JPH11193952A - 空気調和機の電子制御装置 - Google Patents

空気調和機の電子制御装置

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Publication number
JPH11193952A
JPH11193952A JP9369105A JP36910597A JPH11193952A JP H11193952 A JPH11193952 A JP H11193952A JP 9369105 A JP9369105 A JP 9369105A JP 36910597 A JP36910597 A JP 36910597A JP H11193952 A JPH11193952 A JP H11193952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
air conditioner
ferrite core
molded
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9369105A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Uejima
敬人 上島
Miki Suzuki
美樹 鈴木
Akihiro Kyogoku
章弘 京極
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9369105A priority Critical patent/JPH11193952A/ja
Publication of JPH11193952A publication Critical patent/JPH11193952A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源供給ラインは樹脂モールドされたモール
ド配線板であるため、従来リード線に円筒状のフェライ
トコアを挿入することにより得られるノイズ抑制効果を
容易に得ることが困難であったことを解消することを課
題とする。 【解決手段】 モールド配線板6に、モールドされた金
属板である電源用配線7を挟む形で貫通穴6aをあけ、
この貫通穴6aに2個に分割されたフェライトコア8
a,8bをモールド配線板6の表と裏より挿入固定する
ことにより、従来リード線にフェライトリングを挿入し
ていたのと同じ構成を実現することが容易に可能とし、
電源ノイズの減衰量を増加することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールド配線板を
使用した電子制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の電子制御装置は、少
なくとも1枚のプリント基板と少なくとも1枚のモール
ド配線板により構成されており、また端子雑音電圧を減
衰する目的のノイズフィルター回路は、前記プリント基
板へ搭載されていた。しかしながら図7に示す電子制御
装置は次の問題点があった。以下にその詳細を述べる。
【0003】図7において、1は空気調和機を人による
操作や温度センサ信号により制御する電子回路を構成す
るマイクロコンピューターをはじめとするトランス,抵
抗,半導体等、複数の電子部品2と、空気調和機のコン
プレッサーやファンモーターを駆動する際に発生する端
子雑音電圧を減衰させるフィルター回路等を搭載した少
なくとも1枚のプリント基板、3は前記プリント基板1
に供給する電源としての高圧,高電流を流すことを目的
に、図7(b)に示すように、銅等の金属を板状に成形
された金属板4による主電流回路を絶縁,固定するPB
T等の樹脂にてモールド成形した少なくとも1枚のモー
ルド配線板である。前記モールド配線板3内にモールド
された金属板4の端子5は、プリント基板1との接続用
に平端子形状に加工されておりモールド樹脂より露出し
ている。前記プリント基板1とモールド配線板3には前
記端子5により、はんだ付けにより電気的,機械的に接
続する構成としている。空気調和機を制御する際、発生
するノイズは主に電源ラインに漏れ、電源ノイズとな
る。このノイズを抑制する目的で、プリント基板1に
は、あらかじめノイズフィルター回路が搭載されている
が、発生するノイズ量がフィルター回路の減衰量を越え
た場合、フィルター回路定数の見直しを行うが、それで
もノイズ減衰量が足りない場合、電源供給用リード線に
