JPH11194895A - リアプロジェクター用スタイラスペン - Google Patents

リアプロジェクター用スタイラスペン

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JPH11194895A
JPH11194895A JP36881097A JP36881097A JPH11194895A JP H11194895 A JPH11194895 A JP H11194895A JP 36881097 A JP36881097 A JP 36881097A JP 36881097 A JP36881097 A JP 36881097A JP H11194895 A JPH11194895 A JP H11194895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
case
stylus
coordinate point
rear projector
Prior art date
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Pending
Application number
JP36881097A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Ichikawa
啓示 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な手段により書き味を向上させることが
でき、安価なリアプロジェクター用スタイラスペンを提
供する。 【解決手段】 少なくとも座標点を指示するペン1と,
ペンケース2と,ペンケース2に嵌着したケースキャッ
プ3と,ペンケース2の端面側に装着した磁束発生手段
4と,磁束発生手段4に供給する電流をON/OFFす
るスイッチ手段6と,ペン1に弾性力を付与せしめるバ
ネ5とを具備するリアプロジェクター用スタイラスペン
であって、ペン1は、座標点指示側の一部または全体を
フッ素樹脂材で構成するとともに、座標点指示側の一部
をケースキャップ3から露出させ、座標点指示側でない
側をペンケース2に収納したスイッチ手段6側に位置せ
しめ、かつペン1が直線的に動くようケースキャップ3
とペンケース2に収納せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁束発生手段を備
えたスタイラスペンに関し、特にはリアプロジェクター
等の画像投影装置に用いられる座標入力装置に好適で書
き味に優れたスタイラスペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、各種の座標入力装置にスタイラス
ペンが多用されているが、スタイラスペンに関する発明
としては、スタイラスペンの操作性に係わる筆圧に関す
るもの,スイッチ手段の構造等に関するものが多く、書
き味を向上させるための対策を施したスタイラスペンに
関するものは殆どなかった。
【0003】なお、スタイラスペンの書き味を向上させ
るための従来方法として、例えば、主にタブレット等の
小型入力ボードでは、一般的に入力ボード表面側にプラ
スチックフィルム等からなる滑り特性の良い保護フィル
ムを貼り付ける手段がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入力ボ
ード表面側に滑り特性の良い保護フィルムを貼り付け、
書き味を向上させようとした従来方法では、入力ボード
が大型化した場合、画像品質を低下させることのないよ
う入力ボード表面側に保護フィルムを貼り付ける作業は
極めて困難で、フィルム貼付け作業性に難点があった。
また、この方法により得られた座標入力装置はコストが
大幅にアップしてしまい、実用的ではなかった。このた
め、入力ボード表面側に保護フィルムを貼り付ける手段
は、大型の入力ボードには殆ど採用されていなかった。
【0005】一方、リアプロジェクター等の画像投影装
置に用いられる大型の座標入力装置では、光学特性を向
上させるため画像表示部となる表面パネル上にレンチキ
ュラー処理を施す必要があった。このため、書き味等に
関して特別な対策が取られない従来のスタイラスペンを
用いて入力作業を行った場合、スタイラスペンを表面パ
ネル上で直接操作しようとしても滑り性が悪く、衝突音
