JPH1119472A - 三弗化窒素の除害方法および除害装置 - Google Patents
三弗化窒素の除害方法および除害装置Info
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- JPH1119472A JPH1119472A JP9178568A JP17856897A JPH1119472A JP H1119472 A JPH1119472 A JP H1119472A JP 9178568 A JP9178568 A JP 9178568A JP 17856897 A JP17856897 A JP 17856897A JP H1119472 A JPH1119472 A JP H1119472A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 NF3を安全、かつ効率的に処理する
方法。 【解決手段】 三弗化窒素を含む排ガスと還元性ガス
とを触媒の存在下で反応させ三弗化窒素を除害する方法
において、該排ガス中の三弗化窒素の濃度が目標濃度以
下であることを判定し、もし目標濃度を越えていた場合
には該排ガスが該還元性ガスと混合されるより上流側で
該排ガスに不活性ガスを追加供給し、三弗化窒素濃度を
目標濃度以下にすること、およびこれを除害する装置。
方法。 【解決手段】 三弗化窒素を含む排ガスと還元性ガス
とを触媒の存在下で反応させ三弗化窒素を除害する方法
において、該排ガス中の三弗化窒素の濃度が目標濃度以
下であることを判定し、もし目標濃度を越えていた場合
には該排ガスが該還元性ガスと混合されるより上流側で
該排ガスに不活性ガスを追加供給し、三弗化窒素濃度を
目標濃度以下にすること、およびこれを除害する装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三弗化窒素ガス
(以下、NF3と称す)の除害方法および除害装置に関
する。
(以下、NF3と称す)の除害方法および除害装置に関
する。
【0002】
【従来技術】現在、地球環境に悪影響をもたらすフロン
やCO2などに対して規制が行われていることは周知で
あり、NF3も自然界ではなかなか分解しない物質であ
る。NF3ガスは、近年、半導体製造に於いてクリーニ
ングガスとして多量に使用されている。しかし、毒性が
あることから、排ガス中に残存するNF3を除去する必
要がある。
やCO2などに対して規制が行われていることは周知で
あり、NF3も自然界ではなかなか分解しない物質であ
る。NF3ガスは、近年、半導体製造に於いてクリーニ
ングガスとして多量に使用されている。しかし、毒性が
あることから、排ガス中に残存するNF3を除去する必
要がある。
【0003】上記問題を解決する方法に、高温下で活性
炭を充填したカラムにNF3を含む排ガスを通気する方
法(特開昭62−237929号公報)が知られてい
る。しかしながら、この方法では、地球温暖化の原因の
一つとも言われるCF4を放出する結果となる。
炭を充填したカラムにNF3を含む排ガスを通気する方
法(特開昭62−237929号公報)が知られてい
る。しかしながら、この方法では、地球温暖化の原因の
一つとも言われるCF4を放出する結果となる。
【0004】また、金属酸化物と反応させて除害する方
法(特開平3−181316号公報)も知られている
が、これも約500℃の高温下で反応を行うことに加
え、NO xを生成するという問題がある。さらに、金属
酸化物は反応によって金属弗化物となりNF3除害能力
を失うので、定期的な金属弗化物の取り出しと金属酸化
物の充填が必要となり、ランニングコストが高くなると
いう欠点がある。
法(特開平3−181316号公報)も知られている
が、これも約500℃の高温下で反応を行うことに加
え、NO xを生成するという問題がある。さらに、金属
酸化物は反応によって金属弗化物となりNF3除害能力
を失うので、定期的な金属弗化物の取り出しと金属酸化
物の充填が必要となり、ランニングコストが高くなると
いう欠点がある。
【0005】さらに、高温下でガス状の弗化物を生成す
るような金属を充填したカラムにNF3を通気する方法
(特開昭61−204025号公報)も知られている
が、これによって生成されるガス状の弗化物の2次処理
設備において金属酸化物微粒子が生成し、その処理が必
要になるという欠点がある。
るような金属を充填したカラムにNF3を通気する方法
(特開昭61−204025号公報)も知られている
が、これによって生成されるガス状の弗化物の2次処理
設備において金属酸化物微粒子が生成し、その処理が必
要になるという欠点がある。
