JPH1119422A - 空気質活性装置 - Google Patents
空気質活性装置Info
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- JPH1119422A JPH1119422A JP17581097A JP17581097A JPH1119422A JP H1119422 A JPH1119422 A JP H1119422A JP 17581097 A JP17581097 A JP 17581097A JP 17581097 A JP17581097 A JP 17581097A JP H1119422 A JPH1119422 A JP H1119422A
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- adsorbent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 窒素を吸着・脱着可能な吸着剤を備えた空気
質活性装置において、吸着剤の飛散を効果的に防止する
ことができると共に、吸着槽の組立作業も容易とする。 【解決手段】 空気質活性装置は、窒素を吸着・脱着可
能な吸着剤に空気を圧送することにより酸素富化空気を
生成し、酸素富化空気を吸着剤に供給して窒素の脱着を
行わせるものであって、吸着剤が封入された吸着槽2
1、22と、この吸着槽21、22に形成された空気入
口及び空気出口21B、22Bと、吸着剤の空気出口2
1B、22B側及び空気入口側に配置され、複数の微細
通孔が形成された焼結金属板106とを備えている。
質活性装置において、吸着剤の飛散を効果的に防止する
ことができると共に、吸着槽の組立作業も容易とする。 【解決手段】 空気質活性装置は、窒素を吸着・脱着可
能な吸着剤に空気を圧送することにより酸素富化空気を
生成し、酸素富化空気を吸着剤に供給して窒素の脱着を
行わせるものであって、吸着剤が封入された吸着槽2
1、22と、この吸着槽21、22に形成された空気入
口及び空気出口21B、22Bと、吸着剤の空気出口2
1B、22B側及び空気入口側に配置され、複数の微細
通孔が形成された焼結金属板106とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着剤により空気
中の窒素を吸着して酸素富化空気を生成する空気質活性
装置に関するものである。
中の窒素を吸着して酸素富化空気を生成する空気質活性
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より一般家庭の居室や事務所、或い
は、車などの室内には空気中の塵埃や煙草の煙粒子を除
去するための空気清浄装置が設けられているが、近年で
はこれを一歩進めて、空気中の酸素を濃縮し、酸素富化
空気を生成して室内の空気質を活性化させる装置が開発
されて来ている。
は、車などの室内には空気中の塵埃や煙草の煙粒子を除
去するための空気清浄装置が設けられているが、近年で
はこれを一歩進めて、空気中の酸素を濃縮し、酸素富化
空気を生成して室内の空気質を活性化させる装置が開発
されて来ている。
【0003】この場合の酸素濃縮の手段として考えられ
るものは、例えば、ガス分離膜に空気を流通させ、この
膜によって空気中の窒素の通過を阻止することにより膜
を通過した後の空気中の酸素濃度を上げる方法や、ゼオ
ライト等の吸着剤を吸着槽内に封入し、この吸着槽内に
空気を圧送して吸着剤により窒素を吸着することで吸着
槽から出た空気中の酸素濃度を上げる方法があるが、前
者の場合には通常の室内の空気活性化には能力的に問題
があるため、通常は後者の吸着剤による酸素濃縮法が用
いられる。
るものは、例えば、ガス分離膜に空気を流通させ、この
膜によって空気中の窒素の通過を阻止することにより膜
を通過した後の空気中の酸素濃度を上げる方法や、ゼオ
ライト等の吸着剤を吸着槽内に封入し、この吸着槽内に
空気を圧送して吸着剤により窒素を吸着することで吸着
槽から出た空気中の酸素濃度を上げる方法があるが、前
者の場合には通常の室内の空気活性化には能力的に問題
があるため、通常は後者の吸着剤による酸素濃縮法が用
いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】係る吸着剤は、極性モ
ーメントを利用して空気中の窒素ガス分子を選択的に捕
まえる圧力スイング吸着法(PSA法)により窒素を吸
着するものであるが、通常径の小さい粒状のものである
ため、吸着槽内に空気を圧送すると、その空気流によっ
て吸着剤が配管中に飛散してしまう問題があった。
ーメントを利用して空気中の窒素ガス分子を選択的に捕
まえる圧力スイング吸着法(PSA法)により窒素を吸
着するものであるが、通常径の小さい粒状のものである
ため、吸着槽内に空気を圧送すると、その空気流によっ
て吸着剤が配管中に飛散してしまう問題があった。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、窒素を吸着・脱着可能な
吸着剤を備えた空気質活性装置において、吸着剤の飛散
を効果的に防止することができると共に、吸着槽の組立
作業も容易とすることを目的とする。
るために成されたものであり、窒素を吸着・脱着可能な
吸着剤を備えた空気質活性装置において、吸着剤の飛散
を効果的に防止することができると共に、吸着槽の組立
作業も容易とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気質活性装置
は、窒素を吸着・脱着可能な吸着剤に空気を圧送するこ
とにより酸素富化空気を生成し、酸素富化空気を吸着剤
に供給して窒素の脱着を行わせるものであって、吸着剤
が封入された吸着槽と、この吸着槽に形成された空気入
口及び空気出口と、吸着剤の空気出口側及び又は空気入
口側に配置され、複数の微細通孔が形成された焼結金属
板とを備えているものである。
は、窒素を吸着・脱着可能な吸着剤に空気を圧送するこ
とにより酸素富化空気を生成し、酸素富化空気を吸着剤
に供給して窒素の脱着を行わせるものであって、吸着剤
が封入された吸着槽と、この吸着槽に形成された空気入
口及び空気出口と、吸着剤の空気出口側及び又は空気入
口側に配置され、複数の微細通孔が形成された焼結金属
板とを備えているものである。
【0007】本発明によれば、吸着剤が封入された吸着
槽に空気を圧送することにより、酸素富化空気の生成を
実現することができると共に、吸着剤の空気出口側及び
又は空気入口側には複数の微細通孔が形成された焼結金
属板を設けたので、この焼結金属板の複数の通孔によ
り、空気を吸着剤に満遍なく流通させることができるよ
うになる。
槽に空気を圧送することにより、酸素富化空気の生成を
実現することができると共に、吸着剤の空気出口側及び
又は空気入口側には複数の微細通孔が形成された焼結金
属板を設けたので、この焼結金属板の複数の通孔によ
り、空気を吸着剤に満遍なく流通させることができるよ
うになる。
【0008】これにより、吸着槽内における窒素の吸着
と脱着を効率的に実現できるようになると共に、吸着剤
は微細通孔を通過できないので、圧送された空気により
吸着剤が飛散してしまう不都合を防止できる。
と脱着を効率的に実現できるようになると共に、吸着剤
は微細通孔を通過できないので、圧送された空気により