フェライト製のリングコア等、ノイズ抑制素子を挿入す
る手段がある。しかしながら、上記従来構成例による
と、電源供給ラインは樹脂モールドされたモールド配線
板3であるため、前記する従来の手段では電源ノイズの
減衰が困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に空気調和機の電
子制御装置は、商用交流を一次電源として、空気調和機
を制御するマイクロコンピューターおよび周辺回路用の
低圧直流電源やファンモーター制御用の電源をつくりだ
すAC/DC変換回路やコンプレッサー用モーターを駆
動するインバーター回路等を有している。前記AC/D
C変換回路やインバーター回路は半導体スイッチ素子を
利用した回路であるためスイッチングノイズを発生し、
一次電源へ漏れ、不要ノイズである端子雑音電圧(以
下、単に「電源ノイズ」という)を発生させる。プリン
ト基板には、この電源ノイズを減衰させるフィルター回
路が搭載されているが、電源ノイズの減衰量が充分でな
い場合、さらに一次電源に近いラインにノイズ対策を行
う必要がある。しかし、一次電源ラインはモールド配線
板を使用しているため、容易にノイズ対策の一例である
フェライトコアの挿入を行うことができなかった。ま
た、プリント基板とモールド配線板は、端子で直接はん
だ付けされるため、取り付け寸法の規制が発生し、フェ
ライトコア挿入の際、その厚みが課題となっていた。ま
た、モールド配線板にモールドされた金属パターンの長
さとフェライトコアの体積のみでは、インピーダンスが
少なく充分な減衰量が得られない場合があった。また、
挿入されるフェライトコアに少なくとも2個に分割され
たフェライトコアをそれぞれ突き合わせ固定する場合、
突き合わせ部分からの漏れ磁束によりフェライトの効果
が減衰するため充分な電源ノイズの減衰効果が得られな
いといった課題があった。本発明は上記の課題を解決す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、空気調和機を制御する電子回路を構成する複
数の電子部品と、空気調和機のコンプレッサーやファン
モーターを駆動する際に発生する端子雑音電圧を減衰さ
せるフィルター回路を搭載した少なくとも1枚のプリン
ト基板と、前記プリント基板に供給する電源としての電
流を流す主電流回路を絶縁,固定するモールド配線板と
で構成された電子制御装置において、前記モールド配線
板の少なくとも1回路の主電流回路の両側に貫通穴を設
け、突き合わせ固定により構成される少なくとも2個の
フェライトコアを、前記モールド配線板の表裏から突き
合わせ挿入によりフィルター回路を構成したものであ
る。上記構成により電源ノイズを効果的に減衰すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項に特定した構成
にして実施できるものである。すなわち、請求項1記載
の発明は、空気調和機を人による操作や温度センサ信号
により制御する電子回路を構成するトランス,抵抗,半
導体等、複数の電子部品と空気調和機のコンプレッサー
やファンモーターを駆動する際に発生する電源ノイズを
減衰させるフィルター回路等を搭載した少なくとも1枚
のプリント基板と、前記プリント基板に供給する電源と
しての電流を流すことを目的に、銅等の金属を板状に成
形された複数の金属板による主電流回路を絶縁,固定す
るPBT等の樹脂にてモールド成形した少なくとも1枚
のモールド配線板とで構成された電子制御装置におい
て、前記モールド配線板の少なくとも1回路の主電流回
路の両側に貫通穴を設け、突き合わせ固定により構成さ
れる少なくとも2個のフェライト等のフィルター材料に
て成形されたコアを、前記モールド配線板の表裏から突
き合わせ挿入によりフィルター回路を構成することによ
り、前記電源ノイズを効果的に減衰することができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、モールド配
線板において、フェライトコアを挿入する部分の樹脂厚
みを減らし段差を設けることで、フェライトコアの厚み
を吸収することができる。
【0008】また、請求項3記載の発明は、フェライト
コアを挿入する部分の主電流用金属板を波状に成形しパ
ターン長を確保することで回路インピーダンスを増加さ
せ電源ノイズの減衰効果を増加することができる。
【0009】また、請求項4記載の発明は、モールド樹