【0006】以上の除害方法では除害装置に充填した除
害剤の交換または補充が必要で、そのためにランニング
コストが高くなるという共通の欠点があった。これに対
し、NF3を触媒の存在下還元性ガスと反応させて除害
する方法が知られており、触媒交換の頻度は前記除害剤
の交換頻度に比べてはるかに低いという利点がある。特
開平2−303524号公報には、還元性ガスとして水
素を用いる方法が開示されている。NF3と水素との反
応で生成した弗化物の2次処理方法としては、アルカリ
洗浄が挙げられている。
害剤の交換または補充が必要で、そのためにランニング
コストが高くなるという共通の欠点があった。これに対
し、NF3を触媒の存在下還元性ガスと反応させて除害
する方法が知られており、触媒交換の頻度は前記除害剤
の交換頻度に比べてはるかに低いという利点がある。特
開平2−303524号公報には、還元性ガスとして水
素を用いる方法が開示されている。NF3と水素との反
応で生成した弗化物の2次処理方法としては、アルカリ
洗浄が挙げられている。
【0007】特開平8−131774号公報には、還元
性ガスとして炭化水素を用いる方法が、特開平3−65
219号公報には塩化水素を用いる方法が開示されてい
る。NF3と水素とは広い範囲で爆発性混合物を形成す
ることが知られており、還元性ガスとして水素を用いて
NF3を除害する場合には、いかに安全を確保するかが
重要である。また、水素以外の還元性ガスを用いる場合
でも同様であり、NF3と還元性ガスとを安全に反応さ
せることが必要である。
性ガスとして炭化水素を用いる方法が、特開平3−65
219号公報には塩化水素を用いる方法が開示されてい
る。NF3と水素とは広い範囲で爆発性混合物を形成す
ることが知られており、還元性ガスとして水素を用いて
NF3を除害する場合には、いかに安全を確保するかが
重要である。また、水素以外の還元性ガスを用いる場合
でも同様であり、NF3と還元性ガスとを安全に反応さ
せることが必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、NF3を安
全、かつ効率的に処理する方法を提供することを目的と
したものである。
全、かつ効率的に処理する方法を提供することを目的と
したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来技術
の欠点を改良し工業的実施の可能な方法について鋭意検
討した結果、NF3と還元性ガスとが爆発性混合物を形
成するのを防止できる除害方法および除害装置を見出し
たものである。
の欠点を改良し工業的実施の可能な方法について鋭意検
討した結果、NF3と還元性ガスとが爆発性混合物を形
成するのを防止できる除害方法および除害装置を見出し
たものである。
【0010】即ち、本発明は三弗化窒素を含む排ガスと
還元性ガスとを触媒の存在下で反応させ三弗化窒素を除
害する方法において、該排ガス中の三弗化窒素の濃度が
目標濃度以下であることを判定し、もし目標濃度を越え
ていた場合には該排ガスが該還元性ガスと混合されるよ
り上流側で該排ガスに不活性ガスを追加供給し、三弗化
窒素濃度を目標濃度以下にすることを特徴とする三弗化
窒素の除害方法である。
還元性ガスとを触媒の存在下で反応させ三弗化窒素を除
害する方法において、該排ガス中の三弗化窒素の濃度が
目標濃度以下であることを判定し、もし目標濃度を越え
ていた場合には該排ガスが該還元性ガスと混合されるよ
り上流側で該排ガスに不活性ガスを追加供給し、三弗化
窒素濃度を目標濃度以下にすることを特徴とする三弗化
窒素の除害方法である。
【0011】また、本発明は三弗化窒素濃度計6、三弗
化窒素を含む排ガスの流量測定装置7、三弗化窒素濃度
をあらかじめ設定された目標濃度と比較し、三弗化窒素
濃度が目標値より高い場合に必要な追加不活性ガス量を
計算する演算装置13、追加の希釈用不活性ガスを供給
するための流量制御装置15、還元性ガスを供給するた
めの流量制御装置18、三弗化窒素と還元性ガスを反応
させるための三弗化窒素還元反応器9、および該三弗化
窒素還元反応器9中で生成する弗素化合物を排ガスから
除去するための弗素化合物処理装置11からなる三弗化
窒素の除害装置である。
化窒素を含む排ガスの流量測定装置7、三弗化窒素濃度
をあらかじめ設定された目標濃度と比較し、三弗化窒素
濃度が目標値より高い場合に必要な追加不活性ガス量を
計算する演算装置13、追加の希釈用不活性ガスを供給
するための流量制御装置15、還元性ガスを供給するた
めの流量制御装置18、三弗化窒素と還元性ガスを反応
させるための三弗化窒素還元反応器9、および該三弗化
窒素還元反応器9中で生成する弗素化合物を排ガスから