吸着剤が飛散してしまう不都合を防止できる。
【0009】特に、この場合、空気若しくは酸素富化空
気の分散と吸着剤の飛散防止の双方を焼結金属板にて行
えるので、部品点数の削減と組立作業の簡素化に寄与で
きる。
気の分散と吸着剤の飛散防止の双方を焼結金属板にて行
えるので、部品点数の削減と組立作業の簡素化に寄与で
きる。
【0010】また、請求項2の発明の空気質活性装置
は、上記において吸着槽は、端部が開放した本体と、こ
の本体の端部を閉塞する蓋部材とから成り、焼結金属板
の縁部は本体と蓋部材により挟持されているものであ
る。
は、上記において吸着槽は、端部が開放した本体と、こ
の本体の端部を閉塞する蓋部材とから成り、焼結金属板
の縁部は本体と蓋部材により挟持されているものであ
る。
【0011】請求項2の発明によれば、上記に加えて吸
着槽を、端部が開放した本体と、この本体の端部を閉塞
する蓋部材とから構成し、燒結金属板の縁部を本体と蓋
部材により挟持しているので、焼結金属板を吸着槽内に
簡単に取り付けることができるようになり、組立作業性
が著しく向上するものである。
着槽を、端部が開放した本体と、この本体の端部を閉塞
する蓋部材とから構成し、燒結金属板の縁部を本体と蓋
部材により挟持しているので、焼結金属板を吸着槽内に
簡単に取り付けることができるようになり、組立作業性
が著しく向上するものである。
【0012】また、請求項3の発明の空気質活性装置
は、上記において焼結金属板の外側に、本体と蓋部材に
密着するシール材を設けたものである。
は、上記において焼結金属板の外側に、本体と蓋部材に
密着するシール材を設けたものである。
【0013】請求項3の発明によれば、上記に加えて焼
結金属板の外側に、本体と蓋部材に密着するシール材を
設けたので、圧送された空気や生成された酸素富化空気
などの漏洩を完全に、若しくは、効果的に阻止すること
が可能となり、窒素の吸着と脱着効率を一層向上させる
ことができるようになるものである。
結金属板の外側に、本体と蓋部材に密着するシール材を
設けたので、圧送された空気や生成された酸素富化空気
などの漏洩を完全に、若しくは、効果的に阻止すること
が可能となり、窒素の吸着と脱着効率を一層向上させる
ことができるようになるものである。
【0014】請求項4の発明の空気質活性装置は、上記
において本体の開口から外側に張り出して形成された本
体側フランジと、蓋部材に形成されて外側に張り出す蓋
部材側フランジと、本体の開口周縁に形成された段部と
を備え、焼結金属板の周縁部及びシール材は段部に収納
されると共に、その状態で両フランジは相互に固着され
ているものである。
において本体の開口から外側に張り出して形成された本
体側フランジと、蓋部材に形成されて外側に張り出す蓋
部材側フランジと、本体の開口周縁に形成された段部と
を備え、焼結金属板の周縁部及びシール材は段部に収納
されると共に、その状態で両フランジは相互に固着され
ているものである。
【0015】請求項4の発明によれば、上記に加えて吸
着槽の本体の開口から外側に張り出す本体側フランジを
形成すると共に、蓋部材にも外側に張り出す蓋部材側フ
ランジを形成し、本体の開口周縁には段部を形成して、
焼結金属板の周縁部及びシール材を段部に収納し、その
状態で両フランジを相互に固着するようにしたので、本
体の段部に焼結金属板及びシール材を収納して両フラン
ジを固着することにより、焼結金属板、シール材及び本
体と蓋部材の一体化を一度に行うことができる。
着槽の本体の開口から外側に張り出す本体側フランジを
形成すると共に、蓋部材にも外側に張り出す蓋部材側フ
ランジを形成し、本体の開口周縁には段部を形成して、
焼結金属板の周縁部及びシール材を段部に収納し、その
状態で両フランジを相互に固着するようにしたので、本
体の段部に焼結金属板及びシール材を収納して両フラン
ジを固着することにより、焼結金属板、シール材及び本
体と蓋部材の一体化を一度に行うことができる。
【0016】これにより、吸着槽の組立作業性が一段と
向上するものである。
向上するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の空気質活性装置1の斜
視図、図2は空気質活性装置1の酸素富化空気生成部1
2の構成図、図3は空気質活性装置1の電気回路のブロ
ック図をそれぞれ示している。
形態を詳述する。図1は本発明の空気質活性装置1の斜
視図、図2は空気質活性装置1の酸素富化空気生成部1
2の構成図、図3は空気質活性装置1の電気回路のブロ
ック図をそれぞれ示している。
【0018】本発明の空気質活性装置1は、例えば一般
家庭の居室に設置されるものであり、容易に持ち運び可
能な寸法の本体ケース2内に各機器を内蔵して構成され
ている。この本体ケース2の前面にはスリット状の空気
吸込口3が形成されており、この空気吸込口3の内側に
はHEPAフィルタから成る空気清浄フィルタ4が取り
付けられている。また、この空気清浄フィルタ4の外側
には塵埃センサ6が設けられると共に、空気清浄フィル
タ4の更に内側には送風機7が取り付けられている。
家庭の居室に設置されるものであり、容易に持ち運び可
能な寸法の本体ケース2内に各機器を内蔵して構成され
ている。この本体ケース2の前面にはスリット状の空気
吸込口3が形成されており、この空気吸込口3の内側に
はHEPAフィルタから成る空気清浄フィルタ4が取り
付けられている。また、この空気清浄フィルタ4の外側
には塵埃センサ6が設けられると共に、空気清浄フィル
タ4の更に内側には送風機7が取り付けられている。
【0019】この送風機7は空気吸込口3から空気を吸
引し、空気清浄フィルタ4にて塵埃や煙粒子などを除去
した後、空気吸込口3の上側の本体ケース2前面に形成
された空気吹出口8から吹き出すものである。
引し、空気清浄フィルタ4にて塵埃や煙粒子などを除去
した後、空気吸込口3の上側の本体ケース2前面に形成
された空気吹出口8から吹き出すものである。
【0020】更に、本体ケース2内上部後側には電装ボ
ックス9が配設されると共に、その前側にはマイナスイ
オン発生器11が設けられている。このマイナスイオン
発生器11は送風機7から吐出され、空気吹出口8から
吹き出される空気中にマイナスイオンを付加するもので
ある。
ックス9が配設されると共に、その前側にはマイナスイ
オン発生器11が設けられている。このマイナスイオン
発生器11は送風機7から吐出され、空気吹出口8から
吹き出される空気中にマイナスイオンを付加するもので
ある。
【0021】そして、係る本体ケース2内には更に本発
明に係る酸素富化空気生成部12が内蔵される。この酸
素富化空気生成部12は、空気ポンプ13、サクション
タンク14、冷却コイル16、五方弁17、18、吸着
槽21、22、バッファタンク23、24、逆止弁2
6、27、28、サイレンサ31、32、送風機33及
び酸素富化空気吐出口としてのマスク34などから構成
されている。
明に係る酸素富化空気生成部12が内蔵される。この酸
素富化空気生成部12は、空気ポンプ13、サクション
タンク14、冷却コイル16、五方弁17、18、吸着
槽21、22、バッファタンク23、24、逆止弁2
6、27、28、サイレンサ31、32、送風機33及
び酸素富化空気吐出口としてのマスク34などから構成
されている。
