用いれば、高音質の音を得ることができる。
【0015】このスピーカ用アンプ10では、振動板の
機械的な歪みから電気信号への変換効率が高く、大きい
質量を有するために慣性力の大きい圧電スピーカ26を
用いても、バッファ回路20によってアンプ12と圧電
スピーカ26とが隔離されているため、圧電スピーカ2
6の起電力の影響を防ぐことができる。もちろん、圧電
スピーカのみならず、ボイスコイルを用いたコーン型の
スピーカであっても、起電力が生じるため、その影響を
防ぐことができる。
【0016】なお、バッファ回路20としては、2つの
トランジスタをコンプリメンタリ接続したものに限ら
ず、たとえば電界効果トランジスタ(FET)や、パワ
ーMOSICなどを用いることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、スピーカの起電力に
よる信号の波形の歪みを防ぐことができる。したがっ
て、圧電スピーカのような起電力の大きいスピーカを使
用する場合においても、高音質の音を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスピーカ用アンプの一例を示す回路
図である。
【図2】従来のスピーカ用アンプの一例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
10 スピーカ用アンプ 12 アンプ 14 負帰還ループ 20 バッファ回路 26 圧電スピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帰還ループを有するアンプの後段にバッ
    ファ回路を設けた、スピーカ用アンプ。
  2. 【請求項2】 前記バッファ回路は帰還ループのないパ
    ワーアンプである、請求項1に記載のスピーカ用アン
    プ。
JP9368132A 1997-12-27 1997-12-27 スピーカ用アンプ Pending JPH11195933A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9368132A JPH11195933A (ja) 1997-12-27 1997-12-27 スピーカ用アンプ
GB9826693A GB2332806B (en) 1997-12-27 1998-12-04 Amplifier for speaker
DE1998157023 DE19857023A1 (de) 1997-12-27 1998-12-10 Verstärker für einen Lautsprecher

Applications Claiming Priority (1)

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JP9368132A JPH11195933A (ja) 1997-12-27 1997-12-27 スピーカ用アンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11195933A true JPH11195933A (ja) 1999-07-21

Family

ID=18491048

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JP9368132A Pending JPH11195933A (ja) 1997-12-27 1997-12-27 スピーカ用アンプ

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JP (1) JPH11195933A (ja)
DE (1) DE19857023A1 (ja)
GB (1) GB2332806B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101215636B1 (ko) 2012-07-13 2012-12-26 김영준 오디오 앰프 장치

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JPH06291562A (ja) * 1993-03-31 1994-10-18 Sony Corp 電力増幅器

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Publication number Publication date
GB2332806A (en) 1999-06-30
GB2332806B (en) 2000-06-21
GB9826693D0 (en) 1999-01-27
DE19857023A1 (de) 1999-07-15

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