除去するための弗素化合物処理装置11からなる三弗化
窒素の除害装置である。
【0012】さらに、本発明は三弗化窒素を含む排ガス
の流量測定装置7、該流量測定装置7で測定された排ガ
ス流量と三弗化窒素還元反応器9に供給される三弗化窒
素の絶対量とから三弗化窒素濃度を計算し、計算で得ら
れた三弗化窒素濃度が目標濃度を越えていた場合に必要
な追加不活性ガス量を計算するための演算装置13、追
加の希釈用不活性ガスを供給するための流量制御装置1
5、還元性ガスを供給するための流量制御装置18、三
弗化窒素と還元性ガスを反応させるための三弗化窒素還
元反応器9、および該三弗化窒素還元反応器9中で生成
する弗素化合物を排ガスから除去するための弗素化合物
処理装置からなる三弗化窒素の除害装置である。
の流量測定装置7、該流量測定装置7で測定された排ガ
ス流量と三弗化窒素還元反応器9に供給される三弗化窒
素の絶対量とから三弗化窒素濃度を計算し、計算で得ら
れた三弗化窒素濃度が目標濃度を越えていた場合に必要
な追加不活性ガス量を計算するための演算装置13、追
加の希釈用不活性ガスを供給するための流量制御装置1
5、還元性ガスを供給するための流量制御装置18、三
弗化窒素と還元性ガスを反応させるための三弗化窒素還
元反応器9、および該三弗化窒素還元反応器9中で生成
する弗素化合物を排ガスから除去するための弗素化合物
処理装置からなる三弗化窒素の除害装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。本発明の除害方法は超LSIエッチング装置からの
排ガス、CVDクリーニングガスの排ガスなど、NF3
を含むガスの除害に適用される。NF3を含むガスは還
元性ガスと反応し、除害される。
る。本発明の除害方法は超LSIエッチング装置からの
排ガス、CVDクリーニングガスの排ガスなど、NF3
を含むガスの除害に適用される。NF3を含むガスは還
元性ガスと反応し、除害される。
【0014】本発明の還元性ガスとは水素、アンモニ
ア、炭化水素、塩化水素等、反応によりNF3を還元・
分解することができるガスである。本発明を限定するも
のではないが、これらの還元性ガスとNF3との主反応
は次の式で表現される。
ア、炭化水素、塩化水素等、反応によりNF3を還元・
分解することができるガスである。本発明を限定するも
のではないが、これらの還元性ガスとNF3との主反応
は次の式で表現される。
【0015】2NF3+3H2→N2+6HF NF3+NH3→N2+3HF 〔(4m+n)/3〕NF3+CmHn→mCF4+
〔(4m+n)/6)〕N2+nHF 2NF3+6HCl→N2+6HF+3Cl2 なかでも水素とアンモニアは反応の主生成物がN2とH
Fのみで後処理が容易なので、好ましい還元性ガスであ
る。NF3と炭化水素との反応ではCF4が生成し、新
たな地球温暖化物質を排出するという問題がある。
〔(4m+n)/6)〕N2+nHF 2NF3+6HCl→N2+6HF+3Cl2 なかでも水素とアンモニアは反応の主生成物がN2とH
Fのみで後処理が容易なので、好ましい還元性ガスであ
る。NF3と炭化水素との反応ではCF4が生成し、新
たな地球温暖化物質を排出するという問題がある。
【0016】本発明で用いられる触媒に特に制限はない
が、例えばNa、K、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、
Al、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Bi、Cu、Z
n、Cd、Sc、Y、La、Hf、V、Cr、Mn、T
c、Fe、Co、Ni、Zr、Ru、Rh、Pd、A
g、Ir、Os、Pt、Au等の金属、酸化物、炭酸
塩、硫酸塩、弗化物等が挙げられる。中でもFe、C
o、Ni、Cu、Zn、Ru、Rh、Pd、Ag、I
r、Pt、Auよりなる群から選ばれる元素を含有する
触媒が好ましい。これらのうち、酸化物等や炭酸塩を用
いた場合にはNF3の還元・分解反応で生成する弗素化
合物によって触媒が弗素化されるため、触媒性能が経時
的に変化する。金属弗化物は弗素化による触媒性能の経
時変化がないので、好ましい触媒である。
が、例えばNa、K、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、
Al、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Bi、Cu、Z
n、Cd、Sc、Y、La、Hf、V、Cr、Mn、T
c、Fe、Co、Ni、Zr、Ru、Rh、Pd、A
g、Ir、Os、Pt、Au等の金属、酸化物、炭酸