【0022】前記サクションタンク14は空気ポンプ1
3の吸引側に配管接続されると共に、前記サイレンサ3
1はサクションタンク14の入口に接続され、且つ、前
記空気清浄フィルタ4の内側に配置される。前記冷却コ
イル16は空気ポンプ13の吐出側に接続されると共
に、冷却コイル16の出口は五方弁17の第1ポート1
7Aに配管接続されている。
3の吸引側に配管接続されると共に、前記サイレンサ3
1はサクションタンク14の入口に接続され、且つ、前
記空気清浄フィルタ4の内側に配置される。前記冷却コ
イル16は空気ポンプ13の吐出側に接続されると共
に、冷却コイル16の出口は五方弁17の第1ポート1
7Aに配管接続されている。
【0023】この五方弁17の第2ポート17Bは吸着
槽21の下端の空気入口21Aに配管36により接続さ
れると共に、第3ポート17Cは吸着槽22の下端の空
気入口22Aに配管37により接続されている。この五
方弁17の第4ポート17Dと第5ポート17Eは三方
配管38により共に五方弁18の第2ポート18Bに連
通接続されている。
槽21の下端の空気入口21Aに配管36により接続さ
れると共に、第3ポート17Cは吸着槽22の下端の空
気入口22Aに配管37により接続されている。この五
方弁17の第4ポート17Dと第5ポート17Eは三方
配管38により共に五方弁18の第2ポート18Bに連
通接続されている。
【0024】尚、この五方弁17は電磁コイルにより駆
動され、ON状態で図2中実線で示す如く第1ポート1
7Aを第2ポート17Bに連通させ、且つ、第5ポート
17Eを第3ポート17Cに連通させる。また、OFF
状態では図2中破線で示す如く第1ポート17Aを第3
ポート17Cに連通させ、且つ、第2ポート17Bを第
4ポート17Dに連通させるように流路を切り換えるも
のである。
動され、ON状態で図2中実線で示す如く第1ポート1
7Aを第2ポート17Bに連通させ、且つ、第5ポート
17Eを第3ポート17Cに連通させる。また、OFF
状態では図2中破線で示す如く第1ポート17Aを第3
ポート17Cに連通させ、且つ、第2ポート17Bを第
4ポート17Dに連通させるように流路を切り換えるも
のである。
【0025】また、五方弁18の第3ポート18Cは配
管39を介し、吸着槽22の上端の酸素富化空気出口2
2Bに接続された配管41に連通されている。更に、五
方弁18の第5ポート18Eは配管42を介し、吸着槽
21の上端の酸素富化空気出口21Bに接続された配管
43に連通接続されている。
管39を介し、吸着槽22の上端の酸素富化空気出口2
2Bに接続された配管41に連通されている。更に、五
方弁18の第5ポート18Eは配管42を介し、吸着槽
21の上端の酸素富化空気出口21Bに接続された配管
43に連通接続されている。
【0026】尚、五方弁18は電磁コイルにより駆動さ
れ、ON状態で図2中実線で示す如く第3ポート18C
を第5ポート18Eに連通させ、OFF状態では破線で
示す如く第3ポート18Cを第1ポート18Aに切り換
える。この第1ポート18Aは封止されており、第2ポ
ート18Bと第4ポート18Dとは常時連通されてい
る。この第4ポート18Dには配管40が接続され、こ
の配管40はバッファタンク24、逆止弁28を順次経
てサイレンサ32に接続されている。尚、逆止弁28は
サイレンサ32方向を順方向とされている。
れ、ON状態で図2中実線で示す如く第3ポート18C
を第5ポート18Eに連通させ、OFF状態では破線で
示す如く第3ポート18Cを第1ポート18Aに切り換
える。この第1ポート18Aは封止されており、第2ポ
ート18Bと第4ポート18Dとは常時連通されてい
る。この第4ポート18Dには配管40が接続され、こ
の配管40はバッファタンク24、逆止弁28を順次経
てサイレンサ32に接続されている。尚、逆止弁28は
サイレンサ32方向を順方向とされている。
【0027】そして、配管43はほこり・バクテリアフ
ィルタ62と前記逆止弁26を介して配管44に接続さ
れ、配管41はほこり・バクテリアフィルタ61と前記
逆止弁27を介して配管44に接続されている。前記逆
止弁26及び27は配管44方向を順方向とされると共
に、各配管41、43は各フィルタ61、62の手前、
即ち、各逆止弁26、27の上流側において連通管46
により相互に連通されている。そして、連通管46には
オリフィス47が介設されている。配管41若しくは4
3内を配管44方向に向かう空気はオリフィス47の抵
抗により、その1/5が連通管46に分流される。
ィルタ62と前記逆止弁26を介して配管44に接続さ
れ、配管41はほこり・バクテリアフィルタ61と前記
逆止弁27を介して配管44に接続されている。前記逆
止弁26及び27は配管44方向を順方向とされると共
に、各配管41、43は各フィルタ61、62の手前、
即ち、各逆止弁26、27の上流側において連通管46
により相互に連通されている。そして、連通管46には
オリフィス47が介設されている。配管41若しくは4
3内を配管44方向に向かう空気はオリフィス47の抵
抗により、その1/5が連通管46に分流される。
【0028】また、配管44は前記バッファタンク23
の入口に接続され、バッファタンク23の出口はニード
ルバルブ48を介し、可撓性のホース49に接続されて
いる。そして、このホース49の先端には前記マスク3
4が取り付けられ、これらホース49とマスク34は本
体ケース34上面の収納部51内に納出自在に格納され
ている。尚、52は収納部51を開閉自在に閉塞する蓋
である。
の入口に接続され、バッファタンク23の出口はニード
ルバルブ48を介し、可撓性のホース49に接続されて
いる。そして、このホース49の先端には前記マスク3
4が取り付けられ、これらホース49とマスク34は本
体ケース34上面の収納部51内に納出自在に格納され
ている。尚、52は収納部51を開閉自在に閉塞する蓋
である。
【0029】ここで、前記吸着槽21及び22は金属若
しくは硬質剛性樹脂により構成され、上下に開口した縦
長円筒状(縦寸法400mm〜500mm、直径80m
m〜85mm)の本体91と、この本体91の上下の開
口を閉塞するように本体91に取り付けられた蓋部材9
2、92とから構成されている。本体91の上下端には
外側に張り出したフランジ93、93が一体に形成され
ており(図6参照。但し、図6は上部のみ示す)、各フ
ランジ93、93には更にネジ止め用の孔94が形成さ
れている。また、各フランジ93、93の内方の本体9
1の開口内縁にはそれぞれ段部96が段落形成されてい
る。
しくは硬質剛性樹脂により構成され、上下に開口した縦
長円筒状(縦寸法400mm〜500mm、直径80m
m〜85mm)の本体91と、この本体91の上下の開
口を閉塞するように本体91に取り付けられた蓋部材9
2、92とから構成されている。本体91の上下端には
外側に張り出したフランジ93、93が一体に形成され
ており(図6参照。但し、図6は上部のみ示す)、各フ
ランジ93、93には更にネジ止め用の孔94が形成さ
れている。また、各フランジ93、93の内方の本体9
1の開口内縁にはそれぞれ段部96が段落形成されてい
る。
【0030】尚、この段部96は本体91の開口の内側
となる部分が浅く、外側となる部分はそれよりも深く形
成されている。