や摩擦音が大きくなるといった難点があった。また、表
面パネル上にスタイラスペン先の磨耗により発生した残
留物が付着したり、光学処理を施した面を傷つけてしま
い画像品質が低下する難点があった。
【0006】本発明の目的は、簡便な手段により書き味
を向上させることができ、安価なリアプロジェクター用
スタイラスペンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】少なくとも座標点を指示
するペン1と,ペンケース2と,ペン1の挿通孔11を
有してペンケース2に嵌着されるケースキャップ3と,
ペンケース2の一端側に装着した磁束発生手段4と,磁
束発生手段4に供給する電流をON/OFFするペンケ
ース2に収納されたスイッチ手段6と,ペン1に一定の
弾性力を付与するようペンケース2に収納されたバネ5
とを具備するリアプロジェクター用スタイラスペンであ
って、ペン1は座標点指示側の一部または全体をフッ素
樹脂材で構成し、ペンケース2の一端側に装着する磁束
発生手段4に挿通するとともに、座標点指示側の一部を
ケースキャップ3から露出し、座標点指示側でない側を
スイッチ手段6に近接させ、かつ直線的に動くようペン
ケース2とケースキャップ3内に収納せしめられ、ペン
1で座標点を指示することでスイッチ手段6をONさ
せ、ペン1の指示した座標点を座標入力装置に入力する
よう構成する。
【0008】また、ペン1はペン先1Aとペン先受け1
Bとから構成し、ペン先1Aをペン先受け1Bに着脱自
在に構成するとよい。
【0009】本発明によるリアプロジェクター用スタイ
ラスペンは、座標点を指示する側を自己潤滑性と非粘着
性を有し、耐磨耗性,耐熱性に優れたフッ素樹脂材で構
成するので、スタイラスペンを表面パネル上で直接操作
した場合でも良好な滑り性が得られ、衝突音や摩擦音が
低減されて書き味,操作性が向上する。また、表面パネ
ル上にスタイラスペン先の磨耗により発生する残留物が
付着したり、光学処理を施した面に傷がついて画像品質
が低下することもなくなる。また、ペン先をペン先受け
に着脱自在な構成とすることで、消耗品としてペン先の
みを交換可能なので、安価なスタイラスペンの提供が可
能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1,図2,図3
により具体的に説明する。図1は本発明によるスタイラ
スペンの概略の構成を示すための説明図で、図2は本発
明によるスタイラスペンの要部構成を示す説明図であ
り、図3はペンケースに収納されたペン先受けとスイッ
チ手段の状態を示す説明図である。
【0011】図において、1はペン先1Aとペン先受け
1Bとから構成されるペンである。また、ペン先1Aは
フッ素樹脂により成形されたことを特徴としており、円
筒状のペン先1Aには溝1Eが設けられている。一方、
ペン先受け1Bはペン先1Aに設けた溝1Eに嵌合する
嵌合軸1Cとスイッチ押圧部1Dとから構成されてお
り、ABS樹脂等の比較的硬質で加工性の良い樹脂で一
体成形されている。
【0012】2は、例えば、ABS樹脂等により成形し
たペンケースであり、一組の半割り状のケースを組み合
わせることで円筒状に構成される。また、図3に図示す
る如く、ペンケース2にはペン1の嵌合軸1Cの収納溝
8とスイッチ押圧部1Dの収納溝9およびスイッチ手段
6の収納溝10等が設けられている。3はABS樹脂等に
より一体成形されてなる中空状のケースキャップであ
り、ペンケース2の両端に嵌着される。ペンケース2に
嵌着されたケースキャップ3の一端側には開口部が設け
られ、他端側にはペン1の挿通孔11が設けられている。
4は磁束発生手段のコイルであり、ペンケース2端面側
に配設されており、コイル内にはペン1が挿通されてい
る。また、ペンケース2に収納されたスイッチ手段であ
るタクトスイッチ6とは回路基板7を介して電気的に接
続され、かつケースキャップ3により覆われ保護され
る。
【0013】5はペンケース2に設けたスイッチ押圧部
1Dの収納溝9に収納されたバネである。バネ5はペン
1のストロークのロスをなくし、常に一定のスイッチ感
覚が得られるよう機能する。即ち、スイッチ押圧部1D
がタクトスイッチ6に常に接触した状態になるようペン
1をその弾性力でタクトスイッチ6側に押圧している。
なお、スイッチ手段収納溝10に収納されたタクトスイッ