塩、硫酸塩、弗化物等が挙げられる。中でもFe、C
o、Ni、Cu、Zn、Ru、Rh、Pd、Ag、I
r、Pt、Auよりなる群から選ばれる元素を含有する
触媒が好ましい。これらのうち、酸化物等や炭酸塩を用
いた場合にはNF3の還元・分解反応で生成する弗素化
合物によって触媒が弗素化されるため、触媒性能が経時
的に変化する。金属弗化物は弗素化による触媒性能の経
時変化がないので、好ましい触媒である。
【0017】触媒の形状は球状、タブレット状、リング
状、破砕品(不定型)等、任意の形状を用いることがで
きる。また、アルミナ、チタニア、弗化アルミニウム、
弗化カルシウム等を担体として用い、そこに活性成分を
担持することも本願発明の範囲に含まれる。
状、破砕品(不定型)等、任意の形状を用いることがで
きる。また、アルミナ、チタニア、弗化アルミニウム、
弗化カルシウム等を担体として用い、そこに活性成分を
担持することも本願発明の範囲に含まれる。
【0018】還元性ガスとNF3との反応温度は還元性
ガスの種類や触媒によって異なるが、通常室温から60
0℃の範囲で適宜選択される。なかでも100〜450
℃、好ましくは150〜300℃で反応させるのが良
い。反応温度が100℃未満では工業的に許容される速
度で反応を進めることができないので好ましくない。ま
た、反応温度が450℃を越えると装置の耐熱性、耐食
性に問題が生じ、設備費が高くなるので好ましくない。
ガスの種類や触媒によって異なるが、通常室温から60
0℃の範囲で適宜選択される。なかでも100〜450
℃、好ましくは150〜300℃で反応させるのが良
い。反応温度が100℃未満では工業的に許容される速
度で反応を進めることができないので好ましくない。ま
た、反応温度が450℃を越えると装置の耐熱性、耐食
性に問題が生じ、設備費が高くなるので好ましくない。
【0019】還元性ガスとNF3との反応における安全
性の確保は特に重要である。これには還元性ガスとNF
3が爆発性混合気体を形成しないようガス組成を制御す
ることも勿論であるが、反応に伴う発熱による反応器の
温度上昇が適切な範囲に抑えることが重要である。この
ため、NF3は還元性ガスと混合されるに先立って不活
性ガスで2容量%(以後、単に%で表示)以下、好まし
くは1.5%以下、さらに好ましくは1%以下に希釈す
る。希釈用の不活性ガスとしては通常窒素を用いる。
性の確保は特に重要である。これには還元性ガスとNF
3が爆発性混合気体を形成しないようガス組成を制御す
ることも勿論であるが、反応に伴う発熱による反応器の
温度上昇が適切な範囲に抑えることが重要である。この
ため、NF3は還元性ガスと混合されるに先立って不活
性ガスで2容量%(以後、単に%で表示)以下、好まし
くは1.5%以下、さらに好ましくは1%以下に希釈す
る。希釈用の不活性ガスとしては通常窒素を用いる。
【0020】NF3含有排ガス中のNF3濃度は濃度計
を用いて直接測定しても良く、除害装置に供給される三
弗化窒素の絶対量と排ガス流量から計算しても良い。N
F3含有排ガスの発生源のひとつであるCVD装置にお
いては、該装置内に供給されるNF3の量はあらかじめ
設定されていることが多い。CVD装置から排出される
NF3の量は供給量からCVD装置内での消失量を差し
引いたものになるが、供給量を基準に希釈ガス量を決定
しておけば、CVD装置の運転状態にかかわらず、NF
3含有排ガス中のNF3濃度を所定の値以下に保つこと
ができる。多くの半導体製造設備では、CVD装置出口
で希釈用不活性ガスを添加している。
を用いて直接測定しても良く、除害装置に供給される三
弗化窒素の絶対量と排ガス流量から計算しても良い。N
F3含有排ガスの発生源のひとつであるCVD装置にお
いては、該装置内に供給されるNF3の量はあらかじめ
設定されていることが多い。CVD装置から排出される
NF3の量は供給量からCVD装置内での消失量を差し
引いたものになるが、供給量を基準に希釈ガス量を決定
しておけば、CVD装置の運転状態にかかわらず、NF
3含有排ガス中のNF3濃度を所定の値以下に保つこと
ができる。多くの半導体製造設備では、CVD装置出口
で希釈用不活性ガスを添加している。
【0021】本発明の一つの実施態様ではNF3含有排
ガスの流量を測定し、NF3除害装置に供給される三弗
化窒素の絶対量と測定された流量から三弗化窒素の濃度
を計算し、該三弗化窒素濃度が目標濃度以下であること
を判定し、もし目標濃度を越えていた場合には不活性ガ
スを追加供給してNF3濃度を目標濃度以下にする。
ガスの流量を測定し、NF3除害装置に供給される三弗
化窒素の絶対量と測定された流量から三弗化窒素の濃度