となる部分が浅く、外側となる部分はそれよりも深く形
成されている。
【0031】一方、蓋部材92は深さ30mm程度の有
底円形容器状を呈しており(図6参照)、その開口外縁
には外側に張り出したフランジ97が一体に形成され、
フランジ97にはネジ止め用の孔98が形成されてい
る。また、蓋部材92の側壁には前記空気入口21A
(22A)、若しくは、酸素富化空気出口21B(22
B)が形成されている。
底円形容器状を呈しており(図6参照)、その開口外縁
には外側に張り出したフランジ97が一体に形成され、
フランジ97にはネジ止め用の孔98が形成されてい
る。また、蓋部材92の側壁には前記空気入口21A
(22A)、若しくは、酸素富化空気出口21B(22
B)が形成されている。
【0032】そして、本体91のフランジ93、93に
蓋部材92、92の各フランジ97を重合して本体91
の上下開口を塞ぎ、各孔94、98が合致させた状態で
ネジ99を通し、ナット101で締めることにより、本
体91と蓋部材92、92は一体化されて吸着槽21
(22)は完成される。
蓋部材92、92の各フランジ97を重合して本体91
の上下開口を塞ぎ、各孔94、98が合致させた状態で
ネジ99を通し、ナット101で締めることにより、本
体91と蓋部材92、92は一体化されて吸着槽21
(22)は完成される。
【0033】他方、本体91の上下の段部96、96に
は多孔質の焼結金属板106の周縁部が載置され、更
に、その外側にはOリング104が配置されて、本体9
1と蓋部材92間に挟持されている。この焼結金属板1
06は円形を呈しており、全体に渡って微細な通孔が形
成されている。尚、この通孔は例えば大きさが数十ミク
ロンから1ミリ未満の通路であり、空気の流通は許容
し、後述する吸着剤54及び吸湿剤53の通過は阻止す
るものとする。
は多孔質の焼結金属板106の周縁部が載置され、更
に、その外側にはOリング104が配置されて、本体9
1と蓋部材92間に挟持されている。この焼結金属板1
06は円形を呈しており、全体に渡って微細な通孔が形
成されている。尚、この通孔は例えば大きさが数十ミク
ロンから1ミリ未満の通路であり、空気の流通は許容
し、後述する吸着剤54及び吸湿剤53の通過は阻止す
るものとする。
【0034】そして、これら上下の焼結金属板106、
106(図6では上のみ示す)間の下部には吸湿剤53
(350g)が封入され、その上側には吸着剤54(1
kg)が封入される。
106(図6では上のみ示す)間の下部には吸湿剤53
(350g)が封入され、その上側には吸着剤54(1
kg)が封入される。
【0035】前記吸湿剤53は直径2mm〜3mmの粒
状の例えば活性アルミナであり、図4左側に示す如く空
気入口21A或いは22Aから流入した室内空気中の水
分を吸収し、吸着剤54の水分による機能低下を防止す
るものである。
状の例えば活性アルミナであり、図4左側に示す如く空
気入口21A或いは22Aから流入した室内空気中の水
分を吸収し、吸着剤54の水分による機能低下を防止す
るものである。
【0036】また、吸着剤54も同程度の寸法の粒状の
例えばゼオライトであり、吸湿剤53と吸着剤54との
間は通気性の部材にて仕切られている。
例えばゼオライトであり、吸湿剤53と吸着剤54との
間は通気性の部材にて仕切られている。
【0037】ここで、前記吸着剤54を構成するゼオラ
イトは、図4左側に示す如く空気入口21A或いは22
Aから1.2〜1.5kg/平方センチメートルのゲー
ジ圧で室内空気(吸湿剤53で水分を除去されている)
が圧送されると、当該室内空気中の窒素分子、一酸化炭
素分子及び二酸化炭素分子を極性モーメントを利用して
選択的に吸着する(圧力スイング吸着法(PSA
法))。以後、これを吸着行程と称する。これにより、
上端の酸素富化空気出口21B或いは22Bからは酸素
濃度35%〜40%の酸素富化空気が出てくるものであ
る。
イトは、図4左側に示す如く空気入口21A或いは22
Aから1.2〜1.5kg/平方センチメートルのゲー
ジ圧で室内空気(吸湿剤53で水分を除去されている)
が圧送されると、当該室内空気中の窒素分子、一酸化炭
素分子及び二酸化炭素分子を極性モーメントを利用して
選択的に吸着する(圧力スイング吸着法(PSA
法))。以後、これを吸着行程と称する。これにより、
上端の酸素富化空気出口21B或いは22Bからは酸素
濃度35%〜40%の酸素富化空気が出てくるものであ
る。
【0038】また、図4の右側に示す如く上記酸素富化
空気が、ゲージ圧0kg/平方センチメートルの圧力で
酸素富化空気出口21B或いは22Bから吸着槽21或
いは22内に流入すると、内部の酸素分圧は急激に上昇
する。この状態では吸着剤54は、上記吸着行程にて吸
着した前記窒素分子、一酸化炭素分子及び二酸化炭素分
子を放出する。以後、これを脱着行程と称する。これに
より、下端の空気入口21A或いは22Aからは窒素、
一酸化炭素、二酸化炭素が富化された空気が流出するよ
うになる。尚、このとき吸湿剤53からは水分も放出さ
れる。
空気が、ゲージ圧0kg/平方センチメートルの圧力で
酸素富化空気出口21B或いは22Bから吸着槽21或
いは22内に流入すると、内部の酸素分圧は急激に上昇
する。この状態では吸着剤54は、上記吸着行程にて吸
着した前記窒素分子、一酸化炭素分子及び二酸化炭素分
子を放出する。以後、これを脱着行程と称する。これに
より、下端の空気入口21A或いは22Aからは窒素、
一酸化炭素、二酸化炭素が富化された空気が流出するよ
うになる。尚、このとき吸湿剤53からは水分も放出さ
れる。
【0039】次ぎに、係る吸着槽21或いは22の組立
手順を説明する。先ず、本体91の下側となる開口の段
部96を上側とし、焼結金属板106の縁部を段部96
に載置する。また、その外側にはOリング104を載置
する。その状態で、図7中矢印の如く下側となる蓋部材
92を本体91に被せ、各フランジ93、97を相互に
重ね合わせて前述の如くネジ99とナット101で固着
する。
手順を説明する。先ず、本体91の下側となる開口の段
部96を上側とし、焼結金属板106の縁部を段部96
に載置する。また、その外側にはOリング104を載置
する。その状態で、図7中矢印の如く下側となる蓋部材
92を本体91に被せ、各フランジ93、97を相互に
重ね合わせて前述の如くネジ99とナット101で固着
する。
【0040】これにより、本体91と下側となる蓋部材
92は一体化されると共に、焼結金属板106の周囲は
段部96内で本体91と蓋部材92とに挟持され、Oリ
ング104も同様に挟持されて両者に密着する。尚、こ
のとき焼結金属板106は段部96の内側の浅い部分に
位置し、Oリング104は段部96の外側の深い部分に
入り込む。
92は一体化されると共に、焼結金属板106の周囲は
段部96内で本体91と蓋部材92とに挟持され、Oリ
ング104も同様に挟持されて両者に密着する。尚、こ
のとき焼結金属板106は段部96の内側の浅い部分に
位置し、Oリング104は段部96の外側の深い部分に
入り込む。
【0041】次ぎに、これをひっくり返して上側となる
開口を上向きとし、先ず吸湿剤53を本体91内に充填
すると共に、前述の仕切りを入れた後、その上から吸着
剤54を充填する。そして、前述同様に上側となる段部
96に焼結金属板106の縁部を載置する。また、その