チ6には通常皿バネが内蔵されており、バネ5の弾性力
をタクトスイッチ6の皿バネの弾性力より小さくなるよ
う設定することで、一定のスイッチ感覚を得ることがで
きる。そして、ペン先1Aで座標を指示すると、タクト
スイッチ6がONし、磁束発生手段のコイル4に電流が
供給され、コイル4が磁束を発生するようになる。
【0014】以上、本発明のスタイラスペンのペンは、
フッ素樹脂により成型したペン先とペン先に嵌合するペ
ン先受けとから構成されている。この結果、得られたス
タイラスペンは耐磨耗性に優れており、表面パネル上で
直接スタイラスペンを操作した場合でも良好な滑り性が
得られるようになる。また、表面パネル上で直接スタイ
ラスペンで書いた場合でも、衝突音や摩擦音が低減さ
れ、書き味が大幅に向上する。また、表面パネル上にペ
ン先の残留物が付着したり、光学処理を施した面に傷を
つけることがなくなって画像品質が向上するようにな
る。また、本発明のスタイラスペンは、消耗部品である
安価なペン先をのみ交換すれば、長期にわたる使用が可
能であり、安価なスタイラスペンを提供できるようにな
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によるリアプロジェクター用スタ
イラスペンは、ペンを構成するペン先を良好な自己潤滑
性と非粘着性を有し、耐磨耗性,耐熱性に優れたフッ素
樹脂材により構成したので、表面パネル上で直接スタイ
ラスペンを操作しても良好な滑り性が得られ、衝突音や
摩擦音が大幅に低減される。また、表面パネル上にスタ
イラスペン先の残留物が付着したり、光学処理を施した
面に傷をつけることがなくなって、画像品質が向上す
る。この結果、簡便な手段により書き味が向上した安価
なリアプロジェクター用スタイラスペンを提供でき、そ
の実用上の効果は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスタイラスペンの概略の構成を示
すための説明図である。
【図2】本発明によるスタイラスペンの要部構成を示す
説明図である。
【図3】ペンケース2に収納されたペン先受けとスイッ
チ手段の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ペン 1A ペン先 1B ペン先受け 1C 嵌合軸 1D スイッチ押圧部 1E 溝 2 ペンケース 3 ケースキャップ 4 コイル 5 バネ 6 タクトスイッチ 7 回路基板 8 嵌合軸収納溝 9 スイッチ押圧部収納溝 10 タクトスイッチ収納溝 11 ペン挿通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも座標点を指示するペン1と,
    ペンケース2と,前記ペン1の挿通孔11を有してペン
    ケース2に嵌着されるケースキャップ3と,前記ペンケ
    ース2の一端側に装着した磁束発生手段4と,前記磁束
    発生手段4に供給する電流をON/OFFするペンケー
    ス2に収納されたスイッチ手段6と,前記ペン1に一定
    の弾性力を付与するようペンケース2に収納されたバネ
    5とを具備するリアプロジェクター用スタイラスペンで
    あって、 前記ペン1は座標点指示側の一部または全体をフッ素樹
    脂材で構成し、ペンケース2の一端側に装着する磁束発
    生手段4に挿通するとともに、座標点指示側の一部をケ
    ースキャップ3から露出し、座標点指示側でない側をス
    イッチ手段6に近接させ、かつ直線的に動くようペンケ
    ース2とケースキャップ3内に収納せしめられ、ペン1
    で座標点を指示することで前記スイッチ手段6をONさ
    せ、ペン1の指示した座標点を座標入力装置に入力する
    よう構成してなることを特徴とするリアプロジェクター
    用スタイラスペン。
  2. 【請求項2】 前記ペン1はペン先1Aとペン先受け1
    Bとからなりペン先1Aはペン先受け1Bに着脱自在で
    あることを特徴とする請求項1記載のリアプロジェクタ
    ー用スタイラスペン。
JP36881097A 1997-12-27 1997-12-27 リアプロジェクター用スタイラスペン Pending JPH11194895A (ja)

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