を計算し、該三弗化窒素濃度が目標濃度以下であること
を判定し、もし目標濃度を越えていた場合には不活性ガ
スを追加供給してNF3濃度を目標濃度以下にする。
【0022】本発明による装置の例を図1により説明す
る。以下、不活性ガスとして窒素を用いるものとして説
明する。NF3排出装置1より排出されるNF3含有排
ガスは希釈用不活性ガス供給口2を通して供給される希
釈用窒素ガスと混合され、NF3含有排ガス導入口3お
よび5を経由して本発明のNF3除害装置20に導かれ
る。途中、NF3以外の成分の除害装置4を経由しても
良く、また、該除害装置4は省略されても良い。
る。以下、不活性ガスとして窒素を用いるものとして説
明する。NF3排出装置1より排出されるNF3含有排
ガスは希釈用不活性ガス供給口2を通して供給される希
釈用窒素ガスと混合され、NF3含有排ガス導入口3お
よび5を経由して本発明のNF3除害装置20に導かれ
る。途中、NF3以外の成分の除害装置4を経由しても
良く、また、該除害装置4は省略されても良い。
【0023】NF3除害装置20内においては、まずN
F3濃度計6でNF3濃度が、流量測定装置7でNF3
含有排ガス流量が測定される。濃度および流量の測定値
は演算装置13に送られる。演算装置13にはNF3の
目標濃度が記憶されており、NF3濃度計6で測定され
たNF3濃度が目標値以下であれば、不足分の窒素を追
加供給するための流量制御装置15の設定値をゼロにす
る。測定されたNF3濃度が目標値を越えていた場合
は、目標値との濃度差とNF3含有排ガス流量から追加
供給窒素量を計算し、流量制御装置15に設定値を出力
する。追加窒素は希釈用不活性ガス追加導入口14から
供給され、流量制御装置15、希釈用不活性ガス追加導
入口16を経てNF3含有排ガスに添加される。
F3濃度計6でNF3濃度が、流量測定装置7でNF3
含有排ガス流量が測定される。濃度および流量の測定値
は演算装置13に送られる。演算装置13にはNF3の
目標濃度が記憶されており、NF3濃度計6で測定され
たNF3濃度が目標値以下であれば、不足分の窒素を追
加供給するための流量制御装置15の設定値をゼロにす
る。測定されたNF3濃度が目標値を越えていた場合
は、目標値との濃度差とNF3含有排ガス流量から追加
供給窒素量を計算し、流量制御装置15に設定値を出力
する。追加窒素は希釈用不活性ガス追加導入口14から
供給され、流量制御装置15、希釈用不活性ガス追加導
入口16を経てNF3含有排ガスに添加される。
【0024】還元性ガスは還元性ガス供給口17から供
給され、流量制御装置18、19を経てNF3含有排ガ
スに添加される。
給され、流量制御装置18、19を経てNF3含有排ガ
スに添加される。
【0025】NF3含有排ガスはNF3含有排ガス導入
口8を通る間に前記追加供給窒素および還元性ガスと混
合され、NF3還元反応器9に供給される。NF3還元
反応器9では例えば、 2NF3+3H2→N2+6HF NF3+NH3→N2+3HF なる反応でNF3が分解・除害される。NF3を除害さ
れたガスは還元処理済ガス導入口10を経て弗素化合物
処理装置11に導かれる。弗素化合物処理装置11では
NF3還元反応器9で生成した弗素化合物が吸着除去さ
れる。吸着処理を終了したガスは除害済ガス排出口12
から排出され、そのまま、あるいは他の排ガス処理設備
を経て大気中に放出される。
口8を通る間に前記追加供給窒素および還元性ガスと混
合され、NF3還元反応器9に供給される。NF3還元
反応器9では例えば、 2NF3+3H2→N2+6HF NF3+NH3→N2+3HF なる反応でNF3が分解・除害される。NF3を除害さ
れたガスは還元処理済ガス導入口10を経て弗素化合物
処理装置11に導かれる。弗素化合物処理装置11では
NF3還元反応器9で生成した弗素化合物が吸着除去さ
れる。吸着処理を終了したガスは除害済ガス排出口12
から排出され、そのまま、あるいは他の排ガス処理設備
を経て大気中に放出される。
【0026】本発明の別の実施態様において、NF3排
出装置1から排出されるNF3の最大量が知られている
場合は、NF3濃度計6を設置せず、NF3の最大量と
流量測定装置7で測定されたNF3含有排ガス流量から
NF3濃度を求めることもできる。
出装置1から排出されるNF3の最大量が知られている
場合は、NF3濃度計6を設置せず、NF3の最大量と
流量測定装置7で測定されたNF3含有排ガス流量から
NF3濃度を求めることもできる。
【0027】本発明で使用する流量測定装置や流量制御
装置としては、質量流量センサーや質量流量コントロー
ラーなど、公知のものが使用できる。
装置としては、質量流量センサーや質量流量コントロー