外側にはOリング104を載置する。その状態で、上側
となる蓋部材92を本体91に被せ、各フランジ93、
97を相互に重ね合わせて前述の如くネジ99とナット
101で固着する。
開口を上向きとし、先ず吸湿剤53を本体91内に充填
すると共に、前述の仕切りを入れた後、その上から吸着
剤54を充填する。そして、前述同様に上側となる段部
96に焼結金属板106の縁部を載置する。また、その
外側にはOリング104を載置する。その状態で、上側
となる蓋部材92を本体91に被せ、各フランジ93、
97を相互に重ね合わせて前述の如くネジ99とナット
101で固着する。
【0042】これにより、本体91と上側となる蓋部材
92は一体化されると共に、焼結金属板106の周囲も
段部96内で本体91と蓋部材92とに挟持され、Oリ
ング104も同様に挟持されて両者に密着する。これに
て、吸着槽21、22の組立は完成する。
92は一体化されると共に、焼結金属板106の周囲も
段部96内で本体91と蓋部材92とに挟持され、Oリ
ング104も同様に挟持されて両者に密着する。これに
て、吸着槽21、22の組立は完成する。
【0043】次ぎに、図3において56は汎用マイクロ
コンピュータから構成された制御装置であり、前記電装
ボックス9内に収納されている。この制御装置56には
運転スイッチ57及び前記塵埃センサ6の出力が入力さ
れる。また、制御装置56の出力には前記空気ポンプ1
3のモータ13M、送風機7及び33のモータ7M及び
33M、マイナスイオン発生器11、五方弁17、18
がそれぞれ接続されている。
コンピュータから構成された制御装置であり、前記電装
ボックス9内に収納されている。この制御装置56には
運転スイッチ57及び前記塵埃センサ6の出力が入力さ
れる。また、制御装置56の出力には前記空気ポンプ1
3のモータ13M、送風機7及び33のモータ7M及び
33M、マイナスイオン発生器11、五方弁17、18
がそれぞれ接続されている。
【0044】以上の構成で、次ぎに図5のタイミングチ
ャートを参照しながら、本発明の空気質活性装置1の酸
素富化空気生成部12の動作を説明する。運転スイッチ
57が操作されると制御装置56は空気質活性装置1の
運転を開始する。制御装置56は空気ポンプ13のモー
タ13Mを駆動すると共に、送風機7及び33のモータ
7M、33Mを駆動する。また、五方弁17をONする
と共に、五方弁18を1秒間ONした後、OFFする。
ャートを参照しながら、本発明の空気質活性装置1の酸
素富化空気生成部12の動作を説明する。運転スイッチ
57が操作されると制御装置56は空気質活性装置1の
運転を開始する。制御装置56は空気ポンプ13のモー
タ13Mを駆動すると共に、送風機7及び33のモータ
7M、33Mを駆動する。また、五方弁17をONする
と共に、五方弁18を1秒間ONした後、OFFする。
【0045】空気ポンプ13が運転されると、空気清浄
フィルタ4を通過した室内空気はサイレンサ31からサ
クションタンク14を経て空気ポンプ13に吸引され
る。尚、このサクションタンク14によって吸込量が均
一化される。そして、吸引された室内空気は空気ポンプ
13から冷却コイル16に吐出される。この冷却コイル
16には前記送風機33から送風されており、冷却コイ
ル16内に流入した室内空気は、そこを通過する過程で
冷却された後、五方弁17の第1ポート17Aに入る。
フィルタ4を通過した室内空気はサイレンサ31からサ
クションタンク14を経て空気ポンプ13に吸引され
る。尚、このサクションタンク14によって吸込量が均
一化される。そして、吸引された室内空気は空気ポンプ
13から冷却コイル16に吐出される。この冷却コイル
16には前記送風機33から送風されており、冷却コイ
ル16内に流入した室内空気は、そこを通過する過程で
冷却された後、五方弁17の第1ポート17Aに入る。
【0046】五方弁17の第1ポート17Aに入った室
内空気は第2ポート17Bから流出し、配管36を通っ
て吸着槽21下端の空気入口21Aから吸着槽21内に
圧送される。このときの吸着槽21内の圧力は前述の
1.2〜1.5kg/平方センチメートルのゲージ圧と
なる。吸着槽21内に入った室内空気は、焼結金属板1
06の通孔を経て前述の如く吸湿剤53により水分を除
去された後、吸着剤54にて窒素、一酸化炭素、二酸化
炭素が吸着され、酸素富化空気となって焼結金属板10
6の通孔を経て上端の酸素富化空気出口21Bより流出
する(吸着行程)。
内空気は第2ポート17Bから流出し、配管36を通っ
て吸着槽21下端の空気入口21Aから吸着槽21内に
圧送される。このときの吸着槽21内の圧力は前述の
1.2〜1.5kg/平方センチメートルのゲージ圧と
なる。吸着槽21内に入った室内空気は、焼結金属板1
06の通孔を経て前述の如く吸湿剤53により水分を除
去された後、吸着剤54にて窒素、一酸化炭素、二酸化
炭素が吸着され、酸素富化空気となって焼結金属板10
6の通孔を経て上端の酸素富化空気出口21Bより流出
する(吸着行程)。
【0047】このとき(運転開始から1秒経過後)、吸
着槽21から出た酸素富化空気は五方弁18の第3ポー
ト18Cが第1ポート18Aに接続されているため、逆
止弁26及び連通管46方向に向かうが、前述の如くそ
の4/5が逆止弁26に向かい、1/5が連通管46に
分流される。逆止弁26に向かった酸素富化空気は配管
44からバッファタンク23、ニードルバルブ48、ホ
ース49を経てマスク34から流出する。使用者はこの
マスク34を口に当てることにより、酸素富化空気を吸
引することができるようになる。
着槽21から出た酸素富化空気は五方弁18の第3ポー
ト18Cが第1ポート18Aに接続されているため、逆
止弁26及び連通管46方向に向かうが、前述の如くそ
の4/5が逆止弁26に向かい、1/5が連通管46に
分流される。逆止弁26に向かった酸素富化空気は配管
44からバッファタンク23、ニードルバルブ48、ホ
ース49を経てマスク34から流出する。使用者はこの
マスク34を口に当てることにより、酸素富化空気を吸
引することができるようになる。
【0048】尚、バッファタンク23とニードルバルブ
48によりマスク34からの吐出量が均等化される。
48によりマスク34からの吐出量が均等化される。
【0049】一方、連通管46に流入した1/5の酸素
富化空気は、オリフィス47で絞られた後、配管41を
経て出口22Bより吸着槽22内に流入する。焼結金属
板106の通孔を経て吸着剤54に酸素富化空気が至る
と、前述の如く内部の酸素分圧が上昇するため、前述の
如く吸着剤54は吸着している窒素、一酸化炭素、二酸
化炭素を放出する(脱着行程)。このときの内部圧力は
0kg/平方センチメートルである。
富化空気は、オリフィス47で絞られた後、配管41を
経て出口22Bより吸着槽22内に流入する。焼結金属
板106の通孔を経て吸着剤54に酸素富化空気が至る
と、前述の如く内部の酸素分圧が上昇するため、前述の
如く吸着剤54は吸着している窒素、一酸化炭素、二酸
化炭素を放出する(脱着行程)。このときの内部圧力は
0kg/平方センチメートルである。
【0050】そして、焼結金属板106の通孔を経て下
端の空気入口22Aから配管37に流出し、五方弁17
の第3ポート17C、第5ポート17E、配管38、五