脂の厚みを利用し、フェライトコアを挿入する部分の主
電流用金属板を縦波状に成形し小面積でパターン長を確
保することで回路インピーダンスを増加させ電源ノイズ
の減衰効果を増加することができる。
【0010】また、請求項5記載の発明は、主電流用金
属板を螺旋状に成形し、中心の樹脂に貫通穴を設け、前
記貫通穴部分に柱状フェライトコアを挿入し、フィルタ
ー回路を構成することで回路インピーダンスを効率的に
増加させ、さらに効果的に電源ノイズの減衰効果を増加
することができる。
【0011】また、請求項6記載の発明は、モールド配
線板の側面に切り欠き部を2カ所設け、前記2カ所の切
り欠き部の間の樹脂の突出部分に少なくとも1本の主電
流パターンを成形し、前記主電流パターンが成形された
樹脂の突出部分に中心に貫通穴の開いた枠状に一体成形
されたリング状フェライトコアを挿入する構成により、
回路インピーダンスを効率的に増加させ、さらに効果的
に電源ノイズの減衰効果を増加することができる。
【0012】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の実施例1におけ
る電子制御装置を示す。図1において、6は本発明にお
けるモールド配線板である。ここでモールド配線板6に
はモールドされた電源用配線7を挟む形で貫通穴6aが
開いている。この貫通穴6aに2個に分割されたフェラ
イトコア8a,8bをモールド配線板6の表と裏より挿
入固定することにより、従来リード線にフェライトリン
グを挿入していたと同じ構成を実現することが可能とな
り、電源ノイズの減衰量の増加をすることができる。
【0013】(実施例2)図2を用いて実施例2につい
て説明する。なお、実施例1と同一部分については同一
符号を付与し詳細な説明は省略する。
【0014】モールド配線板6に挿入するフェライトコ
ア8aの電源ノイズ減衰量は、その体積、つまり厚みに
比例する。したがって必要な減衰量を得るため、フェラ
イトコア8aに適当な厚みが必要である。一方、モール
ド配線板6は、プリント基板の裏面、つまり搭載する部
品のリードが吐出する側から接続するが、プリント基板
とモールド配線板6の相対距離は有限であり、したがっ
てフェライトコア8aの厚みには制限が生じ、必要なノ
イズ減衰量を得られない。そこで本実施例では、フェラ
イトコア8aの挿入固定される部分にあたるモールド配
線板6の樹脂厚みを薄くし、段差6bを設けることによ
りフェライトコア8aの厚みを吸収するようにした。こ
のことにより、有限な隙間の中で適当なフェライトコア
8aの厚みを得ることができ、必要な電源ノイズ減衰量
を得ることができる。
【0015】(実施例3)図3を用いて実施例3につい
て説明する。なお、実施例1および実施例2と同一部分
については同一符号を付与し詳細な説明は省略する。
【0016】実施例1および実施例2では、電源ノイズ
減衰量はフェライトコアの体積、つまり厚みや面積に依
存する構成である。しかしながら、モールド配線板6の
面積は有限であり、また増加できるフェライトコア8a
の厚みにも限界があり、一定以上のラインインピーダン
スの増加、つまりノイズ減衰量を得ることはできない。
そこで本実施例では、樹脂モールドされているフェライ
トコア挿入部分の金属板9a,9bを図3のように左右
の波状を繰り返す形状とすることによりラインの実行長
さを増加する構成とした。この構成によりフェライトコ
ア8aが有効となる電源ラインを増加し、電源ノイズ減
衰量をさらに増加することができる。
【0017】(実施例4)図4を用いて実施例4につい
て説明する。なお、実施例1ないし実施例3と同一部分
については同一符号を付与し詳細な説明は省略する。
【0018】実施例3では、ラインの実行長を増加する
ため金属板9a,9bを左右の波形状としたが、この構
成によると電源ラインが占めるモールド配線板6の面積
を本来電流を流すために必要な金属板面積以上になって
しまい、その結果、モールド配線板6全体の面積が増大
する。このことは、電子制御装置全体が大型化し、また
モールド樹脂の量が増大することによるコスト増加とい
った課題を生じる。本実施例では、金属板9c,9dを
樹脂厚みの中で縦の波形状とすることにより、電源ライ
ンの実行長を増加する構成とした。この構成によりモー
ルド配線板6の面積を増やすことなく、ラインの実行長
を得ることができ、したがって電子制御装置の大型化
や、樹脂量増加によるコスト増大なしで、フェライトコ