ラーなど、公知のものが使用できる。
【0028】還元性ガスとして水素を用いる場合、添加
される水素のNF3に対するモル比は1.5〜10、好
ましくは1.5〜5が好適である。モル比が1.5未満
ではNF3の分解率が低くなり好ましくない。また、モ
ル比が10を越えるとNF3の分解率は上昇せず、可燃
性ガスである水素が多量に残留し好ましくない。また、
水素濃度が5%以下であれば、仮にNF3との反応が起
こらず、水素がNF3除害設備内で消費されずにそのま
ま大気中に放出されても爆発の恐れがないため、水素濃
度5%以下であることが好ましい。仮にNF3濃度1.
5%、水素濃度5%とすると水素のNF3に対するモル
比は3.3となり、前記の好ましいモル比の範囲に含ま
れる。
される水素のNF3に対するモル比は1.5〜10、好
ましくは1.5〜5が好適である。モル比が1.5未満
ではNF3の分解率が低くなり好ましくない。また、モ
ル比が10を越えるとNF3の分解率は上昇せず、可燃
性ガスである水素が多量に残留し好ましくない。また、
水素濃度が5%以下であれば、仮にNF3との反応が起
こらず、水素がNF3除害設備内で消費されずにそのま
ま大気中に放出されても爆発の恐れがないため、水素濃
度5%以下であることが好ましい。仮にNF3濃度1.
5%、水素濃度5%とすると水素のNF3に対するモル
比は3.3となり、前記の好ましいモル比の範囲に含ま
れる。
【0029】還元性ガスとしてアンモニアを用いる場
合、添加されるアンモニアの量はNF 3に対するモル比
で1〜10、好ましくは1〜4が好適である。モル比が
1未満ではNF3の分解率が低くなり好ましくない。ま
た、モル比が10を越えるとNF3の分解率は上昇せ
ず、かえって残留アンモニアの処理対策が必要となり不
利である。
合、添加されるアンモニアの量はNF 3に対するモル比
で1〜10、好ましくは1〜4が好適である。モル比が
1未満ではNF3の分解率が低くなり好ましくない。ま
た、モル比が10を越えるとNF3の分解率は上昇せ
ず、かえって残留アンモニアの処理対策が必要となり不
利である。
【0030】反応の空間速度は100〜100,000
hr−1、好ましくは500〜50,000hr−1で
ある。
hr−1、好ましくは500〜50,000hr−1で
ある。
【0031】NF3と還元性ガスとの反応により、弗化
水素等の弗素化合物が生成する。この弗素化合物を除去
するための吸着剤として、アルカリ土類酸化物やソーダ
ライムのような塩基性酸化物、弗化ナトリウム、モレキ
ュラーシーブ、活性アルミナ等が使用される。これらの
吸着剤は安価であり、結果としてNF3除害プロセスの
ランニングコストが低減される。また、スクラバーで処
理する方法に比べ、廃水処理にかかる手間を省くことが
できる。
水素等の弗素化合物が生成する。この弗素化合物を除去
するための吸着剤として、アルカリ土類酸化物やソーダ
ライムのような塩基性酸化物、弗化ナトリウム、モレキ
ュラーシーブ、活性アルミナ等が使用される。これらの
吸着剤は安価であり、結果としてNF3除害プロセスの
ランニングコストが低減される。また、スクラバーで処
理する方法に比べ、廃水処理にかかる手間を省くことが
できる。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。 実施例1 ニッケル30重量%、弗化カルシウム70重量%からな
る触媒を1〜2mmに粉砕し、40gを内径20mmの
流通式反応器に充填した。また、粒径1〜2mmのソー
ダライムを内径20mmの流通式反応器に充填し、前記
触媒を充填した反応器の下流側に接続した。NF31
%、水素5%、残部窒素からなるガスを空間速度(S
V)1200hr−1で反応器に供給し、250℃で反
応させた。反応開始から1時間後と5時間後にソーダラ
イム充填反応器(吸着装置)出口の排ガスをガスクロマ
トグラフで分析したが、NF3は検出されなかった。ま
た、吸着装置出口の排ガスを水を入れたバブラーを通過
させ、水に溶解した成分の分析を行ったが、弗素化合物
は検出されなかった。
る。 実施例1 ニッケル30重量%、弗化カルシウム70重量%からな
る触媒を1〜2mmに粉砕し、40gを内径20mmの
流通式反応器に充填した。また、粒径1〜2mmのソー
ダライムを内径20mmの流通式反応器に充填し、前記
触媒を充填した反応器の下流側に接続した。NF31
%、水素5%、残部窒素からなるガスを空間速度(S
V)1200hr−1で反応器に供給し、250℃で反
応させた。反応開始から1時間後と5時間後にソーダラ
イム充填反応器(吸着装置)出口の排ガスをガスクロマ
トグラフで分析したが、NF3は検出されなかった。ま