方弁18の第2ポート18B、第4ポート18D、配管
40、バッファタンク24、逆止弁28を通ってサイレ
ンサ32から排出される。
端の空気入口22Aから配管37に流出し、五方弁17
の第3ポート17C、第5ポート17E、配管38、五
方弁18の第2ポート18B、第4ポート18D、配管
40、バッファタンク24、逆止弁28を通ってサイレ
ンサ32から排出される。
【0051】制御装置51は運転開始から20秒経過す
ると、今度は五方弁17をOFFとし、同時に1秒間だ
け五方弁18をONする。この五方弁18がONされる
ことにより、第3ポート18Cと第5ポート18Eが連
通されるので、これまで吸着行程であった吸着槽21と
これまで脱着行程であった吸着槽22が、配管42、3
9を介して連通される。
ると、今度は五方弁17をOFFとし、同時に1秒間だ
け五方弁18をONする。この五方弁18がONされる
ことにより、第3ポート18Cと第5ポート18Eが連
通されるので、これまで吸着行程であった吸着槽21と
これまで脱着行程であった吸着槽22が、配管42、3
9を介して連通される。
【0052】従って、この1秒間で吸着槽21内と吸着
槽22内の圧力が均一化されるので、以後の吸着槽22
内の昇圧及び吸着槽21内の降圧が円滑に行われるよう
になると共に、吸着行程から脱着行程の圧力に急激に降
下させたときに各吸着槽21、22にて生じる騒音を低
減できる。また、五方弁17がOFF状態となり、第1
ポート17Aが第3ポート17Cに連通されるので、冷
却コイルから出た室内空気は配管37を経て下端の空気
入口22Aから吸着槽22内に圧送されるようになる。
槽22内の圧力が均一化されるので、以後の吸着槽22
内の昇圧及び吸着槽21内の降圧が円滑に行われるよう
になると共に、吸着行程から脱着行程の圧力に急激に降
下させたときに各吸着槽21、22にて生じる騒音を低
減できる。また、五方弁17がOFF状態となり、第1
ポート17Aが第3ポート17Cに連通されるので、冷
却コイルから出た室内空気は配管37を経て下端の空気
入口22Aから吸着槽22内に圧送されるようになる。
【0053】そして、前述の如く吸着槽22内では酸素
富化空気が生成され(吸着行程)、上端の出口22Bか
ら配管41に流出して逆止弁27及び連通管46方向に
向かうが、同様にその4/5が逆止弁27に向かい、1
/5が連通管46に分流される。逆止弁27に向かった
酸素富化空気は配管44からバッファタンク23、ニー
ドルバルブ48、ホース49を経て同様にマスク34か
ら流出する。
富化空気が生成され(吸着行程)、上端の出口22Bか
ら配管41に流出して逆止弁27及び連通管46方向に
向かうが、同様にその4/5が逆止弁27に向かい、1
/5が連通管46に分流される。逆止弁27に向かった
酸素富化空気は配管44からバッファタンク23、ニー
ドルバルブ48、ホース49を経て同様にマスク34か
ら流出する。
【0054】また、連通管46に流入した1/5の酸素
富化空気は、オリフィス47で絞られた後、配管43を
経て出口21Bより吸着槽21内に流入する。吸着槽2
1内では前述の如く吸着剤54が吸着している窒素、一
酸化炭素、二酸化炭素の放出が行われる(脱着行程)。
富化空気は、オリフィス47で絞られた後、配管43を
経て出口21Bより吸着槽21内に流入する。吸着槽2
1内では前述の如く吸着剤54が吸着している窒素、一
酸化炭素、二酸化炭素の放出が行われる(脱着行程)。
【0055】そして、下端の空気入口21Aから配管3
6に流出し、五方弁17の第2ポート17B、第4ポー
ト17D、配管38、五方弁18の第2ポート18B、
第4ポート18D、配管40、バッファタンク24、逆
止弁28を通ってサイレンサ32から前述同様に排出さ
れることになる。
6に流出し、五方弁17の第2ポート17B、第4ポー
ト17D、配管38、五方弁18の第2ポート18B、
第4ポート18D、配管40、バッファタンク24、逆
止弁28を通ってサイレンサ32から前述同様に排出さ
れることになる。
【0056】尚、五方弁17が切り替わった際、吸着行
程であった吸着槽内の圧力は、脱着行程であった吸着槽
に加わる他、配管40にも加わるが、バッファタンク2
4の存在によって急激な圧力上昇が緩和されるので、配
管40からサイレンサ32に至る経路における騒音の発
生も抑えられる。
程であった吸着槽内の圧力は、脱着行程であった吸着槽
に加わる他、配管40にも加わるが、バッファタンク2
4の存在によって急激な圧力上昇が緩和されるので、配
管40からサイレンサ32に至る経路における騒音の発
生も抑えられる。
【0057】以後、制御装置56はこれを繰り返す。即
ち、20秒後には再び五方弁17をONに切り換え、五
方弁18を1秒間だけONするものである。
ち、20秒後には再び五方弁17をONに切り換え、五
方弁18を1秒間だけONするものである。
【0058】このように、吸着剤54がそれぞれ封入さ
れた吸着槽21と吸着槽22を設け、空気ポンプ13に
より吸引した空気を各吸着槽21、22に圧送すると共
に、五方弁17、18で空気ポンプ13から吐出された
空気の流路を切り換えることによって、各吸着槽21、
22を吸着行程と脱着行程とに交互に切り換え、且つ、
吸着槽21が吸着行程であるときには吸着槽22を脱着
行程とし、吸着槽21が脱着行程であるときには吸着槽
22を吸着行程とするように構成したので、各吸着槽2
1、22において吸着と脱着を交互に、且つ、同時に行
い、連続した酸素富化空気の生成を実現することが可能
となる。
れた吸着槽21と吸着槽22を設け、空気ポンプ13に
より吸引した空気を各吸着槽21、22に圧送すると共
に、五方弁17、18で空気ポンプ13から吐出された
空気の流路を切り換えることによって、各吸着槽21、
22を吸着行程と脱着行程とに交互に切り換え、且つ、
吸着槽21が吸着行程であるときには吸着槽22を脱着
行程とし、吸着槽21が脱着行程であるときには吸着槽
22を吸着行程とするように構成したので、各吸着槽2
1、22において吸着と脱着を交互に、且つ、同時に行
い、連続した酸素富化空気の生成を実現することが可能
となる。
【0059】特に、吸着行程中の吸着槽21或いは22
にて生成された酸素富化空気の一部を、脱着行程中の吸
着槽22或いは21に供給するようにしているので、脱
着行程中の吸着槽21或いは22内では酸素分圧が上昇
するため、吸着剤54は円滑に窒素を脱着する。これに
より、従来の如き真空ポンプを用いること無く吸着剤5
4から窒素を脱着することができるようになるので、コ
ストの低減と装置の小型化を実現できる。また、脱着行
程中の吸着槽21或いは22に供給する酸素富化空気は
少量であるので、酸素富化空気の生成効率にも支障が生
じない。
にて生成された酸素富化空気の一部を、脱着行程中の吸
着槽22或いは21に供給するようにしているので、脱
着行程中の吸着槽21或いは22内では酸素分圧が上昇
するため、吸着剤54は円滑に窒素を脱着する。これに
より、従来の如き真空ポンプを用いること無く吸着剤5
4から窒素を脱着することができるようになるので、コ
ストの低減と装置の小型化を実現できる。また、脱着行
程中の吸着槽21或いは22に供給する酸素富化空気は
少量であるので、酸素富化空気の生成効率にも支障が生
じない。
【0060】また、空気ポンプ13の吸引側には室内空