アが有効となる電源ラインを増加し、電源ノイズ減衰量
をさらに増加することができる。
【0019】(実施例5)図5を用いて実施例5につい
て説明する。なお、実施例1ないし実施例4と同一部分
については同一符号を付与し詳細な説明は省略する。
【0020】実施例1ないし実施例4では2個に分割さ
れたフェライトコア8a,8bを挿入する構成としてい
る。複数に分割されたフェライトコア8a,8bを突き
合わせてフェライトのリングとする場合、突き合わせの
部分は完全な平坦ではないため隙間を生じ、この隙間よ
り磁束が漏れることになる。したがって、これらの構成
では、漏れ磁束によりフェライトコアの体積全てを充分
利用することができず、非効率なフェライトの使用とな
り、必要なノイズ減衰量を得るために、漏れ磁束の分、
フェライトコアの体積を増加する必要がある。本実施例
では、モールド配線板6内の金属板9eを図5のように
立体的に螺旋状とし、その中心の樹脂部分に貫通穴10
を開け円柱状フェライトコア11を挿入する構成とし
た。円柱状フェライトコア11は一体形状であり、した
がって磁束の漏れはなく体積に応じたノイズ減衰量を効
率的に得ることができる。なお本実施例では円筒状のフ
ェライトコアとしたが、角柱状等、柱状であれば同様の
効果が得られる。
【0021】(実施例6)図6を用いて実施例6につい
て説明する。なお、実施例1ないし実施例5と同一部分
については同一符号を付与し詳細な説明は省略する。
【0022】実施例5では、電源ライン1本に1個の円
柱状フェライトコア11が必要となる。また、ライン1
本ごとのインピーダンス増加であるため、フェライトコ
ア挿入により発生するラインインピーダンスはノイズ電
流だけではなく、本来金属板9eに流れる主電流にも影
響を与えるノーマルモードチョークコイルを構成するこ
ととなる。その結果ラインインピーダンスによる電圧降
下、つまり損失が発生する等、効率面での課題を生じ
る。本実施例では、モールド配線板6の側面に2カ所の
切り欠き部6c,6dを設け、前記切り欠き部6c,6
dの中心の突出部分12に金属板9a,9bを配線し電
源の往復ラインとし、さらに円筒状フェライトコア13
を前記突出部分12に挿入する構成とした。円筒状フェ
ライトコア13は一体形状であるため漏れ磁束はなく、
また電流ライン往復のラインインピーダンス増加を1個
のフェライトコアで構成することにより、往復の電流に
より発生した磁束はお互いを打ち消し合うため、ライン
インピーダンスはコモンモードノイズ電流だけに有効な
コモンモードチョークコイルを構成することができる。
この構成により、金属板9a,9bに流れる主電流に影
響を与えることがなく、円筒状フェライトコア13の体
積に応じたノイズ減衰量を効率的に得ることができる。
なお、本実施例では円筒状としたが、リング形状のフェ
ライトコアであれば同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】上記説明により明らかなように本発明
は、請求項1記載の発明によれば、完全に樹脂モールド
された電源ラインに、従来リード線にフェライトリング
を挿入していたと同じ構成を実現することが可能とな
り、電源ノイズの減衰量の増加をすることができる。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、有限
な隙間の中で適当なフェライトコアの厚みを得ることが
でき、必要な電源ノイズ減衰量を得ることができる。
【0025】また、請求項3記載の発明によれば、フェ
ライトコアが有効となる電源ラインを増加し、電源ノイ
ズ減衰量をさらに増加することができる。
【0026】また、請求項4記載の発明によれば、電子
制御装置の大型化や、樹脂量増加によるコスト増大なし
で、フェライトコアが有効となる電源ラインを増加し、
電源ノイズ減衰量をさらに増加することができる。
【0027】また、請求項5記載の発明によれば、磁束
の漏れによるラインインピーダンスの減衰はなく体積に
応じたノイズ減衰量を効率的に得ることができる。
【0028】また、請求項6記載の発明によれば、金属
板に流れる主電流に影響を与えることがなく、フェライ
トコアの体積に応じたノイズ減衰量を効率的に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるモールド配線板の要
部斜視図
【図2】本発明の実施例2におけるモールド配線板の要