た、吸着装置出口の排ガスを水を入れたバブラーを通過
させ、水に溶解した成分の分析を行ったが、弗素化合物
は検出されなかった。
【0033】
【発明の効果】本発明のNF3除害方法および除害装置
を用いることにより、CVD装置内でのNF3消費割合
の変化やCVD装置出口での希釈用不活性ガスの変動に
関わらず、NF3を還元性ガスと安全に反応させ、除害
することができる。また、還元反応で発生した弗素化合
物を吸着剤により除去することにより、除害装置のラン
ニングコストを低減することができる。
を用いることにより、CVD装置内でのNF3消費割合
の変化やCVD装置出口での希釈用不活性ガスの変動に
関わらず、NF3を還元性ガスと安全に反応させ、除害
することができる。また、還元反応で発生した弗素化合
物を吸着剤により除去することにより、除害装置のラン
ニングコストを低減することができる。
【0034】
【図1】 除害装置の一例を示す構成図
1 NF3排出装置 2 希釈用不活性ガス供給導入口 3 NF3含有排ガス導入口 4 NF3以外の成分の除害装置 5 NF3含有排ガス導入口 6 NF3濃度計 7 流量測定装置 8 NF3含有排ガス導入口 9 NF3還元反応器 10 還元処理済ガス導入口 11 弗素化合物処理装置 12 除害済ガス排出口 13 演算装置 14 希釈用不活性ガス追加供給導入口 15 流量制御装置 16 希釈用不活性ガス追加供給導入口 17 還元性ガス供給口 18 流量制御装置 19 還元性ガス供給口 20 NF3除害装置
フロントページの続き (72)発明者 和知 浩子 山口県下関市彦島迫町七丁目1番1号 三 井東圧化学株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 三弗化窒素を含む排ガスと還元性ガス
とを触媒の存在下で反応させ三弗化窒素を除害する方法
において、該排ガス中の三弗化窒素の濃度が目標濃度以
下であることを判定し、もし目標濃度を越えていた場合
には該排ガスが該還元性ガスと混合されるより上流側で
該排ガスに不活性ガスを追加供給し、三弗化窒素濃度を
目標濃度以下にすることを特徴とする三弗化窒素の除害
方法。 - 【請求項2】 三弗化窒素を含む排ガスの流量を測定
し、除害装置に供給する三弗化窒素の絶対量と測定され
た排ガスの流量から三弗化窒素濃度を計算し、該三弗化
窒素濃度が目標濃度以下であることを判定する請求項1
記載の三弗化窒素の除害方法。 - 【請求項3】 三弗化窒素の目標濃度が2容量%以下
である請求項1または2記載の三弗化窒素の除害方法。 - 【請求項4】 三弗化窒素の目標濃度が1.5容量%
以下である請求項1または2記載の三弗化窒素の除害方
法。 - 【請求項5】 三弗化窒素と還元性ガスとの反応で生
成した弗素化合物を吸着剤により除去する請求項1〜4
項のいずれか1項に記載の三弗化窒素の除害方法。 - 【請求項6】 還元性ガスが水素である請求項1〜5
のいずれか1項に記載の三弗化窒素の除害方法。 - 【請求項7】 還元性ガスがアンモニアである請求項
1〜5のいずれか1項に記載の三弗化窒素の除害方法。 - 【請求項8】 三弗化窒素と水素との反応を行うに当
たり、水素濃度を5容量%以下とする請求項6記載の三
弗化窒素の除害方法。 - 【請求項9】 触媒がFe、Co、Ni、Cu、Z
n、Ru、Rh、Pd、Ag、Ir、Pt、Auよりな
る群から選ばれる元素を含有することを特徴とする請求
項1〜8のいずれか1項に記載の三弗化窒素の除害方
法。 - 【請求項10】 三弗化窒素濃度計6、三弗化窒素を含
む排ガスの流量測定装置7、三弗化窒素濃度をあらかじ
め設定された目標濃度と比較し、三弗化窒素濃度が目標
値より高い場合に必要な追加不活性ガス量を計算する演
算装置13、追加の希釈用不活性ガスを供給するための
流量制御装置15、還元性ガスを供給するための流量制
御装置18、三弗化窒素と還元性ガスを反応させるため
の三弗化窒素還元反応器9、および該三弗化窒素還元反
応器9中で生成する弗素化合物を排ガスから除去するた
めの弗素化合物処理装置11からなる三弗化窒素の除害
装置。 - 【請求項11】 三弗化窒素を含む排ガスの流量測定
装置7、該流量測定装置7で測定された排ガス流量と三
弗化窒素還元反応器9に供給される三弗化窒素の絶対量
とから三弗化窒素濃度を計算し、計算で得られた三弗化
窒素濃度が目標濃度を越えていた場合に必要な追加不活
性ガス量を計算するための演算装置13、追加の希釈用
不活性ガスを供給するための流量制御装置15、還元性
ガスを供給するための流量制御装置18、三弗化窒素と
還元性ガスを反応させるための三弗化窒素還元反応器
9、および該三弗化窒素還元反応器9中で生成する弗素