気の清浄に用いる空気清浄フィルタ4が位置しているの
で、空気ポンプ13に吸引される空気中の塵埃や微粒子
も除去される。従って、格別なフィルタを空気ポンプ1
3に設けること無く空気ポンプ13や吸着槽21、22
などの目詰まりの発生も解消される。
気の清浄に用いる空気清浄フィルタ4が位置しているの
で、空気ポンプ13に吸引される空気中の塵埃や微粒子
も除去される。従って、格別なフィルタを空気ポンプ1
3に設けること無く空気ポンプ13や吸着槽21、22
などの目詰まりの発生も解消される。
【0061】更に、吸着行程の吸着槽21或いは22か
らマスク34に向かう酸素富化空気と、当該吸着槽21
或いは22から脱着行程中の吸着槽22或いは21に向
かう酸素富化空気の分流を、各吸着槽21、22の酸素
富化空気出口21B、22B側にそれぞれ接続され、マ
スク34側をそれぞれ順方向とされた逆止弁26、27
と、各逆止弁26、27の上流側を相互に連通する連通
管46と、この連通管46に介設されたオリフィス47
にて行っているので、構成が簡素化され、更なるコスト
の削減と構造の簡素化を実現することが可能となる。
らマスク34に向かう酸素富化空気と、当該吸着槽21
或いは22から脱着行程中の吸着槽22或いは21に向
かう酸素富化空気の分流を、各吸着槽21、22の酸素
富化空気出口21B、22B側にそれぞれ接続され、マ
スク34側をそれぞれ順方向とされた逆止弁26、27
と、各逆止弁26、27の上流側を相互に連通する連通
管46と、この連通管46に介設されたオリフィス47
にて行っているので、構成が簡素化され、更なるコスト
の削減と構造の簡素化を実現することが可能となる。
【0062】また、吸着剤54は吸着行程において圧送
された空気中の一酸化炭素及び/又は二酸化炭素を合わ
せて吸着するので、空気質活性装置1が設置された室内
の一酸化炭素及び/又は二酸化炭素濃度の上昇を抑え、
強制的な換気の必要性を無くすことが可能となる。
された空気中の一酸化炭素及び/又は二酸化炭素を合わ
せて吸着するので、空気質活性装置1が設置された室内
の一酸化炭素及び/又は二酸化炭素濃度の上昇を抑え、
強制的な換気の必要性を無くすことが可能となる。
【0063】特に、吸着剤54の出口21B、22B側
及び空気入口21A、22A側には複数の微細通孔が形
成された焼結金属板106を設けたので、この焼結金属
板106の複数の通孔により、空気を吸着剤54に満遍
なく流通させることができるようになる。
及び空気入口21A、22A側には複数の微細通孔が形
成された焼結金属板106を設けたので、この焼結金属
板106の複数の通孔により、空気を吸着剤54に満遍
なく流通させることができるようになる。
【0064】これにより、吸着槽21、22内における
窒素の吸着と脱着を効率的に実現できるようになると共
に、吸着剤54は微細通孔を通過できないので、圧送さ
れた空気により吸着剤54が飛散してしまう不都合を防
止できる。
窒素の吸着と脱着を効率的に実現できるようになると共
に、吸着剤54は微細通孔を通過できないので、圧送さ
れた空気により吸着剤54が飛散してしまう不都合を防
止できる。
【0065】そして、この場合空気若しくは酸素富化空
気の分散と吸着剤54の飛散防止の双方を焼結金属板1
06にて行えるので、部品点数の削減と組立作業の簡素
化に寄与できる。
気の分散と吸着剤54の飛散防止の双方を焼結金属板1
06にて行えるので、部品点数の削減と組立作業の簡素
化に寄与できる。
【0066】また、吸着槽21、22を、端部が開放し
た本体91と、この本体91の端部を閉塞する蓋部材9
2、92とから構成し、焼結金属板106の縁部を本体
91と蓋部材92により挟持しているので、焼結金属板
106を吸着槽21、22内に簡単に取り付けることが
できるようになり、組立作業性が著しく向上する。
た本体91と、この本体91の端部を閉塞する蓋部材9
2、92とから構成し、焼結金属板106の縁部を本体
91と蓋部材92により挟持しているので、焼結金属板
106を吸着槽21、22内に簡単に取り付けることが
できるようになり、組立作業性が著しく向上する。
【0067】また、焼結金属板106の外側に、本体9
1と蓋部材92に密着するOリング104を設けたの
で、圧送された空気や生成された酸素富化空気、或いは
供給された酸素富化空気の漏洩を完全に、若しくは、効
果的に阻止することが可能となり、窒素の吸着と脱着効
率を一層向上させることができるようになる。
1と蓋部材92に密着するOリング104を設けたの
で、圧送された空気や生成された酸素富化空気、或いは
供給された酸素富化空気の漏洩を完全に、若しくは、効
果的に阻止することが可能となり、窒素の吸着と脱着効
率を一層向上させることができるようになる。
【0068】更に、吸着槽21、22の本体91の開口
から外側に張り出すフランジ93を形成すると共に、蓋
部材92にも外側に張り出すフランジ97を形成し、本
体91の開口周縁には段部96を形成して、焼結金属板
106の周縁部及びOリング104を段部96に収納
し、その状態で両フランジ93、97を相互に固着する
ようにしたので、本体91の段部96に焼結金属板10
6及びOリング104を収納して両フランジ93、97
を固着することにより、焼結金属板106、Oリング1
04及び本体91と蓋部材92の一体化を一度に行うこ
とができる。これにより、吸着槽21、22の組立作業
性が一段と向上する。
から外側に張り出すフランジ93を形成すると共に、蓋
部材92にも外側に張り出すフランジ97を形成し、本
体91の開口周縁には段部96を形成して、焼結金属板
106の周縁部及びOリング104を段部96に収納
し、その状態で両フランジ93、97を相互に固着する
ようにしたので、本体91の段部96に焼結金属板10
6及びOリング104を収納して両フランジ93、97
を固着することにより、焼結金属板106、Oリング1
04及び本体91と蓋部材92の一体化を一度に行うこ
とができる。これにより、吸着槽21、22の組立作業
性が一段と向上する。
【0069】尚、実施例では2個の吸着槽21、22を
用いたが、それに限らず、1個若しくは3個以上の吸着
槽を設けても良い。また、焼結金属板106を吸着剤5
4の上下に設けたが、出口21B、22B側のみであっ
ても、飛散防止効果や酸素富化空気を満遍なく行き渡ら
せる効果は期待できるものである。
用いたが、それに限らず、1個若しくは3個以上の吸着
槽を設けても良い。また、焼結金属板106を吸着剤5
4の上下に設けたが、出口21B、22B側のみであっ
ても、飛散防止効果や酸素富化空気を満遍なく行き渡ら
せる効果は期待できるものである。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、吸着
剤が封入された吸着槽に空気を圧送することにより、酸
素富化空気の生成を実現することができると共に、吸着
剤の空気出口側及び又は空気入口側には複数の微細通孔
が形成された焼結金属板を設けたので、この焼結金属板
の複数の通孔により、空気を吸着剤に満遍なく流通させ
ることができるようになる。
剤が封入された吸着槽に空気を圧送することにより、酸
素富化空気の生成を実現することができると共に、吸着
剤の空気出口側及び又は空気入口側には複数の微細通孔
が形成された焼結金属板を設けたので、この焼結金属板