部分解斜視図
【図3】本発明の実施例3におけるモールド配線板の要
部分解斜視図
【図4】本発明の実施例4におけるモールド配線板の要
部斜視図
【図5】本発明の実施例5におけるモールド配線板の要
部斜視図
【図6】本発明の実施例6におけるモールド配線板の要
部分解斜視図
【図7】(a)従来例における空気調和機の電子制御装
置の要部斜視図 (b)同モールド配線板の要部斜視図
【符号の説明】
1 プリント基板 2 電子部品 3,6 モールド配線板 6a,10 貫通穴 6b 段差 6c,6d 切り欠き部 7 電源用配線 8a,8b フェライトコア 9a,9b,9c,9d,9e 金属板 11 円柱状フェライトコア 12 突出部分 13 円筒状フェライトコア(リング状フェライトコ
ア)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機を制御する電子回路を構成す
    る複数の電子部品と、空気調和機のコンプレッサーやフ
    ァンモーターを駆動する際に発生する端子雑音電圧を減
    衰させるフィルター回路を搭載した少なくとも1枚のプ
    リント基板と、前記プリント基板に供給する電源として
    の電流を流す主電流回路を絶縁,固定するモールド配線
    板とで構成された電子制御装置において、前記モールド
    配線板の少なくとも1回路の主電流回路の両側に垂直穴
    を設け、突き合わせ固定により構成される少なくとも2
    個のフェライトコアを、前記モールド配線板の表裏から
    突き合わせ挿入によりフィルター回路を構成し、前記端
    子雑音電圧を効果的に減衰することを特徴とする空気調
    和機の電子制御装置。
  2. 【請求項2】 モールド配線板において、フェライトコ
    アを挿入する部分の樹脂厚みを減らし段差を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機の電子制御装
    置。
  3. 【請求項3】 フェライトコアを挿入する部分の主電流
    用回路の金属板を波状に成形し、パターン長を確保して
    回路インピーダンスを増加させ端子雑音電圧の減衰効果
    を増加することを特徴とする請求項1または2記載の空
    気調和機の電子制御装置。
  4. 【請求項4】 モールド樹脂に、フェライトコアを挿入
    する部分の主電流用回路の金属板を縦波状に成形し、パ
    ターン長を確保して回路インピーダンスを増加させ端子
    雑音電圧の減衰効果を増加することを特徴とする請求項
    3記載の空気調和機の電子制御装置。
  5. 【請求項5】 主電流用回路の金属板を螺旋状に成形
    し、中心の樹脂に貫通穴を設け、前記貫通穴部分に柱状
    フェライトコアを挿入し、フィルター回路を構成して回
    路インピーダンスを効率的に増加させ、端子雑音電圧の
    減衰効果を増加することを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機の電子制御装置。
  6. 【請求項6】 モールド配線板の側面に切り欠き部を2
    カ所設け、前記2カ所の切り欠き部の間の樹脂の突出部
    分に少なくとも1本の主電流パターンを成形し、前記主
    電流パターンが成形された樹脂の突出部分に中心に穴の
    開いた枠状に一体成形されたリング状フェライトコアを
    挿入し、回路インピーダンスを増加させ、端子雑音電圧
    の減衰効果を増加することを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機の電子制御装置。
JP9369105A 1997-12-27 1997-12-27 空気調和機の電子制御装置 Pending JPH11193952A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190008608A (ko) * 2017-07-17 2019-01-25 엘지전자 주식회사 공기 조화기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190008608A (ko) * 2017-07-17 2019-01-25 엘지전자 주식회사 공기 조화기

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