化合物を排ガスから除去するための弗素化合物処理装置
からなる三弗化窒素の除害装置。 - 【請求項12】 弗素化合物処理装置が吸着処理装置
である請求項10または11記載の三弗化窒素の除害装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9178568A JPH1119472A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 三弗化窒素の除害方法および除害装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9178568A JPH1119472A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 三弗化窒素の除害方法および除害装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119472A true JPH1119472A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16050765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9178568A Pending JPH1119472A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 三弗化窒素の除害方法および除害装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119472A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100963346B1 (ko) * | 2002-06-25 | 2010-06-14 | 니뽄파이오닉스가부시끼가이샤 | 질소불화물을 함유한 가스의 정화제 및 정화 방법 |
RU2695611C1 (ru) * | 2018-10-05 | 2019-07-24 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Российский Федеральный ядерный центр - Всероссийский научно-исследовательский институт экспериментальной физики" (ФГУП "РФЯЦ-ВНИИЭФ") | Способ изменения концентрации взрывоопасной газовой среды на безопасную внутри контейнера |
US11884816B2 (en) | 2020-02-17 | 2024-01-30 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Resin particle |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP9178568A patent/JPH1119472A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100963346B1 (ko) * | 2002-06-25 | 2010-06-14 | 니뽄파이오닉스가부시끼가이샤 | 질소불화물을 함유한 가스의 정화제 및 정화 방법 |
RU2695611C1 (ru) * | 2018-10-05 | 2019-07-24 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Российский Федеральный ядерный центр - Всероссийский научно-исследовательский институт экспериментальной физики" (ФГУП "РФЯЦ-ВНИИЭФ") | Способ изменения концентрации взрывоопасной газовой среды на безопасную внутри контейнера |
US11884816B2 (en) | 2020-02-17 | 2024-01-30 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Resin particle |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050823 |