の複数の通孔により、空気を吸着剤に満遍なく流通させ
ることができるようになる。
【0071】これにより、吸着槽内における窒素の吸着
と脱着を効率的に実現できるようになると共に、吸着剤
は微細通孔を通過できないので、圧送された空気により
吸着剤が飛散してしまう不都合を防止できる。
と脱着を効率的に実現できるようになると共に、吸着剤
は微細通孔を通過できないので、圧送された空気により
吸着剤が飛散してしまう不都合を防止できる。
【0072】特に、この場合、空気若しくは酸素富化空
気の分散と吸着剤の飛散防止の双方を焼結金属板にて行
えるので、部品点数の削減と組立作業の簡素化に寄与で
きる。
気の分散と吸着剤の飛散防止の双方を焼結金属板にて行
えるので、部品点数の削減と組立作業の簡素化に寄与で
きる。
【0073】請求項2の発明によれば、上記に加えて吸
着槽を、端部が開放した本体と、この本体の端部を閉塞
する蓋部材とから構成し、燒結金属板の縁部を本体と蓋
部材により挟持しているので、焼結金属板を吸着槽内に
簡単に取り付けることができるようになり、組立作業性
が著しく向上するものである。
着槽を、端部が開放した本体と、この本体の端部を閉塞
する蓋部材とから構成し、燒結金属板の縁部を本体と蓋
部材により挟持しているので、焼結金属板を吸着槽内に
簡単に取り付けることができるようになり、組立作業性
が著しく向上するものである。
【0074】請求項3の発明によれば、上記に加えて焼
結金属板の外側に、本体と蓋部材に密着するシール材を
設けたので、圧送された空気や生成された酸素富化空気
などの漏洩を完全に、若しくは、効果的に阻止すること
が可能となり、窒素の吸着と脱着効率を一層向上させる
ことができるようになるものである。
結金属板の外側に、本体と蓋部材に密着するシール材を
設けたので、圧送された空気や生成された酸素富化空気
などの漏洩を完全に、若しくは、効果的に阻止すること
が可能となり、窒素の吸着と脱着効率を一層向上させる
ことができるようになるものである。
【0075】請求項4の発明によれば、上記に加えて吸
着槽の本体の開口から外側に張り出す本体側フランジを
形成すると共に、蓋部材にも外側に張り出す蓋部材側フ
ランジを形成し、本体の開口周縁には段部を形成して、
焼結金属板の周縁部及びシール材を段部に収納し、その
状態で両フランジを相互に固着するようにしたので、本
体の段部に焼結金属板及びシール材を収納して両フラン
ジを固着することにより、焼結金属板、シール材及び本
体と蓋部材の一体化を一度に行うことができる。
着槽の本体の開口から外側に張り出す本体側フランジを
形成すると共に、蓋部材にも外側に張り出す蓋部材側フ
ランジを形成し、本体の開口周縁には段部を形成して、
焼結金属板の周縁部及びシール材を段部に収納し、その
状態で両フランジを相互に固着するようにしたので、本
体の段部に焼結金属板及びシール材を収納して両フラン
ジを固着することにより、焼結金属板、シール材及び本
体と蓋部材の一体化を一度に行うことができる。
【0076】これにより、吸着槽の組立作業性が一段と
向上するものである。
向上するものである。
【図1】本発明の空気質活性装置の斜視図である。
【図2】本発明の空気質活性装置の酸素富化空気生成部
の構成図である。
の構成図である。
【図3】本発明の空気質活性装置の電気回路のブロック
図である。
図である。
【図4】吸着槽における窒素分子の吸着、脱着作用を説
明するための図である。
明するための図である。
【図5】本発明の空気質活性装置の五方弁の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
するためのタイミングチャートである。
【図6】本発明の空気質活性装置の吸着槽上部の拡大断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の空気質活性装置の吸着槽上部の分解図
である。
である。
1 空気質活性装置 13 空気ポンプ 17、18 五方弁 21、22 吸着槽 34 マスク 54 吸着剤 56 制御装置 91 本体 92 蓋部材 93、97 フランジ 104 Oリング 106 焼結金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 敏男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 窒素を吸着・脱着可能な吸着剤に空気を
圧送することにより酸素富化空気を生成し、酸素富化空
気を吸着剤に供給して窒素の脱着を行わせる空気質活性
装置において、 前記吸着剤が封入された吸着槽と、 この吸着槽に形成された空気入口及び空気出口と、 前記吸着剤の前記空気出口側及び又は空気入口側に配置
され、複数の微細通孔が形成された焼結金属板とを備え
たことを特徴とする空気質活性装置。 - 【請求項2】 吸着槽は、端部が開放した本体と、この
本体の端部を閉塞する蓋部材とから成り、焼結金属板の
縁部は前記本体と蓋部材により挟持されていることを特
徴とする請求項1の空気質活性装置。 - 【請求項3】 燒結金属板の外側には、本体と蓋部材に
密着するシール材を設けたことを特徴とする請求項2の
空気質活性装置。 - 【請求項4】 本体の開口から外側に張り出して形成さ
れた本体側フランジと、蓋部材に形成されて外側に張り
出す蓋部材側フランジと、前記本体の開口周縁に形成さ
れた段部とを備え、燒結金属板の周縁部及びシール材は
前記段部に収納されると共に、その状態で前記両フラン
ジは相互に固着されていることを特徴とする請求項3の
空気質活性装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581097A JPH1119422A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 空気質活性装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581097A JPH1119422A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 空気質活性装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119422A true JPH1119422A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16002637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17581097A Pending JPH1119422A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 空気質活性装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119422A (ja) |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17581097A patent/JPH1119422A/ja active Pending
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